JP3839869B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は半導体記憶装置に関し、特にダイナミック型半導体記憶装置のテスト動作を制御する回路構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
図17は、従来のダイナミック型半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図である。図17において、半導体記憶装置1は、半導体チップ上に形成され、各々が行列状に配列される複数のメモリセルを有する4つのメモリセルプレーン2a〜2dを含む。
【0003】
アドレス信号に従ってメモリセルを選択するために、行選択回路(ロウプリデコーダ、ロウデコーダおよびワード線ドライバ)および列選択回路(コラムプリデコーダ、コラムデコーダおよびIOゲート)が設けられているが、これらは、図面を簡略化するために示していない。
【0004】
メモリセルアレイ2a〜2dの各々は、4つの列グループに分割され、各列グループに対応して、グローバルIO線対GIOPが配置される。メモリセルプレーン2a〜2dの各々において、それらが選択されている場合、各列グループにおいて1ビットのメモリセルが選択されて、選択メモリセルのグローバルIO線対GIOPと結合される。
【0005】
半導体記憶装置は、さらに、グローバルIO線対GIOPのそれぞれに対応して設けられ、対応するグローバルIO線対GIOPとデータの入出力を行なうプリアンプ/書込バッファ7と、プリアンプ/書込バッファ7に対応して設けられ、対応するプリアンプから与えられた内部読出データを増幅して対応する読出データバスRDAP(RDAPa〜RDAPd)へ伝達する読出ドライバ8と、メモリセルアレイ2a〜2dのそれぞれに対応して設けられ、テスト動作モード時においてプリアンプ/書込バッファ7から読出されるデータの論理の一致/不一致を判別する第1のテストモード回路9と、メモリセルプレーン2a〜2dのそれぞれに設けられた第1のテストモード回路9からの判定結果を示す信号を受けて、これらの与えられた判定結果信号の論理の一致/不一致を判別する第2のテストモード回路10と、読出データバスRDAPa〜RDAPd上の信号とテストモード回路10からの信号とを受け、与えられた信号を選択的に出力バスRDPを介して出力バッファ13へ伝達するドライバ回路11を含む。
【0006】
プリアンプ/書込バッファ7により、メモリセルプレーン2a〜2dのそれぞれにおいて、4つの列グループのうち1つの列グループが選択され、選択された列グループのメモリセルデータが読出ドライバ8を介して対応する読出データバスRDAPa〜RDAPd上に伝達される。
【0007】
テスト動作モード時においては、メモリセルアレイ2a〜2dのそれぞれにおいて、4つの列グループがすべて選択状態とされ、4つのプリアンプ7の出力信号が対応する第1のテストモード回路9へ伝達される。
【0008】
ドライバ回路11は、通常動作モード時においては、読出データバスRDAPa〜RDAPd上に読出されたデータのうち、選択状態とされたメモリセルプレーンからの読出データを選択して出力バッファ13へ与える。
【0009】
テスト動作モード時においては、ドライバ回路11は、このテストモード回路10からのテスト結果を示す信号を選択して、出力データバスRDPを介して出力バッファ13上へ伝達する。
【0010】
入力データバスWDを介してプリアンプ/書込バッファ7の書込バッファが入力バッファ12に結合される。メモリセルプレーン2a〜2dのうち選択されたメモリセルプレーンに対応する書込バッファ7が活性状態とされ、選択されたメモリセルプレーンにおいて、選択された列グループに含まれる選択メモリセルに対して書込バッファを介してデータが書込まれる。
【0011】
