JP2002169568A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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JP2002169568A
JP2002169568A JP2000364229A JP2000364229A JP2002169568A JP 2002169568 A JP2002169568 A JP 2002169568A JP 2000364229 A JP2000364229 A JP 2000364229A JP 2000364229 A JP2000364229 A JP 2000364229A JP 2002169568 A JP2002169568 A JP 2002169568A
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karaoke
melody
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JP2000364229A
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Kazuhito Egashira
和仁 江頭
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダウンロードしたカラオケよりサビ部分のフ
レーズを着メロとして設定することができるようにす
る。 【解決手段】 本発明の携帯端末装置は、構成要素とし
て少なくとも音楽データとそのサビ部分フレーズの取り
出し位置データとを有するカラオケデータと、着信を報
せる着メロデータを格納できるメロディ記憶部と、取り
出し位置データに基づいてメロディ用記憶部に格納され
た音楽データの中からサビ部分フレーズをコピーし、メ
ロディ用記憶部に該サビ部分フレーズを着メロデータと
して格納するフレーズ取り出し手段と、フレーズ取り出
し手段に対して、サビ部分フレーズを着メロデータとし
て格納するように指令する着メロ設定入力手段を備え、
着信したときには、着メロデータが読み出されて着メロ
として再生処理部に送られ再生されることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケをダウン
ロードして再生することができ、この中のサビ部分のフ
レーズを着メロとして設定することができる携帯端末装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話やPHS等の携帯端末装
置において、予め1つの旋律を入力しておき、着信があ
ったときに着メロとしてこの旋律で着信を報せることが
行われていた。しかし、音楽好きのユーザには着信時の
単純な旋律の再生だけでは物足らないこともあって、最
近では複数のパートをもつメロディの主副の旋律を入力
し、それぞれのパートが奏でる旋律を和音として楽しむ
ことが行われるようになってきている。これは携帯端末
装置においてメロディを着メロとして使うだけでなく、
身近な音楽の作成及び再生装置としてとらえて、音楽を
楽しむ1つのメディアとして利用するものである。
【0003】ところで、最近、特開平9−26798の
ように通信回線を介してカラオケデータを携帯端末装置
を利用してダウンロードするサービスが提案されてい
る。上述した携帯端末装置であれば、カラオケのデータ
をダウンロードして十分カラオケを楽しむことが可能で
ある。そして、このとき多数の曲のカラオケデータを格
納しておくためにはかなりの記憶容量を必要とするが、
外付けでメモリカードを装着できる携帯端末も提案され
ており、ダウンロードしたカラオケデータをこうしたメ
モリカードへ格納すればこうしたメモリの問題も十分対
処できる環境になっている。
【0004】しかし、せっかくダウンロードしたカラオ
ケデータも従来は単純に再生して楽しむだけに留まり、
着メロとして使用することはできないものであった。従
来の携帯端末装置では、カラオケデータにはコピープロ
テクトをかけていることが多く、着メロとしてサビ部分
のフレーズを切り出すことはできなかった。従って、好
きな音楽についてカラオケデータが入手できているにも
かかわらず、着メロとしてこのサビ部分を利用しようと
思えば、自分で別途音符入力するほかなかった。そして
自分で入力するとしても、複数のパートで構成される主
副の旋律を入力するにはかなりの労力が必要であった。
【0005】以下、図面を参照して、この従来の携帯端
末装置について説明する。図4は従来の携帯端末装置の
