JP2002243243A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002243243A
JP2002243243A JP2001036407A JP2001036407A JP2002243243A JP 2002243243 A JP2002243243 A JP 2002243243A JP 2001036407 A JP2001036407 A JP 2001036407A JP 2001036407 A JP2001036407 A JP 2001036407A JP 2002243243 A JP2002243243 A JP 2002243243A
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air conditioner
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air
ion generator
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Toshiaki Takano
利明 高野
Katsutoshi Noguchi
克利 野口
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Sharp Corp
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスイオンとマイナスイオンを室内に送出
して室内の浮遊細菌の殺菌をするとともに、吹出し口付
近のオゾン濃度の増大を防止し、人体に安全な空気調和
機を得る。 【解決手段】 熱交換器25で熱交換した空気を第1送
風機26の駆動により吹出し口4から送出するととも
に、イオン発生装置60で発生したプラスイオンとマイ
ナスイオンとを第2送風機61の駆動により吹出し口4
から送出する空気調和機において、冷暖房運転の開始
時、暖房運転や除湿運転の設定温度到達時、除霜時等の
第1送風機26の停止時に、イオン発生装置60を停止
または低い出力で運転した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に関
し、特に室内にイオンを送出することのできる空気調和
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のイオンを送出できる空気調和機は
特公平7−23777号公報に開示されている。同公報
によると、放電針に高圧の交流電量を印加してプラスイ
オンとマイナスイオンとを生成し、室内に送出されたマ
イナスイオンの鎮静作用によっイライラ感の解消や作業
効率の向上等を図ることができるようになっている。
【0003】また、近年、住宅環境の高密度化、密閉化
に伴い、人体に有害な空気中の浮遊細菌の除去が求めら
れている。このため、プラスイオンとマイナスイオンと
を室内に送出して、両イオンによって生成される活性種
により浮遊細菌を殺菌する空気清浄機が実用化されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の空気調和機及び
空気清浄機によると、室内に空気を送出する送風通路内
にイオン発生装置を配置してイオンを発生させるため、
イオン発生装置に空気流が衝突して乱流が発生し、送風
効率が低下する。また、上記の空気調和機においては冷
房運転時にイオン発生装置の電極に露がついたり、短絡
するおそれがある。このため、所望の温度、湿度或いは
清浄度に調整された空気(以下、「調整空気」という)
を送出する第1送風機と、第1送風機の送風経路上にイ
オンを送出する第2送風機とを備えることによってこれ
らの問題点を回避することが考えられる。
【0005】しかしながら、上記の第1、第2送風機を
備えた空気調和機によると、第2送風機はイオンを第1
送風機の送風経路に送出できればよいため、第1送風機
が停止されるとイオンが吹出し口付近に溜まる。この
時、イオンの発生に伴ってオゾンが生成されるため、吹
出し口付近でオゾン濃度が高くなり、人体に害を及ぼす
可能性があった。
【0006】本発明は、空気中の浮遊細菌を殺菌すると
ともに、オゾン濃度の適正化を図ることのできる空気調
和機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、温度または湿度が調整された空気を室内に
送出する第1送風機と、プラスイオンとマイナスイオン
