JP3863360B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イオン発生ユニットを備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、事務所、会議室、家庭内などの室内では、人の存在によって、呼吸と共に排出される二酸化炭素や、たばこの煙、ほこりなどの汚染微粒子が増加し、マイナスイオンが減少する。特にたばこを喫煙すると、マイナスイオンが大きく低下し、室外空気中のイオン量の1/2〜1/5程度となる傾向がある。
【0003】
そのため、マイナスイオン発生機単独またはマイナスイオン発生機を備えた空気清浄機を設置して、マイナスイオンを発生させている。市販されているイオン発生機はマイナスイオンのみを発生するものであり、その発生方式は直流高電圧式であり、交流高電圧式で低い印加電圧によってマイナスイオンとプラスイオンを共に発生させているものはない。
【0004】
そして、イオン発生機は、室外のイオン分布とは異なり、マイナスイオンのみを多量に発生させている。このマイナスイオンによって人間をリラックスさせる効果がある程度期待できるものの、近年、住宅環境の高密度化、密閉化に伴い、人体に有害な空気中の浮遊細菌の積極的な除去を行うことについては効果が認められない問題がある。
【0005】
また、空気調和機に空気清浄機能を付加して、室内の空気を吸引してフィルターにより汚染物質を吸着もしくは分解する方式がある。さらに、特公平7−23777号公報に、マイナスイオンとプラスイオンを発生させるイオン発生装置を備えた空気調和機が開示されている。この空気調和機では、熱交換器よりも下流側の吹出口の近傍にイオン発生装置が配され、送風機による送風によって、マイナスイオンとプラスイオンが室内に吹き出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のイオン発生装置を備えた空気調和機において、冷房運転するとき、冷風が直接イオン発生装置に当たるので、イオン発生装置の電極に露がついて、短絡するおそれがあり、安全上問題がある。しかも、イオン発生装置に送風が当たることによって、流れが乱され、送風むらや風量の低下が生じる。
【0007】
また、イオン発生装置から発生したマイナスイオンとプラスイオンは、空気調和機の送風機が駆動されることによって空気流に乗って吹き出される。そのため、空気調和機が必ず運転されていなければならず、イオン発生装置の単独運転を行うことができない。しかも、イオンの吹き出す方向も空気調和機の空気流に左右される。このように、イオン発生装置に対して消極的な利用しかされておらず、これが有する空気中の浮遊細菌を除去する殺菌効果が十分に発揮されていないのが現状である。
【0008】
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、マイナスイオンおよびプラスイオンによる殺菌効果を積極的に活用できるようにしたイオン発生ユニットを備えた空気調和機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による課題解決手段は、本体ケーシング内に、吸込口から熱交換器を通って吹出口に至る循環通路と、この循環通路とは別に熱交換器を通らない送風通路とが形成され、前記送風通路にイオン発生ユニットが設置され、前記送風通路に、直接外部に向かって空気を吹き出すイオン吹出口と、前記循環通路に合流する合流口とが形成されたものである。
そして、イオン発生ユニットは、プラスイオンとマイナスイオンを同時に発生させるイオン発生装置と、発生したイオンを吹き出すための送風機と、前記イオン発生装置および送風機を内装するユニットケースとを備え、該ユニットケースに、イオンを含んだ空気を異なる方向に吹き出せるように複数の吹出口が設けられ
【0010】
このように吹出口が複数設けられていると、イオンを含んだ空気の吹出方向を任意に設定することができ、例えば空気調和機や空気清浄機にユニットを搭載する場合、運転状態や使用環境に応じた使用ができる。しかも、イオン発生ユニット単体での使用も可能となる。その結果、イオン発生ユニットとしての利用価値が高まる。
【0011】