全体図、図5は従来の携帯端末装置の制御ブロック図で
ある。
【0006】図4において、1は携帯電話やPHS等の
携帯端末装置、2はLCDなどの表示画面、3は数字や
記号,音符記号(2分音符や4分音符等の五線譜の音符
のマーク)の入力が可能な入力キー、4は操作用のファ
ンクションキー、5は無線基地局やコードレス親機との
電波による送受信を行うアンテナである。入力キー3は
ローマ字入力、ひらかな入力、カタカナ入力等ができ、
#記号や*記号を用い、または併せてファンクションキ
ー4を用いて各種モードの切換えができるものである。
また、ファンクションキー4は、表示画面に表示された
メニュー表示の各種機能の中でカーソルを移動させた
り、各種機能の中から1つの機能を選択したりするのに
用いられる。
【0007】次に、従来の携帯端末装置1の制御回路に
ついて説明する。図5に示すように、6はアンテナ5で
送受信する無線信号の処理を行う無線送受信部、7はメ
ロディの再生処理や音声通話処理する再生処理部、8は
音声通話やメロディを出力するスピーカー、9は音声通
話用のマイクである。10はLCD等の表示画面2にメ
ニュー表示や各種情報、電話番号等を表示するととも
に、メロディ入力表示画面を選択した場合には音符記号
や音名,オクターブ番号を表示する表示手段である。
【0008】11は入力キー3の押下を制御回路への入
力信号として出力するキー入力手段、12はファンクシ
ョンキー4の押下を制御回路への入力信号として出力す
る各種機能を実現する選択入力手段、13は携帯端末装
置1の各種情報やプログラムを記憶するメモリ部であ
る。14はメロディ入力表示画面で使用する音符記号や
音階名、メロディ作成用の各種データを記憶するメロデ
ィ用記憶部である。メロディ用記憶部14は着メロや色
々なメロディのデータを格納したり、これを処理する際
のデータを格納するために使用される。15は携帯端末
装置1全体の制御を行う制御部である。メモリ部13に
記憶されている各種プログラムを読み出し、メモリ部1
3とメロディ用記憶部14に記憶されているデータを利
用して、通話や通信、その他様々の機能を実現する。
【0009】このように従来の携帯端末装置1は、メロ
ディ入力表示画面を開いて音符入力でき、自分で着メロ
を作成して、メロディ用記憶部14に格納しておくもの
であった。この外、インターネット等を介して着メロデ
ータをダウンロードできるものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯端末装置1
は、複数のパートをもつメロディの主副の旋律を入力で
き、それぞれのパートが奏でる旋律を和音として楽しむ
ことが可能であり、音楽の作成及び再生装置として音楽
を楽しめるものであった。この携帯端末装置を利用すれ
ば、通信回線を介して着メロデータやカラオケデータを
ダウンロードし、着メロとして利用したり、再生してカ
ラオケとして楽しめるものであった。しかし、せっかく
ダウンロードしたカラオケデータは、カラオケ用の音楽
データとしては利用できても着メロとして使用すること
はできないものであった。
【0011】すなわち、カラオケデータにはコピープロ
テクトをかけいていることが多く、従来の携帯端末装置
はこのカラオケデータからサビ部分のフレーズを着メロ
として切り出す手段を備えていない。従って、好きな音
楽についてカラオケデータが入手できているのに、着メ
ロとしてこの音楽の最も聞かせ所であるサビ部分を使い
たいと思っても、自分で別途音符入力するしかないもの
であった。しかし、もし自分で入力するとなると、複数
のパートで構成された主副の旋律を入力するには相当の
作業量が必要なものであった。
【0012】そこで、本発明は、カラオケをダウンロー
ドして再生することができ、この中のサビ部分のフレー
ズを着メロとして設定することができる携帯端末装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の携帯端末装置は、構成要素として少なくとも音
楽データとそのサビ部分フレーズの取り出し位置データ
とを有するカラオケデータと、着信を報せる着メロデー
タを格納できるメロディ記憶部と、取り出し位置データ
に基づいてメロディ用記憶部に格納された音楽データの
中からサビ部分フレーズをコピーし、メロディ用記憶部
に該サビ部分フレーズを着メロデータとして格納するフ
レーズ取り出し手段と、フレーズ取り出し手段に対し
て、サビ部分フレーズを着メロデータとして格納するよ
うに指令する着メロ設定入力手段を備え、着信したとき
には、着メロデータが読み出されて着メロとして再生処
理部に送られ再生されることを特徴とする。
