JP3849549B2 - 塗布具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水性・油性の筆記具用インキ類、アイライナー等の化粧液、塗料や薬剤などの塗布液といった液料(以下インキという)の生インキ収容部を備え、且つ、軸筒前後両側にペン体を備えた所謂ツインタイプ塗布具に関するものであって、塗布或いは筆記に呼応し、インキが自動的にツイン(両側)のペン体に吐出制御される機構を備えた塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、軸筒内にインキ収容部を備え、収容したインキが、筆記又は塗布で使用消耗されるに従って塗布体に順次補給され、連続的に筆記又は塗布ができるようにした生インキ自動吐出制御の筆記具が知られている。例えば、実公昭60−69690号公報に、軸内のインキ収容部と塗布体先端との間のインキ流通経路にインキ吸蔵体を配置し、筆記に呼応する塗布体の毛管内インキ移動圧力(毛管浸透圧)によって、インキを流通させ、連続的に筆記ができる生インキ吐出制御機構が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記筆記具の構造は、インキがボタ落ちするのを防止するためインキ収容部と塗布体との間にスポンジなどのインキ吸蔵体を配置し、溢出したインキを吸収するものである。しかし、この構造においては、自然放置状態でインキ吸蔵体がインキ収容部内のインキを自然吸収し、インキ吸蔵体内がインキで充満してしまうことが多く、気温や体温による温度上昇や飛行機内の気圧変化などで、インキ収容部内の空気が不定常に膨張してインキが溢出する場合に、インキ吸蔵体がインキを吸収する役目を果たさず、塗布体などよりボタ落ちしてしまう問題があった。かようにインキ吸蔵体が、自然放置状態でインキ収容部のインキを自然吸収しインキが充満してしまうため、特に、筆記具の前後両側にペン体を備えた所謂ツイン型において適切な機能の筆記具を製造し提供しようとする場合には、インキ吐出性とボタ落ち性の制御が更に困難で、上側に向けて保管していた側の塗布体で筆記しようとした場合、インキ吐出が不充分になったり、下側に向けて保管していた側の塗布体からは塗布液のボタ落ちが起きやすいなど、好ましい筆記具が得られない問題があった。本発明は、筆記具の前後両側に塗布体を備えたツイン型の筆記具の場合であって、保存中や使用上の諸々の使用環境条件下でインキ漏洩が起こりにくく、特に、速い筆記速度にも適切なインキ吐出が維持される品質を備え、且つ、前記課題を解消して実用的に安価に製作できる塗布具を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、軸筒内の前部と後部に各々前部生インキ収容部と後部生インキ収容部を配置し、前部生インキ収容部の前方側に前部インキ連通部を設け、後部生インキ収容部の後方側に繊維収束体或いは、スポンジ体からなる後部インキ連通部を設け、前部生インキ収容部と繊維収束体或いは、スポンジ体からなる前部インキ連通部とを連通させ、後部インキ連通部と後部生インキ収容部とを連通させ、前部インキ連通部の前方に前部塗布体を、後方にインキ吸蔵体の前端側が連接するよう配置し、後部インキ連通部の後方に後部塗布体を、前方に前記インキ吸蔵体の後端側が連接するよう配置し、また、前記インキ吸蔵体は、塗布体の周囲を介して塗布具外部と連通する通気道と連通しており、かつ、インキ吸蔵体とインキ連通部と塗布体各々の密度は、インキ吸蔵体<インキ連通部<塗布体の関係を有し、その関係を満たすことによって各々の毛管力をインキ吸蔵体<インキ連通部<塗布体としたことを特徴とする塗布具を要旨とする。
【0005】
【作用】
本発明の構造は上述した構造を持つツイン型筆記具であるがゆえに、インキの漏洩が起こりにくく、また、スムーズな空気交換を得たことによって早い速度で筆記しても適切な量のインキを吐出でき、インキ吸蔵体も安価な材質のものを一つ又は二つ装備する簡単な構造であるので、製作コストも安価なツイン型の筆記具を提供することができるものである。
【0006】また本発明の構造においては、密度(毛管力)の大きさが、インキ吸蔵体<インキ連通部内<塗布体部の関係になるようにしているため、適切なインキ吐出性とボタ落ち防止の作用で好ましい機能を示す。その理由は、自然放置状態でインキ収容部内のインキが、インキ吸蔵体の全体内に自然吸収されて充満することがなく、インキ吸蔵体内に適切な吸収能力の毛管空隙が存在する状態に維持されて、インキ収容部内の気体膨張でインキが溢出するときに、この毛管空隙が、溢出インキを吸収することができるからである。
