JP3889217B2 - サーマルラインプリンタの駆動方法およびサーマルラインプリンタ - Google Patents

サーマルラインプリンタの駆動方法およびサーマルラインプリンタ Download PDF

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    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/3551Block driving

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーマルラインヘッドにより感熱記録を行なうサーマルラインプリンタの駆動方法およびサーマルラインプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数の発熱抵抗体を線状に配置したサーマルラインヘッドを用い、所定のサイズの感熱紙に画像や文字等を感熱記録するサーマルラインプリンタが知られている。通常、この種のプリンタにおいてサーマルラインヘッドは、これを駆動するIC(半導体集積回路)との関係から複数のブロックに分割されて駆動制御されるようになっている。
【0003】
即ち、図2のブロック図に示すように、サーマルラインヘッド3は、横一列に配列された例えば384(64ドット×6ブロック)個の発熱抵抗体R…と、1ライン分の印刷ドットデータがシリアル入力されて保持されるシフトレジスタ30と、シフトレジスタ30から1ライン分の印刷ドットデータをパラレルに取込んで保持するラッチレジスタ20と、ラッチレジスタ20の印刷ドットデータに応じて駆動制御装置のCPUからのストローブ信号STB1〜STB6のタイミングに従って各印刷ブロックの発熱抵抗体R…を選択的に駆動するNAND回路からなる選択回路10と、ヘッド部の温度を検出するサーミスタなどを備え、上記384個の発熱抵抗体R…のうち印刷データに応じた発熱抵抗体R…に電流を流すことで感熱紙に1ラインずつ所望のパターン印刷を行うようになっている。なお、ストローブ信号STB1〜STB6は、発熱抵抗体R…のオン/オフを決定するための信号である。
【0004】
ここで、発熱抵抗体R…への通電は、印刷データ(印刷ドット数)が多い場合に、すべての発熱抵抗体に通電して同時に駆動すると大きな消費電力を必要とし、電源装置の大型化、コストアップを招くため1ラインまとめて行わずに、1ラインの発熱抵抗体R…を複数(例えば6個のBlock1〜Block6)に分割した各印刷ブロック毎に行なうようになっている。
【0005】
具体的には、例えば図8に示すように互いに位相をずらした駆動パルスP10〜P15を印加して行われることが多かった。即ち、Block1には駆動パルスP10を、Block2には駆動パルスP11を、Block3には駆動パルスP12を、Block4には駆動パルスP13を、Block5には駆動パルスP14を、Block6には駆動パルスP15を、それぞれ1パルス分の位相をずらして印加している。
【0006】
そして、上記1ライン分の印刷が終わると感熱紙を間歇送りし、次のラインの印刷を繰り返し行うことで、感熱紙の全面に印刷を行うようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のように各印刷ブロックBlock1〜Block6の発熱抵抗体Rに1パルス分ずつの位相をずらして駆動パルスP10〜P15を印加して印刷を行った場合には、図9に示すように、各印刷ブロックBlock1〜Block6の間で線状の白抜けWを生じる問題が発生することが判明した。なお、図9の例は、白抜けWの発生を強調するために、1ラインに亘ってベタ打ち印刷を行ったものである。
【0008】
このような白抜けWを生じる原因を検討した結果、各印刷ブロックBlock1〜Block6内における温度分布が、中央部で高く、両端部で低くなり、ブロックの境界で感熱紙が充分に加熱されていないためであることが分かった。図10は、発熱抵抗体の温度上昇状況を示すグラフであり、Aは印刷ブロックの中央部で隣接する発熱抵抗体同士が同時に駆動される場合の温度上昇状況、Bは印刷ブロックの端部で隣接する発熱抵抗体が別々に駆動された場合の温度上昇状況を示す。
【0009】
