JP3861716B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信回線を介して通話を行うために使用される携帯端末装置に関し、特に着信音を発生させるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯端末装置の一種である携帯電話には各種の付加機能が設けられている。その付加機能のひとつとして、発信者(発呼者)別に着信音の種類を設定する機能がある。この機能を用いれば、携帯電話の利用者は、オフフック前に着信音から発信者(発呼者)を判別することが可能となる。従来、この種の着信音としては、音色や音高の異なる電子音、或いは各種のメロディ音が用いられ、携帯電話のアドレス帳に氏名と対応づけて着信音の種類が登録される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の従来の携帯端末装置では、着信音から発信者を判別するためには、携帯電話の利用者がアドレス帳に登録された名前と着信音との対応関係を把握していることが前提とされ、携帯電話の利用者は、何れの着信音を誰に割り付けたのかを覚えておく必要がある。しかし、アドレス帳の登録件数が増加し、着信音の設定件数が増えると、必ずしも利用者が名前と着信音との対応関係を覚えているとは限らず、着信音から発信者を判別することができない場合がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、着信音として発信元の名前(氏名・名称・呼称など)を発音することが可能な携帯端末装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明は以下の構成を有する。
即ち、請求項1に記載の発明は、名前に含まれる各音の音色を表す音色データと共に前記名前に含まれる各音の高さを表す音高データを記憶する記憶手段(例えば後述するシステムROM2に相当する構成要素)と、着信内容から発信元を判別する判別手段(例えば後述するシステムCPU1の機能の一部に相当する構成要素)と、前記判別手段の判別結果に基づき前記記憶手段から前記発信元の名前を発音するための音色データおよび音高データを読み出す読出手段と、前記読出手段により読み出された音色データおよび音高データを再生して前記発信元の名前を着信音として発音する発音手段(例えば後述する楽音再生部12およびスピーカ13に相当する構成要素)と、を備えた携帯端末装置であって、前記記憶手段が、前記音色データとして、前記発信元の名前の各音に含まれる母音を表すデータ(例えば後述するデータベースDB2に相当する構成要素)を記憶したことを特徴とする。
【0005】
この構成によれば、判別手段が着信内容から発信元の名前を判別すると、この判別手段によって判別された名前に基づき、読取手段が記憶手段から音声データ及び音高データを順次読み出す。読み出された音声データは発音手段により再生され、発信元の名前に含まれる各音が着信音として順次発音される。このとき、発音される名前の各音の高さは音高データに応じて決定され、発信元の名前が抑揚をもって発音される。よって、この構成によれば、携帯端末装置の利用者は、名前と着信音との対応関係を覚えていなくても、着信音として順次発音される各音の音色と音高から発信元を把握することが可能となる。さらに、この構成によれば、名前に含まれる母音が着信音として発音されるので、着信音が意味する内容を間接的に表現することが可能になる。従って、第三者に発信元を聞き取られることを防止することが可能となる。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載された携帯端末装置において(例えば後述するシステムRAM3に格納されたアドレス帳に対応する構成要素)、名前と電話番号とが対応づけられて登録されたデータベースをさらに有し、前記判別手段が、着信時に通知される前記発信元の電話番号に基づき前記データベースを参照して前記発信元の名前を判別することを特徴とする。
この構成によれば、上記データベースを参照することにより電話番号と名前との対応関係が把握される。従って、このデータベースを参照すれば、着信時に通知された発信元の電話番号から発信元の名前を判別することが可能となる。
【0007】
さらに、請求項3に記載された発明は、請求項に記載された携帯端末装置において、データベースは、前記名前に対して、着信時に音声を発生させるか否かを示す情報が対応付けられて登録されており、前記読み出し手段は、前記判別手段により判別された名前に対して、前記データベースで着信時に音声を発生させることを示す情報が登録されている場合にのみ、前記記憶手段から前記発信元の名前を発音するための音色データおよび音高データを読み出すことを特徴とする
