JP3849697B2 - 光ピックアップ - Google Patents

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Description

本発明はCDやDVDプレーヤに組み込まれる光ピックアップに関し、より具体的にはCDやDVDのトラックに光を照射する対物レンズを保持するレンズ枠を支持する支持構造を、製造が容易で、部品材料の使用量を減らした上で高い信頼性を得ることができるように構成した光ピックアップに関するものである。
CDやDVDなどの記録媒体に光を照射する対物レンズは、レンズ枠に固定され、そのレンズ枠を対物レンズごと記録媒体の表面に沿って移動させることにより記録媒体のトラックに形成された情報を読み取ることができる。このレンズ枠を移動させる力を発生するためにレンズ枠には、記録媒体との距離を調整するフォーカスコイルや、記録媒体の面に沿うようにレンズ枠を移動させる駆動コイルなど複数のコイルが取り付けられる。
これらコイルにより生じた力によりレンズ枠を移動可能に支持するために、弾性に富んだ支持ワイヤを用い、レンズ枠を挟むようにレンズ枠の両側面部に支持ワイヤの一端を取り付ける。支持ワイヤの根元部は、レンズ枠に取り付けたコイルに流す電流を調整する制御回路が収納された支持ワイヤ保持部に取り付けられる。
上記支持ワイヤの一端が取り付けられるレンズ枠の側面部には、上記のコイルを構成する導線の端が配置される。上記の支持ワイヤには上記制御回路によって制御された電流が流され、上記レンズ枠を支持する支持ワイヤの一端から上記コイル導線の端へと制御された電流を流し、フォーカスコイルは記録媒体との距離を調整して焦点を合わせ、また駆動コイルは記録媒体の面に沿ってレンズ枠を回転させるなど所定の運動を行わせる。レンズ枠を記録媒体に対して傾動させる傾動コイルも配置され、支持ワイヤを通じて電流を流し、所定の傾動運動を行わせることも行われる。
上記の支持ワイヤのレンズ枠への取り付け構造および上記各種コイル導線の端のレンズ枠への取り付け構造は、光ピックアップの製造コストを左右する工数のかかる作業を要する。また、上記支持ワイヤと、コイル導線の端のレンズ枠への取付構造は、信頼性で問題を生じる場合があるため、多くの提案がなされてきた。たとえば、レンズ枠の一方の端面に並行する2つの突出部を設け、支持ワイヤ保持部に近い方の突出部には支持ワイヤが貫通する貫通孔が設けられ、他方の突出部にはコイル導線の端が巻き回され、その巻き回された部分に支持ワイヤをはんだ付けする方法が提案されている。
さらに、上記のように1つの側面部に2つの突出部を設けるのは工数がかかり、かつ重量増が生じ、材料費の増大も生じる。このため、1つの突出部をレンズ枠の一方の側面部に設け、その1つの突出部にコイル導線の端を巻き回す巻き回し終端部と、その巻き回し終端部に近い位置に、上記支持ワイヤの貫通孔を設け、貫通孔を通る支持ワイヤと巻き回された導線とをはんだ付けする構成が提案されている(特許文献1)。
特開2002−269781号公報
上記一方の側面部の1つの高さ位置に1つの突出部を設ける構成では、コイル導線の端の巻き回し箇所と、貫通孔を貫通する支持ワイヤとは平面的に見て離れており、両者を電気的に接続するために、はんだ付けするときに多量のはんだを必要とする。また、支持ワイヤと導線の巻き回し箇所とをはんだ付けする際に両者の距離が近くなるように導線の巻き回し回数を多くする傾向がある。この結果、重量増を生じ、レンズ枠の移動の際にバランスを崩す場合がある。
また、実際の作業でレンズ枠に支持ワイヤを取り付ける際、導線の巻き回し箇所と支持ワイヤとをはんだ付けしない限りレンズ枠は支持されず、作業が複雑で難しいものになる。また、導線を巻き回す箇所に、たとえば巻き回し溝を設けたとしても、導線の巻き回しは困難であり、とくに手作業でコイル終端の巻き回しを行うほうが望ましい場合には、手作業での巻き回しは容易ではない。
