JP3281286B2 - イオン発生装置 - Google Patents
イオン発生装置Info
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Description
機に組み込んで負イオンを発生するイオン発生装置に関
する。
果をもたらすことは知られており、生理作用の改善や医
学療法等に利用されるものである。また従来例として特
公平7−23777号で示されるように空気調和機内に
組み込んだ交流高電圧方式のイオン発生装置で負イオン
と正イオンを交互に発生させ室内の負イオンの量を調整
すると共に負イオンのみを継続して発生した場合に帯電
したホコリが製品や周囲の壁等に付着し汚れる事を、負
イオンだけでなく切り替えにより正イオンも発生するこ
とによって防止していた。
調和機のイオン発生装置では負イオンだけではなく切替
により正イオンも発生するのでイオンを発生させる回路
や構造が複雑になりコスト高になるという問題があっ
た。また前記のイオン発生装置からはイオンだけではな
く人体に有害なオゾンも発生してしまう問題があった。
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、筐体内に
高電圧発生回路と送風ファンを設け送風経路又は送風経
路近傍に負イオン発生用の放射電極を備えるイオン発生
装置に於いて、前記高電圧発生回路は放射電極にパルス
波を所定時間継続して加えると共に、所定時間経過後に
はこの所定時間より短い所定時間停止する運転を繰り返
す、間欠運転にて負イオンを発生するようにしたもので
ある。また前記パルス波の幅は1μSecから10μS
ecとしたものである。
により空気調和機が運転を始め、室外機に設けた圧縮機
(図示せず)が回転し冷凍回路に冷媒が循環する、暖房
時には前記熱交換器8は加熱され、冷房時には冷却さ
れ、ファン9が始動することで吸込口4から吸い込まれ
た室内の空気は熱交換器8にて加熱または冷却され吹出
口6から吹き出される。
ッチ(図示せず)をONすれば、リレー27がONし前
記のようにイオン発生装置17が10分運転、1分停止
の間欠運転を繰り返すことにより、空気調和機の周辺や
筐体表面に漂っている負イオンが減衰するために帯電し
たホコリや煙が製品やその周辺の壁等に付着することを
少なくするものであり、放射電極17に生じた−8kv
で4mSec幅のパルス波により、1cc当たり1万個
の負イオンが発生して送風と共に室内に拡散していくも
のである。この時人体に有害なオゾンはほとんど発生せ
ず、人体に良い効果をもたらす負イオンのみを利用する
ものである。
すれば、1はセパレート式空気調和機の室内機で、本体
ケーシング2と前方の前面カバー3によって筐体を形成
し、前記前面カバー3の中央から上部には横長スリット
状の吸込口4を有するオープンパネル5を備えこのパネ
ル5上部左右に設けた軸(図示せず)を支点として前面
カバー3前方へ開閉自在に取付られ、前記吸込口4下方
から前面カバー3底面には横長の吹出口6を設け、また
前面カバー3上面には前記吸込口4で不足する開口面積
を補うために上部吸込口7を設けている。
向には多段に屈曲されたフィンチューブ式の熱交換器8
を設け、この熱交換器8の後部には送風用のクロスフロ
ーファン9を配置している。前記熱交換器8の下方には
樹脂の発泡材で一体成形されたドレーンユニット10を
設け、結露水を受けると共にファン9の送風を吹出口6
へ導くエアーガイドの機能を兼ねるものである。
キロボルトの直流電源に接続された多数のアルミ板を送
風方向に平行に並べた放電対極12とこの放電対極の間
に約−4キロボルトの直流電源に接続された線又は針状
電極で形成される放電極13とで構成し、空気中の目に
見えない塵やタバコの煙を前記放電極13で帯電し放電
対極12にて捕捉するものであり、前記熱交換器8と前
面パネル3の間の上部空間に取り付けられるものであ
る。
口4と空気清浄ユニット11の間には樹脂製で網目状の
プレフィルタ14を備え、空気中の比較的大きなホコリ
を捕捉する。前記吹出口6の右側には空気調和機の運転
状態をダイオード等で表示する表示部15や後述するイ
オン発生装置16の放射電極17が中心部に設けられた
開口18が形成されている。
すれば、19は空気調和機の運転、停止やイオン発生装
置16の制御を行うマイクロコンピュータ等の制御装置
で、操作部20やイオンセンサ21、温度センサ22、
湿度センサ23等が入力側に接続され、出力側は前記表
示部15や室内ファン24や室外機の制御装置25や前
記イオン発生装置16の高圧発生回路26へ通じる電源
をON−OFFするリレー27や空気清浄装置28の高
圧ユニット29へ通じる電源をON−OFFするリレー
30に接続されている。
ト50Hz又は60Hzの商用電源を4μSec幅のパ
ルス波で直流約8キロボルトに昇圧する前記高圧発生回
路26に先尖状のアルミ板や針からなる前記放射電極1
7をこの放射電極17が約−8KVの電位になるように
接続し、高圧発生回路26と電源の間に設けた前記リレ
ー27によって制御装置19にてイオンの発生量を調整
するものである。前記高圧発生回路26を図5にて説明
すれば、31は交流100ボルト電源に接続されるノイ
ズフィルタで、2個のコンデンサC1・C2と2個の抵
抗R1・R2を備える。
D2・D3と抵抗R3とコンデンサC3によって直流に
変換するものであり、スイッチング回路33のサイリス
タQ1と2個の抵抗R4・R5とによてパルス波に変換
する、そして高圧発生部34に備えたトランスTRによ
って昇圧され最終的に2個の抵抗R6・R7とダイオー
ドD4で直流の−8キロボルトが前記放射電極17に加
えられるものである。35もノイズフィルタで、1個の
コンデンサC4と2個の抵抗R8・R9と2個のツェナ
ーダイオードZD1・ZD2を備えている。
に設定しているが、前記発振回路32の抵抗R3とコン
デンサC3の抵抗値及び容量値を変更すればパルス波の
幅を変えることができるものであり、図7で示すように
パルス波の幅が約1μSecより小さければ放射電極1
7で発生する負イオンの発生量が1cc当たり1万個よ
り小さくなり負イオンの効果が薄れるものであり、約1
0μSecより大きければ人体に有害なオゾンが急激に