【0014】これにより、カラオケをダウンロードして
再生することができ、この中のサビ部分のフレーズを着
メロとして設定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載された発
明は、送受信する無線信号を処理する無線送受信部と、
構成要素として少なくとも音楽データとそのサビ部分フ
レーズの取り出し位置データとを有するカラオケデータ
と、着信を報せる着メロデータを格納できるメロディ記
憶部と、取り出し位置データに基づいてメロディ用記憶
部に格納された音楽データの中からサビ部分フレーズを
コピーし、メロディ用記憶部に該サビ部分フレーズを着
メロデータとして格納するフレーズ取り出し手段と、カ
ラオケデータと着メロデータの再生処理を行うとともに
音声通話処理を行うことができる再生処理部と、再生処
理部で処理された音声を出力できるスピーカーと、フレ
ーズ取り出し手段に対して、サビ部分フレーズを着メロ
データとして格納するように指令する着メロ設定入力手
段を備え、着信したときには、着メロデータが読み出さ
れて着メロとして再生処理部に送られ再生されることを
特徴とする携帯端末装置であるから、ダウンロードした
カラオケデータを再生することができ、この中のサビ部
分フレーズを着メロとして設定することができる。メロ
ディ用記憶部にカラオケデータの音楽データから取り出
したサビ部分データをコピーしておき、着信時にこれを
読み出して再生処理部で再生するから、着信時直ちに再
生して着メロとして流すことができる。
【0016】請求項2に記載された発明は、送受信する
無線信号を処理する無線送受信部と、構成要素として少
なくとも音楽データとそのサビ部分フレーズの取り出し
位置データとを有するカラオケデータを格納できるメロ
ディ記憶部と、着信があったとき、取り出し位置データ
に基づいて音楽データの中からサビ部分フレーズを取り
出すフレーズ取り出し手段と、カラオケデータと着メロ
データの再生処理を行うとともに音声通話処理を行うこ
とができる再生処理部と、再生処理部で処理された音声
を出力できるスピーカーと、着信したときには、フレー
ズ取り出し手段によって取り出し位置データが読み出さ
れて、該取り出し位置データに基づいて音楽データの中
からサビ部分フレーズを取り出され、再生処理部に送ら
れ着メロとして再生されることを特徴とする携帯端末装
置であるから、ダウンロードしたカラオケデータを再生
することができ、この中の音楽データのサビ部分フレー
ズを着メロとして設定することができる。メロディ用記
憶部に着メロの取り出し位置データを格納してあるた
め、着信があった度ごとに、取り出し位置データに基づ
いてサビ部分フレーズを着メロデータとして取り出すた
め、着メロデータを格納しておくメモリ領域が不要であ
る。
【0017】請求項3に記載された発明は、フレーズ取
り出し手段が、カラオケデータの中でサビ部分フレーズ
の取り出し位置を音楽データの先頭からの再生時間情報
で算出することを特徴とする請求項1または2に記載さ
れた携帯端末装置であるから、カラオケデータからの所
定のフレーズを確実かつ容易に取り出すことができる。
【0018】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1における携帯端末装置について図面に基づき説明す
る。図1は本発明の実施の形態1における携帯端末装置
の制御ブロック図、図2は本発明の実施の形態1におけ
る携帯端末装置のメロディ用記憶部内のカラオケデータ
構成図である。なお、本実施の形態1の携帯端末装置に
ついて、図4の全体図は従来の携帯端末装置と共通であ
るから、全体図は図4を共通に用いることとし省略す
る。また、図1、図2に示す本実施の形態1の携帯端末
装置において、この従来の携帯端末装置と同一符号の部
材は、両者で基本的に同一のものであるから、詳細な説
明は従来の説明に譲り、ここでは主として特徴部分の説
明を行う。
【0019】図1と図4において、1は携帯端末装置、
2は表示画面、3は入力キー、4はファンクションキ
ー、5はアンテナである。6は送受信する無線信号の処
理を行う無線送受信部、7はメロディの再生処理や音声
通話処理する再生処理部、8は音声通話やメロディを出
力するスピーカー、9は音声通話用のマイクである。1
0は表示画面2にメニュー表示したり、各種情報、電話
番号等を表示し、メロディ入力表示画面を選択した場合
には音符記号や音名,オクターブを音符入力できる表示
手段である。再生処理部7は電子音源(図示しない)を
備えており、音声通話や電子音データをスピーカー8か