とを発生するイオン発生装置と、前記イオン発生装置に
より発生したイオンを室内に送出する第2送風機とを備
えた空気調和機において、第1送風機の停止時に、前記
イオン発生装置を停止したことを特徴としている。
【0008】この構成によると、第1送風機の運転によ
り温度や湿度が調整された空気が室内に送出され、第2
送風機の運転により所定量のプラスイオンとマイナスイ
オンとが室内に送出される。そして、プラスイオンとマ
イナスイオンが凝集して室内の空気中に含まれる微生物
等の浮遊細菌を取り囲み、水酸基ラジカルや過酸化水素
等の活性種を生成して浮遊細菌を殺菌する。第1送風機
が運転停止した際には、イオン発生装置を停止すること
により、イオン及びオゾンが生成されず、吹出し口付近
のオゾン濃度の増大が防止される。
【0009】また本発明は、上記構成の空気調和機にお
いて、第1送風機の停止時に、第2送風機を停止したこ
とを特徴としている。この構成によると、第1送風機が
停止されると、イオン発生装置及び第2送風機が停止さ
れる。
【0010】また本発明は、温度または湿度が調整され
た空気を室内に送出する第1送風機と、プラスイオンと
マイナスイオンとを発生するイオン発生装置と、前記イ
オン発生装置により発生したイオンを室内に送出する第
2送風機とを備えた空気調和機において、第1送風機の
停止時に、前記イオン発生装置により発生するイオンの
量を第1送風機の運転時よりも減少させたことを特徴と
している。
【0011】この構成によると、第1送風機の運転によ
り温度や湿度が調整された空気が室内に送出され、第2
送風機の運転により所定量のプラスイオンとマイナスイ
オンとが室内に送出される。そして、プラスイオンとマ
イナスイオンが凝集して室内の空気中に含まれる微生物
等の浮遊細菌を取り囲み、水酸基ラジカルや過酸化水素
等の活性種を生成して浮遊細菌を殺菌する。第1送風機
が運転停止した際には、イオン発生装置の低出力運転等
により、イオン及びオゾンの生成量が制限され、室内に
送出されるオゾン濃度が適正に維持される。
【0012】また本発明は、上記構成の空気調和機にお
いて、冷房運転または暖房運転の運転開始時に第1送風
機を停止したことを特徴としている。この構成による
と、冷房運転の開始時は熱交換器の温度が高く第1送風
機を停止して高温の空気の送出を防止する。この時、イ
オン発生装置は停止または低出力運転等が行われ、吹出
し口付近のオゾン濃度の上昇が防止される。また、暖房
運転の開始時は熱交換器の温度が低く第1送風機を停止
して低温の空気の送出を防止する。
【0013】また本発明は、上記構成の空気調和機にお
いて、暖房運転中の設定温度到達時に第1送風機を停止
したことを特徴としている。この構成によると、暖房運
転の設定温度到達時は圧縮機及び第1送風機を停止して
室内温度の上昇を防止する。この時、イオン発生装置は
停止または低出力運転等が行われ、吹出し口付近のオゾ
ン濃度の増大が防止される。
【0014】また本発明は、上記構成の空気調和機にお
いて、暖房運転中の除霜時に第1送風機を停止したこと
を特徴としている。この構成によると、暖房運転中に室
外の熱交換器が着霜すると、空気調和機の熱サイクルは
室外の熱交換器を高温側にし、室内の熱交換器を低温側
にして除霜が行われる。このため、第1送風機を停止し
て低温の空気の送出を防止する。この時、イオン発生装
置は停止または低出力運転等が行われ、吹出し口付近の
オゾン濃度の増大が防止される。
【0015】また本発明は、上記構成の空気調和機にお
いて、除湿運転中の圧縮機停止時に第1送風機を停止し
たことを特徴としている。この構成によると、除湿運転
時に室内温度が低下し、設定温度に到達すると圧縮機及
び第1送風機を停止して室内温度の低下及びドレンの蒸
発による加湿を防止する。この時、イオン発生装置は停
止または低出力運転等が行われ、吹出し口付近のオゾン
濃度の増大が防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は一実施形態の空気調和機の室
内機を示す斜視図である。室内機1は、筐体2の前面を
前面パネル3により覆われている。前面パネル3には吸
込口5が形成され、室内の空気が吸い込まれるようにな
っている。
【0017】前面パネル3の下方には、温度調節された
空気を室内に送出する吹出し口4が形成されている。吹
出し口4の右方には、空気調和機の運転を指示するリモ
ートコントローラ(以下、「リモコン」という)8から
送信された光信号を受光する受光部7が設けられてい
