JP3848302B2 - ガラス溶融炉及びその運転方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はガラス溶融炉及びその運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
使用済み燃料の再処理に伴って発生する高レベル放射性廃液は、廃液処理設備においてガラス固化処理した後、廃棄物保管施設に保管される。
【0003】
図4は廃液処理設備のガラス溶融炉の一例を示すものであり、このガラス溶融炉は、耐火材及び断熱材の複合構造によって溶融ガラスGを貯留可能な溶融空間1を形成し且つ底部に流出口2に有する炉本体3と、該炉本体3の頂部から溶融空間1に連なる原料供給管4、ガス排出管5及び電極収納筒6と、下端部が溶融空間1に貯留した溶融ガラスGに浸漬するように電極収納筒6に取り付けた上部電極7と、溶融空間1の内底中心部に位置するように炉本体3に組み込んだ下部電極8と、流出口2に連なるように炉本体3の底部に設けた流下ノズル9と、該流下ノズル9を周方向に取り囲む誘導加熱コイル10と、前記の炉本体3を格納する外殻11とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
溶融空間1は、円筒状の内側壁12と、該内側壁12の下縁部に連なる漏斗状の内底壁13とを有している。
【0005】
図4に示すガラス溶融炉では、ガラス原料(溶融ガラスGの原料)を原料供給管4から溶融空間1へ送給し、炉本体3に付帯している間接加熱ヒータ(図示せず)でガラス原料を溶融させたうえ、上部電極7と下部電極8との間に溶融ガラスGを介して電流を通電し、ジュール熱により溶融ガラスGを固化しないように保温する。
【0006】
このとき、流下ノズル9内でガラスが固化して、溶融空間1から外部への溶融ガラスGの流出が阻止される。
【0007】
この状態で、原料供給管4から溶融空間1へガラス原料を送給すると、溶融ガラスGにガラス原料が溶融し、原料供給管4を介して溶融空間1へ使用済み燃料の湿式再処理により発生した廃液を送給すると、溶融ガラスGに廃液が混ざり合う。
【0008】
廃液をガラス固化処理するのにあたっては、上部電極7と下部電極8との間に溶融ガラスGを介して電流を通電して、溶融ガラスGの粘度が流下に適した状態になるように、当該溶融ガラスGの温度を全体的に高め、流下ノズル9の直下に容器(図示せず)を配置する。
【0009】
この後、誘導加熱コイル10へ電力を供給することにより流下ノズル9を加熱し、当該流下ノズル9内で固化しているガラスを溶融させ、廃液が混入した溶融ガラスGを、溶融空間1から流下ノズル9を介して容器内へ流下させる。
【0010】
容器に充填した溶融ガラスGの量が設定値に近付いたならば、誘導加熱コイル10による流下ノズル9の加熱を中断し、必要に応じて空気噴射管(図示せず)から流下ノズル9へ空気を吹き付ける。
【0011】
これにより、流下ノズル9内で再びガラスが固化して、溶融ガラスGの流下が停止する。
【0012】
【特許文献1】
特開平04−161897号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示すガラス溶融炉では、上部電極7、下部電極8、及び炉本体3の耐火材などが高温の溶融ガラスGによって腐食するため、供用期間が5年程度であり、溶融炉の置換に伴って多量の廃棄物が発生することになる。
【0014】
また、高レベル放射性廃液中に含まれている白金族が、炉本体3の内底部分に堆積し、当該堆積層によって溶融ガラスGの流出が阻害される。
【0015】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、長期間にわたってガラス溶融炉を供用できるようにすることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載のガラス溶融炉では、円筒状の内側壁及びその下縁部に連なった漏斗状の内底壁を有する空間に溶融ガラスを貯留可能な炉本体と、該炉本体の頂部に設けられ前記空間へ廃液を送給可能な原料供給管と、上下に延び且つ下端部分が炉本体内の溶融ガラスに浸漬し得る一対の電極と、炉本体内底部から下方へ延びる流下ノズルと、該流下ノズルを加熱する手段と、炉本体内底部を取り外し可能に覆い且つ流下ノズルに連なる流出口を有する受皿部材と、炉本体の内側壁及び内底壁を取り囲む冷却ジャケットを有する外殻とを備えている。
【0017】
本発明の請求項2に記載のガラス溶融炉の運転方法では、炉本体内に溶融ガラスを貯留したうえ、一対の電極間に電流を通電してガラスを加熱するとともに、冷却ジャケットに冷却媒体を流通させて炉本体の内側壁及び内底壁にガラス凝固層を形成した後、冷却ジャケットへの冷却媒体の流通を中断してガラス凝固層を溶解させ、更に、炉本体内の溶融ガラス及び堆積した白金族を外部へ排出し、受皿部材を新しいものに交換する。
