JPH09134535A - 対物レンズの駆動装置 - Google Patents

対物レンズの駆動装置

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JPH09134535A
JPH09134535A JP29011995A JP29011995A JPH09134535A JP H09134535 A JPH09134535 A JP H09134535A JP 29011995 A JP29011995 A JP 29011995A JP 29011995 A JP29011995 A JP 29011995A JP H09134535 A JPH09134535 A JP H09134535A
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JP
Japan
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lens holder
suspension wire
coil
objective lens
track
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JP29011995A
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English (en)
Inventor
Genzo Irie
元三 入江
Shinichi Oi
慎一 大井
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックコイル17a〜17dに2次共振が
発生し易く、また試験等の際にサスペンションワイヤ1
8に変形が生じ易く、またサスペンションワイヤ18に
トラックコイル17a〜17d及びフォーカスコイル1
6と、レンズホルダ13とを確実に接続・固定すること
が難しかった。 【解決手段】 トラックコイル17a〜17d及びフォ
ーカスコイル16が取り付けられたレンズホルダ13
と、基台11上に配設された磁石12a、12bとを備
え、直方体形状のレンズホルダ13の側面周囲に水平方
向にフォーカスコイル16が巻装されると共に、レンズ
ホルダ16の隅部13d〜13gに垂直方向にトラック
コイル17a〜17dが巻装されている対物レンズの駆
動装置10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は対物レンズの駆動装
置に関し、より詳細にはCD(Compact Disk) プレーヤ
やMD(Mini Disk) プレーヤ等に使用され、光ピックア
ップの対物レンズをフォーカス方向及びトラック方向に
駆動するサスペンションワイヤタイプの対物レンズの駆
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】対物レンズの駆動装置にはスイングアー
ムタイプ、軸回動タイプ、板バネタイプ、サスペンショ
ンワイヤタイプ等があり、このサスペンションワイヤタ
イプにも多くの種類のものが開発されている。
【0003】図11はサスペンションワイヤタイプの従
来の対物レンズの駆動装置を模式的に示した斜視図であ
り、図中91は基台を示している。略直方体板形状の基
台91上の所定箇所には磁石92a、92bが取り付け
られ、また基台91の一端部上には固定台91aが取り
付けられている。一方、基台91の上方には樹脂を用い
て略船形形状に形成されたレンズホルダ93が配設され
ており、レンズホルダ93における所定箇所には対物レ
ンズ93aが配設され、レンズホルダ93側面部の所定
箇所には例えばターミナル94a〜94dが取り付けら
れている。またレンズホルダ93の所定箇所には上下方
向に貫通した空洞部93bが形成され、空洞部93b側
壁の所定箇所にはフォーカスコイル95とトラックコイ
ル96a、96bとがそれぞれ取り付けられている。フ
ォーカスコイル95は水平面内略四角形状(水平方向)
に巻装されると共に、磁石92aの周囲に配設されてお
り、フォーカスコイル95の両端部95aはターミナル
94c、94dにハンダ94eを介してそれぞれ電気的
に接続されている。一方、トラックコイル96a、96
bは垂直面内略四角形状(垂直方向)にそれぞれ巻装さ
れると共に、磁石92bに対向して配設されており、ト
ラックコイル96a、96bの一端部どうしはコイル9
6cを介して連続的に接続され、トラックコイル96
a、96bの他端部96a1 、96b1 はターミナル9
4a、94bにハンダ94eを介してそれぞれ電気的に
接続されている。またターミナル94a〜94dには導
電性金属を用いて形成されたサスペンションワイヤ97
の他端部97bが電気・機械的にそれぞれ接続されてい
る。他方、各サスペンションワイヤ97の一端部97a
は固定台91aの所定箇所に固定されると共に、さらに
制御系により制御された電源(共に図示せず)側に接続
されている。これら磁石92a、92b、レンズホルダ
93、フォーカスコイル95、トッラクコイル96a、
96b、サスペンションワイヤ97等を含んで対物レン
ズの駆動装置90が構成されている。
【0004】この駆動装置90を組み立てる場合、固定
台91aに所定長さのサスペンションワイヤ97を取り
