JP3849905B2 - 画像処理装置の管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少くとも画像記録とネットワ−ク通信を行なう画像処理装置と、そのメンテナンスのためにネットワ−クを介して交信する管理サ−バを含む画像処理装置の管理システムに関する。この画像処理装置は、例えば、これに限定する意図ではないが、画像記録機能とネットワ−ク通信機能の他に、スキャナ機能,複写機能,画像蓄積機能,プリンタ機能,ファクシミリ機能なども必須又はオプションとして備える、LAN対応可のデジタル複写機である。
【0002】
【従来の技術】
特開平10−17202号公報には、この種の複写機をLANに接続したシステムが示されている。複写機において、ユ−ザによる修復が不可の故障や、ユ−ザが対処可の用紙の不足などの消耗、が発生すると、複写機がLAN上のコンピュ−タにそれを報知するエラ−処理が開示されている。また、故障に対応して理依頼用ファィルを生成して管理局に送信するファクシミリも提案されている。
【0003】
オフィスや店頭などで使用されている複写機,ファクシミリあるいは複合機(以下単に複写機等と称す)において、“ペ−パジャム”,“用紙切れ”,“トナ−切れ”,“排トナ−超過”,“用紙サイズ不一致”,“ドア−オ−プン”など、一般的にはユ−ザが対処可能なトラブル又は消耗すなわち軽度のトラブル,“不動作又は動作異常”,“感光体エラー”,“トナ−濃度センサ汚れ",“定着不良",“給紙不全",“給,排紙系の機構異常”など、ユ−ザが対処不可の重度のトラブル、が、文字又は記号で表示される。複写機等が発生する情報にはこの他に、“コピ−カウント”,“パーチャー”,“通信記録”など、運用管理上の情報がある。これらの情報は、従来本体の前に行った時や、プリンタツールを用いて知る方法がある。しかし、全てのユーザがエラー時の対応や情報の見方を把握しているものではない。また、ユーザではリカバリー不可能なもの、ユーザには知らせてはならないものなどがある。ユ−ザが対処不可と思う現象が発生した場合は、サービスマンを呼ぶことになり、ユ−ザはまずサ−ビスセンタに電話連絡して、そこのオペレ−タとの間で、現象の説明とセンタの対応の会話をして、ユ−ザが対処するための情報を取得するか、あるいはセンタが派遣するサ−ビスマンを待たねばならない。
【0004】
ところで一般的には、ユ−ザとサ−ビスセンタとの間のメンテナンス契約の有無,それがある場合でも、上述の軽度のトラブルはサ−ビスマンの派遣対象ではなく、対処方を電話上会話で伝達することは、サ−ビスセンタのオペレ−タにとっても手間のかかることである。本発明は、ユ−ザおよびオペレ−タのこの種の情報伝達の手間を省略することを第1の目的とする。
【0005】
ネットワーク機能を搭載した画像処理装置は、トラブルを遠隔にある管理サーバに報知することが可能なため、管理者は、画像処理装置本体前まで行かなくてもある程度の情報は取得できる。だが、重度のトラブル例えば部品交換が必要な故障の場合は、サ−ビスマンによるメンテナンスが必要であるが、実際に画像処理装置本体まで行かないとどのようなメンテナンスが必要とされるのかわからない。よって、そのまま放置される場合も考えられる。また、コピーではパーチャーなど、本体まで行かないとわからない情報がある。本発明は、このような問題を解決することを第2の目的とする。
【0006】
発生したエラーが、部品や消耗品に関係するものであれば、部品交換を行えば対応できる。しかし、画像処理装置上のソフトウェア(プログラムバグ)に関係した障害の場合は、簡単には行えない。本発明は、このような問題を解決することを第3の目的とする。
【0007】
画像処理装置にプログラムを、ソフトウェア関連の障害に対応して、又はバ−ジョンアップのために、ダウンロードする際に、サービスマンが出向かなければならない。本発明は、このような問題を解決することを第4の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)画像記録手段(22),画像記録に支障を来たす故障および消耗を検出する状態検出手段(22,20)およびネットワーク通信手段(44)を含む画像処理装置と、該画像処理装置(200)とネットワ−クを介して交信する管理サ−バ(401)とを含む、画像処理装置の管理システムにおいて:
前記画像処理装置(200)は、通知先の管理サ−バ(401)のネットワ−ク上のID,画像処理装置(200)に宛てられた管理者のネットワ−ク上のID,画像処理装置(200)のネットワ−ク上のID、および、管理サ−バ(401)に通知すべき、画像記録に支障を来たす状態を、オペレ−タ入力に応じてメモリに登録する入力手段(31,20);該メモリに登録された画像処理装置に宛てられた管理者のネットワ−ク上のIDおよび画像処理装置のネットワ−ク上のIDを前記ネットワーク通信手段(44)を介して前記管理サーバ(401)に送信する手段(20);および、前記状態検出手段(22,20)が、前記メモリに登録された画像記録に支障を来たす状態(図10の(b))を検出したとき、前記ネットワーク通信手段(44)を介して、前記メモリに登録された管理サ−バ(401)に通知する報知手段(20);を含み、
前記管理サ−バ(401)は、前記画像処理装置(200)から受信した、画像処理装置に宛てられた管理者のネットワ−ク上のIDおよび画像処理装置のネットワ−ク上のIDを管理サ−バ内のメモリに登録する手段;および、該登録した画像処理装置から通知があった状態に対応する対処情報を管理サーバの記憶手段より読み出して、前記管理サ−バ内のメモリに登録された該画像処理装置に宛てられた管理者のネットワ−ク上のIDと前記画像形成装置 (200)に送信する返信手段(図12の60);を含む、ことを特徴とする画像処理装置の管理システム。なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号又は対応事項を、参考までに付記した。
【0009】
