JP3899835B2 - 搬送用台車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、輸送時や保管時に折り畳むことの出来る搬送用台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の搬送用台車は、底パネルと左右両側パネルと背パネルとを備え、底パネルの四隅に位置するように移動用車輪が設けられたもので、折り畳みに際しては、底パネルを取り外すか又は左右両側パネルと背パネルとの内の何れか一つのパネルの内側に重ねるように折り畳み、係る状態で左右両側パネルを背パネルの内側に重ねるように折り畳んで全体を積み重ね可能な偏平状にするか又は、一方の側パネルのみを背パネルの内側に重ねるように折り畳んで全体を平面形状L形のネスティング可能な状態にするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかして、トラック輸送時や倉庫での保管時には、全体を偏平状に折り畳めるものが必要になり、使用現場では、床面上で移動可能な状態のまま専有空間を少なくしてネスティングが出来る、全体を平面形状L形に折り畳めるものが必要となるが、上記のような従来の構成の搬送用台車では、折り畳み形態の異なる2種類の搬送用台車から何れか重要な方の折り畳み形態を選択して購入使用することになる。従って、トラック輸送時や倉庫での保管時に便利な方の搬送用台車を選択した場合は、床面上で移動可能な状態のままネスティング出来る機能を利用することが出来ないし、逆に床面上で移動可能な状態のままネスティング出来る方の搬送用台車を選択した場合は、トラック輸送時や倉庫での保管時に専有空間が大きくなり、輸送保管コストが高くつくことになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る搬送用台車を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、背パネル4と左右両側パネル2,3、及び底パネル1を備え、背パネル4の左右両端下側には車輪取り付け用基板部10c,10dを介して移動用車輪6c,6dが取り付けられ、左右両側パネル2,3は、前端部下側に移動用車輪6a,6bが取り付けられると共にその後端部が前記背パネル4側の車輪取り付け用基板部10c,10d上で当該背パネル4の内側に折り重ね可能に軸支され、底パネル1は、背パネル4と左右両側パネル2,3の3パネルの下端部に支持されると共に着脱又は何れかのパネル(背パネル4)に折り重ね可能に連結され、左右両側パネル2,3の内、少なくとも一方の側パネル2を背パネル4に対し折り重ね不能に固定する固定解除自在な固定手段16が設けられている搬送用台車であって、前記固定手段16は、前記背パネル4に対する展開姿勢にある側パネル2の下端部を挟むように前記車輪取り付け用基板部10cに設けられた内外一対のストッパー40,41から成り、両ストッパー40,41の内、内側になるストッパー41は、前記側パネル2の展開運動のみを許す逆止ストッパーに構成されている。
【0005】
上記構成の本発明を実施するについて、請求項2に記載のように、前記固定手段16の外側固定ストッパー40は、前記車輪取り付け用基板部10cから一体に上向きに突設することが出来る。
【0006】
又、請求項3に記載のように、前記固定手段16の外側固定ストッパー40は、前記側パネル2の下端に位置するアングル材7のコーナー部に設けられた切欠き開口部45の側縁45aに当接するように構成することが出来る。
【0007】
又、請求項4に記載のように、前記固定手段16の内側逆止ストッパー41は、前記車輪取り付け用基板部10cの下側に前後方向水平支軸42で軸支すると共に当該車輪取り付け用基板部10cに設けられた切欠き開口部43より斜め上方に突出するようにバネ44により付勢することが出来る。
【0008】
更に、背パネル4の左右両端下側と左右両側パネル2,3の遊端下側とに車輪取り付け用基板部を内側に張り出すように設け、一方の側パネル2の後端下部は、その下側にある背パネル4側の基板部10cの背パネル4に近い位置に揺動可能に枢着すると共に他方の側パネル3の後端下部は、その下側にある背パネル4側の基板部10dの背パネル4から遠い位置に揺動可能に枢着し、背パネル4の内側に、前記一方の側パネル2と前記他方の側パネル3をこの順に三枚重ねに折り重ね可能に構成することが出来る。
