JPH02290530A - タレット式微小硬度計 - Google Patents
タレット式微小硬度計Info
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- JPH02290530A JPH02290530A JP11117189A JP11117189A JPH02290530A JP H02290530 A JPH02290530 A JP H02290530A JP 11117189 A JP11117189 A JP 11117189A JP 11117189 A JP11117189 A JP 11117189A JP H02290530 A JPH02290530 A JP H02290530A
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- indenter
- shaft
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 19
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 12
- 230000005611 electricity Effects 0.000 abstract description 5
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007542 hardness measurement Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、タレット式微小硬度計に関し、特に圧子軸に
試験荷重付与装置が設けられたタレッl・式微小硬度計
に関する。
試験荷重付与装置が設けられたタレッl・式微小硬度計
に関する。
下端部に圧子を取付けられた圧子軸と試料に形成された
くぼみの寸法を計ヨ11する光学レンズとが回転枠にタ
レット状に取1旧すられて、試24に対する圧子軸の押
入と、この押入によー)で試料に形成されたくぼみ寸法
の光学レンズによる測定とが、回転枠を回転することに
よって順次行なわれるように構成された1放小硬度計は
、タレット式微小硬度計として従来から知られている。
くぼみの寸法を計ヨ11する光学レンズとが回転枠にタ
レット状に取1旧すられて、試24に対する圧子軸の押
入と、この押入によー)で試料に形成されたくぼみ寸法
の光学レンズによる測定とが、回転枠を回転することに
よって順次行なわれるように構成された1放小硬度計は
、タレット式微小硬度計として従来から知られている。
その1例を、第5図により説明すると、凹転枠13が硬
度計の基台30に設けられた軸Olを中心として回転可
能に設けられて、回転枠13の竪枠体13aの下端部に
揺動用ばね10を介して基端部を支持された揺動板9が
支持されている。
度計の基台30に設けられた軸Olを中心として回転可
能に設けられて、回転枠13の竪枠体13aの下端部に
揺動用ばね10を介して基端部を支持された揺動板9が
支持されている。
揺動板9の先端部に円錐状の圧子軸支持部材31が設け
られて、この圧子軸支持部材31で接触支持される圧子
軸4が竪方向に配設され、圧子軸4はその上端を、回転
枠13に板ばね14て′昇降可能に支持され、また下端
部に圧7−6が取付けられている.さらに、揺動板9の
尖端部に接触子5が固定されて、接触子5に下端を点接
触して押棒2が竪方向に配設されるとともに、押棒2に
固着されたストツバ3に上方から係合しうる案内部13
eが回転枠13の横棒体13bの先端部に設けられ、押
棒2の上端部に点接触して押棒2と同軸的に上下動しう
る荷重制御部材19bか制御レバー19の先端部に設け
られている. 制御レバー19は基枠に軸O,を介して回動可能に支持
されるとともに、他端部に荷重制御用カム21が転接す
るローラ20が設けられ、さらに複数個の重錘26を内
蔵して支持枠27Llの上昇とともに直径の順に重錘受
け27aに積載されている各重n.26を、それらの上
