JP2002228180A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JP2002228180A
JP2002228180A JP2001019701A JP2001019701A JP2002228180A JP 2002228180 A JP2002228180 A JP 2002228180A JP 2001019701 A JP2001019701 A JP 2001019701A JP 2001019701 A JP2001019701 A JP 2001019701A JP 2002228180 A JP2002228180 A JP 2002228180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
blower
air conditioner
air volume
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001019701A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Takano
利明 高野
Katsutoshi Noguchi
克利 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001019701A priority Critical patent/JP2002228180A/ja
Priority to EP01958525A priority patent/EP1348448B1/en
Priority to EP08019485.5A priority patent/EP2030639B1/en
Priority to CNB018177794A priority patent/CN1331538C/zh
Priority to EP08019484.8A priority patent/EP2033665B1/en
Priority to AT01958525T priority patent/ATE439873T1/de
Priority to US10/362,927 priority patent/US7040101B2/en
Priority to KR1020057014157A priority patent/KR100566852B1/ko
Priority to PCT/JP2001/007326 priority patent/WO2002017978A1/ja
Priority to DE60139638T priority patent/DE60139638D1/de
Priority to EP07008205.2A priority patent/EP1905458B1/en
Priority to AU8018901A priority patent/AU8018901A/xx
Priority to KR1020037002837A priority patent/KR100566851B1/ko
Priority to AU2001280189A priority patent/AU2001280189B2/en
Publication of JP2002228180A publication Critical patent/JP2002228180A/ja
Priority to HK05102341A priority patent/HK1070299A1/xx
Priority to US11/098,461 priority patent/US7312973B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Landscapes

  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気中の浮遊細菌を殺菌するとともに、騒音
を低下することのできる空気調和機を提供する。 【解決手段】 温度、湿度または清浄度が調整された空
気を室内に送出する第1送風機26と、プラスイオンと
マイナスイオンとを発生するイオン発生装置60と、イ
オン発生装置60により発生したイオンを室内に送出す
るとともに風量を可変できる第2送風機61とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に関
し、特に室内にイオンを送出することのできる空気調和
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のイオンを送出できる空気調和機は
特公平7−23777号公報に開示されている。同公報
によると、放電針に高圧の交流電量を印加してプラスイ
オンとマイナスイオンとを生成し、室内に送出されたマ
イナスイオンの鎮静作用によっイライラ感の解消や作業
効率の向上等を図ることができるようになっている。
【0003】また、近年、住宅環境の高密度化、密閉化
に伴い、人体に有害な空気中の浮遊細菌の除去が求めら
れている。このため、プラスイオンとマイナスイオンと
を室内に送出して、両イオンによって生成される活性種
により浮遊細菌を殺菌する空気清浄機が実用化されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなイオンを
送出する空気調和機は、空気調和機の送風通路内にイオ
ン発生装置を配置してイオンを発生させると、冷房運転
時にイオン発生装置の電極に露がついたり、短絡するお
