JP3893803B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置等の装置に設ける用紙搬送装置において、用紙の斜行を補正するローラ装置に関し、特に、駆動ローラとプレスローラとを対向させて配置し、両ローラの間で用紙搬送を行うに際して、プレスローラに調整機構を設けた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般の複写機やファクシミリ装置のような画像形成装置において、用紙搬送装置を構成する搬送ローラ装置に対して、用紙の斜め送りが生じないようにする調整機構を設けている。例えば、原稿搬送装置において、原稿トレイからピックアップローラにより1枚ずつ原稿を取り出し、原稿搬送路を搬送する際に、装置の製造誤差や用紙搬送路の構造、その他の原因により、原稿が基準線に対して若干傾斜した状態で搬送されたりするという問題がある。そのような原稿の斜め送りを補正して、画像読取り部での原稿の読取りを正確に行い得るようにするために、搬送ローラ装置のローラ間で原稿をニップして搬送する際に、その搬送ローラ装置の軸を揺動させて調整する手段が用いられることがある。また、用紙を給紙トレイから画像記録部に向けて送る用紙搬送路においても、同様な問題があり、搬送ローラ装置を駆動ローラとプレスローラとを対向させて組み合わせ、プレスローラの軸を用紙の搬送方向に直角な方向に所定の角度変化させた斜めローラ装置として設け、用紙の斜行を調整する手段を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記用紙搬送方向に直角な方向に対して、軸を所定の角度変化させて用紙の斜行の補正を行う場合には、プレスローラの軸を支持するガイド部材と、プレスローラ軸との間に用紙搬送方向に遊びを持たせることが必要である。ところが、装置の製造誤差等の理由で用紙が斜行することに対応させて、プレスローラ軸を若干斜めにして位置決めした場合に、そのような遊び部分を介して軸を支持させる機構を設けると、支点側の軸と軸のガイド部材が擦れ合って異音が発生するという問題がある。そこで、そのような異音の発生を防止するためには、前記軸をガイド部材に支持させる部分で、別の補助部材を配置することが必要となり、原稿搬送路の構成が複雑になるという問題がある。
【0004】
本発明は、前述したような従来の用紙搬送装置の問題を解決しようとするもので、簡単な構造かつ少ない部品で、用紙の斜行調整を可能にする斜行調整機構を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、用紙搬送装置に駆動ローラとプレスローラとを対向させて配置した搬送ローラ装置を用いる用紙搬送装置に関する。本発明の請求項1の発明は、前記プレスローラのシャフトは、支持ブラケットに対して用紙搬送方向に遊びのないように支持され、前記支持ブラケットは前記プレスローラのシャフトを、用紙の搬送方向に対して直角な方向に所定の角度変化可能に、装置のフレームに固設されたベースブラケットに対して支持され、前記ベースブラケットに支軸を介して支持されたプレスアームが、前記ベースブラケットと前記プレスアームとの間のスプリングの付勢により、前記プレスローラのローラ軸に対してその両端部で押圧作用を付与することを特徴とする。そして、簡単な構成で、用紙搬送に際しての異音が発生することを防止できる。
【0006】
請求項2の発明は、前記支持ブラケットは、装置のフレームに固設されたベースブラケットに対して、用紙搬送方向に位置移動可能に設けられることを特徴とする。したがって、駆動ローラとプレスローラとの間で用紙の斜行を修正しながら搬送するに際して、異音の発生を防止すると同時に、用紙の斜行の調整を行うことができる。
【0007】
