JP4646935B2 - 道路橋継目部舗装の施工方法 - Google Patents

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本発明は、道路橋の継目部に施工する道路橋継目部舗装の施工方法に関する。
道路橋の継目部には道路橋本体の伸縮を許容しつつ自動車の車輪が継目部を支障なく通過できるようにするための伸縮継手が設けられている。その施工にあたっては、伸縮継手を継目部に配置し、伸縮継手の背部にコンクリートを路面高さ打設する、という方法がとられている。しかし、この後打ちのコンクリート舗装と道路橋本体又は橋台のアスファルト舗装との境界が伸縮継手に沿ってまっすぐに延びたものであると、アスファルト舗装が摩耗してこの境界に段差を生じた際に、自動車はその車輪が段差を通過するときに大きな衝撃を受け、また、振動・騒音も大きくなる。
これに対して、上記境界を波形に形成すると、上記段差を生じても自動車が通過する際の振動・騒音が小さくなることが知られている(特許文献1参照)。この特許文献1には上記境界を全長にわたって正弦波状にする方法が記載されている。
特許第3859636号公報
上述の如くアスファルト舗装と後打ちコンクリート舗装との境界が直線状に延びているときに、車両の通過に伴う振動・騒音が大きくなるのであるから、当該境界は上記特許文献1に記載されているように全長にわたって正弦波状に形成することが理想的である。そして、上記境界を正弦波状にするには、アスファルト舗装に伸縮継手側へ中凸になった円弧状切れ目を入れる作業と、伸縮継手とは反対側に中凸になった円弧状切れ目とを入れる作業とを継目長手方向に繰り返していけばよい。また、円弧状切れ目自体は、路面に支軸を立て、該支軸を中心に円板状回転切断刃を旋回移動させることによって形成することができる。
しかし、上記逆向きになった円弧状切れ目同士を滑らかに繋ぐには、当該両切れ目の接続点において一方の切れ目の円弧の接線と他方の切れ目の円弧の接線とが同一になるようにしなければならない。そのためには、上記支軸を精度良く位置決めする必要があるが、アスファルト舗装面には微小凹凸があることから、支軸の位置ずれを生じ易い。このため、円弧状切れ目同士を滑らかに繋ぐことは難しい。
そこで、本発明は、アスファルト舗装とコンクリート舗装との境界を簡単に波形にすることができる方法を提供することを課題とする。
本発明は、このような課題に対して、円弧状切れ目と直線状切れ目とを組み合わせることによって、アスファルト舗装とコンクリート舗装との境界を簡単に波形に形成できるようにした。
すなわち、請求項1に係る発明は、道路橋本体の伸縮を許容する伸縮継手に続いてアスファルト舗装が設けられている道路橋継目部に施工する道路橋継目部舗装の施工方法であって、
上記アスファルト舗装に、上記伸縮継手に沿って継目長手方向に延びる切れ目を入れる工程と、
上記切れ目よりも伸縮継手側に存するアスファルト舗装部分を除去する工程と、
上記舗装が除去された部位にコンクリートを打設してコンクリート舗装を形成することにより、該コンクリート舗装を上記アスファルト舗装に打継ぐ工程とを備え、
上記アスファルト舗装に切れ目を入れる工程では、上記伸縮継手に向かって又は上記伸縮継手とは反対側に向かって中凸になった複数の円弧状切れ目を上記継目長手方向に間隔をおいて入れるステップと、各円弧状切れ目からその両側へ橋軸に対して斜めになって当該円弧の接線方向に延びる斜め切れ目を入れるステップと、相隣る上記円弧状切れ目から延びる上記斜め切れ目同士を結ぶように上記継目長手方向に延びる切れ目を入れるステップとにより、上記アスファルト舗装に波形の切れ目を形成するようにして、
上記アスファルト舗装とコンクリート舗装との打継目を波形に形成することを特徴とする。
本発明によれば、斜め切れ目及び継目長手方向切れ目をもって相隣る円弧状切れ目同士を繋ぐようにしたから、円弧状切れ目同士を直接繋ぐ必要はなく、曲線部を有する波形の切れ目を簡単に形成することができ、それによって、アスファルト舗装とコンクリート舗装との打継目を、曲線部を有する波形に形成することができる。また、相隣る円弧状切れ目の中心位置が継目長手方向に多少ずれても、継目長手方向切れ目の長さが変わるだけで済み、上記打継目を波形にすることには支障がない。また、相隣る円弧状切れ目の中心位置が橋軸方向に多少ずれても、斜め切れ目の長さ調整により対応することができ、上記打継目を波形にすることには支障がない。
本発明において、特に限定するわけではないが、継目長手方向に延びる切れ目の長さは、その継目長手方向切れ目部位のみを自動車のタイヤが通過することがないように、タイヤ幅よりも小さくする、すなわち、150mm以下にする、さらには100mm以下にすることが好ましい。相隣る継目長手方向切れ目の間隔は、例えば400〜1000mm程度にすればよい。また、斜め切れ目と継目長手方向の切れ目とのなす角度は120度以上165度以下が好ましい。