半導体記憶装置は、さらに、外部から与えられるアドレス信号を受けて内部アドレス信号を生成するアドレスバッファ3と、アドレスバッファ3から与えられる内部アドレス信号(内部コラムアドレス信号)の変化を検出して、アドレス変化検出信号ATDを発生するATD発生回路4と、ATD発生回路4からのアドレス変化検出信号ATDに応答して、プリアンプ/書込バッファ7に含まれるプリアンプを活性化するためのプリアンプイネーブル信号PAEを発生するPAE発生回路5と、ATD発生回路4からのアドレス変化検出信号ATDに応答して、グローバルIO線対GIOPをイコライズするためのイコライズ指示信号IOEQを発生するIOEQ発生回路6を含む。
【0012】
ここで、グローバルIO線対GIOPは、相補信号線対で構成されており、互いに相補なデータ信号を伝達する。このイコライズ信号IOEQにより、グローバルIO線対GIOPのグローバルIO線の電位が等しくされる。
【0013】
半導体記憶装置は、さらに、外部から与えられる電源電位Vccを受け、この外部電源電位Vccよりも低い周辺回路用電源電位Vccpおよびメモリセルアレイ用電源電位Vccsを発生する内部降圧回路29を含む。周辺回路用電源電位Vccpは、プリアンプ/書込バッファ7および読出ドライバ8などの周辺回路へ動作電源電位として供給される。
【0014】
メモリセルアレイ用電源電位Vccsは、メモリセルプレーン2a〜2dを駆動する回路(ビット線の充放電を行なうセンスアンプ)およびアレイ内部のpチャネルMOSトランジスタの基板領域へ印加される。
【0015】
出力バッファ13および入力バッファ12は、共通のデータ入力端子DQを介して装置外部とデータの入出力を行なう。
【0016】
次に、この発明と関連する、マルチビットテスト動作について説明する。
半導体記憶装置の記憶容量が増大すると、それに応じてメモリセルの数も増大する。メモリセルの良/不良の判定を1ビット単位で行なうと、テスト時間が極めて長くなり、チップコストの上昇を招く。そこで、複数のメモリセルについて同時に良/不良の判定を行なうことにより、テスト時間の短縮を図ることが行なわれる。このような複数のメモリセル単位でテストを行なうモードをマルチビットテストモードと称する。
【0017】
以下、マルチビットテストモードのテストデータの書込動作について説明する。メモリセルプレーン2a〜2dのそれぞれにおいて、1つのメモリセル行が選択される。次いで、メモリセルプレーン2a〜2dのそれぞれにおいて、上記選択されたメモリセル行に属するメモリセルのうち、4ビットのメモリセルが選択される。この選択されたメモリセルに対し書込まれるべきテストデータを入力バッファ12からプリアンプ/書込バッファ7に含まれる書込バッファへ伝達する。
【0018】
マルチビットテストモードにおいては、書込バッファは、すべて動作状態とされる。これにより、メモリセルプレーン2a〜2dのそれぞれにおいて、選択された4ビットのメモリセルに対し同一のテストデータが書込まれ、合計16ビットメモリセルに対し同一のテストデータの書込が行なわれる。
【0019】
次に、マルチビットテストモード時におけるデータ読出動作について説明する。
【0020】
テストデータ書込時に同様にして、メモリセルプレーン2a〜2dのそれぞれにおいて、4ビットのメモリセルが同時に選択される。プリアンプ/書込バッファ7に含まれるプリアンプがすべて動作状態とされる。メモリセルアレイ2a〜2dそれぞれにおいて選択された4ビットメモリセルデータがプリアンプで増幅されて、対応する第1のテストモード回路9へ伝達される。
【0021】
第1のテストモード回路9は、それぞれ与えられた4ビットのメモリセルデータの論理の一致/不一致を判別し、その判別結果を示す信号を第2のテストモード回路10へ伝達する。
【0022】
第2のテストモード回路10は、この4つの第1のテストモード回路9から与えられた判別結果に従って、4つの第1のテストモード回路9において読出されたテストデータの論理の一致が検出されたか否かを判別する。
【0023】
このテストモード回路10から出力される判定データは、ドライバ11を介して出力バッファ13へ与えられ、出力バッファ13は、この判定データをデータ入出力端子DQへ伝達する。
【0024】
