JP3864727B2 - ワイパーピボット部の構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ワイパーのワイパーピボット部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車のウインドシールドガラスを払拭するワイパー装置は、ワイパーブレードを取り付けたワイパーアームを、ワイパーピボット部にて回転自在に支持されたピボットシャフトの先端部に固定し、前記ワイパーピボット部の下方に配設されたリンク部材によってピボットシャフトを往復回動させてワイパーアームを揺動させるように構成されている。
【0003】
前記ワイパーアームは一般的に運転席側と助手席側との左右一対設けられており、このワイパーアームが先端部に取り付けられるピボットシャフトは、フレーム部材に形成されたシャフト貫通部を下方から上方に向けて貫通配置されている。
【0004】
また最近では、この一対のワイパーピボット部を、ワイパーが配置されるカウルボックスの上部構成部材であるカウルトップパネルやカウルボックス内部に収容されるワイパーフレーム等、アルミ合金や樹脂等の型成形により形成された一つのフレーム部材に一体に成型するものが知られており、このような従来のワイパーピボット部の構造として、例えば図4に示すようなワイパーフレームの構造がある。
【0005】
21はアルミ合金等の型成形により形成されたワイパーフレームを示しており、このワイパーフレーム21の左右両端部には、先端部に図外のワイパーアームが取り付けられるピボットシャフトが貫通配置されるワイパーピポット部としての貫通孔22を備えている。
【0006】
このワイパーフレーム21は、車体のウインドシールドガラス前部下方に形成されるカウルボックス内に収容され、その両端部に形成した取付部23を介して前記カウルボックス内部に固設されている。
【0007】
前記貫通孔22は、図5に示すように左右でその軸方向角度(ピボット角:α,β)が異なって形成されている。これは、運転席側と助手席側とでワイパー装置の払拭範囲が異なることや、ウインドシールドガラス表面が曲面に形成されているために運転席側と助手席側とで、ワイパーアームの払拭角度が異なることに起因しており、これら各種条件を考慮してその角度(α,β)が設定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の構造によれば、ワイパーフレーム21に一対のワイパーピポット部としての貫通孔22を一体に形成する場合、これら左右の貫通孔22の軸方向角度(ピボット角)が、前述したように運転席側(α)と助手席側(β)とで異なっているため(図5参照)、前記ワイパーフレーム21をアルミ合金等によって型成形する際に、成型型の型抜き方向が一定とならず、該貫通孔22部分に入れ子を設定する必要があり、成型型が複雑になって製造コストがかかり、コスト面で不利となってしまうなどの問題があった。
【0009】
また、前記貫通孔22にはピボットシャフトを回転自在に保持しているため、摺動部に摩擦低減部材としてカラー部材24を設定する場合があるが、このようにカラー部材24を設定する際、従来は図6に示すようにこのカラー部材24を貫通孔22に取り付けるための取付部25をドリル等で別途加工したり、貫通孔22の内部に別部品の中間カラー部材を設けたりしていた。
【0010】
そこで、本発明は型成形時に型抜き方向を一定として、成形性を向上することができると共に、カラー部材を保持することのできるワイパーピボット部の構造を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にあっては、車幅方向に左右一対に設けられ、互いに異なるピボット角を有し、かつ、先端部にワイパーアームが固定されるピボットシャフトを、フレーム部材の一方から他方に向けて貫通配置した構造であって、前記ピボットシャフトを回転自在に保持する一対のワイパーピボット部を、貫通孔の軸方向角度が左右で同一角度となるように前記フレーム部材に一体に形成されたシャフト貫通部と、該シャフト貫通部に挿嵌配置されその内部に前記ピボットシャフトの軸方向に沿って形成され前記ピボットシャフトが挿通されるガイド孔を備え前記ピボットシャフトを回転自在に保持するカラー部材とで構成すると共に、前記シャフト貫通部の縁部とカラー部材の縁部との相互に亘って、該カラー部材を所定位置に保持し、前記ガイド孔の軸方向角度を前記ピボット角に位置決めするための位置決め手段が形成され、前記位置決め手段は、前記シャフト貫通部の縁部と前記カラー部材の縁部とに形成された突起部と溝部とから構成され、前記突起部と前記溝部とは、前記シャフト貫通部の上下端部で前記貫通孔の軸中心に対して対称位置に設けられ、前記カラー部材は、各前記シャフト貫通部の上下端部に相互に離間して一つずつ配置され、各前記シャフト貫通部における上下一対のカラー部材は、同一形状であることを特徴としている。
【0014】
請求項の発明にあっては、請求項1に記載の前記シャフト貫通部の上下端部面は、前記ガイド孔の軸方向に略垂直になるように形成されていることを特徴としている。
