JP3888274B2 - 軸体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸体の少なくとも把持部に弾性樹脂を使用した軸体に関するものである。その軸体の1例としては、シャープペンシルやボールペン、修正ペンなどの筆記具、カッターや彫刻刀、ドライバーなどの工具類、PDA(パーソナル デジタル アシスタンス)や電子手帳に使用される入力ペン、自転車のハンドルなどが挙げられる。
【0002】
【従来の技術】
把持する部分には、滑り止めや把持しやすさといった効果を持たせるために様々な発明がなされている。滑り止めとしてはシリコーンやエラストマーといった弾性樹脂を把持部に配置した構成(グリップ)が採られており、弾性樹脂の形状や硬さを変化させることによって持ちやすい把持部を形成している。これら把持部には装飾や名入れ等の加飾を施すことが検討されているが、弾性樹脂表面への加飾は把持部の弾性変形に加飾部分が追従できずに割れや、剥離が発生してしまい長期使用による劣化が問題となっている。そこで弾性樹脂表面ではなく、内面に加飾を施す方法が検討されており、軸表面に名入れや柄付けを行った後、透明な弾性樹脂を被覆する方法(特許文献1参照)が挙げられる。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−276887号公報(請求項1)
【0004】
【発明が解消しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載されている内面への加飾は耐久性の点で優れるものの、被覆する弾性樹脂は透明なものに限定されてしまい、色調の自由度が制限されてしまう。特に透明な弾性樹脂は汗や汚れの吸着による変色が目立ってしまい、長期使用という点ではやはり問題となっている。
本発明は、軸体の少なくとも把持部に弾性樹脂を使用した軸体において、弾性樹脂表面に弾性皮膜による耐久性の高い加飾を施し、把持部の色調を限定しないとともに、更なる目的として、弾性皮膜の形成によって弾性樹脂のべたつきを解消する事も可能な軸体を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、体の少なくとも把持部に弾性樹脂を使用した軸体において、前記弾性樹脂表面の一部に弾性皮膜を形成すると共に、その弾性皮膜を前記弾性樹脂に設けられた凹部に形成したことを要旨とするものである。
【0006】
以下、本発明を詳細に説明する。
把持部を有する軸体において、把持部は軸体の外周部で把持者の指先が接する部分に少なくとも設けられる。把持部以外の軸体の材質は金属、樹脂、木材、石材などの軸体を形成できるものであればよく、把持部を形成する材料が軸体を形成できる強度を有していれば、この材料で軸体自体を形成することも可能であり、特に限定されない。また、これらの材質は1種または2種以上の混合物であってもよい。把持部の大きさ、太さ、形状は特に限定されないが、滑り止めや把持のしやすさといった効果を持つものが望ましい。
【0007】
把持部の製造方法としては、圧縮成形、トランスファー成形、射出成形、押出成形、真空注形といった方法で成形した樹脂を軸体に装着する方法や、軸体の表面に樹脂を塗布する方法、インサート成形で形成するといった方法などが挙げられるが、これらの製造方法には特に限定されない。
【0008】
把持部に用いる弾性樹脂の具体例としては、アクリル樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂、塩化ビニル、ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、ジメチル系シリコーン、メチルビニル系シリコーン、メチルフェニルビニル系シリコーン、メチルフルオロアルキル系シリコーン(フロロシリコーン)、フロロ−ジメチル共重合シリコーン、ウレタンゴム、エチレンアクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、塩素化ポリエチレン、ニトリルゴム、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、エステル系エラストマー、ウレタン系エラストマーなどが挙げられるが、形状が維持できるものであれば、特に限定されない。これら樹脂は1種または2種以上の混合物であってもよい。
【0009】
