JP2007169955A - 側溝の改修用補強具,改修用補助具,改修用グレーチング,改修構造,改修方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】側溝自体を交換することなく、容易に側溝の改修を行うことができる改修用補強具,改修用補助具,改修用グレーチング,改修構造,改修方法を提供する。
【解決手段】側溝10の上端面14の破損部22に形成された穴には、ナットとロッドが一体となった補強具30が樹脂及びモルタルで固定される。また、前記上端面14の非破損部23に形成された穴には、一端にフランジ部が形成された長尺のナットと位置決め用のワッシャからなる補助具60が、樹脂で固定される。前記側溝10の上端面14の補強部22Aと加工部23Aの段差に、縁部44の凹部48をはめるようにカバーグレーチング40を被せる。そして、ボルト50及び70を、前記補強部30及び補強具60のナットと螺合させてカバーグレーチング40を取り付けると、側溝10の本体を交換することなく改修することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、側溝の改修用補強具,改修用補助具,改修用グレーチング,改修構造,改修方法に関し、更に具体的には、側溝の設置場所での改修に関するものである。
一般道路,特に舗道においては、路面上の雨水などを集水及び排水するために、道路脇や歩車道の境界にU字型の側溝が設置されており、この側溝は、通常、排水部材のグレーチングや、鉄筋コンクリートで形成された板状の充填製蓋で覆われている。前記側溝は、鉄筋コンクリートなどで形成されているが、交通量の多い場所,例えば、多数の人や車が出入りする出入口部分などでは破損することがある。側溝を破損状態のままにしておくと、景観を損ねるばかりか、歩行者や自転車の通行に危険をきたすおそれがある。従来は、側溝本体を取り替えるか、コンクリートで破損部分を埋めて対応していた。
しかしながら、側溝本体を取り替える方法では、埋設場所から掘り起こす必要があるため、大掛かりな作業になるという不都合がある。また、破損部分をコンクリートで埋める方法では、コンクリートを打設するための型枠の設置や、コンクリート打設後の養生期間が必要となるため、改修作業に多くの時間と手間がかかり、作業効率が悪いという不都合がある。
本発明は、以上の点に着目したもので、その目的は、側溝自体を交換する必要がなく、容易に側溝の改修を行うことができる改修用補強具,改修用補助具,改修用グレーチング,改修構造,改修方法を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明の側溝の改修用補強具は、グレーチングが取り付けられる受け部を備えた側溝の改修用補強具であって、前記受け部より上方の破損部から下方に向けて形成された穴に、該穴の内面と所定の隙間を形成するように収納可能なロッド,該ロッドに連続して形成されており、前記ロッドを前記穴に収納したときに、前記破損部内に位置するとともに、内側にネジ部が形成されたナット,を備えたことを特徴とする。主要な形態の一つは、前記ロッドの表面に、凹凸を設けたことを特徴とする。
本発明の側溝の改修用補助具は、グレーチングが取り付けられる受け部を備えた側溝の改修用補助具であって、前記側溝の上端面から下方に向けて形成された穴に、該穴の内面と所定の隙間を形成し、かつ、前記上端面から突出しないように収納可能であって、内側にネジ部が形成された長尺のナット,該ナットの一端側に設けられており、径方向に突出した突出部,前記穴内での前記ナットの位置決めを行う位置決め手段,を備えたことを特徴とする。主要な形態の一つは、前記位置決め手段が、前記ナットの他端側に設けられるワッシャであることを特徴とする。
本発明の側溝の改修用グレーチングは、受け部を備えた側溝の改修用グレーチングであって、本体に連続して形成されており、前記側溝の上端面を被覆可能な縁部,該縁部に形成されており、前記側溝の上端面に形成された凹部内に納まる段差部,該段差部に形成された開口部,を備えたことを特徴とする。
