JP4296495B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関するもので、特に、三相ブラシレスDCモータを用いた電動パワーステアリングの故障判定装置に関するものである。
最適なハンドル補助力を演算し運転者の操舵力を軽減する電動パワーステアリング装置においては、機械的構造が簡素で制御性に優れている等の理由から近年従来のブラシ付きモータに代わり三相ブラシレスDCモータ(以下、単にブラシレスモータと称することもある)を用いた構成が主流となりつつある。
このブラシレスモータの制御装置においては、制御装置に含まれるCPUの故障発生を速やかに検出することが要望されている。この要望に対して、ブラシレスモータを制御するメインCPUをサブCPUで監視する方法が提案されている(特許文献1参照)。また、サブCPUを用いないでDCモータ制御用CPUの故障監視を行なう方法も提案されている(特許文献2参照)。この方法では、モータの実回転方向の検出が必要となる。この問題を解決するために、領域判定回路によるレゾルバの出力信号に基づいて求めたブラシレスモータの電気角により駆動方向判定回路を設けることが提案されている(特許文献3参照)。
特開2001−018819号公報 特開2002−67988号公報 特開2003−235285号公報
特許文献1の例では、複数のCPUで制御システムを構成する必要があるため、回路構成が複雑化し、回路を収納する制御装置も大型化する問題がある。また、特許文献2および3の例では、ブラシレスモータの極数と、該モータの回転位置を検出するレゾルバの極数とが合致することが前提である。この場合は、図10(a)のように電気角(レゾルバ回転角)の1周期(360°)を45°ずつの8個の領域0から7に分割し、例えば電気角が領域1または領域5にあるときのブラシレスモータのU相電流およびV相電流の大小関係に基づいて、ブラシレスモータの回転方向を判定することができる。
しかし、ブラシレスモータの極数と、該モータの回転位置を検出するレゾルバの極数とが合致しない場合がある。この場合は、図10(b)のように、ブラシレスモータの極数が14極、レゾルバの極数が2極であるとすると、レゾルバの電気角1周期の間にブラシレスモータの相電流は7周期発生する。よって、レゾルバの電気角が領域1または領域5にあるときには、U相電流およびV相電流の大小関係が一定せず、ブラシレスモータの回転方向を判定することができない。よって、CPUの故障監視を行なうこともできない。
上記問題を背景として、本発明の課題は、ブラシレスモータの極数と、該モータの回転位置を検出するレゾルバの極数とが合致しない場合にも、簡素な回路構成でCPUの故障を検出することが可能な車両の電動パワーステアリング装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、上記課題を解決するための車両の電動パワーステアリング装置を提供するものである。即ち、請求項1によれば、三相ブラシレスDCモータと、ハンドル軸に発生する操舵トルクを発生する操舵トルク検出手段と、三相ブラシレスDCモータのレゾルバ回転角を検出するためのレゾルバと、レゾルバ回転角を三相ブラシレスDCモータの極数に対応するモータ回転角に変換する回転角度変換手段と、操舵トルクに基づいて三相ブラシレスDCモータを駆動するための指令電流値の演算を行なう演算部と、指令電流値に基づいて、三相ブラシレスDCモータの回転方向指令値を演算する回転方向指令値演算手段と、演算部と通信可能に接続されて演算部の演算が正常か否かを判定する故障検出装置とを有し、モータ回転角と回転方向指令値とを故障検出装置に伝達し、故障検出装置はモータ回転角および回転方向指令値に基づいて演算部が正常か否かを判断することを特徴とする電動パワーステアリング装置として構成される。
上記構成によって、三相ブラシレスDCモータの極数と、該モータの回転位置を検出するレゾルバの極数とが合致しない電動パワーステアリング装置においても、故障検出装置を提供することが可能となる。また、本発明における故障検出装置は、演算部の故障のみを検出するので、従来技術のようなサブCPUを持つ構成よりも簡素な回路構成で実現でき、製造コストも低減できる。