さらに、ユニットケースに、イオン発生装置や送風機を駆動するための制御基板を装着しておけば、このユニットを空気調和機内の所定の場所に設置するだけで、別の部品を取り付けることなく使用することができる。したがって、イオン発生ユニットを容易に後付けすることができる。その際、空気調和機に、イオン発生ユニットの接続線を接続するための接続端子を設けておくとよい。これによって、配線作業が不要となり、取付作業が非常に楽となる。
【0012】
ここで、イオン発生ユニットの設置場所としては、熱交換機を通る循環通路とは別に形成した送風通路に配置すればよい。イオン発生ユニットは、熱交換器を通過した空気の影響を受けずにすむ。この送風通路に、直接外部に向かって空気を吹き出す吹出口と、循環通路に通じる合流口とを形成する。
【0013】
そして、運転状態に応じてイオン発生ユニットの吹出口を切換える制御を行うことにより、イオン発生ユニットの単独運転や空気調和機の運転と併用した運転を行える。したがって、空気調和機に室内の殺菌機能を付加することができ、多機能化を図れる。
【0014】
このとき、吹出口を切換えるためにダンパあるいはシャッター等を用いた切換手段を設け、吹出口を切換えることによって吹出方向を変更できるようにする。したがって、運転の目的に合わせて適切な吹出口を選択でき、効率よくイオンによる殺菌効果を得ることができる。さらに、吹出口に空気の流れの向きを変える風向調整手段を設けておけば、イオンを含んだ空気を所望の方向に向けて集中的に吹き出したり、あるいは広く分散させることができ、殺菌効果を高めることができる。
【0015】
また、イオン発生装置と送風機とを軸線方向に並設しておく。送風機によって吸い込まれた空気はイオン発生装置に沿って軸線方向に均一に流れることになり、イオン発生装置から発生したイオンを無駄なく吹出口から吹き出させることができる。この場合、イオン発生装置よりも上流側に送風機を配置しておくほうが、空気の流れから見て好適である。また、軸線方向と垂直な方向に吹き出すように、各吹出口を軸線方向に平行にかつイオン発生装置に対向して形成する。吸込口は、送風機に対向して形成され、軸線方向に平行であってもよく、あるいは軸線方向の延長線上にあってもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のイオン発生ユニットを備えた空気調和機について図面を用いて説明する。図1にセパレート型空気調和機の室内機1を示す。室内機1は、熱交換器や室内ファン等が内装された本体ケーシング2、フィルターの汚れを確認するとき等に本体内部を視認するために開閉可能とされた前パネル3、冷暖気を吹き出す吹出口4と、室内空気を吸い込む吸込口5、運転状況を表示する液晶表示装置6、除加湿装置からの除加湿された空気を吹き出す除加湿用吹出口7を備えている。また、運転の入切や切替えを遠隔操作するリモコン8を備えている。
【0017】
また、図2に示すように、前パネル3は本体ケーシング2に開閉自在に支持されており、前パネル3に形成された吸込口5に対向して、本体ケーシング2の格子状の吸込口が形成され、この吸込口には、吸込口5より吸い込んだ空気中のごみや塵を除去する右フィルター9および左フィルター10が配設されている。右フィルター9および左フィルター10の略中央部に、空気清浄フィルター11、12がそれぞれ取り付けられている。本体ケーシング2の右側には、除加湿装置用に室内空気を吸い込むための除加湿用吸込口が形成され、除加湿用フィルター13が配設されている。
【0018】
本体ケーシング2の中央部には、図3に示すような液晶表示装置6が配置されている。この液晶表示装置6は、室内の湿度に応じて点灯する湿度ランプ14、室内空気の汚れに応じて色が変わる清浄度ランプ15、リモコンからの操作ボタンの信号によって、室内の環境と運転状況を表示する表示部16、リモコンから信号を受けつける受光部17とから構成されている。
【0019】
リモコン8は、図4に示すように、運転状態を表示するリモコン表示部18、室内機に信号を送ると点灯する送信表示19、空気調和機を運転する運転/停止スイッチ20、室内温度を設定する温度スイッチ21、除加湿装置の除湿運転を入/切する湿度スイッチ22、除加湿装置の換気運転を入/切する換気スイッチ23、イオン発生装置ユニットの運転の入/切をするクラスタースイッチ24などから構成されている。
