JP3869803B2 - かじ取り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車のかじ取りハンドルの回転に応答して車のかじ取り可能な車輪を回すかじ取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
動力かじ取り歯車装置は近代の車にて普通のものである。典型的に、1つ又はより多くの硬い軸が車のかじ取りハンドルを動力かじ取り歯車装置の入力軸に接続する。硬い軸は、車のかじ取りハンドルから動力かじ取り歯車装置の入力軸まで伸びなければならない。硬い軸がかじ取りハンドルとかじ取り歯車装置との間にて伸びるようにすることは、その他の車の構成要素が軸と干渉してはならないため、難しいことがしばしばである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
幾つかの既知の車のかじ取りシステムには、硬い軸を省略したものがある。かかるシステムは、商業的に「ステアバイワイヤー(steer−by−wire)」システムと一般に称される。ステアバイワイヤーシステムにおいて、かじ取りハンドルとかじ取り歯車装置とは何ら機械的に接続されない。その代わり、かじ取りハンドルと関係した組立体がかじ取り歯車装置と関係した組立体に電子信号を送る。電子信号はかじ取り歯車装置を作動させる。ステアバイワイヤーシステムは機械的接続部が無いから、かじ取りハンドルとかじ取り歯車装置との間にて硬い軸が伸びるようにすることは不要である。しかし、機械的接続部が無いため、ステアバイワイヤーシステムが故障したならば、車のかじ取り制御は失われる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、車のかじ取りハンドルの回転に応答して車のかじ取り可能な車輪を回すかじ取り装置である。装置は、第一の組立体と、第二の組立体と、機構とを備えている。第一の組立体は、かじ取りハンドルに作用可能に接続されている。第一の組立体は、かじ取りハンドルの付与されたトルク及び角度回転を監視すると共に、かじ取りハンドルの付与されたトルク及び角度回転を表わす第一の信号を伝送する構成要素を備えている。第二の組立体は、作動されたとき車のかじ取り可能な車輪を回すかじ取り歯車装置と、第一の信号を受け取り且つ第一の信号に応答してかじ取り歯車装置を作動させる構成要素とを備えている。機構は、第一及び第二の作動モードを有している。機構は、第一の作動モードにあるとき、かじ取りハンドルとかじ取り歯車装置とを機械的に接続し、かじ取り歯車装置を手動で作動させることを可能にする。機構が第二の作動モードにあるとき、かじ取りハンドル及びかじ取り歯車装置は機械的に接続されず、かじ取り歯車装置を手動で作動させることができない。
【0005】
本発明の上記及びその他の特徴は、添付図面を参照しつつ以下の説明を読むことにより、本発明が関係する技術分野の当業者に明らかになるであろう。
【0006】
【実施の形態の説明】
図1には、本発明による構造とされた車のかじ取り装置10が概略図的に図示されている。車のかじ取り装置10は、車のかじ取りハンドル12を備えている。かじ取りハンドル12は、既知の構造であり、車の運転者が手で回すことができる。
【0007】
軸14はかじ取りハンドル12の中心すなわちハブに固定されている。かじ取りハンドル12の角度回転により軸14が同程度に角度回転する。軸14は、かじ取りハンドル12から第一の組立体16を通って伸びる。
【0008】
第一の組立体16は、軸14を介して車のかじ取りハンドル12に作用可能に接続されている。第一の組立体16は、トルク/位置センサ(トルク及び(又は)位置センサ)18と、第一の電気モータ20と、第一の電子制御装置22とを備えている。第一の組立体16は、単一の装置となるように一体化され、この単一の装置を通って軸14が伸びる。
【0009】