る。
【0018】前面パネル3は開閉自在に支持されてお
り、前面パネル3を開いた状態を図2に示すと、吸込口
5に対向して筐体2にはフィルターガイド29(図3参
照)によりフィルター9、10が装着されている。フィ
ルター9、10は着脱自在に設けられ、前面パネル3を
開くことにより取外して清掃可能になっている。
【0019】フィルター9は筐体2の略中央に配された
表示パネル6を覆わないように一部が切欠いて形成され
ている。表示パネル6は、空気調和機の運転状態を表示
し、前面パネル3に設けられた表示窓6aを通して視認
可能になっている。尚、フィルター9、10の略中央部
は、より細かい塵埃等を捕集し、空気中の臭いを除去す
る空清フィルター11、12がそれぞれ設けられてい
る。
【0020】図3は室内機1の側面断面図を示してい
る。室内機1の内部には、熱交換器25がフィルターガ
イド29に面し、第1送風機26の三方を取り囲むよう
に配されている。第1送風機26の図中、下方には空気
が流通する空気通路34が形成され、吹出し口4が室内
に臨んで開口されている。吹出し口4には、上下方向の
空気流の向きを可変する横ルーバー28が設けられ、横
ルーバー28の内方に左右方向の空気流の向きを可変す
る縦ルーバー27が設けられている。
【0021】第1送風機26の駆動によって上部吸込口
32及び吸込口5から室内の空気が吸引されると、熱交
換器25によって熱交換されるようになっている。そし
て、温度調節された調整空気が矢印Aに示すように空気
通路34を流通して吹出し口4から送出される。
【0022】図4は本実施形態の空気調和機の熱サイク
ルを示す回路図である。室内機1内に配される熱交換器
25は、室外機40内の四方切替弁44を介して圧縮機
42に接続されている。室外熱交換器41の一端は四方
切替弁44を介して圧縮機42に接続され、他端は膨張
弁43を介して熱交換器25に接続されている。尚、4
5は室外と熱の放出または取り込みを行う室外送風機で
ある。
【0023】圧縮機42により圧縮された高温の冷媒
は、熱交換器25で熱を放出して凝縮する。凝縮して液
化された冷媒は、膨張弁43で減圧された後気化する際
に室外熱交換器41で気化熱を奪って圧縮機42に戻
る。これにより室内の暖房運転が行われる。
【0024】四方切替弁44を切替えると、圧縮機42
により圧縮された高温の冷媒は、室外熱交換器41で熱
を放出して凝縮する。凝縮により液化された冷媒は、膨
張弁43で減圧された後気化する際に熱交換器25で気
化熱を奪って圧縮機42に戻る。これにより室内の冷房
運転が行われる。また、同様の熱サイクルによって室内
の空気を熱交換器25で冷却することにより空気中の水
分を凝縮して除湿を行う除湿運転を行うことができるよ
うになっている。
【0025】図3において、熱交換器25の下部には、
熱交換時に発生するドレンを回収するドレンパン30、
31が配されている。ドレンパン30、31は筐体2に
取り付けられており、ドレンパン30によって熱交換器
25とフィルターガイド29との間に空間が形成されて
いる。該空間にはイオン送出ユニット50が設置されて
いる。
【0026】図5はイオン送出ユニット50の詳細を示
す断面図であり、イオン送出ユニット50の内側から排
気口62を正面に見た図を示している。イオン送出ユニ
ット50は、イオンを発生するイオン発生装置60及び
第2送風機61をそれぞれ覆うケーシング60a、61
aがネジ等により一体化されている。第2送風機61は
モータ61bの駆動によりフィルター63を介して吸気
口77から空気を吸引してケーシング60a、61aの
開口部76に送出する。
【0027】ケーシング60aの内面には貫通孔78が
形成された支持板57が設けられ、端面には取付孔58
が設けられている。支持板57及び取付孔58にイオン
発生装置60の両端に設けられた絶縁パッキン68、6
9が装着され、イオン発生装置60が支持されている。
ケーシング60aの周面には排気口62が開口してお
り、通気口76を通る空気が貫通孔78を介してイオン
発生装置60で発生したイオンとともに排気口62から
送出されるようになっている。
【0028】図6はイオン発生装置60の構成を示す断
面図である。絶縁パッキン68、69の間には、円筒状
の誘電体65が挟持されている。誘電体65の内側と外
側にはそれぞれ内電極66及び外電極67が配されてい
る。内電極66及び外電極67には、高圧回路(不図
示)に接続されるリード線70、71がそれぞれ溶着さ
れ、内電極66は接地されている。
