JP3840899B2 - シングルスクリュー圧縮機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シングルスクリュー圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のシングルスクリュー圧縮機として、図7(a)に示すようなものがある。このシングルスクリュー圧縮機は、図示しないケーシングに内装されて螺旋状の溝101,101・・・を有するスクリューロータ102と、このスクリューロータ102を軸回りに回転駆動するシャフト104と、上記スクリューロータ102の溝101,101・・・に噛み合う歯106,106・・・を有して上記スクリューロータ102の軸に略直交する軸回りに回転する2つのゲートロータ107,107とを備える。図7(b)は、上記スクリューロータ102の軸を含む面におけるシングルスクリュー圧縮機の断面図であり、スクリューロータ102と、このスクリューロータ102に噛み合う2つのゲートロータ107のうちの1つのゲートロータ107とを図示している。上記シャフト104でスクリューロータ102を図7(a)の矢印Aに示すように回転駆動すると、上記ゲートロータ107,107が矢印Bに示す方向に回転する。これによって、図示しないケーシングの内面と、上記スクリューロータの溝101と、上記ゲートロータの歯106とで仕切られてなる圧縮室の容積が減少して、この圧縮室に導かれた気体を圧縮する。
【0003】
上記スクリューロータ102が備える溝101の個数は6個であり、上記ゲートロータ107が備える歯106の枚数は11枚である。上記溝101の個数の6と歯106の枚数の11とは、互いに素であるから、このシングルスクリュー圧縮機が動作すると、全ての上記歯106,106・・・が全ての上記溝101,101・・・に噛み合う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のシングルスクリュー圧縮機は、ゲートロータ107の全ての歯106,106・・・が、スクリューロータ102の全ての溝101,101・・・に噛み合うので、スクリューロータ102が有する最小の寸法の溝101に、ゲートロータ107の全ての歯106が噛合できるように形成する必要がある。すなわち、ゲートロータ107の歯106の最大寸法を、スクリューロータ102の溝101の最小寸法よりも小さく形成しなければならない。そうすると、ゲートロータ107の最も小さい寸法の歯106がスクリューロータ102の最も大きい寸法の溝101に噛み合ったときに、この溝101と歯106との間のクリアランスが大きくなって、圧縮すべき気体が漏れるという問題がある。この気体の漏れを防止するためには、ゲートロータ107とスクリューロータ102とを、極めて小さい寸法公差で高精度に加工して、上記歯106と溝101との間のクリアランスを小さくしなければならない。その結果、ゲートロータ107とスクリューロータ102との加工費が高価になって、シングルスクリュー圧縮機の製造コストが高くなってしまう。
【0005】
そこで、本発明の目的は、圧縮すべき気体の漏れが少なくて、しかも、製造コストが安いシングルスクリュー圧縮機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明のシングルスクリュー圧縮機は、ケーシングと、上記ケーシングに内装されたスクリューロータと、上記スクリューロータの溝に噛合する歯を有すると共に、上記スクリューロータの軸に略直交する軸回りに回転するゲートロータとを備えるシングルスクリュー圧縮機において、上記スクリューロータの溝の個数と、上記ゲートロータの歯の枚数は、互いに素でなく、上記ゲートロータの歯は、末広がりの扇形であり、上記ゲートロータの歯の中心を通る半径方向の線に対して、上記歯の側縁がなす角度が10°以下であることを特徴としている。
【0007】
