JP3949146B2 - 空気調節装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内の空気の清浄化を図る空気調節装置に関するものである。
従来から、室内空気中の細菌を消滅させる空気調節装置が用いられている。この空気調節装置は、イオンを生成するイオン発生装置と、イオンを外部へ放出させるための気流を生じさせる送風機とを備えている。この空気調節装置によれば、イオンによって室内の空気中に浮遊している細菌等が消滅させられる。
特開平9−180585号公報 特開平9−210433号公報 特開平9−247773号公報 特開2000−121111号公報
上記従来の空気調節装置においては、除菌効果を高めたいときには、送風機の風量を調節する制御が必要になる。しかしながら、送風機をどのような態様で制御すれば、除菌効果が高まるのかが不明であるため、意図的に除菌効果を高めるための特定の制御が行なわれる空気調節装置は存在しない。
本発明は、上述の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、除菌効果を高めるための特定の制御が行なわれる空気調節装置を提供することできる。
本発明の空気調節装置は、床置きタイプの空気調節装置であって、イオンを生成するイオン発生装置と、イオン発生装置が内装され、空気が流れる流路形成部材とを備えている。また、当該装置は、流路形成部材内に空気を流す送風機と、流路形成部材の端部に設けられ、流路形成部材の一の内壁面に設けられたイオン発生装置の周囲を流れる空気とともにイオンを吹き出すイオン吹出口と、流路形成部材の他の内壁面の近傍を流れる空気を吹き出す吹出口と、吹出口に設けられた空気の流れを変えるルーバーとを備えている。また、当該装置は、イオン発生装置の駆動状態を切換える切換えスイッチと、イオン発生装置が切換えスイッチの切換えに応じて生成するイオン量より多い量のイオンを発生させる除菌シャワーモードでの運転をイオン発生装置に実行させるための除菌シャワースイッチと、送風機を制御する制御装置と、空気調節装置の外部から内部へ空気を導入するための吸込口とを備えている。
吹出口がイオン吹出口よりも相対的に壁に近くなるとともに、吸込口がイオン吹出口よりも相対的に壁から遠くなるように、空気調節機を壁の近傍に配置したときに、吹出口から吹き出される空気は、イオン吹出口から吹き出されるイオンを含む空気の流れの外側において、イオンを含む空気の流れを覆うように流れる。
ルーバーが空気を真上または斜め上方に吹き出す状態で、制御装置は、除菌シャワースイッチがオンされた場合に、その時点で制御状態がいかなるものであっても、強制的に、イオン発生装置を除菌シャワーモードで駆動させるとともに、吹出口およびイオン吹出口から吹き出される空気の風量の大小を所定の範囲内において自動的に変更する制御を所定回数繰り返し、室内の複数の位置に分散してイオンを含む空気の流れが生じるように送風機を制御する。
記空気調節装置によれば、除菌シャワースイッチがオンされれば、自動的に、除菌効果を高めるために適した空気の流れが生じる。そのため、除菌効果が向上する
また、空気調節装置が、空気中の汚染物質を収集することが可能なフィルタをさらに備え、送風機が、フィルタを介して空気を吸い込み、フィルタによって汚染物質が除去された後の空気を流路形成部材内に空気を流し、制御装置が、除菌シャワースイッチがオンされた場合に、送風機が生成可能な最大風量よりも少ない風量の空気の流れが生じるように、送風機を制御することが望ましい。
空気調節装置の制御においては、通常、汚染物質の除去効果を考慮すると、送風機の風量が大きいことが望ましいが、上記の制御によれば、制御装置は、あえて送風機が生成可能な最大風量よりも少ない風量の空気の流れが生じるように送風機を制御する。これによれば、吹出口から吹き出されたイオンを含む空気が天井または壁等に衝突して消滅することが抑制される。したがって、吹出口から吹き出されたイオンは、消滅することなく、床面まで降り注ぎ易くなる。その結果、除菌効果が高まる。また、送風機が生成可能な最大風量の空気の流れが生じるように送風機が制御されれば、汚染物質の除去効果を高めることができる。つまり、使用者は、汚染物質の除去効果を高めるため制御および除菌効果を高めるための制御のうちからいずれか一方を選択して実行することができる。