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の一実施の形態について説明する。
A.構成の説明
図1は、この実施の形態に係る携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
この携帯端末装置は携帯電話であって、図1において、システムCPU1は、各部を制御するための中央処理装置であり、システムROM(リードオンリメモリ)2は、システムCPU1の動作プログラムを記憶するものである。このシステムROM2には、動作プログラムに加え、着信音として発信元の名前を発音するために使用される50音データベースDB1、母音データベースDB2、および音高データベースDB3が格納されている。
【0009】
このうち、50音データベースDB1には、名前に含まれる50音を表す音色データが記憶され、母音データベースDB2には、名前の各音の母音を表す音色データが記憶されている。また、音高データベースDB3には名前に含まれる各音の高さを表す音高データが記憶されている。 これら50音データベースDB1、母音データベースDB2、音高データベースDB3と、後述する汎用サンプルテーブルに格納される各データはMIDI規格に従う。
なお、「名前」とは、氏名、名称、呼称、略称など、発信元を特定し得る全ての用語を含むものとする。
【0010】
システムRAM(ランダムアクセスメモリ)3は、携帯端末装置の利用者によって入力されたデータや、通信処理の過程で発生する一時的なデータを記憶するためのものである。この利用者によって入力されるデータとしては、いわゆるアドレス帳のデータのほかに音声データがあり、その内容は更新可能となっている。利用者の音声データの生成方法については公知の技術を利用することができ、その詳細については説明を省く。
【0011】
4はテンキーおよびファンクションキーからなる入力キー、5は液晶表示器(LCD)、6は通信部である。この通信部6は、アンテナ7を介して受信された変調音声信号を復調して音声CODEC8へ出力し、また、音声CODEC8から供給される符号化された音声信号を変調し、アンテナ7から送信する。また、アンテナ7を介して受信した送信元の電話番号、メールアドレス、その他のデータを、バスラインBUを介してシステムCPU1へ出力する。
【0012】
音声CODEC8は符号化復号化器であり、通信部6から出力される圧縮された音声データを伸長し、アナログ信号に変換してスピーカ(SP)9へ出力すると共に、マイクロフォン(MIC)10からの音声信号をディジタル音声データに変換し、圧縮符号化して通信部6へ出力するものである。
【0013】
図2は楽曲再生部12の構成を示すブロック図である。この図において、15はインターフェイス(I/F)、16はシーケンサである。このシーケンサ16は、システムCPU1から供給される着信音のMIDIデータを一旦記憶した後、発音パラメータに変換し、WT音源17へ出力する。音色RAM18は、システムCPU1から供給される波形データ(利用者によって入力された音声データ)が書き込まれるメモリである。
【0014】
音色ROM19は、「あ」、「い」、「う」、〜「ん」の各音をサンプリングした波形データが記憶されているROMである。WT音源17は波形読み出し方式の音源であり、シーケンサ16からの指示に従って音色RAM18または音色ROM19を選択し、シーケンサ16から出力される発音パラメータに基づく速度で波形データを読み出し、D/A(ディジタル/アナログ)変換器20へ出力する。D/A変換器20はWT音源17から出力される波形データをアナログ信号に変換してスピーカ13へ出力するものである。
【0015】
図3は上記システムRAM3に格納されたアドレス帳の構成を示す図である。
この図に示すように、アドレス帳には、「名前」、「電話番号」、「メールアドレス」の一般的な項目に加え、「音声読み上げ」および「着信メロディ」の各項目が設けられており、名前と電話番号との対応関係が登録されたデータベースとして機能する。「音声読み上げ」の項目は、着信音として音声を発生させるか否かを設定するためのものであると共に、音声を発生させる場合には後述する50音データベースまたは母音データベースの何れを用いるかを設定するためのものである。また、「着信メロディ」の項目は、着信音としてメロディを発生させるか否かを設定するためのものであると共に、メロディの種類(曲の種類)を設定するためのものである。
【0016】