請求項1の発明によれば、上記スクリューロータの溝の個数と、上記ゲートロータの歯の枚数は、互いに素でないから、上記スクリューロータの所定の溝には、上記ゲートロータの歯のうちの特定の歯のみが噛み合う。すなわち、上記スクリューロータの溝とゲートロータの歯とについて、互いに噛み合う溝と歯との組み合わせが、複数のグループに分かれる。このグループ内において、ゲートロータの歯の最大寸法がスクリューロータの溝の最小寸法よりも小さくなるように、上記歯および溝の寸法精度が定められている。さらに、この歯および溝の寸法精度は、歯と溝との間のクリアランスが、このシングルスクリュー圧縮機が圧縮する気体の漏れが生じない程度に小さくなるように定められている。この歯および溝の寸法精度が上記複数のグループ毎に制御されて、その結果、全ての溝と全ての歯とについて、適切な噛み合いが形成され、かつ、上記気体の漏れが防止される。この場合、溝および歯の寸法精度をグループ毎に制御することは、従来におけるような全ての溝および歯の寸法精度を同時に制御するよりも容易である。したがって、本発明のシングルスクリュー圧縮機は、スクリューロータおよびゲートロータが従来よりも容易に加工される。その結果、スクリューロータおよびゲートロータの加工費が安価になって、シングルスクリュー圧縮機の製造コストが安価になる。
【0008】
また、請求項1の発明によれば、上記ゲートロータの歯は末広がりの扇形であるので、この歯は、従来のゲートロータの略矩形の歯よりも大きい面積を有する。この場合、本発明の扇形の歯に噛み合うスクリューロータの溝は、上記従来の矩形の歯に噛み合う溝に比べて、スクリューロータの周面における溝幅が略同じ大きさであるにも拘らず、スクリューロータの径方向の断面積が大きい。すなわち、上記スクリューロータの寸法が略同じであるにも拘らず、圧縮室の容量が大きい。したがって、本発明によれば、シングルスクリュー圧縮機を大型化することなく圧縮容量が増加される。ここにおいて、上記扇形を有する歯とこの歯に噛み合う溝は、従来の略矩形の歯とこの歯に噛み合う溝よりも加工が困難であって、この矩形の歯および溝と同等の寸法精度で加工することは非常に困難である。しかしながら、上記扇形の歯の枚数と、この歯に噛み合う溝の個数とは互いに素でないので、上記歯および溝は、寸法の精度が複数のグループ毎に制御される。すなわち、上記歯および溝は、全ての歯および溝の寸法精度を制御するよりも容易に形成される。したがって、本発明のシングルスクリュー圧縮機は、大型化することなく圧縮容量が増加されて、しかも比較的容易に製造される。
【0009】
また、請求項1の発明によれば、上記ゲートロータの歯は、上記半径方向の線に対して側縁が10°以下の角度をなしているので、シングルスクリュー圧縮機の圧縮容積が効果的に増加する。ここで、上記ゲートロータの歯の側縁が上記半径方向の線となす角度が10°より大きいと、この歯に噛み合う溝を、スクリューロータの寸法を変えないでスクリューロータに形成することができない。したがって、上記ゲートロータの歯の側線を上記半径方向の線に対して10°以下にすることによって、小型で効率が良好なシングルスクリュー圧縮機が得られる。
【0010】
請求項2の発明のシングルスクリュー圧縮機は、ケーシングと、上記ケーシングに内装されたスクリューロータと、上記スクリューロータの溝に噛合する歯を有すると共に、上記スクリューロータの軸に略直交する軸回りに回転するゲートロータとを備えるシングルスクリュー圧縮機において、上記スクリューロータの溝の個数と、上記ゲートロータの歯の枚数は、互いに素でなく、
上記ゲートロータの歯の少なくとも1つは、先端のコーナーの少なくとも1つが、丸味を帯びていることを特徴としている。
【0011】
請求項2の発明によれば、上記シングルスクリュー圧縮機を組立てる際、上記歯が備える丸味を帯びたコーナーが上記スクリューロータの溝と溝との間の山に干渉しないので、上記ゲートロータの歯が滑らかにスクリューロータの溝に嵌合して、容易にシングルスクリュー圧縮機が組立てられる。
【0012】
