JPH10325560A - イオン発生装置 - Google Patents

イオン発生装置

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JPH10325560A
JPH10325560A JP14862897A JP14862897A JPH10325560A JP H10325560 A JPH10325560 A JP H10325560A JP 14862897 A JP14862897 A JP 14862897A JP 14862897 A JP14862897 A JP 14862897A JP H10325560 A JPH10325560 A JP H10325560A
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JP
Japan
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ion
pulse wave
radiation electrode
negative ions
ions
Prior art date
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Pending
Application number
JP14862897A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Uchida
力 内田
Kiyoshi Abe
清 阿部
Koichi Sano
浩一 佐野
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Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】イオンの発生量を簡単に調整できるイオン発生
装置。 【構成】筐体内に高電圧発生回路26と送風ファン9を
設け送風経路又は送風経路近傍にイオン発生用の放射電
極17を備えるイオン発生装置に於いて、前記高電圧発
生回路26はパルス波を放射電極17に発生させると共
に操作部20からの信号により前記パルス波の周期を変
更可能としたので、比較的簡単に負イオンのみを利用し
人体に有害なオゾンの発生を抑えると共にイオンの発生
量を簡単に調節でききわめて便利なものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機や空気清浄
機に組み込んで負イオンを発生するイオン発生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より負イオンが人体に対して良い効
果をもたらすことは知られており、生理作用の改善や医
学療法等に利用されるものである。また従来例として特
公平7−23777号で示されるように空気調和機内に
組み込んだ交流高電圧方式のイオン発生装置で負イオン
と正イオンを交互に発生させ室内の負イオンの量を調整
すると共に負イオンのみを継続して発生した場合に帯電
したホコリが製品や周囲の壁等に付着し汚れる事を、負
イオンだけでなく切り替えにより正イオンも発生するこ
とによって防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和機のイオン発生装置では負イオンだけではなく切替
により正イオンも発生するのでイオンを発生させる回路
や構造が複雑になりコスト高になるという問題があっ
た。また前記のイオン発生装置からはイオンだけではな
く人体に有害なオゾンも発生してしまう問題があった。
またイオン発生量を使用者の好みに応じて調整すること
はできないものだった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、筐体内に
高電圧発生回路と送風ファンを設け送風経路又は送風経
路近傍にイオン発生用の放射電極を備えるイオン発生装
置に於いて、前記高電圧発生回路はパルス波を放射電極
に発生させると共に操作部からの信号により前記パルス
波の周期を変更可能としたものである。
【0005】
【作用】操作部20内のイオン発生スイッチ(図示せ
ず)をONすれば、リレー27がONし前記のようにイ
オン発生装置17が10分運転、1分停止の間欠運転を
繰り返すことにより、空気調和機の周辺や筐体表面に漂
っている負イオンが減衰するために帯電したホコリや煙
が製品やその周辺の壁等に付着することを少なくするも
のであり、放射電極17に生じた−8kvで4μSec
幅のパルス波により、1cc当たり約1万個の負イオン
が発生して送風と共に室内に拡散していくものであり、
人体に有害なオゾンはほとんど発生せず、人体に良い効
果をもたらす負イオンのみを利用するものである。
【0006】またこの時操作部20内に設けた可変抵抗
式のイオン量調整スイッチを作動させればコンデンサC
4の容量が変化しイオンの発生量を手動で調整できるも