請求項2によれば、本発明の電動パワーステアリング装置における演算部は、三相ブラシレスDCモータに通電される3相の正弦波電流のうち少なくとも2相の電流を検出する電流検出手段と、2相の電流に基づいて三相ブラシレスDCモータを駆動するための指令電流値の演算を行なう指令電流演算手段とを有し、回転方向指令値演算手段は操舵トルクおよび指令電流演算手段により演算された指令電流値に基づいて回転方向指令値を演算し、故障検出装置は、2相の電流の大小関係を比較する電流比較手段と、モータ回転角と相電流比較手段による比較結果とに基づいて、三相ブラシレスDCモータの回転方向を演算する第1の回転方向演算手段とを有し、回転方向指令値と回転方向演算手段による演算結果とを比較することで、演算部が正常か否かを判断する構成をとる。
上記構成では、電流検出手段および指令電流演算手段は電動パワーステアリング装置に必須のものであるため、新たな部品等の追加を行なうことなく、更に故障検出装置を簡略化することができ、安価な構成で故障検出装置を有する電動パワーステアリング装置を提供することができる。
請求項3によれば、本発明の電動パワーステアリング装置における演算部は、モータ回転角が含まれる角度領域を判定する領域判定手段を含み、演算部は角度領域の情報を故障検出装置に伝達し、故障検出装置は角度領域の情報と相電流比較手段による比較結果とに基づいて、三相ブラシレスDCモータの回転方向を演算する第2の回転方向演算手段を有し、回転方向指令値と回転方向演算手段による演算結果とを比較することで、演算部が正常か否かを判断する構成をとる。
レゾルバは三相ブラシレスDCモータの制御に必要なもので、電動パワーステアリング装置に含まれている。また、該モータの所定の回転領域の2相の電流値の大小関係から該モータの回転方向を演算可能なことは従来技術により明らかである。よって、新たな部品等の追加を行なうことなく、更に故障検出装置を簡略化することができ、安価な構成で故障検出装置を有する電動パワーステアリング装置を提供することができる。
請求項4によれば、本発明の電動パワーステアリング装置における演算部は、レゾルバ回転角が含まれる角度領域を判定する第1のレゾルバ回転角領域判定手段を含み、演算部は角度領域の情報を故障検出装置に伝達し、故障検出装置はレゾルバ回転角が含まれる角度領域を判定する第2のレゾルバ回転角領域判定手段を含み、第1のレゾルバ回転角領域判定手段による角度領域の情報と第2のレゾルバ回転角領域判定手段による角度領域とが一致しているか否かを判定することで演算部が正常か否かを判断する構成をとる。
上記構成は、レゾルバ回転角に基づいて演算部および故障検出装置の双方が角度領域を演算してその結果を比較するものである。レゾルバは三相ブラシレスDCモータの制御に必要なもので、電動パワーステアリング装置に含まれているため、新たな部品等の追加を行なうことなく、更に故障検出装置を簡略化することができ、安価な構成で故障検出装置を有する電動パワーステアリング装置を提供することができる。
請求項5によれば、本発明の電動パワーステアリング装置における故障検出装置は、回転方向指令値と第1あるいは第2の回転方向演算手段による演算結果とを比較すること、および、第1のレゾルバ回転角領域判定手段による角度領域の情報と第2のレゾルバ回転角領域判定手段による角度領域とが一致しているか否かを判定することにより、演算部が正常か否かを判断する構成をとる。
上記構成は、上述した2つの故障検出方法を併せ持つものである。これによって、個別の故障検出方法を用いる場合よりも更に確実に演算部の故障を検出するための故障検出装置を含む電動パワーステアリング装置を提供することができる。
簡素な回路構成でCPUの故障を検出するという目的を、CPUとは別の故障検出装置を設けた電動パワーステアリング装置により実現した。
以下、本発明における電動パワーステアリング装置について、図面を用いて説明する。
図1は、電動パワーステアリング装置1の構成図である。操舵ハンドル10が操舵軸12aに接続されている。また、この操舵軸12aの下端はトルクセンサ40に接続されており、ピニオンシャフト12bの上端がトルクセンサ40に接続されている。また、ピニオンシャフト12bの下端には、ピニオン(図示せず)が設けられ、このピニオンがステアリングギヤボックス16内においてラックバー18に噛合されている。更に、ラックバー18の両端には、それぞれタイロッド20の一端が接続されると共に各タイロッド20の他端にはナックルアーム22を介して操舵輪24が接続されている。また、ピニオンシャフト12bには三相ブラシレスDCモータであるアシストモータ15が取り付けられている。
