JP3875639B2 - 硬さ試験機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、試料表面にくぼみを形成させて当該試料の硬さを測定する硬さ試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、圧子によって、試料表面に荷重を負荷し、くぼみを形成することに基づいて、試料の硬さを測定する硬さ試験機として、例えば、図3に示される硬さ試験機500が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図3に示されるように、硬さ試験機500は、試料台555に載置された試料Sにくぼみを形成するための圧子501が先端部に設けられた圧子軸502を有する圧子軸ユニット510と、圧子軸502に所定の荷重を負荷するための荷重負荷機構部530と、が備えられている。
【0004】
圧子軸ユニット510は、試料台555の上方に備えられており、試験機本体(図示略)に備えられた支持枠503と、支持枠503に立設された圧子軸支持部503aに備えられた支持ばね504と、支持枠503に板ばね505及び戻しばね506とにより弾性支持されている運動板507と、支持枠503に上下動自在に備えられるとともに下端部508aが運動板507の外端部507bに当接する押棒508と、上端部502aが支持ばね504に取り付けられるとともに、当接部502bが運動板507の軸受部507aに下方から支持される圧子軸502等により構成されている。
【0005】
荷重負荷機構部530は、圧子軸ユニット510の上方に備えられた錘部570と、制御レバー520とにより構成されている。
制御レバー520は、略中央部が回動軸521によって試験機本体(図示略)に回動自在に軸支されており、制御レバー520の一端部520aには圧子軸ユニット510の押棒508上端部を押し下げるための押圧部522が備えられ、また、他端部520bには、偏心カム523に転接するローラー524が取り付けられている。制御レバー520の一端部520aは、回動軸521から圧子軸ユニット510の上方に延びて圧子軸502の上方を経て遠方側の押棒508上部の位置において、押棒508を押し下げるようになっている。また、制御レバー520の圧子軸502上方に対応する位置には、上下方向の孔520cが形成されている。
【0006】
錘部570は、錘571と、錘部570中心部に上下方向に備えられる荷重軸572と、錘571を覆うケーシング573とにより構成されている。荷重軸572は下部において制御レバー520の孔520cを貫通して下方に延び、その下端部572aが圧子軸502の上端部502aと対向するように配設されている。符号574は荷重軸572に突設されたピンを示しており、ピン574は制御レバー520に上方から当接するようになっている。
【0007】
上記の構成により、制御レバー520は、偏心カム523の回転によって回動して圧子軸ユニット510の押棒508を押し下げたり、または押し下げを解除したりするようになっており、押棒508を押し下げることにより、支持枠503(運動板507)を押し下げるようになっている。また、制御レバー520は、錘部570を下降させて圧子軸502に所定の荷重を負荷させるようになっている。
この硬さ試験機500により硬さ試験を行う際には、硬さ試験機500本体において圧子軸502の下方に備えられる試料台555に試料Sを載置し、偏心カム523の回転および錘部570の下降により、圧子軸502を下降させる。圧子501の先端が試料Sと当接する位置まで圧子軸502を下降させると、圧子軸502は運動板507の軸受部507aから解放される。そして、錘部570が圧子軸502に所定荷重(錘571の重量;試験力、例えば、約98mNから20N)を負荷させることにより、試料Sに圧子501によるくぼみを形成させる。くぼみ形成後、制御レバー520をくぼみ形成時とは逆方向に回動させることにより、支持枠503(運動板507)を上昇させ、それに伴って圧子軸502を上方に移動させて、試料Sから離れさせる。このようにして試料Sに形成させたくぼみを、顕微鏡(図示略)等で観察することなどにより、くぼみの大きさ等の計測を行い、試料Sの硬さを求める。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−132722号公報(第2図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1の場合、試料Sにくぼみを形成するための試験力は、硬さ試験機500に備えられた錘部570により出力されるので、その試験力は錘部570の錘571の重量に基づく範囲で、各錘に基づき段階的に出力されるものであった。
