JP3870574B2 - 梱包装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、梱包装置に係わり、より詳細には、被梱包物の対向するいずれか二面に緩衝材を被せ、更に段ボール等のシート材を四角筒状に形成した外装ケースに、前記緩衝材が前記外装ケースの左右開口部を閉じるように収納する梱包装置の手掛孔の緩衝材構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来例による梱包装置の全体構成を示す斜視図、図9は、従来例による梱包装置の全体構成を示す分解斜視図、図10(a)は従来例による梱包装置の一実施例の概略構成を示す前方から見た要部断面図、(b)は要部拡大断面図である。
従来の梱包装置は、空気調和機の室内機の梱包装置を例に取ると、図8と図9にて示すように、室内機1の左右に、発泡スチロール等の成形により作製し、前記室内機1の側面形状に合わせた形の緩衝材2を被せ、更に段ボール等のシート材を四角筒状に形成した外装ケース3に、前記緩衝材2が前記外装ケース3の左右開口部3aを閉じるように収納してなる構成であった。
しかしながら、本構成では、発泡スチロール等の成形による緩衝材を用いた場合、発泡スチロール等の発泡樹脂材料は焼却すると高熱を発生したり有害物質を発生するため、焼却処分が難しく廃棄処理上の問題点があった。
このため、緩衝材2に段ボール材を用いるようになってきたが、同段ボール材に形成した手掛孔H1から運搬時などの荷扱いの際に前記段ボール材が破れ易くなるおそれがある問題を生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点に鑑み、廃棄処理がし易くリサイクル性の向上に寄与する段ボール材を用い、かつ、運搬時などの荷扱いの際に前記段ボール材の手掛孔からの破れを防止した梱包装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、被梱包物の対向するいずれか二面に緩衝材を被せ、更に段ボール等のシート材を四角筒状に形成した外装ケースに、前記緩衝材が前記外装ケースの左右開口部を閉じるように収納し、前記緩衝材を、四角形の側板部の四辺にフラップを備え、同フラップの略中央に夫々折曲線を二本近接して形成した段ボール等のシート材製の第一緩衝材と、同第一緩衝材の側板部と同等もしくは若干小さい四角形の側板部の少なくとも対向する二辺にフラップを備え、同フラップの略中央に夫々折曲線を形成した段ボール等のシート材製の第二緩衝材と、同記第二緩衝材と被梱包物の間に配設した積層段ボール緩衝材とにより構成してなる梱包装置において、前記第一緩衝材の側板部に長楕円形状の長手方向上一側を残し切欠きを設け、同切欠きの上一側に折曲線にて手前側に折り曲げ補強する半長楕円形状の手掛フラップを設けるとともに、前記切欠きの上部の側板部一辺に設けたフラップの先端中央に、前記手掛フラップと重合する補強フラップを設ける一方、前記第二緩衝材の側板部に前記補強フラップを挿通する溝孔を形成し、前記第二緩衝材のフラップを背面側に折り曲げ、更に前記折曲線にて外側へ折り返して第一弾性脚部を形成し、同第一弾性脚部を前記第一緩衝材の側板部に当接するように載置し、前記第一緩衝材のフラップを前記第二緩衝材が当接した側へ略直角に折り曲げ、更に前記二本の折曲線を夫々略直角に折り曲げ、前記第一緩衝材のフラップの先端を前記第二緩衝材の側板部に当接するとともに、前記補強フラップを前記溝孔を挿通し前記手掛フラップの内側と重合してなるようにする。
【0005】
または、前記手掛フラップの先端に略コ字状の係止部を設けるとともに、同係止部に対応する係止片を前記補強フラップの先端部に設け、前記係止部を前記手掛フラップを重合する側に略直角に折り曲げ、前記係止片と係止してなるようにする。
【0006】
そして、前記略コ字状の係止部の内側に切り欠きを設け先端開口幅を基端よりも狭くしてなるようにする。
【0007】
あるいは、前記手掛フラップの先端に係止片を設けるとともに、同係止片に対応する係止孔を前記補強フラップの先端部に設け、前記係止片を前記手掛フラップを重合する側に略直角に折り曲げ、前記係止孔に係止してなるようにする。
【0008】
そして、前記係止片の先端幅を、前記係止孔の幅よりも少し広くするとともに、前記係止孔の一側の幅を前記係止片の基端幅と等しくしてなるようにする。
