JP3880862B2 - 撮像装置 - Google Patents

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    • G06T2207/20052Discrete cosine transform [DCT]

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を撮像す撮像装置に関する。特に、本発明は撮像した画像を画像処理する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮像した画像のノイズを低減する画像処理を行う撮像装置がある。このような撮像装置として、特開平6−6748号公報に開示されたデジタル電子スチルカメラがある。このデジタル電子スチルカメラは、映像信号の輝度信号Y、色差信号Cr、Cbを離散コサイン変換し、その成分を量子化テーブルの値で割り、求めた商を符号化してデータ圧縮し、記録媒体に記憶する。このデジタル電子スチルカメラは、通常用の量子化テーブルと、ノイズの多い周波数帯域用の視感補正用テーブルとを必要に応じて切り替える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の撮像装置では、画像のエッジと画像のノイズとを区別して画像処理することが困難であった。例えば、画像のノイズを低減させた場合に、画像のエッジをも低減してしまう場合がある。
【0004】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる撮像装置を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、被写体の画像を撮像する撮像装置であって、画像を取得する撮像部と、画像の輝度信号の周波数成分に基づいて、輝度信号の周波数成分に対応する画像の色差信号の周波数成分を除去するノイズ低減部とを備えることを特徴とする撮像装置を提供する。ノイズ低減部は、輝度信号の周波数成分に対応する色差信号の周波数成分に更に基づいて、対応する色差信号の周波数成分を除去することが好ましい。
【0006】
また、ノイズ低減部は、輝度信号の周波数成分が、予め与えられた閾値より小さい場合、対応する色差信号の周波数成分を除去してよい。また、ノイズ低減部は、輝度信号の周波数成分と、対応する色差信号の周波数成分の積が、予め与えられた閾値より小さい場合、対応する色差信号の周波数成分を除去してよい。
【0007】
撮像装置は、画像の輝度に応じた閾値を生成し、閾値をノイズ低減部に与える閾値生成部を更に備えてよい。また、撮像部の感度に応じた閾値を生成し、閾値をノイズ低減部に与える閾値生成部を更に備えてもよい。
【0008】
また、輝度信号及び色差信号を離散コサイン変換するDCT変換部を更に備え、ノイズ低減部は、離散コサイン変換された輝度信号の周波数成分が、閾値より小さい場合、離散コサイン変換された色差信号の対応する周波数成分を除去してよい。また、輝度信号及び色差信号を離散コサイン変換するDCT変換部を更に備え、ノイズ低減部は、離散コサイン変換された輝度信号の周波数成分と、離散コサイン変換された色差信号の対応する周波数成分との積が、閾値より小さい場合、離散コサイン変換された色差信号の対応する周波数成分を除去してもよい。
【0009】
また、DCT変換部は、画像の8×8画素のブロックに対応する輝度信号及び色差信号毎に離散コサイン変換を行い、撮像装置は、輝度信号と、ノイズ低減部が周波数成分を除去した色差信号とに基づいて、画像を圧縮する画像圧縮部を更に備えてよい。
【0010】
本発明の第2の形態においては、コンピュータに画像処理をさせるプログラムであって、コンピュータを、画像処理するべき画像を取得する取得部と、画像の輝度信号の周波数成分に基づいて、輝度信号の周波数成分に対応する画像の色差信号の周波数成分を除去するノイズ低減部として機能させることを特徴とするプログラムを提供する。
【0011】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0013】
図1は、本発明に係る撮像装置100の構成の一例を示す。撮像装置100は、被写体の画像を撮像する。撮像装置100は、撮像部10と画像処理部20とを備える。撮像部10は、被写体の画像を取得する。撮像部10は、例えば画像を取得するためのCCDを有してよい。
【0014】
画像処理部20は、撮像部が取得した画像に対して所定の画像処理を行う。本例において、画像処理部20は、撮像部が取得した画像のノイズを低減させ、当該画像を圧縮する。画像処理部20は、DCT変換部22と、ノイズ低減部24と、画像圧縮部26と、閾値生成部28とを備える。