これによれば、画像処理装置がエラーを発生したときに、管理サーバへ通知し管理サーバがあらかじめ登録されている宛先(管理者)へエラー状況やメンテナンス方法を通知することにより、そのまま放置されることがなくなり適切な対応が可能となる作用効果が期待される。エラーや各種情報を遠隔地へ送信したり、遠隔地から取得することが可能であり、ユーザ,サ−ビスセンタのオペレ−タもしくはサービスマンの手を煩わせることが少なくなる。また、管理者やサ−ビスセンタのオペレ−タが、適切な判断や処理が行えるという作用効果がある。入力手段 (31,20) によって、画像処理装置(200)の納入先,移転先で、納入者又はユ−ザが管理情報を適宜設定し、変更しあるいは消去することができ、管理サ−バ(401)を介するメンテナンス機能の選択自由度が高い。
【0010】
【発明の実施の形態】
(2)前記管理サ−バ(401)は、その記憶手段に、画像処理装置の機能を実現するプログラムを有し、前記報知手段 (20) から通知された状態の原因が前記プログラムによって修正されている場合には、該プログラムを、ネットワークを使用して画像処理装置にダウンロ−ドする(図12の60);ことを特徴とする上記(1)に記載の画像処理装置の管理システム。
【0011】
ハ−ド部品など物理的な問題ではなく、プログラムバグなどソフトウェアに関する障害であった場合は、ユーザでは手に負えないため、従来はサービスセンタへの問い合わせなどが発生し、ユ−ザおよびサ−ビスセンタのオペレ−タ共に、対処方が不明確になりがちであった。本発明によれば、管理サーバ(401)が画像処理装置に、問題のプログラムをダウンロ−ドするので、ユ−ザおよびサ−ビスセンタのオペレ−タ共に連絡の手間がかからず、サ−ビスマンの労力の節減となる。なお、本発明の好ましい実施例では、ダウンロ−ドに先立って管理サーバ(401)は、対処情報、例えば“ソフトウェアの再投入が必要。再投入をしますか?”などというようなメンテナンス方法と同意の要請が通知されることにより、どのような対処を行えばスムーズに効率よく行えるかをユ−ザは判断でき対処できる。
【0012】
(3)前記管理サ−バ(401)は、その記憶手段に、画像処理装置の機能を実現するプログラムを有し、それがバ−ジョンアップされると、バ−ジョンアップしたプログラムを、ネットワークを使用して、該管理サーバ内のメモリに登録がある画像処理装置にダウンロ−ドする、上記(1)又は(2)に記載の画像処理装置の管理システム
【0013】
従来の画像処理装置のバージョンアップは、サービスマンが直接ユーザ先へ出向き行っていた。これは、数分の作業である場合もありユーザ先へ行くまでの時間などの方が何倍もかかるケースが多い。本実施態様のように、ネットワーク経由におけるソフトのダウンロードが可能になればサービスマンやユーザも時間や手を煩わせることがなくなる。
【0014】
(4)前記画像処理装置(200)は、前記ネットワーク通信手段が前記管理サ−バの前記返信手段から前記対処情報を受信するとそれを前記画像記録手段で記録出力する(図の44〜46)コントローラ(20)を含む;上記(1),(2)又は(3)に記載の画像処理装置の管理システム。
【0015】
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0016】
【実施例】
図1に、本発明の一実施例の管理システムの概要を示す。画像形成装置200は、パ−ソナルコンピュ−タ(以下PCと表現)等のホスト300a,300bから、LAN又はパラレルI/Fを通じてプリントデ−タが与えられるとそれをプリントアウト(画像出力)できるシステム構成である。図1に示す画像形成装置200はデジタル複写機であり、それ自身で、原稿のコピ−を生成することもできる。複写機200は、構内交換器PBXを介して公衆電話網に接続され、公衆電話網を介して、サ−ビスセンタ400の管理サ−バ401と交信することができる。
【0017】
図2に、画像形成装置200の内部機構の概要を示す。自動原稿送り装置(以下ADFと表現)1にある原稿台2に、原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30上のスタートキー34が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3および給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3,給送ベルト4および排送ローラ5はモータによって駆動される。
【0018】
第1トレイ8あるいは第2トレイ9に積載された、記録媒体である転写紙は、各々第1給紙装置11あるいは第2給紙装置12によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザーによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ100に排出される。
【0019】
後処理装置のフィニシャ100は、本体の排紙ローラ19によって搬送された転写紙を、通常排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向に導く事ができる。切り替え板101を上に切り替える事により、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙する事ができる。また、切り替え板101を下方向に切り替える事で、搬送ローラ105,107を経由して、ステープル台108に搬送する事ができる。
【0019】
ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納される。
【0020】
一方、通常の排紙トレイ108は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部108は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
【0021】
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8,9から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ側に導かないで、経路切り替えの為の分岐爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニット111にストックする。
【0022】