弾性樹脂表面の一部または全部に弾性皮膜が形成されている。弾性皮膜の材質は例としてシリコーン系やウレタン系のインク、塗料、コーティング材が挙げられるが、弾性樹脂上に弾性皮膜を形成できればよく、特に限定されるものではない。ただし、弾性樹脂と弾性皮膜の密着性を考慮した場合、弾性樹脂と弾性皮膜の材質は同材質であることが望ましい。弾性皮膜の厚みは隠蔽性、意匠性の観点から0.1〜200μm、望ましくは5〜50μmで形成できればよい。弾性皮膜を形成して加飾を施すことにより、把持部の弾性変形に対して加飾部分も追従して変形することが可能であり、割れや剥離といった問題は解消され、耐久性も向上する。更に、把持部の表面に加飾を施すので、弾性樹脂が透明である必要はなく、使用環境や目的に応じた自由な外観が可能である。また、比較的軟らかくべたつき感が発生してしまう弾性樹脂の表面にべたつきのない弾性皮膜を形成することによって、触感を良好なものへと変えることも可能である。
【0010】
弾性皮膜は弾性樹脂表面の一部または全部に形成されていればよく、場所や形状は特に限定されない。例えば、縞目模様や網目模様、水玉模様などを形成してもよく、不規則な模様を形成してもよい。また、指先や手が当接する箇所に弾性皮膜を形成し、握ったときに指や手がフィットする場所を示すガイドとして利用することも出来る。
【0011】
弾性皮膜の形成方法としては、スクリーン印刷や吹き付け塗装、ディッピング、刷毛塗り等が挙げられるが、使用するインクや塗料、コーティング材の種類によって適宜選択すればよい。
【0012】
弾性樹脂と弾性皮膜の密着性を向上させる操作は特に必要としないが、必要であれば放射線照射、コロナ放電、酸処理、表面粗化、プライマー等の密着性向上のための物理的及び化学的処理を施してもよい。
【0013】
これら弾性樹脂や弾性皮膜には触り心地や指先へのフィット感の向上、着色や文様といった意匠性の向上、抗菌や汗の吸放出、光触媒反応による自己洗浄といった機能性の付与のために粉体、微粒子、発泡剤などが含まれてもよい。
その粉体の具体例としては、スチレン、ナイロン、ポリオレフィン、シリコン、エポキシ、ポリメタクリル酸メチルなどの樹脂粉体や、シリカ、アルミナ、ジルコニア、ガラス片、金属片などの無機粉体、シルクパウダー、木粉、コルク粉などの天然素材を粉体化したものなどが挙げられる。また、それらの粉体に、アクリル系、ウレタン系、エポキシ系などの粉体塗膜を被覆した複合粉体、さらには、自動乳鉢、ボールミル、ジェットミル、アトマイザー、ハイブリダイザーなどを用いて樹脂粉体にこの樹脂粉体より小さい無機粉体を吸着させたり、打ち込んだりしたものなども挙げられ、特に限定されない。また、粉体の形状は、無定型、球状、板状、針状などが用いられ、特に限定するものではない。これら粉体は1種または2種以上添加してもよい。
【0014】
また、前記微粒子の具体例としては、カーボンブラック、グラファイトや、酸化チタン、酸化錫、酸化インジウムなどの酸化物、窒化チタン、窒化クロム、窒化ジルコニウム、窒化タンタルなどの窒化物、炭化チタン、炭化ジルコニウム、炭化タンタルなどの炭化物、ホウ化チタン、ホウ化ジルコニウム、ホウ化タンタルなどのホウ化物が挙げられ、特に限定されない。また、微粒子の形状は無定型、鱗片状、球状、繊維状などを用いることができる。これら微粒子は、1種または2種以上添加してもよい。
【0015】
更に、前記発泡剤は、化学発泡剤、物理発泡剤、熱膨張性マイクロカプセルなどが用いられる。
化学発泡剤の具体例は、アゾ化合物、ニトロソ化合物、ヒドラジン誘導体、セミカルバジド化合物、アジド化合物、トリアゾール化合物などの有機系熱分解型発泡剤、イソシアネート化合物などの有機系反応型発泡剤、重炭酸塩、炭酸塩、亜硫酸塩、水素化物などの無機系熱分解型発泡剤、重炭酸ナトリウム+酸、過酸化水素+イースト菌、亜鉛粉末+酸などの無機系反応型発泡剤などが挙げられる。
物理発泡剤の具体例は、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ジクロルエタン、ジクロルメタン、フロン、空気、炭酸ガス、窒素ガスなどが挙げられる。
熱膨張性マイクロカプセルの具体例は、イソブタン、ペンタン、石油エーテル、ヘキサンなどの低沸点炭化水素を芯物質とし、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルなどの共重合体からなる熱可塑性樹脂を壁物質としたマイクロカプセルなどが挙げられ、特に限定されない。これら発泡剤は、1種または2種以上添加してもよい。
