JP3845402B2 - 電動パワーステアリング装置におけるバスバーの断線検出装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置におけるバスバーの断線検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、バッテリおよび操舵用のモータ間に配置されて該モータを正逆転駆動するHブリッジ回路と、ドライバーがステアリングハンドルに加える操舵トルクの方向と逆方向にモータが駆動されるのを防止するモータ駆動禁止手段とを備えた電動パワーステアリング装置におけるバスバーの断線検出装置に関する。
電動パワーステアリング装置のモータを、4個のスイッチング素子を備えたHブリッジ回路を介して駆動するものが、下記特許文献1により公知である。Hブリッジ回路は、その4個のスイッチング素子のうち、第1の対角位置にある2個のスイッチング素子をONすることによりモータを正転駆動し、第2の対角位置にある2個のスイッチング素子をONすることによりモータを逆転駆動することができる。この電動パワーステアリング装置はモータの駆動を禁止するモータ駆動禁止手段を備えており、ドライバーのステアリング操作をアシストすべきモータが、ドライバーがステアリングハンドルに加える操舵トルクの方向と逆方向のトルクを発生するのを禁止するようになっている。
ところで、Hブリッジ回路および電子制御ユニットを接続するバスバーの断線故障を検出するために、第1〜第4スイッチング素子を順番にONしてモータの端子電圧を検出する手法が知られている。モータの端子電圧はバッテリ電圧を分圧した電圧でプルアップされており、一端側が接地された第1スイッチング素子あるいは第2スイッチング素子をONすると、モータの端子電圧がプルアップ電圧から接地電圧に低下することでバスバーが正常であることが確認され、また一端側がバッテリのプラス極に接続された第3スイッチング素子あるいは第4スイッチング素子をONすると、モータの端子電圧がプルアップ電圧からバッテリ電圧以上に上昇することでバスバーが正常であることが確認される。
しかしながら、上述したバスバーの断線故障のチェック中に何らかの理由でモータ駆動禁止手段が作動すると、チェックすべきスイッチング素子にON指令を出力しても、第1、第2の対角位置のうちの一方の対角位置にある2個のスイッチング素子がONすることが禁止されるため、ON指令を受けたスイッチング素子がONせずにバスバーが断線故障したと誤判定される可能性がある。
そこで従来は、モータ駆動禁止手段が第1、第2の対角位置のうちの一方だけの対角位置にある2個のスイッチング素子がONすることが禁止することに着目し、第1、第2の対角位置のうちの少なくとも一方の対角位置にある2個のスイッチング素子をONしたときにモータ端子電圧が正常に変化すれば異常なしとの判定を下していた。
特開2000−190861号公報
ところで、図4に示すように、Hブリッジ回路41とモータ端子電圧検出回路50とを接続するバスバー61,62(太線部分参照)が断線すると、次のような現象が発生する。
例えば、バスバー61が断線すると、第1スイッチング素子46aがONしてもモータ端子電圧検出回路50が検出する電圧は接地電位である0Vにならず、プルアップ電圧が検出されてしまう。すると電子制御ユニットUは、モータ端子電圧検出回路50が検出する電圧が接地電位である0Vにならないのは、モータ駆動禁止回路52が第1スイッチング素子46aがONすることを禁止しているためだと認識し、第1スイッチング素子46aを含まぬ対角位置にある第2、第3スイッチング素子46b,46cをONしてモータ端子電圧が変化すれば異常なしと判定し、バスバー61の断線を見過ごしてしまう問題があった。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、Hブリッジ回路とモータ端子電圧検出手段とを接続するバスバーの断線を検出できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、バッテリおよび操舵用のモータ間に配置されて該モータを正逆転駆動するHブリッジ回路が、バッテリのプラス極に接続する高圧端子と、バッテリのマイナス極に接続する低圧端子と、モータに接続する第1、第2出力端子と、低圧端子および第1出力端子を接続する第1スイッチング素子と、低圧端子および第2出力端子を接続する第2スイッチング素子と、高圧端子および第1出力端子を接