また、制御装置が、除菌シャワースイッチがオンされた場合に、送風機が生成可能な最低風量よりも多い風量の空気の流れが生じるように、送風機を制御することが望ましい。
空気調節装置の制御においては、通常、空気調節装置の騒音を考慮すると、送風機の風量が小さいことが望ましいが、上記の制御によれば、送風機が生成可能な最低風量よりも多い風量の空気の流れが生じるように送風機が制御される。そのため、イオンが吹出口から吹き出される量が適切な除菌効果を得るための最低限の量よりも少なくなってしまうことが抑制される。したがって、上記の制御によれば、除菌効果が高まる。また、送風機が生成可能な最低風量の空気の流れが生じるように、送風機が制御されれば、静音モードで空気調節装置が運転される。つまり、使用者は、静音モードの制御および除菌効果が高いモードの制御のうちからいずれか一方を選択して実行することができる。
また、制御装置が、除菌シャワースイッチがオンされた場合に、送風機に所定の風量の空気の流れを生じさせる第1風量制御と、送風機に所定の風量よりも少ない風量の空気の流れを生じさせる第2風量制御とを行なうことが望ましい。
上記従来の空気調節装置は、イオンを室内に分散して吹き出すための制御を行なっていない。したがって、イオンが室内の所定の位置に集中的に降り注ぐため、室内の所定の位置の殺菌のみが行なわれ、他の位置の殺菌が行なわれ難い場合がある。言い換えれば、従来の空気調節装置は、室内を均一に殺菌することができないため、除菌効果が低い場合がある。
しかしながら、上記の制御によれば、除菌シャワーモードにおいては、送風機の風量が自動的に変更されながら、イオンが吹出口から吹き出される。つまり、イオンが、空気調節装置から離れた位置まで飛ばされたり、イオンを空気調節装置の近傍に落とされたりする。言い換えれば、イオンが室内の所定の位置に集中的に降り注ぐのではなく、複数の位置に分散して降り注ぐ。したがって、使用者が除菌シャワースイッチをオンするだけで、容易に室内を均一に除菌することができる。さらに、制御装置が第1風量制御と第2風量制御とを繰り返せば、より一層室内が均一に除菌される。
また、風量の大小を自動的に変更することにより、少ない風量で室内の所定の範囲内の領域を集中的に除菌することができる。
また、制御装置が、除菌シャワーモードの運転が終了した場合に、除菌シャワースイッチがオンされる直前の制御と同一の制御を行なうことが望ましい。この制御によれば、使用者が何らかのスイッチを操作しなくても、空気調節装置は、除菌シャワースイッチがオンされる直前の状態に自動的に戻るため、使用者の利便性が向上する。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、空気調節装置の一例として空気清浄機能を有する床置きタイプの空気清浄機を説明する。
まず、図1〜図5を参照して、本実施の形態の空気清浄機の外観構造を説明する。図1は、本実施の形態における空気清浄機の前面側から見た概略斜視図であり、図2は、背面側から見た概略斜視図である。また、図3は、本実施の形態における空気清浄機の上面図である。図4は、本実施の形態における空気清浄機の前面パネル、フィルタ押さえ枠および高機能フィルタの組付け構造を示す分解斜視図であり、図5は、本実施の形態における空気清浄機において、前面パネル、フィルタ押さえ枠および高機能フィルタを本体ケーシングから取外した状態の概略斜視図である。
図1〜図3に示すように、本実施の形態の空気清浄機100は、本体ケーシング110と、前面パネル140とを備えている。本体ケーシング110は、縦長の開口を前面に有する箱状体からなり、その内部には空気清浄機100の主要部品が納められている。本体ケーシング110の下部には、脚部112が設けられている。この脚部112は、床面に載置され、本体ケーシング110を支持する部位である。また、本体ケーシング110の上面には、上面パネル部116が設けられており、この上面パネル部116には、各種操作ボタンおよび表示ランプ等が配置されている。なお、本体ケーシング110は、必要に応じて、複数の部材を組合せることによって構成されている。
本体ケーシング110の背面には、把手部114が設けられている。この把手部114は、空気清浄機100を持ち上げて搬送する際の利便性を考慮して設けられたものである。また、本体ケーシング110の背面から電源コード190が引き出されている。
