JP3840380B2 - ファクシミリサーバ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LAN等のコンピュータ通信網に接続可能なファクシミリサーバに関し、特に、クライアントその他の端末への配信機能を備えたファクシミリサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年におけるファクシミリサーバは、一般的なG3方式等によるファクシミリ通信機能、電子メールにて原稿等の画データを送受信するインターネットFAX(ファクシミリ)機能、受信データを所定の宛先に配信する配信機能等を備え、受信したG3FAX、インターネットFAX等を予めファクシミリサーバ自身に記憶された設定情報に従って、他のG3FAX、インターネットFAX、サリュテーションクライアント等への配信等を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の如く、前記ファクシミリサーバは、複数のプロトコルに対応して、画データの受信及び配信を行うことができるが、前記ファクシミリサーバ配下のクライアント端末等においては、受信した画データを参照できるソフトウエアがごく一部のものに限定されていた。例えば、前記サリュテーションプロトコルによって、前記ファクシミリサーバがファクシミリ受信した画データをクライアント端末に配信し、クライアント端末がこの画データを参照するに際しては、専用ソフトウエアに限定される。
【0004】
また、各クライアント端末のユーザ側には、全ての画データをメーラー(電子メール送受信用クライアント・ソフト)で参照できるようにしたい、全ての画データをWWW(World Wide Web)ブラウザで参照できるようにしたい等の要望があったが、上記のように、使用するソフトウエアが限定され、配信される画データを参照するソフトウエアを任意に選択することができなかったために、前記要望を実現することは困難であった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、本発明は、配信先となるクライアントが、任意のソフトウエアを使用して、配信された画データ等を受信、参照等することができるように、受信した画データ等を配信することのできるファクシミリサーバを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1記載のファクシミリサーバは、ファクシミリ通信機能又はインターネットファクシミリ受信機能により外部からデータを受信するデータ受信部と、受信データの配信先のユーザIDを選択するとともに、ユーザID毎に指定された配信プロトコルを格納するユーザテーブルを参照して、選択したユーザIDから前記受信画データの配信プロトコルを選択するルーティング処理部と、受信データを選択された配信プロトコルに適合させる複数のデータ変換部と、変換された受信データを選択された配信先宛のデータとして保持する複数のサーバ部と、を備えたファクシミリサーバであって、前記ルーティング処理部は、選択された前記ユーザIDについて複数の配信プロトコルが前記ユーザテーブルに格納されている場合に、当該ユーザIDを配信先とする1の受信画データについて当該複数の配信プロトコルを選択するものであることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るファクシミリサーバについて、図面に基づいて説明する。図1にこのファクシミリサーバ1の具体的な構成例を示す。前記ファクシミリサーバ1は、CPU(中央処理装置)2、RAM(ランダムアクセスメモリー)3、ROM(リードオンリーメモリー)4、コーデック5、モデム6、NCU(ネットワークコントロールユニット)7、読取部8、記録部9、操作部10及びLANI/F11を備えたものであって、各装置2乃至11は、通信可能にバス12によって接続されている。
【0009】
前記CPU2は、所定のプログラムに従って、このファクシミリサーバ1を構成する各装置を制御する。
【0010】
前記RAM3は、画データ、FAX番号、メールアドレス、後述する配信データテーブルとユーザテーブル、前記ファクシミリサーバ1の各種動作の設定情報等を記憶する記憶部として、また、一時的に蓄積される諸データ等の記憶部として機能する。
【0011】
前記ROM4は、前記CPU2によりこのファクシミリサーバ1の各部の動作が制御されるための各種プログラムを記憶している。
【0012】