【0010】
本発明の課題は、硬さ試験機において、より広い範囲、様々な試験力による硬さ試験を可能にすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
先端部に圧子(1)を有する圧子軸(2)と、
前記圧子軸をその軸方向に移動させて前記圧子を介して試料(S)に第1の試験力の範囲内の力を負荷する第1の荷重負荷機構部(例えば、フォースモータ10)と、
前記圧子軸を押圧する押圧部材(例えば、荷重軸31)を備え、前記押圧部材により前記圧子軸をその軸方向に移動させて前記圧子を介して試料に第2の試験力の範囲内の力を負荷する第2の荷重負荷機構部(例えば、フォースモータ30)と、
を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項1記載の発明によれば、先端部に圧子を有する圧子軸を備える硬さ試験機において、第1の荷重負荷機構部が、その圧子軸をその軸方向に移動させることにより圧子を介して試料に第1の試験力の範囲内の力を負荷するとともに、第2の荷重負荷機構部が、押圧部材によりの圧子軸をその軸方向に移動させることにより圧子を介して試料に第2の試験力の範囲内の力を負荷する。つまり、硬さ試験機は、第1の荷重負荷機構部と第2の荷重負荷機構部とが、それぞれ圧子軸に対して負荷する力をあわせた力(試験力)によって硬さ試験を行うことができる。
よって、硬さ試験機は、その2つの荷重負荷機構部が出力するそれぞれの試験力(荷重力、駆動力)を組み合わせることによる、様々な力(試験力)で硬さ試験を行うことができる。
例えば、2つの荷重負荷機構部が、それぞれ同程度の試験力を出力可能である場合、それぞれ単独で用いられる場合に比べ、2つの荷重負荷機構部を組み合わせて出力する試験力は、およそ2倍の範囲の試験力を出力することが可能となり、より広い範囲の試験力によって硬さ試験を行うことができる。
また、例えば、2つの荷重負荷機構部のうち、一方の荷重負荷機構部が大きな試験力を出力することに適し、もう一方の荷重負荷機構部が小さな試験力を出力することに適するような場合、その2つの荷重負荷機構部を組み合わせて出力することにより、より変化に富んだ、幅広い範囲の試験力を出力することが可能となり、そのような広い範囲の試験力によって硬さ試験を行うことができる。
【0013】
また、請求項1記載の発明は、
前記押圧部材は、前記圧子軸の軸方向に対して垂直な軸(例えば、回動軸51)を中心として回動可能に軸支されるレバー(例えば、制御レバー50)を備え、
前記第2の荷重負荷機構部は、前記レバーの一端部(50a)に対し作用力を付与することにより、前記レバーの他端部(50b)が、前記圧子軸を押圧してその軸方向に第2の試験力を試料に負荷し、
前記第1の荷重負荷機構部及び前記第2の荷重負荷機構部は、フォースモータ(10、30)であることを特徴とする。
【0014】
請求項1記載の発明によれば、第2の荷重負荷機構部が、圧子軸の軸方向に対して垂直な軸を中心として回動可能に軸支されるレバーの一端部に対し作用力を付与することにより、そのレバーの他端部が圧子軸に対し押圧力を付与する。つまり、硬さ試験機において、第2の荷重負荷機構部は、レバーを介して圧子軸を押圧し、その圧子軸の軸方向に第2の試験力を試料に負荷する。
よって、硬さ試験機において第2の荷重負荷機構部は、いわゆる「てこの原理」を利用し、小さな試験力であっても、より大きな押圧力としての試験力を圧子軸に付与することができる。
また、第1の荷重負荷機構部及び第2の荷重負荷機構部は、フォースモータであるので、フォースモータに供給する電流量に応じて、任意の駆動力を発生し、その駆動力に基づき圧子軸に様々な力(試験力)を負荷することができる。特に、フォースモータに供給する電流量を無段階に調整することにより、無段階の駆動力を出力し、圧子軸に無段階の力(試験力)を負荷することができる。
【0015】