すなわち、この第2のテストモード回路10により、メモリセルプレーン2a〜2dのそれぞれにおいて選択された4ビットのメモリセル、つまり合計16ビットのメモリセルのデータの論理がすべて一致しているか否かが判別される。この第2のテストモード回路10からの判定データによって、同時に選択された16ビットのメモリセルにおいて不良メモリセルが存在するか否かが判別される。
【0025】
上述のとおり、1回に16ビットメモリセルをテストすることが可能なため、テスト時間を大幅に短縮することができる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
従来の半導体記憶装置の構成においては、第1のテストモード回路が、複数のメモリセルプレーンのそれぞれに対応して設けられており、かつこれら複数の第1のテストモード回路の出力信号が第2のテストモード回路へ伝達され、この第2のテストモード回路が同時に選択されたメモリセルの良/不良を判定する構成となっている。
【0027】
しかしながら、以上のようなテストモード回路の構成では、出力された判定データからは、選択されたいずれのメモリセルに不良メモリセルが存在するか否かを知ることはできなくなる。
【0028】
たとえば、半導体記憶装置の記憶容量の増大に伴い、不良メモリセルがテスト動作において検出された場合、当該不良メモリセルが存在するメモリセル列を予備のメモリセル列と置換することが行なわれる。この置換により、不良メモリセルが存在する場合でも、それに伴う動作不良を救済することが可能となる。
【0029】
従来の半導体記憶装置のマルチビットテストにおいては、不良メモリセルの存在するメモリセル列を特定することが困難であるため、上記のような予備メモリセル列への置換を行なうことができない。したがって、テスト時間を短縮するために、マルチビットテストモードの動作テストを行なった場合は、欠陥メモリセルによる動作不良を救済することができないという問題が生じる。
【0030】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、マルチビットテストモードにおいて、不良メモリセルが存在するメモリセル列を特定することが可能な半導体記憶装置を提供することである。
【0031】
この発明の他の目的は、マルチビットテストにより、テスト時間を短縮しつつ、不良メモリセルが存在するメモリセル列を予備のメモリセル列と置換することで、動作不良を救済することが可能な半導体記憶装置を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の半導体記憶装置は、外部からの制御信号に応じて、半導体記憶装置のテストモード動作を制御する制御手段と、第1複数個のメモリセルブロックとを備え、メモリセルブロックの各々は、行列状に配置される複数のメモリセルと、外部からのアドレス信号に応じて、n個(n:自然数)のメモリセル列を単位として、制御手段からのテストモード信号に応じたm個(m:自然数)のメモリセル列の単位を同時に選択する列選択手段と、選択されたメモリセル列に属するメモリセルからn×m個の記憶データを読出す読出手段と、n個のデータ一致検出手段とを含み、i番目(1≦i≦n)のデータ一致検出手段は、各メモリセル列の単位のうち、i番目のメモリセル列からのm個の記憶データを受け、記憶データの一致/不一致に応じた一致検出信号を出力し、メモリセルアレイブロックの各々から、n個の一致検出信号を受けて、制御手段に制御され、すべてのメモリセルブロックからの一致検出信号の比較結果に応じた第1の判定信号、およびn個の一致検出信号ごとの比較結果にそれぞれ対応する第1複数個の第2の判定信号のいずれかを出力するテスト手段をさらに備える。
【0036】
請求項2記載の半導体記憶装置は、請求項1記載の半導体記憶装置の構成に加えて、メモリセルブロックの各々は、さらに、メモリセル列の単位のn個を1グループとするとき、複数のメモリセル列のグループを含む予備のメモリセル列と、外部から設定されたアドレス値を記憶し、外部からのアドレス信号が設定されたアドレス値に対応する場合、対応する予備のメモリセル列のグループを選択する予備列選択手段とを含む。
【0037】