【0016】
【実施例】
以下、本発明を実施例により、より具体的に説明する。
<実施例1>
ジメチル系シリコーン(GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U、ゴム硬度30°)を用いて射出成形により弾性樹脂1を成形した。弾性樹脂表面全体にシリコーンゴム用のインキ(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製、PRK−3)を吹き付けで塗装し、弾性被膜2を形成して把持部3を得た。得られた把持部3を軸体4に装着した(図1、図2参照)。把持部3を握った時に弾性樹脂1が変形した場合でも、弾性皮膜2は弾性樹脂1の形態に追従して変形するため、把持部3の外観に割れや剥離は発生しない。
【0017】
<実施例2>
ジメチル系シリコーン(GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U、ゴム硬度20°)を用いて射出成形により弾性樹脂5を成形した。弾性樹脂表面にシリコーンゴム用のインキ(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製、PRK−3)をスクリーン印刷で印刷し、弾性被膜6を形成して把持部7を得た。得られた把持部7を筆記具8に装着した(図3参照)。筆記具8は把持部7がねじれる構造になっており、ねじることによって図4に示す形態になるが、把持部7をねじった場合でも弾性皮膜6は弾性樹脂5の形態に追従してねじれるため、印刷面の割れや剥離は発生しない。
【0018】
<実施例3>
黒色のウレタンゴム(日本特材(株)、NTP−11、ゴム硬度20°)を用いて真空注形により弾性樹脂9を成形した。弾性樹脂凹面を残してマスキングし、凹面表面にウレタンゴム用の白インキ(大日精化工業(株)製、ダイプラコートソフト、SO−110)を吹き付けで塗装し、弾性被膜10を形成して把持部11を得た。得られた把持部11を筆記具12に装着した(図5、図6参照)。弾性樹脂9が変形した場合でも、弾性皮膜10は弾性樹脂9の形態に追従して変形するため、把持部11の外観に割れや剥離は発生しない。さらに把持部11を握る時に凹面が異なる色調になっているので指がフィットする位置がわかりやすくなっている。尚、この実施例3には、前後動可能な駒13が設けられており、筆記具12の重心位置を変更したり、或いは、親指と人差し指で構成される股の部分に前記駒13を位置させ、筆記の際の安定性を向上させても良い。
【0019】
【発明の効果】
以上、実施例に示したように、本発明は、体の少なくとも把持部に弾性樹脂を使用した軸体において、前記弾性樹脂表面の一部に弾性皮膜を形成すると共に、その弾性皮膜を前記弾性樹脂に設けられた凹部に形成したことを特徴とする軸体である。これにより、弾性樹脂の変形に対し弾性皮膜も追従して変形するため、耐久性の高い加飾を施すことが可能であり、把持部の弾性樹脂が透明に限定されていた問題を解消したものである。また、他の効果として、べたつきのある弾性樹脂表面にべたつきのない弾性被膜の形成することによって、べたつきのない触感に変えることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1を示す要部縦半断面図。
【図2】 図1のA−A線断面図。
【図3】 本発明の実施例2を示す外観図。
【図4】 実施例2のねじった状態を示す外観図。
【図5】 本発明の実施例3を示す外観図。
【図6】 図5のB−B線断面図。
【符号の説明】
1 弾性樹脂
2 弾性皮膜
3 把持部
4 軸体
5 弾性樹脂
6 弾性被膜
7 把持部
8 筆記具
9 弾性樹脂
10 弾性被膜
11 把持部
12 筆記具
13 駒

Claims (4)

  1. 軸体の少なくとも把持部に弾性樹脂を使用した軸体において、前記弾性樹脂表面の一部に弾性皮膜を形成すると共に、その弾性皮膜を前記弾性樹脂に設けられた凹部に形成したことを特徴とする軸体。
  2. 前記弾性樹脂と弾性皮膜を同材質で形成したことを特徴とする請求項1記載の軸体。
  3. 前記弾性樹脂がシリコーンである請求項1又は、請求項2に記載の軸体。
  4. 前記軸体が筆記具である請求項1乃至請求項3の何れかに記載の軸体。
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