【0009】
もしくは、前記手掛フラップの先端に前記溝孔に対応する係止片を設けるとともに、同係止片を前記溝孔に前記補強フラップとともに嵌入してなるようにする。
【0010】
さらに、前記手掛フラップの内側と、前記補強フラップの先端部の外側を両面粘着テープにより貼着してなるようにする。
そして、前記手掛フラップの折り曲げ方向を、前記第一緩衝材の段ボール中芯方向と直角にしてなるようにする。
また、前記補強フラップの折り曲げ方向を、前記第一緩衝材の段ボール中芯方向と直角にしてなるようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例に基づき添付図面を参照して詳細に説明する。
図1(a)は、本発明による梱包装置の一実施例の概略構成を示す、前方から見た要部断面図、(b)は要部拡大断面図、図2(a)は、本発明による梱包装置の緩衝材の一実施例を示す前方から見た斜視図、(b)は後方から見た斜視図、図3は本発明による梱包装置の第二緩衝材の斜視図、図4は本発明による梱包装置の第一緩衝材の一実施例を示す展開図、図5は本発明による梱包装置の第二緩衝材の展開図である。
なお、従来と同じ部分の符号は同一とする。
【0012】
図1乃至図5にて示す、本発明の一実施例について空気調和機の室内機の梱包装置を例に取り説明する。
図1の概略構成と図2の斜視図に示すように、背面に壁面への据付板1bを仮止めした室内機1の対向する両側面に、第一緩衝材2aと第二緩衝材2bとL字状の積層段ボール緩衝材2cとで構成され、前記据付板1bに当接しないように切欠部2dを設けた緩衝材2を被せ、更に段ボール等のシート材を四角筒状に形成した外装ケース3に、前記緩衝材2が前記外装ケース3の左右開口部3aを閉じるように収納する。
【0013】
前記緩衝材2は、図4の展開図に示すような形状に段ボール等のシート材を打ち抜き、それを折り曲げて形成した前記第一緩衝材2aの内側に、図5の展開図に示すような形状に段ボール等のシート材を打ち抜き、それを折り曲げて図3のような形状に形成した第二緩衝材2bと、段ボール等のシート材を多層に積層接着して形成したL字状の積層段ボール緩衝材2cとを接着剤を使用することなく組み込み、図2に示すような形状に構成される。
【0014】
先ず、図5の展開図と図3の斜視図にて示す、前記第二緩衝材2bの構成について説明する。
なお、展開図の説明のとき、図に対し手前側、奥側という表現を使用する。
四角形の側板部19の四辺にフラップ20、22を形成し、同フラップ20の先端に更にフラップ21を形成する。
前記フラップ20を折曲線T12にて奥側に折り返し、前記フラップ20の略中央に形成した折曲線T13にて更に折り返し、第一弾性脚部26を形成する。
前記フラップ21を折曲線T14にて手前側に略直角に折り曲げる。前記フラップ22を折曲線T15にて手前側に略直角に折り曲げる。
前記側板部19には、後記第一緩衝材2aの凸部13を挿入する溝孔H4を形成し、前記フラップ20には、後記第一緩衝材2aの凸部6を挿入する溝孔H3を形成する。
また、溝孔H4は、後述の補強フラップ13aを挿通するために設けてある。
【0015】
次に、図4の展開図と図2の斜視図にて示す、前記第一緩衝材2aと前記L字状の積層段ボール緩衝材2cによる前記緩衝材2の構成について説明する。
先ず、前記第一緩衝材2aについて説明する。
四角形の側板部4の四辺にフラップ5、11、15を形成し、同フラップ11、15の両側にフラップ12、16を形成する。
前記フラップ5、11、15の先端には、凸部6、13、17を形成し、前記フラップ5の一側には、前記フラップ11に形成した溝孔H2に挿入する凸部10を形成し、前記フラップ11の先端両側には、前記溝孔H2が切欠孔とならないように、フラップ14を形成し、前記凸部10、13を挿入する邪魔にならないように、手前側へ折り返している。
【0016】
前記第一緩衝材2aの側板部4に長楕円形状の長手方向上一側を残し切欠きH1を設ける。
そして、同切欠きH1の上一側に折曲線T4にて手前側に折り曲げ補強する半長楕円形状の手掛フラップ4aを設ける。
それとともに、前記切欠きH1の上部の側板部4一辺に設けたフラップ11の凸部13先端中央に、前記手掛フラップ4aと重合する補強フラップ13aを設ける。
そして、前記手掛フラップ4aの折り曲げ方向を、前記第一緩衝材2aの段ボール中芯31方向と直角にしている。
