JPH07309212A - ボールジョイント部構造 - Google Patents

ボールジョイント部構造

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JPH07309212A
JPH07309212A JP6102905A JP10290594A JPH07309212A JP H07309212 A JPH07309212 A JP H07309212A JP 6102905 A JP6102905 A JP 6102905A JP 10290594 A JP10290594 A JP 10290594A JP H07309212 A JPH07309212 A JP H07309212A
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JP
Japan
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ball
retainer
pin
ball pin
ball retainer
Prior art date
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Application number
JP6102905A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Otsu
義郎 大津
Otoaki Shimoe
己揚 下江
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボールピンのボールリテーナからの外れの抑
制、ガタ付き防止、曲げモーメント発生を防止するボー
ルジョイント部構造を提供する。 【構成】 一方の部材であるピボットアーム5から球形
状のボールピン9が突設される一方、他方の部材である
第1リンク20の板状の端部20aに形成された嵌合孔
20bに、ボールリテーナ10の周囲に形成された嵌合
溝10dが嵌合され、該ボールリテーナ10の中空部
に、前記ボールピン9が開口部10aを介して摺動自在
に嵌合されたボールジョイント部構造において、前記第
1リンク20の嵌合孔20bの周縁部20cは、板厚の
中心面Pを境として段差が形成されることにより、該中
心面Pより前記ボールリテーナ開口部10a側の部分
(開口側部位20d)の、前記ボールピン9から力を受
ける部位を、前記ボールリテーナ10中空部奥側の部分
(奥側部分20e)より前記ボールピン9側に突出させ
て形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2つの部材を回動自
在に連結するボールジョイント部構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種のものとしては、例えば
図3乃至図7に示すように自動車のワイパ装置のリンク
機構に設けられたものがある。図3中符号1は2本のワ
イパアームで、これらアーム1の先端部にはウインドウ
パネル2を払拭するワイパブレード3が揺動自在に取り
付けられると共に、ワイパアーム1の基端部がピボット
軸4に固定されている。そして、これらピボット軸4に
ピボットアーム5の一端部が固定され、このピボットア
ーム5の他端部に、第1リンク6の両端部6aがボール
ジョイント部A,Bを介して回動自在に連結され、更
に、一方のピボットアーム5には、モータ8に連結され
た第2リンク7がボールジョイント部Cを介して回動自
在に連結されている。
【0003】このボールジョイント部Aは、図5乃至図
7に示すような構造になっている。すなわち、ピボット
アーム5から球形状のボールピン9が突設され、このボ
ールピン9に、第1リンク6の端部6aに設けられた樹
脂製のボールリテーナ10が嵌合されている。このボー
ルリテーナ10は、球形状の中空部を有し、下端部側に
開口部10aが形成され、この開口部10aから前記ボ
ールピン9が嵌合されるようになっている。この開口部
10aの周縁部には、図7に示すように、複数の切込み
10bが形成されることにより複数の弾性片10cが形
成され、これら弾性片10cにより、ボールピン9が押
圧されるようになっている。
【0004】また、ピボットアーム5とボールリテーナ
