JP3869872B2 - アクロレインのアクリル酸への接触気相酸化法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、接触管を取り巻く空間にただ1つの熱交換媒体循環路(circuit)が通されている多接触管工程層反応器中で、高められた温度で、触媒活性複合金属酸化物に接して、シングルパスでのアクロレイン変換率≧95モル%及びアクリル酸形成選択率≧90モル%を有して、アクロレインをアクリル酸へ接触気相酸化する新規方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
アクロレインのアクリル酸への接触気相酸化は一般的な用語で公知であり、かつ特に、連続する二反応工程でのプロペンの二工程接触気相酸化によるアクリル酸の製造における第二の酸化工程として重要である(例えば、ドイツ国特許出願公開(DE−A)第3002829号明細書参照)。アクリル酸は、そのものとして又はそのアルキルエステルの形で、例えば接着剤として適当であるポリマーを製造するために使用される重要なモノマーである。
【0003】
アクロレインのアクリル酸への気相酸化は、非常に発熱性である;この理由から、広い範囲の起こりうる並発反応又は引き続く反応の結果、アクロレインのアクリル酸への高い選択率を得るために、かつ気相酸化を制御可能な方法でとにかく実施することができるように、反応温度の変化をある程度まで制御する必要がある。
【0004】
発散されている反応熱を制御する広く使用された方法は、反応成分 酸素及びアクロレインを、不活性ガス、例えばN2、炭素酸化物、例えばCO2及びCO、炭化水素、再循環された反応排ガス及び/又は蒸気で希釈することからなり、その際、非常に高いモルの熱容量を有する希釈ガスを使用することは特に有利である(欧州特許(EP−B)第253409号明細書参照)。
【0005】
反応温度を制御する一般的に使用されるもう一つの方法は、プロペンのアクロレインへの接触気相酸化を、多接触管固定層反応器中で実施することからなる。このような反応器は、構造において、多管式熱交換器(shell-and-tube heat exchanger)に相当する。すなわち、これは、通常、多管式熱交換器の冷却管に相当する多数の管(管束)がふつう垂直配置で収容されている、一般的に円筒形の容器からなり、そのそれぞれが有利な触媒活性複合金属酸化物の固定層配置を含有するこれらの接触管は、その末端で、シーリングによってチューブシート(tubesheets)に取り付けられ、かつそれぞれ、上方又は下方末端で容器に接続されているボンネット(bonnet)に達する。接触管を通って流れる反応ガス混合物は、これらのボンネットを介して供給及び除去され、従って、それぞれの接触管は、延長された反応単位帯域に相当する。
【0006】
更に、熱交換媒体は、工程熱を制御するために、接触管を取り巻く空間に通される。容器を出た後に、熱交換媒体は、例えば、外部の熱交換器で、反応容器に再び入る前に、その最初の温度まで回復される(例えば、ドイツ国特許出願公開(DE−A)第30242468号明細書参照)。
【0007】
熱交換媒体が、種々の(複数の)箇所で、接触管に沿って、反応器に入る場合、この際、複数の熱交換媒体循環路を使用するものとする。熱交換媒体がただ1箇所で入る場合、たとえこの循環路が1つのポンプを用いて操作されず、好都合な理由から、複数のポンプを用いて操作される場合にも、単独の熱交換媒体循環路とする。
【0008】