前面パネル140は、空気清浄機100の前面に相当する主面と、主面の両側端のそれぞれから後方に向かって延びる側部141とを有しており、本体ケーシング110の前面および側面の一部を覆うように本体ケーシング110に着脱自在に取付けられている。前面パネル140は、空気清浄機100の動作時において、後述するシロッコファンおよびモータ等によって発生された騒音が空気清浄機100の外部へ漏れ出さないようにするための遮音部材であって、かつ、空気清浄機100の美観を確保するためのものでもある。
図2に示すように、本体ケーシング110の側面と前面パネル140の側部141との間には、隙間が設けられている。この隙間は、吸込口124を構成する。吸込口124は、空気清浄機100の外部から内部へ空気を導入するための開口部である。また、吸込口124に隣接する部分には、埃センサ136が設けられている。
また、図2および図3に示すように、本体ケーシング110の上部には、吹出口126A,126Bが設けられている。この吹出口126A,126Bは、空気清浄機100の内部において清浄化された空気を空気清浄機100の外部へ放出するための開口部である。
上述のように、本体ケーシング110の上面パネル部116には、各種操作ボタンおよび表示ランプ等が配置されている。本実施の形態の空気清浄機100においては、図3に示すように、空気清浄機100のオン/オフ動作を切換える電源ボタン160、後述するイオン発生装置の運転状態を切換える切換えボタン161、および空気清浄機100の運転モードを切換える運転モード切換えボタン162が設けられている。また、本実施の形態の空気清浄機100においては、予め定められた除菌効果が高い除菌シャワーモードの運転を実行させるための除菌シャワースイッチ163が設けられている。除菌シャワースイッチ163は、他のボタンよりも大きいため、使用者が除菌シャワースイッチ163を見つけ出し易くなっている。なお、上面表示パネル部116の下方には、各種操作ボタンから操作情報を受けて、操作情報に基づいてイオン発生装置およびシロッコファンを制御する制御装置200が設けられている(図6参照)。
また、上面パネル部116には、これらボタンに隣接して、イオン発生装置の運転状態を示すイオン発生装置の動作状態表示ランプ171、空気清浄機100の運転モードを表示する運転モード表示ランプ172、および、除菌シャワーモードの運転動作が行なわれているか否かを示す除菌シャワーモード表示ランプ173等が配置されている。
動作状態表示ランプ171によって表示されるイオン発生装置の運転状態には、3つの状態がある。1つ目の状態は、埃センサ136および臭いセンサ138(図5参照)等が検出した室内空気の汚れの状況に応じて、正イオンおよび負イオンを同数ずつ発生させる態様および負イオンを正イオンより多く発生させる態様のうちいずれかでイオン発生装置を駆動する状態(イオン自動モード)であり、2つ目の状態は、正イオンおよび負イオンを同数ずつ発生させる態様でイオン発生装置を連続的に駆動する状態(イオン連続モード)であり、3つ目の状態は、イオン発生装置を停止させる状態(イオン停止モード)である。切換えボタン161が1回押されるごとに、前述の3つの状態が順次変更される。したがって、使用者は、切換えボタン161を押して、自らの好みに応じて、3つの状態のうちいずれか1の状態を選択することができる。
また、運転モード表示ランプ172によって表示されるシロッコファンの運転状態には、5つの状態がある。1つ目の状態は、埃センサ136および臭いセンサ138(図5参照)等が検出した室内空気の汚れの状況に応じて、シロッコファンの回転数を決定する状態(イオン自動モード)であり、2つ目の状態は、花粉、塵、および、埃を除去したいときに、シロッコファンの高速回転と標準回転とを繰り返す状態(花粉モード)であり、3つ目の状態は、空気中の汚れを早急に除去したいときに行なわれる運転状態であって、シロッコファンを高速回転させる状態(急速運転モード)であり、4つ目の状態は、シロッコファンを標準回転させる状態(標準運転モード)であり、および、5つ目の状態は、空気清浄機100の運転によって発生する音を極力小さくしたいときに行なわれる運転状態であってシロッコファンを低速回転させる状態(静音モード)である。運転モード切換えボタン162が1回押されるごとに、前述の5つの状態が順次変更される。したがって、使用者は、運転モード切換えボタン162を押して、自らの好みに応じて、5つの状態のうちいずれか1の状態を選択することができる。