このグラフを見れば分かるように、印刷ブロックの中央部Aと端部Bとでは、温度差Tを生じてしまう。この温度差Tに起因して、温度分布の低い端部で白抜けWを生じるものと考えられる。つまり、図2のような構成のサーマルラインヘッド3において、1ラインに384個のドットを64ドットずつ、6個のブロックBlock1〜Block6に分割した場合に、64ドット目と65ドット目、128ドット目と129ドット目、192ドット目と193ドット目、256ドット目と257ドット目、320ドット目と321ドット目は、それぞれ同時には駆動されないため、これらのドットの熱は隣接するドット側へ逃げてしまい、感熱紙を十分に発色させることができず、結果的に白抜けWを生じてしまうこととなる。
【0010】
この発明は、上記問題点を解決すべく案出されたものであり、印刷時に白抜けを生じることのないサーマルラインプリンタの駆動方法およびサーマルラインプリンタを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るサーマルラインプリンタの駆動方法は、紙送り方向と直交するライン上に配列された複数の発熱素子(サーマルラインヘッド3、発熱抵抗体R)を複数のブロック(Block1〜Block6)に分け、発熱素子を各ブロック毎に駆動して感熱紙に感熱記録を行うサーマルラインプリンタの駆動方法であって、前記各ブロックの各発熱素子に対して印加される駆動パルス(P1〜P6)を分割し、時間をずらして複数回に亘って印加するようにした。
【0012】
これにより、隣接する発熱素子が同時に駆動されなくても、各発熱素子の温度を略均等にすることができるため、部分的に感熱紙が発色しない白抜けの発生を未然に防止することができる。しかも、駆動パルスは、複数回に亘って印加されるので、各発熱素子の温度を感熱紙が十分に発色する程度まで上昇させることができる。
【0013】
また、1ライン分の印刷ドット数と、1ライン分の最大通電ドット数とを比較する比較過程と、前記比較過程における比較結果に基づいて、前記各ブロックの各発熱素子に対して駆動パルスを分割して複数回に亘って印加する分割印刷方式、または、前記各ブロックの各発熱素子に対して駆動パルスを一括して印加する一括印刷方式の何れかを選択する印刷方式選択過程とを有するようにするとよい。なお、最大通電ドット数とは、消費電力を一定以下にするため同時に通電させる発熱抵抗体の最大素子数をいう。
【0014】
これにより、例えば1ライン分の印刷ドット数が比較的多い場合には、電力消費の少ない分割印刷方式を選択し、1ライン分の印刷ドット数が比較的少ない場合には迅速な印刷を行える一括印刷方式を選択することができ、印刷状況に応じて最適な印刷方式を選択することが可能となる。
【0015】
また、前記分割印刷方式における駆動パルスは、電流の大きさと抵抗値とから決まる所定の最小パルス幅以上の駆動パルスに分割されて印加されるようにしてもよい。これにより、各発熱素子の温度を略均等にすることができる。
【0016】
さらに、1ライン分の印刷ドット数に応じて同一期間に駆動パルスを印加するブロックのグループを決定するようにしてもよい。これにより、各発熱素子に対して駆動パルスを効率良く印加することができる。
【0017】
また、同一グループのブロック間でパルスを位相をずらして順次印加するようにしてもよい。これにより、同一グループ内の各発熱素子の温度を略均等にすることができる。
【0018】
また、本発明に係るサーマルラインプリンタは、紙送り方向と直交するライン上に配列される複数の発熱素子を複数のグループに分け、駆動制御手段の制御により発熱素子を各グループ毎に駆動して感熱紙に感熱記録を行うサーマルラインプリンタであって、前記駆動制御手段は、前記各グループの各発熱素子に対して、駆動パルスを分割して複数回に亘って印加する時分割印加手段を備えるようにしたものである。これによれば、隣接する発熱素子が同時に駆動されなくても、各発熱素子の温度を略均等にすることができるため、部分的に感熱紙が発色しない白抜けの発生を未然に防止することができる。しかも、駆動パルスは、複数回に亘って印加されるので、各発熱素子の温度を感熱紙が十分に発色する程度まで上昇させることができる。
【0019】