【0009】
又、背パネル4及び左右両側パネル2,3の下端を同一レベルに位置させ、前記三枚重ねの折り重ね状態に於いて、前記一方の側パネル2の遊端下側の車輪取り付け用基板部10aが背パネル4の下側に入り込み、前記他方の側パネル3の遊端下側の車輪取り付け用基板部10bが前記一方の側パネル2の下側に入り込むように構成することが出来る。
【0010】
底パネル1は、背パネル4の下端に当該背パネル4に折り重ね可能に枢着し、当該底パネル1の左右両側部が側パネル2,3側に支持された状態に於いて、底パネル4の上動を阻止する係止解除自在な係止手段20a,20bを設けることが出来る。
【0011】
尚、左右両側パネル2,3の遊端部間どうしを連結する係脱自在な連結バー5を併設しても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1に於いて、1は矩形の底パネル、2,3は左右一対の側パネル、4は背パネル、5は連結バーであり、底パネル1の四隅下側には移動用車輪6a〜6dが設けられ、搬送用台車として床面上で移動可能な使用状態を示している。
【0013】
底パネル1を除く周囲の各パネル2〜4は、構成が同一のもので、それぞれ底辺となるアングル材7、パイプ材を門形に曲げ加工して両端をアングル材7の両端に固着した門形枠材8、当該門形枠材8の両垂直支柱部8a,8b間に適当間隔おきに架設された上下複数段の横桟材9a、及び横桟材9aの内側でアングル材1と門形枠材8の上端横枠部8cとの間に適当間隔おきに架設された複数本の縦棒材9bとから構成されている。
【0014】
以下、更に詳述すると、図2〜図5及び図8に示すように、背パネル4のアングル材7の両端下側と、左右両側パネル2,3のアングル材7の遊端(前端)下側とには、別の板材を各アングル7の下側面に溶接して構成した基板部10a〜10dが設けられている。これら各基板部10a〜10dは、各パネル2〜4で構成される矩形空間の内側へのみ張り出すもので、前記移動用車輪(キャスター)6a〜6dは、これら各基板部10a〜10dの下側に取り付けられている。
【0015】
底パネル1は、その後側辺が左右一対のヒンジ11a,11bによって背パネル4のアングル材7に上下揺動自在に連結されている。これら両ヒンジ11a,11bは、背パネル4のアングル材7の上側に一端部が固着された支軸12と、底パネル1の後側辺に固着されて前記支軸12に外嵌する嵌合部材13とから構成されている。尚、背パネル4に対し直角姿勢まで倒伏させたとき、当該底パネル1の後側辺は、背パネル4のアングル材7に支持される。
【0016】
背パネル4の両基板部10c,10d上には、その外側辺に垂直支軸14、15が突設され、これら垂直支軸14,15によって側パネル2,3の下辺後端部、即ち、アングル材7の後端部で且つ門形枠材8の垂直支柱部8bと同心位置が水平揺動自在に支承されている。しかして、側パネル2を支承する垂直支軸14は、背パネル4に接近した位置にあり、側パネル3を支承する垂直支軸15は、背パネル4から前方に離れた位置にあって、図3に示すように、底パネル1をヒンジ11a,11bを中心に上方に回転させて、背パネル4の内側に重ねるように折り畳んだ状態で、側パネル2を垂直支軸14を中心に回転させて背パネル4の内側(折り畳まれた底パネル1の外側)に重ねるように折り畳み、その外側に側パネル3を垂直支軸15を中心に回転させて重ねるように折り畳むことが出来る。尚、左右両側パネル2,3及び背パネル4の下端は同一レベルにあって、図3に示すように、背パネル4の内側に側パネル2と側パネル3とをこの順に互いに略平行に折り畳んだとき、側パネル2の遊端(前端)の基板部10aは背パネル4の下側に入り込み、側パネル3の遊端(前端)の基板部10bは側パネル2及び背パネル4の下側に入り込むことになる。
【0017】
一方の側パネル2は、図2に示すように、背パネル4に対する直角姿勢まで垂直支軸14を中心に回転させた状態に於いて、固定手段で背パネル4に固定される。この側パネル2を直角姿勢で固定する固定手段としては種々考えられるが、図2〜図5及び図8に示す固定手段50は、本発明の実施形態に係る固定手段ではなく、参考例として開示する固定手段であって、当該固定手段50は、前記のように背パネル4に対して直角姿勢にある側パネル2(アングル材7)と重なる位置で背パネル4の基板部10c上に設けられた垂直ネジ孔17と、この即ち、垂直ネジ孔17と一致するように側パネル2のアングル材7に設けられた垂直貫通孔18と、当該貫通孔18を通して前記ネジ孔17に螺入可能なボルト19とから構成されている。
