JP3881972B2 - 電動パワーステアリング装置における故障検出装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置における故障検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3881972B2
JP3881972B2 JP2003298609A JP2003298609A JP3881972B2 JP 3881972 B2 JP3881972 B2 JP 3881972B2 JP 2003298609 A JP2003298609 A JP 2003298609A JP 2003298609 A JP2003298609 A JP 2003298609A JP 3881972 B2 JP3881972 B2 JP 3881972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
current
actual current
value
steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003298609A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005067351A (ja
Inventor
昌人 湯田
光則 河島
広明 石垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Showa Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Showa Corp filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2003298609A priority Critical patent/JP3881972B2/ja
Publication of JP2005067351A publication Critical patent/JP2005067351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3881972B2 publication Critical patent/JP3881972B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

本発明は、ドライバーがステアリングハンドルに入力する操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、ドライバーのステアリング操作をアシストするモータと、モータに供給される実電流を検出するモータ電流検出手段と、少なくとも操舵トルクに基づいて決定した目標電流にモータ電流検出手段が検出した実電流が一致するようにフィードバック制御する制御手段とを備えた電動パワーステアリング装置における故障検出装置に関する。
電動パワーステアリング装置のモータを、4個のスイッチング素子を備えたHブリッジ回路を介して駆動するものが、下記特許文献1により公知である。Hブリッジ回路は、その4個のスイッチング素子のうち、第1の対角位置にある2個のスイッチング素子をONすることによりモータを正転駆動し、第2の対角位置にある2個のスイッチング素子をONすることによりモータを逆転駆動することができる。このときモータに供給される実電流がモータ電流検出手段により検出され、この実電流が目標電流に一致するようにフィードバック制御が行われる。
ところで、モータ電流検出手段の出力が一定値に張り付いてしまう固着故障が発生すると、実電流が変動してもモータ電流検出手段の出力が変動しないため、モータの電流フィードバック制御が的確に行われなくなってステアリングハンドルが振動したり、操舵トルクの抜け感が発生したりしてドライバーに違和感を与える問題がある。
即ち、検出された実電流が目標電流よりも低い値で固着してしまうと、制御手段は実電流を増加させて目標電流に一致させるべくデューティ比を増加させるが、固着した実電流は一向に増加しないために制御手段はデューティ比を更に増加させるため、実際にモータに供給される電流が目標電流を上回ってモータによる過剰なアシストが行われ、操舵トルクセンサにより本来の方向と逆方向に操舵トルクが検出されてしまう。目標電流の正負は操舵トルクの方向によって決まるので、操舵トルクの方向が逆になると目標電流の符号も逆になり、制御手段は実電流を増加させて新たな目標電流に一致させるべくモータを逆方向に駆動するが、固着した実電流は応答しないために実際にモータに供給される電流が再度目標電流を上回ってしまい、これを繰り返すことでステアリングハンドルが振動することになる。
そこで従来は、目標電流に対する実電流の偏差が閾値を超えた場合に電流フィードバック制御が適切に行われていないと判断し、モータ電流検出手段の固着故障を判定する手法が採用されていた。またモータ電流検出手段が正常であっても前記偏差が短時間だけ閾値を超えることがあるため、偏差が閾値を超える状態が所定時間継続したときにモータ電流検出手段の故障を確定する手法も知られている。
特開2000−190861号公報
ところで、従来の目標電流に対する実電流の偏差が閾値を超える状態が所定時間継続したときにモータ電流検出手段の故障を確定するものでは、モータ電流検出手段の固着故障によりモータの回転方向が短い時間間隔で交互に変化するような現象を検出することは困難であり、また検出できても検出に要する時間が長くかかる問題があった。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、電動パワーステアリング装置のモータ電流検出手段の固着故障を確実に検出できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、ドライバーがステアリングハンドルに入力する操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、ドライバーのステアリング操作をアシストするモータと、モータに供給される実電流を検出するモータ電流検出手段と、少なくとも操舵トルクに基づいて決定した目標電流にモータ電流検出手段が検出した実電流が一致するようにフィードバック制御する制御手段とを備えた電動パワーステアリング装置において、制御手段は、目標電流および実電流の偏差が第1の閾値以上になる時間の第1の積算値が第1の所定時間以上であり、かつ目標電流の絶対値よりも実電流の絶対値の方が大きいときにモータ電流検出手段に固着故障が発生したと判定するとともに、制御手段は、目標電流および実電流の偏差が第1の閾値よりも小さい第2の閾値以下になる時間の第2の積算値が第2の所定時間以上になったときに、前記第1の積算値をリセットすることを特徴とする、電動パワーステアリング装置における故障検出装置が提案される