方のものより順次選択的に支持し得る階段状の保合支持
部27l1を形成された重錘式荷重機構25の荷重軸2
58の下端部が、ピン32を介し,て係きしている。な
お重錘式荷重機構25は、例えば特公昭49−1 66
7 2号公報に記載されているような公知のものてあ
り、荷重軸25aの下端部は球面状に形成されて、平面
状の圧子軸4の上端面に少許の間隔をあけて対向するよ
う配置されている.図中の符号12は戻しばねを、7は
試料を−33は圧子軸4に載置された重錘を、またAは
計測時のカム21の回転方向を、Bはその時の荷重制御
部材19bの移動方向を、Cは支持枠27の移動方向を
それぞれ示している。
られて、この圧子軸支持部材31で接触支持される圧子
軸4が竪方向に配設され、圧子軸4はその上端を、回転
枠13に板ばね14て′昇降可能に支持され、また下端
部に圧7−6が取付けられている.さらに、揺動板9の
尖端部に接触子5が固定されて、接触子5に下端を点接
触して押棒2が竪方向に配設されるとともに、押棒2に
固着されたストツバ3に上方から係合しうる案内部13
eが回転枠13の横棒体13bの先端部に設けられ、押
棒2の上端部に点接触して押棒2と同軸的に上下動しう
る荷重制御部材19bか制御レバー19の先端部に設け
られている. 制御レバー19は基枠に軸O,を介して回動可能に支持
されるとともに、他端部に荷重制御用カム21が転接す
るローラ20が設けられ、さらに複数個の重錘26を内
蔵して支持枠27Llの上昇とともに直径の順に重錘受
け27aに積載されている各重n.26を、それらの上
方のものより順次選択的に支持し得る階段状の保合支持
部27l1を形成された重錘式荷重機構25の荷重軸2
58の下端部が、ピン32を介し,て係きしている。な
お重錘式荷重機構25は、例えば特公昭49−1 66
7 2号公報に記載されているような公知のものてあ
り、荷重軸25aの下端部は球面状に形成されて、平面
状の圧子軸4の上端面に少許の間隔をあけて対向するよ
う配置されている.図中の符号12は戻しばねを、7は
試料を−33は圧子軸4に載置された重錘を、またAは
計測時のカム21の回転方向を、Bはその時の荷重制御
部材19bの移動方向を、Cは支持枠27の移動方向を
それぞれ示している。
ところで、上述のような従来のタレット式微小硬度計で
は、比較的低い試験荷重での試料の硬度測定は、用意さ
れているのうちの1涸ないし複数個を圧子軸に載置する
ことにより試験荷重を形成して行なわれる。符号33は
その重錘を示している。
は、比較的低い試験荷重での試料の硬度測定は、用意さ
れているのうちの1涸ないし複数個を圧子軸に載置する
ことにより試験荷重を形成して行なわれる。符号33は
その重錘を示している。
したがって、このような硬度測定では、その試験荷重の
調節は段階的に行なわざるを得す、その結果圧子軸の降
下速度に最適な試験荷重を得ることができないという問
題点がある。
調節は段階的に行なわざるを得す、その結果圧子軸の降
下速度に最適な試験荷重を得ることができないという問
題点がある。
本発明は、このような問題点の解決をはかろうとするも
ので、圧子軸に試験荷重を与える装置として、上記圧子
軸に取付けられたコイルと上記圧子軸が貫通する回転枠
に設けられた磁石とにより構成される電磁式荷重装置を
設けて、同電磁式荷重装置への通電量を調節することに
より、上記圧子軸に付与される試験荷重を連続的に調節
できるようにした、タレット式微小硬度計を提供するこ
とを目的とし、さらに、圧子軸にバランス装置を作用さ
せて、圧子軸への振動の影響をなくして測定誤差の発生
を防止したタレット式微小硬度計を提供するごとを目的
とし、また、制御レバー駆動装置として早送り機構と遅
送り8!樽とを組合わせ夕駆動装置を設けて操作時間の
短縮化をはかった、タレット式微小硬度計を提供するこ
とを目的とする. 〔課題を解決するための手段〕 上述の目的を達成するため、本発明の請求項(1)に記
載されたタレット式微小硬度計は、揺動用ばねを介して
基端部を回転枠に支持された揺動板をそなえ、同揺動板
