JP3859636B2 - 道路舗装の施工方法 - Google Patents
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Description
円板状の回転切断刃を有する路面カッターを用いて行なう次のステップA及びBを備え、
A.路面に支軸を立て、該支軸に上記路面カッターの上記切断刃の回転軸の延長線に 対応する位置に設けた係合部を係合させ、該支軸を中心に上記切断刃を旋回移動さ せることによって、上記アスファルト舗装に円弧状の第1切れ目を入れるステップ 、
B.上記第1切れ目を間において上記ステップAの支軸固定位置とは反対側の路面に 支軸を立て、該支軸に上記係合部を係合し該支軸を中心に上記切断刃を旋回移動さ せることによって、上記アスファルト舗装に上記第1切れ目とは逆向きに中凸にな った円弧状の第2切れ目を入れるステップ、
上記第1切れ目と上記第2切れ目とが滑らかにつながるように上記支軸の固定位置を定めて上記A及びBのステップを実行することにより、上記アスファルト舗装に波形の切れ目を形成し、上記アスファルト舗装とコンクリート舗装との打継目を波形に形成することを特徴とする。
上記両側のアスファルト舗装各々に、該アスファルト舗装と上記後打ちコンクリート舗装との境界線に沿って延びる切れ目を入れる工程と、
上記両切れ目よりも内側に存するアスファルト舗装部分、上記後打ちコンクリート舗装及び上記伸縮継手を除去することにより、新たな継手設置部を形成する工程と、
上記継手設置部に上記道路橋本体の伸縮を許容する新たな伸縮継手を設置する工程と、
上記伸縮継手の両側にコンクリートを打設して新たな後打ちコンクリート舗装を形成し、該新たな後打ちコンクリート舗装を上記アスファルト舗装に継ぐ工程とを備え、
上記アスファルト舗装に切れ目を入れる工程は、円板状の回転切断刃を有する路面カッターを用いて行なう次のステップA及びBを備え、
A.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記伸縮継手から離れた位置 において路面に支軸を立て、該支軸に上記路面カッターの上記切断刃の回転軸の延 長線に対応する位置に設けた係合部を係合させ、該支軸を中心に上記切断刃を旋回 移動させることによって、上記アスファルト舗装に上記伸縮継手側に向かって中凸 になった円弧状の第1切れ目を入れるステップ、
B.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記伸縮継手に近い位置にお いて路面に上記支軸を立て、該支軸に上記係合部を係合し該支軸を中心に上記切断 刃を旋回移動させることによって、上記アスファルト舗装に上記伸縮継手とは反対 側に向かって中凸になった円弧状の第2切れ目を入れるステップ、
上記第1切れ目と上記第2切れ目とが滑らかにつながるように上記支軸の固定位置を定めて上記A及びBのステップを必要回数繰り返して実行することにより、上記アスファルト舗装に波形の切れ目を形成し、上記アスファルト舗装と新たな後打ちコンクリート舗装との打継目を波形に形成することを特徴とする。
上記アスファルト舗装に、該アスファルト舗装と上記後打ちコンクリート舗装との境界線に沿って延びる切れ目を入れる工程と、
上記切れ目よりも上記伸縮継手側に存するアスファルト舗装部分と、該アスファルト舗装部分に続く上記後打ちコンクリート舗装の一部とを除去する工程と、
上記舗装が除去された部位にコンクリートを打設して新たなコンクリート舗装を形成し、該新たなコンクリート舗装を上記アスファルト舗装に継ぐ工程とを備え、
上記アスファルト舗装に切れ目を入れる工程は、円板状の回転切断刃を有する路面カッターを用いて行なう次のステップA及びBを備え、
A.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記伸縮継手から離れた位置 において路面に支軸を立て、該支軸に上記路面カッターの上記切断刃の回転軸の延 長線に対応する位置に設けた係合部を係合させ、該支軸を中心に上記切断刃を旋回 移動させることによって、上記アスファルト舗装に上記伸縮継手側に向かって中凸 になった円弧状の第1切れ目を入れるステップ、
B.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記伸縮継手に近い位置にお いて路面に上記支軸を立て、該支軸に上記係合部を係合し該支軸を中心に上記切断 刃を旋回移動させることによって、上記アスファルト舗装に上記伸縮継手とは反対 側に向かって中凸になった円弧状の第2切れ目を入れるステップ、