請求項3の発明は、前記支持ブラケットはベースブラケットに対して、用紙搬送方向に直角な方向に所定の間隔を介して配置された2点で固定ねじと調整ねじとを用いて取付けられ、前記固定ねじと前記調整ねじとのそれぞれのねじ頭は略同一方向を向いており、一方の前記固定ねじによる支持部を支点として、他方の前記調整ねじによる支持部を前記支点を中心とする円弧軌跡に沿って固定位置を変更可能に設けることを特徴とする。前述したような構成を設けたことにより、上部フレームのカバーを取り外すと、斜行調整を容易に行い得るとともに、微調整を行うことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図示する例にしたがって、本発明の用紙搬送装置を説明する。図1に示す例では、画像読取装置に組み合わせて用いる自動原稿搬送装置の構成を示しており、一般の自動原稿搬送装置の場合と同様に、原稿を1枚ずつさばいて搬送する途中で、原稿搬送路に配置した読取部で画像の読取りを行うように構成している。本実施例に示す自動原稿搬送装置1においては、装置本体に略U字状の原稿搬送路10を配置して、その原稿搬送路の曲り部には大径の駆動ローラ14を配置し、原稿搬送路10の入り口の部分には、原稿トレイに接続される原稿挿入口3を設けている。
【0009】
前記原稿搬送路10内での原稿の搬送を行うために、原稿挿入口3の上部に揺動可能な支持アーム5を介してピックアップローラ4を配置し、その下流側にはフィードローラ7とリタードローラ8とを組み合わせた用紙さばき装置6を配置している。前記用紙さばき装置は、一般の複写機等の給紙装置に設けられる装置と同様に、給紙方向に駆動されるフィードローラ7と、給紙方向とは反対の方向に向けて用紙を送り戻そうとする作用を行うリタードローラ8とを対向させて配置している。そして、ピックアップローラ4により取り込まれた用紙が複数枚重なった場合に、上の1枚のみを分離して、原稿搬送路の搬送ローラ装置11に向けて送り出す作用を行うものとして構成する。なお、以下に説明する実施例においては、特に原稿と表現する場合を除いて、原稿と用紙とを含めて「用紙」と呼んで説明する。
【0010】
前記用紙さばき装置6の下流部には、駆動ローラ12とプレスローラ13とを組み合わせた搬送ローラ装置11を設けて、大径駆動ローラ14による搬送領域に向けて用紙を供給する。前記大径駆動ローラ14の搬送領域では、プレスローラ15、16とが大径駆動ローラに用紙を押圧する部分の間で、前記大径駆動ローラ14の軸芯の下部付近にプラテン18を設けて、そのプラテン18の下部に位置させる走査装置により画像の読取りを行う。また、前記大径駆動ローラ14とプレスローラにより挟持搬送される部分から、原稿搬送路を略水平に設けてその搬送路の終端部に排出ローラ装置17を配置し、読取りが終了した原稿を排出トレイに向けて送り出すようにする。
【0011】
前記自動原稿搬送装置1において、原稿搬送路の上部フレーム2は、図示を省略した支軸を介して開閉可能に構成されており、前記上部フレーム2にはプレスローラ13、15を各々支持するプレスローラ支持ユニット20を、フレームに固設して設けたステイ21を介して配置している。前記プレスローラ支持ユニット20は、図2、3に示されるような構成を有するもので、上部フレーム2に設けたステイ21にベースブラケット23を設け、前記ベースブラケット23の両端部にプレスローラ支持ブラケット30、30aを設け、プレスローラ13、15を各々配置している。
【0012】
前記プレスローラ支持ブラケット30に対するプレスローラの支持機構を一方のプレスローラ13で説明すると、前記プレスローラ支持ブラケット30の先端部に配置した軸支部33に長孔34を設けておき、プレスローラ13の軸13aを前記長孔34を介して支持する。また、前記プレスローラ13を対向する駆動ローラ(図1の符号12で示す)に対して付勢するために、プレスアーム25を支軸28を介してベースブラケット23に支持し、前記プレスアーム25の一方の端部に設けた係止部26を介してスプリング29を設けている。そして、前記プレスアーム25を支軸28を介してスプリング29により時計方向に付勢し、押圧部27によりプレスローラ13の軸13aを押圧し、対向して配置する駆動ローラへ押圧する作用を発揮する。
【0013】
前記ベースブラケット23の他方の端部に配置し、プレスローラ15を支持するプレスローラ支持ブラケット30aにおいても、プレスローラ支持ブラケット30aの先端部に配置した軸支部33aに設けた長孔34aに、プレスローラ15の軸15aを支持し、プレスアーム25aの押圧部27aを介してスプリング29aにより押圧し、大径駆動ローラ14に向けて付勢する。前記2つのローラ軸を各々付勢するために用いるスプリング29、29aは、ステイ21に設けた係止部22を介して支持し、前記スプリングの引っ張り作用により、駆動ローラに対してプレスローラを押圧する作用を行わせる。