それがある。また、イオン発生装置に空気流が衝突して
乱流が発生し、送風効率が低下する。このため、所望の
温度や清浄度に調整された空気(以下、「調整空気」と
いう)を送出する第1送風機と、イオンを送出する第2
送風機とを備えることによってこれらを回避することが
できる。
【0005】しかしながら、空気調和機に第1、第2送
風機を設けると、就寝時等に第1送風機による調整空気
の風量を減少させても、第2送風機の運転により騒音が
低下されず、就寝の妨げになる問題があった。また、室
内温度等によって第1送風機による調整空気の風量が増
減すると、それに伴ってイオンの濃度が増減する。この
ため、イオンの濃度が低下すると十分な殺菌を行うこと
ができなくなる問題もあった。
【0006】本発明は、空気中の浮遊細菌を殺菌すると
ともに、騒音を低下することのできる空気調和機を提供
することを目的とする。また本発明は、室内に送出する
イオンの濃度低下を防止することのできる空気調和機を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、温度、湿度または清浄度が調整された空気
を室内に送出する第1送風機と、プラスイオンとマイナ
スイオンとを発生するイオン発生装置と、前記イオン発
生装置により発生したイオンを室内に送出するとともに
風量を可変できる第2送風機とを備えたことを特徴とし
ている。この構成によると、第1、第2送風機によって
調整空気がプラスイオン及びマイナスイオンとともに室
内に送出され、運転状況に応じて第2送風機の風量が可
変される。
【0008】また本発明は、上記構成の空気調和機にお
いて、第1送風機の風量の減少に伴って、第2送風機の
風量を減少させたことを特徴としている。この構成によ
ると、就寝時等に第1送風機の風量が減少されると、第
2送風機の風量も減少して騒音が低下される。
【0009】また本発明は、上記構成の空気調和機にお
いて、使用者の操作により第1、第2送風機の風量を減
少させる静音モードを設けたことを特徴としている。こ
の構成によると、就寝時等に使用者の操作により静音モ
ードが選択されると、第1、第2送風機の風量を減少
し、騒音が低下される。
【0010】また本発明は、上記構成の空気調和機にお
いて、室内の明るさを検出する光センサーを備え、室内
が所定の明るさよりも暗いことを前記光センサーにより
検出した際に第1、第2送風機の風量を減少させたこと
を特徴としている。この構成によると、光センサーによ
り室内が暗くなったことを検出すると就寝時と判断し、
第1、第2送風機の風量を減少し、騒音が低下される。
【0011】また本発明は、上記構成の空気調和機にお
いて、第2送風機の風量の増減に伴って、前記イオン発
生装置によるイオンの発生量を増減させたことを特徴と
している。この構成によると、第2送風機の風量の減少
による室内へ送出される風量が少なくなってもイオン発
生量を可変してイオン濃度が適正に保持される。
【0012】また本発明は、上記構成の空気調和機にお
いて、第1送風機の風量の減少に伴って、第2送風機の
風量を増加させたことを特徴としている。この構成によ
ると、室内温度が設定温度になった際等に第1送風機の
風量が減少する。この時、第2送風機の風量が増加され
てイオンの濃度の過度の増加が抑制される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は一実施形態の空気調和機の室
内機を示す斜視図である。室内機1は、筐体2の前面を
前面パネル3により覆われている。前面パネル3には吸
込口5が形成され、室内の空気が吸い込まれるようにな
っている。
【0014】前面パネル3の図中、下方には、温度調節
された空気を室内に送出する吹出し口4が形成されてい
る。吹出し口4に隣接して、空気調和機の運転を指示す
るリモートコントローラ(以下、「リモコン」という)
8から送信された光信号を受光する受光部7が設けられ
ている。
【0015】前面パネル3は開閉自在に支持されてお
り、前面パネル3を開いた状態を図2に示すと、吸込口
5に対向して筐体2にはフィルターガイド29(図3参
照)によりフィルター9、10が装着されている。フィ
ルター9、10は着脱自在に設けられ、前面パネル3を
開くことにより取外して清掃可能になっている。
【0016】フィルター9は筐体2の略中央に配された
表示パネル6を覆わないように一部が切欠いて形成され
ている。表示パネル6は、空気調和機の運転状態を表示
し、前面パネル3に設けられた表示窓6aを通して視認
可能になっている。尚、フィルター9、10の略中央部
は、より細かい塵埃等を捕集し、空気中の臭いを除去す
る空清フィルター11、12がそれぞれ設けられてい
る。
【0017】図3は室内機1の側面断面図を示してい
る。室内機1の内部には、熱交換器25がフィルターガ
イド29に面し、第1送風機26の三方を取り囲むよう
に配されている。第1送風機26の図中、下方には空気
が流通する空気通路34が形成され、吹出し口4が室内
に臨んで開口されている。吹出し口4には、上下方向の
空気流の向きを可変する横ルーバー28が設けられ、横
ルーバー28の内方に左右方向の空気流の向きを可変す
る縦ルーバー27が設けられている。
【0018】第1送風機26の駆動によって上部吸込口
32及び吸込口5から室内の空気が吸引されると、熱交
換器25によって熱交換されるようになっている。そし
て、温度調節された調整空気が矢印Aに示すように空気
通路34を流通して吹出し口4から送出される。
【0019】図4は本実施形態の空気調和機の熱サイク