ら出力できるように再生し、逆にマイク9からの音声通
話は符号化し、無線送受信部6で変調、送信する。携帯
端末装置1にメモリカードを装着した場合には、メモリ
カード内に格納された音楽を再生することもできる。
【0020】11はキー入力手段、12はファンクショ
ンキー4の押下を制御回路への入力信号として出力する
選択入力手段、13は携帯端末装置1の各種情報やプロ
グラムを記憶するメモリ部である。14はメロディ入力
するとき使用する各種データを記憶するメロディ用記憶
部である。14aは、このカラオケデータをダウンロー
ドしたときにはこれを格納するメロディ用記憶部14の
カラオケデータ域、14bはカラオケデータ域に格納さ
れたカラオケデータのサビ部分フレーズをコピーして格
納する着メロ格納域である。15は携帯端末装置1全体
の制御を行う制御部である。
【0021】16は、メロディ用記憶部14内のカラオ
ケデータからカラオケのサビ部分フレーズをコピーして
着メロデータ格納域14bに格納するフレーズ取り出し
手段である。17はこのフレーズ取り出し手段16に対
してサビ部分フレーズを着メロデータ域14bへ格納す
るように指示するための着メロ設定入力手段である。
【0022】ここで着メロ設定の設定入力の具体的な入
力方法を説明すると、設定に先立って予め着メロ設定用
または再生用のデータとしてカラオケデータをダウンロ
ードしておく。そして、まず表示画面にメロディ再生表
示画面を開いて、着メロ設定のモード選択を行いファン
クションキー4を押下する。このモード選択を行うこと
により表示画面2に着メロ設定用のメニューが表示され
る。そこで、このメニューの中でカラオケデータ一覧を
選択すると、ダウンロードしたカラオケデータの一覧が
表示される。この一覧から着メロに設定したいカラオケ
データを選択すると、着メロ設定入力手段17から着メ
ロ設定を行うとの指令がフレーズ取り出し手段16に発
行され、これを受けたフレーズ取り出し手段16が、選
択されたカラオケデータをカラオケデータ域14aから
検索する。そして、検索されたカラオケデータ内にある
サビ部分のフレーズ取り出し位置データを基にカラオケ
データ内にある音楽データのうちサビ部分のフレーズの
みを取り出し、着メロとして着メロ格納域14bにコピ
ーする。なお、この取り出し方法については後述する。
これによってサビ部分フレーズが、着メロとして設定さ
れることになる。
【0023】そこで、このメロディ用記憶部14内に格
納されたカラオケデータ構成について詳細に説明する。
図2に示すように、カラオケデータは、通信回線を介し
て配信され、メロディ用記憶部14内のカラオケデータ
域14aに格納される。このカラオケデータは、図2に
示す制御情報域Aと音楽情報域B、画像情報域Cから構
成される。制御情報域Aには、サビ部分位置データa1
と制御用の文字データa2が格納され、音楽情報域Bに
は音楽データb、画像情報域Cには画像データcが格納
される。なお、以下の説明からも分かるようにカラオケ
データの構成要素には、少なくとも音楽情報域Bに格納
した音楽データbと、制御情報領域Aに格納したサビ部
分位置データa1の2つは含まれている必要がある。サ
ビ部分位置データa1は、サビ部分フレーズが音楽デー
タbのどこに存在するかを示す位置情報を与えるデータ
であり、カラオケデータ域14aのアドレスα1〜α2
(例えば10000〜100FF)に格納され、また制
御用の文字データa2はアドレスα3〜α4(例えば1
0100〜102FF)に格納される。コンテンツとし
ての音楽データbが格納されるメモリ領域はアドレスβ
1〜β2(例えば10400〜10FFF)、画像デー
タcが格納されるメモリ領域はアドレスγ1〜γ2(例
えば20000〜2FFFFF)である。
【0024】そして、本実施の形態1においてはサビ部
分位置データa1として、音楽データを再生したときの
先頭からの再生時間で位置を測る再生時間情報を採用し
ている。この再生時間情報が本実施の形態1のサビ部分
フレーズの取り出し位置データである。
【0025】音楽データbは音楽のコンテンツであり、
アドレスβ1を先頭としてアドレスβ2までの音楽情報
域Bの中に格納され、例えばカラオケモードでは、外部
からのカラオケモード選択で、アドレスβ1を先頭とし
て再生時間情報0〜T(取り出し位置データ)の音楽デ
ータbが読み出されて、再生される。
【0026】また、サビ部分位置データa1は、この再
生時間情報0〜Tの音楽データbの中で、サビ部分フレ
ーズが存在する再生時間情報T1〜T2により特定さ
れ、カラオケデータ域14a内に格納される。
【0027】着メロ設定入力手段17により着メロ設定