また、除菌シャワースイッチ163は、いかなる運転状態からもワンタッチの操作で特定の運転動作、すなわち除菌シャワーモードに移行するためのショートカットボタンである。したがって、除菌シャワースイッチ163がオンされれば、空気清浄機100が、停止されていても、所定の運転モードで運転されていても、強制的に除菌シャワーモードの運転が実行される。除菌シャワーモードにおいては、室内の除菌効果が高い範囲内の風量の空気が吹出口126A,126Bから吹き出されるように、シロッコファンの回転数が調整される。なお、室内の除菌効果が高い範囲内の風量は、予め実験によって得られた値であり、その値に基づいて、除菌シャワーモードのシロッコファンの回転数が決定されている。
さらに、本実施の形態の空気清浄機100においては、空気清浄機100の前方からの視認が容易となるように、空気清浄機100の上部において突出する吹出口126Bと一体化して汚れ状態表示部174およびイオン発生装置の動作状態表示部175が設けられている。汚れ状態表示部174は、その下方に設けられた光源である発光ダイオード174aの色彩および輝度等が変更されることにより、視覚的に使用者に室内空気の汚れ度合いを示す表示部である。
なお、この汚れ状態表示部174は、上述の埃センサ136および後述の臭いセンサ138(図5参照)によって検出された空気の汚染度に応じてその表示態様が切り換わるように構成されている。一方、イオン発生装置の動作状態表示部175は、その下方に設けられた発光ダイオード175aの色彩および輝度等が変更されることにより、視覚的に使用者にイオン発生装置の運転状態を示す表示部である。このイオン発生装置の動作状態表示部175は、上述のイオン発生装置の動作状態表示ランプ171と同様の機能を果たす表示手段である。
図4に示すように、本体ケーシング110の前面側に設けられた凹部118には、高機能フィルタ151が収納されている。本実施の形態における空気清浄機100においては、高機能フィルタ151は、前面側から順に、脱臭フィルタ152、ホルムアルデヒド吸着フィルタ153、および制菌/集塵フィルタ154の順で3つのフィルタが積層されている。これら脱臭フィルタ152、ホルムアルデヒド吸着フィルタ153および制菌/集塵フィルタ154は、その前方に配置されるフィルタ押さえ枠150が本体ケーシング110の前面に固定されることにより、本体ケーシング110の凹部118に保持されることになる。
図5に示すように、本体ケーシング110の凹部118の後方に設けられた仕切り壁120には、連通孔121が設けられており、この連通孔121の前面に金属ガード122が取付けられている。仕切り壁120は、本体ケーシング110の内部空間を前方空間S1(図6参照)と後方空間S2(図6参照)とに仕切るものであり、金属ガード122は、メンテナンス作業時等に作業者が過って動作中のファンに指を差し込まないためのガード部材である。また、本体ケーシング110の前面の所定位置には、臭いセンサ138が設けられている。
次に、図6〜図8を参照して、本実施の形態における空気清浄機の内部構造および内部における空気の流れを説明する。図6は、本実施の形態における空気清浄機の図1に示すVI−VI線に沿った模式断面図であり、図7は、図1に示すVII−VII線に沿った模式断面図である。図8は、本実施の形態における空気清浄機において、本体ケーシングの背面部分を構成する部材を取外した状態を示す一部破断背面図である。
図6および図7に示すように、上述の空気清浄機100の内部には、仕切り壁120が設けられている。仕切り壁120の前方には、脱臭フィルタ152、ホルムアルデヒド吸着フィルタ153および制菌/集塵フィルタ154からなる高機能フィルタ151が配置されており、その前方には前面パネル140が配置されている。高機能フィルタ151は、前面パネル140と仕切り壁120との間に位置する前方空間S1を前後方向に2分割しており、これら空間はそれぞれ空気の流路となる。なお、図7に示すように、前方空間S1は、本体ケーシング110の側方において吸込口124を介して空気清浄機100の外部に連通している。