図1に概略図的に図示した第一の組立体16のトルク/位置センサ(トルク及び(又は)位置センサ)18は、運転者が付与したかじ取りハンドル12のトルク及び角度回転を検知するよう作用可能である。トルク/位置センサ18は、また、かじ取りハンドル12の付与されたトルク及び角度回転を表わす信号も発生させる。トルク/位置センサ18は、かじ取りハンドル12の付与されたトルク及び角度回転を検知すると共に、検知されたパラメータを表わす信号を発生させる任意の既知のセンサ又はセンサ群とすることができる。1つの実施の形態において、トルク/位置センサ18は、既知の構造の光センサである。
【0010】
第一の電気モータ20が軸14に接続される。好ましくは、歯車組立体24は第一の電気モータ20の出力部を軸14に接続する。第一の電気モータ20は、かじ取りハンドル12の回転に対する抵抗力を提供するように作動可能であり、このため、商業的に「かじ取り感知モータ(steering feel
motor)」と称される。
【0011】
第一の電子制御装置22は、トルク/位置センサ18及び第一の電気モータ20に作用可能に接続される。第一の電子制御装置22は、かじ取りハンドル12の付与されたトルク及び角度回転を表わす信号をトルク/位置センサ18から受け取る。トルク/位置センサ18からの信号に応答して、第一の電子制御装置22は、トルク/位置センサ18が検知したかじ取りハンドル12の検知トルク及び角度回転に相応する第一の信号を伝送する。
【0012】
第二の組立体26は、第二の電子制御装置28と、第二の電気モータ30と、トルク/位置センサ32と、車(図示せず)のかじ取り可能な車輪(図示せず)を回す液圧動力かじ取り歯車装置34とを備えている。これと代替的に、電動のかじ取り歯車装置を使用してもよい。電動のかじ取り歯車装置が使用されるならば、第二の電気モータ30は省略し、電動かじ取り歯車装置の電気モータは、第二の電子制御装置28により制御されて車のかじ取り可能な車輪を回すことができる。第二の組立体26の構成要素は、単一の装置となるように一体化することができる。
【0013】
第二の電子制御装置28は、第一の電子制御装置22から第一の信号を受け取る。第二の電子制御装置28は、第二の電気モータ30に更に作用可能に接続される。第二の電子制御装置28は、第一の信号に応答して第二の電気モータ30の作動を制御する。
【0014】
第二の電気モータ30は、動力かじ取り歯車装置34の入力軸40と接続された出力軸を有している。第二の電気モータ30の出力軸を動力かじ取り歯車装置34の入力軸40に接続するため歯車組立体36を使用することができる。第二の電気モータ30は、第二の電子制御装置28から信号を受け取ったとき、動力かじ取り歯車装置34を作動させるよう作用可能である。
【0015】
動力かじ取り歯車装置34は、一体型の液圧動力かじ取り歯車装置34である。ラック及びかじ取りピニオン歯車及び電動かじ取り歯車装置のような、その他のかじ取り歯車装置が本発明により使用可能であると考えられえる。一体型の液圧動力かじ取り歯車装置34が図3に図示されている。
【0016】
動力かじ取り歯車装置34は、ハウジング42と、駆動機構44とを備えている。駆動機構44は、動力かじ取り歯車装置34の入力軸40の回転に応答して動く。駆動機構44が動く結果、車のかじ取り可能な車輪が回る。
【0017】
駆動機構44は、複数の歯48を有するセクタ歯車46を備えている。セクタ歯車46は、動力かじ取り歯車装置34のハウジング42の開口部を通って外方に伸びる出力軸50に固定されている。出力軸50は、典型的に、車のかじ取り連結機構(図示せず)に接続されたピットマンアーム(図示せず)に接続される。このため、セクタ歯車46が回転すると、出力軸50は回転してかじ取り連結機構を作動させる。その結果、車のかじ取り可能な車輪が回る。
【0018】
動力かじ取り歯車装置34は、駆動機構44を動かす液圧モータ52を更に備えている。液圧モータ52は、動力かじ取り歯車装置34のハウジング42内に配置されている。動力かじ取り歯車装置34のハウジング42は、チャンバ56を画成する円筒状内面54を有している。ピストン58がチャンバ56内に配置され且つチャンバ56を対向するチャンバ部分60、62に分割する。1つのチャンバ部分60は、ピストン58の第一の側に配置され、他方のチャンバ部分62は、ピストン58の第二の側に配置される。ピストン58は、それぞれのチャンバ部分60、62間にシールを形成し、チャンバ56内で軸方向に動くことができる。