請求項3の発明のシングルスクリュー圧縮機は、請求項1に記載のシングルスクリュー圧縮機において、上記ゲートロータの歯の少なくとも1つ(46,47,56)は、先端のコーナーの少なくとも1つ(46c,47c,56c)が、丸味を帯びていることを特徴としている。
【0013】
請求項4の発明のシングルスクリュー圧縮機は、請求項1に記載のシングルスクリュー圧縮機において、
上記スクリューロータの溝(2,32)の個数およびゲートロータの歯(5,25,35,45,46,47,55,56)の枚数が、夫々6個および10枚であるか、または、夫々6個および12枚であることを特徴としている。
【0014】
請求項4の発明によれば、上記スクリューロータの溝の個数およびゲートロータの歯の枚数が、夫々6個および10枚であるか、または、夫々6個および12枚である場合、上記シングルスクリュー圧縮機の効率が効果的に向上される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1(a)は、本発明の第1実施形態のシングルスクリュー圧縮機が備えるスクリューロータを示す断面図であり、スクリューロータの回転軸の略直角方向における断面図である。このスクリューロータ1は、6個の螺旋状の溝2,2,・・・を備え、図示しないケーシングに内装されている。図1(b)は、このシングルスクリュー圧縮機が備えるゲートロータを示す平面図である。このゲートロータ4は12枚の歯5,5,・・・を備え、この歯5の側辺5aは、ゲートロータ4の径方向に略平行に形成されている。上記ゲートロータ4の軸を上記スクリューロータ1の軸に略直角に配置して、上記ゲートロータの歯5,5,・・・をスクリューロータの溝2,2,・・・に嵌合している。
【0016】
本発明によるシングルスクリュー圧縮機は、上記スクリューロータの溝2の個数である6と、上記ゲートロータの歯5の枚数である12とが互いに素でないので、上記溝2には所定の歯6のみが噛み合う。具体的に、上記スクリューロータ1の6個の溝2,2,・・・に、図1(a)に示すように6個の記号A,B,C,D,E,Fを付す。また、上記ゲートロータ4の12枚の歯5,5,・・・に、図1(b)に示すように12個の記号a,b,c,d,e,f,g,h,i,j,k,mを付す。上記記号Aを付した溝2に、上記記号aを付した歯5を嵌合して上記シングルスクリュー圧縮機を動作すると、記号Aの溝2には、記号a,gの歯5,5のみが噛み合う。また、記号Bの溝2には記号b,hの歯5,5のみが噛み合い、記号Cの溝2には記号c,iの歯5,5のみが噛み合い、記号Dの溝2には記号d,jの歯5,5のみが噛み合い、記号Eの溝2には記号e,kの歯5,5のみが噛み合い、記号Fの溝2には記号f,mの歯5,5のみが噛み合う。すなわち、上記スクリューロータ1の1つの溝2に、ゲートロータ4の中心に関して互いに点対称位置にある2つの歯5,5が噛み合う。このように、このシングルスクリュー圧縮機は、スクリューロータの溝2とゲートロータの歯5とが互いに噛み合う組み合わせのグループが6個生じる。このグループの各々において、互いに噛み合う溝2と歯5,5とが、例えば記号Aの溝2と記号a,bの歯5,5とが、適切なクリアランスをなすように寸法精度を制御している。
【0017】
上記シングルスクリュー圧縮機を動作すると、図示しないケーシングの内面と、上記スクリューロータの溝2と、この溝2に噛み合う上記ゲートロータの歯5とで形成される圧縮室の容積が縮小して、上記圧縮室に導かれた気体を圧縮する。
【0018】
上記スクリューロータの溝2,2,・・・とゲートロータの歯5,5,・・・は、上記6つのグループ毎に寸法精度を制御しているので、上記各々のグループにおいて、上記溝2,2,・・・と歯5,5,・・・とが適切なクリアランスをなして噛み合う。したがって、このシングルスクリュー圧縮機は、圧縮する気体の漏れが少ない。また、上記溝2,2,・・・と歯5,5,・・・は、上記6のグループ毎に寸法精度を制御して形成するので、上記溝2,2,・・・および歯5,5,・・・の全ての寸法精度を制御するよりも、容易に製造できる。したがって、このシングルスクリュー圧縮機は、漏れが少なく、しかも、安価である。