【0018】
左右両側パネル2,3を図2に示すように背パネル4に対し直角に開き、側パネル2をその姿勢で前記固定手段50により背パネル4側に固定した状態で、背パネル4に重なるように折り畳まれている底パネル1を前方へ水平姿勢まで回転させ、底パネル1の左右両側辺を側パネル2,3のアングル材7に支持させることが出来る。この状態で底パネル1をロックする係止手段20a,20bが設けられている。
【0019】
前記係止手段20a,20bは、左右対称に構成された同一構成のもので、図5及び図6に示す側パネル2側の係止手段20aを例にとって説明すると、側パネル2,3のアングル材7の前端近傍位置に、底パネル1の側壁部1aの内側に入り込むように突設された被係止板21と、当該被係止板21に設けられた被係止孔22に隣接するように底パネル1の側壁部1aに設けられた水平貫通孔23と、前記被係止板21より内側の位置で底パネル1の底部に前記水平貫通孔23と同心状に支承された係止杆24とから構成されている。係止杆24は、底パネル1の底部に固着された溝形材利用の係止杆支持部材25に設けられた左右一対の貫通支承孔26a,26bに、その軸心方向(左右水平方向)に横動可能に支承されたもので、内端には操作用把手部27が直角に連設され、貫通支承孔26a,26bそれぞれの外側に隣接するようにストッパー28a,28bが突設されている。
【0020】
前記のように、底パネル1の左右両側辺が側パネル2,3のアングル材7に支持された状態で当該底パネル1側の係止杆24を側パネル2,3側の被係止板21の被係止孔22と底パネル1側の水平貫通孔23とにわたって貫通させることにより、底パネル1の上動が阻止される。即ち、底パネル1がロックされる。このとき、背パネル4に固定されていない側パネル3は、当該側パネル3側の被係止板21が底パネル1の内側に入り込んでいるので、当該底パネル1から離れる方向へ垂直支軸15を中心に回転することはない。即ち、両側パネル2,3は、底パネル1の左右両側辺に隣接する位置に固定される。
【0021】
このように係止手段20a,20bが底パネル1をロックしている状態では、係止杆24の操作用把手部27が重力で垂下しており、この状態でストッパー28a,28bが係止杆支持部材25の左右両外側面に隣接して、当該係止杆24が移動不能にロックされている。ロックを解除して底パネル1を上動させて折り畳むときは、操作用把手部27を所定角度だけ回転させる。この結果、ストッパー28aが貫通支承孔26aに連設された係止解除用切欠き(図示省略)に隣接するので、そのまま係止杆24を内側に移動させ、側パネル2,3側の被係止板21の被係止孔22から離脱させ、底パネル1のロックを解除出来る。尚、係止杆24が貫通支承孔26aからも離脱することは、ストッパー28aが貫通支承孔26b側の係止杆支持部材25の内側面に当接することで防止されている。又、貫通支承孔26b側にも真下位置にストッパー28a,28bを通過させるための切欠き29が設けられている。この切欠き29は、底パネル1の底部に固着される前の係止杆支持部材25に係止杆24を組み付けるときに使用される。
【0022】
左右両側パネル2,3は、その下端部が前記垂直支軸14,15によって背パネル4に対し水平に揺動自在に支承されていると同時に、図1に示すように、それぞれ上下2段のヒンジ30a,30b及び31a,31bによって背パネル4の左右両側辺に支承されている。これら全てのヒンジ30a〜31bは、図7に示すように、後側挟持部32b,33b間で背パネル4の門形枠材垂直支柱部8a,8bを挟持すると共に前側挟持部32a,33a間で側パネル2,3の門形枠材垂直支柱部8bを挟持する一対の挟持部材32,33と、両挟持部材32,33を互いに締結するボルトナット34によって構成され、背パネル4に対する側パネル2,3の揺動中心である門形枠材垂直支柱部8bの位置を確定させるために、一対の挟持部材32,33の内、一方の挟持部材32の後側挟持部32bは、溶接等の手段で背パネル4側の門形枠材垂直支柱部8a,8bに固着され、側パネル2,3側の門形枠材垂直支柱部8bは、両挟持部材32,33の前側挟持部32a,33a間で自転出来るように構成されている。尚、側パネル2側のヒンジ30a,30bと側パネル3側のヒンジ31a(図7参照),31bとは、構成は同じであるが、側パネル3側のヒンジ31a,31bは、側パネル2側のヒンジ30a,30bよりも、前後の挟持部33a,33b間の距離が大きい。