また、請求項1の発明は、前記圧子軸(2)の移動の際、前記レバー(例えば、制御レバー50)が回動し当該レバーの重心が移動したことに伴い前記圧子軸に作用するモーメント力を打ち消すことにより前記所定の試験力が試料に負荷されるように、前記第1の荷重負荷機構部(例えば、フォースモータ10)と、第2の荷重負荷機構部(例えば、フォースモータ30)との少なくとも一方の駆動を制御するように構成されていることを特徴とする。
【0016】
請求項1記載の発明によれば、レバーの重心がずれて、圧子軸にモーメント力を付与してしまう場合には、圧子軸に負荷する力を減らすように第1の荷重負荷機構部と第2の荷重負荷機構部との少なくとも一方を調整し、また圧子軸に付与するモーメント力を打ち消してしまう場合には、圧子軸に負荷する力を増やすように第1の荷重負荷機構部と第2の荷重負荷機構部との少なくとも一方を調整し、圧子軸に負荷する力を調整することにより、試料に対して実質の試験力のみ作用させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1、図2に基づいて説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本実施形態である硬さ試験機の概略構成を側方から一部断面視した状態を示す説明図である。
硬さ試験機100は、試料台120に載置された試料Sにくぼみを形成するための圧子1が先端部に設けられた圧子軸2を有する圧子軸ユニット110と、圧子軸2に所定の押圧力を付与するための押圧力付与機構部130と、が備えられている。
【0018】
圧子軸ユニット110は、試料台120の上方に備えられており、試験機本体101に設けられた支持ばね3,3と、支持ばね3,3にそれぞれ上端側と下端側が弾性的に支持される圧子軸2と、圧子軸2をその軸方向に移動させることにより、圧子軸2にその軸方向の所定の力を負荷する第1の荷重負荷機構部としてのフォースモータ10と、圧子軸2の変位量を検出する圧子軸変位検出部20等により構成されている。
【0019】
圧子1は、例えばビッカース、ヌープ圧子、ブリネル、ロックウェル等の、くぼみ形成による硬さ試験に用いられる圧子である。
【0020】
支持ばね3,3は、一端が試験機本体101に固定され、試験機本体101から略水平方向に延出するように設けられた板ばねであり、その他端がそれぞれ圧子軸2の上端側と下端側に接続されて、圧子軸2を試料台120に対して垂直に支持している。そして支持ばね3は、後述するフォースモータ10等によって圧子軸2が上下方向に移動される際に、圧子軸2が試料台120に対して垂直な姿勢を保つように撓む。
【0021】
フォースモータ10は、磁気回路構成部12と、圧子軸2側に設けられた駆動コイル部13とにより構成されている。フォースモータ10は、磁気回路構成部12において、磁石がギャップにつくる磁界と、ギャップの中に設置された駆動コイル部13に流れる電流との電磁誘導により発生する力を駆動力として用い、その駆動力により圧子軸2をその軸方向に移動させることによって、圧子軸2に所定の力(荷重、第1の試験力)を負荷する。つまり、フォースモータ10は、フォースモータ10の駆動コイル部13に供給される電流量に応じて、任意の駆動力を発生し、その駆動力に基づき圧子軸2に様々な試験力(第1の試験力の範囲内の力)を負荷することができる。
そして、フォースモータ10は、駆動コイル部13に流す電流量を無段階に調整することにより、無段階の力(駆動力)を出力し、圧子軸2に無段階の力(荷重、第1の試験力)を負荷することができる。
【0022】
圧子軸変位検出部20は、例えば、所定の間隔の目盛が刻まれて、圧子軸2に備えられたスケール21と、そのスケール21の目盛を光学的に読み取るリニアエンコーダ22とからなり、圧子軸2が試料Sにくぼみを形成する際に移動した変位量(例えば、試料Sに圧子1が押し込まれた侵入量)を検出し、その検出した変位量に基づく圧子軸変位信号を図示しない制御部に出力する。
【0023】
押圧力付与機構部130は、圧子軸ユニット110の上方に備えられた第2の荷重負荷機構部としてのフォースモータ30と、フォースモータ30の荷重軸31を、試験機本体101に弾性的に支持する支持ばね4,4等により構成されている。
【0024】
支持ばね4,4は、一端が試験機本体101に固定され、試験機本体101から略水平方向に延出するように設けられた板ばねであり、その他端がそれぞれ後述するフォースモータ30の荷重軸31の上端側と下端側に接続されて、荷重軸31を、圧子軸2と同軸上に、試料台120に対して垂直に支持している。そして支持ばね4は、後述するフォースモータ30によって荷重軸31が上下方向に移動される際に、荷重軸31が試料台120に対して垂直な姿勢を保つように撓む。