図6〜図8に示すように、仕切り壁120の後方には、シロッコファン130が配置されている。シロッコファン130は、その後方に配置されたモータ132によって駆動される。なお、仕切り壁120に設けられた連通孔121は、シロッコファン130の吸い込み面と対向するように設けられている。
本体ケーシング110の後方空間S2は、本体ケーシング110の上部に設けられた吹出口126A,126Bに連通している。吹出口126A,126Bには、それぞれ、ルーバ126a,126bが設けられている。ルーバ126a,126bは、吹出口126A,126Bから吹き出される空気の風向きを整えるためのものである。したがって、使用者は、室内壁の近傍に壁に背面を向けて空気清浄機100を置き、ルーバ126a,126bの姿勢を変更して、吹出口126A,126Bから吹き出される空気を前面パネル140側の斜め上方に吹き出すようにすれば、イオンが床面まで降り注ぐイオンシャワーが効果的に形成される。ただし、吹出口126A,126Bから空気が真上に吹き出されても、室内において形成される気流によって、イオンシャワーが形成される。
また、本体ケーシング110の後方空間S2には、流路形成部材123が配置されている。この流路形成部材123は、シロッコファン130によって後方空間S2に導入された空気の流れを吹出口126A,126Bに導くためのものであり、仕切り壁120とともに後方空間S2内における空気の流路を形成する部材である。流路形成部材123は、下部においてシロッコファン130を取り囲み、上部においてシロッコファン130から吹き出された空気を吹出口126A,126Bに導く形状に形成されている。
後方空間S2に面する仕切り壁120の所定位置には、正イオンおよび負イオンを、後方空間S2を通過する空気に対して放出するイオン発生装置134が設けられている。イオン発生装置134においては、イオン発生素子に設けられた電極間に交流電圧を印加することにより、空気中の酸素または水分がイオン化される。また、このイオン発生装置134のイオン放出面は、流路形成部材123の内側に向かっているため、発生したイオンが空気の流れとともに空気清浄機10の外部へ放出される。
また、イオン発生装置134によって生成されたイオンは、正イオンと負イオンとからなる。正イオンと負イオンとは、空気中に浮遊するカビ、菌、またはウイルスの表面に交互に付着する。それにより、水酸化物イオンが形成され、その水酸化物イオンが、カビ、菌、またはウイルスの細胞壁から水素イオンを除去することにより、細胞壁が破壊され、カビ、菌、またはウイルスが死滅する。したがって、本実施の形態の空気清浄機100は、イオンの再結合による消滅が生じ難いように、吹出口126A,126Bから正イオンおよび負イオンを吹き出すために、正イオンを生成する電極と、負イオンを生成する電極との間に仕切り板が設けられている。なお、本実施の形態では、正イオンおよび負イオンの双方を発生させるイオン発生装置が用いられているが、殺菌能力を有するイオンを発生することができるのであれば、正イオンおよび負イオンのうちのいずれか一方を発生させるイオン発生装置が用いられてもよい。
上記構成の空気清浄機100にあっては、シロッコファン130がモータ132によって駆動されることにより、本体ケーシング110の前方空間S1において負圧が生じ、本体ケーシング110の側方に位置する吸込口124を介して室内の空気が前方空間S1に取り込まれる(図7参照)。取り込まれた空気は、高機能フィルタ151を通過する際に脱臭処理、ホルムアルデヒドの吸着処理、集塵処理および制菌処理が施され、仕切り壁120に設けられた連通孔121を通過して後方空間S2へと導入される(図6および7参照)。
後方空間S2に流入した空気は、シロッコファン130の周面部から外側に向かって吹き出される。シロッコファン130から吹き出された空気は、流路形成部材123に導かれて後方空間S2内を上昇し、イオン発生装置134によって所定濃度の正イオンまたは/および負イオンが付加されて吹出口126A,126Bより室内へ吹き出される(図6および8参照)。なお、図6〜図8においては、空気の流れが矢印で示されている。
上記本実施の形態の空気清浄機100によれば、図9に示すように、除菌シャワースイッチがオンされると、除菌シャワーモード以外のモード(空気清浄機100の停止状態も含む)から除菌シャワーモードの運転へ強制的に変更される。除菌シャワーモードにおいては、シロッコファン130は、たとえば、10秒間、風量が中程度の回転数で運転され、その後、10秒間、風量が小さい回転数で運転される。この中程度の風量の第1風量制御と小風量の第2風量制御とが、たとえば、45回繰り返される。その後、除菌シャワースイッチがオンされる前の除菌シャワーモード以外のモードが再び実行される。