尚、実施例のモータ電流検出回路49は本発明のモータ電流検出手段に対応し、実施例の操舵トルクセンサStは本発明の操舵トルク検出手段に対応し、実施例の電子制御ユニットUは本発明の制御手段に対応する。
請求項1の構成によれば、モータ電流検出手段が検出した実電流が目標電流に一致するようにフィードバック制御する際に、目標電流および実電流の偏差が第1の閾値以上になる時間の第1の積算値が第1の所定時間以上であり、かつ目標電流の絶対値よりも実電流の絶対値の方が大きいときにモータ電流検出手段に固着故障が発生したと判定するので、前記固着故障に伴う目標電流の振動的な変化を確実に捕らえて短時間で的確な故障判定を下すことができる。また目標電流および実電流の偏差が第1の閾値よりも小さい第2の閾値以下になる時間の第2の積算値が第2の所定時間以上になると前記第1の積算値をリセットするので、モータ電流検出手段が正常でフィードバック制御が適切に行われているときに、モータ電流検出手段が固着故障したと誤判定するのを未然に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の一実施例を示すもので、図1は電動パワーステアリング装置の全体斜視図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4はモータの駆動回路を示す図、図5はモータの正転時および逆転時の作用説明図、図6は故障検出の作用を説明するフローチャートである。
図1に示すように、ステアリングハンドル11と一体に回転する上部ステアリングシャフト12は、上部ユニバーサルジョイント13、下部ステアリングシャフト14および下部ユニバーサルジョイント15を介して、減速機16から上方に突出するピニオンシャフト17に接続される。減速機16の下端に接続されたステアリングギヤボックス18の左右両端から突出するタイロッド19,19が、左右の車輪WL,WRの図示せぬナックルに接続される。減速機16にはモータMが支持されており、このモータMの作動が、減速機16の内部に収納した操舵トルクセンサStからの信号が入力される電子制御ユニットUにより制御される。
図2および図3に示すように、減速機16はステアリングギヤボックス18と一体の下部ケース21と、その上面にボルト22…で結合された中間ケース23と、その上面にボルト24…で結合された上部ケース25とを備えており、ステアリングギヤボックス18および上部ケース25にボールベアリング26,27で前記ピニオンシャフト17が回転自在に支持される。ピニオンシャフト17の下端に設けられたピニオン28が、ステアリングギヤボックス18の内部に左右移動自在に支持したラックバー29に設けられたラック30に噛合する。ステアリングギヤボックス18に形成した貫通孔18aに押圧部材31が摺動自在に収納されており、貫通孔18aを閉塞するナット部材32との間に配置したスプリング33で押圧部材31をラックバー29の背面に向けて付勢することで、ラックバー29の撓みが抑制される。
減速機16の内部に延びるモータMの回転軸34は、一対のボールベアリング35,36で下部ケース21に回転自在に支持されており、モータMの回転軸34に設けられたウオーム37が、ピニオンシャフト17に固定されたウオームホイール38に噛合する。
従って、モータMを駆動すると回転軸34のトルクがウオーム37およびウオームホイール38を介してピニオンシャフト17に伝達され、ドライバーのステアリング操作がモータMによってアシストされる。
図4には、電子制御ユニットUからの指令でモータMを駆動するモータ駆動回路Cが示される。モータ駆動回路CはHブリッジ回路41を備えており、その高圧端子THはシャント抵抗42、パワーリレー43およびチョークコイル44を介して車載の12Vのバッテリ45のプラス極45aに接続され、その低圧端子TLは接地されてバッテリ45のマイナス極45bに接続される。Hブリッジ回路41の第1出力端子TM1および第2出力端子TM2はモータMに接続されており、低圧端子TLおよび第1出力端子TM1が第1スイッチング素子46aで接続され、低圧端子TLおよび第2出力端子TM2が第2スイッチング素子46bで接続され、高圧端子THおよび第1出力端子TM1が第3スイッチング素子46cで接続され、高圧端子THおよび第2出力端子TM2が第4スイッチング素子46dで接続される。第1〜第4スイッチング素子46a〜46dは、例えば電界効果トラジスタ(FET)で構成される。第1出力端子TM1および第2出力端子TM2の何れか一方(実施例では第1出力端子TM1)とモータMとの間に、フェイルセーフリレー47が配置される。
バッテリ45からHブリッジ回路41への電力の供給をON/OFFするパワーリレー43と、異常時にモータMを停止させるフェイルセーフリレー47とは、電子制御ユニットUにより制御される共通のリレー駆動回路48に接続されており、パワーリレー43およびフェイルセーフリレー47は連動してON/OFFする。即ち、パワーリレー43がONするとフェイルセーフリレー47もONし、パワーリレー43がOFFするとフェイルセーフリレー47もOFFし、これによりコストの低減およびリレー駆動回路48の故障率の低減が図られる。
パワーリレー43およびHブリッジ回路41間に配置されたシャント抵抗42はモータ電流検出回路49に接続されており、電子制御ユニットUに接続されたモータ電流検出回路49は、シャント抵抗42の両端の電位差とシャント抵抗42の抵抗値とに基づいて、バッテリ45からHブリッジ回路41に供給される電流を検出する。
第1出力端子TM1の電位VMNおよび第2出力端子TM2の電位VMP、つまりモータMの両端子の電位は、電子制御ユニットUに接続されたモータ端子電圧検出回路50により検出される。モータMが作動していないとき、第1出力端子TM1の電位VMNおよび第2出力端子TM2の電位VMPはバッテリ45により2V〜3Vにプルアップされている。