以上のように本発明によれば、相隣る円弧状切れ目を継目長手方向の切れ目と斜め切れ目とによって繋ぐようにしたから、円弧状切れ目同士を直接繋ぐ必要はなく、アスファルト舗装とコンクリート舗装との打継目を曲線部を有する波形に形成することが簡単になり、これにより、アスファルト舗装が摩耗して上記打継目に段差を生じた場合、自動車のタイヤが当該打継目のいずれの部位を通過しても、その通過の際の振動・騒音は小さなものになる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
1及び図2は本実施形態に係る道路橋継目部舗装の施工方法を用いてなる道路橋継目部の構造を示す。同図において、1は道路橋本体(床版)であり、遊間2を存して相対する道路橋本体1,1の端部に該本体上面よりも低くなった切欠段部3,3が形成されている。遊間2に対応する位置には道路橋本体1の伸縮を許容する伸縮継手4が配置され、この伸縮継手4の両側にはコンクリートが路面高さまで打設されて後打ちコンクリート舗装5,5が形成されている。さらに、後打ちコンクリート舗装5,5の両外側には打継ぎコンクリート舗装6,6が形成され、この打継ぎコンクリート舗装6に道路橋本体1の上面のアスファルト舗装7が続いている。
後打ちコンクリート舗装5は、道路橋本体1の切欠段部3にコンクリートが打設されて形成されているとともに、該後打ちコンクリート舗装5の端部が道路橋本体1の上面に一定幅で載るように形成されている。打継ぎコンクリート舗装6は、道路橋本体1の上面に形成された凹部8にコンクリートが打設されて形成されている。そうして、図2に示すように、後打ちコンクリート舗装5と打継ぎコンクリート舗装6との打継目11は道路橋の継目長手方向(幅員方向)に直線状に延び、打継ぎコンクリート舗装6とアスファルト舗装7との打継目12は、継目長手方向に向かって右へ左へと波形に曲折して延びている。従って、打継ぎコンクリート舗装6には、橋軸方向に幅広になった部分と幅狭になった部分とが継目長手方向において交互に設けられている。
打継ぎコンクリート舗装6には補強用の鉄筋13〜17が配設されている。すなわち、打継ぎコンクリート舗装6の幅広部分には、橋軸方向へ横長になった複数の矩形リング筋13が継目長手方向に間隔をおいて配設され、打継ぎコンクリート舗装6の幅狭部分には橋軸方向の長さが短い複数の矩形リング筋14が継目長手方向に間隔をおいて配設されている。そうして、これら矩形リング筋13,14を貫くように継目長手方向に延びる複数の通し筋15が配設されて、これら矩形リング筋13,14の内側に溶接されている。また、上記幅広部分には横長矩形リング筋13を貫くように継目長手方向に延びる通し筋16が配設されて該矩形リング筋13の内側に溶接されている。さらに、道路橋本体1には上記凹部8から差し筋アンカー17が打ち込まれている。この差し筋アンカー17は、継目長手方向に間隔をおいて配設され、各々の上部は矩形リング筋13及び通し筋15に溶接されている。
次に本発明に係る道路橋継目部舗装の施工方法を具体的に説明する。
イ.切れ目18,19の形成
図3は施工前の道路橋継目部を示す。後打ちコンクリート舗装5がアスファルト舗装7に打継がれた状態になっており、両舗装5,7の境界は継目長手方向に直線状に延びている。そこで、図4に示すように、後打ちコンクリート舗装5とアスファルト舗装7との境界に上記直線状打継目11を得るための継目長手方向へ直線状に延びる切れ目18を入れ、また、上記境界からアスファルト舗装7側に離れた位置に上記波形打継目12を得るための継目長手方向へ波形になって延びる切れ目19を入れる。直線状切れ目18及び波形切れ目19はいずれも道路橋本体1に達するようにする。すなわち、道路橋本体1にも切れ目18,19が深さ1cm〜10cm程度入るようにする。
この場合、直線状切れ目18と波形切れ目19とはいずれを先に入れてもよい。また、直線状切れ目18は、上記境界位置ではなく、この境界に沿って後打ちコンクリート舗装5側に入れてもよい。
直線状切れ目18は市販の路面カッター(直線切り用のコンクリートカッター或い舗装カッター)20によって入れることができる。波形切れ目19は上記路面カッター20と後述の円切りカッター(パラボラカッター)21とを併用して入れることができる。この波形切れ目19を入れる方法については後に詳述する。
ロ.凹部の形成