請求項3記載の半導体記憶装置は、請求項1記載の半導体記憶装置の構成において、各データ一致検出手段は、一致検出信号を伝達する信号配線と、記憶データの読出動作前に信号配線を所定の電位とするプリチャージ手段と、m個の記憶データにそれぞれ応じて、信号配線を放電するm個の放電手段とを含む。
【0038】
請求項4記載の半導体記憶装置は、請求項3記載の半導体記憶装置の構成において、テスト手段は、各々がn個の一致検出信号を受けて、比較結果に応じた論理レベルを有する第2の判定信号を出力する第1複数個の第1の論理回路と、第1複数個の第2の判定信号を受けて、比較結果に応じた論理レベルを有する第1の判定信号を出力する第2の論理回路とを含む。
請求項5記載の半導体記憶装置は、複数のメモリセルが配列された複数のメモリセル列を有する複数の列ブロックと、複数の列ブロック間に共通に設けられ、メモリセルからのデータが伝達される複数のデータバス線対と、複数のデータバス線対を所定の電位に充電するプリチャージ手段と、各メモリセル列に対応して設けられ、メモリセルからのデータを読出す複数の読出増幅回路と、各列ブロックの各読出増幅回路ごとに設けられ、読出増幅回路の出力に応じてデータバス線対の電荷を放電し、テストモード時において、少なくとも2つの列ブロックにおいて活性化された読出増幅回路の出力を列ブロック間のメモリセル列ごとにそれぞれ同じデータバス線対で受けるよう対応するデータバス線対に接続された複数の放電手段と、複数のデータバス線対に接続され、複数のデータバス線対間のデータの一致もしくは不一致を判定するテスト回路とを備える。
請求項6記載の半導体記憶装置は、請求項5記載の半導体記憶装置の構成において、テストモード時、少なくも2つの列ブロック間の2つの読出増幅回路の出力を受けるデータバス線対において、2つの読出増幅回路の出力データが一致する場合と、不一致の場合とで、データバス線対の電位が異なるものである。
請求項7記載の半導体記憶装置は、請求項5または6記載の半導体記憶装置の構成において、各データバス線対からのデータをデータ入出力端子に出力する複数の入出力バッファを備え、テストモードにおいて、テスト回路の出力は、入出力バッファを介してデータ入出力端子に出力される。
請求項8記載の半導体記憶装置は、メモリセルアレイと、複数のデータバス線対と、複数の放電回路とを備え、複数の放電回路のうちの少なくとも2つは、複数のデータバス線対の各々に対応しており、複数の放電回路の各々は、複数の放電回路の各々に加えられるデータに応答して、複数のデータバス線対のうちの対応する1つの線のうちのいずれか一方を放電し、複数の放電回路にそれぞれ対応する複数の増幅器をさらに備え、複数の増幅器は、複数の増幅器の各々が活性化されたときに、メモリセルアレイから、複数の放電回路の対応する1つにデータを与え、通常モードにおいては、増幅器の一方は活性化されており他方の増幅器は不活性化されており、一方および他方の増幅器は、複数のデータバス線対のうちの1つと関連しており、テストモードにおいては、複数のデータバス線対の各々に関連する増幅器のうちの少なくとも2つが活性化されており、複数のデータバス線対のそれぞれに対応して設けられる複数のプリチャージ回路をさらに備え、複数のプリチャージ回路の各々は、対応する複数のデータバス線対のうちの対応する1つをプリチャージし、複数のプリチャージ回路の各々は、前記複数のデータバス線対のうちの対応する1つに対応した前記放電回路に共通に設けられており、前記テストモードにおいて、前記複数のデータバス線対により伝達されたデータが一致するか否かを示すテスト結果を生成するためのマルチビットテスト回路をさらに備える。
請求項9記載の半導体記憶装置は、請求項8記載の半導体記憶装置の構成において、前記複数の増幅器の各々は、相互に相補な第1および第2の出力を有し、前記複数の放電回路の各々は、対応するデータバス線対のうちの一方の線と接地との間に結合する第1のトランジスタと、対応するデータバス線対の他方の線と接地との間に結合する第2のトランジスタとを含み、第1および第2のトランジスタは、それぞれ第1および第2の出力に応答する。