【0014】
前述したように構成してなる自動原稿搬送装置1において、ピックアップローラ4により原稿搬送路に取り込まれる原稿は、トレイから取り出される際や用紙さばき装置6によりさばかれる時、および、原稿搬送路内を搬送される時等に、何等かの理由により真っ直ぐに送られずに、若干斜めの状態になったままで、読取部等に向けて搬送される場合がある。前記原稿の斜め送りが発生する初期の原因としては、原稿搬送路に配置する各構成部材の取付け誤差や、部品の製造精度等に影響されることが多いが、装置を組み立ててテスト運転を行った時、およびユーザーに納品した時に斜め送りの調整が行われている。また、装置を使用している途中では、ローラ部材の摩耗やその他の原因により、用紙に斜め送りが発生することがあり、そのような用紙が真っ直ぐに送られない状態が生じた時には、用紙の斜行調整が随時行われる。
【0015】
前記用紙の斜行調整を行うために、本実施例では、図3に示すように、駆動ローラに向けて押圧されるプレスローラに対して、斜行調整のための機構を設けており、プレスローラ13が移動し得るよう支持ブラケット30をベースブラケット23に対して水平視で左右移動可能とされている。前記プレスローラ13を支持する機構においては、ステイ21に固設しているベースブラケット23の支持板24に対して、プレスローラ支持ブラケット30の上板部材31を支持させ、前記上板部材31を2つの巾方向に間隔をおいて配置する固定ねじ35と調整ねじ36を用いて取り付けている。前記図1の搬送ローラ装置において、用紙の斜行を調整しようとする場合には、その用紙の斜行の状態に対応させて、調整ねじ36を緩めて固定ねじ35を支点にして、プレスローラ支持ブラケット30を所定の方向に円弧状に揺動させる。そして、用紙の斜行が修正される位置で調整ねじ36を固定することにより、原稿を原稿搬送路に取り込んだ際に発生した斜行を修正することができる。
【0016】
また、前記図3のプレスローラ13に対する支持機構と同様な機構をプレスローラ15にも配置しておき、原稿搬送路内での原因により、大径駆動ローラ14で搬送する途中で斜行が発生する時には、固定ねじ35を介して調整ねじ36による調整を行って、斜行を修正させるようにする。なお、前記プレスローラを支持するプレスローラ支持ブラケット30においては、上板部材31の両側にローラ支持アーム32を配置し、前記2つのアームによりローラ軸13aを支持しているものであり、上板部材31のベースブラケット23に対する支持位置を変更することにより、ローラ軸の支持角度の調整を行うことができるように設けている。
【0017】
前記図3に示す斜行調整機構においては、プレスローラ13の軸13aの両端部を支持するプレスローラ支持ブラケット30のアーム32は、上板部材31と一体に構成されており、前記上板部材31はベースブラケット23の支持板24に対して面接触する状態におかれる。前記上板部材31を支持板24上に取り付けるために、固定ねじ35と支持板に設けた長孔に係止する調整ねじ36との2つのねじ部材により一体化された状態に取付けられる。そして、前記固定ねじ35と調整ねじ36とを緩めて、固定ねじ35を中心にして前記調整ねじ36を長孔に沿わせて移動させ、プレスローラ支持ブラケット30の固定位置を調整した後に、前記2つのねじを締めてベースブラケット23とプレスローラ支持ブラケット30とを一体化する。前記軸に対する支持状態を設定した上で、ローラ軸13aに対してはその両端部でプレスアーム25により押圧作用を付与しているので、前記ローラ軸13aに設けたプレスローラ13は、駆動ローラ12に対して偏った力が作用しないように均一な力で押圧される。そして、搬送ローラ装置11により用紙を搬送するに際して、用紙の斜行を補正しながら搬送する際に、プレスローラ13の駆動ローラ12に対する押圧作用が均一に行われる。
【0018】
前記大径駆動ローラ14に対して押圧するプレスローラ15においても、前記プレスローラ13の場合と同様な構成の調整機構を配置することによりU字型用紙搬送路の湾曲部で、用紙の斜行を補正しながら搬送する作用を良好に行わせることができる。また、前記用紙搬送装置を調整する際には、自動原稿搬送装置1の上部フレーム2のカバー部材を取り外してプレスローラ支持ユニット20の上部分を露出させ、随時プレスローラに対する斜行調整の作業を行うことができる。そして、前述したようにして調整することにより、駆動ローラに対するプレスローラの押圧を確実に発揮させ得て、用紙の斜行調整の作用を容易に行うことができる。