接触管は、通常、フェライト鋼からなり、かつ典型的には壁厚1〜3mmを有する。その内径は、一般的に20〜30mmである。管長は、通常、数メートルに及ぶ(典型的接触管長は2〜4mの範囲である)。技術的理由から、容器中に収容される接触管の数は、便宜上、少なくとも5000、有利には少なくとも10000である。反応容器中に収容される接触管の数は、しばしば、15000〜30000である。40000より多い接触管を有する管束反応器は、ちょっとした例外である。容器内で、接触管は、通常、均一に分布していて、その際、分布は、便宜上、互いに最も隣接して存在している接触管の中心内部軸間の距離が35〜45mmであるように選択される(例えば、欧州特許(EP)第468290号明細書参照)。適当な熱交換媒体は、特に、液体の温度制御媒体である。特に、塩、例えば硝酸カリウム、亜硝酸カリウム、亜硝酸ナトリウム及び/又は硝酸ナトリウムの溶融物、又は低融点金属、例えばナトリウム、水銀及び種々の金属の合金は有利である。
【0009】
ドイツ国特許出願公開(DE−A)第2635031号明細書には、多接触管固定層反応器中でのアクロレインのアクリル酸への接触気相酸化において、270℃の塩溶融物で接触管を取り巻くことにより、シングルパスで95モル%より多いアクロレイン変換率を得るために、反応温度の変化を制御することが記載されている。
【0010】
ドイツ国特許出願公開(DE−A)第3042468号明細書及びドイツ国特許出願公開(DE−A)第3002829号明細書は、触媒層内の温度分布を取り除くために、熱交換媒体及び反応ガス混合物を、並流(cocurrent)で、多接触管固定層反応器に通すことを推奨している。高い割合の接触管が反応処置に均等に関与するために、従来技術(例えばドイツ国特許第1601162号明細書)では、反応器を通る水平断面(反応器軸に対して垂直)での熱交換媒体の非常に均一な温度を得ようとすることを推奨している。更に、従来技術は、できるだけ効果的に反応の発散熱を散逸するために、熱交換媒体を反応器に迅速に通すよう推奨している。熱交換媒体を、反応器の入口点と出口点の間で、使用した熱交換媒体の温度差がないに等しくなるように循環することが推奨される。
【0011】
多接触管固定層反応器中でのアクロレインのアクリル酸への接触気相酸化における一般的な問題は、反応温度が、接触管に沿った流動方向で、ホットスポット(hot spots)として知られる最大値を通過することである。このことは、この接触管断面中での触媒の寿命を短くし、かつアクリル酸形成の選択性も損なう。
【0012】
これらの欠点に対する種々異なる対策は既に従来技術で推奨されている。一つの案は、接触管の直径を減少し、更に、触媒の単位容量当たりの熱散逸を増加させることよりなる。しかしながら、この方法は、一定の生成物生産のために必要な触媒充填接触管の数を必然的に増加し、このことにより、反応器の精製コストと、接触管を触媒で充填及び空にするために必要な時間との双方が増加するという欠点を有する。
【0013】
他の提案された方法では、接触管に沿った触媒装填物の容量−比活性を変化させることにより、ホットスポットの形成を抑制しようとする。しかしながら、この方法は、必然的に、異なる活性の少なくとも2種の触媒を使用すること又は不活性材料の付加的使用が必要になる。更に、この方法は、必然的に、接触管の充填を困難にさせる(提案された種々異なる対策の大要は、例えば、ドイツ国特許第2830765号明細書中に示されている)。ホットスポット形成を減少する他の明らかな方法は、反応器中へのアクロレイン流速を減少することからなる。しかしながら、この方法も、目的生成物の空時収量を減少させる。
【0014】
ドイツ国特許出願公開(DE−A)第4132263号明細書は、アクロレインのアクリル酸への接触気相酸化を、接触管に沿った流動方向での反応温度が、20〜40モル%のアクロレイン変換率が得られる時点まで260〜300℃であり、かつ反応温度を、引き続き、≧95%のアクロレイン変換率が得られる時点まで、突然、又は引き続いて、段階的に又は継続して、接触管に沿って、合計5〜40℃低めるようにして、但しこの第二の反応帯域中での反応温度が240℃を下回らないという条件で、実施することを推奨している。しかしながら、この方法は、このような温度特性面(profile)の確定が1つ以上の熱交換媒体循環路を必要とするという欠点を有する。
【0015】