運転者の操舵ハンドル10の動きを検出するトルクセンサ40は本発明の操舵トルク検出手段に相当し、周知のトーションバーおよびレゾルバ等によって構成される。ハンドル軸12aが回転すると、その回転量に応じたトルクが検出され、検出された情報は操舵制御部30に送られる。
操舵制御部30は周知のCPU(本発明の演算部)31,RAM32,ROM33,入出力インターフェースであるI/O34およびこれらの構成を接続するバスライン35が備えられている。CPU31は、ROM33およびRAM32に記憶されたプログラムおよびデータにより制御を行なう。ROM33は、プログラム格納領域33aとデータ記憶領域33bとを有している。プログラム格納領域33aには操舵制御プログラム33pが格納される。データ記憶領域33bには操舵制御プログラム33pの動作に必要なデータが格納されている。
レゾルバ50は、回転トランスの一種であり、2個のステータ巻線と1個のロータ巻線を備えている。2個のステータ巻線は、機械的に90度の角度で配置されている。ステータ巻線との磁気結合により得られる信号の振幅は、ロータ(軸)の位置とステータとの相対位置の関数になる。このため、レゾルバ50からは、入力された励磁信号に基づいて、軸角度のsin成分(正弦波)およびcos成分(余弦波)で変調された、2種類の出力信号(SIN出力信号およびCOS出力信号)が得られる。
さらに、車両の速度を計測する車速センサ51が接続されていて、検出された車両の速度は操舵制御部30に送られる。
図2のように、操舵制御部30はCPU31がROM33に格納された操舵制御プログラムを実行することにより、ハンドル軸に配されたトルクセンサ40からの信号を基に、操舵トルク検出回路30aにて操舵トルク値を演算する。この操舵トルク値に基づき、アシスト電流演算部31aにおいてモータを駆動するためのアシスト電流の演算を行ない、車速センサ51からの車速信号と合わせてモータ電流指示値演算部31cでモータ電流指示値を演算する。このモータ電流指示値と、電流センサ(本発明の電流検出手段)49で検出されるアシストモータ15に実際に流れている電流値との偏差を求め、この偏差をゼロにするような電流フィードバック制御をMOS駆動演算部31eにて実施し、インバータ等のスイッチング素子を含むドライバ回路14を駆動し、アシストモータ15に最適な補助トルクを発生させる。
また、三相ブラシレスDCモータを用いた電流フィードバック制御においては、レゾルバ50からの2種類の出力信号に基づいてモータ回転角度θを検出し、電流センサ49で検出される3相(U相、V相、W相)の電流値とモータ回転角度θから、3相2相変換部31dにおいて2相(q軸,d軸)電流値に変換して行なうベクトル制御が広く知られている。よって、ここではその説明を省略する。
(故障判定処理1)
次に、操舵制御部30のCPU31により実行される操舵制御プログラム33pの、本発明における故障判定処理の第1の実施の形態について、図3のブロック図および図4から図7のフロー図を用いて説明する。
図3において故障検出装置60はCPU31とは独立して構成され、CPU31とはデータ通信可能に接続されている。故障検出装置60は操舵制御部と同様に周知のマイクロコンピュータおよびその周辺回路によって構成されるが、専用のハードウエアロジックやデジタルシグナルプロッセッサで構成してもよい。
なお、この処理は電動パワーステアリング装置1が動作中に操舵制御プログラム33pおよび故障検出装置60において繰り返し行われる。
図4のフロー図を用いて本発明の故障判定処理の全体の概略について説明する。まず、レゾルバ50からの出力信号に基づいて電気角演算部31bにおいて電気角を演算し(S1)、演算結果をθ1として故障検出装置60に送る(S2)。続いて、電気角変換部(本発明の回転角度変換手段)31gにおいて電気角θ1をアシストモータ15の極数に合致するように、即ち電気角の1周期と、アシストモータ15の相電流1周期とが合うように、電気角を変換し(S3)、演算結果をθ2として故障検出装置60に送る(S4)。
次に、故障検出装置60では、U,V大小関係比較部(本発明の電流比較手段)60aにおいて電流センサ49から得られるU相電流とV相電流の大小関係を求め、駆動方向判定部(本発明の第1の回転方向演算手段)60bにおいて先に求めたU相電流とV相電流の大小関係とCPU31送られてきたθ2とに基づいてアシストモータ15の駆動方向DIRを判定する。(S5:詳細については後述)