【0025】
フォースモータ30は、磁気回路構成部32と、押圧部材としての荷重軸31側に設けられた駆動コイル部33とにより構成されている。フォースモータ30は、磁気回路構成部32において、磁石がギャップにつくる磁界と、ギャップの中に設置された駆動コイル部33に流れる電流との電磁誘導により発生する力を駆動力として用い、その駆動力により荷重軸31をその軸方向に移動させて、圧子軸2に対し押圧力を付与することにより、圧子軸2をその軸方向に移動させるように所定の力(第2の試験力)を負荷する。つまり、フォースモータ30は、フォースモータ30の駆動コイル部33に供給される電流量に応じて、任意の駆動力を発生し、その駆動力に基づき圧子軸2に様々な試験力(第2の試験力の範囲内の力)を負荷することができる。
そして、フォースモータ30は、駆動コイル部33に流す電流量を無段階に調整することにより、無段階の駆動力を出力し、圧子軸2に無段階の力(荷重、第2の試験力)を負荷することができる。
【0026】
また、図示しない制御部は、各種演算処理を行うCPUと、制御、判断等各種処理用の各種プログラムが記憶、格納されたROMと、各種処理におけるワークメモリとして使用されるRAMとで概略構成されている。そして、制御部は、システムバス及び駆動回路等を介して、フォースモータ10、フォースモータ30等に接続されている。
そして、制御部(図示略)は、図示しない操作部において硬さ試験を行う操作が行われたことに基づく試験動作信号が入力されたことに伴い、ROMに記憶された所定のプログラムを実行させることにより、所定の硬さ試験を行うため予め設定された所定の動作条件(例えば、圧子軸2の動作条件)に基づき、フォースモータ10、フォースモータ30の駆動コイル部13、33に、所定の試験力に応じた電流を供給し、フォースモータ10、フォースモータ30を動作させる制御を行う。
また、制御部(図示略)は、試料Sに形成されたくぼみに基づくデータやくぼみ形成時の試験力と、予め設定された硬さ試験に対応する硬さ算出式とに基づき試料Sの硬さの算出する制御を行う。
【0027】
また、制御部(図示略)は、試料Sに対して実質の試験力のみ作用させるため、以下のような調整制御を行う。
【0028】
例えば、制御部(図示略)は、圧子軸2(及び圧子1)が、その自重に基づき試料Sに付与する力分、圧子軸2に負荷する力を減らすように、フォースモータ10、30の駆動コイル部13、33に流す電流量を調整する自重調整制御を行う。つまり、制御部は、予め設定された圧子軸2(及び圧子1)の自重量(質量、重量)に基づき、駆動コイル部13、33に流す電流量を調整し、圧子軸2に負荷する力を調整することにより、試料Sに対して実質の試験力のみ作用させる制御を行う。
【0029】
また、制御部(図示略)は、外部からの振動が圧子軸2に作用する影響を打ち消すように、フォースモータ10、30の駆動コイル部13、33に流す電流量を調整する振動調整制御を行う。つまり、制御部は、振動検出部(図示略)が検出した振動と、予め設定された振動条件に基づき、その振動により圧子軸2(圧子1)が試料Sに力を付与してしまう場合には、圧子軸2に負荷する力を減らすように駆動コイル部13、33に流す電流量を調整し、また試料Sに付与する力を打ち消してしまう場合には、圧子軸2に負荷する力を増やすように駆動コイル部13、33に流す電流量を調整し、圧子軸2に負荷する力を調整することにより、試料Sに対して実質の試験力のみ作用させる制御を行う。
【0030】
また、制御部(図示略)は、圧子軸2が試料S(試料台120)方向に移動する際、その姿勢を保持するために撓んだ支持ばね3により、その移動方向と逆向きに作用する支持ばね3の反発力を打ち消す反発力調整制御を行う。つまり、制御部は、圧子軸変位検出部20が検出した圧子軸変位信号に基づく圧子軸2の変位量と、予め設定された圧子軸2の変位量に対応し、支持ばね3が撓んだ際に発生する反発力を打ち消すため、圧子軸2に負荷する力を増やすように、駆動コイル部13、33に流す電流量を調整し、圧子軸2に負荷する力を調整することにより、試料Sに対して実質の試験力のみ作用させる制御を行う。
【0031】