請求項10記載の半導体記憶装置は、請求項9記載の半導体記憶装置の構成において、マルチビットテスト回路は、テスト結果を生成するための第1段の判定回路と、判定結果データを生成するための第2段の判定回路とを含む。
【0039】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1の半導体記憶装置1000の構成を示す概略ブロック図である。
【0040】
図1を参照して、半導体記憶装置1000は、長辺方向および短辺方向にそれぞれ沿って存在する中央領域CR1およびCR2により互いに分離される4つのメモリセルプレーンM♯0〜M♯3を含む。
【0041】
メモリセルプレーンM♯0〜M♯3の各々は、たとえば、16Mビットの記憶容量を有する。つまり、この場合、半導体記憶装置1000は、64Mビットの記憶容量を備える。
【0042】
メモリセルプレーンM♯0〜M♯3の各々は、第1の中央領域CR1に面して長辺方向に沿って配置され、各々がワード線を選択するロウデコーダRD0〜RD3と、第2の中央領域CR2に面して短辺方向に沿って配置され、列選択信号を発生するコラムデコーダCD0〜CD3を含む。第1の中央領域CR1において長辺方向に沿ってパッドPD(データ入出力端子DQを含む)が配置される。このメモリセルプレーンM♯0およびM♯2の間の第1の中央領域CR1において外部からのアドレス信号を受けるアドレス信号入力パッドPDAが配置される。
【0043】
なお、半導体記憶装置1000においても、従来の半導体記憶装置と同様に、後に説明するように、各メモリセルプレーンM♯0〜M♯3に配置されるグローバルIO線対との間でデータの入出力を行なうプリアンプ/書込バッファ回路7、プリアンプ/書込バッファ回路から与えられた内部読出データを増幅して対応する読出データバスへ伝達する読出ドライバ8、読出データバス上の信号を受けて選択的に出力バスを介して出力バッファ13へ伝達するドライバ回路11を含む。
【0044】
さらに、アドレス信号入力パッドPDAを介して外部から与えられるアドレス信号を受けて、内部アドレス信号を生成するアドレスバッファ3と、アドレスバッファ3から与えられる内部アドレス信号の変化を検出して、アドレス変化検出信号ATDを発生するATD発生回路4と、信号ATDに応答して、プリアンプ/書込バッファ7に含まれるプリアンプを活性するための信号PAEを発生するPAE発生回路5と、信号ATDに応答して、グローバルIO線対の電位レベルをイコライズするためのイコライズ指示信号IOEQを発生するIOEQ発生回路6を含む。
【0045】
半導体記憶装置1000は、さらに、外部から与えられる電源電位Vccを受け、内部電源電位を出力する内部降圧回路29と、ドライバ回路11からの出力を受けて、データ入出力端子DQ(データ入出力端子DQ0〜DQ15を総称してDQと記す)の電位レベルを駆動する出力バッファ13と、データ入出力端子DQから与えられるデータを受けて、プリアンプ/書込バッファ7に伝達する入力バッファ12とを含む。
【0046】
上記回路については、図1においては図示省略しているが、従来の半導体記憶装置と同様に配置されている。
【0047】
図2は、1つのメモリセルプレーンM♯(以下、M♯0〜M♯3を総称する場合、M♯と記す)に関連する部分の構成をより詳細に示す図である。
【0048】
図2において、メモリセルプレーンM♯は、各々が512Kビットのメモリセルを有する32個の行ブロックMRB0〜MRB31を含む。行ブロックMRB0〜MRB31の各々において、512Kビットのメモリセルが行および列のマトリックス状に配置される。
【0049】
行ブロックMRB0〜MRB31の各々の間の領域に、外部アドレス信号に応じて選択されたメモリセルのデータの検知および増幅を行なうセンスアンプを有するセンスアンプ帯SAB1〜SAB31が配置される。
【0050】
行ブロックMRB0およびMRB31の外側に、さらにセンスアンプ帯SAB01およびSAB32がそれぞれ配置される。
【0051】
1つの行ブロックMRBi(i=0〜31)は、その両側に配置されたセンスアンプ帯SABiおよびSAB(i+1)に含まれるセンスアンプより、選択された1行に接続されるメモリセルのデータの検知および増幅が行なわれる。