【0015】
DCT変換部22は、画像の輝度信号及び色差信号を離散コサイン変換する。ノイズ低減部24は、画像の輝度信号の周波数成分に基づいて、輝度信号の周波数成分に対応する画像の色差信号の周波数成分を除去する。ノイズ低減部24は、輝度信号の周波数成分が、予め与えられた閾値より小さい場合、対応する色差信号の周波数成分を除去する。本例におけるノイズ低減部24によれば、画像の輝度信号の周波数成分が予め与えられた閾値より小さい場合に、色差信号の周波数成分を除去するため、画像のエッジ部をノイズと誤検出して除去することを低減し、画像のノイズを精度よく低減することができる。本例において、ノイズ低減部24は、離散コサイン変換された輝度信号の周波数成分が、閾値より小さい場合、離散コサイン変換された色差信号の対応する周波数成分を除去する。
【0016】
閾値生成部28は、閾値をノイズ低減部24に供給する。例えば、閾値生成部28は、画像の輝度に応じた閾値を生成し、生成した閾値をノイズ低減部24に与えてよい。また、閾値生成部28は、撮像部10の感度に応じた閾値を生成し、生成した閾値をノイズ低減部24に与えてもよい。閾値生成部28が画像の輝度又は撮像部10の感度に応じた閾値を生成することにより、ノイズ低減部24において、エッジ部をノイズと誤検出して除去することを低減することができる。
【0017】
画像圧縮部26は、ノイズ低減部24がノイズを低減した画像を圧縮する。また、撮像装置100は、圧縮した画像を格納するメモリを備えてよい。
【0018】
図2は、画像処理部20の詳細な構成の一例を示す。図2において、図1と同一の符号を附した要素は、図1に関連して説明した要素と同一又は同様の機能及び構成を有する。画像処理部20は、YC変換部30と、DCT変換部22と、ノイズ低減部24と、画像圧縮部26と、閾値生成部28とを有する。
【0019】
YC変換部30は、撮像部10が取得した画像の画像データをYC変換する。例えば、撮像部10は、取得した画像をRGB信号に変換してYC変換部30に供給する。YC変換部30は、与えら得たRGB信号をYC変換し、輝度信号Y、色差信号Cr、及び色差信号CbをDCT変換部22に供給する。また、画像処理部20は、YC変換された信号に対してガンマ補正を行うガンマ補正部を更に有してよい。この場合、DCT変換部22は、ガンマ補正された輝度信号及び色差信号を受け取る。
【0020】
DCT変換部22は、受け取った輝度信号Y、色差信号Cr、及び色差信号Cbのそれぞれに対して、離散コサイン変換を行う。DCT変換部22は、撮像部10が撮像した画像のm×n(但しm及びnは整数)の画素領域に対応する輝度信号及び色差信号毎に、離散コサイン変換を行ってよい。つまり、DCT変換部22は、撮像部10が撮像した画像を、複数のm×nの画素領域に分割し、分割したそれぞれの画素領域において、輝度信号及び色差信号に対して離散コサイン変換を行ってよい。
【0021】
また、DCT変換部22は、撮像部10が撮像した画像をJPEG方式等で圧縮するために、8×8の画素領域毎に離散コサイン変換を行ってよい。つまり、DCT変換部22は、画像の8×8画素のブロックに対応する輝度信号及び色差信号毎に離散コサイン変換を行ってよい。
【0022】
閾値生成部28は、撮像部10の感度又は画像の輝度に応じた閾値を生成する。例えば、閾値生成部28は、撮像部10の感度が高い場合に高い閾値を生成し、撮像部10の感度が低い場合に低い閾値を生成してよい。また、閾値生成部28は、画像の輝度として、前述したm×n画素のブロック又は8×8画素のブロック毎の平均輝度に応じた閾値を、当該ブロック毎に生成してよい。例えば、閾値生成部28は、当該平均輝度が高い場合に高い閾値を生成し、当該平均輝度が低い場合に低い閾値を生成してよい。
【0023】
ノイズ低減部24は、色差信号Cr及び色差信号Cbのノイズを低減する。ノイズ低減部24は、DCT変換部22が離散コサイン変換した色差信号Cr及び色差信号Cbを受け取り、受け取った色差信号Cr及び色差信号Cbの周波数成分のうち、ノイズと判定した周波数成分を除去する。ノイズ低減部24は、DCT変換部22から、離散コサイン変換された輝度信号Yを受け取り、輝度信号Yの周波数成分のうち、閾値生成部28が生成した閾値より大きい値を示す周波数成分に基づいて、色差信号Cr及び色差信号Cbのノイズを除去する。色差信号Cr及び色差信号Cbのノイズ除去については、図3から図5において後述する。
【0024】