このように制御部(図示略)は、フォースモータ10、フォースモータ30の駆動コイル部13、33に流す電流量を調整することにより、圧子軸2に作用する外力などを打ち消すように、圧子軸2に負荷する力を調整し、圧子軸2(圧子1)が試料Sに対して実質の試験力のみ作用するように調整する。
【0032】
次に、前述のように構成されている硬さ試験機100の動作について説明する。
例えば、まず、操作部(図示略)において硬さ試験を行うための操作が行われたことに基づく試験動作信号が制御部(図示略)に入力されると、制御部は、フォースモータ10、30の駆動コイル部13、33に、所定の試験力に応じた電流を供給し、フォースモータ10、30を動作させる。なお、この際、制御部は、試料Sに対して実質の試験力のみ作用するように前述のような調整制御をあわせて行う。
【0033】
フォースモータ10は、圧子軸2をその軸方向下方に移動させることによって、荷重軸2に所定の力(第1の試験力)を負荷する。
また、フォースモータ30は、荷重軸31をその軸方向下方に移動させることによって、荷重軸31の下端部31aが圧子軸2の上端部2aを押し下げ、圧子軸2をその軸方向下方に移動させるように圧子軸2に対し押圧力を付与し、荷重軸2に所定の力(第2の試験力)を負荷する。
このように、フォースモータ10により圧子軸2に負荷された所定の力(第1の試験力)と、フォースモータ30により圧子軸2に負荷された所定の力(第2の試験力)とを合わせた力で圧子軸2を、その下方に配置された試料Sに向け移動させる。そして、圧子軸2に備えられた圧子1が試料Sに対して、その合わせた力である試験力によりくぼみを形成させる。
そして、硬さ試験機100は、そのくぼみの形状(大きさ(所定位置間の長さ)、深さ)とその試験力に基づき、予め制御部のROMに設定、記憶された硬さ試験に対応する硬さ算出式により、試料Sの硬さの算出を行う。
【0034】
このように、本実施の形態にかかる硬さ試験機100は、圧子軸2を駆動させるためにフォースモータ(10、30)を使用しているので、フォースモータ(の駆動コイル部)に供給する電流量を無段階に調整することにより、圧子軸2は、フォースモータから無段階の試験力が付与される。よって、硬さ試験機100は、フォースモータの出力範囲において、所望する任意の試験力(駆動力)によって硬さ試験を行うことができる。つまり、硬さ試験機100は、より変化に富んだ、様々な試験力による硬さ試験を行うことができる。
【0035】
また、フォースモータは、供給される電流量により出力する試験力(駆動力)を調整することができるので、圧子軸2に作用する外力などを打ち消すように、電流量を調整することにより試験力(駆動力)を調整し、圧子軸2(圧子1)が試料Sに対して実質の試験力のみ作用するようにすることで、硬さ試験機100において、より正確な硬さ試験を行うことを可能にすることができる。
【0036】
また、フォースモータに供給する電流量を調整することにより出力する試験力(駆動力)を調整することができるので、圧子軸2(圧子1)が試料Sへ向かって移動する移動速度や、圧子軸2に備えられた圧子1が試料Sに対して試験力を負荷する保持時間を選択、調整することができる。
【0037】
また、硬さ試験機100は、2つのフォースモータ(フォースモータ10、フォースモータ30)を使用することにより、フォースモータ10に基づく試験力(駆動力)と、フォースモータ30に基づく試験力(駆動力)とを合わせた力である試験力による硬さ試験を行うことができる。よって、硬さ試験機100は、2つのフォースモータがそれぞれ出力する試験力(駆動力)を組み合わせた試験力によって硬さ試験を行うことができる。つまり、より広い範囲の様々な試験力による硬さ試験を行うことができる。
例えば、フォースモータ10とフォースモータ30とが、同程度の試験力(駆動力)を出力可能なフォースモータであった場合、それぞれ単独で使用する場合に比べ、2つのフォースモータを組み合わせて出力する試験力は、およそ2倍の範囲の試験力を出力することが可能になる。
また、一方のフォースモータが大きな試験力(駆動力)を出力することに適し、もう一方のフォースモータが小さな試験力(駆動力)を出力することに適するような場合、2つのフォースモータを組み合わせて出力することにより、より変化に富んだ、幅広い範囲の試験力を出力することが可能になる。
【0038】