本発明の側溝の改修構造は、グレーチングが取り付けられる受け部を備えた側溝の改修構造であって、前記側溝の破損部及びそれに連続する穴に、前記側溝の上端面と段差を形成するように固定された請求項1又は2記載の改修用補強具,前記側溝の上端面から下方に向けて形成された穴に、前記側溝の上端面と段差を形成するように固定された請求項3又は4記載の改修用補助具,前記側溝の上端面を縁部で覆うとともに、該縁部に形成された段差部を、前記側溝上端面の段差に嵌めるように側溝に取り付けられる請求項5記載の改修用グレーチング,前記段差部の開口部を貫通し、前記改修用補強具及び改修用補助具のナットと螺合するネジ部を有するボルト,を含むことを特徴とする。
本発明の側溝の改修方法は、グレーチングが取り付けられる受け部を備えた側溝の改修方法であって、前記受け部より上方の破損部から下方に向けて、穴開け機によって穴を形成する工程1,該工程1によって形成された穴に樹脂を注入し、請求項1又は2記載の改修用補強具のロッドを埋める工程2,前記破損部にモルタルを注入し、前記改修用補強具のナットの上端面まで埋める工程3,前記破損部以外の部分に、側溝の上端面から下方に向けて、前記穴開け機によって穴を形成する工程4,該工程4によって形成された穴に樹脂を注入し、請求項3又は4記載の改修用補助具の上端面まで埋める工程5,前記改修用補助具の位置決め手段によって、該補助具の位置決めを行う工程6,請求項5記載の改修用グレーチングを、前記縁部に形成された段差部が、前記側溝の上端面と前記改修用補強具及び補助具の上端との段差に納まるように側溝に乗せる工程7,前記段差部に形成された開口部を貫通するボルトを、前記改修用補強具及び改修用補助具のナットと螺合する工程8,を含むことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明は、側溝の破損部に設けられた穴に改修用補強具を固定し、前記破損部以外の側溝上部に形成された穴に改修用補助具を固定するとともに、前記側溝の上端部を覆う縁部を備えたグレーチングを側溝に取り付けて、前記縁部に形成された開口部を貫通するボルトを、前記改修用補強具及び改修用補助具のナット部と螺合することとした。このため、既設の側溝の交換や大幅な取り壊しを行うことなく、容易に効率よく側溝の改修が可能になるという効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1〜図4を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1は、本実施例を示す斜視図であり、(A)は改修前,(B)は改修後の状態を示す図である。図2は、本実施例を構成する各部を示す斜視図であり、(A)は補強具,(B)は補助具を示し、(C)は前記図1(B)を#1−#1線に沿って切断し矢印方向に見た断面図,(D)はカバーグレーチングの縁部の裏面を示している。図3は、本実施例による破損部の補強手順の一例を示す図,図4は、本実施例による非破損部の加工手順の一例を示す図である。本実施例は、図1(A)に示すように、例えば道路脇や車歩道の境界に設置されたU字型の側溝10の改修に適用されるものである。前記側溝10は、グレーチング16を受ける段差が形成された受け部12を備えており、図示の例では、該受け部12よりも上方の上端面14に、破損部21,22が生じている。なお、前記グレーチング16は、メインバー18A及びクロスバー18Bからなる本体18の裏面に、かさ上げ用の下駄20が取り付けられており、該下駄20を前記受け部12に乗せることで、側溝10に対して着脱可能となっている。
本実施例の側溝改修構造には、図2に示す補強具30,補助具60,カバーグレーチング40のほか、図1(B)に示すボルト50及び70が含まれる。以下、各部について順に説明する。まず、補強具30は、図1(A)及び図3(A)に示す破損部22の補強に用いられるものである。なお、図示の通り、側溝10には他の破損部21も生じているが、これら破損部21及び22を全て改修する必要はないため、本実施例では、破損部22のみを補強することとしている。前記補強具30は、図2(A)に示すように、内側にネジ部34が形成されたナット32とロッド36が連続する構成となっている。前記ロッド36は、例えば鉄筋により構成されており、その表面には、後述する樹脂28との密着性を向上させるための凹凸が形成されている。前記ナット32とロッド36は、例えば、溶接などにより接合されている。