10との間に、図5に示すように、ゴム製の下側ボール
リテーナシール11が配設されて下側グリス溜り12が
形成されて、この下側グリス溜り12内にグリスが充填
されるようになっている。
【0005】このようなワイパー装置にあっては、図4
に示すように、モータ8の駆動により、各リンク6,7
等を介してピボットアーム5が揺動され、ピボット軸
4,ワイパアーム1を介してワイパーブレード3が揺動
されて図3に示すように範囲D,Pが払拭されることと
なる。
【0006】なお、この種のものとしては、山海堂出版
自動車工学全書10「電装品、車体装備品、エンジン部
品」第131頁等に記載されているようなものや実開昭
63ー202556号公報に記載されているものが知ら
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、図5に示すように、ボール
ピン9から第1リンク6に力Fが作用すると、弾性片1
0cが変形し、ボールピン9が矢印S方向に移動して抜
ける虞がある。すなわち、ボールピン9から第1リンク
6に対して力Fが作用する場合、ボールリテーナ10に
よりボールピン9を保持する力が、第1リンク6の板厚
の中心面Pに対して上下側でバランスが取れていれば、
ボールピン9が矢印S方向に移動することはないが、ボ
ールピン9の嵌合のし易さを考慮して開口部10a側に
複数の弾性片10cが形成されているため、上下のバラ
ンスが取れず、下の方が弱いことから、ガタ付きが発生
したり、ボールピン9が抜け易くなる。また、矢印S方
向の力が作用するため、第1リンク6に曲げモーメント
が生じて撓みが発生する虞がある。
【0008】特に、図9に示すように降雪S等がある
と、ワイパブレード3下側反転位置直前で、ワイパブレ
ード3の移動が妨げられるため、ボールピン9を介して
第1リンク6に大きな力Fが作用することから、上記問
題は一層顕著となる。
【0009】そこで、この発明は、ボールピンのボール
リテーナへの嵌合のし易さを確保しつつ、ボールピンの
ボールリテーナからの外れの抑制、ガタ付き防止、曲げ
モーメント発生を防止するボールジョイント部構造を提
供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、請求項1に記載された発明
によれば、一方の部材から球形状のボールピンが突設さ
れる一方、他方の部材に形成された嵌合孔に、ボールリ
テーナの周囲に形成された嵌合溝が嵌合され、該ボール
リテーナに前記ボールピンが摺動自在に嵌合される球形
の中空部が形成され、該中空部に開口部を介して前記ボ
ールピンが嵌合されることにより、該ボールピンの球中
心が、前記他方の部材の端部の板厚の中心面上に位置し
た状態で、該ボールリテーナに前記一方の部材と他方の
部材が取り付けられて、前記両部材が回動自在に連結さ
れたボールジョイント部構造において、前記他方の部材
の嵌合孔の周縁部は、板厚の中心面を境として段差が形
成されることにより、該中心面より前記ボールリテーナ
開口部側の部分の、前記ボールピンから力を受ける部位
を、前記ボールリテーナ中空部の奥側の部分より前記ボ
ールピン側に突出させて形成したことを特徴とするボー
ルジョイント部構造。
【0011】また、請求項2に記載された発明によれ
ば、前記他方の部材の嵌合孔の周縁部は、前記ボールリ
テーナ中空部の奥側の部分を円形状に形成し、前記ボー
ルリテーナ開口部側の部分を、前記円形状に内接する楕
円形状に形成したことを特徴としている。
【0012】さらに、請求項3に記載された発明によれ
ば、前記楕円形状の短軸方向が前記ボールピンと前記他
方の部材との間の力の作用する方向に沿っていることを
特徴としている。
【0013】
【作 用】かかる手段によれば、従来ではボールピンの
保持力は、ボールリテーナの開口部側の方が弱く、板厚
の中心面の両側でバランスが悪かったが、この発明によ
ればバランスが取れることとなる。
【0014】すなわち、他方の部材の嵌合孔の周縁部
は、板厚の中心面を境として段差が形成されることによ
り、該中心面より前記ボールリテーナ開口部側の部分
の、前記ボールピンから力を受ける部位を、前記ボール
リテーナ中空部の奥側の部分より前記ボールピン側に突
出させて形成しているため、従来保持力が弱かった開口