続する第3スイッチング素子と、高圧端子および第2出力端子を接続する第4スイッチング素子とで構成され、Hブリッジ回路の第1、第2出力端子をモータ端子電圧検出手段に接続するバスバーが所定電圧にプルアップされており、ドライバーがステアリングハンドルに加える操舵トルクの方向と逆方向にモータが駆動されるのを防止すべく、第1〜第4スイッチング素子のうちの何れかの対角位置にある2個のスイッチング素子がONするのを禁止するモータ駆動禁止手段を備えた電動パワーステアリング装置において、モータ駆動禁止手段の非作動時に、第1スイッチング素子をONしてもモータ端子電圧検出手段が検出する第1出力端子の電圧が前記所定電圧から低下しないとき、あるいは第2スイッチング素子をONしてもモータ端子電圧検出手段が検出する第2出力端子の電圧が前記所定電圧から低下しないときに、バスバーの断線を判定することを特徴とする、電動パワーステアリング装置におけるバスバーの断線検出装置が提案される。
尚、実施例のモータ端子電圧検出回路50は本発明のモータ端子電圧検出手段に対応し、実施例のモータ駆動禁止回路52は本発明のモータ駆動禁止手段に対応する。
請求項1の構成によれば、モータ駆動禁止手段が作動していないために第1〜第4スイッチング素子の全てがON可能なときに、第1スイッチング素子をONしてもモータ端子電圧検出手段が検出する第1出力端子の電圧がプルアップされた所定電圧から低下しない場合には、バスバーが断線してモータ端子電圧検出手段と接地電位である低圧端子との導通が遮断されたと判断し、また第2スイッチング素子をONしてもモータ端子電圧検出手段が検出する第2出力端子の電圧が前記所定電圧から低下しない場合には、バスバーが断線してモータ端子電圧検出手段と接地電位である低圧端子との導通が遮断されたと判断するので、バスバーの断線を的確に検出することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図14は本発明の一実施例を示すもので、図1は電動パワーステアリング装置の全体斜視図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4はモータの駆動回路を示す図、図5はモータの正転時および逆転時の作用説明図、図6は第1スイッチング素子あるいは第2スイッチング素子をONしたときの作用説明図、図7は第3スイッチング素子あるいは第4スイッチング素子をONしたときの作用説明図、図8はバスバーの断線時に第1スイッチング素子あるいは第2スイッチング素子をONしたときの作用説明図、図9〜図13は故障検出の作用を説明するフローチャート、図14は故障検出の作用を説明するタイムチャートである。
図1に示すように、ステアリングハンドル11と一体に回転する上部ステアリングシャフト12は、上部ユニバーサルジョイント13、下部ステアリングシャフト14および下部ユニバーサルジョイント15を介して、減速機16から上方に突出するピニオンシャフト17に接続される。減速機16の下端に接続されたステアリングギヤボックス18の左右両端から突出するタイロッド19,19が、左右の車輪WL,WRの図示せぬナックルに接続される。減速機16にはモータMが支持されており、このモータMの作動が、減速機16の内部に収納した操舵トルクセンサStからの信号が入力される電子制御ユニットUにより制御される。
図2および図3に示すように、減速機16はステアリングギヤボックス18と一体の下部ケース21と、その上面にボルト22…で結合された中間ケース23と、その上面にボルト24…で結合された上部ケース25とを備えており、ステアリングギヤボックス18および上部ケース25にボールベアリング26,27で前記ピニオンシャフト17が回転自在に支持される。ピニオンシャフト17の下端に設けられたピニオン28が、ステアリングギヤボックス18の内部に左右移動自在に支持したラックバー29に設けられたラック30に噛合する。ステアリングギヤボックス18に形成した貫通孔18aに押圧部材31が摺動自在に収納されており、貫通孔18aを閉塞するナット部材32との間に配置したスプリング33で押圧部材31をラックバー29の背面に向けて付勢することで、ラックバー29の撓みが抑される。
減速機16の内部に延びるモータMの回転軸34は、一対のボールベアリング35,36で下部ケース21に回転自在に支持されており、モータMの回転軸34に設けられたウオーム37が、ピニオンシャフト17に固定されたウオームホイール38に噛合する。