熱交換媒体を実質的に直接、縦方向に(longitudinally)、接触管へ簡単に運搬する可能性に加えて、ドイツ国特許出願公開(DE−A)第2201528号明細書は、発熱性、触媒的、多接触管固定層酸化に関して、単に反応容器に関して全体としてみなしてこの縦方向の運搬を遂行し、かつ反応容器内でのこの縦方向の流動において、横方向の流動を、接触管に沿った連続するじゃま板(baffles)(これは、管束を通る縦断面において熱交換媒体の蛇行状の(meandrous)流動パターンを与えるように、通過横断面が開放された(free)ままである)の配置により抑制する可能性も含んでいる。この提案は、ドイツ国特許第2830765号明細書、ドイツ国特許出願公開(DE−A)第2231557号明細書及びドイツ国特許出願公開(DE−A)第2310517号明細書中にも包含されている。Trans I Chem.E,Vol.71,Part B、1993年8月、208〜214頁には、発熱的触媒的多接触管固定層酸化において、複雑な間接的相互作用を、個々の接触管の出熱の間で行なうことが記載されているが、それによって、ホットスポットの位置及びその大きさが一般的に個々の接触管中で異なり、かつほとんど予期することが不可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
この従来技術を考慮して、接触管を取り巻くその空間にただ1つの熱交換媒体循環路が通されている多接触管固定層反応器中で、高められた温度で、触媒活性複合金属酸化物に接して、アクロレインをアクリル酸へ接触気相酸化する新規の方法を提供することが本発明の課題であり、この方法により、予め決定されたアクロレイン変換率(シングルパスで≧95モル%)及び予め決定されたアクリル酸形成選択率(≧90モル%)(すなわち、アクリル酸の予め決定された空時収量)を、所定のアクロレイン含有反応ガス混合物に関して、所定の触媒装填物及び予め決定されたアクロレイン流速で、非常に簡単でかつ有利な方法で、ホットスポット温度の形成を減少して、得ることができる。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この課題は、第1に、熱交換媒体を、多接触管固定層反応器に、反応容器に関して全体とみなして、接触管に対して縦方向に、反応ガス混合物に対して並流で通し、かつ第2に、反応容器内での横方向の流動を、接触管束に沿った連続するじゃま板(これは、接触管束を通る縦断面に見られる熱交換媒体の蛇行状の流動が得られるように、通過横断面が開放されたままである)の配置により抑制し、かつ循環する熱交換媒体の流速を、その温度が、反応器中への入口点と反応器からの出口点との間で2〜10℃、特に3〜8℃、更に特に4〜6℃上がるように調節することよりなる、接触管を取り巻くその空間にただ1つの熱交換媒体循環路が通されいる多接触管固定層反応器中で、高められた温度で、触媒活性複合金属酸化物に接して、シングルパスでのアクロレイン変換率≧95モル%及びアクリル酸形成選択率≧90モル%を有して、アクロレインをアクリル酸へ接触気相酸化する方法により解決される。
【0018】
ドイツ国特許第1601162号明細書は、その第2縦欄中で、これが、反応器横断面にわたる十分に均一な管温度を得ることができなくするために、このような態様に対して批判的に助言している。
【0019】
本発明によれば、反応器中に入る際の熱交換媒体の温度を、自体公知の方法で、所定の触媒装填物及び予め決定されたアクロレイン流速で、所望のアクロレイン変換率及び所望のアクリル酸選択率を得るために必要な反応温度特性面が確立されるように選択する。このような特性面における反応温度は、この目的のために公知である酸化物形のモリブデン及びバナジウムからなる複合金属酸化物触媒を使用する場合に、通常、200〜350℃である。相応して、熱交換媒体の有利な入口温度は、180〜300℃である。このような適当な複合金属酸化物触媒は、例えば、米国特許(US−A)第3775474号、米国特許(US−A)第3954855号、米国特許(US−A)第3893951号及び米国特許(US−A)第4339355号明細書中に記載されている。更に、欧州特許第427508号明細書、ドイツ国特許出願公開(DE−A)第2909671号明細書、ドイツ国特許(DE−C)第3151805号明細書、ドイツ国特許出願公告(DE−B)第2626887号明細書及びドイツ国特許出願公開(DE−A)第4302991号明細書の複合金属酸化物組成物は、特に適当である。