【0019】
図2は、第2実施形態のシングルスクリュー圧縮機が備えるゲートロータを示す図である。このゲートロータ24は、10枚の歯25,25,・・・を有する。また、このシングルスクリュー圧縮機は、図1(a)のスクリューロータ1と略同一形状のスクリューロータ1を有し、このスクリューロータ1は6個の溝2,2・・・を有する。上記スクリューロータ1とゲートロータ24とが噛合して圧縮動作する際、上記スクリューロータの6個の溝2,2・・・と、ゲートロータの10枚の歯25,25,・・・との噛み合いの組み合わせが、2グループ生じる。すなわち、図2に示すようにゲートロータの歯25,25,・・・に、p,q,r,s,t,u,v,w,x,yの記号を付して、記号pの歯25を、図1(a)の記号Aの溝2に嵌合して、スクリューロータ1とゲートロータ24とを組み付けた場合を考える。このシングルスクリュー圧縮機を動作すると、記号A,C,Eの3つの溝2,2,2には、記号p,v,r,x,tの5つの歯25,25,・・・が噛み合う。また、記号B,D,Fの3つの溝2,2,2には、記号q,w,s,y,uの5つの歯25,25,・・・が噛み合う。
【0020】
上記溝2と歯25の噛み合いの組み合わせの2つのグループにおいて、溝2および歯25の寸法精度がグループ毎に制御されている。つまり、上記グループの各々において、溝2と歯25とが、噛み合った際に所定の大きさの適切なクリアランスをなすように形成されている。したがって、このシングルスクリュー圧縮機が動作する際の気体の漏れを、効果的に減少できる。さらに、上記溝2と歯25は、寸法精度をグループ内で制御すればよいから、従来におけるような全ての溝と歯の寸法精度を制御するよりも、シングルスクリュー圧縮機が安価に製造できる。
【0021】
図3は、6個の溝を有するスクリューロータが設けられたシングルスクリュー圧縮機について、ゲートロータが有する歯の枚数が9枚乃至13枚の場合において、上記歯の枚数に対応するシングルスクリュー圧縮機の効率比を示した図である。図3において、横軸はゲートロータの歯の枚数であり、この枚数の歯を有するゲートロータを備えるシングルスクリュー圧縮機の効率比を縦軸に示している。この効率比は、従来の11枚の歯を有するゲートロータを備えるシングルスクリュー圧縮機の効率を100にしている。図3から分かるように、ゲートロータの歯の枚数を10枚および12枚にすると、圧縮機の効率比が100以上になって、従来よりも良好な効率を有するシングルスクリュー圧縮機が得られる。
【0022】
図4(a)は、第3実施形態のシングルスクリュー圧縮機が備えるゲートロータを示す図である。このゲートロータ34は、12枚の歯35,35,・・・を有し、この歯35は、側縁35a,35aが歯35の中心線35bとなす角度αが略10°の末広がりの扇形の形状を有する。また、このシングルスクリュー圧縮機は、図1(a)のスクリューロータ1の寸法と略同じ寸法を有するスクリューロータ31を備える。図4(b)は、このスクリューロータ31に上記ゲートロータ34が噛み合う様子を示した断面図である。図4(b)において、1つのゲートロータ34のみをスクリューロータ31に噛み合わせて示している。なお、図4(b)に、第1実施形態のスクリューロータ1およびゲートロータ4が噛み合った場合の様子を、想像線によって重ねて示している。
【0023】
図4(b)に示すように、上記ゲートロータ34について、側縁35aが歯35の中心線35bとなす角度αが略10°に形成されて扇形をなす歯35は、第1実施形態の側縁5a,5aが互いに略平行に形成されて略矩形の歯5よりも大きい面積を有する。これと共に、本実施形態のスクリューロータ31の溝32は、第1実施形態のスクリューロータ1の溝2よりも大きい断面積を有する。すなわち、本実施形態のシングルスクリュー圧縮機は、図示しないケーシングの内面と上記溝32と歯35とで形成される圧縮室の容積が第1実施形態のシングルスクリュー圧縮機よりも大きい。ここにおいて、上記スクリューロータ31およびゲートロータ34の外形寸法は、第1実施形態のスクリューロータ1およびゲートロータ4の外形寸法と略同一である。したがって、本実施形態によれば、シングルスクリュー圧縮機を大型化することなく圧縮容量が増大できる。ここで、本実施形態のシングルスクリュー圧縮機は、第1実施形態のシングルスクリュー圧縮機に比べて、圧縮容量が127%増加できることが実験によって確認できた。