ここで、前記切欠きH1は、前記手掛フラップ4aの折り曲げにより手掛孔H1となる。
また、前記補強フラップ13aの折り曲げ方向を、前記第一緩衝材2aの段ボール中芯31方向と直角にしている。
前記フラップ5には、前記L字状の積層段ボール緩衝材2cを挿通して係止する切欠部7と、前記緩衝材2に組み上げたときの他の部分との干渉を防止する切欠部8、9とを形成する。
前記フラップ15には、前記L字状の積層段ボール緩衝材2cで衝撃を吸収し易くするとともに、前記据付板1bが当接しないように、切欠部18を形成している。
【0017】
次いで、前記L字状の積層段ボール緩衝材2cについて説明する。
前記L字状の積層段ボール緩衝材2cは、段ボール等のシート材を積層接着して形成した前記被梱包物の側面及び背面と各々当接する側面部2c1と背面部2c2を有し、側面部2c1の先端形状を、前記被梱包物である室内機1の側面の段差形状に対応させ、L型状に形成されている。
また、前記背面部2c2には切抜部28が略中央に形成されている。
そして、前記側面部2c1には、前記第一緩衝材2aのフラップ15の凸部17を挿入する溝孔H5を両端近傍に形成している。
【0018】
次に、緩衝材2の組立について説明する。
前記第二緩衝材2bを、前記第一緩衝材2aの側板部4の手前側に載置し、前記フラップ5、11、15を折曲線T1、T5、T20にて手前側に略直角に折り曲げ、前記フラップ12、16を折曲線T8、T19にて前記第二緩衝材2bのフラップ21の外側に略直角に折り曲げ、前記フラップ5、11、15の略中央に形成した二本の折曲線T2、T3、T6、T7、T10、T11の夫々にて手前側に略90°ずつ折り曲げて前記第二緩衝材2bの側板部19側へ折り返し、折り返した内部に、前記フラップ12、16、21と前記第一弾性脚部26を収納し、前記フラップ5の両側の前記切欠部7に前記L字状の積層段ボール緩衝材2cの両端を挿通して配設し、前記フラップ5、11、15の先端に形成した前記凸部6、13、17を前記溝孔H3、H4、前記L字状の積層段ボール緩衝材2cに設けた溝孔H5へ各々挿入する。
そして、前記フラップ11の凸部13先端中央に設けた補強フラップ13aを前記溝孔H4を挿通し前記手掛フラップ4aの内側と重合する。
このようにして、前記第二緩衝材2bと被梱包物である室内機1の間に、前記L字状の積層段ボール緩衝材2cを配設して前記緩衝材2が組み上がる。
【0019】
また、前記フラップ11の先端の凸部13は中央のみであるため、前記第二緩衝材2bの側板部19への前記フラップ11の固定は中央のみとなり、前記室内機1が当接する両端は固定されず弾性的に動くことにより、落下衝撃等をより効果的に吸収することができる。
前記緩衝材2が組み上がったとき、前記第一緩衝材2aの切欠部18と前記L字状の積層段ボール緩衝材2cの切抜部28とにより、前記緩衝材2に前記切欠部2dが形成される。
【0020】
以上の構成において、前記第一緩衝材2aの補強フラップ13aの作用について説明する。
前記第一緩衝材2aの補強フラップ13aが、前記手掛フラップ4aと重合するため、前記手掛孔H1に設けた手掛フラップ4aは、内部に室内機が梱包された状態で手掛部を持って持ち上げる際に、持ち上げる力は前記手掛フラップ4aと補強フラップ13a双方に係り分散され、且つ、前記手掛フラップ4aの折り曲げ角度を略鈍角にできるため、前記手掛部から前記第一緩衝材2aが破損することを防止できる。
【0021】
一方、図6(a)は、本発明による梱包装置の緩衝材の他の実施例を示す要部断面図、図7は、本発明による梱包装置の第一緩衝材の図6(a)の実施例を示す展開図である。
この実施例では、前記手掛フラップ4aの先端に略コ字状の係止部4bを設けるとともに、同係止部4bに対応する係止片13bを前記補強フラップ13aの先端部に設け、前記係止部4bを前記手掛フラップ4aを重合する側に略直角に折り曲げ、前記係止片13bと係止している。
そして、前記略コ字状の係止部4bの内側に切り欠きを設け先端開口幅を基端よりも狭くしている。
この場合の前記の作用は、上述の実施例とほぼ同じであるが、前記係止部4bにより前記補強フラップ13aを係止しているので手掛部の強度がより強化される。
【0022】
他方、図6(b)は、本発明による梱包装置の緩衝材の他の実施例を示す要部断面図である。