【0015】
請求項の発明にあっては、請求項1又は2に記載の前記ワイパーピボット部のシャフト貫通部を、車両骨格部であるカウルボックスの上部構成部材であるカウルトップパネルに一体に形成し、該カウルトップパネルでフレーム部材を兼用したことを特徴としている。
【0016】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ピボットシャフトを回転自在に保持する一対のワイパーピボット部を、貫通孔の軸方向角度が左右で同一角度となるように前記フレーム部材に一体に形成されたシャフト貫通部と、該シャフト貫通部に挿嵌配置されその内部にピボット角に沿って形成されたガイド孔を備えたカラー部材とで構成してあるため、フレーム部材を型成形により形成する際、ワイパーピボット部のシャフト貫通部に入れ子等を設定する必要がなく、成型型の構造が簡素化され、製造コストを低減することができる。
【0017】
しかも、採用車種によってガイド孔の軸方向角度(ピボット角)が異なる場合でも、成型型を変更することなく、カラー部材を交換することで様々な車種に採用可能となるので、汎用性を高めることができる。
【0018】
また、前記シャフト貫通部の縁部とカラー部材の縁部との相互に亘って、該カラー部材を所定位置に保持し、前記ガイド孔の軸方向を所定方向に位置決めするための位置決め手段が形成されているため、従来のように、カラー部材をシャフト貫通部に保持するための加工や別部品による中間カラー部材が不要となり、更にコストが低減できると共に、型成形により位置決め部を形成しているため、寸法等部品個々のバラツキを抑え、品質を向上することができる。
【0019】
また、前記位置決め手段は、シャフト貫通部の縁部とカラー部材の縁部との相互に形成された突起部と溝部とから構成されているため、簡単な構造で確実にカラー部材を所定位置に保持し、前記ガイド孔の軸方向を所定方向に位置決めすることができると共に、前記フレーム部材を型成形によって形成する場合には、フレーム部材の型成形と同時に形成することができる。
【0020】
また、前記突起部と溝部とを、前記シャフト貫通部の上下端部で前記貫通孔の軸中心に対して対称位置に設けてあるため、上下端部で同一のカラー部材を逆向きに用いることによって、前記カラー部材内部のガイド孔の軸方向角度が上下端部で同一方向とすることができ、上下端部で部品の共用化が図れるので、コスト的に有利に得ることができる。
【0021】
請求項に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、前記シャフト貫通部の上下端部面は、前記ガイド孔の軸方向に略垂直になるように形成されているため、前記シャフト貫通部の端部面と、ピボットシャフトの先端部に固定されるワイパーアームの下端とを略水平に保つことができ、これらシャフト貫通部の端部面とワイパーアームの下面とが干渉することがない。
【0022】
また、車両の衝突時等、ワイパーアームに上方からの衝撃入力があった場合でも、前記シャフト貫通部の端部面によってワイパーアームを支持することができる。
【0023】
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜の効果に加えて、前記ワイパーピボット部のシャフト貫通部を、車両骨格部であるカウルボックスの上部構成部材であるカウルトップパネルに一体に形成し、該カウルトップパネルでフレーム部材を兼用してあるため、従来のワイパーフレーム等、カウルボックス内に別途設定していたフレーム部材が廃止され、部品点数を少なくでき、部品製造コストや管理コスト、組み付け工数などを削減することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したワイパーピボット部の構造の一実施形態を図面と共に詳述する。
【0025】
図1はワイパー装置が装着される車体の前部を示す斜視図である。また、図2は本発明の要部であるワイパーピボット部の断面説明図であり、図3は本発明の要部であるワイパーピボット部を示す斜視図である。なお、ワイパーリンクの一部、ワイパーアーム及びワイパーブレード等のワイパー構成部品は省略している。
【0026】
1はフロントのウインドシールドガラス2の前側のカウルボックス部に設けられたワイパー装置を示している。このワイパー装置1は、車幅方向に運転席側と助手席側の左右一対に設けられて先端部にワイパーアームが固定されるピボットシャフト3(3A,3B)と、該ピボットシャフト3を回転自在に保持する一対のワイパーピボット部4(4A,4B)と、このワイパーピボット部4を立設したフレーム部材としてのカウルトップエクステンションパネル5、該カウルトップエクステンションパネル5に組み付けた駆動用のワイパーモータ6、ワイパーモータ6の駆動力を前記ピボットシャフト3に伝達するワイパーリンク7とを備えている。
【0027】