の先端部に圧子軸支持部材が設けられて、同圧子軸支持
部材で接触支持されて竪方向に配設された圧子軸が、そ
の下端に圧子をそなえるとともに、その上端を上記回転
枠に板ばねで昇降可能に支持された微小硬度計において
、上記揺動板の先端部に固定された接触子と、同接触子
に下端を点接触して竪方向に配設された押棒と、同押棒
に固着されたストツバに上方から係合しうる回転枠に形
成された案内部と、上記押棒の上端部に点接触して同押
棒と同軸的に上下動しうる荷重制御部材と、同荷重制御
部材を駆動しうる駆動装置とをそなえ、上記圧子軸に試
験荷重を与えるべく上記回転枠に設けられた磁石と上記
圧子軸に取付けられたコイルとからなる電磁式荷重装置
が設けられたことを特徴としている. 請求項(2)に記載されたタレット式微小硬度計は、揺
動用ばねを介して基端部を回転枠に支持された揺動板を
そなえ、同揺動板の先端部に圧子軸支持部材が設けられ
て、同圧子軸支持部材で接触支持されて竪方向に配設さ
れた圧子軸が、その下端に圧子をそなえるとともに、そ
の上端を上記回転枠に板ばねで昇降可能に支持された微
小硬度計において、上記揺動板の先端部に固定された接
触子と、同接触子に下端を点接触して竪方向に配設され
た押棒と、同押棒に固着されたストッパに上方から係合
しうる回転枠に形成された案内部と、上記押棒の上端部
に点接触して同押棒と同軸的に上下動しうる荷重制御部
材と、同荷重制御部材を駆動しうる駆動装置とをそなえ
、上記圧子軸に試験荷重を与えるべく上記回転枠に設け
られた磁石と上記圧子軸に取付けられたコイルとからな
る電磁式荷重装置が設けられ、さらに、中央部付近を回
転枠に枢着されるとともに、一端部を圧子軸上のピンに
係接され、かつ、他端部に上記の圧子軸系の上記枢着点
まわりのモーメントを相殺するモーメント発生用の重錘
を取付けられたバランスレバーをそなえたバランス装置
が設けられたことを特徴としている. また、請求項(3)に記載されたタレット式微小硬度計
は、揺動用ばねを介して基端部を回転枠に支持された揺
動板をそなえ、同揺動板の先端部に圧子軸支持部材が設
けられて、同圧子軸支持部材で接触支持されて竪方向に
配設された圧子軸が、その下端に圧子をそなえるととも
に、その上端を上記回転枠に板ばねで昇降可能に支持さ
れた微小硬度計において、上記揺動板の先端部に固定さ
れた接触子と、同接触子に下端を点接触して竪方向に配
設された押棒と、同押棒に固着されたストツバに上方か
ら係含しうる回転枠に形成された案内部と、上記押棒の
上端部に点接触して同押棒と同軸的に上下動しうる荷重
制御部材と、同荷重制御部材を駆動しうる駆動装置とを
そなえ、上記圧子軸に試験荷重を与えるべく上記回転枠
に設けられた磁石と上記圧子軸に取付けられたコイルと
からなる電磁式荷重装宜が設けられ、さらに上記の荷重
制御部材を駆動しうる駆動装置が、早送り機構と遅送り
8l横とを組合わせて楕成されたことを特徴としている
. 〔作 用〕 上述の本発明のタレット式微小硬度計では、圧子軸に取
付けられたコイルと回転枠に取付けられた磁石とによっ
て構成され電磁式荷重装置は、同電磁式荷重装置へ供給
される電力量に対応して試験荷重を発生することができ
るので、圧子軸に作用する試験荷重を上記電力量の調節
により無段階的に調節することができる. また、圧子軸に係接するバランス装置が、硬度計に外部
から振動が加わった場合に、圧子軸に作用する振動の影
響を相殺して振動による測定誤差の発生を防止すること
ができる. さらに、制御レバーが、早送り機楕と遅送り機楕との2
種の機構が組合わされた駆動装置で駆動されるので、測
定時間を短縮しながら試験荷重に適した降下速度で圧子
軸を降下させることができる. 〔実 施 例〕 以下、図面により本発明の一実施例としてのタレット式
微小硬度計について説明すると、第1図はその側断面図
、第2図は第1図の「ア」部の断面図、第3図は第1図
の「ア」部における第2図の場合の切断面と直交する切
断面における断面図、第4図は支え軸の斜視図である.
