JPH10181063A - 印字ヘッド制御装置 - Google Patents

印字ヘッド制御装置

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JPH10181063A
JPH10181063A JP34417496A JP34417496A JPH10181063A JP H10181063 A JPH10181063 A JP H10181063A JP 34417496 A JP34417496 A JP 34417496A JP 34417496 A JP34417496 A JP 34417496A JP H10181063 A JPH10181063 A JP H10181063A
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裕彦 持田
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要 伊賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な通電制御で印字ヘッドのヘッド出力を適
切な出力値で1ドット印字に必要な時間だけ保持して、
高い印字品質を実現する。 【解決手段】印字率を判断して切換信号を出力するカウ
ンタ部と、連続通電により発熱抵抗体のヘッド温度が樹
脂系インクの融点T2より十分に高く、インクリボンの
耐熱温度T1より低い印字に最適なヘッド温度に到達す
るのにかかる通電時間を計時するタイマとを設け、発熱
抵抗体のヘッド温度を連続通電により、樹脂系インクの
融点T2より十分に高く、インクリボンの耐熱温度T1
より低い印字に最適なヘッド温度に到達させ、到達後は
印字率に応じたデューティ比の通電パルスで断続通電を
行って、印字に必要な転写時間tその最適なヘッド温度
を保持するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、抵抗要素電子部
品を備え、この抵抗要素電子部品に予め設定された時間
及び電力量で通電制御を行って1ドットを印字する印字
素子を複数個使用した印字ヘッドを制御する印字ヘッド
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】抵抗を使用した印字素子を複数個使用し
た印字ヘッド、例えば発熱体を複数個1列に配列したラ
インサーマルヘッドは、インクリボンを使用した印字の
場合にインクリボンのインク層を印字素子に通電したこ
とにより発生させた熱により溶融させて用紙へ転写す
る。インクリボンのインク層として使用される材料とし
ては、ワックス系インクと樹脂系インクとが知られてお
り、ワックス系インクはインク融点が低く、耐擦過性に
劣っており、樹脂系インクはインク融点が高く、耐擦過
性に優れているという特徴を持つ。
【0003】すなわち、ワックス系インクを使用したイ
ンクリボンでは、インク融点が低いためインク転写応答
性が良く、高速印字の場合でもラインサーマルヘッドへ
の通電制御が簡単であるが、耐擦過性に劣っているため
用紙と擦れると用紙が汚れるので、用紙とインクリボン
とが擦れないような用紙及びインクリボンの搬送機構及
び搬送制御が必要になる。一方、樹脂系インクを使用し
たインクリボンでは、インク融点が高いためインク転写
応答性が悪く、高速印字の場合、各印字素子が適切な温
度管理されるようにラインサーマルヘッドに対して高度
な通電制御を必要とするが、耐擦過性が優れているため
用紙とインクリボンとの擦れに過分な配慮を必要としな
いので、用紙及びインクリボンの搬送機構及び搬送制御
が簡単になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この樹脂系インクを使
用したインクリボンでの高速印字でのラインサーマルヘ
ッドへの高度な通電制御が必要とするという理由は、例
えば、単純な通電制御では、印字に最低限必要な時間t
だけヘッド温度をインク融点より高く維持するために、
高い電圧で長い通電パルスを与えると、図6に示すよう
に、ヘッド温度がインクリボンのインク層を載せている
ベース層( 樹脂部材 )の耐熱温度T1を越えてしまい、
ベース層が変形してインクリボンに凹凸ができて、イン
クリボンと用紙との接触性が疎になる部分が生じて、印
字した用紙に通称「熱じわ」と呼ばれる線状にインクが