また、他の発明に係るサーマルラインプリンタは、紙送り方向と直交するライン上に配列される複数の発熱素子を複数のグループに分け、駆動制御手段の制御により発熱素子を各グループ毎に駆動して感熱紙に感熱記録を行うサーマルラインプリンタであって、前記各発熱素子を複数のブロックに分割し、同一のグループ内の異なるブロックに属する発熱素子には位相をずらして駆動パルスを印加するシフト印加手段を備える
ようにしたものである。これにより、各発熱素子の温度を略均等にすることができる。
【0020】
また、他の発明に係るサーマルラインプリンタは、紙送り方向と直交するライン上に配列される複数の発熱素子を複数のグループに分け、駆動制御手段の制御により発熱素子を各グループ毎に駆動して感熱紙に感熱記録を行うサーマルラインプリンタであって、前記駆動制御手段は、 1ライン分の印刷ドット数と、1ライン分の最大通電ドット数とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記各発熱素子を複数のグループに分割して駆動パルスを印加する分割印刷方式、または、前記各ブロックの各発熱素子に対して駆動パルスを一括して印加する一括印刷方式の何れかを選択する印刷方式選択手段と、分割印刷方式で駆動パルスを印加する場合に各パルスを分割して複数回に分けて印加する時分割印加手段とを備えるようにしたものである。これにより、例えば1ライン分の印刷ドット数が比較的多い場合には、電力消費の少ない分割印刷方式を選択し、1ライン分の印刷ドット数が比較的少ない場合には迅速な印刷を行える一括印刷方式を選択することができ、印刷状況に応じて最適な印刷方式を選択することが可能となる。
【0021】
なお、前記駆動制御手段は、1ライン分の印刷ドット数に応じて前記発熱素子を分割するブロック数を決定するブロック数決定手段を有する
ようにしてもよい。これにより、各発熱素子に対して駆動パルスを効率良く印加することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を図1〜図7の図面に基づいて説明する。
【0023】
図1は、本発明を適用して好適な実施形態に係るサーマルラインプリンタ1の全体構成を示すブロック図である。
【0024】
この実施形態に係るサーマルラインプリンタ1は、感熱紙を間歇送りしながら例えば外部のホストコンピュータ100などから送られてくる印刷データに応じてサーマルラインヘッド3の発熱抵抗体に通電し発熱させて感熱紙を感熱させていくことで印刷を行うプリンタである。このサーマルラインプリンタ1は、プリンタ全体の制御を行うマイクロコントローラ2や、感熱紙をドット単位で感熱させてドット印刷を行うサーマルラインヘッド3、並びに、印刷用紙としての感熱紙を縦方向に送るステッピングモータ4、感熱紙の有無やサーマルラインヘッド3が動作位置にあるか否か等の検出を行うセンサ5、最大通電ドット数の設定を行うディップスイッチ6などを備えて構成される。
【0025】
ここで、上記ディップスイッチ6により設定される最大通電ドット数とは、消費電力を一定以下にするため同時に通電させる発熱抵抗体の最大素子数をいう。
【0026】
上記マイクロコントローラ2には、各種演算処理やプリンタ1の制御処理を行うCPU(Central Processing Unit)21と、ホストコンピュータ100から送られてくる印刷データを一旦蓄えておく受信バッファ22と、1ライン分の印刷データが蓄積される1ライン印刷データ用バッファ23と、各印刷ブロックで印刷されるドット数を示すドット数データを蓄積するドット数用バッファ24などが設けられている。
【0027】
また、演算処理ルーチンで構成されるシーケンサ(PLC: Programmable Logic Controllerとも云う)は、各印刷ブロックのドット数用バッファ24と上記ディップスイッチ6の設定に基づき、CPU2が出力するストローブ信号STBの組合せを決定する。なお、ストローブ信号STBはCPU2のポートに直接接続されており、CPU2はシーケンサ25で決定されたストローブ信号STBの組合せを出力する。
【0028】