【0024】
なお、上記ゲートロータの歯35の側縁35a,35aが上記歯35の中心線35bとなす角度が10°より大きいと、この歯35に噛み合う溝を、スクリューロータの寸法を変えないでスクリューロータに形成することができない。したがって、上記ゲートロータの歯35の側線35a,35aを上記中心線35bに対して10°以下にすることによって、小型で効率が良好なシングルスクリュー圧縮機が得られる。
【0025】
さらに、上記ゲートロータ34が備える歯35,35,・・・の枚数は12枚であり、上記スクリューロータ31が備える溝32の個数は6個であって、この歯35の枚数と溝32の個数は互いに素でないから、上記歯35と溝32との噛み合いの組み合わせのグループが6つ生じる。この6つのグループ毎に、上記歯35と溝32との間のクリアランスが所定の値よりも小さくなるように、歯35と溝32の寸法精度を制御している。したがって、このシングルスクリュー圧縮機は、従来におけるように全ての溝および歯の寸法精度を制御するよりも容易、かつ安価に製造できる。
【0026】
図5は、本発明の第4実施形態のシングルスクリュー圧縮機が備えるゲートロータを示す図である。このゲートロータ44は、12枚の歯45,46,47,・・・を有し、この12枚の歯45,46,47・・・のうちの4枚の歯46,46,47,47は、先端のコーナーの1つが丸味を帯びている。より詳しくは、上記歯46は、ゲートロータ44の中心から見て上記歯46の中心線46bの左側のコーナー46cが丸味を帯びている。一方、上記歯47は、ゲートロータ44の中心から見て上記歯47の中心線47bの右側のコーナー47cが丸味を帯びている。上記ゲートロータ44の形状が互いに異なる3種類の歯45,46,47は、いずれも、側縁45a,46a,47aが歯45,46,47の中心線45b,46b,47bとなす角度が略10°に形成されて略扇形をなしている。
【0027】
上記シングルスクリュー圧縮機を組立てる際、上記ゲートロータ44は、コーナー46c,47cが丸味を帯びた歯46,47を有するので、上記丸味を帯びたコーナー46c,47cが上記スクリューロータの溝と溝との間の山に干渉しない。したがって、上記ゲートロータ44の歯45,46,47を滑らかにスクリューロータの溝に嵌合でき、その結果、シングルスクリュー圧縮機を容易に組立てることができる。
【0028】
また、このシングルスクリュー圧縮機は、上記ゲートロータ44の歯45,46,47,・・・の形状に対応した形状の溝を有する図示しないスクリューロータを備える。このスクリューロータが有する溝の個数は6であり、上記ゲートロータ44が有する歯の枚数の12と互いに素でない。このスクリューロータの溝の個数およびゲートロータ44の歯45,46,47の枚数は、第1実施形態のシングルスクリュー圧縮機におけるスクリューロータ1の溝2の個数およびゲートロータ4の歯5の枚数と夫々同一である。したがって、本実施形態のシングルスクリュー圧縮機においても、スクリューロータの溝とゲートロータ44の歯45,46,47との噛み合いの組み合わせが6グループに分かれる。ここにおいて、上記スクリューロータの1つの溝に、上記ゲートロータ44の中心に関して点対称位置にある2つの歯が噛み合う。したがって、上記ゲートロータ44の中心から見て同一の位置のコーナーが丸味を帯びて互いに点対称位置に配置された歯46,46、および歯47,47は、各々同じ溝に噛み合う。つまり、上記スクリューロータが有する6個の溝のうちの2つの溝のみを、上記歯46,47の形状に対応した断面形状に各々形成すればよい。