JP3865857B2 - 筆記具の軸 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、先端にリフィールを貫通させる軸先端口を有して、射出成形されるプラスチック製の筆記具の軸に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックで筆記具の軸を射出成形すると、その製品に金型のゲートの跡、すなわちゲートマークが現れるが、このゲートマークが製品の表面に現れると外観の見栄えが悪くなり商品価値が下がってしまう。そこで、製品の目立たない場所にゲートマークが現れるように金型を設計するのが一般的である。筆記具の軸の場合は、例えば、リフィールが貫通する軸先端口の内面部がゲートマークの出現場所として好ましい。この場所であればゲートマークが外部から見えにくいからである。しかしながら、軸先端口はリフィールの先端部をぶれないように支持する場所であり、又、リフィールが出没する場合はそのリフィールをスムーズにガイドする場所なので、その内径がリフィールの外径より僅かに大きくなるように寸法精度を高める必要があるが、その軸先端口の内面部にゲートマークが現れると、所望の寸法精度を得るのが困難になるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、軸先端口の内面部にゲートマークが現れるようにして、そのゲートマークを見えにくくすることにより外観の見栄えを良好にし、且つ、軸先端口の内面部にゲートマークが現れるにも拘らず、リフィールを支持し、又はガイドする箇所は所望の寸法精度を得ることができる筆記具の軸を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題は本発明の筆記具の軸によって、すなわち、 リフィール3が貫通する軸先端口4の奥部の内面における周方向の複数箇所に、その内接径がリフィール3の外径より僅かに大きくなるリフィール支持凸部5を設けるとともに、そのリフィール支持凸部5を設けた箇所の外側で軸先端口4の入口部に、リフィール支持凸部5を設けた箇所の内接径より内径が大きくて、その内面箇所にゲートマーク6が現れるようにした拡口部7を設けたことを特徴とする筆記具の軸によって解決することができる。
【0005】
【実施例】
図は本発明の一実施例としてノック式ボールペンの軸を示したものである。この軸はネジ接合する後軸1と前軸2によって構成され、後軸1及び前軸2は共にプラスチック製で金型を用いて射出成形されたものである。軸の内部にはリフィール3を収納して、リフィール3の先端部を前軸2の先端に設けた軸先端口4において図1及び図2に示すように出没自在としている。
【0006】
リフィール3の先端部を貫通させる軸先端口4における奥部には、その内面の周方向の4箇所にリフィール支持凸部5を設けている。このリフィール支持凸部5を設けた箇所は、その内接径をリフィール3の外径より僅かに大きく寸法設定している。ただし、この場合のリフィール3の外径とは、リフィール支持凸部5を設けた箇所を通る部位の外径をいうものとする。
【0007】
リフィール支持凸部5を設けた箇所の外側で、軸先端口4における入口部は拡口部7となっている。この拡口部7は、その内面箇所が、射出成形時に金型のゲートに臨む場所となっており、成形後の離型時にゲートを切断した跡、すなわちゲートマーク6が図3及び図4に示すように、その内面箇所に現れるようになっている。この拡口部7の内径は、リフィール支持凸部5を設けた箇所の内接径より大きく寸法設定されている。すなわち、拡口部7の内面と、リフィール支持凸部5の内面との間には段差が生じるようになっている。この段差は、拡口部7の内面に現れるゲートマーク6の突出高さよりも大きくなるように設定している。なお、ゲートマーク6は図3及び図4に示すように1箇所だけに現れるようにしてもよいが、拡口部7の内面の複数箇所又は全周に現れても構わない。
【0008】
なお、上記の実施例では、リフィール支持凸部5を4箇所に設けているが、図5に示すように3箇所に設けてもよく、3箇所以上なら自由である。
【0009】
また、上記の実施例では、リフィール支持凸部5の表面を平面としているが、リフィール支持凸部5の表面を図6及び図7に示すように曲面とすることも可能である。
【0010】
また、上記の実施例はノック式ボールペンの軸に係るものであるが、本発明はこれに限定するものではなく、筆記具の種類は自由である。
【0011】
【発明の効果】
本発明の筆記具の軸は上記の通りであり、まず、ゲートマーク6を軸先端口4の拡口部7の内面箇所に現れるようにしたので、ゲートマーク6が目立たず、外観の見栄えが良好になる。次に、軸先端口4をリフィール支持凸部5を設けた個所と拡口部7とに分けて、その拡口部7にゲートマーク6が現れるようにしたので、リフィール支持凸部5を設けた箇所の精度がゲートマーク6によって影響を受けず、リフィール支持凸部5を設けた箇所の精度を無理なく高めることができる。また、リフィール支持凸部5を設けた箇所の内接径より拡口部7の内径を大きくして内面に段差を設けたので、拡口部7に現れるゲートマーク6が多少突出しても、内面の段差によってその突出量を吸収することができ、ゲートマーク6がリフィール支持凸部5によって支持されたリフィール3に何ら影響を及ぼすことがない。したがって、ゲートマーク6の出現にも拘らず、リフィール3はリフィール支持凸部5によって支障なく支持され、又、出没する場合はスムーズにガイドされるので、作動不良になることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】リフィールの先端部が軸先端口から突出した状態の一部切断側面図である。
【図2】リフィールが軸の内部に没入した状態の一部切断側面図である。
【図3】軸先端部の拡大断面図である。
【図4】図3のA−A線矢視図である。
【図5】軸先端口を前方から見た拡大正面図である。
【図6】軸先端部の拡大断面図である。
【図7】図6のB−B線矢視図である。
【符号の説明】
1 後軸
2 前軸
3 リフィール
4 軸先端口
5 リフィール支持凸部
6 ゲートマーク
7 拡口部

Claims (1)

  1. リフィール3が貫通する軸先端口4の奥部の内面における周方向の複数箇所に、その内接径がリフィール3の外径より僅かに大きくなるリフィール支持凸部5を設けるとともに、そのリフィール支持凸部5を設けた箇所の外側で軸先端口4の入口部に、リフィール支持凸部5を設けた箇所の内接径より内径が大きくて、その内面箇所にゲートマーク6が現れるようにした拡口部7を設けたことを特徴とする筆記具の軸。
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