【0029】内電極66、外電極67間に高圧の交流電
圧が印加されると、コロナ放電によって印加電圧が正電
圧の場合は主としてH+(H2O)nから成るプラスイオン
が生成され、負電圧の場合は主としてO2 -(H2O)mから
成るマイナスイオンが生成される。H+(H2O)n及び
2 -(H2O)mは空気中の微生物等の浮遊細菌の表面で凝
集し、微生物等の浮遊菌を取り囲む。そして、式(1)
〜(3)に示すように、衝突によって活性種である[・
OH](水酸基ラジカル)やH22(過酸化水素)を微
生物等の表面上で生成して浮遊細菌の殺菌を行う。
【0030】 H+(H2O)n+O2 -(H2O)m→・OH+1/2O2+(n+m)H2O ・・・(1) H+(H2O)n+H+(H2O)n'+O2 -(H2O)m+O2 -(H2O)m' → 2・OH+O2+(n+n'+m+m')H2O ・・・(2) H+(H2O)n+H+(H2O)n'+O2 -(H2O)m+O2 -(H2O)m' → H22+O2+(n+n'+m+m')H2O ・・・(3)
【0031】図3において、第1送風機26の駆動によ
って上部吸込口32及び吸込口5から吸引された空気の
一部は、第2送風機61により矢印Bに示すようにイオ
ン送出ユニット50に吸引される。そして、イオン送出
ユニット50の排気口62(図5参照)からイオンとと
もに送出され、ドレンパン30に設けられた開口部33
を介して調整空気と合流する。これにより、吹出し口4
から室内にイオンと調整空気とが送出される。
【0032】図7は本実施形態の空気調和機の電気回路
を示す回路図である。交流電源に接続される電源プラグ
81には制御回路80、第1、第2送風機26、61、
四方切替弁44、圧縮機42、室外送風機45及びイオ
ン発生装置60が並列に接続されている。イオン発生装
置60は電源装置91により印加電圧を可変できるよう
になっている。また、上記各電装部品にはリレースイッ
チ82〜90が接続されている。
【0033】リモコン8(図1参照)の操作により制御
回路80に指示が送られると、制御回路80の制御によ
ってリレースイッチ85〜90が切り替えられて各電装
部品の運転が制御されるようになっている。また、熱交
換器25(図2参照)の温度を検出する温度センサー9
2が制御回路80に接続されている。
【0034】リモコン8は、暖房/冷房/除湿の切替
え、室内温度の設定及び風量の切替え等ができるように
なっている。例えば、「暖房」が選択されると、リレー
スイッチ88が開いて四方切替弁44が暖房側に切り替
えられる。そして、リレースイッチ89、90が閉じら
れて圧縮機42及び室外送風機45が駆動され、暖房運
転が開始される。
【0035】暖房運転開始時は熱交換器25の温度が低
いため、第1送風機26を駆動すると冷気が室内に送出
される。このため、リレースイッチ85が開いて第1送
風機26の駆動が停止される。
【0036】温度センサ92により熱交換器25が所定
の温度に到達したことを検出すると、リレースイッチ8
5が閉じられて第1送風機26により熱交換器25と熱
交換した空気が室内に送出される。これにより、昇温さ
れた空気が室内に送出される。
【0037】同時に、リレースイッチ87が閉じられて
イオン発生装置60からプラスイオンとマイナスイオン
が発生し、リレースイッチ86が閉じられてプラスイオ
ンとマイナスイオンが室内に送出される。これにより、
室内の浮遊細菌の殺菌が行われる。また、プラスイオン
とマイナスイオンとを含んだ室内の空気は、吸込口5及
び上部吸込口32(何れも図3参照)から室内機1に流
入し、室内機1の内部の浮遊細菌の殺菌を行う。
【0038】尚、熱交換器25が所定の温度に到達する
前に少量のイオンを発生して室内に送出してもよい。即
ち、リレースイッチ87を閉じ、制御回路80により電
源装置91を制御してイオン発生装置60の印加電圧を
例えば4kVから3.5kVに低くする。そして、リレ
ースイッチ86を閉じて第2送風機61を運転すること
により、少量のイオンが室内に送出される。
【0039】このようにすると、少量の冷気が吹出し口
4から送出されるが、暖房運転開始時から室内の浮遊細
菌の殺菌を行うことができ殺菌能力を向上させることが
できる。また、イオンの発生量が少量であるためイオン
と同時に発生するオゾンの濃度の増大を防止することが
でき、人体に対して安全な空気調和機を得ることができ
る。
【0040】イオン発生装置60によるイオンの発生量
は、リレースイッチ87のオンオフの切り替え時間によ
