JP3872265B2 - エンジンカバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、防音・防振効果の優れたエンジンカバーに係り、特にエンジンカバーの内側に形成された発泡ウレタン樹脂がエンジンの表面に圧接状態にて装着でき、且つ
エンジンカバーをゴム等の弾性体を介してフローティングさせることにより、エンジン振動によるエンジンカバーの共振を防ぐようにしたエンジンカバー及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、エンジンの騒音が外部に洩れないように、内カバーと外カバーとの間に形成される内部空間に常温発泡シリコーンを充填した自動車用のエンジンのロッカーカバー(以下、単に「エンジンカバー」という。)が提案されている。図5は、特開平4−100040号公報に開示されている従来のエンジンカバーの断面図である。
図5において、内カバー21と外カバー22との間の空間部には、取り付け孔23および注油孔24の部分を除いて全体にわたり防音材料である常温発泡シリコーン25が充填されている。
【0003】
また、前記の常温発泡シリコーン25は、2種類の液の化学反応により発泡して生成されるものであり、これを充填するに際しては、まず内カバー21と外カバー22とを組合わせてボルト26により固定する。なお、内カバー21と外カバー22との組合わせ体には、液を注入する部分を用意しておき、また、取り付け孔23の部分および注油孔24の部分は治具を設けて液が洩れないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のサンドイッチ構造のものにおいては、内カバー21と外カバー22の狭い隙間に常温発泡シリコーン25を充填させるものであるから、
(1)発泡材を内部空間の全域に行き渡らせるのに時間がかかり、加工時間が長くなってコストが高くなる。
(2)この形態のエンジンカバーでは、カバーの内側とエンジンとの間にある間隔を持って取り付けられるものであるから、エンジンの振動を押さえる、いわゆる制振性能が欠如している。従って、大幅な騒音の低減ができない。
という問題があった。
(3)また、用済み後の製品において、内外のカバーと発泡充填物とを分離するのが困難であるためリサイクルが出来ないという問題もあった。
(4)さらに、エンジンカバーの取り付け孔23の部分では、フローティング構造が取り入れられていないため、エンジンの振動によるエンジンカバーの共振が生じるという問題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、エンジンカバーの内側に、二液型発泡ウレタン樹脂組成物を充填発泡させることにより発泡ウレタン樹脂層を形成させると共に該樹脂層をエンジンの表面に圧接状態にて装着できるようにし、且つ、エンジンカバーの取付け部位をフローティング構造とすることにより、きわめて安価なコストで且つ騒音の低減効果が極めて大きいエンジンカバー及びその製造方法の提供を目的とすものである。
【0006】
すなわち、請求項1に記載の発明は、エンジンカバーのボルトによる取り付け部のフローティング構造において、エンジンカバーのボルト締付部位に開口1aを設け、前記該開口1a部には、T字状のカラー4を配置させると共に、該カラー4の周りには前記の発泡ウレタン樹脂層2と一体的に形成した発泡ウレタン樹脂によるフローティング部位2bが設けられたことを特徴とするエンジンカバーである。この発明によれば、フローティング構造が取り入れられているため、エンジンの振動によるエンジンカバーの共振を抑制でき、また、フローティング構造としては、エンジンカバーの取付け部における発泡ウレタン樹脂によるフローティング部位2bを発泡ウレタン樹脂層2aと一体的に形成できるため、部品数削減並びにコストダウンをはかることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のエンジンカバーの縦断面図であり、図2は、図1に示すA部の拡大断面図である。
本発明のエンジンカバーは、樹脂又は金属製のカバー1の裏面に、二液型発泡ウレタン樹脂組成物を常温発泡させてエンジンの外表面の凹凸と同じ形状に形成してなる発泡ウレタン樹脂層2部分が一体的に設けられている。図中、6はワッシャー、7はボルトである。
なお、前記の発泡ウレタン樹脂層2は、図示しないが、必要に応じてエンジンの表面に部分的に圧接するようにしてもよい。
また、前記のエンジンカバー1は、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン若しくはポリプロピレン樹脂等からなる樹脂成形品や金属プレスによる成形品を用いることができる。
【0012】
図2は、図1のA部の拡大縦断面図であり、エンジンカバー取付け部のフローティング構造を示す。
この図2に示すフローティング構造では、エンジンカバーのボルト締付部位に開口1aが設けられ、該開口1a部には、T字状のカラー4を配置させ、二液型発泡ウレタン樹脂組成物を常温発泡させることにより、カバーの裏面には前記の発泡ウレタン樹脂層2を形成させると共に、カラー4の周りには発泡ウレタン樹脂によるフローティング部位2bが形成されている。
【0013】
図3は、図1のA部相当の拡大縦断面図であり、エンジンカバー取付け部の他の実施例を示すフローティング構造を示す。
この図3に示すフローティング構造では、エンジンカバーのボルト締付部位に開口1aが設けられ、該開口1a部には、T字状のカラー4を配置させると共に、該カラー(4)の周りにはフローティング部材として防振ゴム5を配置させ、二液型発泡ウレタン樹脂組成物を常温発泡させることにより、前記の発泡ウレタン樹脂層2と防振ゴム5がハイブリッドにて一体的に形成されている。
【0014】