Hブリッジ回路41の第1〜第4スイッチング素子46a〜46dは、電子制御ユニットUに接続されたスイッチング素子駆動回路51によりデューティ制御される。即ち、図5(A)に示すように、対角位置にある第1スイッチング素子46aおよび第4スイッチング素子46dがONすると、第1出力端子TM1が低圧端子TLに接続されて0Vになり、第2出力端子TM2が高圧端子THに接続されて12Vになることで、モータMが正転する。このとき、第1スイッチング素子46aおよび第4スイッチング素子46dの何れか一方のデューティ比を制御することで、モータMに流れる電流を制御することができる。
また図5(B)に示すように、他の対角位置にある第2スイッチング素子46bおよび第3スイッチング素子46cがONすると、第2出力端子TM2が低圧端子TLに接続されて0Vになり、第1出力端子TM1が高圧端子THに接続されて12Vになることで、モータMが逆転する。このとき、第2スイッチング素子46bおよび第3スイッチング素子46cの何れか一方のデューティ比を制御することで、モータMに流れる電流を制御することができる。
次に、モータ電流検出回路49の固着故障の検出手法を、図6のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、ステップS1で実電流IM1の絶対値を閾値♯DIMIM1Lと比較し、実電流IM1の絶対値が閾値♯DIMIM1L以上でなければ、ステップS2,S3で後述する故障判定禁止カウンタCDIMC1および故障判定カウンタCDIMを共にリセットして故障判定を行わない。前記ステップS1〜S3で実電流IM1の絶対値が小さいときに故障判定を行わないのは、一般的に実電流IM1が小さい領域では目標電流ITNに対する実電流IM1の偏差が大きくなって誤判定を起こし易いからである。
前記ステップS1で実電流IM1の絶対値が閾値♯DIMIM1L以上であれば、ステップS4で目標電流ITNおよび実電流IM1の偏差STNIMを算出する。このとき、偏差STNIMは目標電流ITNの絶対値から実電流IM1の絶対値を減算した値の絶対値として算出される。その理由は、目標電流ITNおよび実電流IM1の符号が逆であるとき、目標電流ITNから実電流IM1を減算した値の絶対値として偏差STNIMを算出すると大きな値になってしまうが、ステップS4のように算出することで、偏差STNIMが必要以上に大きくなって誤判定の原因となるのを防止するためである。
続くステップS5で偏差STNIMが第2の閾値♯STNIML以下であれば、ステップS6で故障判定禁止カウンタCDIMC1をインクリメントし、ステップS7で故障判定禁止カウンタCDIMC1が第2の所定時間♯CDIMC1NG以上になれば、前記ステップS2,S3に移行して故障判定を禁止する。その理由は、偏差STNIMが第2の閾値♯STNIML以下の状態が第2の所定時間♯CDIMC1NG以上継続すれば、電流フィードバック制御が適切に行われていてモータ電流検出回路49が固着故障していないと判断されるからである。
一方、前記ステップS5で偏差STNIMが第2の閾値♯STNIML以下でなく、ステップS8で故障判定禁止カウンタCDIMC1をリセットした場合と、前記ステップS7で故障判定禁止カウンタCDIMC1が第2の所定時間♯CDIMC1NG以上でない場合とには、ステップS9で実電流IM1の絶対値から目標電流ITNの絶対値を減算した偏差SIMTNを算出する。ここで算出した偏差SIMTNは前記ステップS4で算出した偏差STNIMとは異なって正値の場合と負値の場合とがあり、正値の場合、つまり実電流IM1の絶対値の方が目標電流ITNの絶対値よりも大きい場合に、固着故障が発生した可能性があるとされる。
その第1の理由は、実電流IM1の絶対値が大きいときの方が、小さいときに比べて、モータMが不適切な作動をした場合にドライバーに与える違和感が大きくなるためである。また第2の理由は、電動パワーステアリング装置が、操舵トルクセンサStで検出した操舵トルクの方向と、電子制御ユニットUが出力する操舵指令の方向とが不一致のときに、実電流IM1の出力を禁止する(実電流IM1=0とする)機能を備えている場合、異常状態ではないのに前記ステップS9の偏差SIMTNが大きくなって異常状態と誤認されるのを防止するためである。
しかして、ステップS10で偏差SIMTNが前記第2の閾値♯STNIMLよりも大きい第1の閾値♯SIMTNL以上であれば、ステップS11で故障判定カウンタCDIMをインクリメントし、ステップS12で故障判定カウンタCDIMが第1の所定時間♯CDIMNG以上になれば、ステップS13でモータ電流検出回路49の固着故障を確定し、パワーリレー43およびフェイルセーフリレー47をOFFしてモータMの駆動を禁止する。
以上のように、実電流IM1の絶対値から目標電流ITNの絶対値を減算した偏差SIMTNが第1の閾値♯SIMTNL以上になる時間の積算値が第1の所定時間♯CDIMNG以上になると、モータ電流検出回路49の固着故障を確定するので、その固着故障に伴う目標電流ITNの振動的な変化を確実に捕らえて短時間で的確な故障判定を下すことができる。しかも前記積算を行っている間に、偏差STNIMが第2の閾値♯STNIML以下の状態が第2の所定時間♯CDIMC1NG以上継続すると前記積算値をリセットするので、モータ電流検出回路49が正常でフィードバック制御が適切に行われているときに、モータ電流検出回路49が固着故障したと誤判定するのを未然に防止することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例ではステップS4で算出する偏差STNIMの定義と、ステップS9で算出する偏差SIMTNの定義とを異ならせているが、それらを一致させても良い。
電動パワーステアリング装置の全体斜視図 図1の2−2線拡大断面図 図2の3−3線断面図 モータの駆動回路を示す図 モータの正転時および逆転時の作用説明図 故障検出の作用を説明するフローチャート
符号の説明
11 ステアリングハンドル
49 モータ電流検出回路(モータ電流検出手段)
IM1 実電流
ITN 目標電流
CDIM 第1の積算値
CDIMC1 第2の積算値
M モータ
SIMTN 目標電流および実電流の偏差
STNIM 目標電流および実電流の偏差
St 操舵トルクセンサ(操舵トルク検出手段) U 電子制御ユニット(制御手段)
♯CDIMNG 第1の所定時間
♯CDIMC1NG 第2の所定時間
♯SIMTNL 第1の所定値
♯STNIML 第2の所定値