付けた後、サスペンションワイヤ97の他端部97b
と、治具等を用いて位置決めされたレンズホルダ93の
ターミナル94a〜94dとをハンダ94eを用いてそ
れぞれ接続・固定する。するとレンズホルダ93の重心
位置において、サスペンションワイヤ97の一端部97
aを支点とし、レンズホルダ93がサスペンションワイ
ヤ97を介して2次元(矢印A、B、C、Dを含む)方
向へ移動可能に支持される。その後、ハンダ94eを用
いてトラックコイル96a、96bの他端部96a1
96b1 をターミナル94a、94bに、またフォーカ
スコイル95の両端部95aをターミナル94c、94
dにそれぞれ接続すると、レンズホルダ93が基台91
に組み付けられる。
【0005】またこのように構成された駆動装置90を
用いる場合、前記制御系において制御された電源よりサ
スペンションワイヤ97、ターミナル94c、94bを
介してフォーカスコイル95に電流を通じると、レンズ
ホルダ93が上(矢印A)方向または下(矢印B)方向
に所定量駆動され、CDまたはMDに対する対物レンズ
93aの焦点が調整される。一方、前記制御系において
制御された電源よりサスペンションワイヤ97、ターミ
ナル94a、94bを介してトラックコイル96a、9
6bに電流を通じると、垂直方向の電流iV と磁石92
bとの間に生じる駆動力により、レンズホルダ93が左
(矢印C)方向または右(矢印D)方向に所定量駆動さ
れ、対物レンズ93aを介してCDまたはMDのトラッ
ク(共に図示せず)に放射されるレーザスポットの位置
が微調整される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した対物レンズの
駆動装置90においては、トラックコイル96a、96
bが磁石92bに対向して配設されており、トラックコ
イル96a、96bの縦方向部分に流れる電流iV によ
りレンズホルダ93が左右方向に駆動される一方、横方
向部分に流れる電流iH は2次共振を発生させ易く、レ
ンズホルダ93の駆動に悪影響を及ぼし易い。
【0007】またフォーカスコイル95、トラックコイ
ル96a、96bに電流を流してレンズホルダ93を駆
動した際、レンズホルダ93における下(矢印B)方向
への移動が基台91の上面により規制される一方、上
(矢印A)方向、左右(矢印C、D)方向への移動は規
制され難いので、試験の場合等にレンズホルダ93が上
方向、左右方向へ過剰に移動し易く、この結果、サスペ
ンションワイヤ97に塑性変形が発生し易い。
【0008】またサスペンションワイヤ97の他端部9
7bと、レンズホルダ93のターミナル94a〜94d
との位置決めが面倒であり、コストが掛かり易い。また
サスペンションワイヤ97の他端部97bと、トラック
コイル96a、96bの他端部96a1 、96b1 及び
フォーカスコイル95の両端部95aとをターミナル9
4a〜94dに同時に接続・固定することは難しく、実
際的には上述したようにハンダ94eを用い、サスペン
ションワイヤ97を接続した後、トラックコイル96
a、96b及びフォーカスコイル95をターミナル94
a〜94dに接続している。するとフォーカスコイル9
5を接続する際、前に付けたハンダ94eが再溶融し、
この結果、一旦接続されたサスペンションワイヤ97が
外れ易いという課題があった。
【0009】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、トラックコイルの2次共振の発生を抑制する
と共に、サスペンションワイヤの変形を防止することが
でき、またサスペンションワイヤにトラックコイル及び
フォーカスコイルとレンズホルダとを正確かつ容易に接
続・固定することができる対物レンズの駆動装置を提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る対物レンズの駆動装置は、
トラックコイル及びフォーカスコイルが取り付けられた
レンズホルダと、基台上に配設された磁石とを備えた対
物レンズの駆動装置において、直方体形状の前記レンズ
ホルダの側面周囲に水平方向にフォーカスコイルが巻装
されると共に、前記レンズホルダの隅部に垂直方向にト
ラックコイルが巻装されていることを特徴としている
(1)。
【0011】上記した対物レンズの駆動装置(1)によ
れば、水平方向に前記フォーカスコイルが巻装されてい
るので、該フォーカスコイル近傍の所定箇所に前記磁石
が配設され、かつ前記フォーカスコイルに所定量の電流
を所定方向に通じると、該フォーカスコイルと前記磁石
との間に駆動力が発生することとなり、前記レンズホル
ダを上方向または下方向に所定量駆動することができ
る。一方、前記レンズホルダの前記隅部には垂直方向に
前記トラックコイルが巻装されているので、該トラック
コイルに対向する所定箇所に前記磁石が配設され、かつ
前記トラックコイルに所定量の電流を所定方向に通じる
と、該トラックコイルの縦方向部分と前記磁石との間に
駆動力が発生することとなり、前記レンズホルダを左方
向または右方向に所定量駆動することができる。他方、
前記トラックコイルの横方向部分は前記磁石から次第に
離れるように構成されているため、前記横方向部分に流
れる電流に基づく2次共振の発生を抑制することができ
る。
