JP3857426B2 - 紙片供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する利用分野】
本発明は、複数枚の紙を積層した紙束を結束する場合等において使用可能な紙片供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
広告紙等の紙は、印刷、折り畳み、ふち切り、積層、樹脂製バンド等による結束等の工程を経て、配送段階へと送り出されるが、従来、上記の折り畳み工程以降における一連の工程を自動的、連続的に処理する折丁結束用処理装置が知られている(特願平5−140864号公報等参照)。
【0003】
この折丁結束用処理装置は、図9に示すように、輪転機や折り畳み機(いずれも図示略)等から二つ折り状態で連続的に送られる紙(広告紙等)を給紙部Aから装置内の小束積層部Bへ取り込み、この小束積層部Bで所定枚数分を小束状態に積層し、次にこの小束をふち切り部Cへ送って折り目の切断除去(折り紙片相互の切り離し)を行った後、小束の前後向きを1束ごとに反転させつつ大束段積み部Dへと送り込み、ここで所定束数の小束を集めて大束に段積みし、この大束を結束部Eへ送り出した後に、この結束部Eで大束全体に樹脂製バンド等をかけて結束し、装置外へ搬出するようになっている。
【0004】
なお、折丁結束用処理装置には、上記ふち切り部Cを具備しないタイプのものもある。
ところで、この折丁結束用処理装置の結束部Eでは、大束を支承する結束作業台Fが設けられているが、更にこの結束作業台Fに対して、大束が搬入される前、即ち、大束の最下部(底面)となるように当紙を供給したり、大束が搬入された直後であって結束される前、即ち、大束の最上部(上面)となるように当紙を供給したりする当紙供給装置Gが付設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来、上記折丁結束用処理装置を稼働させるにあたって、大束の最上面(上側の当紙よりも更に上側)に、配送先等を表示した表示紙を挿入することが要請されることがあった。
このような場合には、大束に対して最上部の当紙が供給された後、作業者が、この最上部の当紙の上に表示紙を追加補充し、そのうえで結束作業を実行させるようにしていた。
【0006】
すなわち、折丁結束用処理装置として、折角、一連の工程が自動化されているにも拘わらず、この表示紙を入れるためだけに、所定位置に作業者が常駐して人手作業を介入させる必要があった。
なお、これを解消しようとして、新たに表示紙専用の供給装置を設けるとなると、折丁結束用処理装置としてはもとより、当紙供給装置Gとしての大型化及び複雑化を招来することに繋がり、できるならば回避したいということがあった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、折丁結束用処理装置等へ組み込むか又は独立して構成される紙片供給装置として、当紙の供給だけでなく、表示紙の供給をも自動的に行えるようにすることで人手作業の介入を不要化できるものとし、また装置の大型化や複雑化を抑えられるようにした紙片供給装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。
即ち、本発明に係る紙片供給装置は、当紙供給手段と表示紙供給手段とを有したものである。
ここにおいて「当紙供給手段」とは、複数枚の紙を積層した紙束(小束であるか大束であるかは何ら限定されない)の最下部及び最上部へ当紙を供給するといった基本動作をするものであって、構成的には、従来の当紙供給装置と略同等である。一方、表示紙供給手段は、この当紙供給手段が紙束の最上部へ当紙を供給した後に、更にこの当紙上へ表示紙を供給するものである。
【0009】
このような紙片供給装置において、表示紙供給手段の付加に伴う全体の大型化や複雑化を抑えるためには、次のようにするとよい。
すなわち、まず当紙供給手段としては、当紙ストッカーと、この当紙ストッカーから当紙を1枚ずつ取り出して紙束への受渡し位置へ供給する切出し手段とを有した構成とする。
【0010】