欠落した印字不良が発生するという問題がある。また、
ヘッド温度をインクリボンのベース層の耐熱温度T1を
越えないように高い電圧で短い通電パルスを与えると、
図7に示すように、ヘッド温度がインク融点T2を越え
ている時間が、印字に最低限必要な時間tに達せずに、
熱量不足で印字不良になるという問題がある。
【0005】また、例えばラインサーマルヘッドの場
合、ラインサーマルヘッドを構成する発熱抵抗体は、コ
モン抵抗を介して駆動電源に接続されているので、1ラ
イン中の印字ドットの個数が多い場合には、実質的に並
列に接続される( 印字する )発熱抵抗体の個数が増加し
て、各発熱抵抗体にかかる電位差が小さくなり、発熱抵
抗体の出力( 発熱量 )が小さくなって、出力不足による
印字品質の低下が起こる虞があるという問題があった。
そこでこの発明は、簡単な通電制御で印字ヘッドのヘッ
ド出力を適切な出力値で1ドット印字に必要な時間だけ
保持することができ、高い印字品質を実現することがで
きる印字ヘッド制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
抵抗要素電子部品を備え、この抵抗要素電子部品に予め
設定された時間で必要な電力量の通電制御を行って1ド
ットを印字する印字素子を複数個使用した印字ヘッドを
制御する印字ヘッド制御装置において、1ドットを印字
するための印字素子への通電を、印字素子の出力が予め
設定された出力値の有効範囲に到達するまで連続通電を
行い、有効範囲に到達した後は、印字素子の出力が有効
範囲内に印字に必要な時間だけ維持するように断続通電
を行う通電制御手段を設けたものである。
【0007】請求項2対応の発明は、請求項1対応の発
明において、通電制御手段は、印字時に選択された同時
に通電される印字素子の個数に応じて、印字素子1個当
たりの電力量の減少分を補充するように、断続通電の通
電と非通電との比を変更する断続通電調節手段を備えた
ものである。請求項3対応の発明は、請求項1対応の発
明において、通電制御手段は、印字時に選択された同時
に通電される印字素子の個数に応じて、印字素子1個当
たりの電力量の減少による有効範囲に到達するのにかか
る時間の遅延分を補充するように、連続通電の通電時間
を変更する連続通電調節手段を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1の実施の形
態を図1乃至図3を参照して説明する。図1は、この発
明を適用した印字ヘッド制御装置としてのヘッドコント
ローラ2及びこのヘッドコントローラ2により制御され
るラインサーマルヘッド1の概略の構成を示す一部回路
図を含むブロック図である。なお、このラインサーマル
ヘッドを使用したサーマルプリンタでは樹脂系インクの
インクリボンを使用する。
【0009】このヘッドコントローラ2は、前記ライン
サーマルヘッド1を制御すると共に、サーマルプリンタ
全体の制御を行うプリンタ本体制御部3に制御されるよ
うに接続され、印字データがドットデータに展開( 描画
)される印字データメモリ4に対して印字データの読取
りができるように接続されている。なお、前記プリンタ
本体制御部3は、図示しないが、各種コントローラ及び
インターフェイスを介して周辺装置を制御して、用紙を
搬送し、この用紙に前記ラインサーマルヘッド1により
所望の印字データを印字して排出するようになってい
る。
【0010】ラインサーマルヘッドは、印字素子として
の1280個の発熱抵抗体1-1〜1-1280 を一列に配列
して構成されている。これらの全ての発熱抵抗体1-1〜
1-1280 の一端は共にコモン抵抗5を介して駆動電源V
ccに接続されている。前記各発熱抵抗体1-1〜1-1280
の他端はそれぞれ、NPN形のトランジスタ6-1〜6-1
280 のコレクタ端子に接続され、これらの全てのトラン
ジスタ6-1〜6-1280 のエミッタ端子は共にグラウンド
( 0 [V])に接続されている。
【0011】これらの各トランジスタ6-1〜6-1280 の
ベース端子はそれぞれ、各AND回路7-1〜7-1280 の
出力端子に接続されている。これらの全てのAND回路
7-1〜7-1280 の一方の入力端子には共に、前記ヘッド
コントローラ2から出力されるイネーブル信号が入力さ
れるようになっており、前記各AND回路7-1〜7-128