なお、第1〜4図において第5図と同じ符号はほぼ同一
の部材を示している. この実施例のタレット式微小硬度計も、基枠30に設け
られた軸0.を中心として回転可能に設けられた回転枠
13をそなえ、回転枠13の竪枠体13aの下端部と上
端部とに設けられた支えばね8と14とで圧子軸14が
、いわゆる平行リングを構成しながら回転枠13に上下
動可能に収けけられている.回転枠13の竪枠体13a
の下端部よりに、揺動用ばね10を介して基端部を支持
された揺動板9が設けられて、揺動板9に設けられた支
え板17に、圧子軸4に取付けられた支え軸18の算盤
珠状の当接部が当接して(第2図、第3図参照)、圧子
軸4の竪方向移動が確保されるよう構成されるとともに
、揺動板9の尖端部に接触子5が固定されている。
ので、圧子軸に試験荷重を与える装置として、上記圧子
軸に取付けられたコイルと上記圧子軸が貫通する回転枠
に設けられた磁石とにより構成される電磁式荷重装置を
設けて、同電磁式荷重装置への通電量を調節することに
より、上記圧子軸に付与される試験荷重を連続的に調節
できるようにした、タレット式微小硬度計を提供するこ
とを目的とし、さらに、圧子軸にバランス装置を作用さ
せて、圧子軸への振動の影響をなくして測定誤差の発生
を防止したタレット式微小硬度計を提供するごとを目的
とし、また、制御レバー駆動装置として早送り機構と遅
送り8!樽とを組合わせ夕駆動装置を設けて操作時間の
短縮化をはかった、タレット式微小硬度計を提供するこ
とを目的とする. 〔課題を解決するための手段〕 上述の目的を達成するため、本発明の請求項(1)に記
載されたタレット式微小硬度計は、揺動用ばねを介して
基端部を回転枠に支持された揺動板をそなえ、同揺動板
の先端部に圧子軸支持部材が設けられて、同圧子軸支持
部材で接触支持されて竪方向に配設された圧子軸が、そ
の下端に圧子をそなえるとともに、その上端を上記回転
枠に板ばねで昇降可能に支持された微小硬度計において
、上記揺動板の先端部に固定された接触子と、同接触子
に下端を点接触して竪方向に配設された押棒と、同押棒
に固着されたストツバに上方から係合しうる回転枠に形
成された案内部と、上記押棒の上端部に点接触して同押
棒と同軸的に上下動しうる荷重制御部材と、同荷重制御
部材を駆動しうる駆動装置とをそなえ、上記圧子軸に試
験荷重を与えるべく上記回転枠に設けられた磁石と上記
圧子軸に取付けられたコイルとからなる電磁式荷重装置
が設けられたことを特徴としている. 請求項(2)に記載されたタレット式微小硬度計は、揺
動用ばねを介して基端部を回転枠に支持された揺動板を
そなえ、同揺動板の先端部に圧子軸支持部材が設けられ
て、同圧子軸支持部材で接触支持されて竪方向に配設さ
れた圧子軸が、その下端に圧子をそなえるとともに、そ
の上端を上記回転枠に板ばねで昇降可能に支持された微
小硬度計において、上記揺動板の先端部に固定された接
触子と、同接触子に下端を点接触して竪方向に配設され
た押棒と、同押棒に固着されたストッパに上方から係合
しうる回転枠に形成された案内部と、上記押棒の上端部
に点接触して同押棒と同軸的に上下動しうる荷重制御部
材と、同荷重制御部材を駆動しうる駆動装置とをそなえ
、上記圧子軸に試験荷重を与えるべく上記回転枠に設け
られた磁石と上記圧子軸に取付けられたコイルとからな
る電磁式荷重装置が設けられ、さらに、中央部付近を回
転枠に枢着されるとともに、一端部を圧子軸上のピンに
係接され、かつ、他端部に上記の圧子軸系の上記枢着点
まわりのモーメントを相殺するモーメント発生用の重錘
を取付けられたバランスレバーをそなえたバランス装置
が設けられたことを特徴としている. また、請求項(3)に記載されたタレット式微小硬度計
は、揺動用ばねを介して基端部を回転枠に支持された揺
動板をそなえ、同揺動板の先端部に圧子軸支持部材が設
けられて、同圧子軸支持部材で接触支持されて竪方向に
配設された圧子軸が、その下端に圧子をそなえるととも
に、その上端を上記回転枠に板ばねで昇降可能に支持さ
れた微小硬度計において、上記揺動板の先端部に固定さ
れた接触子と、同接触子に下端を点接触して竪方向に配
設された押棒と、同押棒に固着されたストツバに上方か
ら係含しうる回転枠に形成された案内部と、上記押棒の
上端部に点接触して同押棒と同軸的に上下動しうる荷重
制御部材と、同荷重制御部材を駆動しうる駆動装置とを
そなえ、上記圧子軸に試験荷重を与えるべく上記回転枠
に設けられた磁石と上記圧子軸に取付けられたコイルと
からなる電磁式荷重装宜が設けられ、さらに上記の荷重
制御部材を駆動しうる駆動装置が、早送り機構と遅送り
8l横とを組合わせて楕成されたことを特徴としている
. 〔作 用〕 上述の本発明のタレット式微小硬度計では、圧子軸に取
付けられたコイルと回転枠に取付けられた磁石とによっ
て構成され電磁式荷重装置は、同電磁式荷重装置へ供給
される電力量に対応して試験荷重を発生することができ
るので、圧子軸に作用する試験荷重を上記電力量の調節
により無段階的に調節することができる. また、圧子軸に係接するバランス装置が、硬度計に外部
から振動が加わった場合に、圧子軸に作用する振動の影
響を相殺して振動による測定誤差の発生を防止すること
ができる. さらに、制御レバーが、早送り機楕と遅送り機楕との2
種の機構が組合わされた駆動装置で駆動されるので、測
定時間を短縮しながら試験荷重に適した降下速度で圧子
軸を降下させることができる. 〔実 施 例〕 以下、図面により本発明の一実施例としてのタレット式
微小硬度計について説明すると、第1図はその側断面図
、第2図は第1図の「ア」部の断面図、第3図は第1図
の「ア」部における第2図の場合の切断面と直交する切
断面における断面図、第4図は支え軸の斜視図である.