本発明は、コイル導線の端をレンズ枠に巻き回して終端させる作業を簡素化して手作業で行いやすくし、支持ワイヤの一端をレンズ枠に取り付ける作業を容易にし、さらにはんだなどの使用量を減らして重量減および低コスト化をもたらすことができる光ピックアップを提供することを目的とする。
本発明の光ピックアップは、平板状基部の面に平行な面に沿うように装着されるディスク状記録媒体に対物レンズを通して光を照射する光ピックアップである。この光ピックアップは、対物レンズが取り付けられ、ディスク状記録媒体の面に沿うように移動可能な、平面的に見て略矩形状の四辺に対応する第1〜第4の側面部を有するレンズ枠と、レンズ枠の第1の側面部に取り付けられ、平板状基部との距離が3段階に異なる、第1の上段支持ワイヤ、第1の中段支持ワイヤおよび第1の下段支持ワイヤと、第1の側面部に対向する第2の側面部に取り付けられ、平板状基部との距離が3段階に異なる、第2の上段支持ワイヤ、第2の中段支持ワイヤおよび第2の下段支持ワイヤと、平板状基部の面に交差するように立ち上がり、第1および第2の支持ワイヤの根元部を保持し、その支持ワイヤをレンズ枠に向けて延在させる支持ワイヤ保持部とを有する。また、レンズ枠を取り囲み、平板状基部の面に交差する方向を周回するように配置される導線から構成されフォーカスコイルと、レンズ枠の支持ワイヤ保持部に対面する第3の側面部と、その第3の側面部とレンズ枠の中心に関して対称位置の、その第3の側面部に対向する第4の側面部とにおいて、支持ワイヤが延在する方向を周回するように配置された導線から、それぞれ構成される第1および第2の駆動コイルと、レンズ枠の第1および第2の側面部の中央部を挟む2つの位置において、第1および第2の側面部を結ぶ方向を周回するように設けられ、レンズ枠をディスク状記録媒体の面に対して傾ける力を発生する第1および第2の傾動コイルとを備える。また、レンズ枠は、第1の側面部から外方に突き出る第1突出部には第1の上段、中段、下段の支持ワイヤを挿通させる3つの貫通孔が設けられ、その3つの貫通孔においてそれぞれ挿通する支持ワイヤを接着剤で固定し、また第2の突出部には第2の上段、中段、下段の支持ワイヤを挿通させる3つの貫通孔が設けられ、その3つの貫通孔においてそれぞれ挿通する支持ワイヤを接着剤で固定している。さらに、レンズ枠は、第4の側面部と第1の側面部とが交差するコーナにおいて支持ワイヤ保持部から遠ざかるように突き出る、平板状基板との距離が3段階に異なる、第1上段コイル連結部、第1中段コイル連結部および第1下段コイル連結部と、第4の側面部と第2の側面部とが交差するコーナにおいて支持ワイヤ保持部から遠ざかるようにに突き出る、平板状基板との距離が3段階に異なる、第2上段コイル連結部、第2中段コイル連結部および第2下段コイル連結部とを有する。また、これら第1および第2の上段、中段および下段のコイル連結部には、くびれ部を形成するようにコイル連結部の両側面に、2面が交差するような切れ込みがつけられており、第1および第2の上段コイル連結部のくびれ部にはフォーカスコイルの導線の端が巻き回され、第1および第2の中段コイル連結部のくびれ部には第1および第2の駆動コイルの導線の一方の端と他方の端とが巻き回され、第1および第2の下段コイル連結部のくびれ部には第1および第2の傾動コイルの導線の一方の端と他方の端とが巻き回される。そして、第1および第2の上段、中段および下段支持ワイヤは、平面的に見て第1および第2の上段、中段および下段のコイル連結部のくびれ部に巻き回された導線と平面的に見て重なり、これら巻き回された導線とはんだ付けされている。