【0020】
多くの適当な複合金属酸化物触媒は、式Iでまとめられる;
【0021】
【化1】
【0022】
[式中、
X1は、1個以上のアルカリ金属であり、
X2は、1個以上のアルカリ土類金属であり、
X3は、クロム、マンガン、セリウム及びニオブであり、
X4は、アンチモン及び/又はビスマスであり、
X5は、ケイ素、アルミニウム、チタン及び/又はジルコニウムであり、
aは、1〜6であり、
bは、0.2〜4であり、
cは、0.5〜6であり、
dは、0.2〜6であり、
eは、0〜2であり、
fは、0〜3であり、
gは、0〜5であり、
hは、0〜40であり、
iは、0〜40であり、かつ
nは、酸素以外の元素の原子価及び頻度によって決定される数である]。
【0023】
これらは、自体公知の方法で得られ(例えば、ドイツ国特許出願公開(DE−A)第302991号明細書参照)、かつ球、リング又は円筒を得るために、通常、固体形で形付けられているか、又は二者選択的に、塗布された触媒、すなわち、活性材料で塗布された前形成された不活性支持体成分の形で使用される。しかしながら、もちろん、粉末形で、触媒として使用することもできる。
【0024】
使用したオキシダントは、酸素である。N2を不活性希釈ガスとして選択する場合、酸素源として大気を使用することは、特に有利であることが証明された。
【0025】
一般的に、1:(1〜3):(0〜20):(3〜30)、有利には1:(1〜3):(0.5〜10):(7〜18)のアクロレイン:酸素:蒸気:不活性ガス容量比(標準リットル)を使用する。方法は、通常、プロペンの接触気相酸化により製造されたアクロレインを用いて実施される。一般的に、このプロペン酸化からのアクロレイン含有反応ガスは、中間精製なしに使用される。反応圧は、通常、1〜3バールの範囲であり、かつ総括空間速度は、有利には1000〜2500l(s.t.p.)/l/hである。
【0026】
新規の方法は、純粋なアクリル酸ではなく、その第2の成分からアクリル酸を自体公知の方法で分離することができるガス混合物を生じる。
【0027】
接触管の材料、寸法、数及び空間及び可能な熱交換媒体に関しては、従来技術の評価で前記した解説が新規方法に当てはまる。本発明による有利な熱交換媒体は、硝酸カリウム(KNO3)60重量%及び亜硝酸ナトリウム(NaNO2)40重量%からなる塩溶融物である。
【0028】
本発明により必要な横方向の流れは、例えば、二者選択的に反応容器の両側で、通過横断面が開放されたままであるじゃま板の配置を使用することにより、引き起こすことができる(例えば、ドイツ国特許出願公告(DE−B)第1039040号明細書参照)。しかしながら、たくさんの接触管により反応容器の直径と長さの間の比も相応して大きい反応器の設計容量が増大するにつれ、熱交換媒体が連続して外側から内側へかつ内側から外側へ通されるように二者選択的に中心で及び外周で通過横断面が開放されたままであるじゃま板(このようなじゃま板は、例えば、反応器の中心に垂直に取り付けられたロッドに連結されていてよい)を配置すること(付加的態様a)に、利点が与えられる。開放された中心空間の直径が反応器の内径の約10〜30%である開放された中心空間を有する実質的に環状に配置された管束(そこで、それぞれの接触管は有利には実質的に6つの等距離隣接物を有する)を使用することは有利である(付加的態様b)。最も外側の接触管と容器壁との間の距離は、通常、数センチメートルである。