従って、モータMを駆動すると回転軸34のトルクがウオーム37およびウオームホイール38を介してピニオンシャフト17に伝達され、ドライバーのステアリング操作がモータMによってアシストされる。
図4には、電子制御ユニットUからの指令でモータMを駆動するモータ駆動回路Cが示される。モータ駆動回路CはHブリッジ回路41を備えており、その高圧端子THはシャント抵抗42、パワーリレー43およびチョークコイル44を介して車載の12Vのバッテリ45のプラス極45aに接続され、その低圧端子TLは接地されてバッテリ45のマイナス極45bに接続される。Hブリッジ回路41の第1出力端子TM1および第2出力端子TM2はモータMに接続されており、低圧端子TLおよび第1出力端子TM1が第1スイッチング素子46aで接続され、低圧端子TLおよび第2出力端子TM2が第2スイッチング素子46bで接続され、高圧端子THおよび第1出力端子TM1が第3スイッチング素子46cで接続され、高圧端子THおよび第2出力端子TM2が第4スイッチング素子46dで接続される。第1〜第4スイッチング素子46a〜46dは、例えば電界効果トラジスタ(FET)で構成される。第1出力端子TM1および第2出力端子TM2の何れか一方(実施例では第1出力端子TM1)とモータMとの間に、フェイルセーフリレー47が配置される。
バッテリ45からHブリッジ回路41への電力の供給をON/OFFするパワーリレー43と、異常時にモータMを停止させるフェイルセーフリレー47とは、電子制御ユニットUにより制御される共通のリレー駆動回路48に接続されており、パワーリレー43およびフェイルセーフリレー47は連動してON/OFFする。即ち、パワーリレー43がONするとフェイルセーフリレー47もONし、パワーリレー43がOFFするとフェイルセーフリレー47もOFFし、これによりコストの低減およびリレー駆動回路48の故障率の低減が図られる。
パワーリレー43およびHブリッジ回路41間に配置されたシャント抵抗42はモータ電流検出回路49に接続されており、電子制御ユニットUに接続されたモータ電流検出回路49は、シャント抵抗42の両端の電位差とシャント抵抗42の抵抗値とに基づいて、バッテリ45からHブリッジ回路41に供給される電流を検出する。
第1出力端子TM1の電位VMNおよび第2出力端子TM2の電位VMP、つまりモータMの両端子の電位は、電子制御ユニットUに接続されたモータ端子電圧検出回路50により検出される。モータMが作動していないとき、第1出力端子TM1の電位VMNおよび第2出力端子TM2の電位VMPはバッテリ電圧よりも低いプルアップ電圧にプルアップされている。
Hブリッジ回路41の第1〜第4スイッチング素子46a〜46dは、電子制御ユニットUに接続されたスイッチング素子駆動回路51によりデューティ制御される。即ち、図5(A)に示すように、対角位置にある第1スイッチング素子46aおよび第4スイッチング素子46dがONすると、第1出力端子TM1が低圧端子TLに接続されて0Vになり、第2出力端子TM2が高圧端子THに接続されて12Vになることで、モータMが正転する。このとき、第1スイッチング素子46aおよび第4スイッチング素子46dの何れか一方のデューティ比を制御することで、モータMに流れる電流を制御することができる。
また図5(B)に示すように、他の対角位置にある第2スイッチング素子46bおよび第3スイッチング素子46cがONすると、第2出力端子TM2が低圧端子TLに接続されて0Vになり、第1出力端子TM1が高圧端子THに接続されて12Vになることで、モータMが逆転する。このとき、第2スイッチング素子46bおよび第3スイッチング素子46cの何れか一方のデューティ比を制御することで、モータMに流れる電流を制御することができる。
電子制御ユニットUとスイッチング素子駆動回路51との間にモータ駆動禁止回路52が配置される。電子制御ユニットUは操舵トルク検出手段Stで検出した操舵トルクの方向と逆方向にモータMが駆動されないように監視しており、所定値以上の正転方向または逆転方向の操舵トルクが入力されると、モータ駆動禁止回路52を介してスイッチング素子駆動回路51にモータ駆動禁止信号を出力する。モータ駆動禁止信号を受けたスイッチング素子駆動回路51は、モータMの正転が禁止された場合には第1スイッチング素子46aおよび第4スイッチング素子46dのデューティ比を0%に固定し、モータMの逆転が禁止された場合には第2スイッチング素子46bおよび第3スイッチング素子46cのデューティ比を0%に固定する。