【0019】
一連のラック歯64がピストン58の周縁に形成されている。ラック歯64は、液圧モータ52の出力部として作用し、駆動機構44のセクタ歯車46に形成された歯48とかみ合う。ピストン58が軸方向に動くと、ピストン58のラック歯64は、セクタ歯車46の歯48と相互作用して、セクタ歯車46を回転させる。
【0020】
ポンプ(図示せず)は液圧流体をリザーバ(図示せず)から液圧モータ52に供給する。典型的に、車のエンジン(図示せず)がポンプを駆動する。しかし、ポンプは専用の電気モータのようなその他の方法で駆動してもよい。ポンプは液圧流体をハウジング42の入口(図示せず)内に強制的に送る。入口は流体の流れを方向制御弁66に向ける。
【0021】
方向制御弁66は、流体を液圧モータ52の適宜なチャンバ部分60又は62に向ける。チャンバ部分60又は62の一方に向けた液圧流体の流れは、該チャンバ部分60又は62の圧力を上昇させる。1つのチャンバ部分60又は62の圧力が他方のチャンバ部分60又は62の圧力に対し上昇すると、チャンバ部分60又は62内の圧力が再度等しくなる迄、ピストン58は軸方向に移動する。ピストン58が軸方向に移動すると、1つのチャンバ部分60又は62内の容積は増大し、他方のチャンバ部分60又は62の容積が減少する。減少するチャンバ部分60又は62を排気して減少するチャンバ部分60又は62内の保持された流体の一部分が逃げるのを許容する。逃げる流体は戻し部(図示せず)を介してハウジング42から出て且つリザーバ内に向けられる。
【0022】
方向制御弁66の1つの実施の形態が図4に図示されている。方向制御弁66は、弁コア部分68と、弁スリーブ部分70とを保持している。弁コア部分68の一部分は弁スリーブ部分70内に保持され且つ該弁スリーブ部分70に対し回転可能である。
【0023】
弁スリーブ部分70は、弁スリーブ部分70の外周から弁スリーブ部分の内周まで伸びる3つの半径方向に方向決めした通路72を有している。これらの半径方向通路72の各々には入口を通ってハウジング42に入る液圧流体が供給される。軸方向に伸びる2つの溝74、76は、半径方向通路72の各々と関係している。軸方向に伸びる溝74、76は、弁スリーブ部分70の内周に配置されている。図4に図示するように、1つの溝76は、半径方向通路72の各々から時計回り方向側に配置され、1つの溝74が半径方向通路72の各々から反時計回り方向側に配置される。溝74、76は、ぞれぞれの半径方向通路72から等距離にある。溝74の各々は、弁スリーブ部分70を通って半径方向外方に伸びる通路78に達している。溝76の各々が弁スリーブ部分70を通って半径方向外方に伸びる通路80に達している。溝74、76及び関係した通路78、80の各々は、液圧モータ52の特定のチャンバ部分60、62と関係している。例えば、図4を参照すると、半径方向通路72の直ぐ時計回り方向側に配置された溝76及び関係した通路80の各々は液圧流体をチャンバ部分62に供給する一方、半径方向通路72から直ぐ反時計回り方向側に配置された溝74及び関係した通路78の各々は液圧流体をチャンバ部分60に供給する。
【0024】
弁コア部分68の外周縁の周りには、6つの溝82が配置されている。弁コア部分68は、6つの突起84すなわちランド部を備えている。突起84は、弁コア部分68の外周の隣接する溝82を分離させる。突起84の側壁は、溝82の側壁を形成する。
【0025】