【0012】また本発明に係る対物レンズの駆動装置
は、レンズホルダと、該レンズホルダを支持するサスペ
ンションワイヤと、該サスペンションワイヤの一端部を
固定する固定部が形成された基台とを備えた対物レンズ
の駆動装置において、前記レンズホルダに貫通孔が形成
され、該貫通孔の径より大きい径の頭部を有する所定長
さの軸が前記貫通孔に挿入されると共に、前記軸の下端
部が前記基台上に取り付けられていることを特徴として
いる(2)。
【0013】上記した対物レンズの駆動装置(2)によ
れば、前記頭部の下面と前記レンズホルダの上面との間
隔が所定距離に設定されるため、試験等においてフォー
カスコイルに過剰の電流を流して前記レンズホルダを上
方向に駆動した際、該レンズホルダが前記頭部に当接
し、前記レンズホルダにおける前記上方向への過剰移動
が規制されることとなる。また前記貫通孔が長孔形状に
形成されていると、試験等においてトラックコイルに過
剰の電流を流して前記レンズホルダを左右方向に駆動し
た際、前記貫通孔の側壁部に前記軸が当接し、前記レン
ズホルダにおける前記左右方向への過剰移動が規制され
ることとなる。この結果、サスペンションワイヤの塑性
変形の発生を防止することができる。
【0014】また本発明に係る対物レンズの駆動装置
は、トラックコイル及びフォーカスコイルが取り付けら
れたレンズホルダを支持すると共に、前記トラックコイ
ル及びフォーカスコイルが電気的に接続されるサスペン
ションワイヤを備えた対物レンズの駆動装置において、
前記サスペンションワイヤの水平方向位置を規制する水
平方向規制部と、垂直方向位置を規制する垂直方向規制
部とを含んで構成された位置決め手段が前記レンズホル
ダの所定箇所に形成され、前記位置決め手段を介して前
記トラックコイル及び前記フォーカスコイルが前記サス
ペンションワイヤに接続されていることを特徴としてい
る(3)。
【0015】上記した対物レンズの駆動装置(3)によ
れば、固定台への前記サスペンションワイヤの取り付け
長さを所定距離に設定しておくと、前記位置決め手段を
介して前記レンズホルダを基台上方の所定箇所に正確に
位置決めすることができると共に、ハンダを用いて前記
レンズホルダの所定箇所に前記サスペンションワイヤを
確実に接続・固定することができる。また前記位置決め
手段を介し、ハンダを用いて前記サスペンションワイヤ
と前記トラックコイル及び前記フォーカスコイルとを確
実に接続することができる。
【0016】また本発明に係る対物レンズの駆動装置
は、トラックコイル及びフォーカスコイルが取り付けら
れたレンズホルダを支持すると共に、前記トラックコイ
ル及びフォーカスコイルが電気的に接続されるサスペン
ションワイヤを備えた対物レンズの駆動装置において、
前記レンズホルダの所定箇所に係合部が形成され、該係
合部に係合する位置決め部材が前記サスペンションワイ
ヤの所定箇所に取り付けられていることを特徴としてい
る(4)。
【0017】上記した対物レンズの駆動装置(4)によ
れば、前記サスペンションワイヤと前記トラックコイル
及び前記フォーカスコイルとを電気的に接続すると共
に、前記位置決め部材を前記係合部に係合させつつ前記
レンズホルダに接着すると、前記サスペンションワイヤ
を介し、前記レンズホルダを基台上方の所定箇所に確実
に支持することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る対物レンズの
駆動装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1
は実施の形態1に係る対物レンズの駆動装置を模式的に
示した斜視図であり、図中11は基台を示している。略
直方体板形状の基台11の一端部上には固定台11aが
取り付けられ、またレンズホルダ13を挟む基台11上
の所定箇所には磁石12a、12bがそれぞれ取り付け
られている。一方、基台11の上方には樹脂を用いて略
直方体形状に形成されたレンズホルダ13が配設されて
おり、レンズホルダ13の略中央部には対物レンズ13
aが配設されている。またレンズホルダ13の所定箇所
には左右(矢印A、B)方向の長さが所定距離Lに設定
された貫通孔13bが形成されており、貫通孔13bの
中央部には所定長さの軸14が挿入されている。軸14
下端部は基台11上に取り付けられる一方、軸14上端
部には貫通孔13bの径d1 より大きい径d2 の頭部1
4aが形成されており、頭部14a下面とレンズホルダ
13の上面との間隔は所定距離Hに設定されている。そ
して頭部14aによりレンズホルダ13の上(矢印A)
方向への過剰移動が規制されると共に、貫通孔13bに
軸14が当接することにより、レンズホルダ13の左右
(矢印A、B)方向への過剰移動が規制されるようにな
っている。
【0019】またレンズホルダ13上部及び下部の所定
箇所には略直方体片形状の水平方向規制部15aと、導
電性を有する略直方体片形状の垂直方向規制部15bと
がそれぞれ配設されている。各水平方向規制部15aは
レンズホルダ13から延設される一方、各垂直方向規制
部15bはレンズホルダ13と一体的に形成されてお
り、さらに各垂直方向規制部15b側壁部には所定深さ
の溝部15b1 が横方向に形成されている。これら水平
方向規制部15a、垂直方向規制部15bを含んで位置