上記第1切れ目と上記第2切れ目とが滑らかにつながるように上記支軸の固定位置を定めて上記A及びBのステップを必要回数繰り返して実行することにより、上記アスファルト舗装に波形の切れ目を形成し、上記アスファルト舗装と新たなコンクリート舗装との打継目を波形に形成することを特徴とする。
上記アスファルト舗装に、上記伸縮継手に沿って継目長手方向に延びる切れ目を入れる工程と、
上記切れ目よりも伸縮継手側に存するアスファルト舗装部分を除去する工程と、
上記舗装が除去された部位にコンクリートを打設してコンクリート舗装を形成し、該コンクリート舗装を上記アスファルト舗装に継ぐ工程とを備え、
上記アスファルト舗装に切れ目を入れる工程は、円板状の回転切断刃を有する路面カッターを用いて行なう次のステップA及びBを備え、
A.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記伸縮継手から離れた位置 において路面に支軸を立て、該支軸に上記路面カッターの上記切断刃の回転軸の延 長線に対応する位置に設けた係合部を係合させ、該支軸を中心に上記切断刃を旋回 移動させることによって、上記アスファルト舗装に上記伸縮継手側に向かって中凸 になった円弧状の第1切れ目を入れるステップ、
B.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記伸縮継手に近い位置にお いて路面に上記支軸を立て、該支軸に上記係合部を係合し該支軸を中心に上記切断 刃を旋回移動させることによって、上記アスファルト舗装に上記伸縮継手とは反対 側に向かって中凸になった円弧状の第2切れ目を入れるステップ、
上記第1切れ目と上記第2切れ目とが滑らかにつながるように上記支軸の固定位置を定めて上記A及びBのステップを必要回数繰り返して実行することにより、上記アスファルト舗装に波形の切れ目を形成し、上記アスファルト舗装とコンクリート舗装との打継目を波形に形成することを特徴とする。
上記相対する両段部に上記遊間を塞ぐように詰め物がされ、
上記遊間を存して相対する両道路橋本体の上面及び上記詰め物の上に、又は上記遊間を存して相対する道路橋本体及び橋台各々の上面並びに上記詰め物の上に、アスファルト舗装が一連となるように施されている道路橋継目部に適用する道路舗装の施工方法であって、
上記両段部各々の外側において上記アスファルト舗装に継目長手方向に延びる切れ目を入れる工程と、
上記両切れ目の内側のアスファルト舗装部分を除去するとともに、上記詰め物を取り除くことによって、継手設置部を形成する工程と、
上記継手設置部に上記道路橋本体の伸縮を許容する伸縮継手を設置する工程と、
上記伸縮継手の両側にコンクリートを打設して後打ちコンクリート舗装を形成し、該後打ちコンクリート舗装を上記アスファルト舗装に継ぐ工程とを備え、
上記アスファルト舗装に切れ目を入れる工程は、円板状の回転切断刃を有する路面カッターを用いて行なう次のステップA及びBを備え、
A.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記遊間から離れた位置にお いて路面に支軸を立て、該支軸に上記路面カッターの上記切断刃の回転軸の延長線 に対応する位置に設けた係合部を係合させ、該支軸を中心に上記切断刃を旋回移動 させることによって、上記アスファルト舗装に上記遊間側に向かって中凸になった 円弧状の第1切れ目を入れるステップ、
B.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記遊間に近い位置に上記支 軸を立て、該支軸に上記係合部を係合し該支軸を中心に上記切断刃を旋回移動させ ることによって、上記アスファルト舗装に上記遊間とは反対側に向かって中凸にな った円弧状の第2切れ目を入れるステップ、
上記第1切れ目と上記第2切れ目とが滑らかにつながるように上記支軸の固定位置を定めて上記A及びBのステップを必要回数繰り返して実行することにより、上記アスファルト舗装に波形の切れ目を形成し、上記アスファルト舗装と後打ちコンクリート舗装との打継目を波形に形成することを特徴とする。