【0019】
前記自動原稿搬送装置1はファクシミリ装置の読取り部に配置して、多数枚の原稿を連続して読取り、画像情報の送信のために用いることができるが、その他に、図4に示すように、複写機等の画像形成装置の読取部に斜行調整機構を設けて、多数枚の原稿を順次読取って、記録紙に印字するためにも用いることができる。図4に示す例は、画像形成装置と一体に設けた読取装置40の構成を示すもので、走査部フレーム41には、図4に示すように構成した走査装置43を設けている。
【0020】
前記走査装置43は、従来より一般に知られている複写機の走査装置に用いられている装置と同様に、ランプ44aと1つのミラーm1を設けたフルレートキャリッジ44と、2つの対向するミラーm2、m3を配置するハーフレートキャリッジ45とを組み合わせて設けている。そして、原稿の読取り情報をレンズ装置48を介してCCD49に伝達し、光信号を電気信号に変換して画像形成装置の画像情報処理部に伝達するように構成している。前記走査装置においては、フルレートキャリッジ44とハーフレートキャリッジ45とを駆動するために、径が2:1に設定された駆動プーリ46、46aを同軸に配置し、各々の駆動プーリに巻き掛けたワイヤ47、47aを介して、2つのキャリッジを各々連動させて移動させる機構を設けている。
【0021】
前記フレーム41の上部には、ブックものの原稿を載置し、FBS(フラットベッドスキャナー)としての動作に対応させるプラテン42と、ADF(自動原稿搬送装置)に対応させて、原稿搬送部1の下部に配置するプラテン18とを設けている。前記プラテン42に対しては、上部開閉フレーム50を開いて原稿をセットし、上部開閉フレームを閉じることにより、プラテンカバー53がプラテンの上面に原稿の画像面を押圧させて、セットした原稿の走査を行う。そして、前記プラテン42にセットした原稿に対しては、図示を省略したセンサの検知情報に応じて、走査装置43のフルレートキャリッジ44が原稿の走査方向の長さだけ往復移動し、ハーフレートキャリッジ45が前記フルレートキャリッジの半分の速度で移動しながら画像情報の読取りを行い、CCD48を介して画像信号を出力する。また、原稿トレイ51を用いてシートものの原稿の走査を行う際には、ADFとしての原稿搬送部に設けた原稿搬送路10を通して原稿を搬送し、プラテン18の部分に走査装置を固定する状態で画像の読取りの動作を行う。
【0022】
前記原稿搬送部40を用いて、原稿トレイ51にセットした原稿の走査を行う際には、原稿を原稿トレイにセットしたことを、図示を省略した検知手段の検知信号により制御装置を作動させること、またはコントロールパネルに原稿搬送部を用いた走査を行う指令を入力することにより行う。そして、前記読取り指令の信号に応じて、走査装置43のフルレートキャリッジ44をプラテン18に対応する位置に停止させ、ハーフレートキャリッジ45を走査部フレーム43の左側の端部にまで移動させ、原稿トレイ51から原稿を1枚ずつU型搬送路10内へ搬送し、プラテン18の部分で原稿の画像の読取りを行う。したがって、前記走査部フレーム41に配置する走査装置においては、2つのプラテン42、18に対応させて走査装置をセットし、任意の原稿に対する読取りの動作を行うことができ、ファクシミリ装置の送信機能を利用して画像情報を送信すること、または、複写機の機能を利用して記録紙に印字することができる。
【0023】
なお、前記実施例に示される自動原稿搬送装置1を単独で用いる場合、および、前記自動原稿搬送装置とFBSとを一体化して構成する読取装置は、それを単独で読取装置として構成することができる。また、一般的には、画像形成装置に一体に組み合わせて設ける原稿読取り手段として、または、ファクシミリ装置の読取り装置として用いることができる。