決め手段15が構成されている。
【0020】またレンズホルダ13周囲壁には溝部13
cが形成され、溝部13cにはフォーカスコイル16が
水平面内略四角形状(水平方向)に巻装されており、フ
ォーカスコイル16の両端部16aは例えばレンズホル
ダ13下部に形成された各垂直方向規制部15bの一側
壁部にハンダ(図示せず)を介してそれぞれ電気的に接
続されている。またレンズホルダ13の隅部13d〜1
3g近傍には溝部(図示せず)が形成され、この溝部に
はトラックコイル17a〜17dが垂直面内略四角形状
(垂直方向)にそれぞれ巻装されている。このトラック
コイル17a、17bの一端部どうし、トラックコイル
17b、17cの他端部どうし、及びトラックコイル1
7c、17dの一端部どうしはコイル17eを介してそ
れぞれ連続的に接続されている。一方、トラックコイル
17a、17dの他端部17a1、17d1 は例えばレ
ンズホルダ13上部に形成された各垂直方向規制部15
bの一側壁部にハンダ15cを介してそれぞれ電気的に
接続されている。他方、各垂直方向規制部15bの主面
15a1 には、導電性金属を用いて形成されたサスペン
ションワイヤ18の他端部18bが当接すると共に、各
垂直方向規制部15bの溝部15b1 には、サスペンシ
ョンワイヤ18が挿入されている。そして溝部15a1
においてハンダ付けを行うと、垂直方向規制部15bと
サスペンションワイヤ18とが電気・機械的にそれぞれ
接続されるようになっている。一方、各サスペンション
ワイヤ18の一端部18aは固定台11aの所定箇所に
固定されると共に、さらに制御系により制御された電源
(共に図示せず)側に接続されている。これら磁石12
a、12b、レンズホルダ13、軸14、位置決め手段
15、フォーカスコイル16、トッラクコイル17a〜
17d、サスペンションワイヤ18等を含んで対物レン
ズの駆動装置10が構成されている。
【0021】この駆動装置10を組み立てる場合、頭部
14aを有する軸14を貫通孔13bに挿入した後、軸
14下端部を基台11に取り付ける。また固定台11a
に所定長さのサスペンションワイヤ18をそれぞれ取り
付けた後、各サスペンションワイヤ18を溝部15b1
の底に挿入すると共に、他端部18bを主面15a1
当接させる。この後、各サスペンションワイヤ18と垂
直方向規制部15とを前記ハンダによりそれぞれ接続・
固定する。するとレンズホルダ13の重心位置におい
て、サスペンションワイヤ97の一端部97aを支点と
し、レンズホルダ13の過剰移動が軸14及び貫通孔1
3bにより規制されつつ、サスペンションワイヤ18を
介して2次元(矢印A、B、C、Dを含む)方向へ移動
可能に支持される。またハンダ15cを用い、トラック
コイル17a、17dの他端部17a1 、17d1 と垂
直方向規制部15の一側壁部とを接続すると共に、前記
ハンダを用い、フォーカスコイル16の両端部16aと
垂直方向規制部15の一側壁部とを接続すると、フォー
カスコイル16及びトラックコイル17a、17bとサ
スペンションワイヤ18とが導通する。
【0022】またこのように構成された駆動装置10を
用いる場合、前記制御系において制御された電源よりサ
スペンションワイヤ18、位置決め手段15を介してフ
ォーカスコイル16に電流を通じると、レンズホルダ1
3が上(矢印A)方向または下(矢印B)方向に所定量
駆動され、CDまたはMDに対する対物レンズ13aの
焦点が調整される。一方、前記制御系において制御され
た電源よりサスペンションワイヤ18、位置決め手段1
5を介してトラックコイル17a〜17dに電流を通じ
ると、垂直方向の電流iV と磁石12a、12bとの間
に生じる駆動力により、レンズホルダ13が左(矢印
C)方向または右(矢印D)方向に所定量駆動され、対
物レンズ13aを介してCDまたはMDのトラックに放
射されたレーザスポットの位置が微調整される。
【0023】上記説明から明らかなように、実施の形態
1に係る対物レンズの駆動装置10においては、水平方
向にフォーカスコイル16が巻装されているので、フォ
ーカスコイル16近傍の所定箇所に磁石12a、12b
が配設され、かつフォーカスコイル16に所定量の電流
を所定方向に通じると、フォーカスコイル16と磁石1
2a、12bとの間に駆動力が発生し、レンズホルダ1
3を上(矢印A)方向または下(矢印B)方向に所定量
駆動することができる。一方、レンズホルダ13の隅部
13d〜13gには垂直方向にトラックコイル17a〜
17dが巻装されているので、トラックコイル17a〜
17dに対向する所定箇所に磁石12a〜12bが配設
され、かつトラックコイル17a〜17dに所定量の電
流を所定方向に通じると、トラックコイル17a〜17
dの縦方向部分と磁石12a〜12dとの間に駆動力が
発生し、レンズホルダ13を左(矢印C)方向または右
(矢印D)方向に所定量駆動することができる。他方、
トラックコイル17a〜17dの横方向部分は磁石12
a〜12bから次第に離れるため、この横方向部分に流
れる電流iH による2次共振の発生を抑制することがで
きる。
【0024】また、頭部14aの下面とレンズホルダ1
3の上面との間隔が所定距離Hに設定されるため、試験
等においてフォーカスコイル16に過剰の電流を流して
レンズホルダ13を上(矢印A)方向に駆動した際、レ