0 の他方の入力端子は、ラッチ回路8の各チャンネル出
力端子( No.1〜No.1280 )と接続されてい
る。
【0012】このラッチ回路8の各チャンネル入力端子
は、シフトレジスタ9の各データ出力端子( No.1〜
No.1280 )に接続され、前記ヘッドコントローラ
2から入力されるラッチ信号( ストローブ信号 )によ
り、前記ラッチ回路8は、前記シフトレジスタ9の各デ
ータ出力端子から出力されているデータをそれぞれラッ
チして各チャンネル出力端子から出力するようになって
いる。前記シフトレジスタ9は、前記ヘッドコントロー
ラ2から供給されるシリアルの印字データ( 1ライン=
1280ビット )を順番にシフトして、前述したように
各データ出力端子から出力する。
【0013】図2は、前記ヘッドコントローラ2の概略
の構成を示すブロック図である。このヘッドコントロー
ラ2は、ヘッド制御部11と、データ制御部12と、イ
ネーブル信号出力部13と、カウンタ部14と、温度保
持期選択部15と、60%パルス発生部16と、40%
パルス発生部17と、温度上昇タイマ18とから構成さ
れている。なお、前記イネーブル信号出力部13と、前
記60%パルス発生部16又は前記40%パルス発生部
17と、前記温度上昇タイマ18とにより通電制御手段
が構成されている。また、前記カウンタ部14及び前記
温度保持期選択部15により断続通電調節手段が構成さ
れている。
【0014】前記ヘッド制御部11は、前記プリンタ本
体制御部3と接続されており、このプリンタ本体制御部
3からの制御信号又は制御データに基づいて、まず、前
記データ制御部12にデータ読取り出力の制御信号を出
力し、前記シフトレジスタ91ラインの印字データがセ
ットされたタイミングで、前記ラッチ回路8にラッチ信
号( ストローブ信号 )を出力した後、用紙への印字タイ
ミングに合わせて、前記イネーブル信号出力部13にイ
ネーブル信号出力制御信号を出力する。
【0015】前記データ制御部12は、データ読取り出
力の制御信号に基づいて、前記印字データメモリ4にア
クセス可能に接続されており、この印字データメモリ4
から印字データを1ラインデータ( 1280ビット )毎
に読取って、前記カウンタ部14と共に前記シフトレジ
スタ9へ出力する。前記カウンタ部14は、1ライン中
( 1280ビット中 )の印字するドットのデータ( 1 )
の個数をカウントし、予め設定された個数以上の場合に
は、印字率大を示す切換信号( ローレベル信号 )を前記
温度保持期選択部15へ出力する。
【0016】一方、前記60%パルス発生部16及び前
記40%パルス発生部17からは、予め設定された周期
のそれぞれデューティ比60%及び40%のパルス信号
を前記温度保持期選択部15へ出力する。この温度保持
期選択部15は、前記カウンタ部14から切換信号が入
力されないときには、前記40%パルス発生部17から
のデューティ比40%のパルス信号を前記イネーブル信
号出力部13へ供給し、前記カウンタ部14からの切換
信号が入力されたときには、前記60%パルス発生部1
6からのデューティ比60%のパルス信号を前記イネー
ブル信号出力部13へ供給する。
【0017】このイネーブル信号出力部13は、前記A
ND回路7-1〜7-1280 へイネーブル信号を出力するよ
うになっており、前記ヘッド制御部11からのイネーブ
ル信号出力制御信号に基づいて、まず、前記温度上昇期
タイマ18をスタートさせると同時にイネーブル信号を
ローレベルに固定する。この温度上昇タイマ18には、
前記ラインサーマルヘッド1の発熱抵抗体1-1〜1-128
0 の温度( ヘッド温度 )が樹脂系インクの融点T2より
十分に高く、インクリボンの耐熱温度T1より低い印字
に最適なヘッド温度に到達するのにかかる通電時間t1
が予め設定されており、この通電時間t1の計時を終了
すると、前記イネーブル信号出力部13へ温度上昇期終
了信号を出力するようになっている。このイネーブル信
号出力部13は、この温度上昇終了信号に基づいて、前
記温度保持期選択部15から供給されるパルス信号をイ
ネーブル信号として予め設定された印字に必要な転写時
間tだけ出力し、この転写時間tを終了すると、イネー
ブル信号をハイレベルに固定する。
【0018】このような構成の第1の実施の形態におい
ては、図3に示すように、印字を行う発熱抵抗体1-1〜
1-1280 を通電制御する。1ライン中の印字率が小さい