そして、これに対して表示紙供給手段は、表示紙ストッカーと、この表示紙ストッカーを前記当紙ストッカーと交替的に切出し手段との出会い位置へ位置代え可能にする位置代え手段とを有した構成とする。
このように、この表示紙供給手段は、当紙供給手段が具備している切出し手段を共有の構成として、この切出し手段により、表示紙を紙束への受渡し位置へ供給する構成となっている。
【0011】
従って、当紙供給手段と表示紙供給手段との間で切出し手段を共有する分、全体としての装置の大型化及び複雑化を抑制できることになる。
表示紙供給手段において、位置代え手段にターンテーブルを用いると、表示紙ストッカーと当紙ストッカーとの位置代えが、省スペースでしかも簡潔構成で可能となる利点がある。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1において、本発明に係る紙片供給装置1は、当紙ストッカー2と切出し手段3とを有する当紙供給手段Xを構成の中核部分として、これに、表示紙ストッカー4と位置代え手段5とを有する表示紙供給手段Yが設けられたものとなっている。
【0013】
なお、これら当紙供給手段Xと表示紙供給手段Yとは、それぞれの構成部材が互いに有機的に組み合わされて一体化されたものであるので、以下では、これらの区別をすることなく紙片供給装置1の全体として、順次、個々の構成部材を説明してゆくことにする。
本実施形態に示す紙片供給装置1は、図9に示した折丁結束用処理装置の結束部Eに対して、従来の当紙供給装置Gとそのまま置換可能となるかたちで構成されたもので、この折丁結束用処理装置に、固定ベース8を介して固定可能になっている。
【0014】
この固定ベース8は、図2に示すように、平面視した状態で結束部E(図2の右側)へ向く側の中央に、切欠状の作業用開口9が形成されており、これによって全体がC型を呈している。そして、この固定ベース8には、作業用開口9内で動作可能なように切出し手段3が設けられており、またこの固定ベース8の上部に、位置代え手段5が設けられている。
【0015】
位置代え手段5は、旋回軸12を結束部E(図1及び図2の右方)側へ傾けた状態で回動自在に保持されたターンテーブル13と、このターンテーブル13を180°の旋回範囲で正・逆方向に回動可能にする旋回駆動部14とを有している。
図3に示すように、ターンテーブル13において、その旋回軸12を挟んだ両側位置には、上下方向に貫通する切出し口16,17が設けられており、これら切出し口16,17の開口まわりを囲んだ上面部に、それぞれ、このターンテーブル13を底板として当紙ストッカー2や表示紙ストッカー4が配設されている。これら両ストッカー2,4は、互いに背合わせの位置関係となっている。
【0016】
ターンテーブル13の旋回駆動部14には、図2に示すように、旋回軸12に設けられたピニオンギヤ18と、このピニオンギヤ18に噛合するラック軸19と、このラック軸19を移動駆動する流体圧シリンダ等の駆動具20とを有したものを例示している。言うまでもなく、これ以外の構造(例えば、リンク機構や歯車機構を流体圧シリンダやモータ等によって駆動する構造等)に置換することも可能である。
【0017】
ターンテーブル13の旋回範囲は、当紙ストッカー2と表示紙ストッカー4とを、各々、固定ベース8の作業用開口9へ一致させて停止できるような二位置間となっており、これら二位置での位置決めは、ターンテーブル13の下面に取り付けたストッパ片22(図1参照)を、互いに180°の対称位置に設けた制限片23に当て止めすることで行っている。
【0018】
このような位置決め構造は、例えば、ターンテーブル13を旋回させるための駆動源としてステッピングモータ等を用いて入力ステップ数で制御したり、適宜の位置検出センサを組み合わせた電気制御回路を用いたりするものに置換することが可能である。これらの場合は、ターンテーブル13を一方向へのみ回動させるようにしてもよい。
【0019】
上記した当紙ストッカー2及び表示紙ストッカー4(図1及び図3参照)は、いずれも同じ構成であり、ターンテーブル13の外周部側に設けられる正面壁24と、ターンテーブル13の旋回軸12寄りで正面壁24に対向して設けられる背面壁25と、これらの両脇で直交状態に設けられる左右一対の側面壁26とを有している。