ここで、上記CPU21が、サーマルラインヘッド3の発熱抵抗体へ通電制御を行い、且つ用紙送り用のステッピングモータ4の駆動量を制御する制御手段を構成している。さらに、この実施形態においては、このCPU21が、1ライン分の印刷ドット数と1ライン分の最大通電ドット数とを比較する比較手段、比較手段の比較結果に基づいて分割印刷方式、または、一括印刷方式の何れかを選択する印刷方式選択手段、同一組の印刷ブロックにおける発熱抵抗体の通電数に係る判定を行う判定手段、分割印刷方式の際に分割駆動数を決定する分割数決定手段、並びに、一括印刷方式において同一組の印刷ブロックを同時駆動させる同時駆動手段等を構成している。分割印刷方式や一括印刷方式等については後述する。
【0029】
図2は、上記サーマルラインヘッド3のより詳細な構成を示す図である。
【0030】
この実施例のサーマルラインヘッド3は、横一列に配列された例えば384(64ドット×6ブロック)個の発熱抵抗体R…と、1ライン分の印刷ドットデータがシリアル入力されて保持されるシフトレジスタ30と、シフトレジスタ30から1ライン分の印刷ドットデータをパラレルに取込んで保持するラッチレジスタ20と、CPU21からのストローブ信号STB1〜STB6とラッチレジスタ20の印刷ドットデータに応じて各印刷ブロックの発熱抵抗体R…を選択的に駆動するNAND回路からなる選択回路10と、ヘッド部の温度を検出するサーミスタ(図示省略)などを備え、上記384個の発熱抵抗体R…のうち印刷データに応じた所定の発熱抵抗体R…に電流を流すことで感熱紙に1ラインずつ所望のパターン印刷を行うものである。発熱抵抗体R…は、例えば6個の印刷ブロック(Block1〜Block6)に分割されている。
【0031】
ここで、一括印刷方式と分割印刷方式における発熱抵抗体R…への通電の仕方を説明する。
【0032】
前記比較手段において、1ライン分の印刷ドット数≦最大通電ドット数と判定された場合には、選択手段により一括印刷方式が選択される。一括印刷方式では、1ラインの発熱抵抗体Rの全ての各印刷ブロックにおいて同時に通電され、1ライン分まとめて印刷される。このようにしても1ライン分の印刷ドット数は比較的少ないため、プリンタの電力消費が余り大きくならずに済む。
【0033】
一方、比較手段において、1ライン分の印刷ドット数>最大通電ドット数と判定された場合には、選択手段により分割印刷方式が選択される。
分割印刷方式では、1ラインの発熱抵抗体R…を複数(例えば6個)に分割した各印刷ブロック毎に行ない、且つ、駆動電力を分割して複数回に亘って印加するようになっている。具体的には、例えば図3のタイムチャートに示すように、Block1には駆動パルス(ストローブ信号)P1、Block2には駆動パルスP2、Block3には駆動パルスP3、B lock4には駆動パルスP4、Block5には駆動パルスP5、Block6には駆動パルスP6が、それぞれ1回の印刷につき4パルスづつ、位相をずらして印加される。具体的には、駆動パルスP1〜P6は、例えば1ms程度のパルス電流で構成される。そして、感熱紙を間歇送りしながら上記1ライン分の印刷を繰り返し行うことで、感熱紙の全面に印刷を行っていく。
【0034】
この分割印刷方式によれば、1ライン分の印刷ドット数が比較的多い場合であってもプリンタの電力消費を一定以下にすることができると共に、各印刷ブロック内において各発熱抵抗体Rを略均等に発熱させることができる。したがって、隣り合う発熱抵抗体Rが同時に駆動されなくても、サーマルラインヘッド3の全体を略均一の温度で発熱させることが可能となり、白抜けW(図9参照)の無い、均一な印刷(図7参照)を行うことができる。ここで、図7は、白抜けが発生しないことを確認するために、1ラインに亘ってベタ打ち印刷を実行したものである。
【0035】
なお、上記印刷ブロックの数は、サーマルラインプリンタ1の初期設定時などに上記ディップスイッチ6の設定やシーケンサ25の処理等により変更可能に構成されている。すなわち、ディップスイッチ6の状態を任意に設定してサーマルラインプリンタ1の初期設定を行うと、CPU21により1印刷ブロックの発熱抵抗体R…の数がディップスイッチ6が示している最大通電ドット数を超えないように発熱抵抗体R…を所定数のグループに分割(例えば4〜8分割)され、それぞれが印刷ブロックとして設定される。さらに、シーケンサ25により上記設定された各印刷ブロック(Block1,Block2…)とストローブ信号(STB1,STB2…)とが対応づけられて印刷ブロックの設定変更が完了する。通常システムの仕様が決まると分割数も決まるので、使用中にディップスイッチ6が変更されることはない。