この実施例では、前記手掛フラップ4aの先端に係止片4cを設けるとともに、同係止片4cに対応する係止孔13cを前記補強フラップ13aの先端部に設け、前記係止片4cを前記手掛フラップ4aを重合する側に略直角に折り曲げ、前記係止孔13cに係止している。
そして、前記係止片4cの先端幅を、前記係止孔13cの幅よりも少し広くするとともに、前記係止孔13cの一側の幅を前記係止片4cの基端幅と等しくしている。
この場合の前記の作用は、上述の実施例とほぼ同じであるが、前記係止孔13cにより前記係止片4cを係止しているので手掛部の強度がより強化されるとなる。
【0023】
図6(c)は、本発明による梱包装置の緩衝材の他の実施例を示す要部断面図である。
この実施例では、前記手掛フラップ4aの内側と、前記補強フラップ13aの先端部の外側を両面粘着テープ30により貼着している。
この場合の前記の作用は、上述の実施例とほぼ同じであるが、前記手掛フラップ4aの内側と、前記補強フラップ13aの先端部の外側を固定するので、手掛部の強度がより強化される。
【0024】
図6(d)は、本発明による梱包装置の緩衝材の他の実施例を示す要部断面図である。
この実施例では、前記手掛フラップ4aの先端に前記溝孔H4に対応する係止片4dを設けるとともに、同係止片4dを前記溝孔H4に前記補強フラップ13aとともに嵌入している。
この場合の前記の作用は、上述の実施例とほぼ同じであるが、前記係止片4dを前記溝孔H4に嵌入しているので手掛部の強度がより強化される。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、被梱包物の対向するいずれか二面に緩衝材を被せ、更に段ボール等のシート材を四角筒状に形成した外装ケースに、前記緩衝材が前記外装ケースの左右開口部を閉じるように収納し、前記緩衝材を、四角形の側板部の四辺にフラップを備え、同フラップの略中央に夫々折曲線を二本近接して形成した段ボール等のシート材製の第一緩衝材と、同第一緩衝材の側板部と同等もしくは若干小さい四角形の側板部の少なくとも対向する二辺にフラップを備え、同フラップの略中央に夫々折曲線を形成した段ボール等のシート材製の第二緩衝材と、同記第二緩衝材と被梱包物の間に配設した積層段ボール緩衝材とにより構成してなる梱包装置において、前記第一緩衝材の側板部に長楕円形状の長手方向上一側を残し切欠きを設け、同切欠きの上一側に折曲線にて手前側に折り曲げ補強する半長楕円形状の手掛フラップを設けるとともに、前記切欠きの上部の側板部一辺に設けたフラップの先端中央に、前記手掛フラップと重合する補強フラップを設ける一方、前記第二緩衝材の側板部に前記補強フラップを挿通する溝孔を形成し、前記第二緩衝材のフラップを背面側に折り曲げ、更に前記折曲線にて外側へ折り返して第一弾性脚部を形成し、同第一弾性脚部を前記第一緩衝材の側板部に当接するように載置し、前記第一緩衝材のフラップを前記第二緩衝材が当接した側へ略直角に折り曲げ、更に前記二本の折曲線を夫々略直角に折り曲げ、前記第一緩衝材のフラップの先端を前記第二緩衝材の側板部に当接するとともに、前記補強フラップを前記溝孔を挿通し前記手掛フラップの内側と重合してなるようにした。
【0026】
このため、廃棄処理がし易くリサイクル性の向上に寄与する段ボール材を用い、かつ、運搬時などの荷扱いの際に前記段ボール材の手掛孔からの破れを防止した梱包装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明による梱包装置の一実施例の概略構成を示す、前方から見た要部断面図、(b)は要部拡大断面図である。
【図2】(a)は、本発明による梱包装置の緩衝材の一実施例を示す前方から見た斜視図、(b)は後方から見た斜視図である。
【図3】本発明による梱包装置の第二緩衝材の斜視図である。
【図4】本発明による梱包装置の第一緩衝材の一実施例を示す展開図である。
【図5】本発明による梱包装置の第二緩衝材の展開図である。
【図6】(a)、(b)、(c),(d)は、各々本発明による梱包装置の緩衝材の他の実施例を示す要部断面図である。
【図7】本発明による梱包装置の第一緩衝材の図6(a)の実施例を示す展開図である。
【図8】従来例による梱包装置の全体構成を示す斜視図である。
【図9】従来例による梱包装置の全体構成を示す分解斜視図である。