Claims (1)

  1. ドライバーがステアリングハンドル(11)に入力する操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段(St)と、ドライバーのステアリング操作をアシストするモータ(M)と、モータ(M)に供給される実電流(IM1)を検出するモータ電流検出手段(49)と、少なくとも操舵トルクに基づいて決定した目標電流(ITN)にモータ電流検出手段(49)が検出した実電流(IM1)が一致するようにフィードバック制御する制御手段(U)とを備えた電動パワーステアリング装置において、
    制御手段(U)は、目標電流(ITN)および実電流(IM1)の偏差(SIMTN)が第1の閾値(♯SIMTNL)以上になる時間の第1の積算値(CDIM)が第1の所定時間(♯CDIMNG)以上であり、かつ目標電流(ITN)の絶対値よりも実電流(IM1)の絶対値の方が大きいときにモータ電流検出手段(49)に固着故障が発生したと判定するとともに、
    制御手段(U)は、目標電流(ITN)および実電流(IM1)の偏差(STNIM)が第1の閾値(♯SIMTNL)よりも小さい第2の閾値(♯STNIML)以下になる時間の第2の積算値(CDIMC1)が第2の所定時間(♯CDIMC1NG)以上になったときに、前記第1の積算値(CDIM)をリセットすることを特徴とする、電動パワーステアリング装置における故障検出装置
JP2003298609A 2003-08-22 2003-08-22 電動パワーステアリング装置における故障検出装置 Expired - Fee Related JP3881972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003298609A JP3881972B2 (ja) 2003-08-22 2003-08-22 電動パワーステアリング装置における故障検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003298609A JP3881972B2 (ja) 2003-08-22 2003-08-22 電動パワーステアリング装置における故障検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005067351A JP2005067351A (ja) 2005-03-17
JP3881972B2 true JP3881972B2 (ja) 2007-02-14