ルを示す回路図である。室内機1内に配される熱交換器
25は、室外機40内の四方切替弁44を介して圧縮機
42に接続されている。室外熱交換器41の一端は四方
切替弁44を介して圧縮機42に接続され、他端は膨張
弁43を介して熱交換器25に接続されている。尚、4
5は室外と熱の放出または取り込みを行う室外送風機で
ある。
【0020】圧縮機42により圧縮された高温の冷媒
は、熱交換器25で熱を放出して凝縮する。凝縮して液
化された冷媒は、膨張弁43で減圧された後気化する際
に室外熱交換器41で気化熱を奪って圧縮機42に戻
る。これにより室内の暖房運転が行われる。
【0021】四方切替弁44を切替えると、圧縮機42
により圧縮された高温の冷媒は、室外熱交換器41で熱
を放出して凝縮する。凝縮により液化された冷媒は、膨
張弁43で減圧された後気化する際に熱交換器25で気
化熱を奪って圧縮機42に戻る。これにより室内の冷房
運転が行われる。
【0022】図3において、熱交換器25の下部には、
熱交換時に発生するドレンを回収するドレンパン30、
31が配されている。ドレンパン30、31は筐体2に
取り付けられており、前部のドレンパン30によって熱
交換器25とフィルターガイド29との間に空間が形成
されている。該空間にはイオン送出ユニット50が設置
されている。
【0023】図5はイオン送出ユニット50の詳細を示
す断面図であり、イオン送出ユニット50の内側から排
気口62を正面に見た図を示している。イオン送出ユニ
ット50は、イオンを発生するイオン発生装置60及び
第2送風機61をそれぞれ覆うケーシング60a、61
aがネジ等により一体化されている。第2送風機61は
モータ61bの駆動によりフィルター63を介して吸気
口77から空気を吸引してケーシング60a、61aの
開口部76に送出する。
【0024】ケーシング60aの内面には貫通孔78が
形成された支持板57が設けられ、端面には取付孔58
が設けられている。支持板57及び取付孔58にイオン
発生装置60の両端に設けられた絶縁パッキン68、6
9が装着され、イオン発生装置60が支持されている。
ケーシング60aの周面には排気口62が開口してお
り、通気口76を通る空気が貫通孔78を介してイオン
発生装置60で発生したイオンとともに排気口62から
送出されるようになっている。
【0025】図6はイオン発生装置60の構成を示す断
面図である。絶縁パッキン68、69の間には、円筒状
の誘電体65が挟持されている。誘電体65の内側と外
側にはそれぞれ内電極66及び外電極67が配されてい
る。内電極66及び外電極67には、高圧回路(不図
示)に接続されるリード線70、71がそれぞれ溶着さ
れ、内電極66が接地されている。
【0026】内電極66、外電極67間に高圧の交流電
圧が印加されると、コロナ放電によって印加電圧が正電
圧の場合は主としてH+(H2O)nから成るプラスイオン
が生成され、負電圧の場合は主としてO2 -(H2O)mから
成るマイナスイオンが生成される。H+(H2O)n及び
2 -(H2O)mは空気中の微生物等の浮遊細菌の表面で凝
集し、微生物等の浮遊菌を取り囲む。そして、式(1)
〜(3)に示すように、衝突によって活性種である[・
OH](水酸基ラジカル)やH22(過酸化水素)を微
生物等の表面上で生成して浮遊細菌の殺菌を行う。
【0027】 H+(H2O)n+O2 -(H2O)m→・OH+1/2O2+(n+m)H2O ・・・(1) H+(H2O)n+H+(H2O)n'+O2 -(H2O)m+O2 -(H2O)m' → 2・OH+O2+(n+n'+m+m')H2O ・・・(2) H+(H2O)n+H+(H2O)n'+O2 -(H2O)m+O2 -(H2O)m' → H22+O2+(n+n'+m+m')H2O ・・・(3)
【0028】前述の図3において、第1送風機26の駆
動によって上部吸込口32及び吸込口5から吸引された
空気の一部は、第2送風機61により矢印Bに示すよう
にイオン送出ユニット50に吸引される。そして、イオ
ン送出ユニット50の排気口62(図5参照)からイオ
ンとともに送出され、ドレンパン30に設けられた開口
部33を介して調整空気と合流する。これにより、吹出
し口4から室内にイオンと調整空気とが送出される。
【0029】図7は本実施形態の空気調和機の電気回路
を示す回路図である。交流電源に接続される電源プラグ
81には制御回路80、第1、第2送風機26、61、
四方切替弁44、圧縮機42、室外送風機45及びイオ
ン発生装置60が並列に接続されている。イオン発生装
置60は電源装置91により印加電圧を可変できるよう
になっている。また、上記各電装部品にはリレースイッ
チ82〜90が接続されている。
【0030】リモコン8の操作により制御回路80に指
示が送られると、制御回路80の制御によってリレース
イッチ82〜90が切り替えられて各電装部品の運転が
制御されるようになっている。また、室内の明るさを検
出する光センサー92が設けられ、所定の明るさになる
と制御回路80に指示が送られるようになっている。
【0031】リレースイッチ82、83、84は択一的
に閉じられるようになっており、リレースイッチ82が
閉じられると第1送風機26は最大出力で駆動されて風
量が「強」になる。リレースイッチ83には抵抗R1が
接続されている。リレースイッチ83が閉じられると、
第1送風機26は最大出力よりも低い出力で駆動されて
風量が「中」になる。リレースイッチ84には抵抗R1