図1は本実施形態に係る道路舗装の施工方法を用いてなる道路橋継目部の構造を示す。同図において、1は道路橋本体(床版)であり、遊間2を存して相対する道路橋本体1,1の端部に該本体上面よりも低くなった段部3,3が形成されている。遊間2に対応する位置には道路橋本体1の伸縮を許容する伸縮継手4が配置され、この伸縮継手4の両側にはコンクリートが路面高さまで打設されて後打ちコンクリート舗装5,5が形成されており、この後打ちコンクリート舗装5が道路橋本体1の上面のアスファルト舗装6に打継がれた状態になっている。
図2(a)は施工前の道路橋継目部を示す。図2(b)に示すように、アスファルト舗装6,6に、後打ちコンクリート舗装5に沿って継目長手方向(道路幅員方向)に延びる切れ目11を入れる。
上記両側のアスファルト舗装6,6の切れ目11,11よりも内側に存するアスファルト舗装部分、後打ちコンクリート舗装5,5及び伸縮継手4を除去することにより、図2(c)に示す新たな継手設置部13を形成する。これにより、アスファルト舗装6の端面6aは継目長手方向に曲がりくねって延びる凹凸曲面になる。
図2(d)に示すように、逆U字状に形成された補強筋14を道路橋本体1に固定する。すなわち、補強筋14の一方の垂直部を、アスファルト舗装6の凹凸曲面6aの凹部位置(段部3から離れるように凹んだ部位)において道路橋本体1にその上面より埋め込んだ状態とし、他方の垂直部は段部3に配置する。この補強筋14はアスファルト舗装6の凹凸曲面6aの各凹部位置に設ける。
図2(e)に示すように、上記継手設置部13に新たな伸縮継手4を設置し、この伸縮継手4の両側にコンクリートを路面高さに打設して新たな後打ちコンクリート舗装5,5を形成することにより、該後打ちコンクリート舗装5をアスファルト舗装6に打継ぐ。
アスファルト舗装6の切断(切れ目11の形成)は図4に示す路面カッター21を用いて行なうことができる。この路面カッター21は、ベースフレーム22の前後左右に車輪23を備えている。ベースフレーム22には、図5に示すように下支持台24が載置されているとともに、上支持台25が支柱によって支持されている。下支持台24はその一側がベースフレーム22にヒンジ32によって上方へ回動可能に連結されている。
次に上記路面カッター21によってアスファルト舗装6に正弦波状の切れ目11を入れる方法を説明する。
本実施形態は、既設の伸縮継手4を撤去することなく、コンクリート舗装とアスファルト舗装との打継目を平面視で曲線状の波形に形成するケースであり、図7に施工手順が示されている。なお、橋桁の図示は省略している。また、伸縮継手4は模式的に表している。
図7(a)は施工前の道路橋継目部を示す。図7(b)に示すように、アスファルト舗装6,6に、後打ちコンクリート舗装5に沿って継目長手方向(道路幅員方向)に延びる切れ目11を入れる。この切れ目11の形成は実施形態1と同様にして路面カッター21によって行ない、正弦波状の切れ目11とする。
上記切れ目11よりも伸縮継手4側に存するアスファルト舗装部分と、該アスファルト舗装部分に続く後打ちコンクリート舗装5の一部を除去することにより、図7(c)に示す溝42を形成する。これにより、溝42に臨むアスファルト舗装6の端面6aは継目長手方向に曲がりくねって延びる凹凸曲面になる。
図7(d)に示すように、逆U字状に形成された補強筋14を、上記溝42の位置において、道路橋本体1及び残存する後打ちコンクリート舗装5に固定する。すなわち、補強筋14の一方の垂直部を、アスファルト舗装6の凹凸曲面6aの凹部位置(段部3から離れるように凹んだ部位)において道路橋本体1にその上面より埋め込んだ状態とし、他方の垂直部は上記凹部より伸縮継手4側へ出た位置において後打ちコンクリート舗装5に埋め込んだ状態とする。この補強筋14はアスファルト舗装6の凹凸曲面6aの各凹部位置に設ける。
図7(e)に示すように、上記溝42にコンクリートを路面高さに打設して新たなコンクリート舗装43を形成することにより、該新たなコンクリート舗装43をアスファルト舗装6に打継ぐ。
本実施形態は、既設の伸縮継手4に続いてアスファルト舗装6が設けられているケースにおいて、新たにコンクリート舗装をアスファルト舗装6に打継ぐとき、その打継目を平面視で曲線状の波形に形成するケースであり、図8に施工手順が示されている。
