JP2002028934A - エンジンカバーおよびその製造方法 - Google Patents

エンジンカバーおよびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、防音・防振効果の優れたエンジン
カバーの製造方法の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明は、樹脂又は金属製のエンジンカ
バー1の裏面に、二液型発泡ウレタン樹脂組成物を常温
発泡させてエンジンの外表面の凹凸と同じ形状に形成し
てなる発泡ウレタン樹脂層2を設け、該発泡ウレタン樹
脂樹脂層2部分がエンジンの表面に圧接状態にて装着で
きるようにしたことを特徴とするエンジンカバーであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音・防振効果の
優れたエンジンカバーに係り、特にエンジンカバーの内
側に形成された発泡ウレタン樹脂がエンジンの表面に圧
接状態にて装着でき、且つエンジンカバーをゴム等の弾
性体を介してフローティングさせることにより、エンジ
ン振動によるエンジンカバーの共振を防ぐようにしたエ
ンジンカバー及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンジンの騒音が外部に洩れ
ないように、内カバーと外カバーとの間に形成される内
部空間に常温発泡シリコーンを充填した自動車用のエン
ジンのロッカーカバー(以下、単に「エンジンカバー」
という。)が提案されている。図5は、特開平4−10
0040号公報に開示されている従来のエンジンカバー
の断面図である。図5において、内カバー21と外カバ
ー22との間の空間部には、取り付け孔23および注油
孔24の部分を除いて全体にわたり防音材料である常温
発泡シリコーン25が充填されている。
【0003】また、前記の常温発泡シリコーン25は、
2種類の液の化学反応により発泡して生成されるもので
あり、これを充填するに際しては、まず内カバー21と
外カバー22とを組合わせてボルト26により固定す
る。なお、内カバー21と外カバー22との組合わせ体
には、液を注入する部分を用意しておき、また、取り付
け孔23の部分および注油孔24の部分は治具を設けて
液が洩れないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
サンドイッチ構造のものにおいては、内カバー21と外
カバー22の狭い隙間に常温発泡シリコーン25を充填
させるものであるから、 (1)発泡材を内部空間の全域に行き渡らせるのに時間
がかかり、加工時間が長くなってコストが高くなる。 (2)この形態のエンジンカバーでは、カバーの内側と
エンジンとの間にある間隔を持って取り付けられるもの
であるから、エンジンの振動を押さえる、いわゆる制振
性能が欠如している。従って、大幅な騒音の低減ができ
ない。という問題があった。 (3)また、用済み後の製品において、内外のカバーと
発泡充填物とを分離するのが困難であるためリサイクル
が出来ないという問題もあった。 (4)さらに、エンジンカバーの取り付け孔23の部分
では、フローティング構造が取り入れられていないた
め、エンジンの振動によるエンジンカバーの共振が生じ
るという問題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンカバ
ーの内側に、二液型発泡ウレタン樹脂組成物を充填発泡
させることにより発泡ウレタン樹脂層を形成させると共
に該樹脂層をエンジンの表面に圧接状態にて装着できる
ようにし、且つ、エンジンカバーの取付け部位をフロー
ティング構造とすることにより、きわめて安価なコスト
で且つ騒音の低減効果が極めて大きいエンジンカバー及
びその製造方法の提供を目的とすものである。
【0006】すなわち、請求項1に記載の発明は、樹脂
又は金属製のカバー1の裏面に、二液型発泡ウレタン樹
脂組成物を常温発泡させてエンジンの外表面の凹凸と同
じ形状に形成してなる発泡ウレタン樹脂層2を設け、該
発泡ウレタン樹脂樹脂層2部分がエンジンの表面に圧接
状態にて装着できるようにしたことを特徴とするエンジ
ンカバーである。また、請求項2に記載の発明は、前記
の発泡ウレタン樹脂層2を、必要部位のみ選択的に発泡
させたことを特徴とする請求項1記載のエンジンカバー
でる。上記の発明によれば、エンジンカバーの裏面に形
成した発泡ウレタン樹脂樹脂層2部分がエンジンの表面
に圧接状態にて装着できるため、発泡体が多孔質を有す