また、フォースモータ(30、10)において、その荷重軸(荷重軸31、圧子軸2)に重量既知の分銅などの重りを作用させつつ、その重りとのバランスをとるように、フォースモータ(の駆動コイル部)に供給する電流量を調整することにより、電流量とフォースモータが出力する駆動力との相関関係を確認することができる。よって、硬さ試験機100において、フォースモータが出力する駆動力(試験力)の校正を行うことができるので、より正確な硬さ試験を行うことを可能にすることができる。
【0039】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明にかかる硬さ試験機の第2の実施の形態を、図2に基づき説明する。なお、第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図2は、本実施形態である硬さ試験機の概略構成を側方から一部断面視した状態を示す説明図である。
硬さ試験機200は、試料台120に載置された試料Sにくぼみを形成するための圧子1が先端部に設けられた圧子軸2を有する圧子軸ユニット110と、圧子軸2に所定の押圧力を付与するための押圧力付与機構部230と、が備えられている。
【0040】
押圧力付与機構部230は、圧子軸ユニット110の上方に備えられた押圧部材のレバーとしての制御レバー50と、制御レバー50に作用力を付与する第2の荷重負荷機構部としてのフォースモータ30等により構成されている。
【0041】
制御レバー50は、略中央部が回動軸51によって試験機本体(図示略)に回動自在に軸支されている。制御レバー50の一端部50aには、フォースモータ30が取り付けられている。また、制御レバー50の他端部50bは、回動軸51から圧子軸ユニット110の上方に延びて圧子軸2の上部に位置しており、その他端部50bには圧子軸ユニット110の圧子軸2の上端部2aを押し下げるための押圧部52が備えられている。
【0042】
フォースモータ30は、磁気回路構成部32において、磁石がギャップにつくる磁界と、ギャップの中に設置された駆動コイル部33に流れる電流との電磁誘導により発生する力を駆動力として用い、その駆動力により荷重軸31をその軸方向に移動させて、制御レバー50の一端部50aに対し作用力を付与し、制御レバー50を回動させる。そして、フォースモータ30は、制御レバー50の他端部50bを下方に傾け、他端部50bに備えられた押圧部52により圧子軸2をその軸方向に押し下げる。
【0043】
図示しない制御部は、図示しない操作部において硬さ試験を行う操作が行われたことに基づく試験動作信号が入力されたことに伴い、フォースモータ10、フォースモータ30の駆動コイル部13、33に、所定の試験力に応じた電流を供給し、フォースモータ10、フォースモータ30を動作させる制御を行う。
【0044】
また、制御部(図示略)は、試料Sに対して実質の試験力のみ作用させるため、以下のような調整制御を行う。
例えば、制御部(図示略)は、制御レバー50が傾いたことにより、その重心が移動したことによって、圧子軸2に作用する制御レバー50の自重に基づく影響(力)を打ち消すように、フォースモータ10、30の駆動コイル部13、33に流す電流量を調整する重心調整制御を行う。つまり、制御部は、予め設定された制御レバー50の傾き条件に基づき、その傾いたことにより制御レバー50の重心がずれて、圧子軸2にモーメント力を付与してしまう場合には、圧子軸2に負荷する力を減らすように駆動コイル部13、33に流す電流量を調整し、また圧子軸2に付与するモーメント力を打ち消してしまう場合には、圧子軸2に負荷する力を増やすように駆動コイル部13、33に流す電流量を調整し、圧子軸2に負荷する力を調整することにより、試料Sに対して実質の試験力のみ作用させる制御を行う。
【0045】
次に、前述のように構成されている硬さ試験機200の動作について説明する。
例えば、まず、操作部(図示略)において硬さ試験を行うための操作が行われたことに基づく試験動作信号が制御部(図示略)に入力されると、制御部は、フォースモータ10、30の駆動コイル部13、33に、所定の試験力に応じた電流を供給し、フォースモータ10、30を動作させる。なお、この際、制御部は、試料Sに対して実質の試験力のみ作用するように前述のような調整制御をあわせて行う。
【0046】
フォースモータ10は、圧子軸2をその軸方向下方に移動させることによって、荷重軸2に所定の力(第1の試験力)を負荷する。