【0020】
図5に示すように、室内機1の内部には、内部を通過する熱冷媒体と外部の室内の空気との間で熱交換をする室内熱交換器25と、室内の空気を吸い込んで室内熱交換器25で熱交換した空気を本体外に吹出すための室内ファン26とが装着されている。本体ケーシング2の前面下部に形成された吹出口4には、空気の流れの向きを左右方向に替える縦ルーバー27と、流れの向きを上下方向に替える横ルーバー28とがそれぞれ揺動自在に取り付けられている。
【0021】
本体ケーシング2の前面には、フィルターガイド29が形成され、前パネル3を開いた状態でフィルター9、10をフィルターガイド29に沿って挿入して装着する。右フィルター9は、液晶表示装置6を回避した形状となっている。また、室内熱交換器25の下方に、室内空気と熱交換するときに発生するドレンを受けるドレンパン30が配設されている。なお、吸込口5は、前パネル3の液晶表示装置6を囲むように形成された前吸込口31と、本体ケーシング2の上面に形成された上吸込口32とから構成される。
【0022】
そして、吸込口5からフィルター9、10、熱交換器25を通って吹出口4に至る循環通路Aが形成される。この循環通路Aによって、吸込口5から吸い込まれた室内の空気は、吹出口4から室内に吹き出され、循環する。
【0023】
本体ケーシング2の吹出口4の近傍にはイオン発生装置ユニット33が配設されている。このイオン発生装置ユニット33を通るように送風通路Bが循環通路Aとは別に設けられている。送風通路Bは、熱交換器25とフィルター9、10との間に形成され、循環通路Aの吹出口4の近傍に形成された合流口34において循環通路Aに連通している。これにより、吸込口5から入ってフィルター9、10を通り抜けた空気は、熱交換器25を通らずに直接イオン発生装置ユニット33を通って、熱交換器25よりも下流側に位置する合流口34から循環通路Aに出て、循環通路Aを通る空気と合流して、室内に放出される。また、本体ケーシング2には、イオン発生装置ユニット33に対向してイオン吹出用開口35が形成され、前パネル3にこの開口35に連通するイオン吹出口36が形成されている。このように、イオン発生装置ユニット33を送風通路Bに配置することにより、結露状態になって、イオン発生能力の低下を招くことを防止できる。
【0024】
本空気調和機は、図6に示すように、室内機1と室外機40とリモコン8とから構成され、室内機1は、室内熱交換器25および室内ファン26を備え、室外機40は、室外熱交換器41、圧縮機42、膨張弁43および室外ファン44を備えている。
【0025】
また、室内機1には除加湿装置50が搭載されており、除加湿装置50は、室内の水分を吸着、離脱する吸湿ロータ51、室内の空気を吸い込む除湿ファン52、吸湿ロータ51に再生空気を送る再生ファン53、吸湿ロータ51に送る再生空気を加熱する再生ヒータ54、経路を切換えるダンパ55から構成されている。
【0026】
イオン発生装置ユニット33は、図7に示すように、イオン発生装置60、送風機61、ユニット吸込口62、フィルター63およびユニットケース64、複数の吹出口から構成されている。
【0027】
イオン発生装置60は、図8に示すように、円筒状の誘電体65と、誘電体65の内側に取り付けられた内電極66と、内電極66に対向して誘電体65の外側に取り付けられた外電極67と、誘電体65の両端に装着されたシール用の絶縁パッキン68、69とから構成されている。
【0028】
誘電体65を構成するガラス管は、円筒状で両端が開口された、商品名:ネオセラムのガラス材料からなり、外径が10mmとされる。内電極66は、一般に高圧電極と称され、材質がSUS316のステンレス鋼線、40メッシュの金網で平織り加工されている。外電極67は、一般にGND電極と称され、材質がSUS316のステンレス鋼線、16メッシュの金網で平織り加工されている。内電極66、外電極67には、高圧回路に接続されるリード線70、71が所定の位置にそれぞれ溶着されている。リード線70、71は、芯線がステンレス鋼で周囲の被覆はテフロン製から構成される。
【0029】