ンズホルダ13が頭部14aに当接し、レンズホルダ1
3における上方向への過剰移動が規制される。また貫通
孔13bが長孔形状に形成されていると、試験等におい
てトラックコイル17a〜17dに過剰の電流を流して
レンズホルダ13を左右(矢印C、D)方向に駆動した
際、貫通孔13bの側壁部に軸14が当接し、レンズホ
ルダ13における左右(矢印C、D)方向への過剰移動
が規制される。この結果、サスペンションワイヤ18の
塑性変形の発生を防止することができる。
【0025】また、固定台11aへのサスペンションワ
イヤ18の取り付け長さを所定距離に設定しておくと、
位置決め手段15を介してレンズホルダ13を基台11
上方の所定箇所に正確に位置決めすることができると共
に、ハンダを用いてレンズホルダ13の所定箇所にサス
ペンションワイヤ18を確実に接続・固定することがで
きる。また位置決め手段15を介し、ハンダを用いてサ
スペンションワイヤ18とトラックコイル17a〜17
d及びフォーカスコイル16とを確実に接続することが
できる。
【0026】また、位置決め手段15がレンズホルダ1
3の上部及び下部に形成されているので、装置10の幅
が短くなり、小形化を図ることができる。
【0027】なお、上記した実施の形態1に係る対物レ
ンズの駆動装置10では、垂直方向規制部15bに横方
向の溝部15b1 が形成されている場合について説明し
たが、別の実施の形態では略L字形状の切り欠き部(図
2)、縦方向の溝部(図4)が形成されていてもよい。
【0028】図2は別の実施の形態に係る対物レンズの
駆動装置を模式的に示した部分斜視図である。レンズホ
ルダ13側壁上部及び側壁下部の所定箇所には略直方体
片形状の水平方向規制部23と、導電性を有する略直方
体片形状の垂直方向規制部24とがそれぞれ配設されて
いる。各水平方向規制部23はレンズホルダ13から延
設される一方、各垂直方向規制部24はレンズホルダ1
3と一体的に形成されており、また各垂直方向規制部2
4側壁部には略L字形状の切り欠き部24aが形成され
ている。これら水平方向規制部23、垂直方向規制部2
4を含んで位置決め手段22が構成されている。その他
の構成は図1に示したものと同様であるので、ここでは
その構成の詳細な説明は省略することとする。これら位
置決め手段22、レンズホルダ13、サスペンションワ
イヤ18、フォーカスコイル16等を含んで対物レンズ
の駆動装置21が構成されている。
【0029】この駆動装置21の場合、各サスペンショ
ンワイヤ18の他端部18bを切り欠き部24aの角部
に押し当てると共に、他端部18b端面を主面23aに
当接させた後、サスペンションワイヤ18の他端部18
bと垂直方向規制部24の切り欠き部24aとをハンダ
によりそれぞれ接続・固定する。またハンダ15cを用
い、トラックコイル17a(図1)の他端部17a1
上方の垂直方向規制部24の一側壁部とを接続すると共
に、フォーカスコイル16の端部16aと下方の垂直方
向規制部24の一側壁部とを接続する。この駆動装置2
1では、位置決め手段22がレンズホルダ13側壁に形
成されているので、駆動装置21の高さが低くなり、小
形化を図ることができる。
【0030】なお、上記した駆動装置21では、垂直方
向規制部24に切り欠き部24aが形成されている場合
について説明したが、別の実施の形態では横方向の溝部
(図1)、縦方向の溝部(図4)が形成されていてもよ
い。
【0031】図3はさらに別の実施の形態に係る対物レ
ンズの駆動装置を模式的に示した部分斜視図である。レ
ンズホルダ13上部及び下部の所定箇所には導電性を有
する略直方体片形状の水平方向規制部27と、略直方体
片形状の垂直方向規制部28とがそれぞれ配設されてい
る。各水平方向規制部27はレンズホルダ13と一体的
に形成される一方、各垂直方向規制部28はレンズホル
ダ13から延設されており、また各垂直方向規制部28
には孔28aが形成されている。これら水平方向規制部
27、垂直方向規制部28を含んで位置決め手段26が
構成されている。その他の構成は図1に示したものと同
様であるので、ここではその構成の詳細な説明は省略す
ることとする。これら位置決め手段26、レンズホルダ
13、サスペンションワイヤ18、フォーカスコイル1
6等を含んで対物レンズの駆動装置25が構成されてい
る。
【0032】この駆動装置25の場合、各サスペンショ
ンワイヤ18の他端部18bを孔28aに挿入すると共
に、他端部18b端面を主面27aに当接させた後、サ
スペンションワイヤ18の他端部18bと水平方向規制
部27の主面27aとをハンダによりそれぞれ接続・固
定する。またハンダ15cを用い、トラックコイル17
a(図1)の他端部17a1 と上方の水平方向規制部2
7の一側壁部とを接続すると共に、フォーカスコイル1
6の端部16aと下方の水平方向規制部27の一側壁部
とを接続する。この駆動装置25では、位置決め手段2
6がレンズホルダ13上部及び下部に形成されているの
で、駆動装置25の幅が短くなり、小形化を図ることが
できる。
【0033】なお、上記した駆動装置25では、垂直方
向規制部28に孔28aが形成されている場合について
説明したが、別の実施の形態では横方向の溝部(図
1)、略L字形状の切り欠き部(図2)、縦方向の溝部
