JPH03285565A - チョッパ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、チョッパ回路に関し、特に電源投入時の突
入電流を確実に防止し、変換効率を向上させたものであ
る。

（従来の技術） 従来、高入力力率のチョッパ回路は、昇圧形し反転形の
２種の方式がある。

昇圧形チョッパ回路は、スイッチング素子の負担が少な
ため、変換効率が良いが、突入電流を生じるという欠点
がある。一方、反転形チョッパ回路は、スイッチング素
子の負担が多く変換効率が悪いが、突入電流が生じない
という利点がある。

（発明が解決しようとする課題） 従来のチョッパ回路は、突入電流の軽減と変換効率が相
反するものであり、変換効率を良くするために、昇圧形
を採用すると、突入電流が多くなり、突入電流を軽減す
るために、反転形を採用すると、変換効率が悪くなって
しまう。

この発明は、突入電流を確実に制限するとともに、変換
効率も良好なチョッパ回路の提供を目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） この発明は脈動直流を出力する直流電源に接続されたチ
ョークコイルと、前記直流電源に前記チョークコイルを
介して接続される主スイッチング素子と、前記チョーク
コイルに蓄積されたエネルギーを脈動直流波形に同期し
て負荷に供給する同期スイッチング素子とを有し、更に
、前記同期スイッチング素子に並列に接続され、ダイオ
ード及び抵抗を直列接続してなる限流回路と、前記各ス
イッチング素子を電源投入後一定時間オフ状態にして突
入電流を規制する制−回路とを設けたものである。

（作用） このような構成によれば、電源投入時から一定時間の間
は、主スイッチング素子及び同期スイッチング素子をオ
フ状態に保ち、ダイオード及び抵抗を直列接続してなる
限流回路により突入Ｔｉ流を減少させることができる。

また、主スイッチング素子を適切にスイッチング制御す
ることにより、入力電流波形を入力電圧波形と相似形と
して入力力率をよくし、かつ変換効率を高めている。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、この発明に係るチョッパ回路の一実施例を示
す椛成図である。

第１図において、単相交流型Ｉ１１からの交流電源はブ
リッジ整流回路２で整流されて整流回路２の直流出力端
子から脈動する直流となる。脈動直流はチョークコイル
３の一端に導かれる。チョークコイル３の他端は、駆動
回路１０によって駆動される主スイッチング素子４の主
電極間を介して整流回路２の負の直流出力端子に接続さ
れるとともに、前記主スイッチング素子４と起動時に従
属的に動作し、前記チョークコイル３の脈動波形に同期
してスイッチング動作する同期スイッチング素子６の主
電極路を介して負荷８に接続される。負荷８には、平滑
コンデンサ５が接続され、同期スイッチング素子６には
、ダイオードＤ及び抵抗Ｒを直列接続してなる限流回路
７が並列に接続されている。

このように構成された実施例の作用を以下に説明する。

第２図は同実施例の作用を説明するための波形図であり
、横軸に時間を、縦軸に従来装置及び同実施例の入力電
圧、入力電流の波形を示している。

図示しない電源スィッチが投入されると、駆動回路１０
は、電源スイツチ投入時から一定時間まで主スイッチン
グ素子４をオフ状態におく。これにより、チョークコイ
ル３の二次巻線には電圧が発生しないので、同期スイッ
チング素子６もオフ状態におかれる。このとき、第２図
（Ｃ）に示すような電圧がブリッジ整流回路２から供給
されるが、上述したように主スイッチング素子４がオフ
状態におかれているので、第２図（ｄ）に示すように限
流回路７により突入電流が制限される。

仮に、従来の昇圧形チョッパ回路の場合であると、第２
図（ａ）示すような電圧が印加されると、第２図（ｂ）
に示すように大きな突入電流が流入することになる。

電源投入後、一定時間が経過したときに、突入電流が発
生しなくなるので、駆動回路１０は、主スイッチング素
子４をスイッチング制御する。この際に、主スイッチン
グ素子４を適切にスイッチング制御することにより入力
電流波形を入力電圧波形と相似形とし、これにより入力
力率を高めることができる。なお、この実施例は、基本
的に、昇圧形チョッパ回路の構成であるので、主スイッ
チング素子４の負担が小さく、かつ変換効率もよくなる
。

第３図は、この発明の他の実施例を示す回路図である。

第３図に示す他の実施例において、第１図の構成要素と
同一のものには同一の符号を付して説明を省略する。

第３図の回路は、第１図における主スイッチング素子４
と相補的に動作するスイッチング素子１３を、主スイッ
チング素子４及び同期スイッチング素子６の接続点と、
同期スイッチング素子６の出力電極間に設け、負荷８を
各スイッチング素子４゜１３の接続点とコモン点ａに接
続する。コモン点ａには、それぞれ相補的なコンデンサ
１１．１２の各−端が共通に接続される。コンデンサ１
１値１２の各他端は、それぞれスイッチング素子１３及
び４に接続される。限流回路７は、第１図の実施例と同
様に、同期スイッチング素子６と並列に接続されている
。

この実施例は、スイッチング素子４と１３が交互に動作
することで、更に変換効率を高めることができる。また
、電源投入時の限流作用によって突入電流を軽減するこ
とができる。

［発明の効果］ 以上説明したようにこの発明によれば、突入電流が限流
回路により制限でき、かつ同期スイッチング素子の電圧
降下を低下でき、入力力率をよくし、しかも変換効率を
高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示す回路図、第２図は第１
図に示す実施例の作用を説明するために示す波形図、第
３図はこの発明の他の実施例を示す回路図である。 ２・・・ブリッジ整流回路、３・・・チョークコイル、
４・・・主スイッチング素子、５・・・平滑コンデンサ
、６・・・同期スイッチング素子、７・・・限流回路、
１０・・・制御回路。 第３図 手続補正書（自発） １、事件の表示 平成２年特許願第８６１８５号 ２、発明の名称 チョッパ回路 ３、補正をする者 事件との関係

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 脈動直流を出力する直流電源に接続されたチョークコイ
   ルと、 前記直流電源に前記チョークコイルを介して接続される
   主スイッチング素子と、 前記チョークコイルに蓄積されたエネルギーを脈動直流
   波形に同期して負荷に供給する同期スイッチング素子と
   、 前記同期スイッチング素子に並列に接続され、ダイオー
   ド及び抵抗を直列接続してなる限流回路と、 前記各スイッチング素子を電源投入後一定時間オフ状態
   にして突入電流を規制する制御回路と、を備えたことを
   特徴とするチョッパ回路。