なお、前記のエンジンカバーの素材が、ポリエチレンテレフタレートやポリプロピレン樹脂の場合は、後述する二液型発泡ウレタン樹脂との密着性を向上させるために予めエンジンカバー1の内面に微細なキズを形成させアンカー効果を持たせるとよい。
【0015】
前記のエンジンカバー1にアンカー効果を持たせる具体例としては図4のAに示すように、▲1▼エンジンカバー成形品の内面に、ワイヤーブラシ等にて微細なキズ1bを設けておく。▲2▼樹脂金型の表面にショットブラストまたは絞加工を施し、エンジンカバー1の内面に微細なキズ1b若しくは絞模様を賦形させるか、或いはエンジンカバー1の内面に複数個のリブ1cを設けるか、或いは該リブに小孔を設ける。等の手段が考えられる。
【0016】
また、二液型発泡ウレタン樹脂組成物2は、例えば、特開平5−117357号公報に開示されている、ポリオールおよび発泡材としての水ガラスを含む主材と、ポリイソシアネートからなる硬化材とにより構成されたものである。
【0017】
次に、本発明のエンジンカバーの製造方法を図4に基づいて説明する。
なお、この図に示される支持台3は、エンジンの外表面の凹凸と同じ形状に形成したものであり、この支持台3の製作に当たっては、まず始めに石膏・ロー材等を用いてエンジンの形状を転写してモデル型を製作し、このモデル型にエポキシまたはシリコン樹脂を注入して固化させたものである。なお、前記のモデル型を部分修正することにより、必要部位のみ選択的に発泡させることもできる。
【0018】
本発明のエンジンカバーの製造方法を以下に説明する。
▲1▼始めに、支持台3の上面に離型剤(商品名:離型剤A-630-6、中京油脂(株)製)を吹き付ける。
▲2▼次に、二液混合吐出機を用いて、二液型発泡ウレタン樹脂組成物2aを支持台3上面の中心付近に、発泡充填分を流し込む。
▲3▼次に、支持台3の上面にカバー1をセットし、二液型発泡ウレタン樹脂組成物2aを常温で発泡させる(約20秒で発泡は完了する)。
▲4▼発泡体の反応、安定を促進させるため80℃15分程度加熱し、支持台3より完成品を取除く。
【0019】
【実験例】
本発明品の性能を確認するために、防音効果を従来品と比較した。従来品はポリプロピレン製等のエンジンカバーにポリエステル繊維製等のサイレンサーがクリップまたは熱溶着等により固定されている。またはウレタン発泡体等の別ピースをクリップ等で固定されている。このためエンジンの外表面にサイレンサーが圧接せず、空間が発生している。
【0020】
これに対して発明品はエンジンカバーに直接ウレタン発泡を施し、密着させており熱容着、クリップ等の2次加工を行っていない。また、サイレンサー表面形状は支持台3によりエンジン外表面形状に附形させているため、エンジンの表面に圧接状態にて装着できる。また、エンジンカバーの取付け部分に、フローティング構造が取り入れられているため、エンジンの振動によるエンジンカバーの共振が生じない。
上述の如く構成された本発明のエンジンカバーをエンジンに装着して、エンジンカバー上1mにマイクロホンをセットしエンジン単体にて全負荷状態で各回転数ごとに騒音の測定をした。
【0021】
本発明者の実験によると、従来品に比べて騒音を約3dB低減させることができた。これは、発泡体が多孔質を有することによる吸音効果に加え、成形した発泡ウレタンがエンジンに圧接していることによる相手物の振動を押さえる制振性と音の洩れを抑えるシール性の効果によるものである。
【0022】
【発明の効果】
本発明の製造方法によると、内側に形成された発泡ウレタン樹脂がエンジンの表面に圧接状態にて装着できるようにしたエンジンカバーが得られるため、発泡体が多孔質を有することによる吸音効果に加え、成形した発泡ウレタンがエンジンに圧接していることによる相手物の振動を押さえる制振性と音の洩れを抑えるシール性の効果並びにエンジンカバーの取付け部分に、フローティング構造が取り入れ、エンジンの振動によるエンジンカバーの共振を抑制することにより、騒音レベルを従来品に比べて約3dB低減させることができる。
【0023】
また、発泡剤の充填並びに常温発泡が短時間で行えるため、生産コストが安価になる。
また、従来のポリプロピレン製等のエンジンカバーにポリエステル繊維製等のサイレンサーがクリップまたは熱溶着等により固定されるか、またはウレタン発泡体等の別ピースをクリップ等で固定されたエンジンカバーと本発明エンジンカバーと比較すると、エンジンカバーに直接ウレタン発泡を施し、密着させており熱容着、クリップ等の2次加工を行っていないため、部品費、加工費が低減される。
【0024】
また、本発明のエンジンカバーでは、カバーの内側に発泡ウレタン樹脂が貼りついているものの、その接着強度が弱いために、エンジンカバーと発泡充填物とを極めて容易に分離することができるため、リサイクルを図るのに有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエンジンカバーの縦断面図。
【図2】 図1のA部における拡大縦断面図。
【図3】 図1のA部における他の拡大縦断面図。
【図4】 本発明のエンジンカバーの製造工程図。
【図5】 従来のエンジンカバーの断面図。
【符号の説明】
1 エンジンカバー
2 二液型発泡ウレタン樹脂組成物
3 支持台
Claims (1)
- 樹脂又は金属製のカバー(1)の裏面に、二液型発泡ウレタン樹脂組成物を常温発泡させてエンジンの外表面の凹凸と同じ形状に形成してなる発泡ウレタン樹脂層(2)を設け、該発泡ウレタン樹脂層(2)部分がエンジンの表面に圧接状態にて装着できるようにしたエンジンカバーにおいて、エンジンカバーのボルト締付部位に開口(1a)を設け、前記開口(1a)には、T字状のカラー(4)を配置させると共に、該カラー(4)の周りには前記の発泡ウレタン樹脂層(2a)と一体的に形成した発泡ウレタン樹脂によるフローティング部位(2b)が設けられたことを特徴とするエンジンカバー。
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