なお、第1〜4図において第5図と同じ符号はほぼ同一
の部材を示している. この実施例のタレット式微小硬度計も、基枠30に設け
られた軸0.を中心として回転可能に設けられた回転枠
13をそなえ、回転枠13の竪枠体13aの下端部と上
端部とに設けられた支えばね8と14とで圧子軸14が
、いわゆる平行リングを構成しながら回転枠13に上下
動可能に収けけられている.回転枠13の竪枠体13a
の下端部よりに、揺動用ばね10を介して基端部を支持
された揺動板9が設けられて、揺動板9に設けられた支
え板17に、圧子軸4に取付けられた支え軸18の算盤
珠状の当接部が当接して(第2図、第3図参照)、圧子
軸4の竪方向移動が確保されるよう構成されるとともに
、揺動板9の尖端部に接触子5が固定されている。
接触子5に下端を点接触して押棒2が竪方向に配設され
るとともに、押棒2に固着されたストッパ3に上方から
係合しうる案内部13cが回転枠13の横枠体13bの
先端部に設けられ、押棒2の上端部に点接触して押棒2
と同軸的に上下動しうる荷重制御部材19bが第1制御
レバー19の先端部に設けられている. 第1制御レバー19は、その他端部が第2制御レバー2
3に軸04を介して枢着されるとともに、ほぼ中央部で
ばね18を介して基枠30に支持されている。
るとともに、押棒2に固着されたストッパ3に上方から
係合しうる案内部13cが回転枠13の横枠体13bの
先端部に設けられ、押棒2の上端部に点接触して押棒2
と同軸的に上下動しうる荷重制御部材19bが第1制御
レバー19の先端部に設けられている. 第1制御レバー19は、その他端部が第2制御レバー2
3に軸04を介して枢着されるとともに、ほぼ中央部で
ばね18を介して基枠30に支持されている。
一方、第2制御レバー23は第1制御レバー19の少し
上方でこれと平行に配置されて、その一端部を軸0,を
介して基枠30に枢着されるとともに、他端部には、早
送りamの駆動源としてのカム21に転接するローラ2
0が取付けられている.さらに、ローラ20の枢軸と軸
04との間でバネ22を介して基枠30に懸吊されると
ともに、第1制御レバー19を押動可能な、例えば圧電
素子をそなえた遅送り機III24が配設されている。
上方でこれと平行に配置されて、その一端部を軸0,を
介して基枠30に枢着されるとともに、他端部には、早
送りamの駆動源としてのカム21に転接するローラ2
0が取付けられている.さらに、ローラ20の枢軸と軸
04との間でバネ22を介して基枠30に懸吊されると
ともに、第1制御レバー19を押動可能な、例えば圧電
素子をそなえた遅送り機III24が配設されている。
上記のカム21は、第5図に示した従来のものにおける
駆動装置と同様のもので、高速で両制御レバーを駆動す
ることができ、また圧電素子をそなえた低速駆動va楕
24としては、例えば実願昭62−162557号に記
載されたもの、すなわち圧電素子と同圧電素子に加える
ための任意の電圧波形を発生する電圧制御装置とからな
り、上記電圧を制御することにより圧子電素子を任意の
伸張速度で伸張させることができる機構が用いられてい
る. そして、高速駆動は、カム21の矢印A方向への回転の
みによってなされる.すなわちこのときには、第1制御
レバー19と第2制御レバー23とは一体となってカム
21の回転だけで荷重制御部材19bが矢印B方向に駆
動される.そして、この高速駆動で圧子が所定寸法だけ
下降した後に、遅送り機構が作動する.すなわちカム2
1の回転を停止してその状態に保持しながら、圧電素子
24が膨出して第1制御レバー19のみが軸0,を中心
として反時計方向に凹動して荷重制御部材19bが矢印
B方向へ低速度で駆動される. さらに、重錘式荷重装置25の荷重軸25aのピン32
と第1制御レバー19とが係合するとともに、荷重軸2
5aの下端面は球面状に形成されて、平面状の圧子軸4
の上端面に少許の間隙をあけて対向するよう配置されて
いる。
駆動装置と同様のもので、高速で両制御レバーを駆動す
ることができ、また圧電素子をそなえた低速駆動va楕
24としては、例えば実願昭62−162557号に記
載されたもの、すなわち圧電素子と同圧電素子に加える
ための任意の電圧波形を発生する電圧制御装置とからな
り、上記電圧を制御することにより圧子電素子を任意の
伸張速度で伸張させることができる機構が用いられてい
る. そして、高速駆動は、カム21の矢印A方向への回転の
みによってなされる.すなわちこのときには、第1制御