こうして、ワイパー装置1は、図外のワイパーブレードを取り付けたワイパーアームを、ワイパーピボット部4にて回転自在に支持されたピボットシャフト3の先端部に固定し、前記ワイパーピボット部4の下方に配設されたリンク部材7によってピボットシャフト3を往復回動させてワイパーアームを揺動させ、ウインドシールドガラス2の雨滴等を払拭する。
【0028】
前記カウルトップエクステンションパネル5は、車両前部の骨格部であるカウルボックスの上部構成部材であり、このカウルトップエクステンションパネル5を後述するシャフト貫通部8を介して前記ピボットシャフト3が一方から他方に向けて、本実施形態では車両の下方から上方に向けて、貫通配置されている。
【0029】
前記ピボットシャフト3を回転自在に保持する一対のワイパーピボット部4は、前記カウルトップエクステンションパネル5に一体に形成されるシャフト貫通部8と、該シャフト貫通部8の貫通孔9に挿嵌配置されてその内部に所定のピボット角に沿って形成されたガイド孔11を備えたカラー部材10とから構成されている。
【0030】
このとき、前記ワイパーピボット部4は、運転席側と助手席側とでワイパー装置1の払拭範囲が異なることや、ウインドシールドガラス2の表面が曲面に形成されているために運転席側と助手席側とでワイパーアームの払拭角度が異なることにより、これら各種条件を考慮してそのピボット角α,βが異ならせて(α≠β)設定されている。
【0031】
従って、前記ワイパーピボット部4は、貫通孔9の軸方向角度γが運転席側と助手席側の左右のワイパーピボット部4A,4Bで同一角度となるように前記カウルトップエクステンションパネル5に一体に形成されたシャフト貫通部8(8A,8B)と、該シャフト貫通部8に挿嵌配置されてその内部に前記ピボット角に沿って形成されたガイド孔11を備えたカラー部材10(10A,10B)とから構成されている。
【0032】
しかも、前記カウルトップエクステンションパネル5は、ガラス繊維入りの樹脂材等により型成形される樹脂成形材であるため、前記貫通孔9の軸方向角度γをこの型成形時の型抜き方向(矢印X,X)に合わせて設定している。
【0033】
また、前記シャフト貫通部8の縁部8aとカラー部材10の縁部10aとの相互に亘って、該カラー部材10を所定位置に保持し、前記ガイド孔11の軸方向角度を前記ピボット角α,βに位置決めするための位置決め手段12が形成されている。
【0034】
特にこの実施形態では、前記位置決め手段12は、シャフト貫通部8の縁部8aとカラー部材10の縁部10aとに形成された突起部13と溝部14とから構成されている。
【0035】
さらに、これら突起部13と溝部14とを、前記シャフト貫通部8の上下端部で前記貫通孔9の軸中心に対して対称位置に設け、前記カラー部材10の内部に形成されるガイド孔11の軸方向角度(ピボット角)が上下端部で同一方向になるように設定してある。
【0036】
また、前記シャフト貫通部8(8A,8B)の上下端部面15(15A,15B)は、運転席側と助手席側とで前記ピボット角α,βに略垂直になるように各々形成されている。
【0037】
なお、本実施形態では、運転席側(一方)のピボット角αに成型型の型抜き方向である貫通孔9の軸方向角度γを同一にして、カラー部材10によってピボット角を調整する側を助手席側(他方)のみとして、構造及び調整の簡単化を図っている。
【0038】
図中16は、ワイパーピボット部4に設けた補強用のリブである。
【0039】
以上の実施形態の構造によれば、ピボットシャフト3を回転自在に保持する一対のワイパーピボット部4(4A,4B)を、貫通孔9の軸方向角度γが運転席側と助手席側との左右で同一角度となるように前記フレーム部材であるカウルトップエクステンションパネル5に一体に形成されたシャフト貫通部8(8A,8B)と、該シャフト貫通部8に挿嵌配置されその内部に前記ピボット角α,βに沿って形成されたガイド孔11を備えたカラー部材10とで構成してあるため、フレーム部材としてのカウルトップエクステンションパネル5を型成形により形成する際、ワイパーピボット部4のシャフト貫通部8に入れ子等を設定する必要がなく、成型型の構造が簡素化され、製造コストを低減することができる。
【0040】
しかも、採用車種によってガイド孔11の軸方向角度(ピボット角)が異なる場合でも、成型型を変更することなく、カラー部材10を交換することで様々な車種に採用可能となるので、汎用性を高めることができる。
【0041】
また、前記シャフト貫通部8の縁部8aとカラー部材10の縁部10aとの相互に亘って、該カラー部材10を所定位置に保持し、前記ガイド孔11の軸方向を所定方向(ピボット角)に位置決めするための位置決め手段12が形成されているため、従来のように、カラー部材10をシャフト貫通部8に保持するための加工や別部品による中間カラー部材が不要となり、更にコストが低減できると共に、型成形により位置決め部12を同時に形成しているため、寸法等部品個々のバラツキを抑え、品質を向上することができる。
【0042】