よりも抵抗値の大きい抵抗R2が接続されている。リレ
ースイッチ84が閉じられると第1送風機26は更に低
い出力で駆動されて風量が「弱」になる。
【0032】また、リレースイッチ85、86は択一的
に閉じられるようになっており、リレースイッチ85が
閉じられると第2送風機61は最大出力で駆動されて風
量が「強」になる。リレースイッチ86には抵抗R3が
接続されている。リレースイッチ86が閉じられると、
第2送風機61は最大出力よりも低い出力で駆動されて
風量が「弱」になる。
【0033】リモコン8(図1参照)は、暖房/冷房の
切替え、室内温度の設定及び風量の切替え等ができるよ
うになっている。例えば、「暖房」が選択されると図8
のフローチャートが呼出され、以下に説明する「暖房運
転」が行われる。まず、ステップ#11では、リレース
イッチ88により四方切替弁44が暖房側に切り替えら
れる。そして、ステップ#12でリレースイッチ89、
90が閉じられて圧縮機42及び室外送風機45が駆動
される。
【0034】ステップ#13ではリモコン8により風量
「強」が選択されたか否かが判断され、選択されていな
い場合はステップ#14で室内の温度が設定温度か否か
が判断される。設定温度に到達していない場合は、ステ
ップ#15でリモコン8により風量が「弱」が選択され
たか否かが判断され、ステップ#16では室内の明るさ
が所定の明るさであるか否かが判断される。リモコン8
により風量「弱」が選択されず、室内が所定の明るさで
ある場合はステップ#17に移行する。
【0035】ステップ#17では、リレースイッチ83
が閉じられて第1送風機26により風量「中」で熱交換
器25と熱交換した空気が室内に送出される。これによ
り、暖房運転が行われる。同時に、ステップ#18でリ
レースイッチ85が閉じられて第2送風機61が風量
「強」で駆動される。また、ステップ#19でリレース
イッチ87が閉じられてイオン発生装置60に例えば4
kVの電圧が印加され、プラスイオンとマイナスイオン
が生成される。
【0036】これにより、プラスイオンとマイナスイオ
ンが風量「強」で室内に送出され、室内の浮遊細菌の殺
菌が行われる。また、プラスイオンとマイナスイオンと
を含んだ室内の空気は、吸込口5及び上部吸込口32か
ら室内機1に流入し、室内機1の内部の浮遊細菌の殺菌
を行う。
【0037】ステップ#13に戻り、ステップ#14で
室内が所定の温度に到達したと判断すると、ステップ#
21に移行して圧縮機42及び室外送風機45がリレー
スイッチ89、90の開閉により断続運転される。そし
て、ステップ#22、#23でリレースイッチ84、8
6が閉じられて第1、第2送風機26、61が風量
「弱」で運転される。これにより第1、第2送風機2
6、61による騒音が低減される。
【0038】同時に、ステップ#24で電源装置91の
制御によってイオン発生装置60の印加電圧が例えば4
kVから3.5kVに下げられる。これにより、イオン
発生装置60から発生するイオンの量が減少し、室内の
イオン濃度の上昇を防止して適正なイオン濃度を保持す
るようになっている。
【0039】イオンの発生量は、リレースイッチ87の
オンオフの切り替え時間によって制御することもでき
る。例えば、5秒オンと5秒オフとを繰り返して断続的
にイオン発生装置60を駆動することによってイオン発
生量を減少させることができる。また、抵抗R3と異な
る抵抗値の抵抗を設けて第2送風機61の風量の切り替
えを3段階以上に切り替えるようにしてもよく、抵抗R
3をボリュームにして無段階に風量を可変してもよい。
【0040】この時、リレースイッチ87のオンオフの
切り替え時間を、例えば、5秒オンと5秒オフとを繰り
返す場合と、5秒オンと10秒オフとを繰り返す場合の
ように、オフ時間を可変することによってイオン発生量
を他段階に可変することができる。また、5秒オンと5
秒オフとを繰り返す場合と、2秒オンと5秒オフとを繰
り返す場合のように、オン時間を可変してもよく、オン
時間とオフ時間との両方を可変してもよい。
【0041】リモコン8によって風量「強」が選択され
ると、ステップ#13の判断によりステップ#31に移
行する。ステップ#31では、室内の温度が設定温度に
到達したか否かが判断され、到達していない場合はステ
ップ#33へ移行し、到達している場合はステップ#3
2で圧縮機42及び室外送風機45がリレースイッチ8
9、90の開閉により断続運転される。
【0042】ステップ#33ではリレースイッチ82が
閉じられて第1送風機26の風量が「強」に設定され
る。同時に、ステップ#18でリレースイッチ85が閉
じられて第2送風機61の風量が「強」に設定される。
そして、ステップ#19で電源装置91の制御によりイ
オン発生装置の印加電圧が例えば4kVになり、室内に
イオンが送出される。これにより、急速暖房が行われ、
使用者が所望する温度を迅速に得ることができるように
なっている。
【0043】また、室内の温度が設定温度に到達してい
ても第1、第2送風機26、61の風量が「強」で運転
される。この時、第1、第2送風機26、61の風量が
「弱」のときに比して、イオン発生装置の印加電圧が
3.5kVから4kVに上昇するため、イオン発生装置
60から発生するイオンの量が増加する。これにより、
風量の増加に伴うイオン濃度の低下を防止して適正なイ
オン濃度を保持して殺菌を行うようになっている。
【0044】リモコン8によって風量「弱」が選択され
ると、ステップ#15の判断により室内の温度が設定温
度に到達していなくてもステップ#22に移行する。そ