が実行されると、フレーズ取り出し手段16は再生時間
情報T1〜T2(制御コードは「CUTFLG:ON;
Starttime=“0”;endtime=“T”」)に対応したア
ドレスの音楽データbの中のサビ部分フレーズが読み出
され、メロディ用記憶部14内の着メロ格納域14bに
コピーして格納される。カラオケ音楽データbや画像デ
ータcにはコピープロテクトがかかっているが、この制
御コードを用いることにより、読み出しが可能になる。
そして、着メロモードにおいては、制御部15が着メロ
格納域14b内に格納されたこのサビ部分フレーズを読
み出し、再生処理部7で再生処理してスピーカー8から
出力する。
【0028】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2における携帯端末装置について図面に基づき説明す
る。図3は本発明の実施の形態1における携帯端末装置
のモードの流れを示すフローチャートである。本実施の
形態2の携帯端末装置は、後述するように着メロ格納域
を備えない点が実施の形態1の携帯端末装置と異なるだ
けで、基本的に実施の形態1の携帯端末装置と同一であ
る。従って、同一の符号は同一の部材を示すため、詳細
な説明は実施の形態1と従来の携帯端末装置の説明に譲
り、特徴部分の説明を行う。
【0029】実施の形態2の携帯端末装置は、図1に示
すように着メロ格納域14bを設けてカラオケデータの
サビ部分フレーズのコピーを格納するのではなく、着メ
ロ格納域14bは設けずに、サビ部分位置データa1を
カラオケデータ域14aに格納しておき、着信があって
とき、その度ごとに着メロを作成するものである。すな
わち、着信の度ごとにサビ部分のフレーズ取り出し手段
16が、カラオケデータのサビ部分位置データa1であ
る再生時間情報T1〜T2(取り出し位置データ)を利
用してサビ部分フレーズを読み出し、再生処理部7によ
って再生するものである。
【0030】着信があったときには、フレーズ取り出し
手段16によってこの再生時間情報T1〜T2(制御コ
ードは「CUTFLG:ON;Starttime=“0”;end
time=“T”」)が読み出され、サビ部分フレーズが着
メロとして再生処理部7で再生処理されスピーカー8か
ら出力される。カラオケ音楽データbにコピープロテク
トがかかっていても、この制御コードを用いることによ
り、読み出しが可能になる。
【0031】続いて、本発明の実施の形態2における携
帯端末装置の着メロ再生時のフローチャートである図3
について説明する。
【0032】携帯端末装置に着信があった場合、設定さ
れている着メロがカラオケデータであるか否かがチェッ
クされる(step1)。設定されている着メロがカラ
オケデータであった場合、このカラオケデータに取り出
し位置データがあるか否かがチェックされる(step
2)。取り出し位置データがあるときは、取り出し位置
データに基づいて音楽データからサビ部分のフレーズを
読み出し(step3)、サビ部分のフレーズの取り出
し位置データがないときは、そのまま音楽データが再生
される(step4)。なお、step1において、設
定されている着メロがカラオケデータでない場合には、
音楽データはそのまま再生されることになる(step
5)。step4とstep5において再生が終了した
らENDとなる(step6)。
【0033】実施の形態2の携帯端末装置は、着信があ
った度ごとに、再生時間情報T1〜T2に基づいてカラ
オケ音楽データの中からサビ部分フレーズを着メロデー
タとして取り出すため、着メロデータを格納しておく着
メロ格納域(メモリ領域)が不要である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載された携帯端末装置は、取り出し位置データに基
づいてメロディ用記憶部に格納された音楽データの中か
らサビ部分フレーズをコピーし、メロディ用記憶部に該
サビ部分フレーズを着メロデータとして格納するフレー
ズ取り出し手段と、フレーズ取り出し手段に対して、サ
ビ部分フレーズを着メロデータとして格納するように指
令する着メロ設定入力手段を備えたから、ダウンロード
したカラオケデータを再生することができ、この中のサ
ビ部分フレーズを着メロとして設定することができる。
メロディ用記憶部にカラオケデータの音楽データから取
り出したサビ部分データをコピーしておき、着信時にこ
れを読み出して再生処理部で再生するから、着信時直ち
に再生して着メロとして流すことができる。
【0035】請求項2に記載された携帯端末装置は、着
信があったとき、フレーズ取り出し手段によって取り出