(図4)が形成されていてもよい。
【0034】図4はさらに別の実施の形態に係る対物レ
ンズの駆動装置を模式的に示した部分斜視図である。レ
ンズホルダ13側壁上部及び側壁下部の所定箇所には導
電性を有する略直方体片形状の水平方向規制部33と、
略直方体片形状の垂直方向規制部34とがそれぞれ配設
されている。各水平方向規制部33はレンズホルダ13
と一体的に形成される一方、各垂直方向規制部34はレ
ンズホルダ13から延設されており、また各垂直方向規
制部34側壁部には所定深さの溝部34aが縦方向に形
成されている。これら水平方向規制部33、垂直方向規
制部34を含んで位置決め手段32が構成されている。
その他の構成は図1に示したものと同様であるので、こ
こではその構成の詳細な説明は省略することとする。こ
れら位置決め手段32、レンズホルダ13、サスペンシ
ョンワイヤ18、フォーカスコイル16等を含んで対物
レンズの駆動装置31が構成されている。
【0035】この駆動装置31の場合、各サスペンショ
ンワイヤ18の他端部18bを溝部34a奥部に押し付
け挿入すると共に、他端部18b端面を主面33aに当
接させた後、サスペンションワイヤ18の他端部18b
と水平方向規制部33の主面33aとをハンダによりそ
れぞれ接続・固定する。またハンダ15cを用い、トラ
ックコイル17a(図1)の他端部17a1 と上方の水
平方向規制部33の一側壁部とを接続すると共に、フォ
ーカスコイル16の端部16aと下方の水平方向規制部
33の一側壁部とを接続する。この駆動装置31では、
位置決め手段32がレンズホルダ13側壁に形成されて
いるので、駆動装置31の高さが低くなり、小形化を図
ることができる。
【0036】なお、上記した駆動装置31では、垂直方
向規制部34に縦方向の溝部34aが形成されている場
合について説明したが、別の実施の形態では横方向の溝
部(図1)、略L字形状の切り欠き部(図2)、孔(図
3)が形成されてもよい。
【0037】図5はさらに別の実施の形態に係る対物レ
ンズの駆動装置を模式的に示した部分斜視図である。レ
ンズホルダ13上部及び下部の所定箇所には導電性を有
する略U宇形状の位置決め手段36がレンズホルダ13
と一体的に形成されており、この位置決め手段36は水
平方向規制部37と、孔38aが形成された垂直方向規
制部38と、これらを連結する連結部36aとを含んで
構成されている。その他の構成は図1に示したものと同
様であるので、ここではその構成の詳細な説明は省略す
ることとする。これら位置決め手段36、レンズホルダ
13、サスペンションワイヤ18、フォーカスコイル1
6等を含んで対物レンズの駆動装置35が構成されてい
る。
【0038】この駆動装置35の場合、各サスペンショ
ンワイヤ18の他端部18bを孔38aに挿入すると共
に、他端部18b端面を主面37aに当接させた後、サ
スペンションワイヤ18の他端部18bと水平方向規制
部37の主面37aとをハンダによりそれぞれ接続・固
定する。またハンダ15cを用い、トラックコイル17
a(図1)の他端部17a1 と上方の垂直方向規制部3
8の一側壁部とを接続すると共に、フォーカスコイル1
6の端部16aと下方の垂直方向規制部38の一側壁部
とを接続する。この駆動装置35では、トラックコイル
17a、フォーカスコイル16、サスペンションワイヤ
18と位置決め手段36とを一層確実に接続・固定する
ことができる。
【0039】図6はさらに別の実施の形態に係る対物レ
ンズの駆動装置を模式的に示した部分斜視図である。レ
ンズホルダ13側壁上部及び側壁下部の所定箇所には導
電性を有する略U宇形状の位置決め手段42がレンズホ
ルダ13と一体的に形成されており、この位置決め手段
42は水平方向規制部43と、孔44aが形成された垂
直方向規制部44と、これらを連結する連結部42aと
を含んで構成されている。その他の構成は図1に示した
ものと同様であるので、ここではその構成の詳細な説明
は省略することとする。これら位置決め手段42、レン
ズホルダ13、サスペンションワイヤ18、フォーカス
コイル16等を含んで対物レンズの駆動装置41が構成
されている。このように構成された駆動装置41では、
図5に示したものと同様の効果を得ることができる。
【0040】なお、上記した駆動装置35、41では、
いずれも垂直方向規制部38、44に孔38a、44a
が形成されている場合について説明したが、別の実施の
形態では、横方向の溝部(図1)、略L字形状の切り欠
き部(図2)、縦方向の溝部(図4)が形成されていて
もよい。
【0041】図7はさらに別の実施の形態に係る対物レ
ンズの駆動装置を模式的に示した部分斜視図である。レ
ンズホルダ13上部及び下部の所定箇所には導電性を有
する略直方体片形状の位置決め手段46がレンズホルダ
13と一体的に形成されている。この位置決め手段46
のサスペンションワイヤ18側には水平方向規制部とし
ての面47aと、垂直方向規制部としての面47b、4
7cとにより構成された略直方体形状の切り欠き部47
が形成されている。その他の構成は図1に示したものと
同様であるので、ここではその構成の詳細な説明は省略
することとする。これら位置決め手段46、レンズホル
ダ13、サスペンションワイヤ18、フォーカスコイル
16等を含んで対物レンズの駆動装置45が構成されて