ることによる吸音効果に加え、相手物の振動を押さえる
制振性と音の洩れを抑えるシール性の効果を高めること
ができる。
【0007】請求項3に記載の発明は、エンジンカバー
のボルトによる取付け部のフローティング構造におい
て、エンジンカバーのボルト締付部位に開口1aを設
け、前記該開口1a部には、T字状のカラー4を配置さ
せると共に、該カラー4の周りには前記の発泡ウレタン
樹脂層2と一体的に形成した発泡ウレタン樹脂によるフ
ローティング部位2bが設けられたことを特徴とする請
求項1および請求項2記載のエンジンカバーである。こ
の発明によれば、フローティング構造が取り入れられて
いるため、エンジンの振動によるエンジンカバーの共振
を抑制でき、また、フローティング構造としては、エン
ジンカバーの取付け部における発泡ウレタン樹脂による
フローティング部位2bを発泡ウレタン樹脂層2aと一
体的に形成できるため、部品数削減並びにコストダウン
をはかることができる。
【0008】請求項4に記載の発明は、エンジンカバー
のボルトによる取付け部のフローティング構造におい
て、エンジンカバーのボルト締付部位に開口1aを設
け、前記該開口1a部には、T字状のカラー4を配置さ
せると共に、該カラー4の周りにはフローティング部材
として防振ゴム5を配置させ、前記の発泡ウレタン樹脂
層2と防振ゴム5をハイブリッドにて形成させたことを
特徴とする請求項1および請求項2記載のエンジンカバ
ーである。この発明によれば、発泡ウレタン樹脂層2と
防振ゴム5をハイブリッドにて形成させてあるため、請
求項3のものに比べて、強度並びに耐久性を向上させる
ことができる。
【0009】請求項5に記載の発明は、エンジンカバー
1の内面に微細なキズ1bを設けることによりアンカー
効果を持たせるようにしたことを特徴とする請求項1、
請求項2、請求項3および請求項4記載のエンジンカバ
ーである。また、請求項6に記載の発明は、樹脂製のエ
ンジンカバー1の内面に、複数個のリブ1cを垂下状に
設けるか、或いは該リブに小孔を設けることによりアン
カー効果を持たせるようにしたことを特徴とする請求項
1、請求項2、請求項3および請求項4記載のエンジン
カバーである。上記の請求項5〜6の発明によれば、ア
ンカー効果により、エンジンカバー1と発泡ウレタン樹
脂層2との接着性を高めることができる。
【0010】請求項7に記載の発明は、エンジンの外表
面の凹凸と同じ形状に形成した支持台3の上面に、二液
型発泡ウレタン樹脂組成物2aを充填した後、所定の間
隔をもって樹脂または金属製のカバー1を重ねあわせ、
前記の二液型発泡ウレタン樹脂組成物2aを常温発泡さ
せて内部空間を発泡ウレタン樹脂層2にて埋め尽くし、
その後前記の支持台1を剥離させてエンジンカバーを製
造し、エンジンカバーの内側に形成された発泡ウレタン
樹脂層2部分がエンジンの表面に圧接状態にて装着でき
るようにしたことを特徴とするエンジンカバーの製造方
法である。この発明によれば、エンジンの外表面の凹凸
と同じ形状に形成した支持台3を用いて二液型発泡ウレ
タン樹脂組成物を常温発泡させて発泡ウレタン樹脂層2
を形成させるものであるから、エンジンの外表面の凹凸
と同じ形状の発泡ウレタン樹脂層2を容易に形成させる
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のエンジンカバー
の縦断面図であり、図2は、図1に示すA部の拡大断面
図である。本発明のエンジンカバーは、樹脂又は金属製
のカバー1の裏面に、二液型発泡ウレタン樹脂組成物を
常温発泡させてエンジンの外表面の凹凸と同じ形状に形
成してなる発泡ウレタン樹脂層2部分が一体的に設けら
れている。図中、6はワッシャー、7はボルトである。
なお、前記の発泡ウレタン樹脂層2は、図示しないが、
必要に応じてエンジンの表面に部分的に圧接するように
してもよい。また、前記のエンジンカバー1は、ポリエ
チレンテレフタレート、ナイロン若しくはポリプロピレ
ン樹脂等からなる樹脂成形品や金属プレスによる成形品
を用いることができる。
【0012】図2は、図1のA部の拡大縦断面図であ
り、エンジンカバー取付け部のフローティング構造を示
す。この図2に示すフローティング構造では、エンジン
カバーのボルト締付部位に開口1aが設けられ、該開口
1a部には、T字状のカラー4を配置させ、二液型発泡
ウレタン樹脂組成物を常温発泡させることにより、カバ
ーの裏面には前記の発泡ウレタン樹脂層2を形成させる
と共に、カラー4の周りには発泡ウレタン樹脂によるフ
ローティング部位2bが形成されている。
【0013】図3は、図1のA部相当の拡大縦断面図で