本発明の別の光ピックアップは、平板状基部の面に平行な面に沿うように装着されるディスク状記録媒体に対物レンズを通して光を照射する光ピックアップである。この光ピックアップは、対物レンズが取り付けられ、ディスク状記録媒体の面に沿うように移動可能な、平面的に見て略矩形状の四辺に対応する第1〜第4の側面部を有するレンズ枠と、レンズ枠の第1の側面部に取り付けられそのレンズ枠を支持する複数の第1の支持ワイヤと、第1の側面部と対向する第2の側面部に取り付けられそのレンズ枠を支持する複数の第2の支持ワイヤと、平板状基部の面に交差するように立ち上がり、第1および第2の支持ワイヤの根元部を保持し、その支持ワイヤをレンズ枠に向けて延在させる支持ワイヤ保持部とを有する。また、レンズ枠に取り付けられそのレンズ枠を移動させる力を発生する複数のコイルとを備え、レンズ枠は、第1の側面部から外方に突き出る第1突出部と、第2の側面部から外方に突き出る第2突出部とを有し、それら第1および第2の側面部の突出部はいずれも第1および第2の支持ワイヤを挿通させる貫通孔において、第1および第2の支持ワイヤを接着剤でそれぞれ固定する。また、レンズ枠は、支持ワイヤ保持部に対面する第3の側面部と対向する位置にある第4の側面部と、第1の側面部とが交差するコーナにおいて支持ワイヤ保持部から遠ざかるように突き出る複数の第1コイル連結部と、第4の側面部と第2の側面部とが交差するコーナにおいて支持ワイヤ保持部から遠ざかるように突き出る複数の第2コイル連結部とを有する。これら第1および第2のコイル連結部には、幅極小のくびれ部を形成するように切れ込みテーパがつけられており、コイルの導線の端は、コイル連結部のくびれ部に巻き回され、第1および第2の支持ワイヤは、それぞれ平面的に見て第1および第2のコイル連結部のくびれ部に巻き回された導線と平面的に見て重なり、これら巻き回された導線とはんだ付けされている。
上記の構成により、コーナに突き出たコイル連結部のくびれ部に容易にコイル導線の端を巻き回すことができ、少ない巻き回し回数でコイル導線の終端部をくびれ部になじませ、落ち着かせることができる。コイル導線の終端部ははんだ付けするために被覆層などが除去されており、濡れ性が良いため巻き回し回数が多いと、はんだが巻き回された導線の隙間に吸引され多くのはんだが付着し、重量増をまねきレンズ枠のスムースな移動の妨げとなる場合がある。しかし、切れ込み部への巻き回しでは巻き回し回数が少なくてすむのではんだ量は少なく、重量増による不都合を防止することができる。
また、手作業でこの処理を行う場合、上記のコイル導線の巻き回しは、導線供給リールから導線を繰り出しながらコイルを形成したあと、連続して導線供給リールを操作しながら行う終端部の処理である。この場合、側部の切れ込みが上面と交差する切れ込み端の箇所にコイル導線を引き込んでそこで止めるようにして、コイル導線に応力集中箇所を作り導線供給リールを引っ張って、切れ込み端の箇所で切断することができる。この切断箇所は適度に塑性変形しておりその切れ込み端に係合して落ち着いている。
このため、手作業でこの処理を行う場合であっても、(a1)レンズ枠のコーナから外に突き出るコイル連結部の切れ込み部に巻き回すので、妨げなくその部分に導線を巻き回すことができ、また(a2)上記のように切断し、次いで終端が落ち着いている巻き回された導線と支持ワイヤとをはんだ付けするので、導線の終端部を押えておくクランプなどを必要とせず、またその着脱の手間も不要である。このため手作業により容易に行うことができる。
次に図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態における光ピックアップを示す平面図である。この光ピックアップにおいて、対物レンズ21を保持するレンズ枠10は、平板状基部1の面に沿って移動可能に保持ワイヤ3a,3b,3cに保持されている。保持ワイヤ3a,3b,3cの3本が平面的に見て重なっているように表示しているが、一般的には重なっていなくてもよい。