【0023】
上記構成では、左右両側パネル2,3は、背パネル4側の垂直支軸14,15とヒンジ30a〜31bに対し昇降自在であるから、持ち上げによって垂直支軸14,15から外れるのを防止するため、図7に示すように、背パネル4側に固定のヒンジ30a〜31bの内、少なくとも上下何れか一方のヒンジ、例えば上側のヒンジ30a,31aの下端に隣接する突起35を、側パネル2,3側の門形枠材垂直支柱部8bに突設している。
【0024】
側パネル2,3の遊端部間を連結する連結バー5は、図9に示すように、一方の側パネル2の門形枠材垂直支柱部8aに取り付けられた支持部材36に一端部が自由運動可能に支持され、当該連結バー5の他端には、他方の側パネル3の門形枠材垂直支柱部8aに取り付けられた被係止部材37の垂直筒状被係止部37aに対し係脱自在なフック部5aが折曲形成されている。従って、側パネル2,3を折り畳むときは、フック部5aを被係止部材37の垂直筒状被係止部37aから離脱させて連結バー5を側パネル2側の支持部材36から垂下させておく。又、側パネル2,3を開いたときは、連結バー5を持ち上げてそのフック部5aを側パネル3側の被係止部材37の垂直筒状被係止部37aに嵌合係止して、両側パネル2,3を互いに連結することが出来る。尚、図9に示すように、支持部材36及び被係止部材37を側パネル2,3の門形枠材垂直支柱部8aに対し昇降回転自在に構成すると共に、使用時には、側パネル2,3の門形枠材垂直支柱部8aに突設した突起38,39に支持部材36及び被係止部材37の下辺に形成した切欠き36b,37bを嵌合させることにより、支持部材36及び被係止部材37を所定高さで所定の向きに位置決め出来るように構成することが出来る。このように構成することにより、側パネル2,3の折り畳み時に、支持部材36及び被係止部材37を持ち上げて回転することにより、連結バー5が垂下する支持部材36及び垂直筒状被係止部37aが突出する被係止部材37の向きを自由に変えることが出来る。
【0025】
上記構成の搬送用台車を使用するときは、図1及び図2に示すように、左右両側パネル2,3を背パネル4に対し前方に直角まで開き、係る状態で一方の側パネル2は固定手段50のボルト19により背パネル4側に固定して位置決めし、次に底パネル1を前方下方に倒してその左右両側辺を両側パネル2,3のアングル材7上に載置する。このとき左右一対の係止手段20a,20bの側パネル2,3側の被係止板21が底パネル1の左右両側壁部1aの内側に入り込むので、係る状態で当該係止手段20a,20bの係止杆24を外向きに移動させ、側パネル1の左右両側辺を側パネル2,3に係止する。尚、底パネル1を倒す前の係止杆24は、そのストッパー28aが貫通支承孔26a,26b間に位置しているので、外向きに移動させるときは、ストッパー28aが貫通支承孔26aの切欠きを通過し得る角度に操作用把手部27で係止杆4を回転させた状態で行う。
【0026】
上記のように、側パネル2,3を開くと共に側パネル2を背パネル4に固定し、そして底パネル1を倒して係止したならば、被搬送物を底パネル1上に積載し、必要に応じて連結バー5を両側パネル2,3間に掛け渡した状態で、移動用車輪6a〜6dを利用してこの台車を手押し移動させ、被搬送物の搬送作業を行うことが出来る。
【0027】
使用しない台車を床面上でネスティング状態でストレージするときは、図4に示すように、係止手段20a,20bの係止杆24を内向きに移動させて底パネル1の係止を解除した後、底パネル1を背パネル4の内側に重ねるように上動させて折り畳む。そして、固定手段50で背パネル4に固定されている方の側パネル2はそのままにして、固定されていない方の側パネル3を背パネル4の内側(起立する底パネル1の外側)に重ねるように折り畳む。このようにして、台車を平面視に於いてL形に変形させることにより、図4に仮想線で示すように、同様に変形させた複数台の台車を、互いに入れ子状にネスティングし、移動用車輪6a〜6dを利用して床面上で移動させることが出来る状態でストレージすることが出来る。