あり、エンジンカバー取付け部の他の実施例を示すフロ
ーティング構造を示す。この図3に示すフローティング
構造では、エンジンカバーのボルト締付部位に開口1a
が設けられ、該開口1a部には、T字状のカラー4を配
置させると共に、該カラー(4)の周りにはフローティ
ング部材として防振ゴム5を配置させ、二液型発泡ウレ
タン樹脂組成物を常温発泡させることにより、前記の発
泡ウレタン樹脂層2と防振ゴム5がハイブリッドにて一
体的に形成されている。
【0014】なお、前記のエンジンカバーの素材が、ポ
リエチレンテレフタレートやポリプロピレン樹脂の場合
は、後述する二液型発泡ウレタン樹脂との密着性を向上
させるために予めエンジンカバー1の内面に微細なキズ
を形成させアンカー効果を持たせるとよい。
【0015】前記のエンジンカバー1にアンカー効果を
持たせる具体例としては図4のAに示すように、エン
ジンカバー成形品の内面に、ワイヤーブラシ等にて微細
なキズ1bを設けておく。樹脂金型の表面にショット
ブラストまたは絞加工を施し、エンジンカバー1の内面
に微細なキズ1b若しくは絞模様を賦形させるか、或い
はエンジンカバー1の内面に複数個のリブ1cを設ける
か、或いは該リブに小孔を設ける。等の手段が考えられ
る。
【0016】また、二液型発泡ウレタン樹脂組成物2
は、例えば、特開平5−117357号公報に開示され
ている、ポリオールおよび発泡材としての水ガラスを含
む主材と、ポリイソシアネートからなる硬化材とにより
構成されたものである。
【0017】次に、本発明のエンジンカバーの製造方法
を図4に基づいて説明する。なお、この図に示される支
持台3は、エンジンの外表面の凹凸と同じ形状に形成し
たものであり、この支持台3の製作に当たっては、まず
始めに石膏・ロー材等を用いてエンジンの形状を転写し
てモデル型を製作し、このモデル型にエポキシまたはシ
リコン樹脂を注入して固化させたものである。なお、前
記のモデル型を部分修正することにより、必要部位のみ
選択的に発泡させることもできる。
【0018】本発明のエンジンカバーの製造方法を以下
に説明する。 始めに、支持台3の上面に離型剤(商品名:離型剤A
-630-6、中京油脂(株)製)を吹き付ける。 次に、二液混合吐出機を用いて、二液型発泡ウレタン
樹脂組成物2aを支持台3上面の中心付近に、発泡充填
分を流し込む。 次に、支持台3の上面にカバー1をセットし、二液型
発泡ウレタン樹脂組成物2aを常温で発泡させる(約2
0秒で発泡は完了する)。 発泡体の反応、安定を促進させるため80℃15分程
度加熱し、支持台3より完成品を取除く。
【0019】
【実験例】本発明品の性能を確認するために、防音効果
を従来品と比較した。従来品はポリプロピレン製等のエ
ンジンカバーにポリエステル繊維製等のサイレンサーが
クリップまたは熱溶着等により固定されている。または
ウレタン発泡体等の別ピースをクリップ等で固定されて
いる。このためエンジンの外表面にサイレンサーが圧接
せず、空間が発生している。
【0020】これに対して発明品はエンジンカバーに直
接ウレタン発泡を施し、密着させており熱容着、クリッ
プ等の2次加工を行っていない。また、サイレンサー表
面形状は支持台3によりエンジン外表面形状に附形させ
ているため、エンジンの表面に圧接状態にて装着でき
る。また、エンジンカバーの取付け部分に、フローティ
ング構造が取り入れられているため、エンジンの振動に
よるエンジンカバーの共振が生じない。上述の如く構成
された本発明のエンジンカバーをエンジンに装着して、
エンジンカバー上1mにマイクロホンをセットしエンジ
ン単体にて全負荷状態で各回転数ごとに騒音の測定をし
た。
【0021】本発明者の実験によると、従来品に比べて
騒音を約3dB低減させることができた。これは、発泡
体が多孔質を有することによる吸音効果に加え、成形し
た発泡ウレタンがエンジンに圧接していることによる相
手物の振動を押さえる制振性と音の洩れを抑えるシール
性の効果によるものである。
【0022】
【発明の効果】本発明の製造方法によると、内側に形成
された発泡ウレタン樹脂がエンジンの表面に圧接状態に
て装着できるようにしたエンジンカバーが得られるた
め、発泡体が多孔質を有することによる吸音効果に加
え、成形した発泡ウレタンがエンジンに圧接しているこ
とによる相手物の振動を押さえる制振性と音の洩れを抑
えるシール性の効果並びにエンジンカバーの取付け部分
に、フローティング構造が取り入れ、エンジンの振動に
よるエンジンカバーの共振を抑制することにより、騒音