保持ワイヤ3a,3b,3cは、その根元部を、平板状基板から上方に突き出た支持ワイヤ保持部2に固定されている。この支持ワイヤ保持部2にはレンズ枠10に取り付けたコイルに流す電流を調整して、レンズ枠の移動を制御するための制御回路基板が収納されている。支持ワイヤ3a,3b,3cには、上記制御された電流が流され、コイル連結部7に巻き回されたコイル導線を経て、各コイルに電流を流し、レンズ枠の移動を制御する。
レンズ枠10には、平板状基部の面に交差する方向の周りに周回し、レンズ枠を取り囲むように配置されたフォーカスコイル11、レンズ枠の側部に偏芯して支持ワイヤが延びる方向の周りに周回する駆動コイル12、および図示していない傾動コイルが取り付けられる。フォーカスコイル11は、平板状基部の面に交差する方向に沿う力、すなわち対物レンズ21の、ディスク状記録媒体に形成されたトラックへの焦点合わせの応力を発生する。また、駆動コイル12は、平板状基板の面に沿う方向の応力を発生し、レンズ枠をトラックに合わせて平面的に移動させる。また、図示していない傾動コイルは対物レンズ21をはさむようにその両側に配置され、レンズ枠10を平板状基部の面に傾ける応力を発生する。これらコイルに発生する応力を高めるために、永久磁石31を配置してコイルの環状電流で囲まれた面に交差する磁束を形成している。
上記の支持ワイヤ3a,3b,3cは、フォーカスコイル11、駆動コイル12および図示していない傾動コイルに、コイル連結部7a,7b,7cに巻き回されたコイル導線の端と導通して、別々に電流を各コイルに流す役割を有する。したがって、支持ワイヤは、コイル枠を力学的に移動可能に保持するだけでなく制御された電流を各コイルに別個に導入する役割も有する。
支持ワイヤ3a,3b,3cは、支持ワイヤ保持部2からレンズ枠10の方に延在し、レンズ枠の側面部から外側に突き出す突出部に開けられた貫通孔を通ってコイル連結部に巻き回されたコイル導線と平面的に見て重なるように配置されている。貫通孔は1つの突出部に平板状基部の面からの間隔が異なるように、上段、中段および下段と3つの貫通孔が設けられている。
図1においては、コイル連結部7aはフォーカスコイルと連結する導線が巻き回された上段のコイル連結部7aのみが表示されているが、平面的に見て重なって、駆動コイルの導線が巻き回される中段コイル連結部、傾動コイルの導線が巻き回される下段コイル連結部が形成されている。図1では、4つの駆動コイル12が取り付けられているが、4つの駆動コイルは連続する1本の導線が巻かれて形成されており、4つの駆動コイルは直列に配置されている。図示していない2つの傾動コイルも直列に配置されている。このため、第1の側面部におけるコイル連結部と、第2の側面部におけるコイル連結部との2つのコイル連結部を用いて電流の導入と取り出しとを行うことができる。
本発明の特徴的な部分は、支持ワイヤによるレンズ枠の支持構造および巻き回されたコイル導線との接続形態にある。図2は、図1におけるA部拡大図である。コイル連結部7は、第4の側面部と第1の側面部とが交差するコーナから支持ワイヤ保持部から遠ざかるように斜めに外に突き出ている。このコイル連結部7は、第4の側面部の延びる方向に突き出る矩形状の根元連結部5bと、その根元連結部の先端のコーナに部分的に重複して連続して先端に延びる先端連結部5aとで構成されている。
コイル連結部は、平面的に見て、コーナからレンズ枠10の矩形状の辺のいずれかに平行に突き出した矩形状の根元連結部5bと、レンズ枠10の矩形状の辺に平行な辺からなる矩形状の先端連結部5aとが、根元連結部5bの先端側のコーナ部および先端連結部5aのレンズ枠に近いコーナ部が重複して連結した形状を有し、平面的に見て根元連結部5bと先端連結部5aとが交差する箇所に連続する2辺5c、5dがくびれ部を形成している。すなわち矩形状の根元連結部5bの側面5dと、矩形状の先端連結部5aの側面5cとが、切れ込み部を形成する交差する2面である。この切れ込み部では、コイル連結部の延在方向に直交する幅方向において、平面的に見て幅極小になるように側面5c,5dがテーパ面を形成している。