弁コア部分68の突起84の各々の中心が弁スリーブ部分70のぞれぞれの溝74又は76に対し設定されるように、弁コア部分68が弁スリーブ部分70に対し配置されたとき、方向制御弁66は中立位置にある。図4には、中立位置にある方向制御弁66が図示されている。中立位置にあるとき、液圧モータ52のチャンバ部分60、62の各々内の圧力は等しく、このため、ピストン58は静止している。弁コア部分68が弁スリーブ部分70に対して回転したとき、弁スリーブ部分70の2つの関係した溝74又は76の一方への接続は弁コア部分68の突起84により制限される一方、2つの関係した溝74又は76の他方への接続は増大する。このことは、より多量の液圧流体が開放した溝74又は76に向けて流れるのを許容し、その結果、その溝74又は76と関係したそれぞれのチャンバ部分60又は62の圧力が上昇する。それぞれのチャンバ部分60又は62の圧力が上昇する結果、液圧モータ52のピストン58は移動する。例えば、弁コア部分68が図4に示すように、時計回り方向に回転するならば、半径方向通路72の反時計回り側に配置された弁スリーブ部分70の溝74は塞がり、半径方向通路72の時計回り側に配置された溝76は開放状態になる。このように、より多量の液圧流体が開放した溝76に向けられる。開放した溝76と関係した液圧モータ52のチャンバ部分62内の圧力は、チャンバ部分60内の圧力に比して上昇する。その結果、ピストン58は軸方向に動き且つセクタ歯車46を回転させ、かじ取り可能な車輪を適正な方向に回す。
【0026】
液圧モータ52のピストン58は方向制御弁66に向けて開放した穴86を有している。弁スリーブ部分70及び従動部材88は、複数のボール90によりピストン58に対し回転し得るように支持された一体型の単一体ユニットを形成する。従動部材88の外周にはねじが設けられている。複数のボール90は従動部材88のねじ付き外周をピストン58の穴86に形成された内ねじ部92と相互に接続する。複数のボール90のこの相互接続の結果、ピストン58の軸方向への動きにより従動部材88及び弁スリーブ部分70は回転する。従動部材88及び弁スリーブ部分70の回転により方向制御弁66は中立位置に戻る。
【0027】
方向制御弁66の弁コア部分68は、入力軸40に固定状態に接続されている(図3)。捩れバー94の第一の端部96は、入力軸40及び弁コア部分68に対し固定されている。捩れバー94の第二の端部98は、弁スリーブ部分70及び従動部材88に対し固定されている。捩れバー94の少なくとも一部分は、図3乃至図5に図示するように、弁コア部分68の軸方向に伸びる穴100を通って伸びている。
【0028】
車のかじ取り可能な車輪の回転に対する抵抗が所定の値以下であるとき、動力かじ取り歯車装置34の入力軸40の回転は、捩れバー94を介して伝達され、従動部材88を回転させる。その結果、方向制御弁66は中立位置に止まっている。従動部材88の回転によりピストン58が動き且つかじ取り可能な車輪が回る。
【0029】
車のかじ取り可能な車輪の回転に対する抵抗が所定の値以上であるとき、従動部材88の回転は抵抗を受ける。その結果、動力かじ取り歯車装置34の入力軸40の回転により捩れバー94の第一の端部96は、捩れバーの第二の端部98に対し回転する。捩れバー94の第一の端部96が捩れバー94の第二の端部98に対し回転する結果、捩れバー94を渡って捩れ力が加えられ、また、弁コア部分68は弁スリーブ部分70に対し回転する。
【0030】
上述したように、弁コア部分68が弁スリーブ部分70に対し回転すると、液圧流体がチャンバ部分60、62の一方に向けられる。その結果、ピストン58はチャンバ56内で動く。ピストン58が動く結果、車のかじ取り可能な車輪は回り且つ従動部材88が回転する。上述したように、従動部材88の回転により方向制御弁66が再度、中立位置となる迄、弁スリーブ部分70が回転する。方向制御弁66が中立位置にあるとき、捩れバー94における捩れは除去され、捩れバー94の第一の端部96は最早、捩れバーの第二の端部98に対し回転しない。
【0031】
図5に図示するように、弁スリーブ部分70は、弁コア部分68の直径方向に対向した切欠き104内に配置された第一及び第二の突出部102を有している。弁コア部分68が弁スリーブ部分70に対し2°乃至8°の範囲で回転すると、弁スリーブ部分70の突出部102は、弁コア部分68の切欠き104と係合し、弁スリーブ部分70が弁コア部分68と共に回転するようにする。弁スリーブ部分70のかかる回転によりピストン58は、チャンバ56内で移動し、従って、動力かじ取り歯車装置34の入力軸40の回転により車のかじ取り可能な車輪を回すことを許容する。このように、液圧流体の圧力が損失した場合でも、動力かじ取り歯車装置34の入力軸40が回転することで、車のかじ取り可能な車輪を回すことを可能にする。