レバー19と第2制御レバー23とは一体となってカム
21の回転だけで荷重制御部材19bが矢印B方向に駆
動される.そして、この高速駆動で圧子が所定寸法だけ
下降した後に、遅送り機構が作動する.すなわちカム2
1の回転を停止してその状態に保持しながら、圧電素子
24が膨出して第1制御レバー19のみが軸0,を中心
として反時計方向に凹動して荷重制御部材19bが矢印
B方向へ低速度で駆動される. さらに、重錘式荷重装置25の荷重軸25aのピン32
と第1制御レバー19とが係合するとともに、荷重軸2
5aの下端面は球面状に形成されて、平面状の圧子軸4
の上端面に少許の間隙をあけて対向するよう配置されて
いる。
回転枠13の模枠体13bに永久磁石40が、この永久
磁石40の中心部開口を圧子軸4が貫通するよう配設さ
れるとともに、永久磁石40の放射状の磁場内で圧子軸
4にコイル41が取付けられて、電磁式荷重装置1が構
成されている. さらに、中央部付近を回転枠13に軸o2で枢支された
バランスレバー16の基端部(第1図では左端部)が圧
子軸4に植設されたピン15に係接するよう配設される
とともに、バランスレバー16の他端部に、圧子軸4系
の軸02まわりのモーメン1・を相殺することのできる
モーメントを発生するための重錘44が取付けられて、
バランス装置11が構成されている. 上述の構成により、コイル41に通電することにより圧
子軸4に試験荷重が与えられる。そしてこの場合、通電
量(電流の向きを含む)を調節することにより、上記試
験荷重を、無段階的に調節することができる. また、硬度計の外部からの振動の影響を受けて、圧子軸
4にその上下動方向の付勢カが作用しても、その付勢力
(加速度)による圧子軸系の軸o2まわりのモーメント
がバランス装置によって相殺されるので、振動による計
測誤差の発生を防止することができる。なお、上述の圧
子軸系のモーメントは、主として圧子軸4およびコイル
44の質景と振動加速度との積であって、支えばね8お
よび14の影響は無視できる程度のものである。
磁石40の中心部開口を圧子軸4が貫通するよう配設さ
れるとともに、永久磁石40の放射状の磁場内で圧子軸
4にコイル41が取付けられて、電磁式荷重装置1が構
成されている. さらに、中央部付近を回転枠13に軸o2で枢支された
バランスレバー16の基端部(第1図では左端部)が圧
子軸4に植設されたピン15に係接するよう配設される
とともに、バランスレバー16の他端部に、圧子軸4系
の軸02まわりのモーメン1・を相殺することのできる
モーメントを発生するための重錘44が取付けられて、
バランス装置11が構成されている. 上述の構成により、コイル41に通電することにより圧
子軸4に試験荷重が与えられる。そしてこの場合、通電
量(電流の向きを含む)を調節することにより、上記試
験荷重を、無段階的に調節することができる. また、硬度計の外部からの振動の影響を受けて、圧子軸
4にその上下動方向の付勢カが作用しても、その付勢力
(加速度)による圧子軸系の軸o2まわりのモーメント
がバランス装置によって相殺されるので、振動による計
測誤差の発生を防止することができる。なお、上述の圧
子軸系のモーメントは、主として圧子軸4およびコイル
44の質景と振動加速度との積であって、支えばね8お
よび14の影響は無視できる程度のものである。
また、圧子軸4は、カム21の回転による第1制御レバ
ー19と第2制御レバー23とが一体となった早送り機
構によって、例えば、圧子6の先端と試L17の表面と
の間隔が、0.03〜0.02l@mに到達するまでは
高速度(例えば数十μ+a/see)で下降駆動×;の
で、計測時間の短縮化がはかれるとともに、それ以後は
、圧電素子24による遅送り機構で、例えば数μs/s
ec程度の、低い試験荷重に適した低速度で下降駆動さ
れるので、正確な硬度測定が可能となる。
ー19と第2制御レバー23とが一体となった早送り機
構によって、例えば、圧子6の先端と試L17の表面と
の間隔が、0.03〜0.02l@mに到達するまでは
高速度(例えば数十μ+a/see)で下降駆動×;の
で、計測時間の短縮化がはかれるとともに、それ以後は
、圧電素子24による遅送り機構で、例えば数μs/s
ec程度の、低い試験荷重に適した低速度で下降駆動さ
れるので、正確な硬度測定が可能となる。
以上詳述したように、本発明のタレット式微小硬度計に
よれば、次のような効果ないし利点が得られる. (1)圧子軸に試験荷重を電磁式荷重装直により供給す
