JP3856950B2 - 紙葉類用容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に油取り紙等の紙葉類を1枚ずつ簡単に取り出すことができる携帯用の紙葉類用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば油取り紙の場合は、1枚ずつ袋に入れられているものや、紙の一部が接着剤等でシール加工された、いわゆるメモ帳形式に複数枚綴じられたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、1枚ずつ袋に入れられているものや、メモ帳形式に綴じられたものは、使用する際の取り扱いが不便であり、手間がかかって面倒であるため、使用性がよいとは必ずしも言えるものではなかった。
そこで、本発明は、紙葉類の取り出し操作が簡単にできる携帯性及び使用性に優れた紙葉類用容器をうることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明は、次のような紙葉類用容器を提供するものである。すなわち、紙葉類を収容する少なくとも前後左右に4つの側壁と1つの底面とを有する底部材と蓋部材からなる樹脂性容器において、前記底部材の少なくとも内底面を紙葉類の取出口に向かって高くなるスロープ状に形成するとともに、蓋部材に紙葉類が露出する露出部を設けたことを特徴とする紙葉類用容器である。また、前記底部材の取出口に切欠部が形成されるとともに、その取出口に易取出手段が形成されていることを特徴とするものである。そして、前記底部材の取出口に最上層の紙葉類以外の紙葉類が取り出されないようにするストッパーが形成されていることを特徴とするものである。なお、紙葉類は切取部を介して複数枚連設されているものが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を基に説明する。
図1は本発明にかかる紙葉類用容器の構成を示す斜視図であり、図2は紙葉類用容器の平面図である。また、図3は紙葉類を取り出す状態を示す斜視図であり、図4は同じく断面図である。そして、図5は別実施例の紙葉類用容器の構成を示す斜視図である。
なお、本実施例では説明の便宜上、油取り紙を例にとって説明をするが、容器に収容する紙葉類は油取り紙に限定されるものではない。また、容器の大きさや形状等も、図示されたものに限定されるものではなく、紙葉類の大きさや形状に合わせて任意に設計変更して構わないものである。
【0006】
図1で示すように、本発明にかかる紙葉類用容器(A)は、紙葉類を収容する底部材(1)と、紙葉類を取り出すための取出口(20)が穿設されている蓋部材(2)とで構成されている。
また、本実施例においては、蓋部材(2)に穿設する取出口(20)を蓋部材(2)の長辺方向中央部に設けているが、取出口(20)は底部材(1)に収容される油取り紙(3)の先端部位置あるいは切取部(30)の位置と略一致していればよく、図示の中央部に限定されるものではない。
【0007】
そこで、まず、底部材(1)について説明をする。
図1、図4で示すように、底部材(1)の内側には油取り紙(3)を収容する収容部(10)が形成されており、収容部(10)の底面(11)は、長辺方向の両端部から中央部(12)(この場合は紙の取出口が中央にあるため)に向かって徐々に高くなるように、即ち中央部(12)に行くに従って底面(11)が上昇して行くスロープ状に形成されている。なお、図示の底面(11)は曲線を描くスロープであるが、これに限定されるものではなく、中央部(12)が徐々に高くなるように形成されていれば、直線的なスロープであっても構わない。また、少なくとも収容部(10)の底面(11)がスロープ状に形成されていればよく、外側の底面はスロープ状であっても、なくてもよい。
また、底部材(1)の側壁(13)の上面には、後述する蓋部材(2)のボス(24)と嵌合する嵌合ボス(14)が複数設けられている。
【0008】
次に、蓋部材(2)について説明をすると、図1乃至図4で示すように、蓋部材(2)には油取り紙(3)の取出口(20)が穿設されており、図示の取出口(20)は蓋部材(2)の長辺方向中央部に設けられている。
取出口(20)は、油取り紙(3)が引き出せる程度の間隙を有するスリット状の狭幅部(21)と、その狭幅部(21)から連続して短辺方向中央部が大きく切り欠かれて形成される略円弧状の切欠部(22)とで構成されている。
切欠部(22)の大きさは、指等が嵌入できる程度であればよく、取出口(20)から油取り紙(3)を取り出した際、次の油取り紙を指で抑えられるようになっていればよい。また、狭幅部(21)及び切欠部(22)は、上面(23)側を断面視略円弧状に形成するのが望ましい。
また、蓋部材(2)の内面側周縁部には、前記底部材(1)の嵌合ボス(14)と嵌合するボス(24)が同数設けられている。
【0009】
一方、底部材(1)の収容部(10)に収容される油取り紙(3)は、1枚1枚ばらけてあるもので、もちろん構わないが、本発明の容器(A)を利用すれば、図1で示すように、切取部(30)を介して複数枚連設された、いわゆる蛇腹状に構成されたものを使用することが可能となる。
すなわち、図示の油取り紙(3)は、細長い紙が折罫(32)によって交互に折り返されて構成されるとともに、その油取り紙(3)の折罫と折罫の間にミシン目のような切り込み(31)が入れられて、切取部(30)が形成されているものであって、その切取部(30)から1枚ずつ容易に切り離せるようになっているものである。
【0010】
このような油取り紙(3)によれば、収容部(10)に油取り紙(3)を装填する際、1枚1枚ばらけた状態の油取り紙を束ねて装填するのに比べ、はるかに装填がしやすく、かつ、連設されているので、収容後にもその紙がばらけるようなことはない。