【0032】
図1及び図2に概略図で示すように、第二の組立体26は、また、動力かじ取り歯車装置34の駆動機構44の出力軸50の回転を検知する少なくとも1つの位置センサ32も備えている。位置センサ32は、非接触型位置センサであることが好ましい。出力軸50の回転を検知したとき、位置センサ32は出力軸50の回転を表わす信号を発生させる。
【0033】
第二の電子制御装置28は、位置センサ32から位置信号を受け取る。第二の電子制御装置28は、位置センサ32が検知した、動力かじ取り歯車装置34の駆動機構44の出力軸50の位置に相応する第二の信号を発生させ且つ伝送するよう作用可能である。
【0034】
図示した実施の形態において、第一の電子制御装置22は、通信線106により第二の電子制御装置28に電気的に接続される。通信線106は、第一の電子制御装置22により発生された第一の信号を第二の電子制御装置28に伝送し、また、第二の電子制御装置28により発生された第二の信号を第一の電子制御装置22にも伝送する。1つの実施の形態において、通信線106は、光ファイバケーブルであり、第一及び第二の信号は光信号である。これと代替的に、本発明により、第一の電子制御装置22と第二の電子制御装置28との間にその他の通信形態を使用することも考えられる。例えば、第一及び第二の電子制御装置22、28間に無線通信又は導線接続を使用することができる。
【0035】
第一の電子制御装置22は第二の信号を受け取る。該第一の電子制御装置22は、第二の信号に応答して、第一の電気モータ20を制御して、かじ取りハンドル12に付与されるかじ取り抵抗力を制御する。第一の電子制御装置22は、かじ取りハンドル12に付与される抵抗量を決定するためのパラメータとして、第二の信号及び車速度を使用する既知のアルゴリズムを作動させることができる。第一の電気モータ20は、歯車組立体24を介してかじ取りハンドル12の回転に抵抗する力を軸14に付与する。
【0036】
かじ取り装置10は、また、機構108も備えている。機構108は、図1及び図2に図示するように、クラッチ110と、可撓性ケーブル112とを備えている。機構108は、また、2つの作動モードを有している。図1に図示した第一の作動モードにあるとき、機構108は、かじ取りハンドル12を動力かじ取り歯車装置34の入力軸40に機械的に接続する。図2に図示した、第二の作動モードにあるとき、機構108は、かじ取りハンドル12を動力かじ取り歯車装置34の入力軸40に機械的に接続せず、このため、かじ取りハンドル12と動力かじ取り歯車装置34とは機械的に接続されない。
【0037】
機構108のクラッチ110は、部材に係合し且つ係合解除する既知の装置である。図1及び図2に概略図的に示したクラッチ110は、第一の部材114及び第二の部材116をそれぞれ有している。第一の部材114は上面118及び下面120を有している。第一の部材114の上面118はかじ取りハンドル12と対向して軸14に対し固定されている。第一の部材114の下面120は複数の歯122を有している。
【0038】
第二の部材116はまた、上面124及び下面126も備えている。第二の部材116の上面124は、第一の部材114の歯122とかみ合い係合する複数の歯128を備えている。第二の部材116の下面126は、可撓性ケーブル112に対し固定されている。
【0039】
クラッチ110の第二の部材116は、第一の部材114に対し支持され且つ該第一の部材114に向けて偏倚されている。クラッチ110の一部を形成する装置(図示せず)が第二の部材116を第一の部材114から係合解除するように動かすべく第二の部材116に接続されている。該装置は、第二の部材116を第一の部材114から係合解除し得るように動かす電気ソレノイド、空圧シリンダ又は任意のその他の既知の装置とすることができる。クラッチ110は通常接続されており、このことは、第二の部材116を係合解除すべく動かす装置が作動されないとき、第一の部材114が第二の部材116とかみ合い係合していることを意味する。