その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。この様に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用される。
【0023】
感光体15,搬送ベルト16,定着ユニット17,排紙ユニット18および現像ユニット27は、メインモータによって駆動され、各給紙装置11,12はメインモータの駆動を各々給紙クラッチによって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータの駆動を中間クラッチによって伝達駆動される。
【0024】
読み取りユニット(スキャナ)50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系は、露光ランプ51,第1ミラー52,レンズ53,CCDイメージセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51及び第1ミラー52は、図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は、図示しない第2キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号(アナログ画像信号)に変換され、そしてデジタルデ−タ(画像デ−タ)に変換される。画像デ−タには更に数種の画像処理が施される。レンズ53及びCCDイメージセンサ54を図1において左右方向に移動させることにより、画像倍率が変わる。すなわち、指定された倍率に対応してレンズ53及びCCDイメージセンサ54の左右方向に位置が設定される。
【0025】
書き込みユニット57は、レーザ出力ユニット58,結像レンズ59およびミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わっている。レーザ出力ユニット58より照射されるレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ59を通り、ミラー60で折り返され、感光体面上に集光結像する。
【0026】
偏光されたレーザ光は、感光体が回転する方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査され、後述する画像処理部のセレクタ64より出力された画像信号のライン単位の記録を行う。感光体の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体面上に画像(静電潜像)が形成される。上述のように、書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍の、レーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、および、後述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
【0027】
図3に、画像形成装置200の電気システムの概要を示す。図3はメインコントローラ20を中心に、画像形成装置200の制御装置を図示したものである。メインコントローラ20は、画像形成装置200全体を制御する。メインコントローラ20には、オペレータに対する表示と、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作部30、スキャナの制御,原稿画像を画像メモリに書き込む制御、および、画像メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)49、ならびに、原稿自動送り装置(ADF)1および荷電,現像,給紙,転写,定着エンジン22、等の分散制御装置が接続されている。各分散制御装置とメインコントローラ20は、必要に応じて機械の状態,動作指令のやりとりを行っている。また、紙搬送等に必要なメインモータ,各種クラッチも、メインコントロ−ラ20内の図示しないドライバに接続されている。
【0028】
荷電,現像,給紙,転写,定着エンジン22には、給紙トレイからの給紙をはじめとして、感光体15の荷電,書込みユニット57による画像露光,現像,転写,定着および排紙を行なう機構要素を駆動する電気回路および制御回路、ならびに各種センサ等がある。第1,第2サイズ検知を行なう各センサが第1トレイ8および第2トレイ9に装備されており、給紙制御板上のサイズ判定回路が、各センサの検出信号に基づいて、第1トレイ8および第2トレイ9に装備した転写紙のサイズを判定し、サイズデ−タを保持する。また、トレイに装備した転写紙が普通紙か,OHP用紙かあるいはトレ−シングペ−パかを検出する紙質センサが第1トレイ8および第2トレイ9に装備されており、給紙制御板上の紙質判定回路が、各センサの検出信号に基づいて、第1トレイ8および第2トレイ9に装備した転写紙の紙質を判定し、紙質デ−タを保持する。トレイおよび給紙機構廻りにはその他のセンサも装備されており、給紙制御板上に検出回路がある。メインコントロ−ラ20は、所定のタイミングで給紙制御板上の判定回路および検出回路が保持する検出デ−タを読込んで、給紙部の状態を認識する。
【0029】
プリンタコントローラ41は、外部からの画像及びプリント指示するコマンドを解析し、画像データとして、印刷できる状態にビットマップ展開し、印刷モードをコマンドから解析し動作を決定している。その画像及びコマンドをLAN及びパラレルI/Fを通じて受信し動作するために、LANコントロール43とパラレルI/F42がある。
【0030】
図4に、メインコントロ−ラ20の概要と共に、スキャナおよびプリンタ(画像読み取り部と画像書き込み部)の概要を示す。露光ランプ51から照射された光は原稿面で反射し、結像レンズ(図示せず)を通してCCD(イメージセンサ)54に結像する。CCD54が発生するアナログ画像信号は、A/Dコンバータ61にてデジタル信号すなわち画像デ−タに変換される。画像デ−タには、シェーディング補正62がなされた後、画像処理部63にてMTF補正,γ補正等がなされる。セレクタ64が、画像デ−タの送り先を、変倍部71または、画像メモリコントローラ65とする。変倍部71を経由した画像デ−タは変倍率に合せて拡大/縮小され、書き込みユニット57のLD制御板207に送られる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像デ−タを入出力可能な構成となっている。図4には特に明示していないが、画像処理部(IPU)49には、読み取り部50から入力される画像データ以外にも外部から供給される画像データ(例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力されるデータ)も処理できるよう、複数のデータの入出力の選択を行う機能(75)を有している。