【0020】
背面壁25は、正面壁24に対して近接・離反方向へ位置調節可能になされており、側面壁26は、左右方向で相互に近接・離反方向へ位置調節可能になされている。
これにより、当紙ストッカー2や表示紙ストッカー4内に収納される当紙や表示紙としてのサイズ変更に対応できるようになっている。
【0021】
図4及び図5に示すように、正面壁24には、ターンテーブル13の切出し口16,17と連通するかたちで開口28が設けられている。また、この開口28には、断面L型をしたゲート部材29が揺動自在に吊り下げ保持されており、このゲート部材29の下部折曲片29aが各切出し口16,17内へ突出するようになっている(図3参照)。
【0022】
従って、このゲート部材29の下部折曲片29aにより、当紙ストッカー2や表示紙ストッカー4内に収納される当紙や表示紙に係止して、切出し口16,17内からの垂れ下がりや、1枚取り出し時の共連れ等を防止できるようになっている。
各ゲート部材29は、下部折曲片29aを各切出し口16,17内へ突出させた姿勢を常態としているが、流体圧シリンダ等の駆動具30により、所定タイミングで各切出し口16,17の外方(即ち、当紙や表示紙からの脱出位置)へ退避できるようになっている。
【0023】
図1及び図2に示すように、上記切出し手段3は、引き抜き部34と送り込み部35とを有している。
引き抜き部34は、図6及び図7に示すように、上向きに設けられた吸盤36が、リンク機構37を介して駆動具38により上下揺動可能になったもので、吸盤36は、図2及び図3に示すように、左右方向に所定間隔をおいて一対(即ち、2個)ある。
【0024】
吸盤36は、当紙や表示紙の紙質にもよるが、真空引き装置(図示略)等に対してエア配管されたものとするのが好適である。
リンク機構37は、両端部をブラケット39によって固定ベース8に固定されることにより回転不能に保持された主軸42と、この主軸42に対して揺動自在に設けられた揺動レバー45と、この揺動レバー45の他端側で回動自在に保持された従軸43と、この従軸43に固定された支持アーム46とを有している。
【0025】
そして、支持アーム46の突端側上部に吸盤36が設けられていると共に、この支持アーム46の突端寄り下部に、駆動具38との接続に用いられるヒンジ部47が回動自在に設けられている。
また、主軸42と従軸43とは、それらに各別に固定されたタイミングプーリ40,41を介してタイミングベルト44により互いに連動可能に接続されている。両タイミングプーリ40,41の直径関係は、主軸42に固定のタイミングプーリ40が径小で、従軸43に固定のタイミングプーリ41が径大となる関係とされている。
【0026】
上記駆動具38には、流体圧シリンダ等が用いられており、その伸縮動作端側が上記したヒンジ部47に連結されている。
このようなことから、図6に実線で示した状態から駆動具38を伸出動作させると、支持アーム46は、主軸42を中心とした揺動レバー45の揺動軌跡に基づいて従軸43を図6右方へ円弧動させようとする。
【0027】
このときの従軸43の円弧動は、従軸43自体の自転作用としてタイミングプーリ41からタイミングベルト44へと伝わり、更に主軸42と共に回転不能とされたタイミングプーリ40へと伝わることになる。そのため、このタイミングプーリ40からの反力として、従軸43自体を時計まわりへ回動させる向きに作用することになる。
【0028】
そして、このときの従軸43の回動作用は、タイミングプーリ40,41の直径差が要因となり、揺動レバー45の揺動角よりも支持アーム46の揺動角を小さく抑えるように作用することになる。
これらの結果として、吸盤36は、その上面の傾きをあまり大きく変えないまま、上向きの揺動をするようになる(図6中の二点鎖線参照)。また当然に、その後、駆動具38を縮退動作させることで、上記各動作及び作用が逆向きに生じることになり、吸盤36は、その上面の傾きをあまり大きく変えないまま、下向きの揺動をするようになる。
【0029】
吸盤36を上下揺動させるときの上限位置は、ターンテーブル13において傾斜の下側となる上面レベル(即ち、切出し口16又は17の開口内)とされており、この位置で吸盤36は、当紙ストッカー2又は表示紙ストッカー4内における最下位置の当紙又は表示紙に当接して、これを吸着するようになっている。