図6(A)に示すように、第1スイッチング素子46aをONすると第1出力端子TM1が低圧端子TLを介して接地されるため、モータ端子電圧検出回路50で検出される電圧VMNは接地電圧である0Vになる。同様に、図6(B)に示すように、第2スイッチング素子46bをONすると第2出力端子TM2が低圧端子TLを介して接地されるため、モータ端子電圧検出回路50で検出される電圧VMPは接地電圧である0Vになる。
図7(A)に示すように、第3スイッチング素子46cをONすると第1出力端子TM1が高圧端子THを介してバッテリ45に接続されるため、モータ端子電圧検出回路50で検出される電圧VMNはプルアップ電圧よりも高くなる。同様に、図7(B)に示すように、第4スイッチング素子46dをONすると第2出力端子TM2が高圧端子THを介してバッテリ45に接続されるため、モータ端子電圧検出回路50で検出される電圧VMPはプルアップ電圧よりも高くなる。
それに対して、図8(A)に示すように、バスバー61が×印の位置で断線した状態で第1スイッチング素子46aをONすると、第1出力端子TM1の電位は接地電圧である0Vになるが、モータ端子電圧検出回路50で検出される電圧VMNはプルアップ電圧に保持される。同様に、図8(B)に示すように、バスバー62が×印の位置で断線した状態で第2スイッチング素子46bをONすると、第2出力端子TM2の電位は接地電圧である0Vになるが、モータ端子電圧検出回路50で検出される電圧VMPはプルアップ電圧に保持される。
次に、バスバー61,62の断線検出の作用を、図9〜図13のフローチャートに基づいて説明する。
本プログラムはイグニッションスイッチをオンした直後のイニシャライズ処理の一部として実行されるもので、予め第1〜第4スイッチング素子46a〜46dを全てOFFし、後述する電圧監視OKカウンタINVMOKC、電圧監視NGカウンタINVMNGC、第1電圧監視キャンセルカウンタVMCNCT1および第2電圧監視キャンセルカウンタVMCNCT2をリセットしておく。
先ず、ステップS1cで第3スイッチング素子46cをデューティ比100%でONし、ステップS2cでモータ端子電圧検出回路50が検出した第1出力端子TM1の電圧ADVMNを閾値♯INVMH(実施例では8V)と比較する。第3スイッチング素子46cがONすれば第1出力端子TM1の電圧ADVMNはプルアップ電圧以上になるはずであり、前記ステップS2cでADVMN≧♯INVMHが成立すれば正常であると判断し、ステップS3cで電圧監視OKカウンタINVMOKCをインクリメントする。続くステップS4cで所定時間(実施例では20msec)が経過して電圧監視OKカウンタINVMOKCが閾値♯INVMOKD以上になれば、ステップS5cで第3スイッチング素子判定フラグF VMNHを1(正常)にセットする。
それに対して、前記ステップS2cでADVMN≧♯INVMHが成立しなければ異常であると判断し、ステップS6cで右側出力禁止フラグF INHR=1でなくてモータ駆動禁止回路52が作動していなければ、ステップS7cで電圧監視NGカウンタINVMNGCをインクリメントする。続くステップS8cで所定時間(実施例では20msec)が経過して電圧監視NGカウンタINVMNGCが閾値♯INVMNGD以上になれば、ステップS9cで第3スイッチング素子判定フラグF VMNHを0(異常)にセットする。
また前記ステップS6cで右側出力禁止フラグF INHR=1であってモータ駆動禁止回路52が作動していれば、その履歴を残すべくステップS10cで第1電圧監視キャンセルカウンタVMCNCT1をインクリメントする。
そしてステップS11cで第3スイッチング素子46cをOFFし、ステップS12cで電圧監視OKカウンタINVMOKCをリセットし、ステップS13cで電圧監視NGカウンタINVMNGCをリセットする。
続くステップS1d〜S13dで、今度は第4スイッチング素子46dについて、前記ステップS1c〜S13cで行った第3スイッチング素子46cに関する処理と同様の処理を実行する。