して、リレースイッチ84、86が閉じられて第1、第
2送風機26、61の風量が「弱」に設定される(ステ
ップ#22、#23)。これにより、空気調和機の騒音
が低減された「静音モード」になり、就寝時に就寝の妨
げにならないようにすることができる。この時、ステッ
プ#24によりイオン発生量が減少し、適正なイオン濃
度が保持される。
【0045】また、ステップ#16で光センサー92に
よって室内の明るさが所定の明るさよりも暗いことを検
出すると、その信号が制御回路80に送信される。制御
回路80は使用者が就寝状態であると判断してステップ
#22に移行する。そして、リレースイッチ84、86
が閉じられ、第1、第2送風機26、61の風量が
「弱」に設定される(ステップ#22、#23)。これ
により、使用者の操作を伴うことなく空気調和機の騒音
が低減され、就寝時に就寝の妨げにならないようにする
ことができる。
【0046】尚、イオンの発生量を可変できない空気調
和機の場合は、リレースイッチ84を閉じて第1送風機
26の風量を「弱」にすると、室内に送出されるイオン
濃度が高くなる。このため、第1送風機26の風量を
「弱」にした時にはリレースイッチ85を閉じて第2送
風機61の風量を「強」にする方が望ましい。このよう
にすると、イオン発生量を可変できない空気調和機の場
合であってもイオン濃度を適正に保持することができ
る。
【0047】本実施形態は冷暖房を行って温度が調整さ
れた空気を室内に送出する空気調和機について説明した
が、他の空気調和機についても同様の構成により同様の
効果を得ることができる。例えば、室内空気の除湿を行
う除湿器や室内空気の加湿を行う加湿器等の湿度を調整
した空気を送出する空気調和機であってもよい。また、
空気中の塵埃等を捕集して清浄し、所定の清浄度に調整
した空気を送出する空気清浄機であってもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明によると、調整空気を室内に送出
する第1送風機の風量と室内にイオンを送出する第2送
風機の風量を可変できるので、第1送風機の風量が少な
いときに第2送風機の風量を少なくして騒音を防止する
ことができる。
【0049】また本発明によると、使用者が静音モード
を選択することにより第1、第2送風機の風量を少なく
できるので就寝時等の所望の時期に騒音を防止すること
ができる。
【0050】また本発明によると、室内の明るさを検出
する光センサーを設けているので、所定の明るさよりも
暗くなると就寝時と判断して第1、第2送風機の風量を
少なくすることができる。これにより使用者は就寝時に
特別な操作を行う必要がなく、使用者の使用勝手を向上
させることができる。
【0051】また本発明によると、第2送風機の風量に
伴ってイオンの発生量を可変しているので室内の送出さ
れるイオンの濃度が低くなることによる殺菌能力の低下
を防止することができる。また、イオンの濃度が必要以
上に高くならず適切な濃度に保持することができる。
【0052】また本発明によると、第1送風機の風量の
減少に伴って、第2送風機の風量を増加させることによ
って、イオンの発生量を減少させることができない場合
にイオン濃度の増加を防止して適切なイオン濃度を保持
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の空気調和機の室内機の
外観を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態の空気調和機の室内機の
前面カバーを開いた状態を示す斜視図である。
【図3】 本発明の実施形態の空気調和機の室内機の
内部を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施形態の空気調和機の熱サイク
ル示す回路図である。
【図5】 本発明の実施形態の空気調和機のイオン送
出ユニットを示す断面図である。
【図6】 本発明の実施形態の空気調和機のイオン発
生装置を示す断面図である。
【図7】 本発明の実施形態の空気調和機の電気回路
を示す回路図である。
【図8】 本発明の実施形態の空気調和機の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 室内機 2 筐体 3 前面カバー 4 吹出し口 5 吸込口 8 リモコン 25 熱交換器 26 第1送風機 30 ドレンパン 40 室外機 41 室外熱交換器 42 圧縮機 43 膨張弁 44 四方切替弁 50 イオン送出ユニット 60 イオン発生装置 61 第2送風機 62 吹出し口 65 誘電体 66 内電極 67 外電極 68、69 絶縁パッキン 70、71 リード線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度、湿度または清浄度が調整された空
    気を室内に送出する第1送風機と、プラスイオンとマイ
    ナスイオンとを発生するイオン発生装置と、前記イオン
    発生装置により発生したイオンを室内に送出するととも
    に風量を可変できる第2送風機とを備えたことを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】 第1送風機の風量の減少に伴って、第2
    送風機の風量を減少させたことを特徴とする請求項1に
    記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 使用者の操作により第1、第2送風機の