発生するものである。また前記イオンセンサ21は静電
メータ式のもので吸込口4における負イオンの量を測定
し吸込口4の表面または内面に取付けられる。
オンセンサ21の測定した値をダイオード等によって棒
グラフ状に表示するランプを備え使用者に空気調和機の
運転状態を表示するものである。また前記空気清浄装置
28は交流100ボルトの電源を高圧ユニット29にて
約+4キロボルトと約−4キロボルトの直流に変換して
前記空気清浄ユニット11に供給するもので、前記高圧
ユニット29と電源の間に設けた前記リレー30によっ
て制御装置19にて運転、停止するものである。
ので、この実施例に於いては放射電極17には−8キロ
ボルトのパルス波が約10分間継続して加えられ負イオ
ンが空気調和機の送風に乗って室内に放出される、その
後約1分間はリレー27がOFFし負イオンの発生を停
止する、この停止の1分間で空気調和機の周辺や筐体表
面に漂っている負イオンが減衰するために帯電したホコ
リや煙が製品やその周辺の壁等に付着することを少なく
し、その後はまた10分間の運転と1分間の停止を繰り
返すものである。
転スイッチ(図示せず)のONにより空気調和機が運転
を始め、室外機に設けた圧縮機(図示せず)が回転し冷
凍回路に冷媒が循環する、暖房時には前記熱交換器8は
加熱され、冷房時には冷却され、ファン9が始動するこ
とで吸込口4から吸い込まれた室内の空気は熱交換器8
にて加熱または冷却され吹出口6から吹き出される。
ッチ(図示せず)をONすれば、リレー27がONし前
記のようにイオン発生装置17が10分運転、1分停止
の間欠運転を繰り返すことにより、空気調和機の周辺や
筐体表面に漂っている負イオンが減衰するために帯電し
たホコリや煙が製品やその周辺の壁等に付着することを
少なくするものであり、放射電極17に生じた−8kv
で4μSec幅のパルス波により、1cc当たり1万個
の負イオンが発生して送風と共に室内に拡散していくも
のである。
せず、人体に良い効果をもたらす負イオンのみを利用す
るものである。また操作部20の空気清浄スイッチ(図
示せず)をONすれば、リレー30がONし、空気清浄
ユニット11の放電極と放電対極の間に直流の電圧がか
けられ空気清浄ユニット11を通過するホコリやタバコ
の煙が放電対極に吸い付けられて取り除かれるものであ
る。
に高電圧発生回路と送風ファンを設け送風経路又は送風
経路近傍に負イオン発生用の放射電極を備えるイオン発
生装置に於いて、前記高電圧発生回路は放射電極にパル
ス波を所定時間継続して加えると共に、所定時間経過後
にはこの所定時間より短い所定時間停止する運転を繰り
返す、間欠運転にて負イオンを発生するようにしたの
で、短い所定時間の停止で空気調和機の周辺や筐体表面
に漂っている負イオンが減衰するために、帯電したホコ
リや煙が製品やその周辺の壁等に付着することを少なく
し、比較的簡単な回路で製品や周囲の壁が帯電して汚れ
ることを防止できるものである。またパルス波の幅は1
μSecから10μSecとしたことで、比較的簡単に
負イオンのみを利用し人体に有害なオゾンの発生を抑え
るものである。
との関係を示す説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】 筐体内に高電圧発生回路と送風ファンを
設け送風経路又は送風経路近傍に負イオン発生用の放射
電極を備えるイオン発生装置に於いて、前記高電圧発生
回路は放射電極にパルス波を所定時間継続して加えると
共に、所定時間経過後にはこの所定時間より短い所定時
間停止する運転を繰り返す、間欠運転にて負イオンを発
生する事を特徴とするイオン発生装置。 - 【請求項2】 前記パルス波の幅は1μSecから10
μSecとしたことを特徴とする請求項1記載のイオン
発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11438797A JP3281286B2 (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | イオン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11438797A JP3281286B2 (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | イオン発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10288352A JPH10288352A (ja) | 1998-10-27 |
JP3281286B2 true JP3281286B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=14636409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11438797A Expired - Fee Related JP3281286B2 (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | イオン発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3281286B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4675799B2 (ja) * | 2006-02-24 | 2011-04-27 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
CN114556026A (zh) * | 2019-10-16 | 2022-05-27 | 夏普株式会社 | 空气净化器 |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP11438797A patent/JP3281286B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10288352A (ja) | 1998-10-27 |
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