ることができ、しかもその試験荷重は、上記電磁式荷重
装置へ供給する電力量を調節することによって無段附的
に調節をすることができるとともに、遠隔制御的に試験
荷重の調節を行なうことができる。
よれば、次のような効果ないし利点が得られる. (1)圧子軸に試験荷重を電磁式荷重装直により供給す
ることができ、しかもその試験荷重は、上記電磁式荷重
装置へ供給する電力量を調節することによって無段附的
に調節をすることができるとともに、遠隔制御的に試験
荷重の調節を行なうことができる。
(2)電磁式荷重装置を構成するコイルが圧子軸に取付
けられているから、上記電磁式荷重装置で発生した荷重
を直接圧子軸に試験荷重として作用させることができる
。
けられているから、上記電磁式荷重装置で発生した荷重
を直接圧子軸に試験荷重として作用させることができる
。
(3)硬度計に対する外部からの振動の影響で、圧子軸
にその上下動方向の付勢力が作用しても、その付勢力(
加速度)がバランス装置によって相殺されるので、振動
による計測誤差の発生を防止することができる。
にその上下動方向の付勢力が作用しても、その付勢力(
加速度)がバランス装置によって相殺されるので、振動
による計測誤差の発生を防止することができる。
(4)圧子軸は、早送り機構と遅送り機構との2種の送
り機楕により駆動されるので、計測時間の短縮化がはか
られるほかに、試験荷重に適した下降速度のもとての硬
度測定が可能となる。
り機楕により駆動されるので、計測時間の短縮化がはか
られるほかに、試験荷重に適した下降速度のもとての硬
度測定が可能となる。
第1〜3図は本発明の一実施例としてのタレット式微小
硬度計を示すもので、第1図はその側断面図、第2図は
第1図の「ア」部の断面図、第3図は第1図の「ア」部
における第2図の場合の切断面と直交する切断面におけ
る断面図、第4図は支え軸の斜視図であり、第5図は従
来のタレット式微小硬度計の側断面図である。 1・・・電磁式荷重装置、2・・・押棒、3・・・スト
ッパ4・・・圧子軸、5・・・接触子、6・・・圧子、
7・・・試料、8,14・・・支えばね、11・・・バ
ランス装置、15・・・ピン、16・・・バランスレバ
ー、17・・・支え板、18・・・支え軸、19・・・
第1制御レバー、20・・・ローラ、21川カム、23
・・・第2制御レバー、24・・・遅送り機構、25・
・・重鍾式荷重機構、44・・・重錘. 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 同 安達 功 同 阿部英幸 第1図 3o 第 図 第 図 第 図
硬度計を示すもので、第1図はその側断面図、第2図は
第1図の「ア」部の断面図、第3図は第1図の「ア」部
における第2図の場合の切断面と直交する切断面におけ
る断面図、第4図は支え軸の斜視図であり、第5図は従
来のタレット式微小硬度計の側断面図である。 1・・・電磁式荷重装置、2・・・押棒、3・・・スト
ッパ4・・・圧子軸、5・・・接触子、6・・・圧子、
7・・・試料、8,14・・・支えばね、11・・・バ
ランス装置、15・・・ピン、16・・・バランスレバ
ー、17・・・支え板、18・・・支え軸、19・・・
第1制御レバー、20・・・ローラ、21川カム、23
・・・第2制御レバー、24・・・遅送り機構、25・
・・重鍾式荷重機構、44・・・重錘. 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 同 安達 功 同 阿部英幸 第1図 3o 第 図 第 図 第 図
Claims (3)
- (1)揺動用ばねを介して基端部を回転枠に支持された
揺動板をそなえ、同揺動板の先端部に圧子軸支持部材が
設けられて、同圧子軸支持部材で接触支持されて竪方向
に配設された圧子軸が、その下端に圧子をそなえるとと
もに、その上端を上記回転枠に板ばねで昇降可能に支持
された微小硬度計において、上記揺動板の先端部に固定
された接触子と、同接触子に下端を点接触して竪方向に
配設された押棒と、同押棒に固着されたストッパに上方
から係合しうる回転枠に形成された案内部と、上記押棒
の上端部に点接触して同押棒と同軸的に上下動しうる荷
重制御部材と、同荷重制御部材を駆動しうる駆動装置と
をそなえ、上記圧子軸に試験荷重を与えるべく上記回転
枠に設けられた磁石と上記圧子軸に取付けられたコイル
とからなる電磁式荷重装置が設けられたことを特徴とす
る、タレット式微小硬度計。 - (2)中央部付近を回転枠に枢着されるとともに、一端