更に、接触管は、有利には、シーリングによってじゃま板に連結されていない。そうではなく、有利には、ギャップが、接触管とじゃま板の間に残されている(ギャップ幅は通常<1mm)ので、熱交換媒体の横方向の流速は、2つの連続するじゃま板の間に設けられた帯域内で、非常に一定である(付加的態様c)。じゃま板の異なる分離(separatinons)に結び付いて、帯域内の水平断面における温度差(できれば≦3℃)及び圧力低下を制限することは、更に有利に達成されうる(付加的態様d)。更に、熱交換媒体の導入及び排出が、容器の2つの末端に連結されかつその全体の周囲に分布された窓を有するリング状パイプラインを介して行なわれ、その際、窓の開口部が、熱交換媒体の非常に均一な放射線状供給及び除去を保証しながら、時間単位当たりに等しい量の熱交換媒体がそれぞれの窓を通って通過するように設計されている場合に(付加的態様e)、本発明により有利であることが証明された(ドイツ国出願公開(DE−A)第1601162号明細書参照)。
【0029】
アクロレイン変換率20〜50モル%、有利には30〜40モル%で、熱交換媒体の部分量、有利には供給された熱交換媒体の合計量の30〜70%、特に有利には40〜60%を反応器から(例えば除去のための更なるリング状パイプラインを介して)除去する場合も(付加的態様f)、本発明により有利である。更に、反応ガス混合物を、有利には、熱交換媒体の入口温度まで前加熱した後に触媒装填物に供給する(付加的態様g)。これは、それを適当な温度の不活性材料の層に通すことにより簡単に達成されうる。
【0030】
本発明により特に有利である方法変法において、できるだけ多くの付加的態様a〜gが同時に包含される。有利な利点は、全ての付加的態様a〜gの同時の包含に与えられる。特に、最後に記載した方法で、温度特性面が、個々の接触管に沿った接触管壁中で得られると想定し、そこでは、接触管壁の温度が、20〜50モル%のアクロレイン変換率まで実質的に一定であり、かつ引き続き、管の末端で2〜10℃上昇する。更に、この方法で、接触管の実質的に均一な壁温度が、前記変換率範囲で、反応器横断面にわたって存在していると想定する。
【0031】
非常に一般的には、使用するじゃま板の数を制限しようと試みられている。技術的理由から、この数は、便宜上3〜9個である。
【0032】
特に有利な新規方法変法を実施するために適当な反応器型は、ドイツ国特許出願公告(DE−B)第2201528号明細書の図1によって示されている。
【0033】
もちろん、予め決定された空時収量でホットスポット温度を減少するための新規の方法を、従来技術の記載において前記した方法案と組合わせることもできる。
【0034】
新規の方法は、不活性希釈ガスが実質的に装入ガス混合物をなし、有利には出願番号(file reference)第19508531.0.号明細書のドイツ国で出願された特許明細書中に記載されているような可燃性ガスからなる場合に、特に有利であることが判明した。このことは、特に、装入ガス混合物が同時にO2及びプロピレンの増加した容量含有率を有する場合(「リッチ法」)に当てはまる。これに関して有利である不活性希釈ガスは、メタン、エタン、プロパン、ブタン、ペンタン及びその混合物である(これに関して、出願番号(file reference)第19508532.9号及び19508558.2号明細書でドイツ国で出願された特許明細書参照)。
【0035】
本明細書中、変換率U及び選択率Sは、次のように定義される:
シングルパスで、
【0036】
【実施例】
A.その中で熱交換媒体が実質的に直接、接触管に対して縦方向で通される多接触管固定層反応器中での、アクロレインのアクリル酸への接触気相酸化法(比較例)
I.一般的方法条件の記載
使用した熱交換媒体:硝酸カリウム50重量%及び亜硝酸ナトリウム50重量%からなる塩溶融物;
接触管材料:フェライト鋼;
接触管の寸法:長さ3200mm;
内径:25mm;
外径:30mm(壁厚:2.5mm);
管束中での接触管の数:15700;