【0052】
したがって、センスアンプ帯SAB1〜SAB31は、2つの行ブロックにより共有される構成となっている。
【0053】
図3は、1つのメモリセルプレーンにおける内部データ書込/読出線であるIO線の配置を示す図である。
【0054】
図3を参照して、メモリセルプレーンM♯は、4つの列ブロックMCB0〜MCB3に分割される。列ブロックMCB0〜MCB3の各々に対して、4つのグローバルIO線対GIOa〜GIOdが配置される。
【0055】
このグローバルIO線対GIOa〜GIOdは対応する列ブロックにおいて、列方向に沿ってすべての行ブロックにわたって配置される。行ブロックの各々(図3において、行ブロックMRBNを代表的に示す)においては、ロウデコーダRDからの行選択信号を伝達するワード線WLが列ブロックMCB0〜MCB3にわたって配置される。このワード線WLには、メモリセルアレイの1行に属するメモリセル(図示せず)が接続されている。
【0056】
行ブロックMRBNの列方向についての両側には、センスアンプ帯SABNおよびSABN+1が配置されている。これらのセンスアンプ帯SABNおよびSAB+1のそれぞれにおいて、各列ブロックの内部においてのみ行方向に沿って存在するローカルIO線対LIOa〜LIOdが配置されている。
【0057】
行ブロックMRBNの各列ブロックにおいて、ローカルIO線対LIOa、LIOb、LIOcおよびLIOdが配置され、合計4対のローカルIO線対が配置される。
【0058】
ローカルIO線対LIOa〜LIOdは、それぞれ図3において●で示す行ブロック線対ゲートRSGにより、対応する列ブロックにおいて配置されているグローバルIO線対GIOa〜GIOdと接続される。この行ブロック選択ゲートRSGは、後述するように、行ブロック選択用ロウアドレス信号ビットに応じて選択される。
【0059】
図4は、図3に示すセンスアンプ帯SABNおよびSABN+1の構成をより具体的に示す回路図である。
【0060】
図4において、1本の列選択線CSLに関連する部分の構成が代表的に示されている。この列選択線CSLは、図3に示した列ブロック(MCB0〜MCB3のいずれか)において複数の行ブロックにわたって配置される。
【0061】
外部からのアドレス信号に応じて選択された列ブロックにおける列選択線CSLのみが選択状態、すなわちその電位レベルが“H”レベルとされる。
【0062】
1本の列選択線CSLに対して4つのビット線対BLP0〜BLP3が配置される。ビット線対BLP0〜BLP3は、それぞれ、互いに相補なデータ信号を伝達するビット線BLおよび/BLを含む。ビット線対BLP0〜BLP3とワード線WLとの交差部にそれぞれ対応するメモリセルMCが配置される。
【0063】
図4においては、ビット線BLと特定のワード線WLとの交差部に対応してメモリセルMCが配置される状態を一例として示す。
【0064】
ビット線対BLP0およびBLP2は、ビット線分離制御信号BRIbに応答して導通する分離ゲートTGa0およびTGa2を介して、センスアンプ帯SABNに含まれるセンスアンプSA0およびSA2にそれぞれ接続される。
【0065】
ビット線対BLP1およびBLP3は、ビット線分離制御信号BRIaに応答して導通する分離ゲートTGa1およびTGa3を介して、センスアンプ帯SABN+1に含まれるセンスアンプSA1およびSA3にそれぞれ接続される。
【0066】
センスアンプ帯SABNに含まれるセンスアンプSAは、分離制御信号BRIbに応答して導通する分離ゲートTGb0およびTGb2を介して、行ブロックMRB(N−1)に含まれるビット線対にそれぞれ接続される。
【0067】
センスアンプ帯SABN+1に含まれるセンスアンプSAは、分離制御信号BRIaに応答して導通する分離ゲートTGb1およびTGb2を介して、行ブロックMRBN+1に含まれるビット線対に接続される。
【0068】
センスアンプSAは、各ビット線対に対応して設けられ、かつ隣接する行ブロックのビット線対により共有される。1つの行ブロックMRBNにおいて、センスアンプSAは、ビット線対の両側に交互に配置され、いわゆる交互配置型シェアードセンスアンプ配置の構成をとっている。