前記コーデック5は、複数のプロトコルに対応して符号化(エンコード)・復号(デコード)するものである。すなわち、前記読取部8にて読み取られた画データ等を送信のためにMH、MR、MMR方式等により符号化し、受信した画データを復号する。また、コンピュータで使用される一般的に使われている画像フォーマットであるTIFF(Tagged Image File Format)形式にも対応して符号化、復号することもできる。なお、TIFFの仕様は、米国Adobe System社によって公開されており、名称の通り、ファイル内のデータ・ブロックにタグを使用してデータを表現され、タグを使用することにより解像度や色数の異なる複数の画データを同時に格納することができる。
【0013】
前記モデム6は、例えばITU−T(国際電気通信連合)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信データの変調及び復調を行う。
【0014】
前記NCU7は、電話回線を制御して電話をかけたり、切ったりする回線網制御装置であり、PSTN(公衆交換電話網)13に接続されている。
【0015】
前記読取部8は、原稿の画像データを読み取って、白黒2値に変換した画データを出力する。
【0016】
前記記録部9は、例えば電子写真方式のものからなり、受信した画データを記録紙上に記録する。例えば、前記読取部8で読み取られた原稿の画データやファクシミリ受信した画データを、前記CPU2の指示により、印字出力する。
【0017】
前記操作部10は、例えば、このファクシミリサーバ1の状態に関する情報、各種操作指示画面等を表示するディスプレイ10a、FAX番号等を入力するためのテンキー10b、短縮番号から発信するための短縮キー10c、原稿の読取り動作の開始等を行うためのスタートキー10d、前記ディスプレイ10a内のカーソルの移動などをするためのカーソルキー10e等を備えており、各種操作はこの操作部10により行われる。
【0018】
前記LANI/F11は、LAN(ローカルエリアネットワーク)18とのインターフェイスを備えており、このLAN18とファクシミリサーバ1とを通信可能に接続している。
【0019】
上記したハードウェア構成を有するファクシミリサーバ1において、前記CPU2は、ROM4に記憶された所定のプログラムに基づき、図2に示す機能ブロックを形成して本発明に係るファクシミリサーバ1を実現する。すなわち、前記ファクシミリサーバ1は、G3FAXを受信するG3FAX受信部14A及び電子メールを受信する電子メール受信部14Bからなるデータ受信部14と、該データ受信部14で受信した受信データの配信先及びプロトコルを選択するルーティング処理部15と、受信データを選択されたプロトコルに適合させる夫々別個のプロトコルに対応した複数のデータ変換部16と、該データ変換部16に夫々接続され、変換された受信データを配信先宛のデータとして保持する複数のサーバ部17とを含んで構成される。サーバ部17において管理等される各種プロトコルに対応した画データ等はLANI/F11、LAN18を通じて該LAN18に接続されたファクシミリサーバ1配下のクライアント等から取り出されることによって配信される。
【0020】
この配信先毎に行われるプロトコルの指定は、ユーザ等により、前記操作部10等を利用して行われ、設定は配信先の登録と共に行われる。例えば、配信先を登録する際に、その配信先のユーザID、パスワードと共に、配信するためのプロトコルを指定する。すると、ファクシミリサーバ1においては、図3に示すようなユーザテーブル26が形成され、これが前記RAM3の所定の記憶領域に記憶される。該ユーザテーブル26は、配信先として登録された「ユーザID」及び「パスワード」毎に対応して夫々指定された「プロトコル」が格納されたものである。
【0021】
前記複数のデータ変換部16の各々は、サリュテーションデータ変換部16A、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)データ変換部16B、FTP(File Transfer Protocol)データ変換部16C及びPOP(Post Office Protocol)データ変換部16Dであり、前記ルーティング処理部15により、これらデータ変換部16A乃至16Dのうち何れか1のものが選択され、前記データ受信部14から画データ等の受信データを受信する。また、前記複数のサーバ部17の各々は、サリュテーションサーバ部17A、HTTPサーバ部17B、FTPサーバ部17C及びPOPサーバ部17Dであり、夫々、前記データ変換部16A乃至16Dに接続されて前記データ変換部16で変換されたデータを受信する。
【0022】
前記サリュテーションデータ変換部16Aは、前記ルーティング処理部15から受けたデータに対し、サリュテーションプロトコルに適合させるためのデータ変換を実行し、前記サリュテーションサーバ部17Aがその変換されたデータを受信して配信先宛のデータとして保持する。なお、サリュテーションプロトコルとは、インターネット、LAN等で、コンピュータ及びオフィス機器を特定、管理等するための通信プロトコルであり、該プロトコルは、サリュテーション・コンソーシアム(Salutation Consortium)によって公開されている。