反応器:5000mmの内径を有する円筒形容器;
38mmの接触管間隔での全横断面にわたる接触管の均一な分布。
【0037】
接触管は、その末端で、100mm厚のチューブシートにシーリングで取り付けられ、かつそれぞれ、その開口部で、上方は下方末端で容器に接続されているボンネットに達する。
【0038】
熱交換媒体の管束への供給:
反応容器(反応器シェル)の周りに取り付けられたリング状路を介して。反応器シェルの周囲にわたり取り付けられた窓を介して、放射線方向で、管束に流れる。
【0039】
10mmの厚さを有し、かつ全横断面にわたって延びた分離板(Separating plates(distributor plates))を、上方のチューブシートから25mm下に、かつ下方のチューブシートの25mm上に取り付けた。分離板と接触管との間に、通過を可能にするギャップが存在した。
【0040】
塩溶融物は、下方チューブシートと下方分離板との間の管束に入り、かつギャップを介して反応器断面に分配され、かつ次いで接触管に平行に上方向に上昇する。上方の分離板に達した際に、塩溶融物は、分離板と接触間との間のギャップを通って流れ、かつ次いで上方分離板と上方チューブシートとの間の空間内に、管の外円へと放射状に流れ、かつ窓通過を介して、反応器シェルの周りの上方のリング状路中に集め、かつ最初の入口温度まで冷却後に、下方のリング状路中へポンプで戻した。
【0041】
ギャップ幅の選択は、ドイツ国特許第1601162号明細書及びドイツ国特許出願公告(DE−B)第1675501号明細書に従って、下方から上方リング状路への全ての蒸気細流(steam threads)に関して、同様の水圧抵抗(hydraulic resistance)が生じるようにして行われる。
【0042】
接触管装填物:ドイツ国特許出願公開(DE−A)第4302991号明細書の例B1中に記載されたような被覆された触媒。
【0043】
装填物の構造(底部から頭部まで):
被覆されていない触媒担体(5mmの直径を有するステアタイトビーズ)の層400m、
活性材料17重量%を含有する被覆された触媒800mm
活性材料20重量%を含有する被覆された触媒2000mm。
【0044】
反応ガス混合物の流速:44750m3(s.t.p.)/h。
【0045】
反応ガス混合物の組成:アクロレイン4.2容量%、
アクリル酸0.3容量%、
酸素5.5容量%、
COx2.4容量%、
H2O6.9容量%、
N280.7容量%。
【0046】
【0047】
空時収量:アクリル酸180kg/m3h。
【0048】
II.結果
次の条件下で、前記のデータが得られた:
【0049】
【表1】
【0050】
ホットスポット温度を、最も外部から最も内部まで等距離であるように管束中で放射線状に選択された接触管5本で測定した。記載した温度は測定された最大ホットスポット値を示す。
【0051】
塩溶融物と反応ガス混合物の向流は、明らかに最悪のホットスポット温度を生じる。
【0052】
並流では、ホットスポット状態は、ポンプ出力を増大することにより、すなわち塩溶融物の入口及び出口温度間の温度差を減少することにより改良される。
【0053】
条件d)下で、安定な連続する長期操作はもはや不可能である。
【0054】
B)その中に熱交換媒体が、縦断面において、蛇行状パターンで接触管束を通る、多接触管固定層反応器中でのアクロレインのアクリル酸への接触気相酸化法。
【0055】
I.一般的方法条件の記載
使用した熱交換媒体:A Iと同様;
管束中の接触管の数:25500;
反応器:直径6800mmを有する円筒形容器。
【0056】
開放された中心空間を有する環状配置での管束。
【0057】
開放された中心空間の直径:1000mm
容器壁から最も外部の接触管の距離150mm
管束中の均一な接触管分布(接触管1本当たり6本の等距離でかつ隣接する管)、接触管間隔:38mm。
【0058】