部を圧子軸上のピンに係接され、かつ、他端部に上記の
圧子軸系の上記枢着点まわりのモーメントを相殺するモ
ーメント発生用の重錘を取付けられたバランスレバーを
そなえたバランス装置が設けられたことを特徴とする、
請求項(1)に記載のタレット式微小硬度計。 - (3)荷重制御部材を駆動しうる駆動装置が、早送り機
構と遅送り機構とを組合わせて構成されたことを特徴と
する、請求項(1)に記載のタレット式微小硬度計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11117189A JPH02290530A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | タレット式微小硬度計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11117189A JPH02290530A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | タレット式微小硬度計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02290530A true JPH02290530A (ja) | 1990-11-30 |
JPH0583856B2 JPH0583856B2 (ja) | 1993-11-29 |
Family
ID=14554282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11117189A Granted JPH02290530A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | タレット式微小硬度計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02290530A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004251698A (ja) * | 2003-02-19 | 2004-09-09 | Akashi Corp | 硬さ試験機 |
US7121136B2 (en) | 2002-12-25 | 2006-10-17 | Mitutoyo Corporation | Hardness testing apparatus |
CN102788733A (zh) * | 2011-05-20 | 2012-11-21 | 上海奥龙星迪检测设备有限公司 | 一种显微维氏硬度计的自动式力值调节装置 |
JP2018054318A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | 埼玉県 | 圧子押込み装置 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP11117189A patent/JPH02290530A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7121136B2 (en) | 2002-12-25 | 2006-10-17 | Mitutoyo Corporation | Hardness testing apparatus |
US7380443B2 (en) | 2002-12-25 | 2008-06-03 | Mitutoyo Corporation | Hardness testing apparatus |
JP2004251698A (ja) * | 2003-02-19 | 2004-09-09 | Akashi Corp | 硬さ試験機 |
CN102788733A (zh) * | 2011-05-20 | 2012-11-21 | 上海奥龙星迪检测设备有限公司 | 一种显微维氏硬度计的自动式力值调节装置 |
JP2018054318A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | 埼玉県 | 圧子押込み装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0583856B2 (ja) | 1993-11-29 |
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