図8(a)は施工前の道路橋継目部を示す。伸縮継手4は、ウェブプレート4aの上にフェイスプレート(フィンガープレート)4b、下にフランジプレート4cが設けられたものであり、フランジプレート4cが橋桁44のフランジに結合されている。なお、アンカーバー及びリブプレートの図示は省略している。道路橋本体(床版コンクリート)1はウェブプレート4aの背面に至るまで打設され、アスファルト舗装6はフェイスプレート4aに続くように打設されている。すなわち、フェイスプレート4bとアスファルト舗装6との間には後打ちコンクリートが存在しない。
上記切れ目11よりも伸縮継手4側に存するアスファルト舗装部分を除去することにより、図8(c)に示す溝42を形成する。これにより、溝42に臨むアスファルト舗装6の端面6aは継目長手方向に曲がりくねって延びる凹凸曲面になる。
図8(d)に示すように、逆U字状に形成された補強筋14を、上記溝42の位置において、道路橋本体1に固定する。すなわち、補強筋14の一方の垂直部を、アスファルト舗装6の凹凸曲面6aの凹部位置(段部3から離れるように凹んだ部位)において道路橋本体1に埋め込んだ状態とし、他方の垂直部は上記凹部より伸縮継手4側へ出た位置において、道路橋本体1に埋め込んだ状態とする。この補強筋14はアスファルト舗装6の凹凸曲面6aの各凹部位置に設ける。
図8(e)に示すように、上記溝42にコンクリートを路面高さ(フェイスプレート4bの上面高さ)に打設してコンクリート舗装46を形成することにより、該コンクリート舗装46をアスファルト舗装6に打継ぐ。
本実施形態は、新設道路橋の継目部に伸縮継手を設置する場合であり、図9に施工手順が示されている。なお、橋桁の図示は省略している。また、伸縮継手4は模式的に表している。
図9(a)に示すように、遊間2を存して相対する端部に段部3を有する道路橋本体1を形成する。
図9(b)に示すように、道路橋本体1,1の段部3,3に高さ調整材51,51を載せ、この両高さ調整材51,51にグレーチング(格子蓋)52を架設し、その上に鋼板53を被せる。しかる後に、道路橋本体1,1の上面及び鋼板53の上に連続してアスファルト舗装材を打設し、転圧することにより、アスファルト舗装6を形成する。
図9(c)に示すように、鋼板53の両側においてアスファルト舗装6に路面カッター21によって正弦波状の切れ目11,11を入れる。この切れ目11の形成は実施形態1と同様にして行なう。
上記両切れ目11,11よりも内側に存するアスファルト舗装部分、高さ調整材51,51、グレーチング52及び鋼板53を除去することにより、図7(d)に示す継手設置部13を形成する。これにより、アスファルト舗装6の端面6aは継目長手方向に曲がりくねって延びる凹凸曲面になる。
図9(d)に示すように、逆U字状に形成された補強筋14を道路橋本体1に固定する。すなわち、補強筋14の一方の垂直部を、アスファルト舗装6の凹凸曲面6aの凹部位置(段部3から離れるように凹んだ部位)において道路橋本体1にその上面より埋め込んだ状態とし、他方の垂直部は段部3に配置する。この補強筋14はアスファルト舗装6の凹凸曲面6aの各凹部位置に設ける。
図9(e)に示すように、上記継手設置部13に伸縮継手4を設置し、この伸縮継手4の両側にコンクリートを路面高さに打設して後打ちコンクリート舗装5,5を形成することにより、該後打ちコンクリート舗装5をアスファルト舗装6に打継ぐ。
2 遊間
3 段部
4 伸縮継手
5 後打ちコンクリート舗装
6 アスファルト舗装
7 打継目
11 切れ目
11a 第1切れ目
11b 第2切れ目
21 路面カッター
26 回転軸
28 切断刃
36 係合孔(係合部)
40 支軸
43 新たなコンクリート舗装
46 コンクリート舗装
Claims (5)
- アスファルト舗装に切れ目を入れ、該切れ目の片側に存するアスファルト舗装部分を除去し、この除去した部位にコンクリートを打設することによって、当該アスファルト舗装にコンクリート舗装を打継ぐ道路舗装の施工方法であって、
円板状の回転切断刃を有する路面カッターを用いて行なう次のステップA及びBを備え、
A.路面に支軸を立て、該支軸に上記路面カッターの上記切断刃の回転軸の延長線に 対応する位置に設けた係合部を係合させ、該支軸を中心に上記切断刃を旋回移動さ せることによって、上記アスファルト舗装に円弧状の第1切れ目を入れるステップ 、
B.上記第1切れ目を間において上記ステップAの支軸固定位置とは反対側の路面に 支軸を立て、該支軸に上記係合部を係合し該支軸を中心に上記切断刃を旋回移動さ せることによって、上記アスファルト舗装に上記第1切れ目とは逆向きに中凸にな った円弧状の第2切れ目を入れるステップ、