画像圧縮部26は、離散コサイン変換された輝度信号Y、ノイズ低減された色差信号Cr及び色差信号Cbに基づいて、画像を圧縮する。
【0025】
図3は、DCT変換部22が離散コサイン変換した輝度信号及び色差信号の一例を示す。図3(a)は、輝度信号Yの離散コサイン変換を示し、図3(b)は、色差信号Crの離散コサイン変換を示し、図3(c)は、色差信号Cbの離散コサイン変換を示す。図3において、DCT変換部22は、8×8画素のブロック毎に離散コサイン変換を行う。
【0026】
図3(a)において横軸は画像の輝度の水平方向の周波数成分を示し、縦軸は画像の輝度の垂直方向の周波数成分を示す。また、右方向及び下方向がより高周波の成分を示す。つまり、図3(a)において、要素Y00は、画像の水平方向及び垂直方向における低周波数成分を示し、要素Y07は、画像の水平方向における高周波数成分を示し、要素Y70は、画像の垂直方向における高周波数成分を示し、要素Y77は、画像の水平方向及び垂直方向における高周波数成分を示す。
【0027】
図3(b)及び図3(c)は、色差信号Cr及び色差信号Cbの離散コサイン変換を示す。図3(b)及び図3(c)の各要素は、図3(a)の各要素と同様の周波数成分を示す。つまり、図3(a)における要素Yuv(u,vは0〜7の整数)、図3(b)における要素Cruv、及び図3(c)における要素Cbuvは、同一の周波数帯域における輝度信号Y、色差信号Cr、及び色差信号Cbの周波数成分を示す。
【0028】
図4は、輝度信号Yの周波数成分と閾値との関係の一例を示す。図4は、図3(a)に示した図と同様の図である。図4において、輝度信号Yの各周波数成分Yuvが、閾値生成部28が生成した閾値より小さい場合に当該周波数成分の要素を網掛けで示す。図4に示すように、本例においては要素Yuvにおいて、uが3以下且つvが2以下である領域と、要素Y04、要素Y24、要素Y31、要素Y33が、閾値より大きい値を示す。ノイズ低減部24は、図4に示した輝度信号Yの周波数成分と閾値との関係に基づいて、色差信号のノイズを低減する。
【0029】
図5は、ノイズ低減部24におけるノイズ低減方法の例について説明する図である。図5においては、色差信号Crに対するノイズ低減方法について説明するが、ノイズ低減部24は、色差信号Cbに対しても同様のノイズ低減方法によってノイズを低減する。本例において、輝度信号Yの周波数成分と、閾値生成部28が生成する閾値とは、図4において説明した関係を有する。
【0030】
図5(a)は、ノイズ低減部24におけるノイズ低減方法の一例について説明する。本例において、ノイズ低減部24は、図4に示したように、輝度信号Yの周波数成分が、閾値より大きい値を示す要素を検出する。ノイズ低減部24は、輝度信号の高周波成分側から、閾値より大きい値を示す要素を検出する。つまり、ノイズ低減部24は、図4において、閾値より大きい値を示す要素を有する行成分及び列成分を、高周波成分側から順に検索する。
【0031】
本例においては、ノイズ低減部24は、図4の第4列において、閾値より大きい値を示す要素(Y04及びY24)を有する列成分を検出する。ノイズ低減部24は、図5に示すように、輝度信号Yにおいて検出した列成分より高周波側の周波数成分を示す、色差信号Crの要素を全て0にする。また、ノイズ低減部24は、図4の第3行において、閾値より大きい値を示す要素(Y31及びY33)を有する行成分を検出する。ノイズ低減部24は、図5に示すように、輝度信号Yにおいて検出した行成分より高周波側の周波数成分を示す、色差信号Crの要素を全て0にする。つまり、ノイズ低減部24は、輝度信号Yにおいて閾値より大きい値を示す周波数成分より大きい周波数成分に対応する色差信号の周波数成分を除去する。本例におけるノイズ低減部24によれば、色差信号のノイズを低減し、且つ画像のエッジ部の除去を防ぐことができる。
【0032】
図5(b)は、ノイズ低減部24におけるノイズ低減方法の他の例を説明する図である。本例においては図5(b)に示すように、ノイズ低減部24は、図4に示したように閾値より小さい値を示す輝度信号Yの周波数成分に対応する、色差信号Crの周波数成分を0にする。つまり、ノイズ低減部24は、
【数1】
Figure 0003880862
である場合に、対応する色差信号の周波数成分Cruv及びCbuvを、
【数2】
Figure 0003880862
とする。ただし、thは閾値生成部28が生成した閾値を示す。thは、前述したように固定値であってよく、画像の輝度の関数であってよく、また撮像部10の感度の関数であってもよい。本例におけるノイズ除去方法を用いたノイズ低減部24によれば、図5(a)に関連して説明したノイズ除去方法より更に精度よく画像のノイズを低減することができる。