のである。また操作部20の空気清浄スイッチ(図示せ
ず)をONすれば、リレー30がONし、空気清浄ユニ
ット11の放電極と放電対極の間に直流の電圧がかけら
れ空気清浄ユニット11を通過するホコリやタバコの煙
が放電対極に吸い付けられて取り除かれるものである。
【0007】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面をもとに説明
すれば、1はセパレート式空気調和機の室内機で、本体
ケーシング2と前方の前面カバー3によって筐体を形成
し、前記前面カバー3の中央から上部には横長スリット
状の吸込口4を有するオープンパネル5を備えこのパネ
ル5上部左右に設けた軸(図示せず)を支点として前面
カバー3前方へ開閉自在に取付られ、前記吸込口4下方
から前面カバー3底面には横長の吹出口6を設け、また
前面カバー3上面には前記吸込口4で不足する開口面積
を補うために上部吸込口7を設けている。
【0008】前記吸込口4・7の内側には横長で上下方
向には多段に屈曲されたフィンチューブ式の熱交換器8
を設け、この熱交換器8の後部には送風用のクロスフロ
ーファン9を配置している。前記熱交換器8の下方には
樹脂の発泡材で一体成形されたドレーンユニット10を
設け、結露水を受けると共にファン9の送風を吹出口6
へ導くエアーガイドの機能を兼ねるものである。
【0009】11は静電式の空気清浄ユニットで約+2
kvの直流電源に接続された多数のアルミ板を送風方向
に平行に並べた放電対極12とこの放電対極12の間に
約−2kvの直流電源に接続された線又は針状電極で形
成される放電極13とで構成し、空気中の目に見えない
塵やタバコの煙を前記放電極13で帯電し放電対極12
にて捕捉するものであり、前記熱交換器8と前面パネル
3の間の上部空間に取り付けられるものである。
【0010】また前記吸込口4と熱交換器8、又は吸込
口4と空気清浄ユニット11の間には樹脂製で網目状の
プレフィルタ14を備え、空気中の比較的大きなホコリ
を捕捉する。前記吹出口6の右側には空気調和機の運転
状態をダイオード等で表示する表示部15や後述するイ
オン発生装置16の放射電極17が中心部に設けられた
開口18が形成されている。
【0011】図4をもとに制御回路のブロック図を説明
すれば、19は空気調和機の運転、停止やイオン発生装
置16の制御を行うマイクロコンピュータ等の制御装置
で、操作部20やイオンセンサ21、温度センサ22、
湿度センサ23等が入力側に接続され、出力側は前記表
示部15や室内ファン24や室外機の制御装置25や前
記イオン発生装置16の高圧発生回路26へ通じる電源
をON−OFFするリレー27や空気清浄装置28の高
圧ユニット29へ通じる電源をON−OFFするリレー
30に接続されている。
【0012】前記イオン発生装置16は交流100v5
0Hz又は60Hzの商用電源を直流約8kvに昇圧す
る前記高圧発生回路26に先尖状のアルミ板や針からな
る前記放射電極17をこの放射電極17が約−8kvの
電位になるように接続し、高圧発生回路26と電源の間
に設けた前記リレー27によって制御装置19にてイオ
ンの発生装置16の作動を制御するものである。前記高
圧発生回路26を図5にて説明すれば、31は交流10
0v電源に接続されるノイズフィルタで、2個のコンデ
ンサC1・C2と2個の抵抗R1・R2を備える。
【0013】32は発振回路で3個のダイオードD1・
D2・D3と抵抗R3とコンデンサC3によって直流に
変換するものであり、スイッチング回路33のサイリス
タQ1と2個の抵抗R4・R5とによてパルス波に変換
する、そして高圧発生部34に備えたトランスTRによ
って昇圧され最終的に2個の抵抗R6・R7とダイオー
ドD4で直流の−8kvが前記放射電極17に加えられ
るものである。また前記発振回路32には容量可変型の
コンデンサC4を備え、操作部20に設けた可変抵抗式
のイオン量調整スイッチ(図示せず)によって、パルス
波の周期を自由に変えることができるものであり、周期
を変える事によってイオンの発生量を手動で調節できる
ものである。35もノイズフィルタで、2個の抵抗R8
・R9と2個のツェナーダイオードZD1・ZD2を備
えている。
【0014】この実施例ではパルス波の幅は4μSec
に設定しているが、前記発振回路32の抵抗R3とコン
デンサC3の抵抗値及び容量値を変更すればパルス波の
幅を変えることができるものであり、図8で示すように
パルス波の幅が約1μSecより小さければ放射電極1
7で発生する負イオンの発生量が1cc当たり1万個よ
り小さくなり負イオンの効果が薄れるものであり、約1
0μSecより大きければ人体に有害なオゾンが急激に
発生するものである。また前記イオンセンサ21は静電
メータ式のもので吸込口4における負イオンの量を測定
し吸込口4の表面または内面に取付けられる。
【0015】また前記表示部15は運転ランプや前記イ
オンセンサ21の測定した値をダイオード等によって棒