場合には、データ制御部12からシフトレジスタ9に1
ラインの印字データが出力された段階で、カウンタ部1
4から切換信号が出力されないことが決まる。温度保持
期選択部15は40%パルス発生部からのデューティ比
40%のパルス信号を選択してイネーブル信号出力部1
3に供給する。
【0019】従って、この1ライン( 1ドット )の印字
では最初、印字を行う発熱抵抗体1-1〜1-1280 には温
度上昇期タイマ18により計時される通電時間t1だけ
連続通電が行われ、印字を行う発熱抵抗体1-1〜1-128
0 のヘッド温度は、グラフ曲線S1に示すように、樹脂
系インクの融点T2より十分に高く、インクリボンの耐
熱温度T1より低い印字に最適なヘッド温度まで上昇す
る。この通電時間t1が経過すると、印字を行う発熱抵
抗体1-1〜1-1280 には予め設定された印字に必要な転
写時間tだけ、デューティ比40%のパルス信号に基づ
く断続通電が行われ、印字を行う発熱抵抗体1-1〜1-1
280 のヘッド温度は、樹脂系インクの融点T2とインク
リボンの耐熱温度T1との範囲内の温度で維持される。
この転写時間tが経過すると、印字を行う発熱抵抗体1
-1〜1-1280 への通電が停止され、発熱抵抗体1-1〜1
-1280 のヘッド温度は急激に下降する。
【0020】また、1ライン中の印字率が大きい場合に
は、データ制御部12からシフトレジスタ9に1ライン
の印字データが出力された段階で、カウンタ部14から
切換信号が出力される。温度保持期選択部15は60%
パルス発生部からのデューティ比60%のパルス信号を
選択してイネーブル信号出力部13に供給する。従っ
て、1ライン( 1ドット )の印字では最初、印字を行う
発熱抵抗体1-1〜1-1280 には温度上昇期タイマ18に
より計時される通電時間t1だけ連続通電が行われ、印
字を行う発熱抵抗体1-1〜1-1280 のヘッド温度は、グ
ラフ曲線S2に示すように、樹脂系インクの融点T2よ
り十分に高く、インクリボンの耐熱温度T1より低い印
字に最適なヘッド温度まで上昇する。ただし、印字率が
大きいため、印字を行う発熱抵抗体1-1〜1-1280 の個
数が多くなるため、コモン抵抗5との関係から、印字を
行う各発熱抵抗体1-1〜1-1280 にかかる電圧が低下し
て、発熱抵抗体1-1〜1-1280 の温度上昇カーブは印字
率が小さい場合に比べて緩やかになり、その到達温度も
低くなる。
【0021】この通電時間t1が経過すると、印字を行
う発熱抵抗体1-1〜1-1280 には予め設定された印字に
必要な転写時間tだけ、デューティ比60%のパルス信
号に基づく断続通電が行われ、印字を行う発熱抵抗体1
-1〜1-1280 のヘッド温度は、樹脂系インクの融点T2
とインクリボンの耐熱温度T1との範囲内の温度で維持
される。この転写時間tが経過すると、印字を行う発熱
抵抗体1-1〜1-1280 への通電が停止され、発熱抵抗体
1-1〜1-1280 のヘッド温度は下降する。
【0022】このように第1の実施の形態によれば、デ
ューティ比60%及びデューティ比40%のパルス信号
をそれぞれ出力する60%パルス発生部16及び40パ
ルス発生部17と、1ラインの印字データ中の印字する
( 選択された )ドットのデータの個数をカウントして予
め設定された個数以上の場合に印字率大を示す切換信号
を出力するカウンタ部14と、この切換信号に基づいて
デューティ比60%及びデューティ比40%のパルス信
号のいずれか一方を選択して出力する温度保持期選択部
15と、発熱抵抗体1-1〜1-1280 のヘッド温度が樹脂
系インクの融点T2より十分に高く、インクリボンの耐
熱温度T1より低い印字に最適な温度に到達するのにか
かる通電時間t1を計時する温度上昇期タイマ18とを
設け、発熱抵抗体1-1〜1-1280 を通電時間t1だけ連
続通電した後、温度保持期選択部15により選択出力さ
れたパルス信号で予め設定された印字に必要な転写時間
tだけ断続通電することにより、発熱抵抗体1-1〜1-1
280 のヘッド温度を樹脂系インクの融点T2より十分に
高く、インクリボンの耐熱温度T1より低い印字に最適
な温度範囲で印字に必要な転写時間tだけ維持させるこ
とができる。また、印字率の大小により断続通電におけ
るデューティ比を変更することにより、印字率による発