    風量を減少させる静音モードを設けたことを特徴とする
    請求項2に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 室内の明るさを検出する光センサーを備
    え、室内が所定の明るさよりも暗いことを前記光センサ
    ーにより検出した際に第1、第2送風機の風量を減少さ
    せたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 第2送風機の風量の増減に伴って、前記
    イオン発生装置によるイオンの発生量を増減させたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空
    気調和機。
  6. 【請求項6】 第1送風機の風量の減少に伴って、第2
    送風機の風量を増加させたことを特徴とする請求項1に
    記載の空気調和機。
JP2001019701A 2000-08-28 2001-01-29 空気調和機 Pending JP2002228180A (ja)

Priority Applications (16)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001019701A JP2002228180A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 空気調和機
KR1020057014157A KR100566852B1 (ko) 2000-08-28 2001-08-27 공기 개질 기기 및 이것에 사용되는 이온 발생 장치
EP07008205.2A EP1905458B1 (en) 2000-08-28 2001-08-27 Air conditioning apparatus and ion generating device for use therein
CNB018177794A CN1331538C (zh) 2000-08-28 2001-08-27 空气改质机器及使用于此的离子产生装置
EP08019484.8A EP2033665B1 (en) 2000-08-28 2001-08-27 Air conditioning apparatus
AT01958525T ATE439873T1 (de) 2000-08-28 2001-08-27 Klimaanlage und dafür verwendeter ionengenerator
US10/362,927 US7040101B2 (en) 2000-08-28 2001-08-27 Air refining device and ion generator used for the device
EP01958525A EP1348448B1 (en) 2000-08-28 2001-08-27 Air conditioning apparatus and ion generator used for the device
PCT/JP2001/007326 WO2002017978A1 (fr) 2000-08-28 2001-08-27 Dispositif de purification de l'air et generateur d'ions utilise pour ce dispositif
DE60139638T DE60139638D1 (de) 2000-08-28 2001-08-27 Klimaanlage und dafür verwendeter ionengenerator
EP08019485.5A EP2030639B1 (en) 2000-08-28 2001-08-27 Air conditioning apparatus with an ion generator
AU8018901A AU8018901A (en) 2000-08-28 2001-08-27 Air refining device and ion generator used for the device
KR1020037002837A KR100566851B1 (ko) 2000-08-28 2001-08-27 공기 개질 기기 및 이것에 사용되는 이온 발생 장치
AU2001280189A AU2001280189B2 (en) 2000-08-28 2001-08-27 Air refining device and ion generator used for the device
HK05102341A HK1070299A1 (en) 2000-08-28 2005-03-17 Air refining device and ion generator used for thedevice
US11/098,461 US7312973B2 (en) 2000-08-28 2005-04-05 Air conditioning apparatus and ion generating device for use therein

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001019701A JP2002228180A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002228180A true JP2002228180A (ja) 2002-08-14

Family