即ち、ステップS1d第4スイッチング素子46dをデューティ比100%でONし、ステップS2dでモータ端子電圧検出回路50が検出した第2出力端子TM2の電圧ADVMPを閾値♯INVMH(実施例では8V)と比較する。第4スイッチング素子46dがONすれば第2出力端子TM2の電圧ADVMPはプルアップ電圧以上になるはずであり、前記ステップS2dでADVMP≧♯INVMHが成立すれば正常であると判断し、ステップS3dで電圧監視OKカウンタINVMOKCをインクリメントする。続くステップS4dで所定時間(実施例では20msec)が経過して電圧監視OKカウンタINVMOKCが閾値♯INVMOKD以上になれば、ステップS5dで第4スイッチング素子判定フラグF VMPHを1(正常)にセットする。
それに対して、前記ステップS2dでADVMP≧♯INVMHが成立しなければ異常であると判断し、ステップS6dで左側出力禁止フラグF INHL=1でなくてモータ駆動禁止回路52が作動していなければ、ステップS7dで電圧監視NGカウンタINVMNGCをインクリメントする。続くステップS8dで所定時間(実施例では20msec)が経過して電圧監視NGカウンタINVMNGCが閾値♯INVMNGD以上になれば、ステップS9dで第4スイッチング素子判定フラグF VMPHを0(異常)にセットする。
また前記ステップS6dで左側出力禁止フラグF INHL=1であってモータ駆動禁止回路52が作動していれば、その履歴を残すべくステップS10dで第2電圧監視キャンセルカウンタVMCNCT2をインクリメントする。
そしてステップS11dで第4スイッチング素子46dをOFFし、ステップS12dで電圧監視OKカウンタINVMOKCをリセットし、ステップS13dで電圧監視NGカウンタINVMNGCをリセットする。
続くステップS1a〜S13a,S14a,S15aで、今度は第1スイッチング素子46aについて、前記ステップS1c〜S13cで行った第3スイッチング素子46cに関する処理と類似の処理を実行する。
即ち、ステップS1aで第1スイッチング素子46aをデューティ比100%でONし、ステップS2aでモータ端子電圧検出回路50が検出した第1出力端子TM1の電圧ADVMNを閾値♯INVML(実施例では1V)と比較する。第1スイッチング素子46aがONすれば第1出力端子TM1の電圧ADVMNは接地電圧(0V)になるはずであり、前記ステップS2aでADVMN≦♯INVMLが成立すれば正常であると判断し、ステップS3aで電圧監視OKカウンタINVMOKCをインクリメントする。続くステップS4aで所定時間(実施例では20msec)が経過して電圧監視OKカウンタINVMOKCが閾値♯INVMOKD以上になれば、ステップS5aで第1スイッチング素子判定フラグF VMNLを1(正常)にセットする。
それに対して、前記ステップS2aでADVMN≦♯INVMLが成立しなければ異常であると判断し、ステップS6aで左側出力禁止フラグF INHL=1でなくてモータ駆動禁止回路52が作動していなければ、ステップS7aで電圧監視NGカウンタINVMNGCをインクリメントする。続くステップS8aで所定時間(実施例では20msec)が経過して電圧監視NGカウンタINVMNGCが閾値♯INVMNGD以上になれば、ステップS9aで第1スイッチング素子判定フラグF VMNLを0(異常)にセットする。
また前記ステップS6aで左側出力禁止フラグF INHL=1であってモータ駆動禁止回路52が作動していれば、その履歴を残すべくステップS10aで第2電圧監視キャンセルカウンタVMCNCT2をインクリメントする。
そしてステップS11aで第1スイッチング素子46aをOFFした後、ステップS14aで第1スイッチング素子判定フラグF VMNL=0(異常)であり、かつステップS15aで第2電圧監視キャンセルカウンタVMCNCT2=0であれば、直ちにステップS22でバスバー61の断線故障を確定する。そしてステップS12aで電圧監視OKカウンタINVMOKCをリセットし、ステップS13aで電圧監視NGカウンタINVMNGCをリセットする。
前記ステップS14a,S15a,S22の意味するところは以下のとおりである。即ち、ステップS1aで第1スイッチング素子46aをONすると、モータ駆動禁止回路52によって第1スイッチング素子46aのONが禁止されている場合を除き、前記ステップS2bで第1出力端子TM1が低圧端子TLに接続されてモータ端子電圧検出回路50で検出される電圧ADVMNは閾値♯INVML以下になるはずである。従って、モータ駆動禁止回路52が作動していないにも関わらずに、モータ端子電圧検出回路50で検出される電圧電圧ADVMNが閾値♯INVML以下にならない場合には、バスバー61が断線しているためと判断することができる。