また、この実施形態の構造によれば、これら効果に加えて、前記位置決め手段12は、シャフト貫通部8の縁部8aとカラー部材10の縁部10aとの相互に形成された突起部13と溝部14とから構成されているため、簡単な構造で確実にカラー部材10を所定位置に保持し、前記ガイド孔11の軸方向(ピボット角)を所定方向に位置決めすることができると共に、前記カウルトップエクステンションパネル5を型成形によって形成する場合には、カウルトップエクステンションパネル5の型成形と同時に形成することができる。
【0043】
さらに、前記突起部13と溝部14とを、前記シャフト貫通部8の上下端部で前記貫通孔9の軸中心に対して対称位置に設けてあるため、上下端部で同一のカラー部材10を逆向きに用いることによって、前記カラー部材10の内部に形成されるガイド孔11の軸方向角度が上下端部で同一方向とすることができ、上下端部で部品の共用化が図れるので、コスト的に有利に得ることができる。
【0044】
また、前記シャフト貫通部8(8A,8B)の上下端部面15(15A,15B)は、前記ピボット角α,βに略垂直になるように形成されているため、前記シャフト貫通部8の端部面15と、ピボットシャフト3の先端部に固定される図外のワイパーアームの下端との関係を略水平に保つことができ、これらシャフト貫通部8の端部面15とワイパーアームの下面とが干渉することがない。
【0045】
しかもこれにより、車両の衝突時等、ワイパーアームに上方からの衝撃入力があった場合でも、前記シャフト貫通部8の端部面15によってワイパーアームを支持することができる。
【0046】
また、前記ワイパーピボット部4のシャフト貫通部8を、車両骨格部であるカウルボックスの上部構成部材であるカウルトップパネル5に一体に形成し、該カウルトップパネル5でフレーム部材を兼用してあるため、従来のワイパーフレーム等、カウルボックス内に別途設定していたフレーム部材が廃止され、部品点数を少なくでき、部品製造コストや管理コスト、組み付け工数などを削減することができる。
【0047】
しかし、本実施形態のように、カウルトップエクステンションパネル5をフレーム部材として兼用せず、フレーム部材として従来のようにカウルボックス内等に別途ワイパーフレームを用いてもよく、この場合、カウルトップエクステンションパネル5をフレーム部材として兼用した請求項5の効果を除く請求項1〜4について本実施形態と同様の効果を得ることができることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した車体前部を示す斜視図。
【図2】本発明の要部であるワイパーピボット部の断面説明図。
【図3】ワイパーピボット部を示す斜視図。
【図4】従来のワイパーフレームを示す斜視図。
【図5】従来のワイパーフレームを示す正面図。
【図6】従来のワイパーピボット部を示す断面説明図。
【符号の説明】
3 ピボットシャフト
4 ワイパーピボット部
5 カウルトップエクステンションパネル(フレーム部材)
8 シャフト貫通部
8a 縁部
9 貫通孔
10 カラー部材
10a 縁部
11 ガイド孔
12 位置決め手段
13 突起部
14 溝部
15 上下端部面
α,β ピボット角(ガイド孔の軸方向角度)
γ 貫通孔9の軸方向角度

Claims (3)

  1. 車幅方向に左右一対に設けられ、互いに異なるピボット角を有し、かつ、先端部にワイパーアームが固定されるピボットシャフトを、フレーム部材の一方から他方に向けて貫通配置した構造であって、
    前記ピボットシャフトを回転自在に保持する一対のワイパーピボット部を、貫通孔の軸方向角度が左右で同一角度となるように前記フレーム部材に一体に形成されたシャフト貫通部と、該シャフト貫通部に挿嵌配置されその内部に前記ピボットシャフトの軸方向に沿って形成され前記ピボットシャフトが挿通されるガイド孔を備え前記ピボットシャフトを回転自在に保持するカラー部材とで構成すると共に、
    前記シャフト貫通部の縁部とカラー部材の縁部との相互に亘って、該カラー部材を所定位置に保持し、前記ガイド孔の軸方向角度を前記ピボット角に位置決めするための位置決め手段が形成され
    前記位置決め手段は、前記シャフト貫通部の縁部と前記カラー部材の縁部とに形成された突起部と溝部とから構成され、
    前記突起部と前記溝部とは、前記シャフト貫通部の上下端部で前記貫通孔の軸中心に対して対称位置に設けられ、
    前記カラー部材は、各前記シャフト貫通部の上下端部に相互に離間して一つずつ配置され、各前記シャフト貫通部における上下一対のカラー部材は、同一形状であることを特徴とするワイパーピボット部の構造。
  2. 前記シャフト貫通部の上下端部面は、前記ガイド孔の軸方向に略垂直になるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイパーピボット部の構造。
  3. 前記ワイパーピボット部のシャフト貫通部を、車両骨格部であるカウルボックスの上部構成部材であるカウルトップパネルに一体に形成し、該カウルトップパネルでフレーム部材を兼用したことを特徴とする請求項1又は2に記載のワイパーピボット部の構造。
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