上記直線状切れ目18と波形切れ目19と間のアスファルト舗装7を除去し、さらに道路橋本体1の上面を斫って、図5に示すように凹部8を形成する。凹部8の後打ちコンクリート舗装5側の端面8aは継目長手方向に直線状に延びており、アスファルト舗装7側の端面8bは継目長手方向に曲がりくねって延びる凹凸面になっている。
ハ.補強筋の設置
差し筋アンカー17を凹部8の底面から道路橋本体1に打ち込み、矩形リング筋13,14及び通し筋15,16を組んで差し筋アンカー17に結合する(図1及び図2参照)。
ニ.打継ぎコンクリート舗装の形成
上記凹部8にコンクリートを路面高さまで打設して打継ぎコンクリート舗装6を形成する。
以上により、図1及び図2に示す道路橋継目部の構造が得られる。
−円切りカッター21について−
図6乃至図8は波形切れ目19の形成に利用する円切りカッター21を示す。この円切りカッター21は、図6に示すように、ベースフレーム22の前後左右に車輪23を備えている。ベースフレーム22には、図7に示すように下支持台24が載置されているとともに、上支持台25が支柱によって支持されている。下支持台24はその一側がベースフレーム22にヒンジ32によって上方へ回動可能に連結されている。
下支持台24の下面には左右方向に延びる回転軸26が軸受27によって支持され、下支持台24より側方へ突出した回転軸26の一端に円板状の回転切断刃28が結合されている。下支持台24の上には切断刃28を駆動する駆動装置29が支持されている。この駆動装置29の出力軸に結合したプーリーと上記回転軸26に結合したプーリーとに伝動ベルト31が巻き掛けられ、駆動装置29によって切断刃28を回転駆動するようになっている。切断刃28は、断面円弧状に形成され、その周縁が刃になっている。切断刃28の円弧の中心は、下支持台24のヒンジ32の軸と回転軸26とが交差する部位の近傍に定められている。
ベースフレーム22と上支持台25とには上下方向に延びるジャッキネジ33が回転自在に支持され、このジャッキネジ33に上記下支持台24が係合している。ジャッキネジ33は上端が上支持台25の上方に突出し、この上端にジャッキネジ33を回転操作するハンドル34が取付けられている。そうして、このハンドル34によるジャッキネジ33の回転により、下支持台24を、上記ヒンジ32を中心に起伏させて、切断刃28を路面切断位置と、上方の退避位置とに昇降させるようになっている。
また、図8に示すように、ベースフレーム22の上記切断刃28とは反対側の側部にはプレート35が突出し、このプレート35には路面に立設する支軸40に嵌める係合孔36が形成されている。この係合孔36は、回転軸26の延長線に対応する位置に設けられ、また、切断刃28の円弧の略中心位置に配置されている。上支持台25には上記駆動装置29の燃料タンク37が支持され、円切りカッター21の前部には切断刃28による路面の切断時にその切断部位へ供給する水を貯留する水タンク38が設けられている。また、円切りカッター21の上部からは、作業者が当該円切りカッター21を押し動かすための操作杆39が後方へ突出している。
−波形切れ目19の形成−
次に上記路面カッター20及び円切りカッター21によってアスファルト舗装7に波形切れ目19を入れる方法を説明する。
まず、図2に示すように、波形打継目12は、継目長手方向に間隔をおいて配置され且つ伸縮継手4とは反対側に向かって中凸になった複数の円弧部12aと、各円弧部12aからその両側へ当該円弧の接線方向へ橋軸に対して斜めになって直線状に延びる斜め部12bと、相隣る円弧部12aから延びる斜め部12b同士を結ぶように継目長手方向に直線に延びる継目長手部12cとにより構成されている。
従って、図9に示すように、波形切れ目19も、波形打継目12の上記円弧部12aに対応する円弧状切れ目19a、上記斜め部12bに対応する斜め切れ目19b、並びに上記継目長手部12cに対応する継目長手切れ目19cによって構成されるように形成する必要がある。この場合、斜め切れ目19b及び継目長手切れ目19cは直線状に延びていることから、直線切り用の路面カッター20を用いて形成し、円弧状切れ目19aは円切りカッター21を用いて形成することになる。
円弧状切れ目19aの形成に当たっては、その切れ目形成位置よりも伸縮継手4に寄った位置Pで、図7に示すように路面に支軸40を打ち込み、図8に示すように、支軸40に円切りカッター21のプレート35の係合孔36を嵌める。一方、ジャッキネジ33を回転させて、図7に鎖線で示すように下支持台24を傾斜させ、切断刃28を路面に当てた状態にする。その状態で切断刃28を回転駆動しながら、ジャッキネジ33を回転させて下支持台24を水平になるように降ろしていくと、図7に実線で示すように、切断刃28が路面を削って路面に切り込んだ状態になる。