【0033】
また、本例では、ノイズ低減部24は、輝度信号の周波数成分が閾値より小さい場合に、対応する色差信号の周波数成分を除去したが、他の例においては、ノイズ低減部24は、輝度信号の周波数成分と、輝度信号の周波数成分に対応する色差信号の周波数成分とに基づいて、対応する色差信号の周波数成分を除去してよい。例えば、ノイズ低減部24は、輝度信号の周波数成分と、対応する色差信号の周波数成分の積が、予め与えられた閾値より小さい場合、対応する色差信号の周波数成分を除去してよい。
【0034】
本例においては、ノイズ低減部24は、離散コサイン変換された輝度信号の周波数成分と、離散コサイン変換された色差信号の対応する周波数成分との積が、閾値より小さい場合、離散コサイン変換された色差信号の対応する周波数成分を除去する。つまり、ノイズ低減部24は、
【数3】
Figure 0003880862
である周波数成分Cruvを、
【数4】
Figure 0003880862
とする。また、
【数5】
Figure 0003880862
である周波数成分Cbuvを、
【数6】
Figure 0003880862
とする。本例におけるノイズ低減部24によれば、色差信号の周波数成分の大きさと、輝度信号の周波数成分の大きさに基づいてノイズを低減するため、更に精度よくノイズを低減することができる。
【0035】
また、閾値生成部28は、色差信号Cr及び色差信号Cbに対してそれぞれ異なる閾値を生成してよく、また、同一の閾値を生成してもよい。
【0036】
図6は、撮像装置100の詳細な構成の一例を示す。撮像装置100は、撮像部10、撮像制御部150、システム制御部60、操作部110、格納部120、外部接続部130、及び画像処理部20を備える。撮像部10、及び画像処理部20は、図1に関連して説明した撮像部10、画像処理部20と同一又は同様の機能を有する。
【0037】
撮像部10は、撮影レンズ部132、絞り134、シャッタ136、光学LPF138、CCD140、ファインダ148、及びストロボ144を有する。撮影レンズ部132は、被写体像を取り込んで処理を施す。撮影レンズ部132は、フォーカスレンズやズームレンズ等を含み、被写体像をCCD140の受光面上に結像する。絞り134は、撮影レンズ部132を通過した光を絞り、光学LPF138は、絞り134を通過した光に含まれる所定の波長より長い波長成分を通過させる。CCD140の各センサエレメントは、結像した被写体像の光量に応じ、電荷を蓄積する(以下その電荷を「蓄積電荷」という)。
【0038】
シャッタ136は、機械式シャッタであり、撮影レンズ部132を通過した光をCCD140に露光するか否かを制御する。また、撮像装置100は、シャッタ136に代えて電子シャッタ機能を有してもよい。電子シャッタ機能を実現するために、CCD140のセンサエレメントは、シャッタゲート及びシャッタドレインを有する。シャッタゲートを駆動することにより、蓄積電荷がシャッタドレインに掃き出される。シャッタゲートの制御により、各センサエレメントに電荷を蓄積する時間、即ちシャッタスピードを制御できる。CCD140において、蓄積電荷は、リードゲートパルスによってシフトレジスタに読み出され、レジスタ転送パルスによって電圧信号として順次読み出される。
【0039】
ファインダ148は、表示手段を有してもよく、後述のメインCPU62等からの各種情報をファインダ148内に表示してもよい。ストロボ144は、コンデンサに蓄えられたエネルギを放電する放電管37を有し、放電管37にエネルギが供給されたとき放電管37が発光することで機能する。
【0040】
撮像制御部150は、ズーム駆動部152、フォーカス駆動部154、絞り駆動部46、シャッタ駆動部48、それらを制御する撮像系CPU50、測距センサ52、及び測光センサ54を有する。ズーム駆動部152、フォーカス駆動部154、絞り駆動部46、及びシャッタ駆動部48は、それぞれステッピングモータ等の駆動手段を有し、撮像部10に含まれる機構部材を駆動する。後述のレリーズスイッチ114の押下に応じ、測距センサ52は被写体までの距離を測定し、測光センサ54は被写体輝度を測定する。そして、測距センサ52及び測光センサ54は、測定された被写体までの距離のデータ(以下単に「測距データ」という)及び被写体輝度のデータ(以下単に「測光データ」という)を、それぞれ撮像系CPU50に供給する。
【0041】