ID=18885538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001019701A Pending JP2002228180A (ja) 2000-08-28 2001-01-29 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002228180A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013047135A2 (ja) * 2011-09-27 2013-04-04 シャープ株式会社 空気清浄機
JP2013072584A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Sharp Corp 空気清浄機
JP2013072583A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Sharp Corp 空気清浄機
KR20160048305A (ko) * 2014-10-23 2016-05-04 코웨이 주식회사 제습장치 및 제습장치의 제어방법
JP2017504782A (ja) * 2014-10-29 2017-02-09 シャオミ・インコーポレイテッド モード切替方法、装置、プログラム及び記録媒体
CN108344039A (zh) * 2017-01-22 2018-07-31 青岛海尔空调器有限总公司 空调室内机

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013047135A2 (ja) * 2011-09-27 2013-04-04 シャープ株式会社 空気清浄機
JP2013072584A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Sharp Corp 空気清浄機
JP2013072583A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Sharp Corp 空気清浄機
WO2013047135A3 (ja) * 2011-09-27 2013-05-30 シャープ株式会社 空気清浄機
CN103930730A (zh) * 2011-09-27 2014-07-16 夏普株式会社 空气净化器
US9266118B2 (en) 2011-09-27 2016-02-23 Sharp Kabushiki Kaisha Air purifier
CN103930730B (zh) * 2011-09-27 2017-01-25 夏普株式会社 空气净化器
KR20160048305A (ko) * 2014-10-23 2016-05-04 코웨이 주식회사 제습장치 및 제습장치의 제어방법
KR102328819B1 (ko) 2014-10-23 2021-11-22 코웨이 주식회사 제습장치 및 제습장치의 제어방법
JP2017504782A (ja) * 2014-10-29 2017-02-09 シャオミ・インコーポレイテッド モード切替方法、装置、プログラム及び記録媒体
US10705487B2 (en) 2014-10-29 2020-07-07 Xiaomi Inc. Methods and devices for mode switching
CN108344039A (zh) * 2017-01-22 2018-07-31 青岛海尔空调器有限总公司 空调室内机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100502121B1 (ko) 살균 방법, 이온 발생 소자, 이온 발생 장치 및 공기 조절장치
US8449749B2 (en) In-water discharging apparatus
WO2007010894A1 (ja) 空気調節装置
AU2010293674A1 (en) Air conditioner
JPH118044A (ja) 空気調和機または空気清浄機
JP2003227623A (ja) 空気調和機
JP3863360B2 (ja) 空気調和機
JP2002228180A (ja) 空気調和機
JP2002243243A (ja) 空気調和機
JP3744784B2 (ja) イオン発生装置を備えた空気調和機
JP3415108B2 (ja) 空気調和機
JP4015930B2 (ja) 冷蔵庫
CN211177055U (zh) 等离子发生器、空调器
JP2002238993A (ja) イオン発生装置及び空気調和機
KR100795603B1 (ko) 에어컨 및 그 운전방법
JP2002286243A (ja) 空気調和機
JPH11159838A (ja) 空気調和機
JPH10325560A (ja) イオン発生装置
RU2241492C2 (ru) Способ стерилизации, ионообразующий прибор, ионообразующее устройство и устройство кондиционирования воздуха
JP3364422B2 (ja) 空気調和機
JP3615915B2 (ja) 空気調和機または空気清浄機
JP7273657B2 (ja) 送風機
JP2002243198A (ja) 除湿機
CN216644371U (zh) 一种利用脉冲磁场空气杀菌的柜式空调室内机
JP4132705B2 (ja) 空気調和機