この状態で、切断刃28を回転駆動しながら、円切りカッター21を押し動かすと、図8に示すように、円切りカッター21は支軸40を中心に旋回移動することになる。この旋回移動により、路面には切断刃28によって円弧状の切れ目19aが形成される(図9参照)。この円弧状切れ目19aは継目長手方向に間隔をおいて必要数形成する。
斜め切れ目19bは、各円弧状切れ目19aの両側から該円弧の接線方向に且つ橋軸に対して斜めになって直線状に延びるように、路面カッター20によって形成する。また、継目長手切れ目19cは、相隣る円弧状切れ目19aから延びる斜め切れ目19b同士を結ぶように、路面カッター20によって継目長手方向に直線状に形成する。
波形切れ目19の形成にあたっては、舗装面の予定位置に該波形切れ目19の形状を下書きし(罫書き)、その下書きに基いて波形切れ目19を形成するようにすればよい。また、円弧状切れ目19a、斜め切れ目19b及び継目長手切れ目19cのうちいずれを先に形成しいずれを後に形成するか、その順番は問わない。継目長手切れ目19cは1箇所ずつ個別に形成してもよいが、複数の継目長手切れ目19cにわたって継目長手方向に連続した直線状切れ目を入れるようにしてもよい。
って、上記実施形態によれば、アスファルト舗装7とコンクリート舗装との打継目12は、平面視で曲線部を有する波形になる。このため、アスファルト舗装7が摩耗して上記打継目12に段差を生じた場合、自動車のタイヤが当該打継目12を通過するときの振動・騒音は小さなものになる。
また、打継ぎコンクリート舗装6は、道路橋本体1に形成された凹部8を形成してコンクリートを打設することにより、アスファルト舗装厚よりも厚くしているから、道路橋本体1に対する結合強度が高くなっている。しかも、打継ぎコンクリート舗装6は、鉄筋13〜17によって補強されて、該鉄筋13〜17を介して道路橋本体1と強く結合された状態になっており、その剥離が防止される。
なお、上記実施形態では、円弧部12a及び円弧状切れ目19aが伸縮継手4とは反対側に向かって中凸になっているが、伸縮継手4に向かって中凸に形成してもよい。
また、上記実施形態は道路橋本体1,1同士の継目部の舗装に本発明を適用したが、本発明は道路橋本体と橋台との継目部の舗装にも適用することができる。
また、本発明が、上記実施形態の伸縮継手に限らず、フィンガージョイントなど種々の形式の伸縮継手が構築された道路橋継目部に適用できることはもちろんである。
本発明に係る施工方法を用いて形成した道路橋継目部の断面図である。 実施形態に係る同道路橋継目部の平面図である。 同実施形態の施工前の道路橋継目部の断面図である。 同実施形態の舗装に切れ目を入れる工程を示す道路橋継目部の断面図である。 同実施形態の舗装を一部除去した状態を示す道路橋継目部の断面図である。 本発明の施工方法に使用する円切りカッターの斜視図である。 同円切りカッターを示す一部断面にした概略背面図である。 同円切りカッターで路面に切れ目を入れる状態を示す概略平面図である。 実施形態の切れ目を示す拡大した平面図である。
1 道路橋本体
2 遊間
3 段部
4 伸縮継手
5 後打ちコンクリート舗装
6 打継ぎコンクリート舗装
7 アスファルト舗装
11 直線状打継目
12 波形打継目
18 直線状切れ目
19 波形切れ目
19a 円弧状切れ目
19b 斜め切れ目
19c 継目長手切れ目
20 路面カッター
21 円切りカッター

Claims (1)

  1. 道路橋本体の伸縮を許容する伸縮継手が設けられている道路橋継目部に施工する道路橋継目部舗装の施工方法であって、
    上記アスファルト舗装に、上記伸縮継手に沿って継目長手方向に延びる切れ目を入れる工程と、
    上記切れ目よりも伸縮継手側に存するアスファルト舗装部分を除去する工程と、
    上記舗装が除去された部位にコンクリートを打設してコンクリート舗装を形成することにより、該コンクリート舗装を上記アスファルト舗装に打継ぐ工程とを備え、
    上記アスファルト舗装に切れ目を入れる工程では、上記伸縮継手に向かって又は上記伸縮継手とは反対側に向かって中凸になった複数の円弧状切れ目を上記継目長手方向に間隔をおいて入れるステップと、各円弧状切れ目からその両側へ橋軸に対して斜めになって当該円弧の接線方向に延びる斜め切れ目を入れるステップと、相隣る上記円弧状切れ目から延びる上記斜め切れ目同士を結ぶように上記継目長手方向に延びる切れ目を入れるステップとにより、上記アスファルト舗装に波形の切れ目を形成するようにして、
    上記アスファルト舗装とコンクリート舗装との打継目を波形に形成することを特徴とする道路橋継目部舗装の施工方法。
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