次に、補助具60は、非破損部23の加工に利用されるものであり、図1(A)に示すように、3箇所の非破損部23について利用される。該補助具60は、図2(B)に示すように、内側にネジ部64が形成されるとともに一端に段差63が形成された長尺のナット62と、該ナット62の他端に径方向に突出するように設けられたフランジ部66と、前記ナット62の段差63側に配置されるワッシャ68により構成されている。前記フランジ部66は、後述する樹脂28との密着性を向上させて、該樹脂28から補助具60が抜けるのを防止するためのものである。なお、図示の例は一例であって、前記フランジ部66の代わりに、適宜間隔で径方向に突出する突出部を設けるようにしてもよい。前記ワッシャ68は、後述する加工工程において、ナット62のセンター出し(位置決め)を行うためのものであって、前記段差63は、前記ワッシャ68をナット62に嵌めたときに、表面が面一になるような深さに設定されている。
カバーグレーチング40は、側溝10の補強及び加工後に利用されるものであって、改修前のグレーチング16とは構造が異なるものである。すなわち、カバーグレーチング40は、メインバー42A及びクロスバー42Bからなる本体42の長辺側に、該本体42に連続する縁部44が形成された構造となっている。該縁部44は、図1(B)に示すように、前記側溝10の一対の上端面14を被覆可能となっており、適宜位置に、図2(C)及び(D)に示す凹部(ないし段差部)48が形成されている。前記凹部48には、ボルト50及び70のネジ部52及び72を挿通するための開口部49が設けられている。前記ボルト50は、前記補強具30のナット32と螺合するものであり、前記ボルト70は、前記補助具60のナット62と螺合するためのものである。なお、前記凹部48は、前記ボルト50及び70を補強具30及び補助具60と螺合させたときに、これらの頭部54及び74が、前記側溝10の上端面14と面一となるような大きさ及び深さに形成されている。また、前記ボルト50及び70の頭部54及び74には、工具の先端を嵌合させるための多角形状の穴が形成されている。このようなカバーグレーチング40の底面には、前記側溝10の受け部12に乗せるための下駄46が設けられている。
次に、本実施例による側溝の改修方法について説明する。まず、図3を参照して、側溝10の破損部22の補強手順について説明する。図3(A)は破損部22を示す斜視図,図3(B)〜(F)は、前記(A)を#3−#3線に沿って切断し、矢印方向に見た断面図である。なお、以降の改修作業は、側溝10を道路などに埋め込んだままの状態で行うものとする。最初に、図3(A)に示す破損部22に対して、図3(B)に示すように、穴開け機24を使用して、所定の径及び深さを有する穴26を、下方に向けて形成する。前記穴開け機24としては、公知の各種の穴開け機が利用できるが、本実施例では、ダイヤモンドビットを用いた穴開け機が利用されている。前記穴26の深さは、前記補強具30のロッド36の長さと略同一であり、更に、該穴26の径は、前記ロッド36との間に所定の隙間ができる程度の寸法となっている。
前記穴26に、図3(C)及び(D)に示すように樹脂28を注入し、補強具30のロッド36を入れる。該樹脂28は、所定の時間が経過すると硬化し、ロッド36を穴26内に固定することができる。なお、ロッド36を穴26内に入れておいて、その周囲(穴26とロッド36の隙間)に樹脂28を注入するようにしてもよい。次いで、破損部22に、前記補強具30のナット32の上端面付近までモルタル38を注入して硬化させる(図3(E))。このとき、ナット32の上端面と、側溝10の上端面14の間に段差39が形成される。そして、後述する図4に示す非破損部23の加工も全て終了したのち、図3(F)に示すように、溝10の上端面14にカバーグレーチング40の縁部44を被せて、前記段差39に縁部44の凹部48を嵌める。そして、該凹部48の開口部49にボルト50のネジ部52を挿通して、補強具30のネジ部34と螺合させることにより、カバーグレーチング40が側溝10に取り付けられる。