続くステップS1b〜S11b,S14b,S15bで、今度は第2スイッチング素子46bについて、前記ステップS11a〜S13a,S14a,S15aで行った第1スイッチング素子46aに関する処理と同様の処理を実行する。
即ち、ステップS1bで第2スイッチング素子46bをデューティ比100%でONし、ステップS2bでモータ端子電圧検出回路50が検出した第2出力端子TM2の電圧ADVMPを閾値♯INVML(実施例では1V)と比較する。第2スイッチング素子46bがONすれば第2出力端子TM2の電圧ADVMPは接地電圧(0V)になるはずであり、前記ステップS2bでADVMP≦♯INVMLが成立すれば正常であると判断し、ステップS3bで電圧監視OKカウンタINVMOKCをインクリメントする。続くステップS4bで所定時間(実施例では20msec)が経過して電圧監視OKカウンタINVMOKCが閾値♯INVMOKD以上になれば、ステップS5bで第2スイッチング素子判定フラグF VMPLを1(正常)にセットする。
それに対し、前記ステップS2bでADVMP≦♯INVMLが成立しなければ異常であると判断し、ステップS6bで右側出力禁止フラグF INHR=1でなくてモータ駆動禁止回路52が作動していなければ、ステップS7bで電圧監視NGカウンタINVMNGCをインクリメントする。続くステップS8bで所定時間(実施例では20msec)が経過して電圧監視NGカウンタINVMNGCが閾値♯INVMNGD以上になれば、ステップS9bで第2スイッチング素子判定フラグF VMPLを0(異常)にセットする。
また前記ステップS6bで右側出力禁止フラグF INHR=1であってモータ駆動禁止回路52が作動していれば、その履歴を残すべくステップS10bで第1電圧監視キャンセルカウンタVMCNCT1をインクリメントする。
そしてステップS11bで第2スイッチング素子46bをOFFした後、ステップS14bで第2スイッチング素子判定フラグF VMPL=0(異常)であり、かつステップS15bで第1電圧監視キャンセルカウンタVMCNCT1=0であれば、直ちにステップS22でバスバー62の断線故障を確定する。
前記ステップS14b,S15b,S22の意味するところは以下のとおりである。即ち、ステップS1bで第2スイッチング素子46bをONすると、モータ駆動禁止回路52によって第2スイッチング素子46bのONが禁止されている場合を除き、前記ステップS2bで第2出力端子TM2が低圧端子TLに接続されてモータ端子電圧検出回路50で検出される電圧ADVMPは閾値♯INVML以下になるはずである。従って、モータ駆動禁止回路52が作動していないにも関わらずに、モータ端子電圧検出回路50で検出される電圧ADVMPが閾値♯INVML以下にならない場合には、バスバー62が断線しているためと判断することができる。
続くステップS16で第1スイッチング素子判定フラグF VMNLが1であり、かつステップS17で第4スイッチング素子判定フラグF VMPHが1であるとき、即ち第1の対角位置にある第1スイッチング素子46aおよび第4スイッチング素子46dをONしたときに異常がなければ、バスバー61,62の断線故障は発生していないと判断する。また前記ステップS16,17でバスバー61,62が正常であることが確定しない場合でも、続くステップS18で第2スイッチング素子判定フラグF VMPLが1であり、かつステップS19で第3スイッチング素子判定フラグF VMNHが1であるとき、即ち第2の対角位置にある第2スイッチング素子46bおよび第3スイッチング素子46cをONしたときに異常がなければ、バスバー61,62の断線故障は発生していないと判断する。
そして、前記ステップS16〜S19で正常判定が下されなかった場合、続くステップS20,S21で第1電圧監視キャンセルカウンタVMCNCT1=1かつ第2電圧監視キャンセルカウンタVMCNCT2=1の場合を除き、つまりモータ駆動禁止回路52が左右両方向とも作動している場合を除き、ステップS22でバスバー61,62の断線故障を確定する。
前記ステップS20,S21の意味するところは以下のとおりである。即ち、モータ駆動禁止回路52の左方向の作動履歴および右方向の作動履歴の少なくとも一方がないにも関わらず、あたかも左右両方向の作動履歴があるように、第1の対角位置にある第1スイッチング素子46aおよび第4スイッチング素子46dをONしたときに異常があり、かつ第2の対角位置にある第2スイッチング素子46bおよび第3スイッチング素子46cをONしたときに異常があれば、バスバー61,62が断線故障したと判断される。