熱抵抗体1-1〜1-1280 にかかる電圧の変動に対して、
適切に電力調整を行って、発熱抵抗体1-1〜1-1280 の
温度制御を行うことができる。
【0023】従って、電圧制御等の高度な通電制御を必
要とせずに簡単な通電制御で、樹脂系インクのインクリ
ボンを使用した場合に、確実に樹脂系インクを溶融させ
て用紙に転写させることができ、しかもインクリボンを
変形させることがないので熱じわ等の印字不良が発生す
る虞がなく、高い印字品質を実現することができる。
【0024】この発明の第2の実施の形態を図4及び図
5を参照して説明する。なお、サーマルプリンタの設定
はほぼ第1の実施の形態と同一で、樹脂系インクのイン
クリボンを使用する。図4は、この発明を適用したヘッ
ドコントローラ21の概略の構成を示すブロック図であ
る。なお、前述の第1の実施の形態と同一部材には同一
符号を付してその説明は省略する( 図1参照 )。このヘ
ッドコントローラ21は、前記ヘッド制御部11と、前
記データ制御部12と、前記イネーブル信号出力部13
と、前記カウンタ部14と、前記温度保持期選択部15
と、前記60%パルス発生部16と、前記40%パルス
発生部17と、印字率小用上昇期タイマ22と、印字率
大用上昇期タイマ23と、温度上昇期選択部24とから
構成されている。なお、前記前記イネーブル信号出力部
13と、前記60%パルス発生部16又は前記40%パ
ルス発生部17と、印字率小用上昇期タイマ22又は印
字率大用上昇期タイマ23とにより通電制御手段が構成
されている。また、前記カウンタ部14及び前記温度保
持期選択部15により断続通電調節手段が構成されてい
る。さらに、前記カウンタ部14及び前記温度上昇期選
択部24により連続通電調節手段が構成されている。
【0025】前記印字率小用上昇期タイマ22には、印
字率が小さいときに前記ラインサーマルヘッド1の各発
熱抵抗体1-1〜1-1280 にかかる電圧を考慮して、発熱
抵抗体1-1〜1-1280 のヘッド温度が樹脂系インクの融
点T2より十分に高く、インクリボンの耐熱温度T1よ
り低い印字に最適な温度に到達するのにかかる通電時間
t1が予め設定されている。前記印字率大用上昇期タイ
マ23には、印字率が大きいときに前記ラインサーマル
ヘッド1の各発熱抵抗体1-1〜1-1280 にかかる電圧を
考慮して、発熱抵抗体1-1〜1-1280 のヘッド温度が樹
脂系インクの融点T2より十分に高く、インクリボンの
耐熱温度T1より低い印字に最適な温度に到達するのに
かかる通電時間t2が予め設定されている。
【0026】前記温度上昇期選択部24は、前記カウン
タ部14と接続され、印字率大のときに出力される切換
信号が入力されるようになっており、切換信号が入力さ
れないときには、前記印字率小用上昇期タイマ22を前
記イネーブル信号出力部13と接続して、前記印字率大
用上昇期タイマ23と前記イネーブル信号出力部13と
を非接続状態とする。また、切換信号が入力されたとき
には、前記印字率大用上昇期タイマ23を前記イネーブ
ル信号出力部13と接続して、前記印字率小用上昇期タ
イマ22と前記イネーブル信号出力部13とを非接続状
態とする。
【0027】このような構成の第2の実施の形態におい
ては、図5に示すように、印字を行う発熱抵抗体1-1〜
1-1280 を通電制御する。1ライン中の印字率が小さい
場合には、データ制御部12からシフトレジスタ9に1
ラインの印字データが出力された段階で、カウンタ部1
4から切換信号が出力されないことが決まる。温度保持
期選択部15は40%パルス発生部からの40%のパル
ス信号を選択してイネーブル信号出力部13に供給す
る。同時に、温度上昇期選択部24は、イネーブル信号
出力部13を印字率小用上昇期タイマ22に接続して、
印字率大用上昇期タイマ23とは非接続状態とする。
【0028】従って、この1ライン( 1ドット )の印字
では最初、印字を行う発熱抵抗体1-1〜1-1280 には印
字率小用上昇期タイマ22により計時される通電時間t
1だけ連続通電が行われ、印字を行う発熱抵抗体1-1〜
1-1280 のヘッド温度は、グラフ曲線S1に示すよう
に、樹脂系インクの融点T2より十分に高く、インクリ
ボンの耐熱温度T1より低い印字に最適な温度まで上昇
する。この通電時間t1が経過すると、印字を行う発熱
抵抗体1-1〜1-1280 には予め設定された印字に必要な
転写時間tだけ、デューティ比40%のパルス信号に基