【0040】
クラッチ110は、動力源(図示せず)に接続されている。好ましくは、動力源は車のバッテリ又は空気供給源であるようにする。クラッチ110が動力源から電気、空圧又はその他のエネルギを受け取るとき、第二の部材116を第一の部材114から係合解除させる装置が作動され、第二の部材116は第一の部材114と非かみ合い係合状態となるように移動する。
【0041】
クラッチ110が係合したとき、かじ取りハンドル12を回すと、第二の部材116が回転する。クラッチ110が係合解除されると、第二の部材116はかじ取りハンドル12の回転により回転されない。
【0042】
図6には、第一の部材114が第二の部材116と係合した状態でクラッチ110の一部分が概略図的に図示されている。クラッチ110が係合したとき、第一の部材の歯122の角度付き部分は、第二の部材116の角度付き部分に受け入れられ、第二の部材の歯128の角度付き部分は、方向Rに向けて回転する間、図6に図示するように、第一の部材の角度付き部分内に受け入れられる。この第一及び第二の部材114、116の係合は、第二の組立体26のかじ取り歯車装置34を作動させるのに十分である。例えば、第一の組立体16の一部分が適正に作動せず、第二の組立体26が適正に作動するとき、このクラッチ110の状態が生じる。
【0043】
しかし、第二の組立体26が適正に作動し得ないならば、かじ取り可能な車輪を回すためには過剰なトルクレベルが必要となるであろう。その結果、クラッチ110を介して伝達しなければならないトルク力が増大する。この増大したトルク力の結果、クラッチ110の第一及び第二の部材114、116は互いに回転し、回転方向Rに対し垂直に伸びる歯122、128の部分が図7に図示するように互いに接触する。この相対的な回転の結果、かじ取りハンドル12は緩さすなわち遊びがあると感じられる。この緩さは、運転者に対し装置10のメンテナンス又は修理が必要であることを物理的に表示する。
【0044】
機構108の可撓性ケーブル112は、第一の端部分130と、第二の端部分132とを有している。可撓性ケーブル112の第一の端部分130は、クラッチ110の第二の部材116に固定され且つ第二の部材116の回転と共に回転可能である。可撓性ケーブル112の第二の端部分132は、かじ取り歯車装置34の入力軸40に固定されている。
【0045】
可撓性ケーブル112は、編組スチールケーブルであることが好ましい。可撓性ケーブル112は、半径方向に可撓性ではあるが、捩れ剛さは大きい。この可撓性は、確実な接続を妨害するであろう車の構成要素の周り及びその構成要素を介して可撓性ケーブル112が伸びることを許容することにより、可撓性ケーブル112が第一の組立体16と第二の組立体26との間にて容易に伸びることを許容する。可撓性ケーブル112はまた、かじ取り歯車装置34をかじ取りハンドル12に対し可動である車の一部分に取り付けることも許容する。可撓性ケーブル112の高捩れ剛さは、可撓性ケーブル112の第一の端部分130が回転したとき、可撓性ケーブル112の第二の端部分132を回転させる。
【0046】
かじ取り装置10の通常の作動中、動力がクラッチ110に供給される。その結果、クラッチ110の第二の部材116は、図2に図示するように、クラッチの第一の部材114から係合解除され、機構108は第二の作動モードにある。機構108が第二の作動モードにあるとき、かじ取り装置10はワイヤーかじ取り状態とされ、かじ取りハンドル12とかじ取り歯車装置34とは何ら機械的に接続されない。クラッチ110が係合解除されたとき、動力かじ取り歯車装置34の入力軸40の回転によりクラッチ110の第二の部材116が回転することが理解される。しかし、クラッチ110は係合解除されているから、第二の部材116の回転によりかじ取りハンドル12が回転することはない。