次に、図4を参照して、側溝10の非破損部23の補強手順について説明する。図4(A)は非破損部23を示す斜視図,図4(B)〜(F)は、前記(A)を#4−#4線に沿って切断し、矢印方向に見た断面図である。まず、図4(A)に示す非破損部23に対して、前記穴開け機24を利用して、図4(B)に示す所定の径及び深さを有する穴56を、上端面14から下方に向けて形成する。前記穴56は、補助具60の全長よりも若干長くように形成されるとともに、前記補助具60のナット62との間に所定の隙間ができる程度の径及び深さに形成される。
前記穴56に、図4(C)に示すように樹脂28を入れてから、図4(D)に示すように、前記補助具60を穴56に入れる。なお、補助具60を穴56に入れてから前記樹脂28を注入するようにしてもよい。このとき、樹脂28は、前記補助具60の段差63付近までくるようにする。次に、図4(E)に示すように、前記補助具60の段差63にワッシャ68を嵌め、穴56内での補助具60の位置決めを行う。このとき、前記ナット62及びワッシャ68の上端面と、側溝10の上端面14の間には、段差69が形成される。前記樹脂28は、所定の時間が経過すると硬化し、補助具60を穴56内に固定することが可能となる。以上のような加工を、図1(A)に示す3箇所の非破損部23について全て行う。そして、前記図3(A)〜(E)に示す破損部22の補強も全て終了したのち、カバーグレーチング40の縁部44を、側溝10の上端面14に被せて、前記段差69に前記縁部44の凹部48を嵌める。そして、該凹部48の開口部49にボルト70のネジ部72を挿通して、補助具60のネジ部64と螺合させる。以上のボルト締めを、図1(B)に示す3箇所の加工部23Aについて全て行うと、カバーグレーチング40が側溝10に取り付けられる。このようにカバーグレーチング40を取り付けることで、補強や加工を行っていない破損部21も、縁部44によって覆うことができる。なお、上述した破損部22の補強と、非破損部23の加工は、どちらを先に行うようにしてもよい。
このように、実施例1によれば、側溝10の破損部22に形成した穴26に補強具30を固定し、非破損部23に形成した穴56に補助具60を固定するとともに、前記側溝10の上端面14を覆う縁部44を備えたカバーグレーチング40を側溝10に被せてボルト50及び70で固定することとした。このため、既設の側溝10の交換や大幅な取り壊しを行うことなく、破損した側溝10の改修を容易に効率よく行うことができる。また、前記カバーグレーチング40を側溝10に被せることにより、他の破損部21についても覆って補強することができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例の大きさ,形状は一例であり、前記補強具30,カバーグレーチング40,補助具60は、側溝10の大きさ,形状に合わせて適宜変更してよい。
(2)前記実施例の作用も一例であり、破損部21や22が複数ある場合にも本発明は適用可能である。また、補助具60による加工を行う場所も、側溝10やカバーグレーチング40の大きさに合わせて適宜増減してよい。
(3)補強具30の表面の凹凸や、補助具60のフランジ部66及びワッシャ68も一例であり、同様の効果を奏するように適宜設計変更してよい。
(4)前記実施例では、道路脇や車歩道の境界に設置されるU字型の側溝10について本発明を適用したが、他の公知の各種の場所に設置された側溝の改修に本発明は適用可能である。
本発明によれば、側溝の破損部に形成された穴に改修用補強具を固定し、前記破損部以外の側溝上端部に形成された穴に改修用補助具を固定するとともに、前記側溝の上端部を覆う縁部を備えたグレーチングを側溝に被せて、前記縁部に形成された開口部を貫通するボルトを、前記改修用補強具及び改修用補助具のナットと螺合することとした。このため、側溝の改修の用途に適用できる。特に、既設の側溝の設置場所での改修に好適である。
本発明の実施例1を示す斜視図であり、(A)は改修前,(B)は改修後の状態を示す図である。 前記実施例1を構成する各部を示す図であり、(A)は補強具,(B)は補助具,(C)はカバーグレーチングの縁部の断面図,(D)はカバーグレーチングの縁部を裏側から見た斜視図である。 前記実施例1の破損部の補強手順の一例を示す図である。 前記実施例1の非破損部の加工手順の一例を示す図である。
符号の説明
10:側溝
12:受け部
14:上端面
16:グレーチング
18:本体