【0023】
前記HTTPデータ変換部16Bは、前記ルーティング処理部15から受けたデータに対し、HTTPに適合させるためのデータ変換を実行し、前記HTTPサーバ部17Bがその変換されたデータを受信して該データの管理、通信制御等を行う。なお、HTTPとは、インターネットにおいて、WWW(World Wide Web)サーバとWWWクライアントの間でHTML(Hypertext Makeup Language)文書などを送受信するための通信プロトコルであり、HTMLとは、例えば、ホームページを作成するときに使用される記述言語である。
【0024】
前記FTPデータ変換部16Cは、前記ルーティング処理部15から受けたデータに対し、FTPに適合させるためのデータ変換を実行し、前記FTPサーバ部17Cがその変換されたデータを受信して該データの管理、通信制御等を行う。なお、FTPとは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)の上位層で働くファイル転送プロトコルである。
【0025】
前記POPデータ変換部16Dは、前記ルーティング処理部15から受けたデータに対し、POP(POP3)に適合させるためのデータ変換を実行し、前記POPサーバ部17Dがその変換されたデータを受信して該データの管理、通信制御等を行う。なお、POP(POP3)とは、インターネットやイントラネット上でメール・ソフトなどを使ってメールサーバにアクセスし、電子メールの内容を取り出すためのプロトコルである。また、POP3(Post Office Protocol Version 3)は、POPの中で、現在最も普及している電子メール用送受信プロトコルであり、IETF(Internet Engineering Task Force)が公開しているRFC(Request For Comments)1939で規定されている。
【0026】
以上説明したファクシミリサーバ1は、例えば、図4に示すネットワーク環境Aに設置されて使用される。すなわち、前記ファクシミリサーバ1は、LAN18を通じて、ルータ19、メールサーバM、前記ユーザテーブル26においてサリュテーションが指定されているサリュテーションクライアント20、前記ユーザテーブル26においてPOP3が指定されているPOPクライアント21、前記ユーザテーブル26においてHTTPが指定されているHTTPクライアント22、前記ユーザテーブルにおいてFTPが指定されているFTPクライアント23と相互に通信可能に接続されている。さらに、前記ファクシミリサーバ1は、前記ルータ19を通じ、インターネットを介してインターネットFAX24と送受信可能であり、また、PSTN(公衆交換電話網)13を通じてG3FAX25とも送受信可能である。
【0027】
前記ファクシミリサーバ1は、一般的なG3方式等によるファクシミリ通信機能、電子メールにて原稿等の画データを前記メールサーバMを介して受信するインターネットファクシミリ受信機能、前記したサーバ部17A乃至17Dを介して配信する配信機能、Fコード通信機能、前記サリュテーションプロトコルに対処する機能等を備えている。なお、前記Fコード通信は、ITU−Tの規格にしたがって、サブアドレスやパスワードを利用して通信する機能であり、このFコード通信機能を利用して他のFコード通信機能を備えたファクシミリ等から受信したサブアドレスやパスワードに従って、受信した画データ等を、予め設定された配信先に自動的に配信することができる。
【0028】
前記インターネットファクシミリ受信機能を実現するために、前記ファクシミリサーバ1は、TCP/IPを実装し、前記メールサーバMから電子メールの本文と共に該電子メールに添付されたMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)のBase64等に基づきテキスト化されたファイルを受信し、該ファイルをTIFF形式のデータに復号し、さらに、前記した種々のデータ変換を行って各サーバ17A乃至17Dに格納する。
【0029】
前記配信機能によれば、配信される宛先は、前記RAM3に記憶された配信情報に基づいて決定される。RAM3に記憶された配信情報は、予め、ユーザ等により、前記操作部10等を利用して登録され、図5に示すような配信データテーブル27が形成される。該配信データテーブル27は、「受信データ」毎に対応して「ユーザID」が格納されたものである。
【0030】
前記配信データテーブル27に基づき、前記ファクシミリサーバ1は、全ての受信データをユーザID27aとして指定された前記サリュテーションクライアント20に対して配信を行い、所定の発信元FAX番号27bが受信データのTSI信号(送信端末識別信号)から特定されれば、ユーザID27cとして指定された前記POPクライアント21に対して配信を行い、前記Fコード通信機能によってサブアドレス27dとパスワード27eが受信されれば、ユーザID27fとして指定された前記HTTPクライアント22に対して配信を行い、受信データの送信元電子メールアドレスが所定の電子メールアドレス27gであれば、ユーザID27hとして指定された前記FTPクライアント23に対して配信を行う。