部側の部分が、そのように突出させることで補強される
ことから、中心面の両側のバランスが保たれることとな
る。
【0015】従って、ボールピンからボールリテーナを
介して他方の部材に作用する力は、中心面に沿って働く
結果、従来のように矢印S方向に分力が発生することが
少なく、ボールピンの外れやガタ付きが防止できると共
に、他方の部材への曲げモーメントの発生が抑制される
こととなる。
【0016】また、請求項2に記載された発明によれ
ば、ボールリテーナ中空部の奥側の部分を円形状に形成
し、前記ボールリテーナ開口部側の部分を、前記円形状
に内接する楕円形状に形成することにより、ボールリテ
ーナの板厚の中心面付近での肉厚は、全周において薄く
なることがないので、ボールリテーナの中心面を境とす
る上下部分での強度を下げることができる。
【0017】さらに、請求項3に記載された発明によれ
ば、前記楕円形状の短軸方向が前記ボールピンと前記他
方の部材との間の力の作用する方向に沿わせることによ
り、大きな力の掛かる部分の段差を大きくし、力の掛か
り方が小さくなるに従って、徐々に段差を小さくしてい
る。中心面より両側の部分でバランスを保つためには、
作用する力が小さい部分では、段差が小さくて良く、
又、作用する力が大きい部分では、段差を大きくする必
要があることから、前述のように徐々に段差を小さくす
ることにより、嵌合孔の周縁部の全周に渡ってバランス
を良好に保つことができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0019】図1及び図2は、この発明の一実施例を示
すものである。従来と同一乃至均等な部材については同
一符号を付して説明する。
【0020】まず構成を説明すると、図中符号5は図示
省略のピボット軸に固定された「一方の部材」としての
ピボットアーム、符号20は図示省略のモータに連結さ
れた「他方の部材」としての第1リンクで、このピボッ
トアーム5と第1リンク20とが以下のようにボールジ
ョイントにより連結されている。
【0021】すなわち、そのピボットアーム5には、球
形状のボールピン9が上方に向けて突設され、このボー
ルピン9がボールリテーナ10に摺動自在に嵌合されて
いる。そして、このボールリテーナ10は、第1リンク
20の板状の端部20aに以下のように取り付けられて
いる。
【0022】このボールリテーナ10は、従来例と同様
に、樹脂製で、内部に球形の中空部を有し、下端部側に
開口部10aが形成され、この開口部10aから前記ボ
ールピン9が嵌合されるようになっている。この開口部
10aの周縁部には、従来と同様計6箇所の切込み10
bが形成されることにより6つの弾性片10cが形成さ
れている。
【0023】さらに、このボールリテーナ10の周囲に
は、環状の嵌合溝10dが形成され、この嵌合溝10d
に、第1リンク20の端部20aに形成された嵌合孔2
0bの周縁部20cが嵌合されている。この周縁部20
cは、板厚の中心面Pを境として段差が形成されること
により、中心面Pよりボールリテーナ開口部10a側の
部分(以下「開口側部位20d」という)が、ボールリ
テーナ10の中空部の奥側の部分(以下「奥側部位20
e」という)より、前記ボールピン9側に突出されてい
る。
【0024】具体的には、図2に示すように、その奥側
部位20eが円形状に形成され、開口側部位20dがボ
ールピン9側に突出するように前記円形状に内接する楕
円形状に形成されている。そして、この楕円形状の短軸
方向がボールピン9と第1リンク20との間の力Fの作
用する方向に沿っている(図2において一点鎖線で示し
たものは、中心面P付近でのボールリテーナ10の内周
面の位置を示す)。
【0025】そして、このボールピン9の球中心Oが、
第1リンク20の端部20aの板厚の中心面P上に位置
している。
【0026】このようなボールリテーナ10は、例えば
成形金型内に第1リンク20の端部20aを挿入した状
態で樹脂を射出成形する、いわゆるインサート成形によ
り形成できる。
【0027】さらに、図示していないが、図5に示す従
来例と同様、ピボットアーム5とボールリテーナ10と
の間に、ゴム製の下側ボールリテーナシールが配設され
て下側グリス溜りが形成されて、この下側グリス溜り内
にグリスが充填されるようになっている。