【0036】
以下、発熱抵抗体R…が図2で示すように6分割されて64ドットで1印刷ブロックとなるように設定されているものとして説明する。
【0037】
上記設定に対応して選択回路10も、印刷ブロックBlock1〜Block6と同数の6ブロックに分けられる。各ブロックには、1個の印刷ブロックで印刷可能なドット数と同数の64個のNAND回路10a…が設けられている。各NAND回路10a…の入力端子には、各ブロックに対応してCPU21から供給されるように設定されたストローブ信号STB1(〜STB6)と、ラッチレジスタ20からの対応する印刷ドットデータの信号とが入力される一方、出力端子側には上記の発熱抵抗体R…の1つがそれぞれ接続されている。発熱抵抗体Rの他端は共通の電源端子VPに接続されている。
【0038】
そして、一括印刷方式または分割印刷方式の印刷を行う場合に、ストローブ信号STB1(〜STB6)と印刷ドットデータとが共にハイレベルの信号となった場合に出力側にローレベルの電圧が出力されて該当の発熱抵抗体R…が通電され発熱するようになっている。つまり、ラッチレジスタ20中に1ライン分の印刷ドットデータを入力しておき、任意のストローブ信号を送信することで、このストローブ信号に対応した印刷ブロックのドット印刷が行われる。
【0039】
より具体的には、一括印刷方式による印刷を行う場合には、図4に示すように、各印刷ブロックBlock1〜Block6に、ストローブ信号STB1〜STB6として、互いに同期した例えば4ms程度のパルス幅を有するパルス信号P20〜P25を印加することにより、1ライン分の印刷を一括して行う。また、分割印刷方式による印刷を行う場合には、図3に示すように、各印刷ブロックBlo ck1〜Block6に、ストローブ信号STB1〜STB6として、1ms程度のパルス信号P1〜P6が各4パルスずつ、互いに位相をずらして印加される。これにより、1ライン分の印刷が行われる。
【0040】
次に、印刷処理の処理手順を図5と図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0041】
図5と図6は、図1のCPU21の制御に基づいて行われる印刷処理の手順を示すフローチャートである。
【0042】
この印刷処理は、電源の投入あるいはモードスイッチの操作により印刷モードに切り替えられたときなどに開始される。この処理が開始されると、先ず、ステップS1で例えばホストコンピュータ100など外部から送られた印刷データの受信があるか否かの判別を行い、受信がない場合は受信があるまでこのステップS1の処理を繰り返し、受信があった場合にはステップS2の処理に移行する。
【0043】
ステップS2では、受信した印刷データのデータフォーマット等の解析を行うと共に、受信した印刷データを受信バッファ22に格納してステップS3に移行する。
【0044】
ステップS3では、受信バッファ22に格納したデータが1ライン分のデータに達したか否かを判別し、達していなければステップS1に戻って1ライン分のデータを受信するまでステップS1〜S3の処理を繰り返し、1ライン分のデータに達した場合には次のステップS4に移行する。
【0045】
ステップS4では、1ライン分の受信データを1ライン分のドットパターンを示す印刷データに展開して1ライン印刷データ用バッファ23に一時格納して次のステップS5に移行する。
【0046】
ステップS5では、前ラインの印刷を終了したか否か、即ちサーマルラインヘッド3のシフトレジスタ30が空いているか否かを判別して、終了していないと判定した場合にはステップS5を繰り返して待機し、終了したと判定した場合には次のステップS6に移行する。
【0047】
ステップS6では、サーマルラインヘッド3のシフトレジスタ30に1ライン分の印刷データをシリアル転送してステップS7に移行する。ステップS7では、各印刷ブロックBlock1〜Block6の印刷ドットの数(通電ドット数)をカウントして、そのカウント結果を各印刷ブロック毎にドット数用バッファ24(図1参照)に格納して次のステップS8に移行する。
【0048】
ステップS8では、1ライン分の印刷データが転送されたか否かを判定し、転送されていないと判定した場合には転送が終了するまでステップS8の処理を繰り返し、転送されたと判定した場合には次のステップS9に移行する。