レベルを従来品に比べて約3dB低減させることができ
る。
【0023】また、発泡剤の充填並びに常温発泡が短時
間で行えるため、生産コストが安価になる。また、従来
のポリプロピレン製等のエンジンカバーにポリエステル
繊維製等のサイレンサーがクリップまたは熱溶着等によ
り固定されるか、またはウレタン発泡体等の別ピースを
クリップ等で固定されたエンジンカバーと本発明エンジ
ンカバーと比較すると、エンジンカバーに直接ウレタン
発泡を施し、密着させており熱容着、クリップ等の2次
加工を行っていないため、部品費、加工費が低減され
る。
【0024】また、本発明のエンジンカバーでは、カバ
ーの内側に発泡ウレタン樹脂が貼りついているものの、
その接着強度が弱いために、エンジンカバーと発泡充填
物とを極めて容易に分離することができるため、リサイ
クルを図るのに有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエンジンカバーの縦断面図。
【図2】 図1のA部における拡大縦断面図。
【図3】 図1のA部における他の拡大縦断面図。
【図4】 本発明のエンジンカバーの製造工程図。
【図5】 従来のエンジンカバーの断面図。
【符号の説明】
1 エンジンカバー 2 二液型発泡ウレタン樹脂組成物 3 支持台

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂又は金属製のカバー(1)の裏面に、二
    液型発泡ウレタン樹脂組成物を常温発泡させてエンジン
    の外表面の凹凸と同じ形状に形成してなる発泡ウレタン
    樹脂層(2)を設け、該発泡ウレタン樹脂樹脂層(2)
    部分がエンジンの表面に圧接状態にて装着できるように
    したことを特徴とするエンジンカバー。
  2. 【請求項2】前記の発泡ウレタン樹脂層(2)を、必要
    部位のみ選択的に発泡させたことを特徴とする請求項1
    記載のエンジンカバー。
  3. 【請求項3】エンジンカバーのボルトによる取付け部の
    フローティング構造において、エンジンカバーのボルト
    締付部位に開口(1a)を設け、 前記開口(1a)部には、T字状のカラー(4)を配置
    させると共に、該カラー(4)の周りには前記の発泡ウ
    レタン樹脂層(2a)と一体的に形成した発泡ウレタン
    樹脂によるフローティング部位(2b)が設けられたこと
    を特徴とする請求項1および請求項2記載のエンジンカ
    バー。
  4. 【請求項4】エンジンカバーのボルトによる取付け部の
    フローティング構造において、エンジンカバーのボルト
    締付部位に開口(1a)を設け、 前記該開口(1a)部には、T字状のカラー(4)を配
    置させると共に、該カラー(4)の周りにはフローティ
    ング部材として防振ゴム(5)を配置させ、 前記の発泡ウレタン樹脂層(2a)と防振ゴム(5)を
    ハイブリッドにて形成させたことを特徴とする請求項1
    および請求項2記載のエンジンカバー。
  5. 【請求項5】カバー(1)の内面に微細なキズ(1b)
    を設けることによりアンカー効果を持たせるようにした
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3および
    請求項4記載のエンジンカバー。
  6. 【請求項6】樹脂製のカバー(1)の内面に、複数個の
    リブ(1c)を垂下状に設けるか、或いは該リブに小孔
    を設けることによりアンカー効果を持たせるようにした
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3および
    請求項4記載のエンジンカバー。
  7. 【請求項7】エンジンの外表面の凹凸と同じ形状に形成
    した支持台(3)の上面に、二液型発泡ウレタン樹脂組
    成物(2a)を充填した後、所定の間隔をもって樹脂ま
    たは金属製のカバー(1)を重ねあわせ、前記の二液型
    発泡ウレタン樹脂組成物(2a)を常温発泡させて内部
    空間を発泡ウレタン樹脂層(2)にて埋め尽くし、その
    後前記の支持台(1)を剥離させてエンジンカバーを製
    造し、エンジンカバーの内側に形成された発泡ウレタン
    樹脂樹脂層(2)部分がエンジンの表面に圧接状態にて
    装着できるようにしたことを特徴とするエンジンカバー
    の製造方法。
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