絶縁パッキン68、69の内面に、誘電体65の端縁部が挿入される溝72が環状に形成され、絶縁パッキン68、69は誘電体65の両端に嵌合される。溝72に囲まれた内側には凹部73が形成され、凹部73の底面にリード線70を通すための穴74が形成され、穴74には薄膜が形成されている。リード線70を通す際に、この薄膜を破る加工処理が施される。また、絶縁パッキン69、70の外側面に、ユニットケース64への取付用の溝75が形成されている。なお、絶縁パッキン69、70の材料は、クロロスルホン化ポリエチレン(商品名ハイパロン)若しくはEPゴムから形成されている。
【0030】
内電極66の金網、外電極67の金網の開口度(メッシュ数)について、内電極66のメッシュ数は、外電極67のメッシュ数より多い、密状態の40メッシュとされ、外電極67のメッシュ数は、内電極66のメッシュ数より少ない、粗状態の16メッシュとされる。このようにすることにより、プラスイオン、マイナスイオンの発生量が多くなり、オゾンの発生量も目標以下の値にすることができる。
【0031】
また、金網の各電極66、67をガラス管の誘電体65に装着するときには、金網とガラス管との密着度がイオン発生量の条件のポイントとなる。外電極67では、図9に示すように、平織りの金網の網目を45度傾けた状態にして、誘電体65の大きさに応じた所定の寸法で矩形状に切断し、四隅をスポット溶接Sする。その後、ロール加工で円筒状にして、両端を少し重ね合わせて溶着する。この円筒状の外電極67の内径寸法は誘電体65の外形寸法より小とされる。
【0032】
そして、外電極67を誘電体65に装着するには、まず外電極67の金網を上下方向(軸線方向)にわずかに圧縮した状態にすると、左右方向(周方向)に広がろうとするので、外電極67がわずかに膨らんだ状態となり、誘電体65を挿入しやすくなる。この状態の外電極67を誘電体65にかぶせていくと、外電極67は上下方向に延び、左右方向には縮むので、外電極67を誘電体65の外面に密着させることができる。なお、外電極67の四隅にされたスポット溶接により、金網自身はばらけることはない。
【0033】
内電極66では、図10に示すように、平織りの金網を誘電体65の大きさに応じた所定の寸法で矩形状に切断し、ロール加工で円筒状にした後、両端を接合しないで誘電体65の外形寸法よりやや大きめに成形される。
【0034】
そして、内電極66を誘電体65に装着するには、まず内電極66の金網を誘電体65の内径Dよりわずかに小さめ(D−α)にした状態で、誘電体65の内側に挿入する。このとき、内電極66の金網は通常の状態より小径に変形されているので、元の状態に戻ろうと外側に広がる力が働き、誘電体65の内面に内電極66を密着させることができる。以上のように各電極66、67を誘電体65にそれぞれ密着させることによって、イオンの発生量を多くすることができる。
【0035】
以上のように構成されたイオン発生装置60を組み立てるとき、誘電体65の内側にリード線70を溶着した内電極66を挿入する。さらに、絶縁パッキン69の凹部73の穴74に形成された薄膜を破って、リード線70を通した後、絶縁パッキン69を誘電体65の一端に挿入嵌合する。
【0036】
そして、誘電体65の外側に、リード線71を溶着した外電極67を被せ、絶縁パッキン68を誘電体65の他端に挿入嵌合する。これによってイオン発生装置60が完成する。
【0037】
ここで、絶縁パッキン68、69の溝72に誘電体65が挿入されて嵌合されるが、溝72の幅は誘電体65の厚みより小とされている。この溝72は、各電極66、67が誘電体65に対して左右方向にずれることを防止するために設けられている。すなわち、各電極66、67が誘電体65の内外面でそれぞれ左右方向にずれると、絶縁パッキン68、69の溝72の周辺に当接し、それ以上は移動することができないようになる。左右方向に最大ずれても、電気容量は約3%程度のばらつきとなり、イオン発生量には影響が少ない。
【0038】
ユニットケース64は、イオン発生装置60を収納するケース60aに送風機61のケーシング61aが一体的に取り付けられた構造であって、耐オゾン性に優れた材料、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)によって細長い円筒あるいは直方体をした形状とされるが、この形状に限定されるものではない。送風機61は、イオン発生装置60の軸線方向の上流側に配置され、取付口76を介してイオン発生装置60と連通される。