【0049】
ステップS9では、ステップS7でカウントした各印刷ブロックの印刷ドットの数に基づき、全印刷ブロックBlock1〜Block6の印刷ドットの合計が最大通電ドット数を超えているか否かを判別するための判別データ(1ラインの印刷ドットの合計)を作成してステップS10に移行する。
【0050】
ステップS10では、全印刷ブロックBlock1〜Block6の判別データと最大通電ドット数を比較して、分割印刷方式を選択するか一括印刷方式を選択するかを決定する。即ち、『1ライン分の印刷ドット数>最大通電ドット数』と判定された場合には分割印刷方式を選択すべくステップS11に移行し、全ての印刷ブロックで、『1ライン分の印刷ドット数≦最大通電ドット数』と判定された場合には一括印刷方式を選択してステップS16に移行し、全ての印刷ブロックBlock1〜Block6に対して一斉にストローブ信号STB1〜6(図4の駆動パルスP20〜P25)を出力して1ライン分の印刷を一括して行って印刷処理を終了する。具体的には、例えば最大通電ドット数が64ドットである場合に、1ラインの印刷ドット数が65ドット以上となる場合には分割印刷方式が選択され、1ラインの印刷ドット数が64ドット以下である場合には一括印刷方式が選択される。
【0051】
ステップS11では、分割印刷方式を実行すべくサーマルラインヘッド3のグループ化する数を決定する。即ち、印刷データの量に応じて、1回分の印刷で最大通電ドット数を超えないように印刷ブロックBlock1〜Block6を所定数のグループに分けてストローブ信号STBの駆動計画を立てる。具体的には、例えば、印刷ドット数が、Block1(22ドット)、Block2(64ドット)、Block3(64ドット)、Block4(32ドット)、Block5(64ドット)、Block6(10ドット)である場合には、サーマルラインヘッド3のグループ化数を『4』として、1回目の印刷でBlock1,Block4,Block6(計64ドット)を、2回目の印刷でBlock2を、3回目の印刷でBlock3を、4回目の印刷でBlock5をそれぞれ駆動するようにグループ化の計画を立てる。
【0052】
なお、印刷データの量に応じてサーマルラインヘッド3のグループ数は、例えば2〜6の間で可変することができる。
【0053】
次に、ステップS12では、サーマルラインヘッド3のサーミスタによる検出温度等に基づいて発熱抵抗体Rへの駆動時間を算出し、パルス幅で割ることでパルスの印加回数すなわちストローブ信号STBの分割数(例えば2〜4)を決定してからステップS13に移行する。例えば、サーマルラインヘッド3の温度が高ければストローブ信号STBの分割数を少なくし、サーマルラインヘッド3の温度が低ければストローブ信号STBの分割数を多くする。図3に示す例は、ストローブ信号STB(P1〜P6)の分割数を『4』とした場合である。
【0054】
なお、ストローブ信号STBの時分割数は、温度などの印刷条件により可変することができる。
【0055】
ステップS13では、ステップS11で分割された1つのグループのブロックのストローブ信号STB1〜STB6について、それぞれ図3に示すようにパルスP1〜P6を位相をずらして出力し、ステップS14に移行する。ステップS14では、ストローブ信号STBの出力数がステップS12で決定した分割数に達したか否かを判定し、分割数に満たない場合にはステップS13とステップS14を繰り返して実行し、分割数に達した場合にはステップS15に進む。
【0056】
ステップS15では、パルス印加を行ったグループ数がステップS11で決定した数(前述の例ではグループ数『4』)に達したか否かを判定し、達していない場合にはステップS13〜ステップS15までの処理を繰り返して実行し、グループ数に達したと判定した場合には分割印刷方式による印刷処理を終了する。これらの印刷処理を繰り返すと共に、所定のタイミングでステッピングモータ4を駆動させて感熱紙の紙送りを行うことにより複数ラインの印刷を行うことができる。
【0057】