18A:メインバー
18B:クロスバー
20:下駄
21,22:破損部
22A:補強部
23:非破損部
23A:加工部
24:穴開け機
26:穴
28:樹脂
30:補強具
32:ナット
34:ネジ部
36:ロッド
38:モルタル
39:段差
40:カバーグレーチング
42:本体
42A:メインバー
42B:クロスバー
44:縁部
46:下駄
48:凹部
49:開口部
50,70:ボルト
52,72:ネジ部
54,74:頭部
56:穴
60:補助具
62:ナット
63:段差
64:ネジ部
66:フランジ部
68:ワッシャ
69:段差

Claims (7)

  1. グレーチングが取り付けられる受け部を備えた側溝の改修用補強具であって、
    前記受け部より上方の破損部から下方に向けて形成された穴に、該穴の内面と所定の隙間を形成するように収納可能なロッド,
    該ロッドに連続して形成されており、前記ロッドを前記穴に収納したときに、前記破損部内に位置するとともに、内側にネジ部が形成されたナット,
    を備えたことを特徴とする側溝の改修用補強具。
  2. 前記ロッドの表面に、凹凸を設けたことを特徴とする請求項1記載の側溝の改修用補強具。
  3. グレーチングが取り付けられる受け部を備えた側溝の改修用補助具であって、
    前記側溝の上端面から下方に向けて形成された穴に、該穴の内面と所定の隙間を形成し、かつ、前記上端面から突出しないように収納可能であって、内側にネジ部が形成された長尺のナット,
    該ナットの一端側に設けられており、径方向に突出した突出部,
    前記穴内での前記ナットの位置決めを行う位置決め手段,
    を備えたことを特徴とする側溝の改修用補助具。
  4. 前記位置決め手段が、前記ナットの他端側に設けられるワッシャであることを特徴とする請求項3記載の側溝の改修用補助具。
  5. 受け部を備えた側溝の改修用グレーチングであって、
    本体に連続して形成されており、前記側溝の上端面を被覆可能な縁部,
    該縁部に形成されており、前記側溝の上端面に形成された凹部内に納まる段差部,
    該段差部に形成された開口部,
    を備えたことを特徴とする側溝の改修用グレーチング。
  6. グレーチングが取り付けられる受け部を備えた側溝の改修構造であって、
    前記側溝の破損部及びそれに連続する穴に、前記側溝の上端面と段差を形成するように固定された請求項1又は2記載の改修用補強具,
    前記側溝の上端面から下方に向けて形成された穴に、前記側溝の上端面と段差を形成するように固定された請求項3又は4記載の改修用補助具,
    前記側溝の上端面を縁部で覆うとともに、該縁部に形成された段差部を、前記側溝上端面の段差に嵌めるように側溝に取り付けられる請求項5記載の改修用グレーチング,
    前記段差部の開口部を貫通し、前記改修用補強具及び改修用補助具のナットと螺合するネジ部を有するボルト,
    を含むことを特徴とする側溝の改修構造。
  7. グレーチングが取り付けられる受け部を備えた側溝の改修方法であって、
    前記受け部より上方の破損部から下方に向けて、穴開け機によって穴を形成する工程1,
    該工程1によって形成された穴に樹脂を注入し、請求項1又は2記載の改修用補強具のロッドを埋める工程2,
    前記破損部にモルタルを注入し、前記改修用補強具のナットの上端面まで埋める工程3,
    前記破損部以外の部分に、側溝の上端面から下方に向けて、前記穴開け機によって穴を形成する工程4,
    該工程4によって形成された穴に樹脂を注入し、請求項3又は4記載の改修用補助具の上端面まで埋める工程5,
    前記改修用補助具の位置決め手段によって、該補助具の位置決めを行う工程6,
    請求項5記載の改修用グレーチングを、前記縁部に形成された段差部が、前記側溝の上端面と前記改修用補強具及び補助具の上端との段差に納まるように側溝に乗せる工程7,
    前記段差部に形成された開口部を貫通するボルトを、前記改修用補強具及び改修用補助具のナットと螺合する工程8,
    を含むことを特徴とする側溝の改修方法。

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