図4は上記システムROM2に格納された50音データベースDB1の構成を示す図である。この図に示すように、50音データベースDB1には、「あ」、「い」、「う」、〜「ん」の各音に対応して、音色の波形的特徴を示すプログラム#が音色データとして記憶されている。ただし、その具体的な波形データは上述の楽曲再生部12の音色ROM19に格納されており、プログラム#で特定される波形データが音色ROM19から読み出されるようになっている。
【0017】
図5は上記システムROM2に格納された母音データベースDB2の構成を示す図である。この図に示すように、母音データベースDB2には、「あ」〜「ん」の各音に対応して、母音の波形的特徴を示すプログラム#が音色データとして記憶されており、同一の母音を含む音には同一のプログラム#が設定されている。例えば、母音「あ」を共通に含む「あ」、「か」、「さ」、〜「わ」に対しては、「あ」の波形的特徴を示すデータおよびプログラム#1が設定され、以下同様に同一の母音を含む音の集合に対して同一のプログラム#が設定される。
【0018】
図6(a)は上記システムROM2に格納された音高データベースDB3の構成を示す図である。この音高データベースDB3は名前に含まれる各音の高さを表す音高データを名前毎に記憶する。この例では、名前「やまもと」に対して「2333」が音高データとして記憶される。この図において、「2」は中音を表し、「3」は高音を表す。従って、この例では、「や」については中音で発音され、「ま」、「も」、「と」についてはそれぞれ高音で発音され、肉声に似た語調や抑揚が付加される。
【0019】
また、図6(b)に示すように、利用者の音声をサンプリングして得られる汎用的な文節(汎用サンプル)についても音高データの設定が可能となっており、この文節を発音するための音声データ(音色データと音高データ)は、システムRAM3に汎用サンプルテーブルとして格納されている。この例では、例えば文節「さんから」に対し、「2222」が音高データとして記憶される。音高データの値は、語調(イントネーション)に従って設定される。
【0020】
B.動作の説明
次に、図7に示すフローチャートに沿って、上述した携帯端末装置の動作を説明する。まず、図1に示す通信部6は、着信を受けると、着信時に通知される発信元の電話番号や着信があった旨の情報をシステムCPU1へ与える。システムCPU1は、発信元の電話番号などの着信内容を示すデータを一旦システムRAM3に記憶させる。そして、着信内容から発信元を判別して、その名前を発音させる。
【0021】
具体的には、システムCPU1は、システムRAM3に記憶された発信元の電話番号に基づきアドレス帳に発信元に該当する電話番号が登録されているかを判断する(ステップS1)。換言すれば、着信内容から発信元を判別する。そして、発信元の電話番号が登録されていない場合には通常の着信通知処理をスタートする(ステップS2)。これに対し、発信元の電話番号が登録されている場合には、音声による着信通知処理をスタートする(ステップS3)。
【0022】
着信通知処理がスタートすると、システムCPU1は、この発信元についてアドレス帳の「音声読み上げ」の項目が「ON」に設定されているか否かを判断する(ステップS4)。この「音声の読み上げ」の項目に「ON」が設定されている場合、続いてシステムCPU1は、50音データベースDB1を用いるか母音データベースDB2を用いるかを判断する(ステップS5)。何れのデータベースを用いるかについては、携帯端末装置の利用者が50音または母音の何れで着信音を発音させるかを予め指定しておくことにより決定される。
【0023】
上記ステップS5において50音データベースDB1を用いると判断された場合、システムCPU1は、システムROM2に格納された50音データベースDB1および音高データベースDB3から、発信元の名前を発音するための音声データおよび音高データをMIDIデータとして順次読み出す。即ち、システムCPU1は、着信内容から発信元を判別し、この判別結果に基づきシステムROM2から発信元の名前を発音するための音色データおよび音高データを読み出す。そして、これを楽曲再生部12へ転送する(ステップS6)。
【0024】
楽曲再生部12は、システムROM2から読み出されたMIDIデータ(音声データおよび音高データ)を再生して発信元の名前を着信音として発音する。具体的には、楽曲再生部12へ送られたMIDIデータは、インターフェイス15を介してシーケンサ16へ送られ、一時的に記憶される。シーケンサ16はそのMIDIデータに含まれるNoteデータを発音パラメータに変換し、音色を与えるプログラム#と共にWT音源17へ順次出力する。WT音源17は、プログラム#に基づいて音色ROM19内の波形データを選択し、発音パラメータに対応する速度でその波形データを読み出し、D/A変換器20へ出力する。D/A変換器20はWT音源17の出力をアナログ信号に変換し、スピーカ13へ出力する。これにより、Noteデータに基づくメロディと共に、発信元に対応する名前が発音される。