【0039】
そして、送風機61は、ケーシング61aに形成されたユニット吸込口62から取り入れた空気を取付口76、通気口78を通じてイオン発生装置60に送り込み、ここで発生したプラスイオンとマイナスイオンを吹出すためのものである。室内機1の送風通路Bにおける収納状態に応じて、ケーシング、ファン、モータの形態を適宜選択すればよい。
【0040】
ユニット吸込口62には、フィルター63が取り付けられている。フィルター63としては、埃や塵などを除去するプレフィルターと室内の臭いを除去するための脱臭フィルターなどを組み合わせたものか、あるいはいずれか単体のフィルターでも構わない。
【0041】
ユニットケース64のケース60aには、イオン発生装置60に対向するように2つの吹出口が形成され、イオン吹出口36を通じて直接室内に吹き出す第1吹出口79と、合流口34に向けて吹き出す第2吹出口80とされる。両吹出口79、80は90度ずらして配されている。また、ユニット吸込口62は、第1吹出口79と同じ向きか、あるいは第2吹出口80と180度ずれた位置に配されている。
【0042】
そして、イオン発生装置ユニット33からの吹出方向を空気調和機の運転状況に応じて切換えるための切換手段が設けられ、各吹出口79、80を開閉するダンパ81と、ダンパ81を駆動する駆動装置82とからなる。ダンパ81は、図11に示すように、ユニットケース64の内周面に応じた円弧状の板であり、内周の約1/3の大きさを有している。ダンパ81は、ユニットケース64に内周面に沿ってスライド可能なように軸線方向両端を支持され、一端側にピニオンギヤ83が形成されている。駆動装置82は、ピニオンギヤ83に噛み合わされたギヤ84と、このギヤ84を回転させるステッピングモータ85とからなる。ステッピングモータ85が駆動されると、ダンパ81が移動して、各吹出口79、80のうち一方の吹出口が開放され、他方の吹出口が閉塞されることにより、吹出口79、80の切換えが行われる。なお、両吹出口79、80を閉塞しない位置までダンパ81を移動可能なようにしておけば、両吹出口79、80から空気を吹き出すこともできる。
【0043】
また、イオン発生装置60の近傍に発光体86が設けられ、ダンパ81には透明な材料が使用されて、イオン発生装置60の運転中に発光体86からの青色等の光によって照らされたイオン発生装置60を外部から視認できるようにされている。なお、発光体86の光を直接外部から確認できるようにしてもよい。
【0044】
以上のイオン発生装置ユニット33の構成において、ユニットケース64内の所定の位置にダンパ81を挿着し、ステッピングモータ85をユニットケース64の外部から装着して仮止めし、ステッピングモータ85のシャフトにギヤ84を取り付けて、ダンパ81のピニオンギヤ83に噛み合わせて、ステッピングモータ85を固定する。さらに、発光体86が搭載された基板を所定の位置の取り付ける。ユニットケース64内の取付孔87にイオン発生装置60の絶縁パッキン68を嵌め込み、支持板88に絶縁パッキン69を取付け、フィルター63を装着した送風機61のケーシング61aをケース60aにねじ等によって組み付けると、イオン発生装置ユニット33が完成する。このユニット33を送風通路B内の所定の位置にねじ等によって着脱可能に装着する。
【0045】
次に、空気調和機の運転動作を説明する。まず、操作はリモコン8によって行うことができ、その手順を説明する。リモコン8の制御パネルの運転切換スイッチ34を押す毎に運転モードが『自動』→『暖房』→『冷房』→『ドライ』→『自動』と変わって、リモコン表示部18に表示され、これにより運転モードを選択する。
【0046】
リモコン8から送信された信号は、室内機1の液晶表示装置6の受光部17によって受信される。室内機1には、制御装置が内蔵されており、図12に示すように、制御装置は、CPU、メモリ等からなる制御部90と、スイッチ判定手段91と、室内ファン駆動回路92と、イオン発生装置駆動回路93と、除加湿装置駆動回路94と、ダンパ駆動回路95とを備えており、リモコン8からの信号に応じて各装置を作動させる。
【0047】