【0007】
即ち、インキ連通部に接続しているインキ吸蔵体が、インキ収容部のインキを自然吸収する時は、吸収するインキ分量に見合う外部空気が、インキ連通部内を介してインキ収容部内に向かって吸入される(空気交換される)状態にあるから、逆にこのような空気移動を抑制することによって、インキがインキ吸蔵体の全体に自然吸収され、充満しないように前述の如き密度(毛管力)配置にしたものである。即ち、インキ連通部の密度(毛管力)をインキ吸蔵体の密度(毛管力)より高くしたことで、インキ連通部は、局部的に強い毛管力が働き、常にインキの液密状態を保つ。このため、毛管作用が弱いインキ吸蔵体が、インキ収容部内のインキを吸収しようとしても、上記液密状態が、インキ収容部内に吸入される外部空気の移動を抑制しているので、インキ吸蔵体は、殆どインキが吸収されず、沢山の毛管空隙(インキ吸収可能なスペース)が残った状態を保っている。一方、筆記により塗布体からインキが消耗される時には、インキ連通部内よりも毛管作用が強い塗布体がインキを吸収するため、自然放置では外気の吸入(空気交換)を抑制していた液密状態のインキ連通部は、外気吸入を止められないので、インキ収容部に外気が吸入されて、連続的に筆記が可能である。
【0008】
ここで、インキ収容部内の空気が膨張してインキ収容部よりインキが強制的に溢出した場合は、溢出インキは、インキ連通部を介して、塗布体とインキ吸蔵体の両方向に向かおうとするが、塗布体側は最も密度が高いためにインキの通過抵抗が大きく流出しにくく、一方、インキ吸蔵体内にはインキ吸収スペースが沢山あり、インキ吸蔵体の側周部が通気間隙により外気道と連通していて流入するインキによる空気交換(外気への排出)もスムーズにできるので、インキの移動抵抗が少なく優先的に供給されて、塗布体からのボタ落ちを防ぐことができる。再びインキ収容部内の空気が膨張状態から元の状態に収縮復帰する場合、塗布体側は密度が高く毛管力が強いので、この方向から外部空気がインキ連通部やインキ収容部内に吸入されるのを阻止しており、従って、インキ吸蔵体内に吸収されたインキがインキ収容部内に吸い戻されるので、インキ吸蔵体は、再びインキを吸収可能な毛管空隙が多い状態に回復し、繰り返される膨張・収縮環境でもインキ漏洩が起きにくいものである。
【0009】
筆記具の上部と下部にペン体を備えたツイン型の筆記具においては、上述の本発明の構造原理によって、保存中や使用上の諸々の使用環境条件下でインキ漏洩が起こりにくく、特に、速い筆記速度にも適切なインキ吐出が維持される品質を備え、且つ、使用部品が実用的に安価で少ない部品数ですることができるものである。
【0010】
(実施例)
以下、本発明の実施例を、添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
実施例1
図1に本発明の実施例を示す。図1は本実施例の縦断面図である。参照符号4はインキ収容部であり、参照符号4aを前部インキ収容部、参照符号40aを後部インキ収容部として、ツインタイプ筆記具における塗布体1のどちらか一方を前、他方を後としたときに本塗布具の前後で略対称形状としており、中央部の連結部4fにて両者を連結固定している。前部インキ収容部4aは、前部外管4bと前部内管4cとを二重管状に並列配置し、中央部の連結部4f側を閉じたものであり、後部インキ収容部40aは、後部外管40bと後部内管40cとを二重管状に並列配置し、中央部の連結部4f側を閉じたものである。前部外管4bと前部内管4cとの間、及び、後部外管40bと後部内管40cとの間を各々インキ収納部としてインキを充填している。前部インキ収容部4aと後部インキ収容部40aとを連結している連結部4fには、前部内管4c内と前部外管4bの外側とを、及び、後部内管40cと後部外管40bの外側とを通気できるようにする通気道4gを設けており、前後の両内管内は、相互に連通しているとともに外気にも連通している。前部固定管3は、中心部に大内径部3aと小内径部3bを設けて段部形としており、この段部形に前部塗布体1の段部1aを合わせて圧入固定し、この前部固定管3の後端部には、前部内管4cの前端部と近接した連通小間隙3dを形成するように前部外管4bの端部内壁に前部固定管3の後端部外径部を圧入固定している。