【0031】
メインコントロ−ラ20は、プログラムやデータを格納するROM224,RAM226,フォントデ−タやプログラムを外部から供給するICカ−ド202,操作部(パネル装置30〜40)からのモ−ド指示の内容などを記憶しておく不揮発性記憶装置であるNVRAM223、および、ROM224およびICカ−ド202のプログラム,操作部30からのモ−ド指示およびホスト装置300a〜300cからのコマンドに応じてコントロ−ラ20全体を制御し、画像メモリコントローラ65の設定や、読み取り部50,書き込み部57の制御を行い、また、メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデータの書き込み,読み出しも行なうCPU221、を備えている。
【0032】
図5に、図4に示すメモリーコントローラ65と、画像メモリ66の構成を示す。メモリコントローラ65は、入力データセレクタ651,画像合成652,1次圧縮/伸長653,出力データセレクタ654、および、2次圧縮/伸長655のブロックを有している。各ブロックへの制御データの設定は、CPU221が行なう。図5におけるデータとは画像データ(バス)を示しており、CPU221に接続されるアドレスデ−タ(バス)は図示していない。
【0033】
画像メモリ66は、1次および2次記憶装置666および667からなる。1次記憶装置666は、入力画像データの転送速度に略同期してメモリへのデータ書き込み、または画像出力時のメモリーからのデータ読み出しが高速に行えるように、例えばDRAM等の高速アクセスが可能なメモリを使用する。また、1次記憶装置666は、処理を行う画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構成(メモリコントローラとのインターフェース部)をとっている。各分割したエリアに画像データの入力,出力をそれぞれ並列に実行可能にするために、メモリコントローラ65とのインターフェースで、リード用とライト用の二組のアドレス・データ線で接続されている。これによりエリア1に画像を入力(ライト)する間にエリア2より画像を出力(リード)するという動作が可能になる。
【0034】
2次記憶装置667は、入力された画像の合成,ソーティングを行うためにデータを保存しておく大容量のメモリーである。1次,2次記憶装置とも、高速アクセス可能な素子を使用すれば、1次,2次の区別なくデータの処理が行え、制御も比較的簡単になるが、DRAM等の素子は高価なため、2次記憶装置107にはアクセス速度はそれほど速くないが、安価で、大容量の記録媒体を使用し、入出力データの処理を一次記憶装置106を介して行う構成になっている。
【0035】
図6に、画像形成装置200の操作部30の上面を示す。操作部30には、液晶タッチパネル31,テンキー32,クリア/ストップキー33,スタートキー34,モードクリアキー35,初期設定キ−38およびテスト印刷キー40があり、液晶タッチパネル31には、機能キー37ならびに部数及び画像形成装置の状態を示すメッセージが表示される。テスト印刷キー40は、設定されている印刷部数に関わらずに1部だけを印刷し、印刷結果を確認するためのキーである。また、「コピー」機能,「プリンタ」機能および「蓄積」機能の実行中を表わす表示39がある。
【0036】
「コピー」機能は、原稿読み取りユニット(スキャナ)50で読みとった画像を、書き込みユニット57および感光体作像系(両者を含めてプリンタ)で転写紙に指定された動作で複写する機能である。
【0037】
「プリンタ」機能は、LAN及びパラレルI/F等で接続されたホスト300a〜300cが与えるデ−タを、ホストの指示に対応して、書き込みユニット57および感光体作像系で画像出力(プリント出力)する機能である。
【0038】
「蓄積」機能は、現行ジョブ実行中(装置が画像形成動作中)に、他ジョブのスキャナで読みとった画像やホスト300a〜300cからの画像データを画像形成装置200に蓄積し、先行ジョブの遂行完了後にプリント出力する機能である。
【0039】
オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチする事で、キ−ブロックの表示が網掛け表示に変わる。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍であれば変倍値等)は、キーにタッチする事で、詳細機能の設定画面(サブメニュ−)が表示される。図6は、印刷指示待ちであって、現在の設定モ−ドを示すものである。該画面上の左上位置は、「コピーできます」,「お待ください」等のメッセージを表示するメッセージエリア、その右は、セットした枚数を表示するコピー枚数表示部、その下は、画像濃度を自動的に調整することを指定するための自動濃度キー,転写紙(サイズ)を自動的に選択することを指定するための自動用紙選択キー,自動用紙選択が指定(網掛け表示)中のときには現われないが、該指定表示中の自動用紙選択キーにタッチがあったときに表示される転写紙サイズを指定するためのサイズ指定キー,転写紙の紙種(普通紙,OHP用紙,トレ−シングペ−パ)選択キー,等倍が指定(網掛け表示)中のときには現われないが、該指定表示中の等倍キーにタッチがあったときに表示される複写倍率を指定するための操作キー,コピーを一部ずつページ順にそろえる処理を指定するためのソートキー,コピーをページ毎に仕分けする処理を指定するためのスタックキー,ソート処理されたものを一部づつ綴じる処理を指定するためのステープルキー,等倍の倍率を指定するための等倍キー、拡大/縮小倍率を指定するための変倍キー,両面モードを指定するための両面キー,とじ代モード等を指定するための消去/移動キー、および、スタンプや日付やページ等の印字を指定するための印字キーである。選択されているモードはキーブロックの網掛け表示で示される。