最後に、駆動方向監視部60cにおいて、CPU31のモータ電流指令値演算部31cで演算されたモータ電流指令値Icを受信し、モータの駆動方向DIRとモータ電流指令値Icとに基づいてアシストモータ15の駆動方向が正しいかどうかを判定する。(S6:詳細については後述)
図5のフロー図を用いて、駆動方向判定部60bにおけるモータ駆動方向判定処理について述べる。これは、図4のフロー図のステップS5に相当するものである。まず、CPU31からθ2を受信して値を読み込む(S21)。θ2が45deg<θ2<90deg(deg=度、以下同じ)の範囲にある場合(S22:Yes)には、電流センサ49からU相電流およびV相電流の値を読み込んで大小関係を求める。U相電流がV相電流よりも大きい場合(S23:Yes)には、モータ駆動方向DIRが左方向であると判定し(S24)、U相電流がV相電流よりも小さい場合(S23:No)には、モータ駆動方向DIRが右方向であると判定する(S25)。
一方、θ2が225deg<θ2<270degの範囲にある場合(S22:NoかつS26:Yes)には、電流センサ49からU相電流およびV相電流の値を読み込んで大小関係を求める。U相電流がV相電流よりも大きい場合(S27:Yes)には、モータ駆動方向DIRが右方向であると判定し(S28)、U相電流がV相電流よりも小さい場合(S27:No)には、モータ駆動方向DIRが左方向であると判定する(S29)。
なお、θ2が45deg<θ2<90degあるいは225deg<θ2<270degのいずれの範囲にもない場合(S26:No)は、モータ駆動方向DIRは更新せず。前回のモータ駆動方向判定処理で求められた内容のままとする(S30)。
図5のフロー図では、駆動方向判定部60bはCPU31から送られてきたθ2をそのまま用いていたが、CPU31に電気角領域判定部(本発明のモータ電気角領域判定手段)31hを設けてθ2の属する電気角領域を求め、その結果を駆動方向判定部60bが用いる方法を採ってもよい。この場合、電気角領域を求める処理は図4のステップS4に含まれる。
即ち、電気角領域判定部31hでは、θ2が45deg<θ2<90degの範囲にある場合には、領域1(図10(a)参照)に属していると判定し、θ2が225deg<θ2<270degの範囲にある場合には、領域5(図10(a)参照)に属していると判定し、θ2が領域1あるいは領域5のいずれにも属さない場合は、前回の判定結果のままとする。そして、この結果(領域情報)を故障検出装置60に送る。故障検出装置60の駆動方向判定部(本発明の回転方向演算手段)60bは、図5の駆動方向判定処理において、CPU31から送られた領域情報に基づいて駆動方向を判定する。つまり、ステップS22では領域情報の内容が領域1であるかを判定し、ステップS26では領域情報の内容が領域5であるかを判定する。
図6のフロー図を用いて、駆動方向監視部60cにおけるモータ駆動方向監視処理について述べる。これは、図4のフロー図のステップS6に相当するものである。まず、CPU31から受信したモータ電流指令値Icから駆動指示方向ICDirを求め(S41:詳細は後述)、次いで駆動方向判定部60bで求められたモータ駆動方向DIRを読み込む(S42)。
この駆動指示方向ICDirおよびモータ駆動方向DIRを用いて故障判定を行なう。すなわち、駆動指示方向ICDirが左方向かつモータ駆動方向DIRが右方向の場合(S43:Yes)、および、駆動指示方向ICDirが右方向かつモータ駆動方向DIRが左方向の場合(S43:NoかつS46:Yes)、は、アシストモータ15に対する駆動指示方向とアシストモータ15の実際の駆動方向が異なっているので異常と判定し(S44)、システム停止処理等の異常対応処理を実施する(S45)。
一方、駆動指示方向ICDirが左方向かつモータ駆動方向DIRが左方向の場合あるいは、駆動指示方向ICDirが右方向かつモータ駆動方向DIRが右方向の場合(S43:NoかつS46:No)、は、アシストモータ15に対する駆動指示方向とアシストモータ15の実際の駆動方向が同じであるため正常と判定し、通常の電動パワーステアリング装置としての処理を行なう(S47)。
図7のフロー図を用いて、駆動方向監視部60cにおける駆動指示方向ICDir確定処理について述べる。これは、図6のフロー図のステップS41に相当するものである。まず、CPU31からモータ電流指令値Icを受信してその値を読み込む(S51)。モータ電流指令値Icが所定の値I1よりも小さい場合(S52:Yes)には、駆動指示方向ICDirは左方向であると判定し(S53)、モータ電流指令値Icが所定の値I2よりも大きい場合(S52:NoかつS54:Yes)には、駆動指示方向ICDirは右方向であると判定する(S55)。また、モータ電流指令値Icが所定の値I1よりも小さくなく、かつ所定の値I2よりも大きくない場合(S52:NoかつS54:No)には、駆動指示方向ICDirは左右のいずれでもない中立であると判定する(S56)。