除菌シャワーモードにおいて前述のように送風機の風量を制御する理由は、次のようなものである。
上記の制御によれば、制御装置200が、除菌シャワースイッチ163がオンされた場合に、その時点での制御状態がいかなるものであっても、強制的に、イオン発生装置134を駆動させる。このとき、イオン発生装置134は、除菌シャワーモードの運転以外の通常運転時(前述のイオン自動モードおよびイオン連続モード)におけるイオン生成量よりも多い量のイオンを発生させるために、電極へ同じ電圧を印加しながら、単位時間あたりの放電回数を通常運転時よりも多くしている。たとえば、除菌シャワーモードの運転においては、通常運転時の量(単位時間あたり)の2倍以上のイオンが生成されるように、イオン発生装置134は、通常運転時の回数(単位時間あたり)の10倍の回数の放電を行なっている。
また、制御装置200は、予め定められた所定の範囲内の風量の空気の流れが生じるように、シロッコファン132の回転数を制御する。したがって、使用者は、除菌シャワースイッチ163を押すだけで、自動的に、除菌効果を高めるために適した風量の空気の流れを生させ、除菌効果を向上させることができる。
なお、制御装置200が、シロッコファン132が生成可能な最大風量(急速運転モードの風量)よりも少ない風量の空気の流れが生じるように、シロッコファン132を制御することが望ましい。
空気清浄機100の制御においては、通常、汚染物質の除去効果を考慮すると、シロッコファン132によって生じる風量が大きいことが望ましいが、上記の制御にように、シロッコファン132が生成可能な最大風量(急速運転モードの風量)よりも少ない除菌効果を得易い風量の空気の流れが生じるようにシロッコファン132が制御されれば、図10に示すような吹出口126A,126Bから吹き出された正イオンおよび負イオンを含む空気の天井または壁等への衝突が抑制され、イオンが消滅してしまうことが抑制される。そのため、制御装置200は、除菌シャワースイッチ163がオンされた場合に、たとえば、540rpm〜780rpmの範囲内の風量が生じるように、シロッコファン132を予め定められた回転数で運転する制御が実行される。したがって、吹出口126A,126Bから吹き出された正イオンおよび負イオンは、消滅することなく、床面まで降り注ぎ易くなる。
たとえば、風量が中程度(780rpm)の第1風量制御が行なわれる場合には、図11に矢印AおよびBで示すように、吹出口126Bから上方(斜め上方でもよい)に向かって吹き出された正イオンおよび負イオンを含む空気の流れBは、吹出口126Aから吹き出されたエアーカーテンとして機能する空気のみの流れAの内側において天井および壁面に衝突することなく、空気清浄機100から相対的に遠い位置に至る。
このような本実施の形態の空気清浄機100によれば、除菌効果を高めるための制御および空気中の汚染物質の除去効果を高めるための制御のうちからいずれか一方の制御を選択して実行することが可能になる。
また、制御装置200が、シロッコファン132が生成可能な最低風量(静音モードの風量)よりも多い風量の空気の流れが生じるように、シロッコファン132を制御することことが望ましい。
空気清浄機100の制御においては、通常、空気清浄機100によって発生される騒音を考慮すると、シロッコファン132の風量が小さいことが望ましいが、上記の制御によれば、シロッコファン132が生成可能な最低風量(静音モードの風量)よりも多い風量の空気の流れが生じるようにシロッコファン132が制御される。そのため、正イオンおよび負イオンが吹出口126A,126Bから吹き出される量が適切な除菌効果を得るための最低限の量よりも少なくなってしまうことがない。したがって、上記の制御によれば、高い除菌効果が得られる。
たとえば、風量が第1風量制御における風量よりも小さい風量(540rpm)の第2風量制御が行なわれる場合には、図12に矢印AおよびBで示すように、正イオンおよび負イオンを含む空気の流れBおよび空気のみの流れAは、空気清浄機100に相対的に近い位置に至る。