また、機械等で蛇腹状に折り畳むのは容易であり、枚数も例えば8山9枚等に自ずと決まるものであるため、数量の管理もしやすいし、束ねやすいために接着剤でのシール加工等も不要となり、コスト的にも安価で済む。
なお、油取り紙(3)の大きさ等も特に限定されるものではなく、また、図示の切り込み(31)は折り畳まれた紙の長辺方向中央部分、即ち折罫と折罫の丁度中間位置に設けられているが、これは底部材(1)に油取り紙(3)を収容したときに、蓋部材(2)に穿設された取出口(20)が丁度その油取り紙(3)の略中央に位置するからである。つまり、油取り紙(3)を引き出して切り離したときに、次の紙の先端部分となる切取部(30)の位置と取出口(20)の位置とは、常時略一致するようになっている。
【0011】
本発明にかかる容器(A)は以上のような構成になっており、次に、その油取り紙(3)を取り出す様子を図3、図4を基に説明すると、まず、蓋部材(2)の取出口(20)に位置している最初の油取り紙(3a)の先端部近傍を指で摘んで引き上げる。
なお、このとき、収容部(10)の底面(11)が中央部(12)、即ち取出口(20)側が高くなるようにスロープ状に形成されているため、最初の紙(3a)だけがスムーズに取出口(20)から取り出される。
【0012】
そして、取出口(20)を構成する狭幅部(21)の上面(23)近くに切取部(30)が達するまで油取り紙(3a)を引き上げたら、その狭幅部(21)の縁部を利用するなどして、切取部(30)の切り込み(31)に沿って紙(3a)を切断する。
なお、油取り紙(3)は蛇腹状になっているため、順次取出口(20)から引き出しやすく、このような引き出し及び切断動作を繰り返し行えば、最後の紙まで容易に取り出すことができる。
【0013】
また、紙葉類用容器の別実施例としては、底部材と蓋部材をヒンジ部を介して連設して構成するものや、図5で示すように、底部材(1)に蓋部材(2)をスライド移動させて嵌着するように構成した紙葉類用容器(B)が考えられる。
この図示の容器(B)は、底部材(1)の外側の底面(15)の長手方向に形成された幅広な凸部(16)を蓋部材(2)の側壁(25)から延設された係合部(26)間に嵌合させながらスライド移動させて嵌着するようになっているが、底部材(1)と蓋部材(2)の嵌合の仕方等は、図示のものに特に限定されるものではない。
【0014】
以上、何れにしても本発明は、紙葉類を収容する少なくとも前後左右に4つの側壁と1つの底面とを有する底部材と、紙葉類を取り出すための取出口が穿設されている蓋部材からなる樹脂性容器において、蓋部材の取出口を、収容された紙葉類の略先端部位置に設けるとともに、底部材の少なくとも内底面を、その取出口に向かって高くなるスロープ状に形成したことを特徴とするものである。したがって、紙葉類の先端部と取出口とが略一致して好適に取り出せるように構成されていれば、取出口の大きさや形状等も本発明の精神の範囲内において任意に設計変更して構わないものであり、容器の形態も図示のものに限定されるものではない。なお、底部材(1)及び蓋部材(2)は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂を用いて所定形状に成形することにより得られるものである。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、蓋部材の取出口を、収容された紙葉類の略先端部位置に設けるとともに、底部材の少なくとも内底面を、その取出口に向かって高くなるスロープ状に形成したので、簡単に紙葉類を1枚ずつ連続的にスムーズに取り出せる。
また、蓋部材の取出口には略円弧状の切欠部が形成されているので、紙葉類をより好適に、かつ、操作感よく取り出せて、使用性が非常によい。
また、その紙葉類が切取部を介して複数枚連設されていると、切り離しがしやすい上に、収容部への装填時にはばらけるようなこともなく、枚数も決まっているため、数量の管理がしやすいし、シール加工する必要がないためコスト的にも安価で済む。
したがって、紙葉類の取り出し操作がきわめて簡単にできて、操作感も非常によい、携帯性及び使用性に優れた紙葉類用容器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙葉類用容器の構成を示す斜視図
【図2】同上の平面図
【図3】紙葉類を取り出す状態を示す斜視図
【図4】同上の断面図
【図5】別実施例の紙葉類用容器の構成を示す斜視図
【符号の説明】
A 紙葉類用容器
B 紙葉類用容器
1 底部材
2 蓋部材
3 油取り紙
10 収容部
11 底面
12 中央部
13 側壁
14 嵌合ボス
15 底面
16 凸部
20 取出口
21 狭幅部
22 切欠部
23 上面
24 ボス
25 側壁
26 係合部
30 切取部
31 切り込み
32 折罫

Claims (3)

  1. 紙葉類を収容する少なくとも前後左右に4つの側壁と1つの底面とを有する底部材と、紙葉類を取り出すための取出口が穿設されている蓋部材と、からなる樹脂性容器であって、前記蓋部材の取出口を、収容された紙葉類の略先端部位置に設けるとともに、前記底部材の少なくとも内底面を、その取出口に向かって高くなるスロープ状に形成したことを特徴とする紙葉類用容器。
  2. 前記蓋部材の取出口には略円弧状の切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類用容器。
  3. 前記紙葉類は切取部を介して複数枚連設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙葉類用容器。
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