(故障判定処理2)
次に、本発明の故障判定処理の第2の実施の形態について図4および図8,図9のフロー図を用いて説明する。図4の電気角領域特定部(本発明の第2のレゾルバ回転角領域判定手段)60dにおいて、レゾルバ50からのSIN出力信号およびCOS出力信号を読み込む(S61)。
SIN出力信号の値が0より大きく、かつCOS出力信号の値が0以上であり、かつSIN出力信号の絶対値がCOS出力信号の絶対値以上である場合(S62:Yes)には、アシストモータ15の回転位置が領域1(図10(a)参照)にあると判定し領域フラグGを1とする(S63)。また、SIN出力信号の値が0より小さく、かつCOS出力信号の値が0以下であり、かつSIN出力信号の絶対値がCOS出力信号の絶対値以上である場合(S62:NoかつS64:Yes)には、アシストモータ15の回転位置が領域5(図10(a)参照)にあると判定し領域フラグGを2とする(S65)。
アシストモータ15の回転位置が領域1あるいは領域5(図10(a)参照)のいずれにもない場合(S62:NoかつS64:No)には、領域フラグGを0とする。
上記で求めた領域フラグGの情報は電気角領域監視部60eに送られる。
次に、電気角領域監視部60eでは、CPU31の電気角領域判定部(本発明の第1のレゾルバ回転角領域判定手段)31fによって求められた領域フラグCの情報を受信して読み込む(S67)。電気角領域判定部31fにおける領域フラグCの判定方法については後述する。
そして、領域フラグGおよび領域フラグCの内容を比較して、領域フラグGおよび領域フラグCの内容が等しい場合(S68:No)は、CPU31と故障検出装置60における領域判定が同じであるため正常と判定し、通常の電動パワーステアリング装置としての処理を行なう(S69)。一方、領域フラグGおよび領域フラグCの内容が等しくない場合(S68:Yes)は、CPU31と故障検出装置60における領域判定が食い違うため、CPU31あるいは故障検出装置60のいずれかに故障があると判定し、システム停止処理等の異常対応処理を実施する(S70)。
最後に、電気角領域監視部60eの判定結果と駆動方向監視部60cの判定結果を総合して、電気角領域監視部60eあるいは駆動方向監視部60cのいずれかが異常判定を行なった場合には、システム停止処理等の異常対応処理を実施する。
図9のフロー図を用いて、CPU31の電気角領域判定部31fによって求められた領域フラグC確定処理について述べる。これは、図8のフロー図のステップS67の一部に相当するものである。電気角領域判定部31fは電気角演算部31bから電気角θ1の値を読み込み、電気角θ1が属する領域を求める。即ち、電気θ1が45deg<θ1<90degの範囲にある場合(S11:Yes)には、アシストモータ15の回転位置が領域1(図10(a)参照)にあると判定し領域フラグCを1とする(S12)。θ1が225deg<θ1<270degの範囲にある場合(S11:NoかつS13:Yes)には、アシストモータ15の回転位置が領域5(図10(a)参照)にあると判定して領域フラグCを2とする(S14)。また、電気角θ1が領域1あるいは領域5のいずれにもない場合(S11:NoかつS13:No)は、領域フラグCを0とする(S15)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明の一実施例としての電動パワーステアリング装置の全体構成を示すブロック図。 モータ制御を説明するためのブロック図。 本発明の故障判定処理を説明するためのブロック図。 本発明の故障判定処理を説明するための全体フロー図。 駆動方向判定処理を説明するためのフロー図。 駆動方向監視処理を説明するためのフロー図。 電流指令値から駆動指令方向を判定する処理を説明するためのフロー図。 回転領域を比較して故障判定を行なう処理を説明するためのフロー図。 電気角から回転領域を求める処理を説明するためのフロー図。 電気角と相電流との関係を示す図。
符号の説明
1 電動パワーステアリング装置
15 アシストモータ(三相ブラシレスDCモータ)
30 操舵制御部