以上述べたように、この実施形態に係るサーマルラインプリンタ1およびその駆動方法によれば、サーマルラインヘッド3の1ライン分の印刷ドット数が比較的多い場合には、分割印刷方式を選択し、1ライン分の印刷ドット数が比較的少ない場合には迅速な印刷を行える一括印刷方式を選択することにより消費電流を平均化することができ、印刷状況に応じて最適な印刷方式を選択することが可能となる。
【0058】
しかも、印刷ドットに対応した発熱抵抗体Rを複数のパルスで時分割駆動するため、各発熱抵抗体Rは略均一に温度が上昇して温度分布を略均等にすることができるため、例えばベタ打ち印刷の際に部分的に感熱紙が発色しない白抜けW(図9参照)の発生を防止することができ図7に示すような均等な印刷を実現することができる。
【0059】
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0060】
例えば、サーマルラインへッド3の発熱抵抗体Rのブロック分割数やストローブ信号STBの分割数は適宜変更可能である。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、紙送り方向と直交するライン上に配列される複数の発熱素子を複数のブロックに分け、発熱素子を各ブロック毎に駆動して感熱紙に感熱記録を行うサーマルラインプリンタの駆動方法であって、前記各ブロックの各発熱素子に対して、駆動パルスを分割して複数回に亘って印加するようにしたので、隣接する発熱素子が同時に駆動されなくても、各発熱素子の温度を略均等にすることができるため、部分的に感熱紙が発色しない白抜けの発生を未然に防止することができる。しかも、駆動パルスは、複数回に亘って印加されるので、各発熱素子の温度を感熱紙が十分に発色する程度まで上昇させることができるという効果がある。
【0062】
また、1ライン分の印刷ドット数と、1ライン分の最大通電ドット数とを比較する比較過程と、前記比較過程における比較結果に基づいて、前記各ブロックの各発熱素子に対して駆動パルスを分割して複数回に亘って印加する分割印刷方式、または、前記各ブロックの各発熱素子に対して駆動パルスを一括して印加する一括印刷方式の何れかを選択する印刷方式選択過程とを有する場合には、印刷状況に応じて最適な印刷方式を選択することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して好適な実施例のサーマルラインプリンタの全体構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態のサーマルラインプリンタのサーマルラインヘッドの詳細を示す構成図である。
【図3】本発明を適用して好適なサーマルラインプリンタの分割印刷方式による駆動方法の一実施例を説明するタイムチャートである。
【図4】本発明を適用して好適なサーマルラインプリンタの一括印刷方式による駆動方法の一実施例を説明するタイムチャートである。
【図5】図1のCPUの制御により行われる印刷処理の手順の一例を示すフローチャート(前半)である。
【図6】図1のCPUの制御により行われる印刷処理の手順の一例を示すフローチャート(後半)である。
【図7】本発明を適用して好適なサーマルラインプリンタの分割印刷方式による印刷結果(ベタ打ち)を示す説明図である。
【図8】従来のサーマルラインプリンタにおける分割印刷の駆動方法の一実施例を説明するタイムチャートである。
【図9】従来のサーマルラインプリンタの分割印刷による印刷結果(ベタ打ち)を示す説明図である。
【図10】発熱抵抗体の温度上昇状況を示すグラフである。
【符号の説明】
1 サーマルラインプリンタ
2 マイクロコントローラ
3 サーマルラインヘッド
4 ステッピングモータ
5 センサ
6 ディップスイッチ
10 選択回路
20 ラッチレジスタ
21 CPU
22 受信バッファ
23 1ライン印刷データ用バッファ
24 ドット数用バッファ
25 シーケンサ
30 シフトレジスタ
R 発熱抵抗体
STB1〜STB6 ストローブ信号
Block1〜Block6 印刷ブロック
P1〜P6 駆動パルス
P20〜P25 駆動パルス

Claims (5)

  1. 紙送り方向と直交するライン上に配列された複数の発熱素子を複数のブロックに分け、発熱素子を各ブロック毎に駆動して感熱紙に感熱記録を行うサーマルラインプリンタの駆動方法であって、
    1ライン分の印刷ドット数と、1ライン分の最大通電ドット数とを比較する比較過程と、