【0011】
前部固定管3の後端内径部は、前部内管4cより内径が細く、挿入されたインキ吸蔵体5の端部を圧縮している。この部分を、前部インキ収容部4a内のインキを中綿に導く前部インキ連通部5aとしている。これによって、この前部インキ連通部5aは、後方側の圧縮していない部分のインキ吸蔵体5よりも密度が高く、毛管作用が強くなっている。そして、塗布体1の毛管作用より弱い状態となるように調節することにより、密度(毛管力)を、インキ吸蔵体<インキ連通部<塗布体となる関係にしている。また、前部インキ連通部5aに連接している塗布体1挿入部と反対側(連結部4f側)の前部内管4c、及び後部内管40cの内壁には、複数の縦リブ4dを設けてあり、挿入した中綿5の外径との間に通気間隙4eを形成してあり、この通気間隙4eは、前記通気道4gに連通し、インキ収容部4及び固定管3の外側を抜けて塗布体1の周囲から外気に開放してある。また、前部インキ収容部4a内のインキは、前部内管4cの先端部に設けた連通小間隙3dを経て、前部塗布体1後部と前部インキ連通部5aに誘導されるものである。なお、塗布具後部における塗布体、後部固定管、後部インキ連通部、後部インキ収容部40aの関係は、上述した塗布具前部における関係と同様なので説明を省略する。組立完成品は、前部インキ収容部4a、後部インキ収容部40aに充填されるインキ、及び、中綿5内に十分なインキ吸収能力が残るような適量のインキを充填することが可能であるので、インキ収容部内容量より多くのインキを充填しておくことができるものとなっている。
【0012】
なお、本実施例においては、前部インキ連通部5aを、中綿の前部分を圧縮して形成したが、密度(毛管力)が、インキ吸蔵体<インキ連通部<塗布体の関係を満たすものであれば、前部インキ連通部として別部材を用いても良い。
【0013】
インキ吸蔵体5は、インキを吸収しやすく且つ吐き出しやすい、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレン、アセテートなどの繊維集束体(中綿)や連続気泡のスポンジ体などを適宜使えばよい。特に、中綿は、断面が円形や矩形の一般的な柱状部材を用いることができるので、製作費が安価で組立も簡単なものを用いることができるので好ましい。
【0014】
以下に上述した実施例1記載の塗布具の作用、機能を示す。まず、筆記により塗布体1のインキが消耗するとき、塗布体1後部に位置する連通小間隙3dのインキが吸収されるので、前部インキ収容部4a内部が減圧状態になり、インキ吸蔵体5に充填したインキが連通小間隙3dに移動し補給される。この時、インキ吸蔵体5内のインキは、毛管作用が強い前部インキ連通部5aに集まるために、前部インキ連通部5aは液密を保ち、インキのみが連通小間隙3dに移動し、前部インキ収容部4aに外部空気は吸入されない。筆記によるインキ消耗がさらに進むと、予めインキを充填されていたインキ吸蔵体5内の毛管間隙内のインキは、外気道4gから通気間隙4eを通った外部空気と置き換わり、インキ吸蔵体5内部はインキを失った空の毛管空隙が増加し、インキ連通部5aに集まるインキも少なくなる。従って、インキ連通部5aから連通小間隙3dに空気が吸入されはじめ、連通小間隙3dを介して、インキ収納容部4a内のインキが、塗布体に移動すると同時に空気交換が行われるようになっていく。インキ消耗の進行で、このように空の毛管間隙がインキ吸蔵体5内部に増加していく過程では、インキ吸蔵体5内に存在する毛管空隙は、インキ吸蔵体5内部の毛管作用の弱い部分から先にインキが移動消耗し、だんだんインキが毛管作用の強い部分に残り、ついには毛管作用が強い前部インキ連通部5aの毛管力と均衡し、さらに均衡を超えると、前部インキ連通部5aの毛管内にも、空気が吸入されていく。
【0015】
従って、インキ吸蔵体5内の毛管作用と前部インキ連通部5aの毛管作用の強さが均衡する前の段階にあるときは、インキ吸蔵体5内の毛管が前部インキ収容部4a中のインキを吸収することを毛管作用が強い前部インキ連通部5aが抑制しており、インキ吸蔵体5内は空の毛管空隙を多く残した状態を保っている。このように筆記による塗布体1のインキ消耗によって、インキ吸蔵体5内に空の毛管空隙が多い状態を作り出しているため、保管中や使用中の温度や気圧の変化によって、前部インキ収容部4aに吸入された空気が膨張し、内部のインキが強制的に押し出される状態になった時も、インキ吸蔵体5内の空の毛管空隙部が、前部インキ連通部5aからインキを吸収して、塗布体1からインキ漏れが発生するのを防止することができるのである。再び前部インキ収容部4a内の空気が収縮する場合、インキ吸蔵体5が吸収したインキは、前部インキ収容部4a内の減圧によって吸い戻されること、及びインキ吸蔵体5のインキは塗布中、真っ先に消耗されるから、再びインキを吸収する能力を回復し、繰り返される膨張・収縮にもインキ漏洩が起こりにくいものになっている。