【図10】(a)は従来例による梱包装置の一実施例の概略構成を示す前方から見た要部断面図、(b)は要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 室内機(被梱包物)
1a 段差部
1b 据付板
2 緩衝材
2a 第一緩衝材
2b 第二緩衝材
2c L字状の積層段ボール緩衝材
2c1 側面部
2c2 背面部
2d 切欠部
3 外装ケース
3a 左右開口部
4、19 側板部
4a 手掛フラップ
4b 係止部
4c 係止片
4d 係止片
5、11、12、14、15、15a、18、20、21、22、23、24、25 フラップ
T2、T3、T6、T7、T10 、T11 、T14 、T17 折曲線
6、13、17 凸部
13a 補強フラップ
13b 係止片
13c 係止孔
H3、H4、H5 溝孔
7、18 切欠部
26 第一弾性脚部
28 切抜部
H1 切欠き(手掛孔)
30 両面粘着テープ
31 段ボール緩衝材の中芯

Claims (9)

  1. 被梱包物の対向するいずれか二面に緩衝材を被せ、更に段ボール等のシート材を四角筒状に形成した外装ケースに、前記緩衝材が前記外装ケースの左右開口部を閉じるように収納し、
    前記緩衝材を、四角形の側板部の四辺にフラップを備え、同フラップの略中央に夫々折曲線を二本近接して形成した段ボール等のシート材製の第一緩衝材と、
    同第一緩衝材の側板部と同等もしくは若干小さい四角形の側板部の少なくとも対向する二辺にフラップを備え、同フラップの略中央に夫々折曲線を形成した段ボール等のシート材製の第二緩衝材と、
    同記第二緩衝材と被梱包物の間に配設した積層段ボール緩衝材とにより構成してなる梱包装置において、
    前記第一緩衝材の側板部に長楕円形状の長手方向上一側を残し切欠きを設け、同切欠きの上一側に折曲線にて手前側に折り曲げ補強する半長楕円形状の手掛フラップを設けるとともに、
    前記切欠きの上部の側板部一辺に設けたフラップの先端中央に、前記手掛フラップと重合する補強フラップを設ける一方、
    前記第二緩衝材の側板部に前記補強フラップを挿通する溝孔を形成し、
    前記第二緩衝材のフラップを背面側に折り曲げ、更に前記折曲線にて外側へ折り返して第一弾性脚部を形成し、同第一弾性脚部を前記第一緩衝材の側板部に当接するように載置し、前記第一緩衝材のフラップを前記第二緩衝材が当接した側へ略直角に折り曲げ、更に前記二本の折曲線を夫々略直角に折り曲げ、前記第一緩衝材のフラップの先端を前記第二緩衝材の側板部に当接するとともに、
    前記補強フラップを前記溝孔を挿通し前記手掛フラップの内側と重合してなることを特徴とする梱包装置。
  2. 前記手掛フラップの先端に略コ字状の係止部を設けるとともに、同係止部に対応する係止片を前記補強フラップの先端部に設け、前記係止部を前記手掛フラップを重合する側に略直角に折り曲げ、前記係止片と係止してなることを特徴とする請求項1記載の梱包装置。
  3. 前記略コ字状の係止部の内側に切り欠きを設け先端開口幅を基端よりも狭くしてなることを特徴とする請求項2記載の梱包装置。
  4. 前記手掛フラップの先端に係止片を設けるとともに、同係止片に対応する係止孔を前記補強フラップの先端部に設け、前記係止片を前記手掛フラップを重合する側に略直角に折り曲げ、前記係止孔に係止してなることを特徴とする請求項1記載の梱包装置。
  5. 前記係止片の先端幅を、前記係止孔の幅よりも少し広くするとともに、前記係止孔の一側の幅を前記係止片の基端幅と等しくしてなることを特徴とする請求項4記載の梱包装置。
  6. 前記手掛フラップの先端に前記溝孔に対応する係止片を設けるとともに、同係止片を前記溝孔に前記補強フラップとともに嵌入してなることを特徴とする請求項1記載の梱包装置。
  7. 前記手掛フラップの内側と、前記補強フラップの先端部の外側を両面粘着テープにより貼着してなることを特徴とする請求項1記載の梱包装置。
  8. 前記手掛フラップの折り曲げ方向を、前記第一緩衝材の段ボール中芯方向と直角にしてなることを特徴とする請求項1乃至請求項7記載の梱包装置。
  9. 前記補強フラップの折り曲げ方向を、前記第一緩衝材の段ボール中芯方向と直角にしてなることを特徴とする請求項1乃至請求項8記載の梱包装置。
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