また、フォースモータ30は、荷重軸31をその軸方向に移動させることによって、制御レバー50の一端部50aを上方に移動させるように、制御レバー50を回動させる。そして、制御レバー50の他端部50bを下方に移動させることにより、その他端部50bに備えられた押圧部52が圧子軸2の上端部2aを押し下げるように、圧子軸2にその軸方向の所定の力(第2の試験力)を負荷する。つまり、フォースモータ30は、制御レバー50を介して圧子軸2に対し押圧力を付与し、圧子軸2をその軸方向下方に移動させることによって荷重軸2に所定の試験力(第2の試験力)を負荷する。
このように、フォースモータ10により圧子軸2に負荷された所定の試験力と、フォースモータ30により制御レバー50を介して圧子軸2に負荷された所定の試験力とを合わせた力で圧子軸2を、その下方に配置された試料Sに向け移動させる。そして、圧子軸2に備えられた圧子1が試料Sに対して、その合わせた力である試験力によりくぼみを形成させる。
そして、硬さ試験機200は、そのくぼみの形状、或いは深さとその試験力に基づき、予め制御部のROMに設定、記憶された硬さ試験に対応する硬さ算出式により、試料Sの硬さの算出を行う。
【0047】
このように、本実施の形態にかかる硬さ試験機200は、圧子軸2を駆動させるために、2つのフォースモータ(フォースモータ10、フォースモータ30)を使用することにより、フォースモータ10に基づく駆動力と、フォースモータ30に基づく駆動力とを合わせた力である試験力による硬さ試験を行うことができる。よって、硬さ試験機200は、2つのフォースモータがそれぞれ出力する駆動力を組み合わせた試験力(駆動力)によって硬さ試験を行うことができるので、より広い範囲の様々な試験力による硬さ試験を行うことができる。
特に、フォースモータ30が出力する駆動力は、回動軸51を中心に回動する制御レバー50を介して圧子軸2に伝達されるので、いわゆる「てこの原理」を利用し、小さな試験力(駆動力)であってもより大きな試験力(押圧力)として圧子軸2に付与することができる。
【0048】
このように本発明にかかる硬さ試験機100、200は、圧子軸2を駆動させるためにフォースモータ(10、30)を使用しているので、フォースモータ(の駆動コイル部)に供給する電流量を無段階に調整することにより、圧子軸2は、フォースモータから無段階の試験力が付与される。よって、硬さ試験機100、200は、フォースモータの出力範囲において無段階に調整可能な試験力に基づき、所望する任意の試験力(駆動力)によって硬さ試験を行うことができる。つまり、硬さ試験機100、200は、様々な試験力による硬さ試験を行うことができる。
【0049】
また、フォースモータ(10、30)は、供給される電流量により出力する駆動力を調整することができるので、圧子軸2に作用する外力などを打ち消すように、電流量を調整することにより駆動力を調整し、圧子軸2(圧子1)が試料Sに対して実質の試験力のみ作用するようにすることで、硬さ試験機100、200において、より正確な硬さ試験を行うことを可能にすることができる。
【0050】
また、硬さ試験機100、200は、2つのフォースモータ(フォースモータ10、フォースモータ30)を使用することにより、フォースモータ10に基づく試験力と、フォースモータ30に基づく試験力とを合わせた力である試験力による硬さ試験を行うことができる。よって、硬さ試験機100、200は、2つのフォースモータがそれぞれ出力する試験力(第1の試験力、第2の試験力)を組み合わせた試験力によって硬さ試験を行うことができ、より広い範囲の様々な試験力による硬さ試験を行うことができる。
【0051】
なお、以上の実施の形態においては、荷重負荷機構部をフォースモータとした例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、荷重負荷機構部は、圧子軸に荷重を負荷することができるものであればよく、特に、無段階の荷重、試験力を負荷、作用させることが可能であるものが好ましい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、硬さ試験機は、その2つの荷重負荷機構部が出力するそれぞれの試験力(第1の試験力、第2の試験力)を組み合わせることによる、様々な力(試験力)で硬さ試験を行うことができる。