【0028】次に、作用について説明する。
【0029】ワイパ作動時には、ボールピン9からボー
ルリテーナ10を介して第1リンク20に力Fが作用す
る。この際、板厚の中心面Pを境として段差を形成し、
開口側部位20dが、奥側部位20eより、前記ボール
ピン9側に突出されているため、従来保持力が弱かった
開口部側の部分を、そのように突出させることで補強
し、中心面Pの両側のバランスを保つことができる。従
って、ボールピン9からボールリテーナ10を介して第
1リンク20に作用する力Fは、中心面Pに沿って働く
結果、従来のように矢印S方向に分力が発生することが
少なく、ボールピン9の外れやガタ付きが防止できると
共に、第1リンク20への曲げモーメントの発生を抑制
できる。
【0030】しかも、奥側部位20eを円形状に形成
し、開口側部位20dを、その円形状に内接する楕円形
状に形成し、この楕円形状の短軸方向をボールピン9と
第1リンク20との間の力の作用する方向Fに沿わせる
ことにより、大きな力の掛かる部分の段差を大きくし、
力の掛かり方が小さくなる部分に従って、徐々に段差を
小さくしている。中心面Pより両側の部分でバランスを
保つためには、作用する力が小さい部分では、段差が小
さくて良く、又、作用する力が大きい部分では、段差を
大きくする必要があることから、前述のように徐々に段
差を小さくすることにより、嵌合孔20bの周縁部20
cの全周に渡ってバランスを良好に保つことができる。
また、奥側部位20eを円形状とし、開口側部位20d
をその円形状に内接する楕円形状としたことにより、ボ
ールリテーナ10の嵌合溝10d部分での肉厚が、開口
側部位20dに対応する部分ではtと薄くなるが、楕円
形状の長軸方向での部分での肉厚は従来同様T(>t)
と厚く形成できるので、ボールリテーナ10の前記板厚
の中心面Pを境とする上下の部分の連結強度を低下させ
ることがない。
【0031】更に、ボールリテーナ10の弾性片10c
の剛性は従来と変わらず、又、開口側部位20dが上述
したような楕円形状となっているため、ボールピン9の
ボールリテーナ10への嵌合力は従来と同様確保されて
いる。
【0032】尚、開口側部位20dの最内側の内面側の
位置は、弾性片10cの外面側に沿う延長線近傍にある
ことが、ボールピン9の挿入作業性と保持力とのバラン
スをとるためにも望ましい。
【0033】特に、降雪等により、ワイパブレード下側
反転位置直前で、ワイパブレードの移動が妨げられる
と、大きな力Fが作用することから、中心面Pの上下側
でバランスを保つことがより有効となる。
【0034】なお、上記実施例では、開口側部位20d
を楕円形状、奥側部位20eを円形状としたが、これに
限らず、開口側部位20dの力の作用する位置にのみ突
起を形成しても良いことは勿論である。また、上記実施
例ではワイパ装置のリンク機構にこの発明を適用した
が、他の連結機構に適用できることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載された発明によれば、他方の部材の嵌合孔の周縁部
は、板厚の中心面を境として段差が形成されることによ
り、該中心面より前記ボールリテーナ開口部側の部分
の、前記ボールピンから力を受ける部位を、前記ボール
リテーナ中空部の奥側の部分より前記ボールピン側に突
出させて形成しているため、従来保持力が弱かった開口
部側の部分が、そのように突出させることで補強される
ことから、中心面の両側のバランスが保たれることとな
る。従って、ボールピンからボールリテーナを介して他
方の部材に作用する力は、中心面に沿って働く結果、従
来のように矢印S方向に分力が発生することが少なく、
ボールピンの外れやガタ付きが防止できると共に、他方
の部材への曲げモーメントの発生を抑制できる。
【0036】また、請求項2に記載された発明によれ
ば、ボールリテーナ中空部の奥側の部分を円形状に形成
し、前記ボールリテーナ開口部側の部分を、前記円形状
に内接する楕円形状に形成することにより、ボールリテ
ーナの板厚の中心付近での肉厚は、全周において薄くな
ることがないので、ボールリテーナの中心面を境とする
上下部分での強度を下げることがない。
【0037】さらに、請求項3に記載された発明によれ
ば、前記楕円形状の短軸方向が前記ボールピンと前記他