し位置データが読み出されて、該取り出し位置データに
基づいて音楽データの中からサビ部分フレーズが取り出
され、再生処理部に送られ着メロとして再生されるか
ら、ダウンロードしたカラオケデータを再生することが
でき、この中の音楽データのサビ部分フレーズを着メロ
として設定することができる。メロディ用記憶部に着メ
ロの取り出し位置データを格納してあるため、着信があ
った度ごとに、取り出し位置データに基づいてサビ部分
フレーズを着メロデータとして取り出すため、着メロデ
ータを格納しておくメモリ領域が不要である。
【0036】請求項3に記載された携帯端末装置は、カ
ラオケデータの中でサビ部分フレーズの取り出し位置を
音楽データの先頭からの再生時間情報で算出するから、
カラオケデータからの所定のフレーズを確実かつ容易に
取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における携帯端末装置の
制御ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における携帯端末装置の
メロディ用記憶部内のカラオケデータ構成図
【図3】本発明の実施の形態1における携帯端末装置の
着メロ再生時のフローチャート
【図4】従来の携帯端末装置の全体図
【図5】従来の携帯端末装置の制御ブロック図
【符号の説明】
1 携帯端末装置 2 表示画面 3 入力キー 4 ファンクションキー 5 アンテナ 6 無線送受信部 7 再生処理部 8 スピーカー 9 マイク 10 表示手段 11 キー入力手段 12 選択入力手段 13 メモリ部 14 メロディ用記憶部 14a カラオケデータ域 14b 着メロ格納部 15 制御部 16 フレーズ取り出し手段 17 着メロ設定入力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109L

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送受信する無線信号を処理する無線送受信
    部と、 構成要素として少なくとも音楽データとそのサビ部分フ
    レーズの取り出し位置データとを有するカラオケデータ
    と、着信を報せる着メロデータを格納できるメロディ記
    憶部と、 前記取り出し位置データに基づいて前記メロディ用記憶
    部に格納された前記音楽データの中からサビ部分フレー
    ズをコピーし、前記メロディ用記憶部に該サビ部分フレ
    ーズを着メロデータとして格納するフレーズ取り出し手
    段と、 前記カラオケデータと前記着メロデータの再生処理を行
    うとともに音声通話処理を行うことができる再生処理部
    と、 前記再生処理部で処理された音声を出力できるスピーカ
    ーと、 前記フレーズ取り出し手段に対して、前記サビ部分フレ
    ーズを前記着メロデータとして格納するように指令する
    着メロ設定入力手段を備え、 着信したときには、前記着メロデータが読み出されて着
    メロとして前記再生処理部に送られ再生されることを特
    徴とする携帯端末装置。
  2. 【請求項2】送受信する無線信号を処理する無線送受信
    部と、 構成要素として少なくとも音楽データとそのサビ部分フ
    レーズの取り出し位置データとを有するカラオケデータ
    を格納できるメロディ記憶部と、 着信があったとき、前記取り出し位置データに基づいて
    前記音楽データの中から前記サビ部分フレーズを取り出
    すフレーズ取り出し手段と、 前記カラオケデータと前記着メロデータの再生処理を行
    うとともに音声通話処理を行うことができる再生処理部
    と、 前記再生処理部で処理された音声を出力できるスピーカ
    ーと、 着信したときには、前記フレーズ取り出し手段によって
    前記取り出し位置データが読み出されて、該取り出し位
    置データに基づいて前記音楽データの中から前記サビ部
    分フレーズを取り出され、前記再生処理部に送られ着メ
    ロとして再生されることを特徴とする携帯端末装置。
  3. 【請求項3】前記フレーズ取り出し手段が、前記カラオ
    ケデータの中でサビ部分フレーズの取り出し位置を前記
    音楽データの先頭からの再生時間情報で算出することを
    特徴とする請求項1または2に記載された携帯端末装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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