【0020】
本発明の請求項1に記載のガラス溶融炉においては、炉本体を取り囲む冷却ジャケットに冷却媒体を流通させて、炉本体と溶融ガラスとの間にガラス凝固層を形成し、また、冷却ジャケットへの冷却媒体の流通を中断させてガラス凝固層を溶解し、流下ノズルを加熱して炉本体内の溶融ガラスを外部へ払い出す。
【0021】
本発明の請求項2に記載のガラス溶融炉の運転方法においては、炉本体の内面に形成したガラス凝固層が、高温の溶融ガラスによる炉本体の腐食を抑制し、また、ガラス凝固層を溶解させ且つ白金族を溶融ガラスとともに炉本体の外部へ払い出す。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図示例とともに説明する。
【0025】
図1及び図2は本発明のガラス溶融炉の実施の形態の一例を示すものであり、このガラス溶融炉は、耐火材によって溶融ガラスGを貯留可能な溶融空間14を形成し且つ底部に挿入口15を有する炉本体16と、挿入口15に上端部を差し込んだ流下ノズル17と、該流下ノズル17に連なる流出口18を有し且つ溶融空間14の内底中心部分を覆う受皿部材19と、流下ノズル17を周方向に取り囲む誘導加熱コイル20と、炉本体16を格納する外殻21と、下端部分が溶融空間14の溶融ガラスGに浸漬し得る一対の電極22とを備えている。
【0026】
溶融空間14は、円筒状の内側壁23と、該内側壁23の下縁部に連なる漏斗状の内底壁24とを有している。
【0027】
炉本体16の頂部には、溶融空間14に連なる原料供給管25、並びに一対の電極支持筒26が設けられ、また、ヒータ挿入孔27が穿設されている。
【0028】
炉本体16の側部の上寄り箇所には、溶融空間14に連なるガス排出管28が設けられている。
【0029】
受皿部材19は、流出口18を形成する筒状部29と、該筒状部29を周方向に取り囲んで漏斗状傾斜面である内底壁24に連なる縁堰部30と、筒状部29及び縁堰部30の間に位置する環状の凹陥部31とを有し、炉本体16から取り外すことができるようになっている。
【0030】
外殻21には、炉本体16を周方向に取り囲む冷却構造体32が組み込まれている。
【0031】
この冷却構造体32の内部には、冷却媒体が流通可能な冷却ジャケット33が形成されている。
【0032】
電極支持筒26には、電極22の上端部分が上下方向へ摺動可能に挿入されている。
【0033】
更に、前記のヒータ挿入孔27には、原料供給管25から溶融空間14に送給したガラス原料を溶融させるための間接加熱ヒータ34が取り付けられている。
【0034】
図1に示すガラス溶融炉では、ガラス原料を原料供給管25から溶融空間14へ送給し、間接加熱ヒータ34でガラス原料を溶融させ、電極22の間に溶融ガラスGを介して電流を通電し、ジュール熱により溶融ガラスGを固化しないように保温する。
【0035】
このとき、流下ノズル17内でガラスが固化して、溶融空間14から外部への溶融ガラスGの流出が阻止される。
【0036】
更に、水などの液体、または空気などの気体を冷却媒体として冷却ジャケット33に連続的に流通させて炉本体16を冷却し、当該炉本体16の内側壁23、及び内底壁24を被覆するガラス凝固層Sを形成させる。
【0037】
これにより、溶融ガラスGが炉本体16に触れることがなくなり、高温の溶融ガラスGに起因した炉本体16の腐食が回避される。
【0038】
この状態で、溶融空間14へガラス原料を送給すると、溶融ガラスGにガラス原料が溶融し、また、原料供給管25から溶融空間14へ使用済み燃料の湿式再処理により発生した廃液を送給すると、溶融ガラスGに廃液が混ざり合う。
【0039】
廃液をガラス固化処理する際には、流下ノズル17の直下に容器(図示せず)を配置した後、誘導加熱コイル20へ電力を供給することにより流下ノズル17を加熱し、当該流下ノズル17内で固化しているガラスを溶融させ、廃液が混入した溶融ガラスGを、溶融空間14から容器内へ流下させる。
【0040】
高レベル放射性廃液中に含まれている白金族は、漏斗状に傾斜した内底壁24に沿って滑り落ち、受皿部材19の凹陥部31に堆積するので、当該堆積層が溶融ガラスGの流出を阻害することはない。
【0041】
容器に充填した溶融ガラスGの量が設定値に近付いたならば、誘導加熱コイル20による流下ノズル17の加熱を中断して、空気噴射管(図示せず)から流下ノズル17へ空気を吹き付けると、流下ノズル17内で再びガラスが固化して、溶融ガラスGの流下が停止する。
【0042】
また、所定期間が経過するごとに、冷却ジャケット33への冷却媒体の流通を中断してガラス凝固層Sを溶解させ、誘導加熱コイル20により流下ノズル17を加熱して、溶融ガラスGの全量を炉本体16の外部へ払い出す。
【0043】
このとき、間接加熱ヒータ34によって溶融ガラスGの保温を図り、流動性を確保する。