づく断続通電が行われ、印字を行う発熱抵抗体1-1〜1
-1280 のヘッド温度は、樹脂系インクの融点T2とイン
クリボンの耐熱温度T1との範囲内の温度で維持され
る。この転写時間tが経過すると、印字を行う発熱抵抗
体1-1〜1-1280 への通電が停止され、発熱抵抗体1-1
〜1-1280 のヘッド温度は急激に下降する。
【0029】また、1ライン中の印字率が大きい場合に
は、データ制御部12からシフトレジスタ9に1ライン
の印字データが出力された段階で、カウンタ部14から
切換信号が出力される。温度保持期選択部15は60%
パルス発生部からの60%のパルス信号を選択してイネ
ーブル信号出力部13に供給する。同時に、温度上昇期
選択部24は、イネーブル信号出力部13を印字率大用
上昇期タイマ23に接続して、印字率小用上昇期タイマ
22とは非接続状態とする。
【0030】従って、1ライン( 1ドット )の印字では
最初、印字を行う発熱抵抗体1-1〜1-1280 には印字率
大用タイマ23により計時される通電時間t2だけ連続
通電が行われ、印字を行う発熱抵抗体1-1〜1-1280 の
ヘッド温度は、グラフ曲線S3に示すように、樹脂系イ
ンクの融点T2より十分に高く、インクリボンの耐熱温
度T1より低い印字に最適な温度、すなわち、印字率が
小さいときのグラフ曲線S1の到達温度まで上昇する。
【0031】この通電時間t2が経過すると、印字を行
う発熱抵抗体1-1〜1-1280 には予め設定された印字に
必要な転写時間tだけ、デューティ比60%のパルス信
号に基づく断続通電が行われ、印字を行う発熱抵抗体1
-1〜1-1280 のヘッド温度は、樹脂系インクの融点T2
とインクリボンの耐熱温度T1との範囲内の温度で維持
される。この転写時間tが経過すると、印字を行う発熱
抵抗体1-1〜1-1280 への通電が停止され、発熱抵抗体
1-1〜1-1280 のヘッド温度は急激に下降する。
【0032】このように第2の実施の形態によれば、デ
ューティ比60%及びデューティ比40%のパルス信号
をそれぞれ出力する60%パルス発生部16及び40パ
ルス発生部17と、1ラインの印字データ中の印字する
( 選択された )ドットのデータの個数をカウントして予
め設定された個数以上の場合に印字率大を示す切換信号
を出力するカウンタ部14と、この切換信号に基づいて
デューティ比60%及びデューティ比40%のパルス信
号のいずれか一方を選択して出力する温度保持期選択部
15と、印字率が小さいとき及び大きいときにそれぞれ
発熱抵抗体1-1〜1-1280 のヘッド温度が樹脂系インク
の融点T2より十分に高く、インクリボンの耐熱温度T
1より低い印字に最適な温度に到達するのにかかる通電
時間t1及びt2をそれぞれ計時する印字率小用上昇期
タイマ22及び印字率大用上昇期タイマ23と、上記切
換信号に基づいて印字率小用タイマ22及び印字率大用
タイマ23のうちいずれか一方を選択する温度上昇期選
択部24とを設け、発熱抵抗体1-1〜1-1280 を温度上
昇期選択部により選択されたタイマの通電時間だけ連続
通電した後、温度保持期選択部15により選択出力され
たパルス信号で予め設定された印字に必要な転写時間t
だけ断続通電することにより、発熱抵抗体1-1〜1-128
0 のヘッド温度を樹脂系インクの融点T2より十分に高
く、インクリボンの耐熱温度T1より低い印字に最適な
温度範囲で印字に必要な転写時間tだけ維持させること
ができる。また、印字率の大小により断続通電における
デューティ比を変更することにより、印字率による発熱
抵抗体1-1〜1-1280 にかかる電圧の変動に対して、適
切に電力調整を行って、発熱抵抗体1-1〜1-1280 の印
字における最適なヘッド温度保持制御を行うことができ
る。また、印字率の大小により連続通電における通電時
間を変更することにより、印字率による発熱抵抗体1-1
〜1-1280 にかかる電圧の変動に対して、適切に通電調
整を行って、印字率が小さいときに到達する温度まで、
発熱抵抗体1-1〜1-1280 の加熱における確実な温度上
昇制御を行うことができる。
【0033】なお、この第2の実施の形態において、連
続通電の通電時間を印字率小用と印字率大用の2段階か
ら選択するようになっていたが、この発明はこれに限定
されるものではなく、3段階以上から選択するものでも