31 CPU(演算部)
31c モータ電流指令値演算部
31f 電気角領域判定部(第1のレゾルバ回転角領域判定手段)
31g 電気角変換手段(回転角度変換手段)
31h 電気角領域判定部(モータ電気角領域判定手段)
40 トルクセンサ(操舵トルク検出手段)
49 電流センサ(電流検出手段)
50 レゾルバ
60 故障検出装置
60a U,V大小関係比較部(電流比較手段)
60b 駆動方向判定部(第1の回転方向演算手段)
60d 電気角領域特定部(第2のレゾルバ回転角領域判定手段)

Claims (5)

  1. 三相ブラシレスDCモータと、
    ハンドル軸に発生する操舵トルクを発生する操舵トルク検出手段と、
    前記三相ブラシレスDCモータのレゾルバ回転角を検出するためのレゾルバと、
    前記レゾルバ回転角を前記三相ブラシレスDCモータの極数に対応するモータ回転角に変換する回転角度変換手段と、
    前記操舵トルクに基づいて前記三相ブラシレスDCモータを駆動するための指令電流値の演算を行なう演算部と、
    前記指令電流値に基づいて、前記三相ブラシレスDCモータの回転方向指令値を演算する回転方向指令値演算手段と、
    前記演算部と通信可能に接続されて前記演算部の演算が正常か否かを判定する故障検出装置とを有し、
    前記モータ回転角と前記回転方向指令値とを前記故障検出装置に伝達し、前記故障検出装置は前記モータ回転角および前記回転方向指令値に基づいて前記演算部が正常か否かを判断することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記演算部は、
    前記三相ブラシレスDCモータに通電される3相の正弦波電流のうち少なくとも2相の電流を検出する電流検出手段と、
    前記2相の電流に基づいて前記三相ブラシレスDCモータを駆動するための指令電流値の演算を行なう指令電流演算手段とを有し、
    前記回転方向指令値演算手段は前記操舵トルクおよび前記指令電流演算手段により演算された指令電流値に基づいて前記回転方向指令値を演算し、
    前記故障検出装置は、前記2相の電流の大小関係を比較する電流比較手段と、
    前記モータ回転角と前記相電流比較手段による比較結果とに基づいて、前記三相ブラシレスDCモータの回転方向を演算する第1の回転方向演算手段と、
    を有し、
    前記回転方向指令値と前記第1の回転方向演算手段による演算結果とを比較することで、前記演算部が正常か否かを判断するものである請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記演算部は前記モータ回転角が含まれる角度領域を判定するモータ回転角領域判定手段を含み、
    前記演算部は前記角度領域の情報を前記故障検出装置に伝達し、
    前記故障検出装置は前記角度領域の情報と前記相電流比較手段による比較結果とに基づいて、前記三相ブラシレスDCモータの回転方向を演算する第2の回転方向演算手段を有し、
    前記回転方向指令値と前記第2の回転方向演算手段による演算結果とを比較することで、前記演算部が正常か否かを判断するものである請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記演算部は前記レゾルバ回転角が含まれる角度領域を判定する第1のレゾルバ回転角領域判定手段を含み、
    前記演算部は前記角度領域の情報を前記故障検出装置に伝達し、
    前記故障検出装置は前記レゾルバ回転角が含まれる角度領域を判定する第2のレゾルバ回転角領域判定手段を含み、
    前記第1のレゾルバ回転角領域判定手段による角度領域の情報と前記第2のレゾルバ回転角領域判定手段による角度領域とが一致しているか否かを判定することで前記演算部が正常か否かを判断するものである請求項1または2に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記故障検出装置は、前記回転方向指令値と前記第1あるいは第2の回転方向演算手段による演算結果とを比較すること、および、前記第1の領域判定手段による角度領域の情報と前記第2の領域判定手段による角度領域とが一致しているか否かを判定することにより、前記演算部が正常か否かを判断するものである請求項3または4に記載の電動パワーステアリング装置。
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