【0044】
これにより、ガラス凝固層Sなどに付着していた白金族も炉本体16の外部へ排出される。
【0045】
更に、受皿部材19を新しいものに交換して、当該受皿部材19の凹陥部31に白金族を堆積させるようにし、また、電極22も新しいものに交換して、当該電極22の表面積を確保する。
【0046】
このように、上記のガラス溶融炉においては、炉本体16の内側壁23、及び内底壁24を被覆するガラス凝固層Sを形成させて、高温の溶融ガラスGに起因した炉本体16の腐食を回避し、更に、白金族が堆積する受皿部材19や、溶融ガラスGに浸漬する電極22を交換可能に構成しているので、長期間にわたってガラス溶融炉を供用することができる。
【0047】
図3は本発明のガラス溶融炉の実施の形態の他の例を示すものであり、図中、図1及び図2と同一の符号を付した部分は、同一物を表わしている。
【0048】
このガラス溶融炉では、図1における冷却構造体32に相当する形状のバルジ35を、耐火材によって炉本体16と一体的に設けている。
【0049】
バルジ35の内部には、冷却媒体が流通可能な冷却ジャケット36が形成されており、図3に示すガラス溶融炉によっても、図1及び図2に示すガラス溶融炉と同様な作用効果を得ることができる。
【0050】
なお、本発明のガラス溶融炉及びその運転方法は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、流下ノズルのない炉本体を傾けて、溶融ガラスを出湯させるようにすること、あるいは、流下ノズルのない炉本体にガラス原料を逐次送給して、溶融ガラスをオーバーフローさせるようにすること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のガラス溶融炉及びその運転方法によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0052】
(1)請求項1あるいは請求項2に記載のガラス溶融炉のいずれにおいても、炉本体を取り囲む冷却ジャケットに冷却媒体を流通させて、炉本体と溶融ガラスとの間にガラス凝固層を形成するので、高温の溶融ガラスに起因した炉本体の腐食を回避し、長期間にわたってガラス溶融炉を供用することができる。
【0053】
(2)請求項2に記載のガラス溶融炉においては、冷却ジャケットへの冷却媒体の流通を中断してガラス凝固層を溶解させたうえ、流下ノズルを加熱すると、白金族を溶融ガラスとともに炉本体の外部へ払い出すことができ、また、受皿部材を交換することによって堆積した白金族を除去できる。
【0054】
(3)請求項3に記載のガラス溶融炉の運転方法においては、炉本体の内面に形成したガラス凝固層が、高温の溶融ガラスによる炉本体の腐食を抑制するので、長期間にわたってガラス溶融炉を供用することができる。
【0055】
(4)請求項4に記載のガラス溶融炉の運転方法においては、ガラス凝固層を溶解させ且つ白金族を溶融ガラスとともに炉本体の外部へ払い出すので、長期間にわたってガラス溶融炉を供用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス溶融炉の実施の形態の一例を示す概念図である。
【図2】図1に関連する受皿部材の斜視図である。
【図3】本発明のガラス溶融炉の実施の形態の他の例を示す概念図である。
【図4】従来のガラス溶融炉の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
16 炉本体
17 流下ノズル
18 流出口
19 受皿部材
20 誘導加熱コイル
21 外殻
22 電極
33 冷却ジャケット
G 溶融ガラス
S ガラス凝固層

Claims (2)

  1. 円筒状の内側壁及びその下縁部に連なった漏斗状の内底壁を有する空間に溶融ガラスを貯留可能な炉本体と、該炉本体の頂部に設けられ前記空間へ廃液を送給可能な原料供給管と、上下に延び且つ下端部分が炉本体内の溶融ガラスに浸漬し得る一対の電極と、炉本体内底部から下方へ延びる流下ノズルと、該流下ノズルを加熱する手段と、炉本体内底部を取り外し可能に覆い且つ流下ノズルに連なる流出口を有する受皿部材と、炉本体の内側壁及び内底壁を取り囲む冷却ジャケットを有する外殻とを備えてなることを特徴とするガラス溶融炉。
  2. 炉本体内に溶融ガラスを貯留したうえ、一対の電極間に電流を通電してガラスを加熱するとともに、冷却ジャケットに冷却媒体を流通させて炉本体の内側壁及び内底壁にガラス凝固層を形成した後、冷却ジャケットへの冷却媒体の流通を中断してガラス凝固層を溶解させ、更に、炉本体内の溶融ガラス及び堆積した白金族を外部へ排出し、受皿部材を新しいものに交換する請求項1に記載のガラス溶融炉の運転方法。
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