接触管を、その末端で、125mm厚のチューブシート中に、シーリングで取り付け、かつそれぞれ、その開口部で、上方又は下方末端で容器に接続されたボンネットに達した。
【0059】
熱交換媒体の管束への供給:
管束を、接触チューブシートの間に管束に沿って連続的に取り付けられた3つのじゃま板(それぞれ厚さ10mm)によって、等しい長さの(それぞれの場合に730mm)4つの縦断面(帯域)に分割した。
【0060】
最も下部及び最も上部のじゃま板はリング幾何学を有し、その際、リングの内径は1000mmであり、かつリングの外径はシーリングで容器壁まで延びている。接触管は、シーリングで、じゃま板に連結していない。
【0061】
そうではなく、<0.5mmのギャップが、塩溶融物の横方向の流速が帯域内で非常に一定であるように残された。
【0062】
中心のじゃま板は、円形(circular)であり、かつ管束の最も外部の接触管まで延びた。塩溶融物の循環は2つの塩ポンプによって行われ、そのそれぞれは、管束の縦方向の片側半分に供給した。
【0063】
ポンプは、塩浴を、反応器シェルの周りの下方のリング状路中に導入し、かつこのリング状路は容器の周囲に塩溶融物を分配した。反応器シェル中の窓は、最も下部の縦断面の塩溶融物が、管束中へ通ることを可能にした。次いで、塩溶融物は、次々とじゃま板を通って、
−外側から内側へ、
−内側から外側へ、
−外側から内側へ、
−内側から外側へ、
容器に関して考慮して実質的に蛇行状に、底部から頭部へと流れた。容器周囲の周りの最も下部の縦断面における窓を介して、塩溶融物を、反応シェルの周りに取り付けられた上部リング状路中に集め、かつ最初の入口温度まで冷却後に、下方のリング状路中へポンプで戻した。
【0064】
接触管装填物、装填物の構造、反応混合物の組成及び予め決定された変換率データ:A Iと同様。
【0065】
反応ガス混合物の流速:72680m3(s.t.p.)h。
【0066】
II.結果
予め決定された反応データ(変換率、選択率、空時収量)は、次の条件下で得られた:
【0067】
【表2】
【0068】
ホットスポット温度は、最も外部から最も内部まで等距離であるように管束中で放射線状に選択された5本の接触管で測定された。記載した温度は、測定された最大ホットスポット値を示す。
【0069】
反応器に関して考慮した場合に、塩溶融物と反応ガス混合物の向流は、明らかに最悪のホットスポット温度を生じる。
【0070】
しかしながら、意外にも、ホットスポット性質は、A)と対照的に、この際、ポンプ出力を減少することによって(熱交換媒体の入口及び出口温度の間の差が増加する)、最小値を通過する。しかし、ポンプ出力を増加すると共に、反応器の温度特性面(水平断面)中での不均一性が増大するので、従って、安定性の理由から、熱交換媒体の入口及び出口温度の間で、3〜8℃、有利には4〜6℃のΔが有利である。
【0071】
この意想外な発見は、50モル%より低いアクロレイン変換率で、横方向へ流れる成分による改良された熱交換及び熱交換媒体の減少された入口温度により高められた冷却効果がホットスポット性質を改良し、かつこの断面でそれと結び付くアクリル酸の空時収量の減少を、50モル%より高いアクロレイン変換率で、反応熱により生じる温度上昇により、意外にも再び相殺することができるという事実に明らかに起因する。この結果の一つの原因は、反応管の熱伝達側面上の熱伝達係数が、意外にも、明らかにポンプ出力の減少と同様の程度まで減少しないことであろう。
【0072】
従って、もう一つの改善は、アクロレイン変換率20〜50モル%で、熱交換媒体の供給量の部分量、有利には30〜70モル%を除去することにより可能である。このことは、比較的低い変換率において、より良好な相対的冷却及び反応器横断面上での温度の均一化を生じ、かつ同時に、より高い変換率において、より著しい相対的温度上昇を生じる。
【0073】