【0040】
「プリンタ」機能が指定され、コンピュ−タ300a,300bのいずれかの印刷指示に応じて印刷動作を行なっているときには、液晶タッチパネル31には、印刷要求元が、LANのコンピュ−タ300a,300bかを示すオンライン/オフライン表示,画像形成をしないで転写紙を排出することを示す強制排出表示、蓄積画像デ−タに基づく印刷であることを表示するデータイン表示、および、印刷に指定されている転写紙のサイズ表示、等が現われる。
【0041】
図7に、コントロ−ラ20(のCPU221)の制御動作の概要を示す。電源キ−のオンにより電源オンになるとCPU221は、出力ポ−トのクリア,RAM226の初期化等を行ない、液晶タッチパネル31に「お待ち下さい!」を表示してプリントキ−34の赤ランプを点灯する(ステップ1&2)。以下、カッコ内には、ステップという語を省略して、ステップNo.数字のみを記す。次にCPU221は、装置各部の状態を読み取り異常検出を行ない、装置に異常があると、メンテ要請通知を行なうとの登録(通知登録)があるかをチェックして(20)、それが無いときには、異常表示をセットする(21)。異常が除去されて準備ル−プを抜けると異常表示をリセットする(6)。通知登録があったときには、図8を参照すると、該異常がNVRAM223の1領域に割り当てたメンテ要請項目テ−ブルに登録された異常であるかをチェックして(22)、登録があるものであると、管理サ−バ401への通知情報を編集して(24)、サ−ビスセンタ400の管理サ−バ401に送信する(25)。そして異常表示をセットする(21)。
【0042】
異常が無かったときには、標準モ−ドにおけるコピ−処理の初期条件として、コピ−枚数:1,自動濃度,自動用紙選択,等倍を設定する(7)。そして液晶タッチパネル31に「コピ−できます」を表示し、スタ−トキ−34の赤ランプ表示に換えて緑ランプを点灯して、複写,プリントレディをセットする(8)。そして、画像メモリ66に出力すべき画像デ−タがあるかをチェックし(9)、無いと、ホスト300a,300bからの印刷コマンドおよび操作部30の入力ならびに管理サ−バ401からの送信を待つ(10〜13)。
【0043】
ここで、複写入力があると、それを読込み、入力対応の処理(複写条件の設定)を行なう(13)。
【0044】
図9に、「操作ボ−ド読取」(11)で、スタ−トキ−以外のキ−が操作されたときに実行する「他のキ−の読取処理」(13)の内容の一部を示す。入力を待っているとき、操作部30の初期設定キ−38が押されると、液晶タッチパネル31に設定メニュ−の第1頁(初期設定メニュ−No.0)を表示する(31,32)。該設定メニュ−No.0の中に、用紙が不一致のときの処理指定があり、それにオペレ−タがタッチすると、液晶タッチパネル31に、入力画面を表示する。オペレ−タは入力画面上の表示項目を選択して、コピ−出力モ−ドおよびプリンタ出力モ−ドのそれぞれにおいて、指定サイズおよび指定紙質の転写紙がトレイ8,9に存在しない場合に、印刷指定をキャンセルするか,待機するか,給紙するかを指定し、給紙する場合には画像形成を行なうか否かも指定する。網掛け表示の項目が標準に設定されている指定項目(デフォルト)である。その他の項目も指定することができる。
【0045】
いずれか、現指定(網掛け表示)とは異なる項目の指定すなわち入力があると、網掛け表示を指定項目に移し、NVRAM223の設定デ−タを、入力があったものに更新する(33)。×印のブロックにタッチがあると、設定メニュ−画面に戻り、該設定メニュ−画面上の×印のブロックにタッチがあると、待機表示画面(図6)に戻る。設定メニュ−画面上の次頁キ−にタッチすることにより、次頁の設定メニュ−画面が液晶タッチパネル31に表示される。
【0046】
図10の(a)に示す設定メニュ−No.3の画面は、複写機200の管理者とサ−ビスセンタ400とのメンテナンス契約に基づいて、複写機200および管理者とサ−ビスセンタ400の管理サ−バ401との間の交信を設定する画面であり、通知登録を行なうときには、まず「サ−ビスセンタに通知」の項に「1」を入力する。そして、メンテナンスサ−ビスを提供するサ−ビスセンタ400の管理サ−バ401のPBXの電話番号(IPアドレス)ならびにサ−ビスセンタ400の音声会話のための電話番号(電話通話番号)を、「サ−ビスセンタ」の欄に入力する。次に、複写機200の管理者のパソコン又はファクシミリの電話番号(IPアドレス)ならびに音声会話のための電話番号(電話通話番号)を、「管理者」の欄に入力する。更に、複写機200のPBX45の電話番号(IPアドレス)ならびにその場所の音声会話のための電話番号(電話通話番号)を、「対象機」の欄に入力する。入力デ−タは、NVRAM223に、設定メニュ−No.3宛てに書込まれる。これらのデ−タ群を書込んだメモリ領域を、以下においてはメンテ交信テ−ブルと称す。設定メニュ−No.3の画面上の「登録」キ−にオペレ−タがタッチすると、メインコントロ−ラ20が、通信コントロ−ラ44を介して、サ−ビスセンタ400(の管理サ−バ401)のIPアドレスに、メンテ交信テ−ブルと、後述するメンテ要請項目テ−ブルおよびソフトウェアリストを、送信する(33〜36)。管理サ−バ401はその内部のメンテ登録メモリ(デ−タベ−ス)に、受信した各テ−ブルおよびリストを、送信元の複写機(のIPアドレス)宛てに書込む。
【0047】
設定メニュ−No.3の画面上の「次頁」キ−にオペレ−タがタッチすると、液晶タッチパネル31の表示は、図10の(b)に示す設定メニュ−No.4の画面に切換わる。これは、複写機200のハ−ドウェア要素の不具合,動作異常(ソフトの異常による場合も含む)ならびに消耗品の不足等、画像読取,プリント,コピ−,画像蓄積/出力等、画像処理に支障を来たす事項をリストアップしたものであり、各項目にオペレ−タがタッチして、それをメンテ要請のための通知事項に選択設定するためのものである。いわゆるサ−ビスマンによる修理,点検を要する重度の異常(プログラムバグ,プログラムバ−ジョンの相違など、ソフト不良による動作異常,不動作も含む)は、スパナマ−クで表わし、デフォルトとして選択指定が済んだものとして網掛け表示となっている。網掛け表示項目にタッチすると、網掛けが消えて指定が解除となる。網掛けが無い項目にタッチすると網掛けとなって指定ありとなる。指定項目(網掛け項目)は、NVRAM223に、設定メニュ−No.4宛てに書込まれる。これらの指定項目を書込んだメモリ領域を、以下においてはメンテ要請項目テ−ブルと称す。