この切れ込み部にフォーカスコイル11の導線の端が巻きまわされ導線の終端部を形成する。支持ワイヤ3は、この巻き回された導線に平面的に見て重なるように配置され、支持ワイヤ3aと巻き回された導線とは、はんだ17によって電気的にも機械的にも連結される。
図3は、支持ワイヤによるレンズ枠の支持構造およびコイル導線の終端部との連結構造を示す斜視図である。レンズ枠10の第1側面部(または第2側面部)から外に突き出る突出部4には3本の支持ワイヤ用に3つの貫通孔4a,4b,4cが設けられている。この貫通孔を通る支持ワイヤは、貫通孔と支持ワイヤとの隙間を充填する接着剤によって固定されている。とくに支持ワイヤが貫通孔の中心を通るように調整しなくても、接着剤を充填することにより、支持ワイヤは貫通孔のほぼ中心を通るように固定される。
フォーカスコイルと連結する支持ワイヤ(上段支持ワイヤ)3aは、上段コイル連結部7aに巻き回された導線とはんだ17により接続され、駆動コイルと連結する中段支持ワイヤ3bは、中段コイル連結部7bに巻き回された導線とはんだ17により接続され、また、傾動コイルと連結する下段支持ワイヤ3bは、下段コイル連結部7bに巻き回された導線とはんだ17により接続される。
各支持ワイヤとコイル連結部との平板状基部の面からの間隔はどちらか一方が他方より大きければよく、図4に示すように、支持ワイヤ3a,3bは共に対応するコイル連結部7a,7bの上に位置しているが、支持ワイヤ3cのように対応するコイル連結部7cより下に位置してもよい。上記の支持ワイヤが貫通する貫通孔と、その支持ワイヤがはんだ付けされる導線が巻き回されるコイル連結部とは、平板状基部からの距離が相違している。
次に、コイルの導線の端をコイル連結部に巻き回して終端部を形成する手作業について説明する。図5および図6は、導線供給リール41から導線を繰り出しながらコイルを形成したのち、コイル連結部のくびれ部にコイル終端部となる導線を巻き回す状況を示す図である。2面5c,5dによって形成されるくびれ部が上面と交差する箇所のノッチ状部分に導線が挟まれるように引っ張ると、導線はノッチ状部分に既に巻き回されている導線やそのくびれ部の面の間に挟まれるように局所的に伸び、この挟まれた箇所Bで切断される。くびれ部に巻き回されたコイル導線終端部は、上記のように切断された状態のまま導線が巻き戻されたりすることなく、そのまま落ち着いた状態を維持する。
図7は、本発明の光ピックアップにおけるくびれ部の変形例を示す図である。図7の場合、巻き回される導線の方向と、支持ワイヤの延びる方向とは直交する。この場合も巻き回し導線と、支持ワイヤとが交差する位置関係は確保しやすい。また、くびれ部に挟まれるようにコイル導線の終端部を処理することは容易であるので、図7に示すくびれ部を用いてコイル導線を巻き回す作業も容易化される。
上記の巻き回し作業において、くびれ部にコイルの導線を巻き回すので巻き回し作業が非常に容易化される。また、支持ワイヤと巻き回し導線とは、平面的に見て交差するように配置されるので、巻き回し回数を従来よりも少なくしても支持ワイヤと巻き回し導線との接続を確保することができる。また、巻き回し回数を少なくしても、上記のようにくびれ部に巻き回し導線が挟まれるように切断されるので作業能率が低下することはない。巻き回し回数を減らすと、はんだ接続の際にはんだが巻き回し線の隙間などに吸い込まれる量が減るためはんだの使用量を減らすことができ、したがって、レンズ枠の重量を減らすことができる。この結果、コイル連結部の重量を減らすことができ、レンズ枠の移動において障害を生じにくくすることができる。