【0025】
また、システムCPU1は、システムRAM3の汎用サンプルテーブルから文節「さんから」に対応したMIDIデータを読み出し、楽曲再生部12へ転送する(ステップS7)。転送されたMIDIデータは、楽曲再生部12において上記と同様に音声に変換され、スピーカ13へ出力される。これにより、「さんから」という音声がスピーカ13から発生する。さらに、システムCPU1は、システムRAM3の汎用サンプルテーブルから、文節「でんわだよ」に対応したMIDIデータを読み出し、楽曲再生部12へ転送する(ステップS8)。これにより、「でんわだよ」という音声がスピーカ13から発音される。
このように、上述のステップS6〜S8の処理によれば、「よしもと さんから でんわだよ」なる音声が着信音として発音され、これにより、携帯端末装置の利用者はオフフックの前に発信元を把握することが可能となる。
【0026】
これに対し、前述のステップS5において、図5に示す母音データベースDB2を用いると判断された場合、上述のステップS6〜S8に代えて以下に説明するステップS9〜S11の処理が行われる。即ち、この場合、システムCPU1は、母音データベースDB2を参照して発信元の名前を母音変換する。例えば、名前が「よしもと」であれば、「おいおお」に変換する。そして、母音変換後の音に対応する音色データおよび音高データを母音データベースDB2および音高データベースDB3から読み出し、これをMIDIデータとして楽曲再生部12へ転送する(ステップS9)。楽曲再生部12に転送されたMIDIデータは上述のステップS6と同様に処理され、名前「よしもと」の母音「おいおお」が発音される。
【0027】
続いて、システムCPU1は、システムRAM3に格納された汎用サンプルテーブルから文節「さんから」を読み出し、母音データベースDB2を参照して「あんああ」に母音変換する。この母音変換された文節に対応した音色データと音高データを母音データベースDB2,DB3から読み出し、これをMIDIデータとして楽曲再生部12へ転送する(ステップS7)。転送されたMIDIデータは、楽曲再生部12において、上記と同様に音声に変換され、スピーカ13へ出力される。これにより、文節「さんから」の母音「あんああ」が発音される。
【0028】
続いて、システムCPU1は、システムRAM3の汎用サンプルテーブルから、文節「でんわだよ」の母音に対応したMIDIデータを読み出して楽曲再生部12へ転送する(ステップS8)。これにより、文節「でんわだよ」の母音「えんああお」が発音される。
このように、上述のステップS9〜S11の処理によれば、「よしもと さんから でんわだよ」が「おいおお あんああ えんああお」に変換されて着信音として発音される。着信音として母音を発音させて、言葉の雰囲気を伝えるに留めることにより、第3者にとってはその意味を把握することはできず、一方、携帯端末装置の利用者は着信音の音声が表現する名前を把握することができる。
【0029】
次に、システムCPU1は、入力キー4のオフフックボタンが操作されたか否かを判断する(ステップS12)。そして、その判断結果が「YES」になると、着信通知終了処理を行い(ステップS13)、次いで通話処理を行う(ステップS15)。そして、入力キー4のオンフックボタンが押されると、一連の処理を終了する。
【0030】
図8(a)に、50音で発音させる場合に楽曲再生部12へ送られるMIDIデータの一例を示す。この例は、「やまもとさんからめえるです」なる音声を発音する場合のものであり、先頭音の「や」に対しては、音色を特定するためのプログラム#として「PC#36」が設定され、その音高を与えるデータとして「NoteOn(音高2)」が設定されている。以下、「や」に続く各音に対して音色データと音高データとが設定される。
【0031】
図8(b)に、母音で発音させる場合に楽曲再生部12へ送られるMIDIデータの一例を示す。この例は、「よしもとさんからめえるです」なる音声を母音で発音する場合のものであり、先頭音の「お」に対しては、プログラム#として「PC#5」が設定され、音高を与えるデータとして「NoteOn(音高2)」が設定されている。以下、「お」に続く母音に対して音色データと音高データとが設定される。
【0032】