いる。
【0042】この駆動装置45の場合、各サスペンショ
ンワイヤ18の他端部18bを面47a、47b、47
cの交差部に押し当てた後、サスペンションワイヤ18
と切り欠き部47とをハンダによりそれぞれ接続・固定
する。またハンダ15cを用い、トラックコイル17a
(図1)の他端部17a1 と上方の位置決め手段46の
一側壁部とを接続すると共に、フォーカスコイル16の
端部16aと下方の位置決め手段46の一側壁部とを接
続する。この駆動装置45では、位置決め手段46を小
さく設定することができる。
【0043】なお、上記した駆動装置45では、位置決
め手段46に切り欠き部47が形成されている場合につ
いて説明したが、別の実施の形態では、盲穴(図8)が
形成されていてもよい。
【0044】図8はさらに別の実施の形態に係る対物レ
ンズの駆動装置を模式的に示した部分斜視図である。レ
ンズホルダ13側壁上部及び側壁下部の所定箇所には導
電性を有する略直方体片形状の位置決め手段52がレン
ズホルダ13と一体的に形成されている。この位置決め
手段52のサスペンションワイヤ18側には水平方向規
制部としての盲面53aと、垂直方向規制部としての円
周面53bcとにより構成された盲穴53が形成されて
いる。その他の構成は図1に示したものと同様であるの
で、ここではその構成の詳細な説明は省略することとす
る。これら位置決め手段52、レンズホルダ13、サス
ペンションワイヤ18、フォーカスコイル16等を含ん
で対物レンズの駆動装置51が構成されている。
【0045】この駆動装置45の場合、各サスペンショ
ンワイヤ18の他端部18bを盲穴53に挿入して盲面
53aに当接させ後、サスペンションワイヤ18と位置
決め手段52の主面52aとをハンダによりそれぞれ接
続・固定する。またハンダ15cを用い、トラックコイ
ル17a(図1)の他端部17a1 と上方の位置決め手
段52の一側壁部とを接続すると共に、フォーカスコイ
ル16の端部16aと下方の位置決め手段52の一側壁
部とを接続する。この駆動装置51では、図7に示した
ものと同様の効果を得ることができる。
【0046】なお、上記した駆動装置51では、位置決
め手段52に盲穴53が形成されている場合について説
明したが、別の実施の形態では、切り欠き部(図7)が
形成されていてもよい。
【0047】図9はさらに別の実施の形態に係る対物レ
ンズの駆動装置を模式的に示した部分斜視図である。レ
ンズホルダ13側壁上部及び側壁下部の所定箇所からは
略直方体片形状の規制部57が延設されており、この規
制部57のサスペンションワイヤ18側には水平方向規
制部としての盲面58aと、垂直方向規制部としての円
周面58bとにより構成された盲穴58が形成されてい
る。また規制部57の盲穴58と対向する箇所には導電
性を有する略L字形状のターミナル59がレンズホルダ
13と一体的に形成されており、これら規制部57、タ
ーミナル59を含んで位置決め手段56が構成されてい
る。その他の構成は図1に示したものと同様であるの
で、ここではその構成の詳細な説明は省略することとす
る。これら位置決め手段56、レンズホルダ13、サス
ペンションワイヤ18、フォーカスコイル16等を含ん
で対物レンズの駆動装置55が構成されている。
【0048】この駆動装置55の場合、各サスペンショ
ンワイヤ18の他端部18bを盲穴58に挿入して盲面
58aに当接させ後、サスペンションワイヤ18とター
ミナル59の主面59aとをハンダによりそれぞれ接続
・固定する。またハンダ15cを用い、トラックコイル
17a(図1)の他端部17a1 と上方のターミナル5
9の側壁部と59bを接続すると共に、フォーカスコイ
ル16の端部16aと下方のターミナル59の側壁部
(図示せず)とを接続する。この駆動装置55では、ト
ラックコイル17a、フォーカスコイル16、サスペン
ションワイヤ18と位置決め手段55とを一層確実に接
続・固定することができる。
【0049】図10は実施の形態2に係る対物レンズの
駆動装置を模式的に示した部分斜視図である。2本のサ
スペンションワイヤ18の一端部18a側には略直方体
形状を有する樹脂製の固定部材63がこれらと一体的に
形成されており、固定部材63の一端面は固定台11a
に当接するようになっている。一方、サスペンションワ
イヤ18の他端部18b側には略直方体形状を有する樹
脂製の位置決め部材62がこれらと一体的に形成されて
おり、位置決め部材62と固定部材63との間隔は所定
距離に設定されている。他方、レンズホルダ13側壁上
部及び側壁下部の所定箇所からは略円柱形状の係合部6
1が延設されており、この係合部61には位置決め部材
62の所定箇所に形成された孔部62aが挿入・係合さ
れるようになっている。その他の構成は図1に示したも
のと同様であるので、ここではその構成の詳細な説明は
省略することとする。これら係合部61、位置決め部材
62、固定部材63、レンズホルダ13、サスペンショ
ンワイヤ18、フォーカスコイル16等を含んで対物レ
ンズの駆動装置60が構成されている。
【0050】この駆動装置60の場合、ハンダ15cを
用い、上方のサスペンションワイヤ18の他端部18b
とトラックコイル17a(図1)の他端部17a1 とを
電気的に接続すると共に、下方のサスペンションワイヤ