【0047】
かじ取り装置10のステアバイワイヤー作動が自動的に停止する故障が生じた場合、又はステアバイワイヤー作動が意図的に係合解除された場合、クラッチ110の第二の部材116はクラッチの第一の部材114とかみ合い係合する。このように、機構108は第一の作動モードにあり、図1に図示するように、かじ取りハンドル12とかじ取り歯車装置34とが機械的な接続される。機構108が第一の作動モードにあるとき、かじ取りハンドル12の回転はクラッチ110及び可撓性ケーブル112を介してかじ取り歯車装置34の入力軸40に伝達されて、動力かじ取り歯車装置34の手動による作動を可能にする。機械的な接続はまた、弁スリーブ部分70の突出部102が弁コア部分68に接触するならば、車のかじ取り可能な車輪を手動で回すことも可能にする。
【0048】
これと代替的に、クラッチ110は、第一の電子制御装置22に作用可能に接続してもよい。第一の電子制御装置22は、第二の電子制御装置28からの第二の信号に応答して機構108の作動モードを制御することができる。例えば、第一の電子制御装置22が第二の信号に応答して、かじ取り歯車装置34が第一の信号に応答して適正に作動されていないと決定したならば、第一の電子制御装置は、ステアバイワイヤー作動を停止し且つクラッチ110の第一の部材114及び第二の部材116を係合させてかじ取り歯車装置34の手動による作動を可能にする。
【0049】
本発明の上記の説明から、当該技術分野の当業者は、改良、変更及び改変例が認識されよう。例えば、かじ取り歯車装置34内で液圧力が失われた結果、クラッチ110が係合状態で作動するとき、電気モータ20、30は、それらの力を組み合わせて冗長動力支援作用を実現する。これと代替的に、モータ30又はモータ20の何れか一方を作動させて動力支援作用を実現してもよい。
【0050】
また、電気モータ20は、かじ取り歯車装置34がその機械的移動終端に近付いたとき、その抵抗トルクが大幅に増大するように作動させることができる。この増大した抵抗は、運転者に対し、弁66への流体が遮断される前に、かじ取りハンドル12を回すことを停止し、これによりかじ取り歯車装置34内で冷却流体の流れが保されるようにするよう警告することになる。当該技術分野の当業者の範囲に属するかかる改良、変更及び改変例は、特許請求の範囲に包含することを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】かじ取りハンドルとかじ取り歯車装置とを機械的に接続する状態における本発明による構造とされた車のかじ取り装置の概略図である。
【図2】かじ取りハンドルとかじ取り歯車装置とが機械的に接続しない状態における本発明による構造とされた車のかじ取り装置の概略図である。
【図3】図1の車のかじ取り装置におけるかじ取り歯車装置の部分断面図とした概略図である。
【図4】図3のほぼ線4−4に沿った断面図である。
【図5】図1のほぼ線5−5に沿った断面図である。
【図6】第一の係合状態にて示した図1の車のかじ取り装置のクラッチの一部分の概略図である。
【図7】第二の係合状態にて示した図1の車のかじ取り装置のクラッチの一部分の概略図である。
【符号の説明】
10 かじ取り装置 12 かじ取りハンドル
14 軸 16 第一の組立体
18 トルク/位置センサ 20 第一の電気モータ
22 第一の電子制御装置 24 歯車組立体
26 第二の組立体 28 第二の電子制御装置
30 第二の電気モータ 32 トルク/位置センサ
34 液圧動力かじ取り歯車装置 40 動力かじ取り歯車装置の入力軸
42 ハウジング 44 駆動機構
46 セクタ歯車 48 セクタ歯車の歯
50 出力軸 52 液圧モータ
54 チャンバの円筒状内面 56 チャンバ
58 ピストン 60、62 チャンバ部分
64 ラック歯 66 方向制御弁
68 弁コア部分 70 弁スリーブ部分
72 半径方向通路 74、76 溝
78、80 通路 82 溝
84 突起 86 穴
88 従動部材 90 ボール
92 内ねじ部 94 捩れバー