送り込み部35は、図1に示すように、固定ベース8の下面に設けられたガイドバー50に沿って移動自在に保持されたスライドテーブル51と、このスライドテーブル51上で固定ベース8の下面レベルまで持ち上げ支持された紙受け板52と、この紙受け板52の前端部に設けられたチャック機構53とを有している。
【0030】
スライドテーブル51を移動させるための構造としては、図2に示すように、ブレーキ付きギヤードモータ56により駆動可能なピニオンギヤ装置57を固定ベース8に対して設けておき、このピニオンギヤ装置57をスライドテーブル51(図2では省略している)に取り付けたラックレール58に対して噛合させたものを例示している。
【0031】
言うまでもなく、この構造は、流体圧シリンダや巻き掛け伝動構造、送りネジ構造等に置換することが可能である。
紙受け板52は、スライドテーブル51と一体で移動するようになったものであるが、引き抜き部34の吸盤36とは干渉しないように、その左右方向寸法が決められている。また、当紙や表示紙をその送り方向に沿って全体的に支持できるように、その長手寸法が決められている。
【0032】
チャック機構53は、図8に示すように、ヒンジ台60に揺動自在に保持されたクリップ片61を、流体圧シリンダ又はソレノイド等の駆動具62によって揺動駆動させる構造で、駆動具62の伸出動作によってクリップ片61が起き上がり方向へ揺動することにより、このクリップ片61が、紙受け板52との間で当紙又は表示紙(図8中に示すW)を挟持するようになっている。
【0033】
このような構成を具備した紙片供給装置1において、その稼働状況を説明する。
図9に示した折丁結束用処理装置の結束部Eにおいて、結束作業台Fに大束が搬入される前の段階では、ターンテーブル13は、当紙ストッカー2を結束部E側(図1右側)へ位置付けている。すなわち、この当紙ストッカー2は、傾斜の下側となり、固定ベース8の作業用開口9内(切出し手段3との出会い位置になる)へ臨むように位置付けられている。
【0034】
この状態で、まず、切出し手段3の引き抜き部34(図6参照)が吸盤36を上昇させ、当紙ストッカー2の最下位にある当紙を吸着状態にする。また、この当紙ストッカー2のゲート部材29(図3及び図4参照)が開かれる。
なお、このとき送り込み部35のチャック機構53は、クリップ片61を解放状態で待機している。
【0035】
次に、引き抜き部34が吸盤36を下降させ、1枚の当紙を半垂れ状態にすると、図8に示すようにこの当紙(W)は、紙受け板52上に乗るので、ここでチャック機構53がクリップ片61を起き上がり方向へ揺動させ、当紙を紙受け板52との間で挟持する。
このとき、ゲート部材29が閉まり、余分な当紙が共連れを生じることがないように、予め、防止しておく。
【0036】
この後、送り込み部35は、スライドテーブル51(図1参照)を進出移動させ、チャック機構53が挟持している1枚の当紙を結束部Eへ向けて搬送する。なお、この結束部Eでは、結束作業台Fの上方で待機するプレス装置Hが当紙を受け取り、これをその後、結束作業台F上へと下降させて載置するようになっている。
【0037】
そのため、この送り込み部35では、プレス装置Hへの当紙の送り渡しが行われると、これと略同時にチャック機構53が当紙を解放状態にして、速やかにスライドテーブル51を元の待機位置へ復帰動させるようになっている。
このようにして、この紙片供給装置1は、折丁結束用処理装置側での稼働により、結束部Eへ大束が搬入されるのを待つ。この結束部Eにおいて大束が搬入されることにより、上記のように結束作業台F上へ取り出された当紙が、大束の最下部へ供給(挿入)された状態になるわけである。
【0038】
そして、このあと紙片供給装置1は、再び上記と同じ動作を繰り返し、プレス装置Hに対して1枚の当紙を送り渡す。これにより、このプレス装置Hが受け取った当紙を大束の最上部へと下降させて載置するため、大束の最上部へも当紙が供給されたことになる。