18の他端部18bとフォーカスコイル16の端部16
aとを電気的に接続する。また接着面62bに接着剤を
塗布した後、孔部62aに係合部61を挿入・係合させ
ると、位置決め部材62とレンズホルダ13とが接着・
固定される。
【0051】上記説明から明らかなように、実施の形態
2に係る対物レンズの駆動装置60では、サスペンショ
ンワイヤ18とトラックコイル17a〜17d及びフォ
ーカスコイル16とを電気的に接続すると共に、位置決
め部材62を係合部61に係合させつつレンズホルダ1
3に接着すると、サスペンションワイヤ18を介し、レ
ンズホルダ13を基台11上方の所定箇所に確実に支持
することができる。
【0052】なお、上記した駆動装置60では、レンズ
ホルダ13に係合部61が形成され、位置決め部材62
に孔部62aが形成されている場合について説明した
が、別の実施の形態では、レンズホルダ13に孔部62
aが形成され、位置決め部材62に係合部61が形成さ
れていてもよい。
【0053】また、上記した実施の形態1、2のもので
は、軸14、位置決め手段15、22、26、32、3
6、42、46、52、56、位置決め部材62がいず
れもレンズホルダ13に形成されている場合について説
明したが、これらが図11に示したレンズホルダ93に
形成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る対物レンズの駆動装置の実施の形
態1を模式的に示した斜視図である。
【図2】別の実施の形態に係る対物レンズの駆動装置を
模式的に示した部分斜視図である。
【図3】さらに別の実施の形態に係る対物レンズの駆動
装置を模式的に示した部分斜視図である。
【図4】さらに別の実施の形態に係る対物レンズの駆動
装置を模式的に示した部分斜視図である。
【図5】さらに別の実施の形態に係る対物レンズの駆動
装置を模式的に示した部分斜視図である。
【図6】さらに別の実施の形態に係る対物レンズの駆動
装置を模式的に示した部分斜視図である。
【図7】さらに別の実施の形態に係る対物レンズの駆動
装置を模式的に示した部分斜視図である。
【図8】さらに別の実施の形態に係る対物レンズの駆動
装置を模式的に示した部分斜視図である。
【図9】さらに別の実施の形態に係る対物レンズの駆動
装置を模式的に示した部分斜視図である。
【図10】実施の形態2に係る対物レンズの駆動装置を
模式的に示した部分斜視図である。
【図11】サスペンションワイヤタイプの従来の対物レ
ンズの駆動装置を模式的に示した斜視図である。
【符号の説明】
10 対物レンズの駆動装置 11 基台 12a、12b 磁石 13 レンズホルダ 13d〜13g 隅部 16 フォーカスリング 17a〜17d トラックコイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックコイル及びフォーカスコイルが
    取り付けられたレンズホルダと、基台上に配設された磁
    石とを備えた対物レンズの駆動装置において、直方体形
    状の前記レンズホルダの側面周囲に水平方向にフォーカ
    スコイルが巻装されると共に、前記レンズホルダの隅部
    に垂直方向にトラックコイルが巻装されていることを特
    徴とする対物レンズの駆動装置。
  2. 【請求項2】 レンズホルダと、該レンズホルダを支持
    するサスペンションワイヤと、該サスペンションワイヤ
    の一端部を固定する固定部が形成された基台とを備えた
    対物レンズの駆動装置において、前記レンズホルダに貫
    通孔が形成され、該貫通孔の径より大きい径の頭部を有
    する所定長さの軸が前記貫通孔に挿入されると共に、前
    記軸の下端部が前記基台上に取り付けられていることを
    特徴とする対物レンズの駆動装置。
  3. 【請求項3】 トラックコイル及びフォーカスコイルが
    取り付けられたレンズホルダを支持すると共に、前記ト
    ラックコイル及びフォーカスコイルが電気的に接続され
    るサスペンションワイヤを備えた対物レンズの駆動装置
    において、前記サスペンションワイヤの水平方向位置を
    規制する水平方向規制部と、垂直方向位置を規制する垂
    直方向規制部とを含んで構成された位置決め手段が前記
    レンズホルダの所定箇所に形成され、前記位置決め手段
    を介して前記トラックコイル及び前記フォーカスコイル
    が前記サスペンションワイヤに接続されていることを特
    徴とする対物レンズの駆動装置。
  4. 【請求項4】 トラックコイル及びフォーカスコイルが
    取り付けられたレンズホルダを支持すると共に、前記ト
    ラックコイル及びフォーカスコイルが電気的に接続され
    るサスペンションワイヤを備えた対物レンズの駆動装置
    において、前記レンズホルダの所定箇所に係合部が形成
    され、該係合部に係合する位置決め部材が前記サスペン
    ションワイヤの所定箇所に取り付けられていることを特
    徴とする対物レンズの駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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