【0028】
又、台車をトラック輸送したり倉庫に保管するような場合は、図3に示すように、前記の要領で底パネル1を背パネル4の内側に重ねるように上動させて折り畳み、固定手段50のボルト19を外して側パネル2の固定を解除し、先ず側パネル2を背パネル4の内側(起立する底パネル1の外側)に重ねるように折り畳んだ後、側パネル3を側パネル2の外側に重ねるように折り畳む。このようにして、台車を平面視に於いて偏平状に変形させることにより、段積みする等、自由な形態で輸送したり保管することが出来る。
【0029】
尚、左右両側パネル2,3が持ち上げによって垂直支軸14,15から外れるのを防止するための手段は、図7に示した突起35利用の構成に限定されない。例えば図10に示すように、各側パネル2,3の横桟材9aの少なくとも一つを、背パネル4側に固定されているヒンジ30a〜31bの下端に隣接する位置に配設することにより、側パネル2,3の持ち上げを背パネル4側のヒンジ30a〜31bと横桟材9aとの当接により防止することが出来る。
【0030】
上記実施形態において側パネル2を背パネル4に対し直角開き姿勢で固定するための手段として示した固定手段50は、先に説明したように参考例であるが、次に本発明に従って実施された固定手段16を図11及び図12に基づいて説明すると、この固定手段16では、背パネル4側の基板部10cに、背パネル4に対し直角開き姿勢にある側パネル2のアングル材7を左右両側から挟む一対のストッパー40,41が設けられる。外側のストッパー40は、基板部10cに取り付けた別部材から構成するか又は、図示のように基板部10cから一体に上向きに突設し、内側のストッパー41は、前後方向水平支軸42により内端部を基板部10cの下側に支承すると共に基板部10cに設けられた切欠き開口部43より側パネル2側へ斜め上方に突出させて逆止ストッパーとし、更に、当該逆止ストッパー41を突出姿勢に付勢保持する捩じりコイルバネ44を支軸42の周りに配設している。尚、固定のストッパー40は、側パネル2のアングル材7の外側面に当接するようにしても良いが、図示例のように、当該アングル材7のコーナー部に切欠き開口部45を形成し、この切欠き開口部45の側縁45aに固定ストッパー40が当接するように構成することが出来る。
【0031】
上記構成の固定手段16によれば、側パネル2を背パネル4に対し直角向きに開いて、そのアングル材7を固定ストッパー40に当接させるだけで、当該側パネル2のアングル材7でバネ44に抗して一旦押し下げられた逆止ストッパー41が起立復帰し、固定ストッパー40と逆止ストッパー41とで側パネル2のアングル材7を左右両側から挟み込み、側パネル2を直角開き姿勢に固定することが出来る。側パネル2を折り畳むときは、逆止ストッパー41をバネ42に抗して指先等で押し下げて側パネル2の通過を許す逃げ位置に移動させた状態で、側パネル2を内側に回転させれば良い。尚、この逆止ストッパー41を使用する固定手段16に於いても、当該逆止ストッパー41の構造は限定されない。例えば、基板部10cに切欠き一体形成したストッパー用の切り起こし舌片を、その付け根に形成した薄肉ヒンジ部を支点に上下に弾性に抗して揺動可能に構成する等して、逆止ストッパー41を基板部10cに一体形成することが出来る。又、前記のように別部材から成る逆止ストッパー41を使用する場合、支軸42で支承させないで、板バネを介して基板部10cに上下揺動可能に取り付けることも出来る。
【0032】
側パネル2を背パネル4に対し直角開き姿勢で固定するための固定手段の他の参考例を図13に基づいて説明すると、この図13に示す固定手段51は、側パネル2と背パネル4とを連結するヒンジ30a,30bとは別に、背パネル4の門形枠材垂直支柱部8aに対し昇降自在な嵌合部材46を設け、側パネル2側には、当該側パネル2を直角開き姿勢まで開いた状態で前記嵌合部材46を下げたとき、当該嵌合部材46の膨出嵌合部46aが外嵌する被嵌合部47を突設したものである。この昇降自在な嵌合部材46を使用する固定手段51によれば、側パネル2が背パネル4の内側に重なる折り畳み姿勢にあるときは、側パネル2側の被嵌合部47と背パネル4側の嵌合部材46の嵌合部46aとが周方向にずれた状態で、側パネル2側の被嵌合部47で背パネル4側の嵌合部材46が受け止められた状態であるから、側パネル2を直角開き姿勢まで開くだけで、重力で嵌合部材46が下降してその嵌合部46aが側パネル2側の被嵌合部47に嵌合し、側パネル2が直角開き姿勢に固定され、係る状態から嵌合部材46を持ち上げて被嵌合部47から上方に離脱させれば、側パネル2を自由に回転させて折り畳むことが出来る。