って制御することもできる。例えば、5秒オンと5秒オ
フとを繰り返して断続的にイオン発生装置60を駆動す
ることによってイオン発生量を減少させることができ
る。
【0041】室内が設定温度に到達すると、リレースイ
ッチ89、90を開いて圧縮機42及び室外送風機45
が停止される。同時に、リレースイッチ85、86を開
いて第1、第2送風機26、61が停止される。また、
リレースイッチ87を開いてイオン発生装置60による
イオンの発生が停止される。これにより、吹出し口4付
近のオゾン濃度の増大を防止するようになっている。
【0042】この時、イオン発生装置60により少量の
イオンを発生して室内に送出してもよい。即ち、上記と
同様に、リレースイッチ87を閉じ、制御回路80によ
り電源装置91を制御してイオン発生装置60の印加電
圧を例えば4kVから3.5kVに低くする。そして、
リレースイッチ86を閉じて第2送風機61を運転する
ことにより、少量のイオンが室内に送出される。
【0043】このようにすると、オゾン濃度の増大を防
止するとともに暖房運転の停止中にも室内の浮遊細菌の
殺菌を行うことができ殺菌能力を向上させることができ
る。その後、室内の温度が設定温度よりも低くなると、
圧縮機42、室外送風機45、第1、第2送風機26、
61及びイオン発生装置60が駆動されて暖房運転が行
われる。
【0044】尚、冷房運転開始時においても上記と同様
に第1送風機26が停止される。この時、第2送風機6
1及びイオン発生装置60を停止することにより吹出し
口4付近のオゾン濃度の増大を防止することができる。
また、イオン発生装置60から発生するイオンを減少さ
せて第2送風機61を運転することにより、オゾン濃度
の増大を防止するとともに室内の浮遊菌の殺菌を行うこ
とができる。
【0045】暖房運転中に室外熱交換器41(図4参
照)が着霜したことを検出器(不図示)により検出する
と、リレースイッチ88が閉じられて四方切替弁44が
冷房側になる。これにより、室外熱交換器41の温度が
上昇して除霜を行う除霜運転が行われる。
【0046】この時、熱交換器25(図2参照)は低温
側になるため、冷気が室内に送出されないようにリレー
スイッチ85、86を開いて第1、第2送風機26、6
1による送風が停止される。同時に、リレースイッチ8
7が開かれてイオン発生装置60によるイオンの発生が
停止される。これにより、吹出し口4付近のオゾン濃度
の上昇が防止される。
【0047】尚、上記と同様に、イオン発生装置60に
より少量のイオンを発生し、第2送風機61を運転する
ことにより、少量のイオンを室内に送出してもよい。こ
のようにすると、オゾン濃度の増大を防止するとともに
除霜運転中にも室内の浮遊細菌の殺菌を行うことができ
殺菌能力を向上させることができる。
【0048】リモコン8により除湿運転が指示される
と、リレースイッチ88が閉じて四方切替弁44が冷房
側に切り替えられる。そして、リレースイッチ89、9
0が閉じられて圧縮機42及び室外送風機45が駆動さ
れ、除湿運転が開始される。除湿運転は熱交換器25の
冷却を伴うため、室内温度が設定温度に到達するとリレ
ースイッチ89、90が開いて圧縮機42及び室外送風
機45が停止される。
【0049】そして、熱交換器25により凝縮された凝
縮水が第1送風機26の送風によって再度蒸発して吹出
し口4から送出される空気が加湿されることを防止する
ために、リレースイッチ85を開いて第1送風機26が
停止される。同時に、リレースイッチ86、87を開い
て第2送風機61及びイオン発生装置60が停止され
る。これにより、吹出し口4付近のオゾン濃度の増大が
防止される。
【0050】この時、イオン発生装置60により少量の
イオンを発生して室内に送出してもよい。即ち、上記と
同様に、リレースイッチ87を閉じ、制御回路80によ
り電源装置91を制御してイオン発生装置60の印加電
圧を例えば4kVから3.5kVに低くする。そして、
リレースイッチ86を閉じて第2送風機61を運転する
ことにより、少量のイオンが室内に送出される。これに
より、オゾン濃度の増大を防止するとともに圧縮機42
の停止時にも室内の浮遊菌の殺菌を行うことができ、殺
菌能力を向上させることができる。
【0051】本実施形態は冷暖房及び除湿を行う空気調
和機について説明したが、室内空気の除湿を行う除湿
器、室内空気の加湿を行う加湿器或いは、空気中の塵埃
等を捕集して清浄な空気を送出する空気清浄機等の他の
空気調和機についても同様の構成により同様の効果を得
ることができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によると、冷暖房運転の開始時、
暖房運転や除湿運転の設定温度到達時、除霜時等の第1
送風機が停止した際にイオン発生装置の運転を停止する
ことにより、吹出し口付近のイオン濃度及びオゾン濃度
の上昇を防止し、人体に安全な空気調和機を得ることが
できる。
【0053】また本発明によると、冷暖房運転の開始
時、暖房運転や除湿運転の設定温度到達時、除霜時等の
第1送風機が停止した際にイオン発生装置から発生する
イオンを少量にして室内に送出することにより、吹出し
口付近のイオン濃度及びオゾン濃度の上昇を防止し、プ
ラスイオンとマイナスイオンとにより室内の浮遊細菌の
殺菌を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の空気調和機の室内機の
外観を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態の空気調和機の室内機の
前面カバーを開いた状態を示す斜視図である。
【図3】 本発明の実施形態の空気調和機の室内機の
内部を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施形態の空気調和機の熱サイク
ル示す回路図である。
【図5】 本発明の実施形態の空気調和機のイオン送
出ユニットを示す断面図である。
【図6】 本発明の実施形態の空気調和機のイオン発
生装置を示す断面図である。
【図7】 本発明の実施形態の空気調和機の電気回路
を示す回路図である。
【符号の説明】
1 室内機 2 筐体 3 前面カバー 4 吹出し口 5 吸込口 8 リモコン 25 熱交換器 26 第1送風機 30 ドレンパン 40 室外機 41 室外熱交換器 42 圧縮機 43 膨張弁 44 四方切替弁 50 イオン送出ユニット 60 第2送風機 62 吹出し口 65 誘電体 66 内電極 67 外電極 68、69 絶縁パッキン 70、71 リード線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度または湿度が調整された空気を室内
    に送出する第1送風機と、プラスイオンとマイナスイオ
    ンとを発生するイオン発生装置と、前記イオン発生装置
    により発生したイオンを室内に送出する第2送風機とを
    備えた空気調和機において、 第1送風機の停止時に、前記イオン発生装置を停止した
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 第1送風機の停止時に、第2送風機を停
    止したことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 温度または湿度が調整された空気を室内
    に送出する第1送風機と、プラスイオンとマイナスイオ
    ンとを発生するイオン発生装置と、前記イオン発生装置
    により発生したイオンを室内に送出する第2送風機とを
    備えた空気調和機において、 第1送風機の停止時に、前記イオン発生装置により発生
    するイオンの量を第1送風機の運転時よりも減少させた
    ことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 冷房運転または暖房運転の運転開始時に
    第1送風機を停止したことを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 暖房運転中の設定温度到達時に第1送風
    機を停止したことを特徴とする請求項1〜請求項3のい
    ずれかに記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 暖房運転中の除霜時に第1送風機を停止
    したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに
    記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 除湿運転中の圧縮機停止時に第1送風機
    を停止したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
    れかに記載の空気調和機。
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