【0048】
NVRAM223には更に、ソフトウェアリストおよび状態テ−ブルが割り宛てられている。ソフトウェアリストは、複写機200にロ−ドされているプログラム名およびバ−ジョンNo.を列記したテ−ブル(デ−タ群)であり、ロ−ドされたときに自動的にそのプログラム名およびバ−ジョンNo.が書込まれ、また、プログラムの不良又はバ−ジョンアップのために再投入があったときには、再投入されたものにソフトウェアリストが書替えられる。状態テ−ブルは、複写機200の機構状態,使用状態を書込むものであり、その中の代表的なデ−タは各種異常の有無を表わすものである。複写機200の電源オン直後にこの状態テ−ブルからデ−タ(前回の電源オフ直前の状態)が読出されて、画像形成可否,異常処理要否が判定される。複写機200の、画像処理可否に影響する状態変化がある度に、また、使用管理上監視項目とされている状態に変化がある度に、状態テ−ブルが、複写機200の最新の状態を表わすものに書き替えられる。
【0049】
再度図7を参照する。「操作ボ−ド読取」11でスタ−トキ−34の押下を検知するとCPU221は、「コピ−出力処理」(14)に進む(12−14)。「コピ−出力処理」(14)の概要は、一般のコピ−処理と同様であるが、細かくは、複写機200のトレイに装備している転写紙と、指定された転写紙サイズ又は紙種とが不一致のとき、NVRAM223の設定デ−タに従った処理を行なう点が、従来のコピ−出力処理とは異っている。原稿コピ−を終了すると、CPU221は、ステップ9〜13のチェックを行なう。
【0050】
ホスト300a,300bのいずれかから印刷コマンドを受けるとCPU221は、「P出力処理」(プリンタ出力処理)(15)に進む(10−15)。「P出力処理」(15)の概要は、一般のプリンタ出力処理と同様であるが、細かくは、複写機200のトレイに装備している転写紙と、印刷指定された転写紙サイズ又は紙種とが不一致のとき、NVRAM223の設定デ−タ(図11の表示画面で指定した条件)に従った処理を行なう点が、従来のプリンタ出力処理とは異っている。プリント出力を終了すると、CPU221は、ステップ9〜13のチェックを行なう。
【0051】
上述の「コピ−出力処理」(14)又は「P出力処理」(15)を行なっているときに、他のホスト300a,300bから印刷コマンドを受けたときには、CPU221は、印刷コマンドおよびプリントドキュメントデ−タを画像メモリ66に蓄積する。また、「P出力処理」(15)を行なっているときにコピ−スタ−トキー34の押下があると、ADF1およびスキャナ50を駆動して原稿画像デ−タを画像メモリ66に蓄積する。そして、現行の「コピ−出力処理」(14)又は「P出力処理」(15)を終えると、画像メモリ66の蓄積デ−タを書込みが早いものから順次に読出して、「コピ−出力処理」(14)又は「P出力処理」(15)にて順次に印刷出力する(9−16−14/15)。
【0052】
「コピ−出力処理」(14)又は「P出力処理」(15)を実行している間、ならびにそれを終了し待機しているときに、メインコントロ−ラ20は状態読取を行ない(17)、重度の異常又は軽度の異常を表わす状態を認識すると、メンテ交信テ−ブルの「サ−ビスセンタに通知」の項に「1」(通知登録あり)があるかをチェックして(20)、それがあると、図8を参照すると、今回認知した異常が、メンテ要請項目テ−ブルに登録(指定)されたものであるかをチェックする(22)。メンテ要請項目テ−ブルに登録された異常であると、それがすでに管理サ−バ401に通知済かをチエックして(23)、未通知であると、メンテ交信テ−ダル上の複写機(対象機)IDおよび管理者ID、該異常を表わすデ−タ、状態テ−ブル(該異常状態デ−タを含む)ならびにソフトウェアリストを、送信情報フレ−ムに編集して(24)、サ−ビスセンタ400の管理サ−バ401と交信して、該送信情報フレ−ムを管理サ−バ401に送信する。すなわち、メンテ要請通知を行なう。その後メインコントロ−ラ20(のCPU221)は、「各部状態読取」(図7の17)で、管理サ−バ401からの返信を認知する。
【0053】
図12に、管理サ−バ401の、複写機200(のメインコントロ−ラ20)のメンテ要請通知に応答した処理を示す。管理サ−バ401は、メンテ要請通知を受信すると、受信情報フレ−ムのデ−タ(異常を表わす情報,状態テ−ブル,ソフトウェアリスト)をデコ−ドして、異常がハ−ドウェア原因(故障又は消耗品不足)かプログラムの不良(による異常動作,動作不可)のいずれかに大別し、異常対応の、対処方法の情報すなわち返信情報を対処情報デ−タベ−スより読出して、管理サ−バ401を管理するPC(パ−ソナルコンピュ−タ)402に出力(CRTディスプレイに表示)する。そこのオペレ−タは、送信元のメンテ対象機(複写機200)の異常情報と対処情報を確認し、その組合せが適であると、実行を管理サ−バ401に指示する。なお、対処情報に、サ−ビスマン派遣があるときには、オペレ−タは、そこに表示された日時空欄に、予定の日時を入力してから実行を指示する。
【0054】
管理サ−バ401は、実行の指示に応答して、返信情報をメンテ対象機(複写機200)に送信する(66/67)。異常対処方法がプログラムの再投入であるときには、返信情報は、それが必要であることを表明し同意を求めるものとなり(67)、ハ−ドウェアの故障(サ−ビスマンの派遣が必要な重度の障害)の場合には、故障箇所と部品交換要,故障箇所と点検要,故障箇所不明,原因不明等、原因情報と何月何日何時頃にサ−ビスマンが出向く旨の告知となる。消耗品の補充,ペ−パジャムの修復等、軽度の、ユ−ザが対処可の異常であった場合には、対処方法,修復方法の説明となる。管理サ−バ401が自己に登録している、今異常を通知して来たメンテ対象機(複写機200)のメンテ交信テ−ブルの管理者の欄にIPアドレス(又はファクシミリ電話番号)があると管理サ−バ401はそこに返信情報を送信する。管理者の欄のIPアドレスが空欄であると、対象機の欄のIPアドレス(又はファクシミリ電話番号)に返信情報を送信するが、対象機の欄のIPアドレスも空欄であると、管理サ−バ401はPC402に、返信情報の送信不可を表示出力する。オペレ−タはこれに対応して、管理者の通話電話又は対象機(がある場所)の通話電話にて、返信情報を伝える。