上記第1切れ目と上記第2切れ目とが滑らかにつながるように上記支軸の固定位置を定めて上記A及びBのステップを実行することにより、上記アスファルト舗装に波形の切れ目を形成し、上記アスファルト舗装とコンクリート舗装との打継目を波形に形成することを特徴とする道路舗装の施工方法。 - 道路橋本体の伸縮を許容する伸縮継手の両側に後打ちコンクリート舗装が設けられ、この後打ちコンクリート舗装の両側にアスファルト舗装が設けられている道路橋継目部に適用する道路舗装の施工方法であって、
上記両側のアスファルト舗装各々に、該アスファルト舗装と上記後打ちコンクリート舗装との境界線に沿って延びる切れ目を入れる工程と、
上記両切れ目よりも内側に存するアスファルト舗装部分、上記後打ちコンクリート舗装及び上記伸縮継手を除去することにより、新たな継手設置部を形成する工程と、
上記継手設置部に上記道路橋本体の伸縮を許容する新たな伸縮継手を設置する工程と、
上記伸縮継手の両側にコンクリートを打設して新たな後打ちコンクリート舗装を形成し、該新たな後打ちコンクリート舗装を上記アスファルト舗装に継ぐ工程とを備え、
上記アスファルト舗装に切れ目を入れる工程は、円板状の回転切断刃を有する路面カッターを用いて行なう次のステップA及びBを備え、
A.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記伸縮継手から離れた位置 において路面に支軸を立て、該支軸に上記路面カッターの上記切断刃の回転軸の延 長線に対応する位置に設けた係合部を係合させ、該支軸を中心に上記切断刃を旋回 移動させることによって、上記アスファルト舗装に上記伸縮継手側に向かって中凸 になった円弧状の第1切れ目を入れるステップ、
B.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記伸縮継手に近い位置にお いて路面に上記支軸を立て、該支軸に上記係合部を係合し該支軸を中心に上記切断 刃を旋回移動させることによって、上記アスファルト舗装に上記伸縮継手とは反対 側に向かって中凸になった円弧状の第2切れ目を入れるステップ、
上記第1切れ目と上記第2切れ目とが滑らかにつながるように上記支軸の固定位置を定めて上記A及びBのステップを必要回数繰り返して実行することにより、上記アスファルト舗装に波形の切れ目を形成し、上記アスファルト舗装と新たな後打ちコンクリート舗装との打継目を波形に形成することを特徴とする道路舗装の施工方法。 - 道路橋本体の伸縮を許容する伸縮継手の両側に後打ちコンクリート舗装が設けられ、この後打ちコンクリート舗装に続いてアスファルト舗装が設けられている道路橋継目部に適用する道路舗装の施工方法であって、
上記アスファルト舗装に、該アスファルト舗装と上記後打ちコンクリート舗装との境界線に沿って延びる切れ目を入れる工程と、
上記切れ目よりも上記伸縮装置側に存するアスファルト舗装部分と、該アスファルト舗装部分に続く上記後打ちコンクリート舗装の一部とを除去する工程と、
上記舗装が除去された部位にコンクリートを打設して新たなコンクリート舗装を形成し、該新たなコンクリート舗装を上記アスファルト舗装に継ぐ工程とを備え、
上記アスファルト舗装に切れ目を入れる工程は、円板状の回転切断刃を有する路面カッターを用いて行なう次のステップA及びBを備え、
A.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記伸縮継手から離れた位置 において路面に支軸を立て、該支軸に上記路面カッターの上記切断刃の回転軸の延 長線に対応する位置に設けた係合部を係合させ、該支軸を中心に上記切断刃を旋回 移動させることによって、上記アスファルト舗装に上記伸縮継手側に向かって中凸 になった円弧状の第1切れ目を入れるステップ、
B.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記伸縮継手に近い位置にお いて路面に上記支軸を立て、該支軸に上記係合部を係合し該支軸を中心に上記切断 刃を旋回移動させることによって、上記アスファルト舗装に上記伸縮継手とは反対 側に向かって中凸になった円弧状の第2切れ目を入れるステップ、