264℃の塩溶融物供給温度で、かつ最初のじゃま板(流動制御弁)のところで5400m3/hから2300m3/hまで(除去した部分量=57%)塩溶融物の循環量を減少して(アクロレイン変換=約35モル%)、前記Bに記載したのと同様の条件下で、269℃の出口温度で、297℃のホットスポット温度が得られる。同時に、この種の方法は、反応器(水平断面)の温度特性面の均一性及び個々の接触管中のホットスポットの位置の均一性を改善する。ポンプ出力の減少は、かなりの経費削減をもたらす。
【0074】
更に、本発明による結果は、より良好なホットスポット状態による所定の空時収量で、触媒装填物のより長い耐用時間を得るか、又は所定の耐用時間で、流速の増加により増大された空時収量を得るかの選択を可能にする。
Claims (17)
- 接触管を取り巻くその空間にただ1つの熱交換媒体循環路が通されている多接触管固定層反応器中で、高められた温度で、触媒活性複合金属酸化物に接して、シングルパスでのアクロレイン変換率≧95モル%及びアクリル酸形成選択率≧90モル%を有して、アクロレインをアクリル酸へ接触気相酸化する方法において、熱交換媒体を、多接触管固定層反応器に、反応容器に関して全体とみなして、接触管に対して縦方向に、反応ガス混合物に対して並流で通す一方で、反応容器内での横方向の流動を、接触管束に沿った連続するじゃま板(これは、接触管束を通る縦断面に見られる熱交換媒体の蛇行状の流動が得られるように、通過横断面が開放されたままである)の配置により生じさせ、かつ循環する熱交換媒体の流速を、その温度が、反応器中への入口点と反応器からの出口点との間で2〜10℃上がるように調節することを特徴とする、アクロレインのアクリル酸への接触気相酸化法。
- 熱交換媒体の温度が、反応器中への入口点と反応器からの出口点との間で3〜8℃上がる、請求項1記載の方法。
- 熱交換媒体の温度が、反応器中への入口点と反応器からの出口点との間で4〜6℃上がる、請求項1記載の方法。
- 二者選択的に中心及びその外周において通過横断面が開放されたままであるじゃま板の配置を使用する(付加的態様a)、請求項1記載の方法。
- 環状に配置されている開放された中心空間を有する管束を使用する、請求項1記載の方法。
- 開放された中心空間の直径は反応器内径の10〜30%である(付加的態様b)、請求項5記載の方法。
- 接触管は、じゃま板に、シーリングで連結されているのではなく、接触管とじゃま板との間にギャップが残されている、請求項1記載の方法。
- ギャップ幅を、2つの連続するじゃま板の間に設けられた帯域内での熱交換媒体の横方向の流速が非常に一定であるように調節する(付加的態様c)、請求項7記載の方法。
- じゃま板の等距離ではない配置は、帯域内の水平面における温度差及び圧力低下を制限する(付加的態様d)、請求項1記載の方法。
- 熱交換媒体の導入及び排出は、反応容器の2つの末端に連結されかつその全体の周囲に分布された窓を有するリング状パイプラインを介して行なわれ、その際、窓の開口部が時間単位当たり等しい量の熱交換媒体がそれぞれの窓を通過するように設計されている(付加的態様e)、請求項1記載の方法。
- 部分量の熱交換媒体を、アクロレイン変換率20〜50モル%で、反応器から除去する、請求項1記載の方法。
- 除去を、アクロレイン変換率30〜40モル%で行なう、請求項11記載の方法。
- 除去した熱交換媒体の部分量は、供給した熱交換媒体の合計量の30%〜70%である(付加的態様f)、請求項11又は12記載の方法。
- 反応ガス混合物を、熱交換媒体の入口温度まで前加熱した後に触媒装填物に供給する(付加的態様g)、請求項1記載の方法。
- 付加的態様a〜gを同時に包含する、請求項1記載の方法。
- 触媒装填物は、酸化物形のモリブデン及びバナジウムからなる複合金属酸化物触媒からなる、請求項1記載の方法。
- 熱交換媒体は、硝酸カリウム(KNO3)60重量%及び亜硝酸ナトリウム(NaNO2)40重量%からなる塩溶融物である、請求項1記載の方法。
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