スクリューロータの溝の個数とゲートロータの歯の枚数が互いに素である従来のシングルスクリュー圧縮機において、上記歯のコーナーが丸味を帯びるように形成すると、上記歯は全ての溝に噛み合うので、全ての溝を上記丸味に対応した形状に形成する必要があって、非常に手間とコストがかかる。したがって、本発明によれば、ゲートロータ44の歯46,47のコーナー46c,47cに丸味を形成する手間や、この歯46,47と嵌合する溝に上記丸味に対応する形状を形成する手間が、最小限に抑えることができて、シングルスクリュー圧縮機を製造する際の手間とコストを低減できる。しかも、上記スクリューロータの溝およびゲートロータ44の歯45,46,47は、上記6つのグループにおいて、グループ内で溝と歯45,46,47の寸法精度を制御すればよい。したがって、本実施形態のシングルスクリュー圧縮機は、小型で効率が良好であり、また、組立て易く、しかも、安価にできる。
【0029】
上記第4実施形態において、ゲートロータ44の歯46,47に、丸味を帯びたコーナー46c,47cを各々1つずつ設けたが、上記丸みを帯びたコーナーは、1つの歯について2つ設けてもよい。
【0030】
また、上記第4実施形態において、上記ゲートロータ44は、コーナー46c,47cが丸味を帯びた歯46,47を4枚有したが、上記ゲートロータは、コーナーが丸味を帯びた歯を幾つ有していてもよい。例えば、図6に示すように、ゲートロータ54の1つの歯56の2つのコーナー56c,56cに丸味を付して、この丸味を帯びた2つのコーナー56c,56cを有する歯56と、略矩形の歯55とを、軸回りに交互に配置してもよい。さらに、ゲートロータの全ての歯を、
コーナーが丸味を帯びた歯にしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上より明らかなように、請求項1の発明のシングルスクリュー圧縮機は、ケーシングと、上記ケーシングに内装されたスクリューロータと、上記スクリューロータの溝に噛合する歯を有するゲートロータとを備えるシングルスクリュー圧縮機において、上記スクリューロータの溝の個数と、上記ゲートロータの歯の枚数は、互いに素でないので、上記スクリューロータの所定の溝には、上記ゲートロータの歯のうちの特定の歯のみが噛み合って、上記溝と歯との噛み合いの組み合わせが複数のグループに分かれるから、上記ゲートロータの歯とスクリューロータの溝との寸法精度を上記グループ毎に制御すればよく、これによって、従来におけるような全ての歯と溝との寸法精度を同時に制御することが回避できるから、容易にゲートロータの歯とスクリューロータと溝との間のクリアランスを適切にできて、効率が良く、しかも安価なシングルスクリュー圧縮機が得られる。
【0032】
また、請求項1の発明のシングルスクリュー圧縮機は、ゲートロータの歯が末広がりの扇形であるので、このゲートロータは、略矩形の歯を有する従来のゲートロータと略同一の径を有するにも拘らず、上記扇形の歯が上記略矩形の歯よりも大きい面積を有し、しかも、上記扇形の歯のゲートロータ中心側の幅は、上記略矩形の歯の幅と略同一であるから、この扇形の歯が噛み合う溝のスクリューロータ周面における幅もまた、従来のスクリューロータの溝の幅と略同一にでき、その結果、スクリューロータおよびゲートロータの外形寸法を増大することなくシングルスクリュー圧縮機の圧縮容量を増加できる。
【0033】
また、請求項1の発明のシングルスクリュー圧縮機は、ゲートロータの歯の中心を通る半径方向の線に対して、上記歯の側縁がなす角度が10°以下であるので、スクリューロータの寸法を大きくすることなく効果的にシングルスクリュー圧縮機の圧縮容積を増加できる。
【0034】
請求項2および3の発明のシングルスクリュー圧縮機は、ゲートロータの歯の少なくとも1つは、先端のコーナーの少なくとも1つが丸味を帯びているので、このゲートロータの歯はスクリューロータの溝と溝との間の山に干渉することがないから容易にゲートロータをスクリューロータに嵌合でき、シングルスクリュー圧縮機を容易に組立てることができる。