上記第1切れ目と上記第2切れ目とが滑らかにつながるように上記支軸の固定位置を定めて上記A及びBのステップを必要回数繰り返して実行することにより、上記アスファルト舗装に波形の切れ目を形成し、上記アスファルト舗装と新たなコンクリート舗装との打継目を波形に形成することを特徴とする道路舗装の施工方法。 - 道路橋本体の伸縮を許容する伸縮継手に続いてアスファルト舗装が設けられている道路橋継目部に適用する道路舗装の施工方法であって、
上記アスファルト舗装に、上記伸縮継手に沿って継目長手方向に延びる切れ目を入れる工程と、
上記切れ目よりも伸縮継手側に存するアスファルト舗装部分を除去する工程と、
上記舗装が除去された部位にコンクリートを打設してコンクリート舗装を形成し、該コンクリート舗装を上記アスファルト舗装に継ぐ工程とを備え、
上記アスファルト舗装に切れ目を入れる工程は、円板状の回転切断刃を有する路面カッターを用いて行なう次のステップA及びBを備え、
A.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記伸縮継手から離れた位置 において路面に支軸を立て、該支軸に上記路面カッターの上記切断刃の回転軸の延 長線に対応する位置に設けた係合部を係合させ、該支軸を中心に上記切断刃を旋回 移動させることによって、上記アスファルト舗装に上記伸縮継手側に向かって中凸 になった円弧状の第1切れ目を入れるステップ、
B.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記伸縮継手に近い位置にお いて路面に上記支軸を立て、該支軸に上記係合部を係合し該支軸を中心に上記切断 刃を旋回移動させることによって、上記アスファルト舗装に上記伸縮継手とは反対 側に向かって中凸になった円弧状の第2切れ目を入れるステップ、
上記第1切れ目と上記第2切れ目とが滑らかにつながるように上記支軸の固定位置を定めて上記A及びBのステップを必要回数繰り返して実行することにより、上記アスファルト舗装に波形の切れ目を形成し、上記アスファルト舗装とコンクリート舗装との打継目を波形に形成することを特徴とする道路舗装の施工方法。 - 道路橋の遊間を存して相対する道路橋本体の端部各々に、又は道路橋の遊間を存して相対する道路橋本体の端部と橋台の端部とに、道路橋本体の上面よりも低くなった段部が形成され、
上記相対する両段部に上記遊間を塞ぐように詰め物がされ、
上記遊間を存して相対する両道路橋本体の上面及び上記詰め物の上に、又は上記遊間を存して相対する道路橋本体及び橋台各々の上面並びに上記詰め物の上に、アスファルト舗装が一連となるように施されている道路橋継目部に適用する道路舗装の施工方法であって、
上記両段部各々の外側において上記アスファルト舗装に継目長手方向に延びる切れ目を入れる工程と、
上記両切れ目の内側のアスファルト舗装部分を除去するとともに、上記詰め物を取り除くことによって、継手設置部を形成する工程と、
上記継手設置部に上記道路橋本体の伸縮を許容する伸縮継手を設置する工程と、
上記伸縮継手の両側にコンクリートを打設して後打ちコンクリート舗装を形成し、該後打ちコンクリート舗装を上記アスファルト舗装に継ぐ工程とを備え、
上記アスファルト舗装に切れ目を入れる工程は、円板状の回転切断刃を有する路面カッターを用いて行なう次のステップA及びBを備え、
A.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記遊間から離れた位置にお いて路面に支軸を立て、該支軸に上記路面カッターの上記切断刃の回転軸の延長線 に対応する位置に設けた係合部を係合させ、該支軸を中心に上記切断刃を旋回移動 させることによって、上記アスファルト舗装に上記遊間側に向かって中凸になった 円弧状の第1切れ目を入れるステップ、
B.上記アスファルト舗装の切れ目を入れる位置よりも上記遊間に近い位置に上記支 軸を立て、該支軸に上記係合部を係合し該支軸を中心に上記切断刃を旋回移動させ ることによって、上記アスファルト舗装に上記遊間とは反対側に向かって中凸にな った円弧状の第2切れ目を入れるステップ、
上記第1切れ目と上記第2切れ目とが滑らかにつながるように上記支軸の固定位置を定めて上記A及びBのステップを必要回数繰り返して実行することにより、上記アスファルト舗装に波形の切れ目を形成し、上記アスファルト舗装と後打ちコンクリート舗装との打継目を波形に形成することを特徴とする道路舗装の施工方法。
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