運転/停止スイッチ20を押すと、室内機1の液晶表示装置6に運転内容、設定温度、室内温度が順に表示され、運転中は、常に室内温度を表示する。運転を停止するときには、運転/停止スイッチ20を押すと、液晶表示装置6の表示が消え、運転が停止する。温度を変えたいとき、例えば1℃上げたいときには、温度スイッチ21の『△』スイッチを1回押すと、設定温度が1℃上がり、暖房・冷房運転モードのときは、リモコン表示部18と液晶表示装置6に設定温度が表示される。また、自動・ドライ運転モードのときには、リモコン表示部18に上げたい温度分だけの温度が表示され、液晶表示装置6に設定温度が表示される。このとき、液晶表示装置6の設定温度の表示は、約4秒後に室温表示に戻る。風量を変えたいときには、風量スイッチ35を押すごとに、風量が変化し、リモコン表示部18に『風量自動』→『風量△』→『風量△△』→『風量△△△』→『風量自動』と表示され、液晶表示装置6に『風量自動』→『風量微風』→『風量弱風』→『風量強風』→『風量自動』と表示される。
【0048】
上記のように所望の運転モードが選択される。冷房運転時には、圧縮機42から凝縮されて高温状態になっている熱交換媒体が、室外機40の室外熱交換器41に送られる。室外熱交換器41では、室外ファン44により外気が室外熱交換器41に送風され、熱交換媒体の熱を奪い、熱交換媒体は冷却される。熱交換媒体は、膨張弁43を通過して、室内熱交換器25により蒸発気化される。室内ファン26により吸い込まれた室内の空気は室内熱交換器25を通過して、室内熱交換器25により熱を奪われる。このようにして、室内の空気は冷やされて循環し、冷房が行われる。
【0049】
暖房運転は、冷房運転とは逆に、熱交換媒体を逆循環させることにより行われる。凝縮した熱交換媒体を室内熱交換器25に送り、室内熱交換器25を通過する室内の空気を温めて室内暖房を行う。熱交換媒体は、膨張弁43を通過して室外熱交換器41により蒸発させられる。さらに、室外ファン44により室外熱交換器41に送風された外気と熱交換をして、外気からの熱を奪い、圧縮機42に戻る。
【0050】
ここで、空気の流れとしては、室内ファン26によって、室内機1の前パネル3の吸込口31および本体ケーシング2の吸込口32から吸い込まれ、フィルター9、10を通過して、室内熱交換器25に至る。室内熱交換器25の表面全体に室内の空気が導かれるので、室内熱交換器25での熱交換率が良くなる。室内熱交換器25を通過して、吹出口4から吹き出される。
【0051】
また、空気調和機の運転が開始されると、これに連動してイオン発生装置ユニット33にも交流高電圧が印加され、プラスイオンとマイナスイオンが生成される。プラスイオンとしては、H+(H2O)n、マイナスイオンとして、O2 -(H2O)mが最も安定に生成される。また、空気調和機の運転開始と同時に、ステッピングモータ85が駆動され、図11(a)に示すように、ダンパ81が移動して第2吹出口80を開放し、送風通路Bは合流口34から吹出口4に連通する。
【0052】
吸込口31から吸い込まれてフィルター9、10を通過した空気の一部は、送風通路Bに入り、イオン発生装置ユニット33に吸い込まれる。ユニットケース64のフィルター63を通過して、臭いや塵、埃の除去された空気は、イオン発生装置60から発生するプラスイオンとマイナスイオンを含んで、第2吹出口80から吹き出される。イオン発生装置ユニット33から吹き出された空気は、送風通路Bを経て合流口34から循環通路Aを流れる熱交換された空気と合流して、吹出口4より吹き出され、室内の隅々まで空気が対流循環する。
【0053】
プラスイオン若しくはマイナスイオン単独では、空気中の浮遊細菌に対し格別な効果はない。ところが、これらのプラスイオンとマイナスイオンが同時に生成すると、化学反応によって活性種である過酸化水素H22または水酸化ラジカル・OHが生成する。これらは極めて強力な活性を示すため、空気中の浮遊細菌を除去することができる。したがって、イオン発生装置ユニット33を搭載した空気調和機を運転すると、開始してから3時間後に一般生菌を83%、真菌を88%除去することができる。
【0054】
また、イオンを発生するイオン発生装置ユニット33を単独で運転するときは、空気調和機の運転が停止していてもリモコン8のクラスタースイッチ24を『入』にすると、運転を開始する。イオン発生装置ユニット33に交流高電圧が印加され、室内機1の室内ファン26にも印加される。また、ステッピングモータ85が駆動され、図11(b)に示すように、ダンパ81が移動して第1吹出口79を開放し、送風通路Bはイオン吹出口36に連通する。