【0031】
以下、前記ファクシミリサーバ1がファクシミリ受信(インタネットFAXの受信を含む)をしたときの該ファクシミリサーバ1の動作について、図6に示すフローチャートに基づき説明する。なお、この動作は、ROM4に記憶されている制御プログラム等に基づいて、CPU2の発行する命令に従って行われる。また、前記ファクシミリサーバ1においては、受信する前に予めオペレータ等により、配信すべき宛先とその宛先に対するプロトコルが設定され、前記したユーザテーブル26及び配信データテーブル27が生成されてRAM3に記憶されているものとする。
【0032】
まず、前記ファクシミリサーバ1が前記データ受信部14からファクシミリ受信(電子メールの受信を含む)をすると(S1)、前記ルーティング処理部15は、この受信した画データ等(受信データ)をどのユーザID(クライアント)へ配信すべきかを前記配信データテーブル27に基づき選択し(S2)、さらに、選択したユーザIDから前記ユーザテーブル26を参照して受信した画データ等の配信プロトコルを選択する(S3)。
【0033】
プロトコルの選択について更に詳細に述べると、まず、選択されたプロトコルを前記ユーザテーブル26に基づき、サリュテーションプロトコルであるか否かの判断をし(S4)、サリュテーションプロトコルである場合は、前記サリュテーションデータ変換部16Aにおいて受信した前記画データ等を符号化データのまま所定のデータ形式に変換して前記サリュテーションサーバ部17Aに割り当てられたメモリー(前記RAM3の所定の記憶領域)に蓄積し(S5)、受信した旨を前記サリュテーションクライアント20に通知するイベントを発行を行い(S6)、前記サリュテーションクライアント20からの取り出しを待つ(S7)。
【0034】
前記S4において、選択されたプロトコルがサリュテーションプロトコルでない場合は、つぎに、選択されたプロトコルがPOPであるか否かの判断をし(S8)、POPである場合は、前記POP変換部16Dにおいて前記画データを電子メール添付可能な、前記TIFF形式のファイルへの変換を行って前記POPサーバ部17Dに割り当てられたのメモリー(前記RAM3の所定の記憶領域)に蓄積し(S9)、前記S7へ移行して前記POPクライアント21からの取り出しを待つ。なお、前記データ受信部14が電子メールを受信して、電子メールに添付された画データがTIFF形式のファイルである場合は、前記した変換は行われず、そのまま、前記メモリーに蓄積される。
【0035】
前記S8において、選択されたプロトコルがPOPでない場合は、つぎに、FTPであるか否かの判断をし(S10)、FTPである場合は、前記FTP変換部16Cにおいて前記画データを符号化データのまま所定のデータ形式に変換して前記FTPサーバ部17Cに割り当てられたのメモリー(前記RAM3の所定の記憶領域)に蓄積し(S11)、前記S7へ移行して前記FTPクライアント23からの取り出しを待つ。
【0036】
前記S10において、選択されたプロトコルがFTPでない場合は、つぎに、HTTPであるか否かの判断をし(S12)、HTTPである場合は、前記HTTP変換部16Bにおいて前記画データをHTML形式に変換し、前記HTTPサーバ部17Bに割り当てられたメモリー(前記RAM3の所定の記憶領域)に蓄積し(S13)、前記S7へ移行して前記HTTPクライアント22からの取り出しを待つ。前記S12において、HTTPでない場合は、前記S5へ移行し、前記したS5、S6、S7の動作が実行される。なお、前記S7における各クライアントからの取り出しは、前記ユーザテーブル26の「ユーザID」及び「パスワード」が各クライアントから指定されて行われる。
【0037】
なお、前記ファクシミリサーバ1の前記サーバ部17A乃至17Dに割り当てられたメモリーに蓄積された各種プロトコルに対応するデータは、前記クライアント20乃至23の所定の動作により、これらクライアントに夫々取り込まれる。各別に説明すると、サリュテーションクライアント20は、独自の画データ送受信用クライアントソフトを使用して、サリュテーションサーバ部17Aから画データを取り込むと共に、画データを端末画面に表示させることができ、POPクライアント21は、メーラー(電子メール送受信用クライアントソフト)を使用して、POPサーバ部17Dから画データが添付された電子メールを取り込んで、画データを端末画面に表示させることができ、FTPクライアント23は、いわゆるFTPソフトを使用して、FTPサーバ部17Cから画データを取り込んで、画データを端末画面に表示させることができ、HTTPクライアント22は、WWWブラウザでHTTPサーバ部17BからHTML形式の文書を取り込んで、画データを端末画面に表示させて内容を確認することができる。