方の部材との間の力の作用する方向に沿わせることによ
り、大きな力の掛かる部分の段差を大きくし、力の掛か
り方が小さくなるに従って、徐々に段差を小さくしてい
る。中心面より両側の部分でバランスを保つためには、
作用する力が小さい部分では、段差が小さくて良く、
又、作用する力が大きい部分では、段差を大きくする必
要があることから、前述のように徐々に段差を小さくす
ることにより、嵌合孔の周縁部の全周に渡ってバランス
を良好に保つことができる、という実用上有益な効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同第1実施例を示す第1リンクの平面図であ
る。
【図3】ワイパ装置の概略図である。
【図4】同ワイパ装置のリンク機構を示す概略図であ
る。
【図5】従来例のボールジョイント部構造を示す断面図
である。
【図6】同従来例を示すボールピンとボールリテーナと
を外した状態を示す斜視図である。
【図7】同従来例を示すボールリテーナの斜視図であ
る。
【符号の説明】
5 ビボットアーム(一方の部材) 9 ボールピン 10 ボールリテーナ 10a 開口部 20 第1リンク(他方の部材) 20a 端部 20b 嵌合孔 20c 周縁部 20d 開口側部位(中心面よりボールリテーナ開口部側
の部分) 20e 奥側部位(中心面より記ボールリテーナ中空部奥
側の部分) O 球中心 P 中心面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の部材から球形状のボールピンが突
    設される一方、他方の部材に形成された嵌合孔に、ボー
    ルリテーナの周囲に形成された嵌合溝が嵌合され、該ボ
    ールリテーナに前記ボールピンが摺動自在に嵌合される
    球形の中空部が形成され、該中空部に開口部を介して前
    記ボールピンが嵌合されることにより、該ボールピンの
    球中心が、前記他方の部材の端部の板厚の中心面上に位
    置した状態で、該ボールリテーナに前記一方の部材と他
    方の部材が取り付けられて、前記両部材が回動自在に連
    結されたボールジョイント部構造において、 前記他方の部材の嵌合孔の周縁部は、板厚の中心面を境
    として段差が形成されることにより、該中心面より前記
    ボールリテーナ開口部側の部分の、前記ボールピンから
    力を受ける部位を、前記ボールリテーナ中空部の奥側の
    部分より前記ボールピン側に突出させて形成したことを
    特徴とするボールジョイント部構造。
  2. 【請求項2】 前記他方の部材の嵌合孔の周縁部は、前
    記ボールリテーナ中空部の奥側の部分を円形状に形成
    し、前記ボールリテーナ開口部側の部分を、前記円形状
    に内接する楕円形状に形成したことを特徴とする請求項
    1記載のボールジョイント部構造。
  3. 【請求項3】 前記楕円形状の短軸方向が前記ボールピ
    ンと前記他方の部材との間の力の作用する方向に沿って
    いることを特徴とする請求項2記載のボールジョイント
    部構造。
JP6102905A 1994-05-17 1994-05-17 ボールジョイント部構造 Pending JPH07309212A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003247526A (ja) * 2002-02-27 2003-09-05 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd ワイパ装置のボールジョイント構造
WO2008068838A1 (ja) * 2006-12-05 2008-06-12 Daikin Industries, Ltd. 空気調和機の室内機
WO2017043324A1 (ja) * 2015-09-08 2017-03-16 アスモ 株式会社 ワイパ装置
JP2018020701A (ja) * 2016-08-04 2018-02-08 アスモ株式会社 ワイパ用レバー、ワイパ装置用ジョイント構造、及びワイパ用レバーの製造方法

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