つまり、本実施の形態の空気清浄機100によれば、静音モードのための制御および除菌効果を高めるための制御のうちからいずれか一方を選択して実行することができる。
従来の空気清浄機は、正イオンおよび負イオンを室内に分散して吹き出すための制御は行なわれていない。したがって、正イオンおよび負イオンが室内の所定の位置に集中的に降り注ぐため、室内の所定の位置の殺菌のみが行なわれ、他の位置の殺菌は行なわれ難い場合がある。言い換えれば、従来の空気清浄機は、室内を均一に殺菌することができないため、除菌効果が低い場合がある。
しかしながら、上記の本実施の形態の空気清浄機100の制御によれば、除菌シャワーモードにおいては、シロッコファン130の風量が自動的に変更されながら、正イオンおよび負イオンが吹出口126Aから上方に向かって吹き出される。つまり、正イオンおよび負イオンは、空気清浄機100から離れた位置まで飛ばされたり、空気清浄機100の近傍に落ちたりする。言い換えれば、正イオンおよび負イオンが室内の所定の位置に集中的に降り注ぐのではなく、複数の位置に分散して降り注ぐ。したがって、使用者が除菌シャワースイッチ163をオンするだけで、容易に室内を均一に除菌することができる。
また、風量の大小を自動的に変更することにより、少ない風量で室内の所定の範囲内の領域を集中的に除菌することができる。
また、本実施の形態においては、制御装置200は、図9に示す前述の第1風量制御と第2風量制御とを所定時間、たとえば、10分間、繰り返すため、より一層室内が均一に除菌される。
また、図9に示すように、本実施の形態においては、制御装置200は、除菌シャワーモードの運転が終了した場合には、除菌シャワースイッチ163がオンされる直前の制御と同一の制御を行なう。したがって、使用者が何らかのスイッチを操作しなくても、空気清浄機100は、除菌シャワースイッチ163がオンされる直前の状態に自動的に戻るため、使用者の利便性が向上する。
なお、除菌シャワースイッチ163が他のスイッチよりも大きいため、使用者が除菌シャワースイッチ163をオンし易くなっている。
また、上述の実施の形態においては、空気調節装置として床置きタイプの空気清浄機が例示され、吹出口126A,126Bから正イオンおよび負イオンとともに空気が前面側の斜め上方に吹き出されているが、本発明は、このような空気調整装置に限定されるものではない。本発明の空気調節装置とは、一般的な室内において用いられ、装置外部から空気を吸い込み、その空気に何らかの処理を施した上で外部へ吹き出す装置全般を指すものである。したがって、空気調節装置は、上述の空気清浄機以外にも、壁掛け式の空気清浄機またはビルトインタイプの空気清浄機、車載用の空気清浄機、さらには、空気調和機、除湿機、加湿器、電気ヒータ、石油ストーブ、石油ファンヒータ、ガスヒータ、冷蔵庫、クーラーボックス、建築物用の空調ダクト、車載用の空調ダクト等を含むものである。つまり、設置される室内の位置および周囲環境に合わせて、除菌シャワー効果を向上させることができるように、吹出口から吹き出される空気の方向が調整され得るものであれば、本発明は、いかなる空気調整装置に対しても適用され得るものである。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1における空気清浄機を前面側から見た概略斜視図である。 本発明の実施の形態における空気清浄機を背面側から見た概略斜視図である。 本発明の実施の形態における空気清浄機の上面図である。 本発明の実施の形態における空気清浄機の前面パネル、フィルタ押さえ枠および高機能フィルタの組付け構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態における空気清浄機において、前面パネル、フィルタ押さえ枠および高機能フィルタをケーシングから取外した状態の概略斜視図である。 本発明の実施の形態における空気清浄機の図1に示すVI−VI線に沿った模式断面図である。 本発明の実施の形態における空気清浄機の図1に示すVII−VII線に沿った模式断面図である。 本発明の実施の形態における空気清浄機において、本体ケーシングの背面部分を構成する部材を取外した状態を示す一部破断背面図である。 除菌シャワー運転の制御フローを示す図である。 送風機の風量が大きい場合の空気調節装置から吹き出される空気の流れを示す図である。 送風機の風量が中程度の場合の空気調節装置から吹き出される空気の流れを示す図である。 送風機の風量が小さい場合の空気調節装置から吹き出される空気の流れを示す図である。