例えば、2つの荷重負荷機構部が、それぞれ同程度の試験力を出力可能である場合、それぞれ単独で用いられる場合に比べ、2つの荷重負荷機構部を組み合わせて出力する試験力は、およそ2倍の範囲の試験力を出力することが可能となり、より広い範囲の試験力によって硬さ試験を行うことができる。
また、例えば、2つの荷重負荷機構部のうち、一方の荷重負荷機構部が大きな試験力を出力することに適し、もう一方の荷重負荷機構部が小さな試験力を出力することに適するような場合、その2つの荷重負荷機構部を組み合わせて出力することにより、より変化に富んだ、幅広い範囲の試験力を出力することが可能となり、そのような広い範囲の試験力によって硬さ試験を行うことができる。
【0053】
請求項1記載の発明によれば、硬さ試験機において第2の荷重負荷機構部は、いわゆる「てこの原理」を利用し、その第2の荷重負荷機構部の駆動力を、より大きな押圧力としての試験力に変化させるなどして圧子軸に付与することができる。つまり、レバーにおける支点、作用点、力点を調整することにより、様々な押圧力(試験力)を圧子軸に付与することが可能となり、硬さ試験機は様々な試験力によって硬さ試験を行うことができる。
また、請求項1記載の発明によれば、硬さ試験機において第1の荷重負荷機構部及び第2の荷重負荷機構部をフォースモータとすることにより、フォースモータに供給する電流量に応じて、任意の駆動力を発生させ、その駆動力に基づき圧子軸に様々な試験力を負荷することができる。特に、フォースモータに供給する電流量を無段階に調整することにより、無段階の駆動力を出力し、圧子軸に無段階の試験力を負荷することができる。よって、硬さ試験機は、より広い範囲の試験力によって硬さ試験を行うことができる。
【0054】
また、請求項1記載の発明によれば、レバーの重心がずれて、圧子軸にモーメント力を付与してしまう場合には、圧子軸に負荷する力を減らすように第1の荷重負荷機構部と第2の荷重負荷機構部との少なくとも一方を調整し、また圧子軸に付与するモーメント力を打ち消してしまう場合には、圧子軸に負荷する力を増やすように第1の荷重負荷機構部と第2の荷重負荷機構部との少なくとも一方を調整し、圧子軸に負荷する力を調整することにより、試料に対して実質の試験力のみ作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる硬さ試験機の第1の実施の形態における概略構成を側方から一部断面視した状態を示す説明図である。
【図2】本発明にかかる硬さ試験機の第2の実施の形態における概略構成を側方から一部断面視した状態を示す説明図である。
【図3】従来の硬さ試験機の要部概略を示す説明図である。
【符号の説明】
1 圧子
2 圧子軸
10 フォースモータ(第1の荷重負荷機構部)
20 圧子軸変位検出部
22 リニアエンコーダ
30 フォースモータ(第2の荷重負荷機構部)
31 荷重軸(押圧部材)
50 制御レバー(押圧部材、レバー)
50a 一端部
50b 他端部
51 回動軸(軸)
110 圧子軸ユニット
130、230 押圧力付与機構部
100、200 硬さ試験機
S 試料

Claims (1)

  1. 先端部に圧子を有する圧子軸と、
    前記圧子軸をその軸方向に移動させて前記圧子を介して試料に第1の試験力の範囲内の力を負荷する第1の荷重負荷機構部と、
    前記圧子軸を押圧する押圧部材を備え、前記押圧部材により前記圧子軸をその軸方向に移動させて前記圧子を介して試料に第2の試験力の範囲内の力を負荷する第2の荷重負荷機構部と、
    を備え、
    前記押圧部材は、前記圧子軸の軸方向に対して垂直な軸を中心として回動可能に軸支されるレバーを備え、
    前記第2の荷重負荷機構部は、前記レバーの一端部に対し作用力を付与することにより、前記レバーの他端部が、前記圧子軸を押圧してその軸方向に第2の試験力を試料に負荷し、
    前記第1の荷重負荷機構部及び前記第2の荷重負荷機構部は、フォースモータであり、
    前記圧子軸の移動の際、前記レバーが回動し当該レバーの重心が移動したことに伴い前記圧子軸に作用するモーメント力を打ち消すことにより前記所定の試験力が試料に負荷されるように、前記第1の荷重負荷機構部と、第2の荷重負荷機構部との少なくとも一方の駆動を制御するように構成されていることを特徴とする硬さ試験機。
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