【0055】
室内ファン26によって吸込口31から吸い込まれた空気は、送風機61によって送風通路Bに流れ、イオン発生装置ユニット33内に吸い込まれる。イオン発生装置ユニット33から吹き出されたプラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気は、第1吹出口79を通ってイオン吹出口36から室内に放出される。これにより、空調運転に関係なく単独でも運転をすることができ、室内の空気中の浮遊細菌に対しての殺菌効果が得られ、空気調和機としての商品の使い勝手の向上が図られる。
【0056】
さらに、除加湿装置50の運転により、室内の空気を除湿、加湿して、空気を調質できる。そこで、除加湿装置50を運転するときに同時にイオン発生装置ユニット33も併用運転するようにする。リモコン8の湿度スイッチ22あるいは換気スイッチ23を『入』にして、除加湿装置50の運転を開始すると、イオン発生装置ユニット33に交流高電圧が印加され、更に室内ファン26にも印加される。また、ダンパ81が第1吹出口79を開放するようにステッピングモータ85が駆動され、送風通路Bはイオン吹出口36に連通する。
【0057】
イオン吹出口36からプラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気が吹き出されるとともに、除加湿用吹出口7から調質された空気が吹き出され、室内の空気が殺菌されたさわやかな快適空間を得られる。
【0058】
ここで、他の形態のイオン発生装置ユニット33として、図13に示すように、第1吹出口79に空気の流れを変える風向調整手段が設けられる。その他の構成は上記実施形態と同じである。
【0059】
風向調整手段として、第1吹出口79に複数の縦ルーバー100が回動自在に取り付けられ、各縦ルーバー100が連結板101によって連結されている。そして、図示しないステッピングモータによって、各縦ルーバー100が任意の角度に位置決めされたり、あるいは連続的に首振りされる。これによって、イオンを含んだ空気を所望の方向に吹き出したり、あるいは満遍なく吹き出すことができる。
【0060】
また、イオン発生装置60や送風機61を駆動するために制御回路や電源回路が設けられているが、これらの回路を搭載した制御基板102はイオン発生装置ユニット33に設けられている。すなわち、図14に示すように、ケーシング61aに制御基板102を収納するための収納部103が一体的に形成され、ここに制御基板102が着脱可能に装着される。そして、本体ケーシング2には、図15に示すように、その前面にイオン発生装置ユニット33用の接続端子104が設けられている。この接続端子104は、通常はカバーで覆われている。
【0061】
イオン発生装置ユニット33を本体ケーシング2内の所定の位置に装着した後、制御基板102からのケーブルを接続端子104に接続する。これによって、空気調和機からイオン発生装置ユニット33に対して、電源電圧が供給され、制御信号が送信される。したがって、このようなイオン発生装置ユニット33であれば、後付けすることが容易となり、オプションとしてユーザーの要望に応じることができる。
【0062】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。上記実施形態では、空気調和機の室内機にイオン発生装置ユニットを設けているが、一体型の空気調和機あるいは空気清浄機に設けてもよい。また、イオン発生装置ユニットにおいて、送風機はイオン発生装置の上流側に配されているが、逆にイオン発生装置の下流側に配してもよい。
【0063】
また、吹出口は2つに限らず3つ以上としてもよく、この場合各吹出口ごとにシャッターをそれぞれ設け、シャッターの開閉によって吹出口を個別に開閉して、吹出口を切換えるようにしてもよい。複数の吹出口を組み合わせて吹出方向を設定すれば、使用目的に応じた多様な使い方ができる。