    前記比較過程における比較結果に基づいて、前記各ブロックに対して印加される駆動パルスを分割し時間をずらして複数回に亘ってかつ前記各ブロック間で位相をずらして印加する分割印刷方式または、前記各ブロックに対して駆動パルスを一括して印加する一括印刷方式の何れかを選択する印刷方式選択過程と、
    を有し、
    前記分割印刷方式では、サーマルラインヘッドの温度を検出する温度検出過程と、前記検出温度に基づいて前記駆動パルスの分割数を決定する分割数決定過程と、を備えることを特徴とするサーマルラインプリンタの駆動方法。
  2. 前記分割印刷方式における駆動パルスは、電流の大きさと抵抗値とから決まる所定の最小パルス幅以上の駆動パルスに分割されて印加されることを特徴とする請求項1に記載のサーマルラインプリンタの駆動方法。
  3. 紙送り方向と直交するライン上に配列された複数の発熱素子を複数のブロックに分け、発熱素子を各ブロック毎に駆動して感熱紙に感熱記録を行うサーマルラインプリンタの駆動方法であって、
    1ライン分の印刷ドット数と、1ライン分の最大通電ドット数とを比較する比較過程と
    前記比較過程における比較結果に基づいて、同一期間に駆動パルスを印加するブロックの組合せからなるグループを決定し、前記各グループに対して印加される駆動パルスを分割し時間をずらして複数回に亘ってかつ前記各グループ間で位相をずらして印加する分割印刷方式または、前記各グループに対して駆動パルスを一括して印加する一括印刷方式の何れかを選択する印刷方式選択過程と、
    を有し、
    前記分割印刷方式では、サーマルラインヘッドの温度を検出する温度検出過程と、前記検出温度に基づいて前記駆動パルスの分割数を決定する分割数決定過程と、を備えることを特徴とするサーマルラインプリンタの駆動方法。
  4. 紙送り方向と直交するライン上に配列される複数の発熱素子を複数のブロックに分け、駆動制御手段の制御により発熱素子を各ブロック毎に駆動して感熱紙に感熱記録を行うサーマルラインプリンタであって、
    前記駆動制御手段は、
    1ライン分の印刷ドット数と、1ライン分の最大通電ドット数とを比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記各ブロックに対して印加される駆動パルスを分割し時間をずらして複数回に亘ってかつ前記各ブロック間で位相をずらして印加する分割印刷方式または、前記各ブロックに対して駆動パルスを一括して印加する一括印刷方式の何れかを選択する印刷方式選択手段と、
    前記分割印刷方式で駆動パルスを印加する場合に各パルスを分割して複数回に分けてかつ前記各ブロック間で位相をずらして印加する時分割印加手段と、
    サーマルラインヘッドの温度を検出する温度検出手段と、
    前記検出温度に基づいて前記駆動パルスの分割数を決定する分割数決定手段と、
    を備えることを特徴とするサーマルラインプリンタ。
  5. 紙送り方向と直交するライン上に配列される複数の発熱素子を複数のブロックに分け、駆動制御手段の制御により発熱素子を各ブロック毎に駆動して感熱紙に感熱記録を行うサーマルラインプリンタであって、
    前記駆動制御手段は、
    1ライン分の印刷ドット数と、1ライン分の最大通電ドット数とを比較する比較手段と
    前記比較手段における比較結果に基づいて、同一期間に駆動パルスを印加するブロックの組合せからなるグループを決定し、前記各グループに対して印加される駆動パルスを分割し時間をずらして複数回に亘ってかつ前記各グループ間で位相をずらして印加する分割印刷方式または、前記各グループに対して駆動パルスを一括して印加する一括印刷方式の何れかを選択する印刷方式選択手段と、
    前記分割印刷方式で駆動パルスを印加する場合に各パルスを分割して複数回に分けてかつ前記各グループ間で位相をずらして印加する時分割印加手段と、
    サーマルラインヘッドの温度を検出する温度検出手段と、
    前記検出温度に基づいて前記駆動パルスの分割数を決定する分割数決定手段と、
    を備えることを特徴とするサーマルラインプリンタ。
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