上記において、本発明の実施の形態について説明を行なったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の光ピックアップを用いることにより、コイル導線の端のコイル連結部のくびれ部への巻き回し回数を減らすことができる。巻き回し回数の減少により、使用するはんだ量を減らすことができるため、重量増を防止して、レンズ枠のスムースな移動を促進させることができる。また、手作業による巻き回しを容易化することができる。
本発明の実施の形態における光ピックアップを示す図である。 図1のA部拡大図である。 支持ワイヤとレンズ枠の突出部およびコイル連結部との連結構造を示す図である。 レンズ枠の突出部貫通孔とコイル連結部との位置関係を示す図である。 コイル導線の終端部をくびれ部に挟まれるようにして切断する手順を示す図である。 図5の側面図である。 本発明のコイル連結部の別の変形例を示す図である。
符号の説明
1 平板状基部、2 支持ワイヤ保持部、3a,3b,3c 支持ワイヤ、4 突出部、4a,4b,4c 貫通孔、5a 先端連結部、5b 根元連結部、5c,5d くびれ部を形成する交差する2面、7a,7b,7c コイル連結部、10 光ピックアップ、11 フォーカスコイル、11a,12a,13a コイル導線の端の巻き回し部、12 駆動コイル、15 接着剤、17 はんだ、21 対物レンズ、31 永久磁石、41 導線供給リール。

Claims (4)

  1. 平板状基部の面に平行な面に沿うように装着されるディスク状記録媒体に対物レンズを通して光を照射する光ピックアップであって、
    前記対物レンズが取り付けられ、前記ディスク状記録媒体の面に沿うように移動可能な、平面的に見て略矩形状の四辺に対応する第1〜第4の側面部を有するレンズ枠と、
    前記レンズ枠の第1の側面部に取り付けられ、前記平板状基部との距離が3段階に異なる、第1の上段支持ワイヤ、第1の中段支持ワイヤおよび第1の下段支持ワイヤと、前記第1の側面部に対向する第2の側面部に取り付けられ、前記平板状基部との距離が3段階に異なる、第2の上段支持ワイヤ、第2の中段支持ワイヤおよび第2の下段支持ワイヤと、
    前記平板状基部の面に交差するように立ち上がり、前記第1および第2の支持ワイヤの根元部を保持し、その支持ワイヤを前記レンズ枠に向けて延在させる支持ワイヤ保持部と、
    前記レンズ枠を取り囲み、前記平板状基部の面に交差する方向を周回するように配置される導線から構成されフォーカスコイルと、
    前記レンズ枠の前記支持ワイヤ保持部に対面する第3の側面部と、その第3の側面部と前記レンズ枠の中心に関して対称位置の、その第3の側面部に対向する第4の側面部とにおいて、前記支持ワイヤが延在する方向を周回するように配置された導線から、それぞれ構成される第1および第2の駆動コイルと、
    前記レンズ枠の第1および第2の側面部の中央部を挟む2つの位置において、前記第1および第2の側面部を結ぶ方向を周回するように設けられ、前記レンズ枠をディスク状記録媒体の面に対して傾ける力を発生する第1および第2の傾動コイルとを備え、
    前記レンズ枠は、前記第1の側面部から外方に突き出る第1突出部には前記第1の上段、中段、下段の支持ワイヤを挿通させる3つの貫通孔が設けられ、その3つの貫通孔においてそれぞれ挿通する支持ワイヤを接着剤で固定し、また前記第2の突出部には前記第2の上段、中段、下段の支持ワイヤを挿通させる3つの貫通孔が設けられ、その3つの貫通孔においてそれぞれ挿通する支持ワイヤを接着剤で固定し、
    また前記レンズ枠は、前記第4の側面部と第1の側面部とが交差するコーナにおいて前記支持ワイヤ保持部から遠ざかるように突き出る、前記平板状基板との距離が3段階に異なる、第1上段コイル連結部、第1中段コイル連結部および第1下段コイル連結部と、前記第4の側面部と第2の側面部とが交差するコーナにおいて前記支持ワイヤ保持部から遠ざかるようにに突き出る、前記平板状基板との距離が3段階に異なる、第2上段コイル連結部、第2中段コイル連結部および第2下段コイル連結部とを有し、