図9に着信メロディと音声との発音例を示す。図9(a)は、上述の図3に示すアドレス帳に登録された名前「まつもと」に対する発音例を示し、発信元が「まつもと」である場合には着信メロディ「曲1」と音声「まつもとさんからめえるです」が発音される。また、図9(b)では、上述のアドレス帳に登録された名前「やまもと」に対する発音例を示し、発信元が「やまもと」である場合には着信メロディ「曲1」と音声「やまもとさんからめえるです」が発音される。さらに、図9(c)は、上述のアドレス帳に登録された名前「よしもと」に対する発音例を示し、着信メロディは発音されず、「よしもとさんからめえるです」を母音変換して得られる「おいおおあんああええうえう」が発音される。このようにして音声とメロディが着信音として発音される。
【0033】
以上、この発明の一実施形態を説明したが、この発明は、この実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上述の実施の形態では、文節の音高データについては汎用サンプルテーブルとして備えたが、音高データベースDB3から音高データを取得するものとしてもよい。
また、上述の実施の形態では、WT音源を用いたが、PCM方式でもADPCM方式でもよく、さらに、「あ」〜「ん」の音声を合成できるものであれば、WT音源以外の他の音源、例えばFM音源でもよい。
【0034】
【発明の効果】
この発明によれば、着信内容から発信元の名前を判別し、判別された名前に基づき音色データおよび音高データを順次再生して発信元の名前を着信音として発音するようにしたので、着信音として発信元の名前(氏名・名称・呼称)を発音することが可能となる。また、抑揚をつけて発信元の名前を着信音として発音することができ、利用者が着信音から発信元を判別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態に係る楽音再生部の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態に係るアドレス帳の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態に係る50音データベースの構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態に係る母音データベースの構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態に係る音高データを説明するための図である。
【図7】 この発明の実施の形態に係る携帯端末装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態に係るMIDIデータの構成例を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態に係る携帯端末装置の着信音の発音例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…システムCPU、2…システムROM、3…システムRAM、4…入力キー、6…通信部、8…音声CODEC、9…イヤスピーカ、10…マイクロフォン、12…楽曲再生部、13…スピーカ、16…シーケンサ、17…WT音源、19…音色ROM、20…D/A変換器。

Claims (3)

  1. 名前に含まれる各音の音色を表す音色データと共に前記名前に含まれる各音の高さを表す音高データを記憶する記憶手段と、
    着信内容から発信元を判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に基づき前記記憶手段から前記発信元の名前を発音するための音色データおよび音高データを読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出された音色データおよび音高データを再生して前記発信元の名前を着信音として発音する発音手段と、
    を備えた携帯端末装置であって
    前記記憶手段が、前記音色データとして、前記発信元の名前の各音に含まれる母音を表すデータを記憶したことを特徴とする携帯端末装置
  2. 名前と電話番号とが対応づけられて登録されたデータベースをさらに有し、
    前記判別手段が、着信時に通知される前記発信元の電話番号に基づき前記データベースを参照して前記発信元の名前を判別することを特徴とする請求項1に記載された携帯端末装置。
  3. 前記データベースは、前記名前に対して、着信時に音声を発生させるか否かを示す情報が対応付けられて登録されており、
    前記読み出し手段は、前記判別手段により判別された名前に対して、前記データベースで着信時に音声を発生させることを示す情報が登録されている場合にのみ、前記記憶手段から前記発信元の名前を発音するための音色データおよび音高データを読み出すことを特徴とする請求項2に記載された携帯端末装置。
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