撮像系CPU50は、ユーザから指示されたズーム倍率等の撮影情報に基づき、ズーム駆動部152及びフォーカス駆動部154を制御して撮影レンズ部132のズーム倍率とピントの調整を行う。また、撮像系CPU50は、測距センサ52から受け取った測距データに基づいて、ズーム駆動部152及びフォーカス駆動部154を制御してズーム倍率及びピントの調整を行ってもよい。
【0042】
撮像系CPU50は、測光センサ54から受け取った測光データに基づいて、絞り値及びシャッタスピードを決定する。決定された値に従い、絞り駆動部46及びシャッタ駆動部48は、絞り134の絞り量及びシャッタ136の開閉をそれぞれ制御する。
【0043】
また、撮像系CPU50は、測光センサ54から受け取った測光データに基づいて、ストロボ144の発光を制御し、同時に絞り134の絞り量を調整する。ユーザが映像の取込を指示したとき、CCD140は電荷蓄積を開始し、測光データから計算されたシャッタ時間の経過後、蓄積電荷に基づく電子データを格納部120、又は画像処理部20へ出力する。画像処理部20は、電子データに対して、図1から図5に関連して説明した画像処理を行い、生成した画像データを格納部120に格納する。
【0044】
システム制御部60は、メインCPU62、キャラクタ生成部84、タイマ86、及びクロック発生器88を有する。メインCPU62は、撮像装置100全体、特にシステム制御部60を制御する。メインCPU62は、シリアル通信等により、撮像系CPU50との間で必要な情報の受け渡しをする。本実施形態において、メインCPU62は、格納部120が格納した画像データを、外部装置に応じて選択する。
【0045】
クロック発生器88は、メインCPU62の動作クロックを発生し、メインCPU62に供給する。また、クロック発生器88は、撮像系CPU50及び表示部310の動作クロックを発生する。クロック発生器88は、メインCPU62、撮像系CPU50、及び表示部310に対してそれぞれ異なる周波数の動作クロックを供給してもよい。
【0046】
キャラクタ生成部84は、撮影日時、タイトル等の撮影画像に合成する文字情報や、図形情報を生成する。タイマ86は、例えば電池等でバックアップされ、常に時間をカウントし、当該カウント値に基づいて撮影画像の撮影日時に関する情報等の時刻情報をメインCPU62に供給する。タイマ86は、蓄電池から供給された電力により、デジタルカメラ本体の電源がオフである場合にも時間をカウントするのが望ましい。また、キャラクタ生成部84及びタイマ86は、メインCPU62に併設されることが好ましい。
【0047】
格納部120は、メモリ制御部64、不揮発性メモリ66、及びメインメモリ68を有する。メモリ制御部64は、不揮発性メモリ66とメインメモリ68とを制御する。不揮発性メモリ66は、EEPROM(電気的消去及びプログラム可能なROM)やFLASHメモリ等で構成され、ユーザによる設定情報や出荷時の調整値等、撮像装置100の電源がオフの間も保持すべきデータを格納する。不揮発性メモリ66は、メインCPU62のブートプログラムやシステムプログラム等を格納してもよい。
【0048】
メインメモリ68は、DRAMのように比較的安価で容量の大きなメモリで構成されることが好ましい。メインメモリ68は、撮像部10から出力されたデータを格納するフレームメモリとしての機能、各種プログラムをロードするシステムメモリとしての機能、その他ワークエリアとしての機能を有する。不揮発性メモリ66及びメインメモリ68は、システム制御部60内外の各部とバス82を介してデータのやりとりを行う。また、不揮発性メモリ66は、画像処理部20が画像処理した画像データを格納する。
【0049】
画像処理部20は、図2に関連して説明した画像処理部20と同一又は同様の機能及び構成を有する。また、画像処理部20は、図2に関連して説明した画像処理部20の構成に加え、画像データガンマ補正するガンマ補正部を更に備えてよい。また、外部接続部130は、オプション装置制御部74、及び通信I/F部80を有する。
【0050】
メインメモリ68は、メモリ制御部64の制御に基づいて、輝度信号及び色差信号を格納する。また、メインメモリ68は、画像処理部20が、図2に関連して説明した画像処理を行った画像データを格納してよい。メインメモリ68は、ノイズを低減し、圧縮処理された輝度信号及び色差信号を格納してよい。
【0051】
また、画像処理装置20はエンコーダを更に有してよい。エンコーダは、メインメモリ68が格納した輝度信号と色差信号とを、ビデオ信号(NTSCやPAL信号)に変換して端子90から出力する。また、画像処理装置20は、圧縮された画像を伸張する伸張処理部を更に有してよい。オプション装置76に記録された圧縮データからビデオ信号を生成する場合、圧縮データは、まずオプション装置制御部74を介して伸張処理部へ与えられる。続いて、伸張処理部で必要な伸張処理が施されたデータはエンコーダ72によってビデオ信号へ変換される。