【0055】
図11に、「各部状態読取」(17)の中の、管理サ−バ401からの送信に応答するメインコントロ−ラ20(のCPU221)の処理を示す。上記返信情報を受信すると複写機200(のコントロ−ラ20)は、返信情報を液晶パネル31に表示する(41〜43)。異常がハ−ドウェア関連である場合、コントロ−ラ20はプリント可であると、返信情報をプリントアウトする(44〜46)。プリント不可であると、そのまま表示を継続する。返信情報がプログラムの再投入を勧誘し同意を求めるものであるときには、OKキ−とNGキ−が返信情報と共に液晶パネル31に表示される。ユ−ザがOKキ−にタッチするとコントロ−ラ20は、管理サ−バ401にプログラム再投入要求を送信し(47,48)、これに応答して管理サ−バ401が公衆回線を介して問題のプログラムを複写機200にダウンロ−ドする(49)。このダウンロ−ドが完了すると、NVRAM223のソフトウェアリストの、該当プログラムの欄の投入回数がインクレメントされる。管理サ−バ401は、ダウンロ−ド作業終了直後に、メンテ対象機(複写機200)にソフトウェアリストの転送を要求し、それを受信してダウンロ−ドの完了を確認する(50)。ユ−ザがNGキ−にタッチしたときには再投入拒否情報が管理サ−バ401に送信される。いずれにしても、管理サ−バ401の一連の通信が終了するとコントロ−ラ20は、プリント可であると、返信情報をプリントアウトする(45,46)。
【0056】
管理サ−バ401には、メンテ対象機の上述のメンテ交信テ−ブル,メンテ要請項目テ−ブルおよびソフトウェアリストを登録するメンテ対象機デ−タベ−ス(メモリ),想定される異常に対する対処方を、各異常対応で登録した対処方デ−タベ−ス(メモリ)、ならびに、サ−ビスセンタ400がメンテサ−ビスの対象とする画像処理装置の、メンテ対象全プログラムを登録したプログラムデ−タベ−ス(メモリ)がある。管理サ−バ401は、上述の、メンテ対象機からの異常通知に応答する処理の他に、メンテ対象機のバ−ジョンアップの管理も行なう。
【0057】
プログラムデ−タベ−スの各プログラムは、PC401を介したオペレ−タの操作によってバ−ジョンアップ(プログラムデ−タの入れ替え)することができる。管理サ−バ401は、このバ−ジョンアップがある度に、バ−ジョンアップリストのデ−タを更新する。すなわち、バ−ジョンアップリストに、バ−ジョンアップがあったプログラムと新旧バ−ジョンNo.デ−タを加える。そしてPC401を介してオペレ−タよりメンテ対象機のバ−ジョンアップの実行が指示されると、メンテ対象機デ−タベ−スに登録されている対象機のそれぞれに対するバ−ジョンアップ処理を行なう。
【0058】
図13に、このバ−ジョンアップ処理の内容を示す。ここでは、メンテ対象機デ−タベ−スに登録されている対象機iが、今回バ−ジョンアップされたプログラムjに適合するものであるかを、対象機iのソフトウェアリストのデ−タに基づいてチェックして(72〜77)、適合するものであると、対象機iに状態テ−ブルの転送を要求して(79)、送られて来た状態テ−ブルのデ−タに基づいて対象機iが自動ダウンロ−ド可状態であるかを判定し(80)、可であると、バ−ジョンアップしたプログラムを対象機iに、公衆回線を介してダウンロ−ドする(81)。ここでも、ダウンロ−ド作業終了直後に、メンテ対象機(複写機200)にソフトウェアリストの転送を要求し、それを受信してダウンロ−ドの完了(新たなバ−ジョンNo.になっているか)を確認する。そして、完了していると、対象機iの管理者に、バ−ジョンアップの完了を通知する(82)。
【0059】
対象機iが、自動ダウンロ−ドに適さない状態であると、管理サ−バ401は、対象機iの管理者に、バ−ジョンアップの勧誘と同意を求める情報を送信する。管理者に対する通知が不可のときには、対象機iに送信する(85)。管理者(又は対象機i)からOKの返信を受けると、バ−ジョンアッププログラムを、対象機iにダウンロ−ドする(81)。管理サ−バ401は以上の処理を、バ−ジョンアップがあった全プログラムに関し、全対象機に対して実行する。なお、対象機i(複写機200)においては、そのコントロ−ラ20が、図11のステップ41〜44−52〜56の処理で、管理サ−バ401からのアクセスに応答する。この処理の内容は、すでに説明した41〜44−47〜51と同様である。
【0060】
以上に説明した、複写機200とサ−ビスセンタ400との交信によって実現するメンテナンスサ−ビスを、要約して図14〜図16に示し、次に要約して説明する。
メンテ登録&管理サ−バに報知(図14)
A:各画像処理装置(200)と管理サーバ(401)間で、各画像処理装置が有する機能(ネットワーク,ファクス,スキャナなど)と、機能を使用する上で必要な情報(IPアドレス,ファクス番号)及び、管理サーバから画像処理装置への通知手段などの情報を受け渡す初期化処理を行う。各画像処理装置には、あらかじめ各エラーが発生した場合に、管理サーバへ通知するか否かを設定しておく。これは、ジャムなどユーザ対応できる軽度なエラー情報まで管理サーバに常に通知することがないようにするためである;
B1,B2:画像処理装置(200)においてエラーやイベント(情報)が発生した場合、Aにより設定されている内容から管理サーバ(401)へ通知するものかどうかを判断する;
B3,B4:管理サーバへ通知するものだと判断した場合は、Aにおいて設定してあった通知手段において、管理サーバ(401)へ通知を行う。
管理サ−バのメンテナンス送信(図15)
C1:画像処理装置からエラー(異常通知)を受信;
C2:部品関連のエラーかソフト関連のエラーかを判断する;
C4:部品関連のエラーであれば、部品関連情報等を画像処理装置に送信する。管理サーバ上で管理する情報としては、リカバリー方法,部品の交換が必要な場合は部品の名称及び部品番号、また、ソフト的に問題があると判断した場合はソフトの提供などがある。
C5:ソフトウェア関連のエラーであれば、ソフトウェアの再投入を奨める情報を、管理者もしくは画像処理装置(ユ−ザ)へ通知する;