【0033】
尚、前記嵌合部材46は、ヒンジ30a,30bと同一構成のものに、その挟持部材32,33の前側挟持部32a,33aから膨出嵌合部46aを一体に突設させたものであり、これを背パネル4側の門形枠材垂直支柱部8aに固定しないで使用している。又、前記被嵌合部47は、側パネル2側の門形枠材垂直支柱部8bに棒状材を固着して構成しているが、これら昇降自在な嵌合部材46や被嵌合部47の構成は、上記のものに限定されない。
【0034】
【発明の効果】
本発明の搬送用台車は以上のように実施し且つ使用することができるものであって、係る本発明の搬送用台車によれば、トラック輸送時や倉庫での保管時には、底パネルを取り外すか又は背パネル等の内側に折り重ねた状態で、左右両側パネルを背パネルの内側に重ねるように折り畳んで、段積み等が容易で専有空間が最も小さくなる偏平状に変形させ、輸送や保管のコストを大幅に下げることが出来る。又、使用の現場で台車を待機させておくような場合には、底パネルを取り外すか又は背パネル等の内側に折り重ね、一方の側パネルは固定手段で背パネルに対し直角の開き姿勢に固定したままで、他方の側パネルのみを背パネルの内側に重ねるように折り畳み、全体を平面形状L形に変形させて、床面上で移動可能な状態のまま入れ子式にネスティングして専有空間の少ない状態でストレージすることが出来る。このように、1台の搬送用台車をして、トラック輸送時や倉庫での保管時に効果的な折り畳みが出来る台車と、使用現場での移動可能な状態でネスティングしてストレージするのに効果的な折り畳みが出来る台車とに使い分けることが出来、その経済的効果は甚大である。
【0035】
更に本発明の構成によれば、左右両側パネルの内、少なくとも一方の側パネルを背パネルに対し折り重ね不能に固定する固定解除自在な固定手段が、上記実施形態に示した各種固定手段16の内、図11及び図12に基づいて実施形態を説明したように、前記背パネルに対する展開姿勢にある側パネルの下端部を挟むように前記車輪取り付け用基板部に設けられた内外一対のストッパーから成り、両ストッパーの内、内側になるストッパーは、前記側パネルの展開運動のみを許す逆止ストッパーに構成されているので、側パネルを固定手段で固定するのに特別な操作が不要であり、取り扱いが容易である。
【0036】
又、請求項5に記載の構成によれば、左右両側パネルの巾が背パネルの巾の半分以上である場合に当該二枚の側パネルを背パネルの内側に互いに略平行に重ねて三枚重ねの最もコンパクトな状態に折り畳むことが出来る。又、左右両側パネルの後端下部は、背パネル側の車輪取り付け用基板部上に枢着するので、側パネルの後側辺をヒンジで背パネルの側辺に軸支するだけの構成よりも、全体の強度を大きく出来る。
【0037】
更に、請求項6に記載の構成によれば、背パネル及び左右両側パネルの下側に設けられた車輪取り付け用基板部を利用して移動用車輪を強固に且つ安定的に取り付けることが出来るにもかかわらず、折り畳みに際して前記車輪取り付け用基板部の存在に邪魔されずに全体をコンパクトに折り畳むことが出来る。
【0038】
又、請求項7に記載の構成によれば、底パネルを取り外すことなくコンパクトに折り畳むことが出来る。しかも使用状態に於いては、底パネルが不測に浮き上がるのを係止手段で防止出来、安全に使用出来る。更に、請求項8に記載の構成によれば、使用状態に於いて、左右両側パネルの遊端部どうしを連結バーで連結して、全体の強度アップと、積載した被搬送物によってはその落下防止効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 使用状態の搬送用台車を示すもので、A図は右側端面図、B図は正面端面図、C図は左側端面図、D図は平面図、E図は背面端面図である。
【図2】 使用状態の搬送用台車の左半分の底パネルを省いた状態での平面図である。
【図3】 搬送用台車を偏平状に折り畳んだ状態での平面図である。
【図4】 搬送用台車をL字形に折り畳んだ状態での平面図である。
【図5】 使用状態の搬送用台車の左半分の一部切欠き平面図である。
【図6】 底パネルの係止手段を示す一部縦断正面図である。
【図7】 A図はヒンジを示す分解横断平面図であり、B図はヒンジを示す側面図である。
【図8】 参考例としての側パネル固定手段を説明する縦断側面図である。
【図9】 連結バーを説明す背面図である。
【図10】 側パネルの変形例を説明する要部の側面図である。
【図11】 本発明に係る側パネル固定手段の実施形態を示す平面図である。
【図12】 同実施形態を示す縦断正面図である。
【図13】 他の参考例としての側パネル固定手段を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 底パネル
2,3 左右一対の側パネル
4 背パネル
5 連結バー
6a〜6d 移動用車輪
10a〜10d 車輪取り付け用基板部
11a,11b 底パネル用ヒンジ
14,15 側パネル用垂直支軸
16 側パネル用固定手段
17 垂直ネジ孔
18 垂直貫通孔
19 ボルト
20a,20b 底パネル用係止手段
21 被係止板
22 被係止孔
23 水平貫通孔
24 係止杆
30a〜31b 側パネル用ヒンジ
35 側パネル浮き上がり防止用突起
36 連結バー用支持部材
37 連結バー用被係止部材

Claims (8)

  1. 背パネルと左右両側パネル、及び底パネルを備え、背パネルの左右両端下側には車輪取り付け用基板部を介して移動用車輪が取り付けられ、左右両側パネルは、前端部下側に移動用車輪が取り付けられると共にその後端部が前記背パネル側の車輪取り付け用基板部上で当該背パネルの内側に折り重ね可能に軸支され、底パネルは、背パネルと左右両側パネルの3パネルの下端部に支持されると共に着脱又は何れかのパネルに折り重ね可能に連結され、左右両側パネルの内、少なくとも一方の側パネルを背パネルに対し折り重ね不能に固定する固定解除自在な固定手段が設けられている搬送用台車であって、前記固定手段は、前記背パネルに対する展開姿勢にある側パネルの下端部を挟むように前記車輪取り付け用基板部に設けられた内外一対のストッパーから成り、両ストッパーの内、内側になるストッパーは、前記側パネルの展開運動のみを許す逆止ストッパーに構成されている、搬送用台車。
  2. 前記固定手段の外側固定ストッパーは、前記車輪取り付け用基板部から一体に上向きに突設されている、請求項1に記載の搬送用台車。
  3. 前記固定手段の外側固定ストッパーは、前記側パネルの下端に位置するアングル材のコーナー部に設けられた切欠き開口部の側縁に当接する、請求項1又は2に記載の搬送用台車。
  4. 前記固定手段の内側逆止ストッパーは、前記車輪取り付け用基板部の下側に前後方向水平支軸で軸支されると共に当該車輪取り付け用基板部に設けられた切欠き開口部より斜め上方に突出するようにバネにより付勢されている、請求項1〜3の何れか1項に記載の搬送用台車。
  5. 背パネルの左右両端下側と左右両側パネルの遊端下側とには、車輪取り付け用基板部が内側に張り出すように設けられ、一方の側パネルの後端下部は、その下側にある背パネル側の基板部の背パネルに近い位置に揺動可能に枢着され、他方の側パネルの後端下部は、その下側にある背パネル側の基板部の背パネルから遠い位置に揺動可能に枢着され、背パネルの内側に、前記一方の側パネルと前記他方の側パネルをこの順に三枚重ねに折り重ね可能に構成された、請求項1〜4の何れかに記載の搬送用台車。
  6. 背パネル及び左右両側パネルの下端が同一レベルにあって、前記三枚重ねの折り重ね状態に於いて、前記一方の側パネルの遊端下側の車輪取り付け用基板部が背パネルの下側に入り込み、前記他方の側パネルの遊端下側の車輪取り付け用基板部が前記一方の側パネルの下側に入り込むように構成された、請求項5に記載の搬送用台車。
  7. 底パネルは、背パネルの下端に当該背パネルに折り重ね可能に枢着され、当該底パネルの左右両側部が側パネル側に支持された状態に於いて、底パネルの上動を阻止する係止解除自在な係止手段が設けられている、請求項1〜6の何れかに記載の搬送用台車。
  8. 左右両側パネルの遊端部間どうしを連結する係脱自在な連結バーを備えている、請求項1〜7の何れかに記載の搬送用台車。
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