    これら第1および第2の上段、中段および下段のコイル連結部には、くびれ部を形成するように前記コイル連結部の両側面に、2面が交差するような切れ込みがつけられており、
    前記第1および第2の上段コイル連結部のくびれ部には前記フォーカスコイルの導線の端が巻き回され、前記第1および第2の中段コイル連結部のくびれ部には前記第1および第2の駆動コイルの導線の一方の端と他方の端とが巻き回され、前記第1および第2の下段コイル連結部のくびれ部には前記第1および第2の傾動コイルの導線の一方の端と他方の端とが巻き回され、
    前記第1および第2の上段、中段および下段支持ワイヤは、平面的に見て前記第1および第2の上段、中段および下段のコイル連結部のくびれ部に巻き回された導線と平面的に見て重なり、これら巻き回された導線とはんだ付けされている、光ピックアップ。
  2. 平板状基部の面に平行な面に沿うように装着されるディスク状記録媒体に対物レンズを通して光を照射する光ピックアップであって、
    前記対物レンズが取り付けられ、前記ディスク状記録媒体の面に沿うように移動可能な、平面的に見て略矩形状の四辺に対応する第1〜第4の側面部を有するレンズ枠と、
    前記レンズ枠の第1の側面部に取り付けられそのレンズ枠を支持する複数の第1の支持ワイヤと、前記第1の側面部と対向する第2の側面部に取り付けられそのレンズ枠を支持する複数の第2の支持ワイヤと、
    前記平板状基部の面に交差するように立ち上がり、前記第1および第2の支持ワイヤの根元部を保持し、その支持ワイヤを前記レンズ枠に向けて延在させる支持ワイヤ保持部と、
    前記レンズ枠に取り付けられそのレンズ枠を移動させる力を発生する複数のコイルとを備え、
    前記レンズ枠は、前記第1の側面部から外方に突き出る第1突出部と、前記第2の側面部から外方に突き出る第2突出部とを有し、それら第1および第2の側面部の突出部はいずれも前記第1および第2の支持ワイヤを挿通させる貫通孔において、前記第1および第2の支持ワイヤを接着剤でそれぞれ固定し、
    また前記レンズ枠は、前記支持ワイヤ保持部に対面する第3の側面部と対向する位置にある第4の側面部と、第1の側面部とが交差するコーナにおいて前記支持ワイヤ保持部から遠ざかるように突き出る複数の第1コイル連結部と、前記第4の側面部と第2の側面部とが交差するコーナにおいて前記支持ワイヤ保持部から遠ざかるように突き出る複数の第2コイル連結部とを有し、
    これら第1および第2のコイル連結部には、幅極小のくびれ部を形成するように切れ込みテーパがつけられており、前記コイルの導線の端は、前記コイル連結部のくびれ部に巻き回され、
    前記第1および第2の支持ワイヤは、それぞれ平面的に見て前記第1および第2のコイル連結部のくびれ部に巻き回された導線と平面的に見て重なり、これら巻き回された導線とはんだ付けされている、光ピックアップ。
  3. 前記支持ワイヤが貫通する貫通孔と、その支持ワイヤがはんだ付けされる導線が巻き回されるコイル連結部とは、前記平板状基部からの距離が相違している、請求項1または2に記載の光ピックアップ。
  4. 前記コイル連結部は、平面的に見て、前記コーナから前記レンズ枠の矩形状の辺のいずれかに平行に突き出した矩形状の根元連結部と、前記レンズ枠の矩形状の辺に平行な辺からなる矩形状の先端連結部とが、前記根元連結部の先端側のコーナ部および前記先端連結部の前記レンズ枠に近いコーナ部が重複して連結した形状を有し、平面的に見て前記根元連結部と先端連結部とが交差する箇所に連続する2辺が前記くびれ部を形成する、請求項1〜3のいずれかに記載の光ピックアップ。
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