【0052】
オプション装置制御部74は、オプション装置76が許容する信号仕様及びバス82のバス仕様に従い、バス82とオプション装置76との間で必要な信号の生成、論理変換、及び/又は電圧変換等を行う。
【0053】
撮像装置100は、オプション装置76として前述のメモリカードの他に、例えばPCMCIA準拠の標準的なI/Oカードをサポートしてもよい。その場合、オプション装置制御部74は、PCMCIA用バス制御LSI等で構成してもよい。
【0054】
通信I/F部80は、撮像装置100がサポートする通信仕様、たとえばUSB、RS−232C、イーサネット等の仕様に応じたプロトコル変換等の制御を行う。通信I/F部80は、圧縮データ又はデジタル画像データを、端子92を介して外部機器に出力してよい。通信I/F部80は、必要に応じてドライバICを含み、外部機器と端子92を介して通信する。通信I/F部80は、例えばプリンタ、カラオケ機、ゲーム機等の外部機器との間で独自のインターフェースによるデータ授受を行う構成としてもよい。
【0055】
表示部310は、LCDモニタ102、LCDパネル104、モニタドライバ106、及びパネルドライバ108を有する。モニタドライバ106は、LCDモニタ102を制御する。また、パネルドライバ108は、LCDパネル104を制御する。LCDモニタ102は、例えば2インチ程度の大きさでカメラ背面に設けられ、現在の撮影や再生のモード、撮影や再生のズーム倍率、電池残量、日時、モード設定のための画面、被写体画像等を表示する。LCDパネル104は例えば小さな白黒LCDでカメラ上面に設けられ、画質(FINE/NORMAL/BASIC等)、ストロボ発光/発光禁止、標準撮影可能枚数、画素数、電池容量/残量等の情報を表示する。
【0056】
操作部110は、パワースイッチ112、レリーズスイッチ114、機能設定部116、及びズームスイッチ118を有する。パワースイッチ112は、ユーザの指示に基づいて撮像装置100の電源をオン/オフする。レリーズスイッチ114は、半押しと全押しの二段階押し込み構造を有する。一例として、レリーズスイッチ114が半押しされることにより、撮像制御部150は、自動焦点調整及び自動露出調整を行い、全押しされることにより、撮像部10は、被写体像を取り込む。
【0057】
機能設定部116は、例えば回転式のモードダイヤルや十字キー等であって、「ファイルフォーマット」、「特殊効果」、「印画」、「決定/保存」、「表示切換」等の設定を受け付ける。ズームスイッチ118は、撮像部10が取得する被写体像のズーム倍率の設定を受け付ける。
【0058】
以上の構成による主な動作は以下のとおりである。まずパワースイッチ112が押下され、撮像装置100の各部に電力が供給される。メインCPU62は、機能設定部116の状態を読み込むことで、撮像装置100が撮影モードにあるか再生モードにあるかを判断する。
【0059】
撮像装置100が撮影モードの場合、メインCPU62は、レリーズスイッチ114の半押し状態を監視する。レリーズスイッチ114の半押し状態が検出されたとき、撮像系CPU50は、測光センサ54及び測距センサ52からそれぞれ測光データと測距データを得る。撮像制御部150は、撮像系CPU50が得た測光データ及び測距データに基づいて、撮像部10のピント、絞り等を調整する。調整が完了すると、LCDモニタは、「スタンバイ」等の文字を表示してユーザにその旨を伝える。
【0060】
続いて、メインCPU62は、レリーズスイッチ114の全押し状態を監視する。レリーズスイッチ114の全押し状態が検出されたとき、所定のシャッタ時間をおいてシャッタ136が閉じられ、CCD140の蓄積電荷が、画像処理部20へ掃き出される。画像処理部20による処理の結果生成された画像データはバス82へ出力される。画像データは一旦メインメモリ68へ格納される。
【0061】
一方、撮像装置100が再生モードの場合、メインCPU62は、出力するべき出力装置に応じた画像データを、格納部120から選択し、選択した画像データを出力装置に出力する。例えば、不揮発性メモリ66からLCDパネル104の特性に応じた画像データを読み出し、これを表示部310のLCDモニタ102へ表示する。
【0062】
この状態でユーザが機能設定部116にて「順送り」、「逆送り」を指示すると、メインCPU62は不揮発性メモリ66が格納した他の画像データを読み出し、これを表示部310のLCDパネル104へ表示する。
【0063】