96 捩れバーの第一の端部 98 捩れバーの第二の端部
100 穴 102 突出部
104 弁コア部分の切欠き 106 通信線
108 機構 110 クラッチ
112 可撓性ケーブル 114 クラッチの第一の部材
116 クラッチの第二の部材 118 第一の部材の上面
120 第一の部材の下面 122、128 歯
124 第二の部材の上面 126 第二の部材の下面
130 可撓性のケーブルの第一の端部分
132 可撓性のケーブルの第二の端部分

Claims (10)

  1. 車のかじ取りハンドルの回転に応答して車のかじ取り可能な車輪を回すかじ取り装置において、
    かじ取りハンドルに作用可能に接続された第一の組立体であって、かじ取りハンドルの付与されたトルク及び角度回転を監視すると共に、かじ取りハンドルの付与されたトルク及び角度回転を表わす第一の信号を伝送する構成要素を備える第一の組立体と、
    作動されたとき、車のかじ取り可能な車輪を回すかじ取り歯車装置であって、入力軸、入力軸の回転に応答して動作されてかじ取り可能な車輪を回転する駆動機構及び駆動機構を動かす液圧モータを有するかじ取り歯車装置と、第一の信号を受け取り且つ第一の信号に応答してかじ取り歯車装置を作動させる構成要素とを有する第二の組立体と、
    第一及び第二の作動モードを有する機構であって、第一の作動モードにあるとき、かじ取り歯車装置の手動の作動を可能にし得るようにかじ取りハンドルとかじ取り歯車装置の入力軸とを機械的に接続し、機構が第二の作動モードにあるとき、かじ取りハンドル及びかじ取り歯車装置の入力軸が、かじ取り歯車装置の手動の作動を可能にし得るよう機械的に接続されない機構とを備え、
    機構が、第一の部材及び第二の部材を有するクラッチを有し、入力軸の回転が液圧モータへの流体の流れ方向を決め、
    第二の組立体の構成要素が電子制御装置と、電気モータとを備え、電子制御装置が第一の信号を受け取り且つかじ取り歯車装置を作動させ得るように電気モータを制御する、かじ取り装置。
  2. 請求項1に記載のかじ取り装置において、第二の部材が、機構が第一の作動モードにあるとき、第一の部材とかみ合い係合し、第二の部材が、機構が第二の作動モードにあるとき、第一の部材から係合解除される、かじ取り装置。
  3. 請求項1又は2に記載のかじ取り装置において、前記機構が、クラッチの第二の部材に接続された可撓性ケーブルを備え、可撓性ケーブルがかじ取り歯車装置の入力軸に取り付けられている、かじ取り装置
  4. 請求項3に記載のかじ取り装置において、可撓性ケーブルが、第一の端部分と、第二の端部分とを有し、可撓性ケーブルの第一の端部分の回転の結果、可撓性ケーブルの第二の端部分が回転する、かじ取り装置。
  5. 請求項3又は4に記載のかじ取り装置において、可撓性ケーブルが、編組ワイヤーケーブルである、かじ取り装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のかじ取り装置において、第二の組立体の電気モータがかじ取り歯車装置を作動させて車のかじ取り可能な車輪を回すように動作可能である、かじ取り装置。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載のかじ取り装置において、第一の組立体の構成要素が、トルク/位置センサと、電子制御装置とを備える、かじ取り装置。
  8. 請求項に記載のかじ取り装置において、第一の組立体が、かじ取りハンドルの回転に抵抗する電気モータを更に備える、かじ取り装置。
  9. 請求項に記載のかじ取り装置において、第一の組立体の電気モータにより提供される抵抗力が、第二の組立体のかじ取り歯車装置の機械的な移動端付近にて増大する、かじ取り装置。
  10. 請求項1ないしのいずれかに記載のかじ取り装置において、クラッチの第一の部材と第二の部材とのかみ合い係合が、装置の第二の組立体の不適正な作動を物理的に表示する、かじ取り装置。
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