【0035】
請求項4の発明のシングルスクリュー圧縮機は、上記スクリューロータの溝の個数およびゲートロータの歯の枚数が、夫々6個および10枚であるか、または、夫々6個および12枚であるので、シングルスクリュー圧縮機の効率が効果的に向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)は、本発明の第1実施形態のシングルスクリュー圧縮機が備えるスクリューロータを示す断面図であり、図1(b)は、このシングルスクリュー圧縮機が備えるゲートロータを示す平面図である。
【図2】 第2実施形態のシングルスクリュー圧縮機が備えるゲートロータを示す図である。
【図3】 6個の溝を有するスクリューロータが設けられたシングルスクリュー圧縮機について、歯の枚数が互いに異なるゲートロータを用いた場合の圧縮機の効率を、歯の枚数に対応して示した図である。
【図4】 図4(a)は、第3実施形態のシングルスクリュー圧縮機が備えるゲートロータを示す図であり、図4(b)は、スクリューロータにゲートロータが噛み合う様子を示した断面図である。
【図5】 本発明の第4実施形態のシングルスクリュー圧縮機が備えるゲートロータを示す図である。
【図6】 2つのコーナーに丸味が帯びた歯と、略矩形の歯とを、軸回りに交互に配置したゲートロータを示す図である。
【図7】 従来のシングルスクリュー圧縮機を示す図である。
【符号の説明】
1 スクリューロータ
2 スクリューロータの溝
4 ゲートロータ
5 ゲートロータの歯
5a ゲートロータの歯の側縁
Claims (4)
- ケーシングと、
上記ケーシングに内装されたスクリューロータ(1,31)と、
上記スクリューロータの溝(2,32)に噛合する歯(5,25,35,45,46,47,55,56)を有すると共に、上記スクリューロータの軸に略直交する軸回りに回転するゲートロータ(4,24,34,44,54)とを備えるシングルスクリュー圧縮機において、
上記スクリューロータの溝(2,32)の個数と、上記ゲートロータの歯(5,25,35,45,46,47,55,56)の枚数は、互いに素でなく、
上記ゲートロータの歯(35,45,46,47,55,56)は、末広がりの扇形であり、
上記ゲートロータの歯(35,45,46,47)の中心を通る半径方向の線(35b,45b,46b,47b)に対して、上記歯の側縁(35a,45a,46a,47a)がなす角度(α)が10°以下であることを特徴とするシングルスクリュー圧縮機。 - ケーシングと、
上記ケーシングに内装されたスクリューロータ(1,31)と、
上記スクリューロータの溝(2,32)に噛合する歯(5,25,35,45,46,47,55,56)を有すると共に、上記スクリューロータの軸に略直交する軸回りに回転するゲートロータ(4,24,34,44,54)とを備えるシングルスクリュー圧縮機において、
上記スクリューロータの溝(2,32)の個数と、上記ゲートロータの歯(5,25,35,45,46,47,55,56)の枚数は、互いに素でなく、
上記ゲートロータの歯の少なくとも1つ(46,47,56)は、先端のコーナーの少なくとも1つ(46c,47c,56c)が、丸味を帯びていることを特徴とするシングルスクリュー圧縮機。 - 請求項1に記載のシングルスクリュー圧縮機において、
上記ゲートロータの歯の少なくとも1つ(46,47,56)は、先端のコーナーの少なくとも1つ(46c,47c,56c)が、丸味を帯びていることを特徴とするシングルスクリュー圧縮機。 - 請求項1に記載のシングルスクリュー圧縮機において、
上記スクリューロータの溝(2,32)の個数およびゲートロータの歯(5,25,35,45,46,47,55,56)の枚数が、夫々6個および10枚であるか、または、夫々6個および12枚であることを特徴とするシングルスクリュー圧縮機。
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