本例において、画像処理部20は、撮像装置100に含まれていたが、他の例においては、画像処理部20は、画像を処理するコンピュータ、与えられた画像を印刷するプリンタ、画像を読み込むスキャナ等に含まれていてもよい。
【0064】
図7は、画像処理装置としてのコンピュータ200の構成の一例を示す。コンピュータ200は、CPU700と、ROM702と、RAM704と、通信インターフェース706と、ハードディスクドライブ710と、FDディスクドライブ712と、CD−ROMドライブ716とを備える。CPU700は、ROM702、RAM704、ハードディスク710、FDディスク714、及び/又はCD−ROM718に格納されたプログラムに基づいて動作する。
【0065】
通信インターフェース706は、インターネット等を介して外部と通信する。格納装置の一例としてのハードディスクドライブ710は、設定情報及びCPU700が動作するプログラムを格納する。ROM702、RAM704、及び/又はハードディスクドライブ710は、コンピュータ200を図1に関連して説明した画像処理部20として機能させるための画像処理プログラムを格納する。
【0066】
画像処理プログラムは、コンピュータ200を、画像処理するべき画像を取得する取得部と、画像の輝度信号の周波数成分に基づいて、輝度信号の周波数成分に対応する画像の色差信号の周波数成分を除去するノイズ低減部として機能させる。例えば、画像処理プログラムは、CPU700を、図2に関連して説明したDCT変換部22、ノイズ低減部24、画像圧縮部26、閾値生成部28、及びYC変換部30として機能させ、通信インターフェース706、CD−ROMドライブ、又はFDドライブを取得部として機能させる。
【0067】
フロッピーディスクドライブ712はフロッピーディスク714から画像データまたはプログラムを読み取りCPU700に提供する。CD−ROMドライブ716はCD−ROM718から画像データまたはプログラムを読み取りCPU700に提供する。通信インターフェース706は、インターネット10に接続してデータを送受信する。
【0068】
CPU700が実行するソフトウエアは、フロッピーディスク714またはCD−ROM718等の記録媒体に格納されて利用者に提供される。記録媒体に格納されたソフトウエアは圧縮されていても非圧縮であっても良い。ソフトウエアは記録媒体からハードディスクドライブ710にインストールされ、RAM704に読み出されてCPU700により実行される。
【0069】
コンピュータ200は、画像処理を行う画像を、CD−ROM718、及び/又はFDディスク716から受け取ってよい。また、通信インターフェースを介して、外部から画像を受け取ってもよい。また、コンピュータ200は、ディジタルカメラにおいて画像を格納する記憶素子から、当該画像を読み込む手段を有してよい。
【0070】
また、画像処理プログラムは記録媒体から直接RAMに読み出されて実行されても、一旦ハードディスクドライブにインストールされた後にRAMに読み出されて実行されても良い。更に、上記プログラムは単一の記録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されても良い。また記録媒体に格納される画像処理プログラムは、オペレーティングシステムとの共同によってそれぞれの機能を提供してもよい。例えば、画像処理プログラムは、機能の一部または全部を行うことをオペレーティングシステムに依頼し、オペレーティングシステムからの応答に基づいて機能を提供するものであってもよい。
【0071】
画像処理プログラムを格納する記録媒体としては、フロッピーディスク、CD−ROMの他にも、DVD、PD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュアーカードなどの半導体メモリー等を用いることができる。又、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の格納装置を記録媒体として使用してもよい。本例におけるコンピュータ200によれば、画像処理部20と同様に、ガンマ補正処理及び輪郭補正処理を行い、且つノイズの小さい画像を生成することができる。
【0072】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0073】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば、画像の色差信号のノイズを精度よく低減することができる。また、ノイズ低減処理における画像のエッジ部の除去を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る撮像装置100の構成の一例を示す図である。