そして、前記自動原稿搬送装置に設ける原稿に対する斜行調整機構は、給紙トレイ等の用紙収容装置から画像転写部に向けて用紙を搬送する用紙搬送路にも適用が可能であり、特に、用紙搬送路内で用紙を急激に曲げるようにして搬送する機構に対しては有効に作用させることができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明の装置は、前述したように構成したものであるから、プレスローラのシャフトは、支持ブラケットに対して用紙搬送方向に遊びのないように支持され、前記支持ブラケットは前記プレスローラのシャフトを、用紙の搬送方向に対して直角な方向に所定の角度変化可能に支持されていることにより、簡単な構成で、用紙搬送に際しての異音が発生することを防止できる。また、前記ベースブラケットに支軸を介して支持されたプレスアームが、前記ベースブラケットと前記プレスアームとの間のスプリングの付勢により、前記プレスローラのローラ軸に対してその両端部で押圧作用を付与するので、プレスローラの押圧作用が均一に行われる。
【0025】
また、前記支持ブラケットは、装置のフレームに固設されたベースブラケットに対して、用紙搬送方向に位置移動可能に設けられることにより、駆動ローラとプレスローラとの間で用紙の斜行を修正しながら搬送するに際して、異音の発生を防止すると同時に、用紙の斜行の調整を行うことができる。さらに、前記支持ブラケットはベースブラケットに対して、用紙搬送方向に直角な方向に所定の間隔を介して配置された2点で固定ねじと調整ねじとを用いて取付けられ、前記固定ねじと前記調整ねじとのそれぞれのねじ頭は略同一方向を向いており、一方の前記固定ねじによる支持部を支点として、他方の前記調整ねじによる支持部を前記支点を中心とする円弧軌跡に沿って固定位置を変更可能に設けることによって、上部フレームのカバーを取り外すと、斜行調整を容易に行い得るとともに、微調整を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動原稿搬送装置の構成を示す説明図である。
【図2】 プレスローラ支持ユニットの側面図である。
【図3】 プレスローラ支持ユニットの平面図である。
【図4】 自動原稿搬送装置を組み込んだ読取り装置の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 自動原稿搬送装置、 2 上部フレーム、 3 原稿挿入口、
4 ピックアップローラ、 6 用紙さばき装置、
7 フィードローラ、 8 リタードローラ、 9 ガイド板、
10 原稿搬送路、 11 搬送ローラ装置、 12 駆動ローラ、
13・15 プレスローラ、 14 大径駆動ローラ、
17 排出ローラ装置、 18 プラテン、
20 プレスローラ支持ユニット、
30 プレスローラ支持ブラケット、
31 上板部材、 32 軸支部、 34 長孔、
35 固定ねじ、 36 調整ねじ、 40 読取装置、
41 フレーム、 42 プラテン、 43 走査装置、
44 フルレートキャリッジ、 45 ハーフレートキャリッジ、
48 レンズ、 49 CCD、 51 原稿トレイ。
Claims (3)
- 用紙搬送装置に駆動ローラとプレスローラとを対向させて配置した搬送ローラ装置を用いる用紙搬送装置において、
前記プレスローラのシャフトは、支持ブラケットに対して用紙搬送方向に遊びのないように支持され、
前記支持ブラケットは前記プレスローラのシャフトを、用紙の搬送方向に対して直角な方向に所定の角度変化可能に、装置のフレームに固設されたベースブラケットに対して支持され、
前記ベースブラケットに支軸を介して支持されたプレスアームが、前記ベースブラケットと前記プレスアームとの間のスプリングの付勢により、前記プレスローラのローラ軸に対してその両端部で押圧作用を付与することを特徴とする用紙搬送装置。 - 前記支持ブラケットは、装置のフレームに固設されたベースブラケットに対して、用紙搬送方向に位置移動可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
- 前記支持ブラケットはベースブラケットに対して、用紙搬送方向に直角な方向に所定の間隔を介して配置された2点で固定ねじと調整ねじとを用いて取付けられ、
前記固定ねじと前記調整ねじとのそれぞれのねじ頭は略同一方向を向いており、
一方の前記固定ねじによる支持部を支点として、他方の前記調整ねじによる支持部を前記支点を中心とする円弧軌跡に沿って固定位置を変更可能に設けることを特徴とする請求項1または2に記載の用紙搬送装置。
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