Family

ID=34404067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003298609A Expired - Fee Related JP3881972B2 (ja) 2003-08-22 2003-08-22 電動パワーステアリング装置における故障検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3881972B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110687399A (zh) * 2019-10-15 2020-01-14 贵州电网有限责任公司 一种配电网故障指示器波形故障开始时刻判断方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5233178B2 (ja) * 2007-06-14 2013-07-10 株式会社ジェイテクト モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110687399A (zh) * 2019-10-15 2020-01-14 贵州电网有限责任公司 一种配电网故障指示器波形故障开始时刻判断方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005067351A (ja) 2005-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4270978B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の故障検出装置
US20120271513A1 (en) Electric power steering apparatus
US20080217095A1 (en) Limiting Device for Limiting Relay Welding and Motor Driving Apparatus
JP2015047035A (ja) 電源遮断装置および電動機駆動装置
EP1184256A2 (en) Electrically-driven power steering system having failure detection function
JP5407106B2 (ja) モータ駆動制御装置及びこれを使用した電動パワーステアリング装置
JP6586800B2 (ja) モータ制御装置
JP3881972B2 (ja) 電動パワーステアリング装置における故障検出装置
JP4065221B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の故障検出方法
JP5402068B2 (ja) モータ制御装置
JP3923455B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2005349860A (ja) モータ駆動回路および電動パワーステアリング装置
JP3881974B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の電流検出装置
JP5407935B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4188180B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3777372B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の故障検出装置
JP2005088861A (ja) パワーステアリング装置
JP4093573B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4163607B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2009061896A (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP2006062616A (ja) 車両の操舵アシスト装置
JP4154323B2 (ja) 多相モータにおけるレゾルバのゼロ点補正方法
JP6791020B2 (ja) モータ制御装置
JP3845402B2 (ja) 電動パワーステアリング装置におけるバスバーの断線検出装置
JP3839424B2 (ja) 車両の操舵制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3881972

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111117

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111117

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131117

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees