JP3901088B2 - 電源回路及び電子機器 - Google Patents

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    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は比較的大電力を供給できるようにした電源回路及び比較的大電力を使用する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、比較的大電力例えば70Wが供給できるようにしたスイッチング方式の電源回路として図7に示す如きものが提案されている。この図7の電源回路は高調波規制に対応して力率改善回路が付加されたものである。
【0003】
図7において、1は例えば100V,50Hzの商用電源を示し、この商用電源1の一端及び他端を高周波阻止用のフィルタ2を介してダイオードのブリッジ構成の整流回路3の入力側の一端及び他端に接続する。
【0004】
この整流回路3の出力側の正極端及び負極端には、商用電源1の周波数に応じた正方向の脈流が得られる。この整流回路3の出力側の正極端を力率改善回路4を構成するチョークコイル4a及びダイオード4bの直列回路を介してコンバータトランス5の1次巻線5aの一端に接続し、この1次巻線5aの他端をスイッチング素子を構成する電界効果トランジスタ6のドレインに接続し、この電界効果トランジスタ6のソースを整流回路3の出力側の負極端に接続する。
【0005】
このチョークコイル4a及びダイオード4bの接続中点を力率改善回路4を構成する電界効果トランジスタ4cのドレインに接続し、この電界効果トランジスタ4cのソースを整流回路3の負極端に接続し、この電界効果トランジスタ4cのゲートにコントロール回路4dよりのスイッチング信号を供給する如くする。またダイオード4b及び1次巻線5aの一端の接続中点を力率改善回路4を構成するコンデンサ4eを介して整流回路3の負極端に接続する。
【0006】
この力率改善回路4は整流回路3の出力側に得られる脈流をサイン波状として、このコンバータトランス5の1次巻線5aに供給する如くしたものである。
【0007】
またコンバータトランス5の1次巻線5aとは逆相に巻回された2次巻線5bの一端を整流回路7を構成するダイオード7aを介して一方の直流電圧出力端子8aに接続し、このダイオード7a及び一方の直流電圧出力端子8aの接続中点をこの整流回路7を構成する平滑用コンデンサ7bを介してこの2次巻線5bの他端に接続し、この2次巻線5bの他端を他方の直流電圧出力端子8bに接続する。
【0008】
この一方の直流電圧出力端子8aを半導体集積回路により構成されたパルス幅変調制御回路9の入力側に接続し、このパルス幅変調制御回路9の出力側に得られるパルス幅変調信号のスイッチング信号を電界効果トランジスタ6のゲートに供給し、このパルス幅変調信号のスイッチング信号でこの電界効果トランジスタ6をスイッチングし、この一方及び他方の直流電圧出力端子8a及び8bに一定の直流電圧V0 を得る如くする。
【0009】
斯る図7に示す如き電源回路においては、力率改善回路4により整流回路3よりの入力脈流電流をサイン波状にする制御をし力率を改善している。
この場合の力率とは、入力電力を|W|とし、入力電流を|A|とし、入力電圧を|V|としたとき力率cosφは
cosφ=|W|/(|A|×|V|)
である。
【0010】
図7に示す如く力率改善回路4を設けたときには力率cosφは0.8〜0.99まで改善でき、入力電流波形は入力電圧波形に近似する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、従来のスイッチング方式の電源回路にこの力率改善回路4を設けたときには、この力率改善回路4の効率がこの電源回路の効率に積算することになり、この効率が低下する。例えば従来のスイッチング方式の電源回路の効率が90%であり、この力率改善回路4の変換効率が90%であったとしても全体の効率は81%になってしまう。
【0012】
また、この力率改善回路4は電界効果トランジスタ4cにより大電流をスイッチングしているため、ノイズの発生源となる不都合がある。
【0013】
更に、この力率改善回路4を設けるので、この力率改善回路4の分、回路が複雑化すると共にこの力率改善回路4を配するスペースが必要となり、それだけ高価となる不都合があった。
【0014】
本発明は、斯る点に鑑み特別に力率改善回路を設けることなく、簡単な構成で力率を改善するようにすると共に高効率とすることができるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明電源回路は、脈流が得られる直流電源の一端をチョークコイルを介してコンバータトランスを構成する第1の補助巻線の一端に接続し、該第1の補助巻線の他端を第1のダイオード及び第1のコンデンサの直列回路を介してこの直流電源の他端に接続し、この第1のダイオード及び第1のコンデンサの接続中点をこのコンバータトランスの1次巻線の一端に接続し、該1次巻線の他端をスイッチング素子を介してこの直流電源の他端に接続し、このコンバータトランスの2次巻線を整流回路を介して直流電圧出力端子に接続し、該直流電圧出力端子をパルス幅変調制御回路の入力側に接続し、該パルス幅変調制御回路の出力端子をこのスイッチング素子の制御電極に接続するようにした電源回路において、この1次巻線及びスイッチング素子の接続点を第2のコンデンサ及び第2のダイオードの直列回路を介してこの第1のダイオード及び第1のコンデンサの接続点に接続すると共にこの第2のコンデンサ及び第2のダイオードの接続点をこのチョークコイルに同相に巻装された第2の補助巻線及び第3のダイオードの直列回路を介してこのスイッチング素子及びこの直流電源の他端の接続点に接続したものである。
【0016】
斯る本発明によれば、脈流の入力電流はコンバータトランスの補助巻線の電圧とチョークコイルの逆起電圧及び入力電圧との差分でダイオードを正にバイアスできたときに流れ、その波形は、この脈流の入力電圧に応じたものとなることになり、導通角が広がりサイン波状になり、力率改善が自動的に行なわれる。
【0017】
また本発明によれば効率をダウンする構成がないので高効率のスイッチング方式の電源回路を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明電源回路の実施の形態の例につき説明する。
図1は本例による電源回路を示し、図1において、10は例えば100V、50Hzの商用電源を示し、この商用電源10の一端及び他端を高周波阻止用のフィルタ11を介してダイオードのブリッジ構成の整流回路12の入力側の一端及び他端に接続する。
【0019】
この整流回路12の出力側の正極端及び負極端には、商用電源10の周波数に応じた正方向の脈流が得られる。この整流回路12の出力側の正極端をチョークコイル13を介してコンバータトランス14を構成する1次巻線14aとは逆相に巻装された補助巻線14cの一端に接続し、この補助巻線14cの他端をダイオード15のアノードに接続し、このダイオード15のカソードを電解コンデンサ16の正極に接続し、この電解コンデンサ16の負極を整流回路12の出力側の負極端に接続する。
【0020】
このダイオード15のカソードと電解コンデンサ16の正極との接続中点をこのコンバータトランス14の1次巻線14aの一端に接続し、この1次巻線14aの他端をスイッチング素子を構成する電界効果トランジスタ17のドレインに接続し、この電界効果トランジスタ17のソースを整流回路12の負極端に接続する。
【0021】
また、コンバータトランス14の1次巻線14aとは逆相に巻回された2次巻線14bの一端を整流回路18を構成するダイオード18aのアノードに接続し、このダイオード18aのカソードを一方の直流電圧出力端子19aに接続し、このダイオード18a及び一方の直流電圧出力端子19aの接続中点をこの整流回路18を構成する平滑用コンデンサ18bを介してこの2次巻線14bの他端に接続し、この2次巻線14bの他端を他方の直流電圧出力端子19bに接続する。
【0022】
この一方の直流電圧出力端子19aを半導体集積回路により構成されたパルス幅変調制御回路20の入力側に接続し、このパルス幅変調制御回路20の出力側に得られる出力直流電圧V0 に応じたパルス幅変調信号のスイッチング信号を電界効果トランジスタ17のゲートに供給し、この電界効果トランジスタ17をこのパルス幅変調信号のスイッチング信号でスイッチングしてこの一方及び他方の直流電圧出力端子19a及び19bに一定の直流電圧V0 を得る如くする。
【0023】
この図1に示す電源回路において電界効果トランジスタ17がオンのときの回路は図2に示す如くで、この電界効果トランジスタ17がターンオンのときは整流回路12の正極端及び負極端の入力脈流電圧V1 とチョークコイル13のインダクタンスL1 により決まる電流i1 =V1 /L1 ×tが流れようとするが、コンバータトランス14の補助巻線14cの起電圧V2 を減少させながら、ダイオード15が正バイアスされた期間にこの電流i1 が流れる。
【0024】
このため、パルス幅変調制御回路20は出力直流電圧が一定になるようにするために、電界効果トランジスタ17に入力脈流電圧に応じた電流が流れ、サイン波状の変動をしながら制御することになる。
つまり、コンバータトランス14の磁束が補助巻線14cを逆バイアスする分を補うことになる。このことは入力脈流の検出ができ、この電界効果トランジスタ17の電流変化はチョークコイル13に蓄えるエネルギーを変化させることになる。
【0025】
またこの電界効果トランジスタ17がオフのときの回路は図3に示す如くで、電界効果トランジスタ17がターンオフしたときには、入力脈流電圧V1 にチョークコイル13の逆起電圧V3 が重畳する。このためチョークコイル13及び補助巻線14cの接続点Aの電位はターンオン時にチョークコイル13に蓄えられたエネルギーの量に応じたスイッチング電位を重畳した脈流となる。
【0026】
一方、コンバータトランス14の補助巻線14cには、このターンオフ時に発生する逆起電圧V4 が発生する。この接続点Aの電位とこの逆起電圧V4 の電位とは逆相の電位であり、この補助巻線14cとダイオード15との接続点Bの電位はその差の電位となる。
【0027】
つまりV1 +V3 >V4
のときはダイオード15を通して電流i3 が流れ、
1 +V3 <V4
のときは、ダイオード15がオフし電流i3 は流れない。この電圧V3 は、先の脈流を検出したターンオン時の電界効果トランジスタ17の電流に比例している。
【0028】
本例の電源回路は電界効果トランジスタ17のオン・オフのデューティをコントロールしているため、チョークコイル13の逆起電圧V3 に加え、オン時の補助巻線14cの起電圧V2 、オフ時の補助巻線14cの逆起電圧V4 も入力脈流電圧V1 、負荷電流i4 に応じて、変化するため、入力脈流電圧V1 及び負荷変動に対して補助巻線14cの電圧設定により容易に対応することができる。
【0029】
上述の如く脈流の入力電流i1 は、コンバータトランス14の補助巻線14cの電圧とチョークコイル13の逆起電圧V3 及び入力脈流電圧V1 との差分でダイオード15を正にバイアスできたときに流れ、その波形は脈流の入力電圧に応じたものとなり、導通角が広がりサイン波状になり、力率改善が行なわれる。
【0030】
よって、本例電源回路によれば、一定の出力直流電圧V0 を得る如く制御することで、力率改善も自動的に行うことができる利益がある。
【0031】
また本例によれば、従来に比し力率改善回路を特別に設けないので、効率がダウンすることがなく高効率の電源回路を得ることができ、省電力化を図ることができる。
【0032】
因みに、本例の商用電源10としてAC100V、50Hz及びAC240V、50Hzを供給したときの力率と効率との例を図5及び図6に示す。
【0033】
図5は商用電源10としてAC100V、50Hzとした例の力率曲線a及び効率曲線bを示す。この場合、力率は出力電流IOが1Aで95.44%、2Aで94.97%、4Aで93.89%、5Aで92.66%であった。また効率は出力電流IOが1Aで88.97%、2Aで88.4%、4Aで87.3%、5Aで86.8%であった。
【0034】
図6は商用電源10としてAC240V、50Hzとした例の力率曲線c及び効率曲線dを示す。この場合、力率は出力電流IOが1Aで87.05%、2Aで92.15%、4Aで92.21%、5Aで93.12%であった。また効率は出力電流IOが1Aで83.26%、2Aで86.62%、4Aで87.75%、5Aで87.55%であった。
【0035】
図4は本発明電源回路の実施の形態の例を示す。この図4例は図1例を更に高効率化を図った例を示す。この図4例につき説明するに、この図4において図1に対応する部分には同一符号を付して示し、その重複説明は省略する。
【0036】
図4例においては、整流回路12の出力側の正極端をチョークコイル13を介してコンバータトランス14を構成する1次巻線14aとは逆相に巻装された補助巻線14cの一端に接続し、この補助巻線14cの他端をダイオード15のアノードに接続し、このダイオード15のカソードを電解コンデンサ16の正極に接続し、この電解コンデンサ16の負極を整流回路12の出力側の負極端に接続する。
【0037】
このダイオード15のカソード及び電解コンデンサ16の正極の接続中点をこのコンバータトランス14の1次巻線14aの一端に接続し、この1次巻線14aの他端をスイッチング素子を構成する電界効果トランジスタ17のドレインに接続し、この電界効果トランジスタ17のソースを整流回路12の負極端に接続する。
【0038】
この図4例においては、この1次巻線14aの他端及び電界効果トランジスタ17のドレインの接続中点をコンデンサ21を介してチョークコイル13に同相に巻装された第2の補助巻線13aの一端に接続し、この第2の補助巻線13aの他端をダイオード22のカソードに接続し、このダイオード22のアノードを整流回路12の負極端に接続する。
【0039】
またコンデンサ21及び第2の補助巻線13aの一端の接続点をダイオード23のアノードに接続し、このダイオード23のカソードをダイオード15及び電解コンデンサ16の接続中点に接続し、また電界効果トランジスタ17のゲートを抵抗器24を介して整流回路12の負極端に接続する。その他は図1と同様に構成する。
【0040】
図4はトランジスタ17のオフ時のスイッチング損失軽減を目的としている。斯る図4例においては図1例と同様の作用効果が得られると共に電界効果トランジスタ17がオフのときに1次巻線14aの逆起電力による電流が1次巻線14a→コンデンサ21→ダイオード23→電解コンデンサ16と流れてコンデンサ21を充電し、この電界効果トランジスタ17の電圧と電流との交差する部分の電圧の立上りをゆっくりとし、この電界効果トランジスタ17のスイッチング損失を軽減する如くしている。このコンデンサ21に充電された電荷が、電界効果トランジスタ17がオンのときにコンデンサ21→電界効果トランジスタ17→ダイオード22→第2の補助巻線13a→コンデンサ21と流れ、コンデンサ21を放電し、初期の状態に戻り次のターンオフ時のスイッチング損失を軽減する状態を作り出す。
【0041】
また本例においては図1及び図4に示す如き電源回路を比較的大電力例えば70W程度あるいはそれ以上を使用する電子機器に使用する。この場合この電源回路は効率が良いので、この電子機器の省電力化を図ることができる。
【0042】
尚、上述例は商用電源として100V、50Hzを使用した例につき述べたが90V〜264V、50Hz等の他の商用電源を使用しても良いことは勿論である。
【0043】
また、本発明は上述実施例に限ることなく本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成が採り得ることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、脈流の入力電流はコンバータトランスの補助巻線の電圧とチョークコイルの逆起電圧及び入力電圧との差分でダイオードを正にバイアスできたときに流れ、その波形は、この脈流の入力電圧に応じたものとなることになり、導通角が広がりサイン波状になり、力率改善が自動的に行われる。
【0045】
即ち本発明電源回路によれば一定の出力直流電圧を得る如く制御することで、力率改善も自動的に行うことができる利益がある。
【0046】
また本発明によれば、従来に比し、力率改善回路を特別に設けないので、効率がダウンすることなく高効率の電源回路を得ることができ、省電力化を図ることができる。
【0047】
また本発明による電源回路を用いた電子機器においては、この電源回路が高効率なので、この電子機器の省電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電源回路の例を示す構成図である。
【図2】 図1の説明に供する回路図である。
【図3】 図1の説明に供する回路図である。
【図4】 本発明電源回路の実施の形態の例を示す構成図である。
【図5】 本発明の説明に供する線図である。
【図6】 本発明の説明に供する線図である。
【図7】 従来の電源回路の例を示す構成図である。
【符号の説明】
10‥‥商用電源、11‥‥フィルタ、12,18‥‥整流回路、13‥‥チョークコイル、14‥‥コンバータトランス、14a‥‥1次巻線、14b‥‥2次巻線、14c‥‥補助巻線、15‥‥ダイオード、16‥‥電解コンデンサ、17‥‥電界効果トランジスタ、19a,19b‥‥直流電圧出力端子、20‥‥パルス幅変調制御回路

Claims (2)

  1. 脈流が得られる直流電源の一端をチョークコイルを介してコンバータトランスを構成する第1の補助巻線の一端に接続し、該第1の補助巻線の他端を第1のダイオード及び第1のコンデンサの直列回路を介して前記直流電源の他端に接続し、前記第1のダイオード及び第1のコンデンサの接続中点を前記コンバータトランスの1次巻線の一端に接続し、該1次巻線の他端をスイッチング素子を介して前記直流電源の他端に接続し、前記コンバータトランスの2次巻線を整流回路を介して直流電圧出力端子に接続し、該直流電圧出力端子をパルス幅変調制御回路の入力側に接続し、該パルス幅変調制御回路の出力端子を前記スイッチング素子の制御電極に接続するようにした電源回路において、
    前記1次巻線及びスイッチング素子の接続点を第2のコンデンサ及び第2のダイオードの直列回路を介して前記第1のダイオード及び第1のコンデンサの接続点に接続すると共に前記第2のコンデンサ及び第2のダイオードの接続点を前記チョークコイルに同相に巻装された第2の補助巻線及び第3のダイオードの直列回路を介して前記スイッチング素子及び前記直流電源の他端の接続点に接続したことを特徴とする電源回路。
  2. 比較的大電力を使用するようにした電子機器において、請求項1の電源回路を設けたことを特徴とする電子機器。
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