【0064】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り、本発明によると、イオン発生装置と送風機を内装したユニットケースに複数の吹出口を設けることにより、運転状態に合わせて吹出口を選択することが可能となる。したがって、効率よくプラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気を吹き出すことができ、イオンによる殺菌効果を大いに発揮させることができる。
【0065】
また、複数の吹出口を切換えたり、吹出口での空気の吹出方向を変えたりすることによって、多様な使用が可能となり、商品としての使い勝手も向上させることができる。
【0066】
そして、このようなイオン発生装置ユニットを空気調和機に装着するだけの簡単な作業で、室内に浮遊している細菌を除去する機能を容易に付加することができ、空気調和機の付加価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の空気調和機の室内機の斜視図
【図2】前パネルを開いた状態の室内機の斜視図
【図3】液晶表示装置の概略図
【図4】リモコンの正面図
【図5】室内機の断面図
【図6】空気調和機の全体概略図
【図7】イオン発生装置ユニットの構成図
【図8】イオン発生装置の構成図
【図9】イオン発生装置の外電極を示す図
【図10】イオン発生装置の内電極を誘電体に装着する過程を示す図
【図11】吹出口の切換手段を示す図
【図12】室内機の制御ブロック図
【図13】風向調整可能なイオン発生装置ユニットの構成図
【図14】制御基板を備えたイオン発生装置ユニットの構成図
【図15】他の形態の前パネルを開いた状態の室内機の斜視図
【符号の説明】
1 室内機
2 本体ケーシング
4 吹出口
5 吸込口
25 室内熱交換器
26 室内ファン
33 イオン発生装置ユニット
34 合流口
36 イオン吹出口
60 イオン発生装置
61 送風機
62 ユニット吸込口
79 第1吹出口
80 第2吹出口
81 ダンパ

Claims (7)

  1. 本体ケーシング内に、吸込口から熱交換器を通って吹出口に至る循環通路と、この循環通路とは別に熱交換器を通らない送風通路とが形成され、前記送風通路にイオン発生ユニットが設置され、前記送風通路に、直接外部に向かって空気を吹き出すイオン吹出口と、前記循環通路に合流する合流口とが形成されたことを特徴とする空気調和機。
  2. イオン発生ユニットに、イオンを含んだ空気を異なる方向に吹き出せるように複数の吹出口が設けられ、各吹出口を切換えて吹出方向を変更する切換手段が設けられたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. イオン発生ユニットの作動を制御する制御装置を備え、該制御装置は、空調運転に連動して前記イオン発生ユニットおよび切換手段を作動させることを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
  4. 循環通路を通じて室内の空気を循環させるためのファンを備え、制御装置は、イオン発生ユニットを単独で運転するとき、前記ファンを駆動し、吸込口から吸い込んだ空気を送風通路に流すことを特徴とする請求項3記載の空気調和機。
  5. イオン発生ユニットの吹出口に、空気の流れを変える風向調整手段が設けられたことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
  6. 送風通路は、本体ケーシングの吸込口に配設されたフィルタと熱交換器との間に形成され、本体ケーシングの前パネルにイオン吹出口が形成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和機。
  7. イオン発生ユニットは、イオン発生装置と、発生したイオンを吹き出すための送風機と、前記イオン発生装置および送風機を内装するユニットケースとを備え、ユニットケースに複数の吹出口が形成され、前記イオン発生装置と送風機とが軸線方向に並設され、各吹出口が軸線方向に平行に形成され、ユニットケース内において空気は、前記イオン発生装置に沿って軸線方向に流れてから軸線方向と垂直な方向に吹き出されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の空気調和機。
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