JP3870586B2 - 乗用ゴルフカート - Google Patents
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Description
本発明は、乗用ゴルフカートの車体後部に取り付けられている、ゴルフバッグ用の荷台及びリアバンパの構造に関するものである。
【従来の技術】
国内のゴルフ場では、1パーティは最大の人数でもゴルファー4人とキャディ1人の計5人となる場合がほとんどである。そこで、図2に示されるような5人乗りの乗用ゴルフカートが提供され、前座席シート6に2名、後座席シート7に3名が乗車する構造となっている。なお、5人のパーティではゴルフプレー中において、2人掛けの前座席シート6のうち運転席にはキャディが、他の席にはゴルファー1人が乗車し、3人掛けの後座席シート7には3人のゴルファーが乗車して、ゴルフプレー中に移動するのが一般的である。
図2は乗用ゴルフカートの概観を示す側面図である。このゴルフカートは、メインフレーム1とリアフレーム2とを車体の基本構造とし、それに各種の部品が装着されたものである。なお、リアフレーム2はリアバンパとしての役割もはたしている。手動運転時にはハンドル3により、自動運転時には電磁誘導方式や無線方式などを用いて前輪4を操舵する。一方、リヤフレーム2は後輪5に懸架され、駆動モータ(図なし)により後輪5を回転させて乗用ゴルフカートを走行させる。ゴルフバッグ19は、荷台9に載せた後に荷崩れ防止を目的とするベルト(図なし)などで固定される。
上記した5人乗り乗用ゴルフカートの全長は、一般的には3.5〜4mである。なお、ゴルフ場のカート庫のスペースは限られているため、前記カート庫にできるだけ多数の乗用ゴルフカートを収納するには、その全長を短くすることが重要となっている。また、乗用ゴルフカートの運送時においても、全長を短くすることは輸送効率の点からも望ましい。
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、乗用ゴルフカートの全長を短くすることである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第一の発明では、車体後部にゴルフバッグを積載する荷台とリアバンパとを備えた乗用ゴルフカートにおいて、前記荷台と前記リアバンパとは、ロッドを用いたリンク機構によって接続されており、前記リアバンパと前記荷台とを回転させ、前記リアバンパの回転角度が前記荷台のそれよりも大きくなるようにし、互いに連動して上方向に折り畳む機構を有することを特徴としている。
第二の発明では、前記荷台は、回転自在な荷台支点軸受けを介してリアフレームに取り付けられており、前記リアバンパは回転自在なリアバンパ支点軸受けを介してリアフレームに取り付けられており、前記荷台とリアバンパは、前記荷台に取り付けられた回転自在な荷台・ロッド接続軸受けと、前記リアバンパに取り付けられた回転自在なリアバンパ・ロッド接続軸受けとの間がロッドによって接続されていることを特徴とする車体後部にゴルフバッグを積載する荷台とリアバンパとを備えた乗用ゴルフカートにおいて、前記荷台と前記リアバンパとは上方向に回転させて折り畳むことを特徴としている。
【実施例】
本発明を適用した一実施例を図1に示す。本発明は図1に示すように、リアバンパ13と荷台9とを折り畳みが可能な構造にすることによって、乗用ゴルフカートの全長を短くし、省スペース化を測ったものである。以下に、本発明のリアバンパ13と荷台9の折り畳み機構について詳説する。
リアフレーム2には、リアバンパ支点軸受け11と荷台支点軸受14とが設けられている。リアバンパ支点軸受け11にはリアバンパ13が取り付けられ、荷台支点軸受14には荷台9がそれぞれ取り付けられる。なお、リアバンパ支点軸受け11と荷台支点軸受14の部分は回転自在なヒンジ構造であり、リアバンパ13はリアバンパ支点軸受け11を支点として、荷台9は荷台支点軸受14を支点としてそれぞれ折れ曲がる構造となっている。
リアバンパ13にはリアバンパ・ロッド接続軸受15が設けられ、荷台9には荷台・ロッド接続軸受け16がそれぞれ設けられている。ロッド17は、リアバンパ・ロッド接続軸受15を介してリアバンパ13と、荷台・ロッド接続軸受け16を介して荷台9とそれぞれ接続される。なお、リアバンパ・ロッド接続軸受15と荷台・ロッド接続軸受け16の接続部分は、回転自在なヒンジ構造である。
図1(a)に示されるように、ゴルフプレー中はリアバンパ13を略水平位置に固定して使用する。一方、荷台9はゴルフクラブの出し入れが容易な一定の角度で固定する。また、荷台9とリアカウル22とは、この部分の補強を目的とするワイヤ18を用いて結ばれている。なお、乗用ゴルフカートの運送時や収納時においては、図1(b)に示されるように、荷台9とリアバンパ13とを上方向に回転させ、略垂直方向まで跳ね上げる。すなわち、リアバンパ13は荷台9よりも回転角度が大きくなるようなロッド17を用いたリンク機構によって、リアフレーム2に接続されたものである。
【発明の効果】
上述したように、本発明を用いると乗用ゴルフカートの車体後部に取り付けられている荷台9とリアバンパ13とを、上方向に回転させて略垂直方向まで跳ね上げることにより、折り畳みが可能な構造にすることができる。したがって、乗用ゴルフカートの全長を従来の3.5mから2.9mにすることができ、運送時や収納時における省スペース化を達成することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を用いた荷台及びリアバンパの概略図である。
【図2】 本発明乗用ゴルフカートの概観図である。
【符号の説明】
1:メインフレーム、 2:リヤフレーム、 3:ハンドル、4:前輪、 5:後輪、
6:前座席シート、 7:後座席シート、 8:手すり、 9:荷台、 10:背もたれ、
11:リアバンパ支点軸受け、 13:リアバンパ、 14:荷台支点軸受け、
15: リアバンパ・ロッド接続軸受け、 16:荷台・ロッド接続軸受け、
17:ロッド、 18:ワイヤ、 19:ゴルフバック、 20:フロントカウル、
22:リヤカウル、 31:ブレーキペダル、 70:ルーフ、 71:前部ルーフ支柱、
72:後部ルーフ支柱、73:中央部ルーフ支柱
Claims (2)
- 車体後部にゴルフバッグを積載する荷台とリアバンパとを備えた乗用ゴルフカートにおいて、前記荷台と前記リアバンパとは、ロッドを用いたリンク機構によって接続されており、前記リアバンパと前記荷台とを回転させ、前記リアバンパの回転角度が前記荷台のそれよりも大きくなるようにし、互いに連動して上方向に折り畳む機構を有することを特徴とする乗用ゴルフカート。
- 前記荷台は、回転自在な荷台支点軸受けを介してリアフレームに取り付けられており、前記リアバンパは回転自在なリアバンパ支点軸受けを介してリアフレームに取り付けられており、前記荷台とリアバンパは、前記荷台に取り付けられた回転自在な荷台・ロッド接続軸受けと、前記リアバンパに取り付けられた回転自在なリアバンパ・ロッド接続軸受けとの間がロッドによって接続されていることを特徴とする請求項1記載の乗用ゴルフカート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36361098A JP3870586B2 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 乗用ゴルフカート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36361098A JP3870586B2 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 乗用ゴルフカート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000185126A JP2000185126A (ja) | 2000-07-04 |
JP3870586B2 true JP3870586B2 (ja) | 2007-01-17 |
Family
ID=18479742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36361098A Expired - Lifetime JP3870586B2 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | 乗用ゴルフカート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3870586B2 (ja) |
-
1998
- 1998-12-22 JP JP36361098A patent/JP3870586B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000185126A (ja) | 2000-07-04 |
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