【0038】
なお、前記ユーザテーブル26に1のユーザIDについて複数のプロトコルが指定された場合は、前記ルーティング処理部15は、前記S3において、1の受信した画データ(受信データ)に対して複数の配信プロトコルを選択するようになっており、選択された全ての配信プロトコルについて、前記S4乃至S7の処理が実行されるようになっている。このことによって、例えば、クライアント20乃至23に前記した各プロトコルに対応する複数種のソフトをインストールすれば、クライアント20乃至23において、複数のプロトコルから任意のものを選択して配信を受けることが可能である。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載のファクシミリサーバは、ファクシミリ通信機能又はインターネットファクシミリ受信機能により外部からデータを受信するデータ受信部と、受信データの配信先のユーザIDを選択するとともに、ユーザID毎に指定された配信プロトコルを格納するユーザテーブルを参照して、選択したユーザIDから前記受信画データの配信プロトコルを選択するルーティング処理部と、受信画データを選択された配信プロトコルに適合させる複数のデータ変換部と、変換された受信画データを選択された配信先の画データとして保持する複数のサーバ部と、を備えたファクシミリサーバであって、前記ルーティング処理部は、選択された前記ユーザIDについて複数の配信プロトコルが前記ユーザテーブルに格納されている場合に、当該ユーザIDを配信先とする1の受信画データについて当該複数の配信プロトコルを選択するものであるので、各クライアントにおけるユーザが予め指定したプロトコルに従って受信データの配信を行うことができる。この結果、配信時のプロトコルとして希望するプロトコルを選択しておくことで、当該クライアントにおいては、ファクシミリサーバが受信した画データをすべてそのプロトコルに対応するソフトウエアを使って受信、参照等することができる。また、このことによって、使用するソフトウエアを統一でき、受信ファクシミリの管理の簡素化を図ることができる。さらに、各プロトコルに対応する複数種のソフトがインストールされたクライアントに対して、複数のプロトコルで配信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリサーバの構成例を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリサーバのCPUが形成する機能ブロック図である。
【図3】クライアントへ配信するときのプロトコルを決定するために参照されるユーザテーブルの一例を示した図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るネットワーク環境を示したブロック図である。
【図5】受信データの配信先を決定するために参照される配信データテーブルの一例を示した図である。
【図6】ファクシミリ受信をしたときの本発明の実施の形態に係るファクシミリサーバの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリサーバ
2 CPU
3 RAM
4 ROM
14 データ受信部
14A G3FAX受信部
14B 電子メール受信部
15 ルーティング処理部
16 データ変換部
16A サリュテーションデータ変換部
16B HTTPデータ変換部
16C FTPデータ変換部
16D POPデータ変換部
17 サーバ部
17A サリュテーションサーバ部
17B HTTPサーバ部
17C FTPサーバ部
17D POPサーバ部
26 ユーザテーブル

Claims (1)

  1. ファクシミリ通信機能又はインターネットファクシミリ受信機能により外部からデータを受信するデータ受信部と、受信データの配信先のユーザIDを選択するとともに、ユーザID毎に指定された配信プロトコルを格納するユーザテーブルを参照して、選択したユーザIDから前記受信画データの配信プロトコルを選択するルーティング処理部と、受信データを選択された配信プロトコルに適合させる複数のデータ変換部と、変換された受信データを選択された配信先宛のデータとして保持する複数のサーバ部と、を備えたファクシミリサーバであって、前記ルーティング処理部は、選択された前記ユーザIDについて複数の配信プロトコルが前記ユーザテーブルに格納されている場合に、当該ユーザIDを配信先とする1の受信画データについて当該複数の配信プロトコルを選択するものであることを特徴とするファクシミリサーバ。
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