良く、さらに、印字率に応じて通電時間を連続的に変化
させるようにしても良いものである。
【0034】なお、上述した各実施の形態においては、
断続通電時のデューティ比を60%と40%との2段階
から選択するものについて説明したが、この発明はこれ
に限定されるものではなく、3段階以上から選択するも
のでも良く、さらに、印字率に応じてデューティ比を連
続的に変化させるようにしても良いものである。また、
上述した各実施の形態においては、上述した連続通電と
断続通電の通電制御をハードウエア的に行うものについ
て説明したが、この発明はこれに限定されるものではな
く、ソフトウエア的に行うものでも良いものである。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
簡単な通電制御で印字ヘッドのヘッド出力を適切な出力
値で1ドット印字に必要な時間だけ保持することがで
き、高い印字品質を実現することができる印字ヘッド制
御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のヘッドコントロ
ーラ及びこのヘッドコントローラにより制御されるライ
ンサーマルヘッドの概略の構成を示す一部回路図を含む
ブロック図。
【図2】同実施の形態のヘッドコントローラの概略の構
成を示すブロック図。
【図3】同実施の形態のヘッドコントローラから出力さ
れるイネーブル信号波形及びこのイネーブル信号波形に
よるラインサーマルヘッドの温度変化を示すグラフを示
す図。
【図4】この発明の第2の実施の形態のヘッドコントロ
ーラの概略の構成を示すブロック図。
【図5】同実施の形態のヘッドコントローラから出力さ
れるイネーブル信号波形及びこのイネーブル信号波形に
よるラインサーマルヘッドの温度変化を示すグラフを示
す図。
【図6】従来例のヘッドコントローラから出力される第
1の例のイネーブル信号波形及びこのイネーブル信号波
形によるラインサーマルヘッドの温度変化を示すグラフ
を示す図。
【図7】同従来例のヘッドコントローラから出力される
第2の例のイネーブル信号波形及びこのイネーブル信号
波形によるラインサーマルヘッドの温度変化を示すグラ
フを示す図。
【符号の説明】
2,21…ヘッドコントローラ、 13…イネーブル信号出力部、 14…カウンタ部、 15…温度保持期選択部、 16…60%パルス発生部、 17…40%パルス発生部、 18…温度上昇期タイマ、 22…印字率小用上昇期タイマ、 23…印字率大用上昇期タイマ、 24…温度上昇期選択部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗要素電子部品を備え、この抵抗要素
    電子部品に予め設定された時間で必要な電力量の通電制
    御を行って1ドットを印字する印字素子を複数個使用し
    た印字ヘッドを制御する印字ヘッド制御装置において、 1ドットを印字するための前記印字素子への通電を、前
    記印字素子の出力が予め設定された出力値の有効範囲に
    到達するまで連続通電を行い、前記有効範囲に到達した
    後は、前記印字素子の出力が前記有効範囲内に印字に必
    要な時間だけ維持するように断続通電を行う通電制御手
    段を設けたことを特徴とする印字ヘッド制御装置。
  2. 【請求項2】 前記通電制御手段は、印字時に選択され
    た同時に通電される前記印字素子の個数に応じて、前記
    印字素子1個当たりの電力量の減少分を補充するよう
    に、前記断続通電の通電と非通電との比を変更する断続
    通電調節手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    印字ヘッド制御装置。
  3. 【請求項3】 前記通電制御手段は、印字時に選択され
    た同時に通電される前記印字素子の個数に応じて、前記
    印字素子1個当たりの電力量の減少による前記有効範囲
    に到達するのにかかる時間の遅延分を補充するように、
    前記連続通電の通電時間を変更する連続通電調節手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載及び請求項2のい
    ずれか1項記載の印字ヘッド制御装置。
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