図14は故障検出の作用を説明するタイムチャートであり、1番目に第3スイッチング素子46cをONしたときに電位VMNが8V以上の13.82Vまで正常に上昇し、2番目に第4スイッチング素子46dをONしたときに電位VMPが8V以上の18.87Vまで正常に上昇し、3番目に第1スイッチング素子46aをONしたときに電位VMNが1V以下の0.064Vまで正常に下降しているが、4番目に第2スイッチング素子46bをONしたときに電位VMPが1V以下に低下せず、1Vよりも高い3.84V(プルアップ電圧)に止まっている。このとき、モータ駆動禁止回路52が作動していなければ、第2スイッチング素子46bに連なるバスバー62の断線故障を即座に確定し、パワーリレー43およびフェイルセーフリレー47をOFFすることでモータMの駆動が禁止される。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、第1〜第4スイッチング素子46a〜46dは電界効果トランジスタ(FET)に限定されず、絶縁ゲート・バイポーラトランジスタ(IGBT)等の他種のスイッチング素子であっても良い。
電動パワーステアリング装置の全体斜視図 図1の2−2線拡大断面図 図2の3−3線断面図 モータの駆動回路を示す図 モータの正転時および逆転時の作用説明図 第1スイッチング素子あるいは第2スイッチング素子をONしたときの作用説明図 第3スイッチング素子あるいは第4スイッチング素子をONしたときの作用説明図 バスバーの断線時に第1スイッチング素子あるいは第2スイッチング素子をONしたときの作用説明図 故障検出の作用を説明するフローチャートの第1分図 故障検出の作用を説明するフローチャートの第2分図 故障検出の作用を説明するフローチャートの第3分図 故障検出の作用を説明するフローチャートの第4分図 故障検出の作用を説明するフローチャートの第5分図 故障検出の作用を説明するタイムチャート
符号の説明
41 Hブリッジ回路
45 バッテリ
45a プラス極
45b マイナス極
46a 第1スイッチング素子
46b 第2スイッチング素子
46c 第3スイッチング素子
46d 第4スイッチング素子
50 モータ端子電圧検出回路(モータ端子電圧検出手段)
52 モータ駆動禁止回路(モータ駆動禁止手段)
61 バスバー
62 バスバー
M モータ
TL 低圧端子
TH 高圧端子
TM1 第1出力端子
TM2 第2出力端子

Claims (1)

  1. バッテリ(45)および操舵用のモータ(M)間に配置されて該モータ(M)を正逆転駆動するHブリッジ回路(41)が、バッテリ(45)のプラス極(45a)に接続する高圧端子(TH)と、バッテリ(45)のマイナス極(45b)に接続する低圧端子(TL)と、モータ(M)に接続する第1、第2出力端子(TM1,TM2)と、低圧端子(TL)および第1出力端子(TM1)を接続する第1スイッチング素子(46a)と、低圧端子(TL)および第2出力端子(TM2)を接続する第2スイッチング素子(46b)と、高圧端子(TH)および第1出力端子(TM1)を接続する第3スイッチング素子(46c)と、高圧端子(TH)および第2出力端子(TM2)を接続する第4スイッチング素子(46d)とで構成され、
    Hブリッジ回路(41)の第1、第2出力端子(TM1,TM2)をモータ端子電圧検出手段(50)に接続するバスバー(61,62)が所定電圧にプルアップされており、 ドライバーがステアリングハンドル(11)に加える操舵トルクの方向と逆方向にモータ(M)が駆動されるのを防止すべく、第1〜第4スイッチング素子(46a〜46d)のうちの何れかの対角位置にある2個のスイッチング素子がONするのを禁止するモータ駆動禁止手段(52)を備えた電動パワーステアリング装置において、
    モータ駆動禁止手段(52)の非作動時に、第1スイッチング素子(46a)をONしてもモータ端子電圧検出手段(50)が検出する第1出力端子(TM1)の電圧が前記所定電圧から低下しないとき、あるいは第2スイッチング素子(46b)をONしてもモータ端子電圧検出手段(50)が検出する第2出力端子(TM2)の電圧が前記所定電圧から低下しないときに、バスバー(61,62)の断線を判定することを特徴とする、電動パワーステアリング装置におけるバスバーの断線検出装置。
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