【図2】 画像処理部20の詳細な構成の一例を示す図である。
【図3】 DCT変換部22が離散コサイン変換した輝度信号及び色差信号の一例を示す図である。(a)は、輝度信号Yの離散コサイン変換を示す図である。(b)は、色差信号Crの離散コサイン変換を示す図である。(c)は、色差信号Cbの離散コサイン変換を示す図である。
【図4】 輝度信号Yの周波数成分と閾値との関係の一例を示す図である。
【図5】 ノイズ低減部24におけるノイズ低減方法の例について説明する図である。(a)は、ノイズ低減部24におけるノイズ低減方法の一例について説明する図である。(b)は、ノイズ低減部24におけるノイズ低減方法の他の例を説明する図である。
【図6】 撮像装置100の詳細な構成の一例を示す図である。
【図7】 画像処理装置としてのコンピュータ200の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・撮像部、20・・・画像処理部、22・・・DCT変換部、24・・・ノイズ低減部、26・・・画像圧縮部、28・・・閾値生成部、30・・・YC変換部、60・・・システム制御部、100・・・撮像装置、110・・・操作部、120・・・格納部、130・・・外部接続部、150・・・撮像制御部、200・・・コンピュータ、310・・・表示部

Claims (7)

  1. 被写体の画像を撮像する撮像装置であって、
    前記画像を取得する撮像部と、
    前記画像の輝度信号及び色差信号を離散コサイン変換するDCT変換部と、
    離散コサイン変換された前記輝度信号の周波数成分が、予め定められた閾値より小さい場合、離散コサイン変換された前記色差信号の対応する周波数成分を除去するノイズ低減部と
    を備える撮像装置。
  2. 前記閾値を生成する閾値生成部
    をさらに備え、
    前記DCT変換部は、前記画像のm×n画素のブロックに分割し、分割したそれぞれのブロックにおいて、輝度信号及び色差信号を離散コサイン変換し、
    前記閾値生成部は、前記画像のm×n画素のブロック毎の平均輝度に応じた前記閾値をブロック毎に生成し、平均輝度が高いブロックの場合に高い前記閾値を生成し、平均輝度が低いブロックの場合に低い前記閾値を生成する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像部の感度が高い場合に高い前記閾値を生成し、前記撮像部の感度が低い場合に前記低い閾値を生成する閾値生成部
    をさらに備える請求項1に記載の撮像装置。
  4. 画像処理すべき画像を取得する取得部と、
    前記画像の輝度信号及び色差信号を離散コサイン変換するDCT変換部と、
    離散コサイン変換された前記輝度信号の周波数成分が、予め定められた閾値より小さい場合、離散コサイン変換された前記色差信号の対応する周波数成分を除去するノイズ低減部と
    を備える画像処理装置。
  5. 前記閾値を生成する閾値生成部
    をさらに備え、
    前記DCT変換部は、前記画像のm×n画素のブロックに分割し、分割したそれぞれのブロックにおいて、輝度信号及び色差信号を離散コサイン変換し、
    前記閾値生成部は、前記画像のm×n画素のブロック毎の平均輝度に応じた前記閾値をブロック毎に生成し、平均輝度が高いブロックの場合に高い前記閾値を生成し、平均輝度が低いブロックの場合に低い前記閾値を生成する
    請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 画像処理すべき画像を取得する段階と、
    前記画像の輝度信号及び色差信号を離散コサイン変換する段階と、
    離散コサイン変換された前記輝度信号の周波数成分が、予め定められた閾値より小さい場合、離散コサイン変換された前記色差信号の対応する周波数成分を除去する段階と
    を備える画像処理方法。
  7. 画像処理プログラムであって、コンピュータを、
    画像処理すべき画像を取得する取得部、
    前記画像の輝度信号及び色差信号を離散コサイン変換するDCT変換部、及び
    離散コサイン変換された前記輝度信号の周波数成分が、予め定められた閾値より小さい場合、離散コサイン変換された前記色差信号の対応する周波数成分を除去するノイズ低減
    として機能させる画像処理プログラム。
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