【0016】
なお、本実施例1の構造は、二つのインキ収納容器に対して、一体化した一つのインキ吸蔵体を用いるように構造を工夫しているから、部品数も少なく安価に製造することが可能であり、合わせて、一つのインキ吸蔵体の両端側に塗布体とインキ収容部を取り付けた構造であるので、二つのインキ収容部内のインキがインキ吸蔵体内で混合して補完しあうことになり、インキ消費量も安定化するなどの好ましい効果を得ることができた。
【0017】
この様な作用は、水性タイプのインキは勿論のこと、沸点が70℃以上のアルコール類、ケトン類、エステル類、エーテル類、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素などの溶剤よりなる油性インキにも好適で、塗布体のインキ吐出消耗に呼応したインキ収容部内への空気吸入及び塗布体へのインキの移動も適切に行うことができ、インキの吐出性とインキ漏洩に対して好ましい筆記具が得られた。
【0018】
実施例2
図2に本発明の実施例を示す。図2は本実施例の縦断面図である。この実施例は、前記実施例1において、インキ吸蔵体として前部中綿5bと後部中綿50bと用い、2本の中綿の間に中綿しきり6を配置することで2本の中綿が互いに接触することのない構造とした以外は、実施例1と同様である。このような構造をとることで、インキ収容部内の空気が膨張し、中綿の中全体にインキがしみこむ状態となったときも、前部インキ収容部から吸収されたインキと後部インキ収容部から吸収されたインキが中綿の中で接触・混合される恐れがなくなる。これによって、前部側と後部側に異なる色、あるいは特性のインキを使用することが可能となる。
【0019】
【発明の効果】
本発明により、油性インキを充填しても保存中や使用上の諸々の使用環境条件下でボタ落ちなどインキ漏洩をせず、適切なインキ吐出を維持する品質を備えた実用的に安価に製作できる塗布具が完成できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の縦断面図である。
【図2】 実施例2の縦断面図である。
【符号の説明】
1 塗布体
1a 塗布体段部
2 前軸
3 固定管
3a 固定管大径部
3b 固定管小径部
3c 固定管段部
3d 連通小間隙
4 インキ収容部
4a 前部インキ収容部
4b 前部インキ収容部外管
4c 前部インキ収容部内管
4d 縦リブ
4e 通気間隙
4f 連結部
4g 通気道
40a 後部インキ収納部
40b 後部インキ収納部外管
40c 後部インキ収納部内管
5 中綿
5a 前部インキ連通部
5b 前部中綿
50b 後部中綿

Claims (2)

  1. 軸筒内の前部と後部に各々前部生インキ収容部と後部生インキ収容部を配置し、前部生インキ収容部の前方側に前部インキ連通部を設け、後部生インキ収容部の後方側に繊維収束体或いは、スポンジ体からなる後部インキ連通部を設け、前部生インキ収容部と繊維収束体或いは、スポンジ体からなる前部インキ連通部とを連通させ、後部インキ連通部と後部生インキ収容部とを連通させ、前部インキ連通部の前方に前部塗布体を、後方にインキ吸蔵体の前端側が連接するよう配置し、後部インキ連通部の後方に後部塗布体を、前方に前記インキ吸蔵体の後端側が連接するよう配置し、また、前記インキ吸蔵体は、塗布体の周囲を介して塗布具外部と連通する通気道と連通しており、かつ、インキ吸蔵体とインキ連通部と塗布体各々の密度は、インキ吸蔵体<インキ連通部<塗布体の関係を有し、その関係を満たすことによって各々の毛管力をインキ吸蔵体<インキ連通部<塗布体としたことを特徴とする塗布具。
  2. インキ吸蔵体は、前部インキ吸蔵体及び後部インキ吸蔵体とよりなり、これらが非接触であることを特徴とする請求項1記載の塗布具。
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