グラフ状に表示するランプを備え使用者に空気調和機の
運転状態を表示するものである。また前記空気清浄装置
28は交流100vの電源を高圧ユニット29にて約+
2kvと約−2kvの直流に変換して前記空気清浄ユニ
ット11に供給するもので、前記高圧ユニット29と電
源の間に設けた前記リレー30によって制御装置19に
て運転、停止するものである。
【0016】図6は放射電極17にかかる電圧を示すも
ので、この実施例に於いては放射電極17には−8kv
のパルス波が約10分間継続して加えられ負イオンが空
気調和機の送風に乗って室内に放出される、その後約1
分間はリレー27がOFFし負イオンの発生を停止す
る、この停止の1分間で空気調和機の周辺や筐体表面に
漂っている負イオンが減衰するために帯電したホコリや
煙が製品やその周辺の壁等に付着することを少なくし、
その後はまた10分間の運転と1分間の停止を繰り返す
ものである。図7は図6のパルス波形を示す詳細図であ
り、パルス波は1周期10〜50mSec及び約4μS
ecのパルス幅で発振するもので、周期を変更すること
によりイオンの発生量を自由にかえることができるもの
である。
【0017】作動について説明すれば、操作部20の運
転スイッチ(図示せず)のONにより空気調和機が運転
を始め、室外機に設けた圧縮機(図示せず)が回転し冷
凍回路に冷媒が循環する、暖房時には前記熱交換器8は
加熱され、冷房時には冷却され、ファン9が始動するこ
とで吸込口4から吸い込まれた室内の空気は熱交換器8
にて加熱または冷却され吹出口6から吹き出される。
【0018】その後前記操作部20内のイオン発生スイ
ッチ(図示せず)をONすれば、リレー27がONし前
記のようにイオン発生装置17が10分運転、1分停止
の間欠運転を繰り返すことにより、空気調和機の周辺や
筐体表面に漂っている負イオンが減衰するために帯電し
たホコリや煙が製品やその周辺の壁等に付着することを
少なくするものであり、放射電極17に生じた−8kv
で4μSec幅のパルス波により、1cc当たり約1万
個の負イオンが発生して送風と共に室内に拡散していく
ものであり、人体に有害なオゾンはほとんど発生せず、
人体に良い効果をもたらす負イオンのみを利用するもの
である。
【0019】またこの時操作部20内に設けた可変抵抗
式のイオン量調整スイッチを作動させればコンデンサC
4の容量が変化しイオンの発生量を手動で調整できるも
のである。また操作部20の空気清浄スイッチ(図示せ
ず)をONすれば、リレー30がONし、空気清浄ユニ
ット11の放電極と放電対極の間に直流の電圧がかけら
れ空気清浄ユニット11を通過するホコリやタバコの煙
が放電対極に吸い付けられて取り除かれるものである。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、筐体内
に高電圧発生回路と送風ファンを設け送風経路又は送風
経路近傍にイオン発生用の放射電極を備えるイオン発生
装置に於いて、前記高電圧発生回路はパルス波を放射電
極に発生させると共に操作部からの信号により前記パル
ス波の周期を変更可能としたので、比較的簡単に負イオ
ンのみを利用し人体に有害なオゾンの発生を抑えると共
にイオンの発生量を簡単に調節でききわめて便利なもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の斜面図。
【図2】同概略断面図。
【図3】同空気清浄ユニットの断面図。
【図4】同制御回路のブロック図。
【図5】同要部の回路図。
【図6】同放射電極の電位を示す説明図。
【図7】同パルスの波形を表す図6の詳細図。
【図8】同負イオン及びオゾンの発生量とパルス波の幅
との関係を示す説明図。
【図9】同負イオンの発生量とパルス波の周期との関係
を示す説明図。
【符号の説明】
1 室内機 4 吸込口 6 吹出口 9 ファン 17 放射電極 26 高圧発生回路 32 発振回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に高電圧発生回路と送風ファンを
    設け送風経路又は送風経路近傍にイオン発生用の放射電
    極を備えるイオン発生装置に於いて、前記高電圧発生回
    路はパルス波を放射電極に発生させると共に操作部から
    の信号により前記パルス波の周期を変更可能としたこと
    を特徴とするイオン発生装置。
JP14862897A 1997-05-21 1997-05-21 イオン発生装置 Pending JPH10325560A (ja)

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JP14862897A JPH10325560A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 イオン発生装置

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