符号の説明
100 空気清浄機、116 上面パネル部、123 流路形成部材、124 吸込口、126A,126B 吹出口、126a,126b ルーバ、130 シロッコファン、132 モータ、134 イオン発生装置、136 埃センサ、138 臭いセンサ、140 前面パネル、151 高機能フィルタ、152 脱臭フィルタ、153 ホルムアルデヒド吸着フィルタ、154 制菌/集塵フィルタ、160 電源ボタン、161 イオン発生装置の切換えボタン、162 運転モード切換えボタン、163 イオンシャワースイッチ、171 イオン発生装置の動作状態表示ランプ、172 運転モード表示ランプ、173 ショートカット動作有無表示ランプ、174 汚れ状態表示部、174a 発光ダイオード、175 イオン発生装置の動作状態表示部、S1 前方空間、S2 後方空間、200 制御装置。

Claims (6)

  1. 床置きタイプの空気調節装置であって、
    イオンを生成するイオン発生装置と、
    前記イオン発生装置が内装され、空気が流れる流路形成部材と、
    前記流路形成部材内に空気を流す送風機と、
    前記流路形成部材の端部に設けられ、前記流路形成部材の一の内壁面に設けられた前記イオン発生装置の周囲を流れる空気とともに前記イオンを吹き出すイオン吹出口と、
    前記流路形成部材の他の内壁面の近傍を流れる空気を吹き出す吹出口と、
    前記吹出口に設けられた空気の流れを変えるルーバーと、
    前記イオン発生装置の駆動状態を切換える切換えスイッチと、
    前記イオン発生装置が前記切換えスイッチの切換えに応じて生成するイオン量より多い量のイオンを発生させる除菌シャワーモードでの運転を前記イオン発生装置に実行させるための除菌シャワースイッチと、
    前記送風機を制御する制御装置と、
    前記空気調節装置の外部から内部へ空気を導入するための吸込口と、を備え、
    前記吹出口が前記イオン吹出口よりも相対的に壁に近くなるとともに、前記吸込口が前記イオン吹出口よりも相対的に前記壁から遠くなるように、前記空気調節機を前記壁の近傍に配置したときに、前記吹出口から吹き出される空気は、前記イオン吹出口から吹き出されるイオンを含む空気の流れの外側において、前記イオンを含む空気の流れを覆うように流れ
    前記ルーバーが空気を真上または斜め上方に吹き出す状態で、前記制御装置は、前記除菌シャワースイッチがオンされた場合に、その時点で制御状態がいかなるものであっても、強制的に、前記イオン発生装置を前記除菌シャワーモードで駆動させるとともに、前記吹出口および前記イオン吹出口から吹き出される空気の風量の大小を所定の範囲内において自動的に変更する制御を所定回数繰り返し、室内の複数の位置に分散して前記イオンを含む空気の流れが生じるように前記送風機を制御する、空気調節装置。
  2. 空気中の汚染物質を収集することが可能なフィルタをさらに備え、
    前記送風機は、前記フィルタを介して空気を吸い込み、前記フィルタによって汚染物質が除去された後の空気を前記流路形成部材内へ流し、
    前記制御装置は、前記除菌シャワースイッチがオンされた場合に、前記送風機が生成可能な最大風量よりも少ない量の空気の流れが生じるように、前記送風機を制御する、請求項1に記載の空気調節装置。
  3. 前記制御装置は、前記除菌シャワースイッチがオンされた場合に、前記送風機が生成可能な最低風量よりも多い風量の空気の流れが生じるように、前記送風機を制御する、請求項1に記載の空気調節装置。
  4. 前記制御装置は、前記除菌シャワースイッチがオンされた場合に、前記送風機に所定の風量の空気の流れを生じさせる第1風量制御と、前記送風機に前記所定の風量よりも少ない風量の空気の流れを生じさせる第2風量制御とを行なう、請求項1に記載の空気調節装置。
  5. 前記制御装置は、前記第1風量制御と前記第2風量制御とを繰り返す、請求項4に記載の空気調節装置。
  6. 前記制御装置は、前記除菌シャワーモードの運転が終了した場合には、前記除菌シャワースイッチがオンされる直前の制御と同一の制御を行なう、請求項1に記載の空気調節装置。
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