次に、紙片供給装置1は、位置代え手段5がターンテーブル13を旋回させ、表示紙ストッカー4が結束部E側(図1右側)へ位置付けられるようにする。すなわち、この表示紙ストッカー4は、傾斜の下側となり、固定ベース8の作業用開口9内(切出し手段3との出会い位置になる)へ臨むように位置付けられることになる。
【0039】
この後、紙片供給装置1は、三たび、上記と同じ動作を繰り返し、表示紙ストッカー4からその最下位にある1枚の表示紙を引き出して、これをプレス装置Hへと送り渡すようになる。また、このプレス装置Hが、受け取った表示紙を大束上の当紙の更に上側へと下降させて載置するようになる。
その後は、プレス装置Hがそのまま大束にプレス力を加え、結束部Eでの結束作業が実行されるということになる。
【0040】
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、位置代え手段5としては、ターンテーブル式とする以外にも、直線移動可能としたテーブル上にその移動方向に沿って当紙ストッカー2と表示紙ストッカー4とを並設させるといったスライド方式とすることもできる。
また、今日、事務用複写機等において多用されているように、複数種の用紙トレーから共用通路を介して当紙や表示紙を取り出すような機構を採用することもできる。
【0041】
本発明は、従来の当紙供給装置G(即ち、当紙供給手段Xに相当)に対し、改造を施すものとして表示紙供給手段Yを付設することによって構築するものであってもよいし、当紙供給手段Xと表示紙供給手段Yとが有機的結合したかたちとして当初から新規構築するものであってもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る紙片供給装置では、当紙供給手段と表示紙供給手段とを有したものであるので、当紙だけでなく表示紙の供給をも自動的に行える。そのため、人手作業の介入を不要化できる。
また、表示紙供給手段として、当紙供給手段が具備する切出し手段を利用した構成としているので、装置の大型化や複雑化を抑えられることができるものである。
【0043】
表示紙供給手段において、位置代え手段にターンテーブルを用いることで、構造としての省スペース化及び簡潔化を一層図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙片供給装置の一実施形態を示す側面図である。
【図2】図1のK−K線矢視拡大図(ターンテーブルを省略したもの)である。
【図3】図1のL−L線矢視図である。
【図4】図3のM−M線矢視拡大図である。
【図5】図4のN−N線断面図である。
【図6】切出し手段の引き抜き部を拡大して示す側面図である。
【図7】図6のP−P線矢視図(やや縮小している)である。
【図8】切出し手段の送り込み部を拡大して示す側面図である。
【図9】紙片供給装置を適用可能な折丁結束用処理装置を概略的に示した側面図である。
【符号の説明】
1 紙片供給装置
2 当紙ストッカー
3 切出し手段
4 表示紙ストッカー
5 位置代え手段
13 ターンテーブル
X 当紙供給手段
Y 表示紙供給手段
Claims (3)
- 複数枚の紙を積層した紙束に対してその最下部及び最上部へ当紙を供給する当紙供給手段(X)と、紙束最上部の当紙上へ更に表示紙を供給可能とする表示紙供給手段(Y)とを有していることを特徴とする紙片供給装置。
- 前記当紙供給手段(X)は、当紙ストッカー(2)と、該当紙ストッカー(2)から当紙を1枚ずつ取り出して紙束への受渡し位置へ供給する切出し手段(3)とを有しており、前記表示紙供給手段(Y)は、表示紙ストッカー(4)と、該表示紙ストッカー(4)を前記当紙ストッカー(2)と交替的に切出し手段(3)との出会い位置へ位置代え可能にする位置代え手段(5)とを有していることを特徴とする請求項1記載の紙片供給装置。
- 前記位置代え手段(5)は、ターンテーブル(13)上に表示紙ストッカー(4)と当紙ストッカー(2)とを設置して、該ターンテーブル(13)を旋回させることで各ストッカー(2,4)の位置代えを行わせることを特徴とする請求項2記載の紙片供給装置。
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