C6:管理者又はユーザがソフトウェアの再投入を依頼しなければ、そのまま終了する;
C7:管理者又はユーザからソフトウェアの再投入を依頼された場合は、管理サーバから対象となる画像処理装置へネットワークを介してソフトウェアのダウンロードを行う;
C8:管理サーバは、ダウンロ−ド作業が終了した旨を管理者又はユーザへ通知し、動作確認を行うよう促す;
C9:ダウンロ−ドが正常に終わっていれば、そのまま作業を終了する;
C10:異常終了もしくは正常に起動されない場合は、異常処理を行う;
バ−ジョンアップメンテナンス(図16)
C11:管理サーバがメンテナンスしているプログラムがバージョンアップされた;
C12:管理サーバがメンテナンス対象とする画像処理装置とバ−ジョンアップに関する通信を開始;
C13,C14:ダウンロード可能な状態であるかチェック;
C17,C18:ダウンロードを開始する前にユーザに通知する設定であった場合は、ユーザへ通知し返答を待つ;
C15:自動的にダウンロードするといった設定であれば、管理サーバと画像処理装置間で、バ−ジョンアップしたプログラムのダウンロードを開始;
C16:ダウンロード終了後、ユーザへ通知する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の管理システムの概要を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す画像形成装置200の内部機構を示すブロック図である。
【図3】 図2に示す画像形成装置200の電気システムの概要を示すブロック図である。
【図4】 図3に示す電気システムの一部のやや詳細を示すブロック図である。
【図5】 図4に示すメモリコントロ−ラ65の構成を示すブロック図である。
【図6】 図1に示す画像形成装置200の操作部30の上面を示す平面図である。
【図7】 図4に示すCPU221の制御動作の概要の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図8】 図4に示すCPU221の制御動作の概要の残部を示すフロ−チャ−トである。
【図9】 図7に示す「他のキ−の読取処理」(13)の内容の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図10】 (a)は図6に示すパネル31上の、初期設定の中の1つの設定メニュ−No.3の画面を示す平面図、(b)はもう1つの設定メニュ−No.4の画面を示す平面図である。
【図11】 図7に示す「各部状態読取」(3,17)の内容の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図12】 図1に示す管理サ−バ401の、複写機200からの異常通知に応答する処理を示すフロ−チャ−トである。
【図13】 図1に示す管理サ−バ401の、バ−ジョンアップ管理の内容を示すフロ−チャ−トである。
【図14】 図1に示す複写機200とサ−ビスセンタ400との交信によって実現するメンテナンスサ−ビスの登録とサ−ビス要請を、要約して示すフロ−チャ−トである。
【図15】 図1に示すサ−ビスセンタ400の管理サ−バ401のメンテナンス送信の概要を示すフロ−チャ−トである。
【図16】 図1に示すサ−ビスセンタ400の管理サ−バ401の、バ−ジョンアップ管理の概要を示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
30:操作部
31:液晶タッチパネル
32〜40:キ−

Claims (4)

  1. 画像記録手段,画像記録に支障を来たす故障および消耗を検出する状態検出手段およびネットワーク通信手段を含む画像処理装置と、該画像処理装置とネットワ−クを介して交信する管理サ−バとを含む、画像処理装置の管理システムにおいて:
    前記画像処理装置は、通知先の管理サ−バのネットワ−ク上のID,画像処理装置に宛てられた管理者のネットワ−ク上のID,画像処理装置のネットワ−ク上のID、および、管理サ−バに通知すべき、画像記録に支障を来たす状態を、オペレ−タ入力に応じてメモリに登録する入力手段;該メモリに登録された画像処理装置に宛てられた管理者のネットワ−ク上のIDおよび画像処理装置のネットワ−ク上のIDを前記ネットワーク通信手段を介して前記管理サーバに送信する手段;および、前記状態検出手段が、前記メモリに登録された画像記録に支障を来たす状態を検出したとき、前記ネットワーク通信手段を介して、前記メモリに登録された管理サ−バに通知する報知手段;を含み、
    前記管理サ−バは、前記画像処理装置から受信した、画像処理装置に宛てられた管理者のネットワ−ク上のIDおよび画像処理装置のネットワ−ク上のIDを管理サ−バ内のメモリに登録する手段;および、該登録した画像処理装置から通知があった状態に対応する対処情報を管理サーバの記憶手段より読み出して、前記管理サ−バ内のメモリに登録された該画像処理装置に宛てられた管理者のネットワ−ク上のIDと前記画像形成装置に送信する返信手段;を含む、
    ことを特徴とする画像処理装置の管理システム。
  2. 前記管理サ−バは、その記憶手段に、画像処理装置の機能を実現するプログラムを有し、前記報知手段から通知された状態の原因が前記プログラムによって修正されている場合には、該プログラムを、ネットワークを使用して該画像処理装置にダウンロ−ドする;ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置の管理システム。
  3. 前記管理サ−バは、その記憶手段に、画像処理装置の機能を実現するプログラムを有し、それがバ−ジョンアップされると、バ−ジョンアップしたプログラムを、ネットワークを使用して、該管理サ−バ内のメモリに登録がある画像処理装置にダウンロ−ドする、請求項1又は請求項2記載の画像処理装置の管理システム。
  4. 記画像処理装置は、前記ネットワーク通信手段が前記管理サ−バの前記返信手段から前記対処情報を受信するとそれを前記画像記録手段で記録出力するコントローラを含む;請求項1,請求項2又は請求項3に記載の画像処理装置の管理システム。
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