【0069】
センスアンプ帯SABNにおいては、ローカルIO線対LIOaおよびLIObが、ワード線WLに平行に配置され、かつ1つの列ブロック内にわたって存在する。
【0070】
センスアンプ帯SABN+1においては、ローカルIO線対LIOcおよびLIOdが同様に配置されている。
【0071】
センスアンプSA0〜SA3のそれぞれに対し、列選択線CSL上の信号電位に応答して導通する列選択ゲートIG0〜IG3が設けられる。これらの列選択ゲートIG0〜IG3は、対応する列選択線CSL上の信号電位が選択状態を示す“H”レベルのときに導通し、センスアンプSA0〜SA3を、それぞれローカルIO線対LIOa〜LIOdに接続する。
【0072】
行ブロックMRBNが選択状態とされたときには、ビット線分離制御信号BLIaおよびBRIbが“H”レベルとされ、ビット線分離制御信号BRIaおよびBLIbが“L”レベルとされる。これによって、ビット線対BLP0〜BLP3は、それぞれセンスアンプSA0〜SA3に接続される。
【0073】
スタンバイ状態においては、ビット線分離制御信号BLIa,BLIb,BRIaおよびBRIbはすべて“H”レベルとされ、分離制御ゲートTGa0〜TGa3およびTGb0〜TGb3はすべて導通状態とされる。
【0074】
一方、読出動作等においては、選択された行ブロックのみをセンスアンプSAに接続することにより、センスアンプSAに接続されるビット線対の容量を軽減し、高速のセンス動作およびセンスノードへの十分な読出電圧(メモリセルの読出データ)の伝達を可能とする構成となっている。
【0075】
このローカルIO線対LIOa〜LIOdが、それぞれ図示しない対応する列グループに配置されたグローバルIO線対GIO0a〜GIOd(図3参照)に接続される。
【0076】
図5は、図1に示した1つのメモリセルプレーンに関するアドレス信号ビットの割当の一例を示す図である。
【0077】
図5を参照して、1つのメモリセルプレーンにおけるアドレス信号ビットの割当において、4つの列ブロックからの2つの列ブロックの指定は、コラムアドレス信号ビットCA8,/CA8により行なわれる。
【0078】
上記指定された2つの列ブロックのうちのさらに一方の列ブロックの指定は、コラムアドレス信号ビットCA7,/CA7により行なわれる。
【0079】
図2に示した32個の行ブロックMRB0〜MRB31は、行ブロックMRB0〜MRB15のグループとMRB16〜MRB31のグループとに分けられ、この行ブロックの指定は、ロウアドレス信号ビットRA12,/RA12により行なわれる。
【0080】
1つのグループに属する16個の行ブロックのうちの1つの行ブロックの指定は、ロウアドレス信号ビットRA8,/RA8〜RA11,/RA11により行なわれる。
【0081】
1つの行ブロックには各々256本のワード線が含まれ、この256本のワード線のうちの1本のワード線が、ロウアドレス信号ビットRA0〜RA7に従って指定される。
【0082】
1つの列ブロックにおいては、128本の列選択線CSLが含まれ、これら128本の列選択線CSLのうちの1本の列選択線CSLがコラムアドレス信号ビットCA0〜CA6に従って指定される。図4において説明したとおり、この1つの列選択線CSLが4つのビット線対を同時に選択する。
【0083】
[マルチビットテストモードにおけるデータ書込]
次に、図5に示したアドレスの割当に従って、選択されたメモリセルに対し、外部からデータを書込む場合のデータの伝達経路について簡単に説明する。
【0084】
図6は、半導体記憶装置1000のデータ入出力端子DQ0〜DQ15からライトデータバスWBS0〜WBS15までのデータの伝達経路を機能的に示す図である。
【0085】
以下では、後に説明する第1のマルチビットテストモードすなわち、すべてのメモリセルプレーンM♯0〜M♯3に対して、同時に4ビットずつのメモリセルを選択し、同一のデータを書込む場合は、信号MBTが“H”レベルとなるものとする。
【0086】
一方、第2のマルチビットテストモード、すなわち、各メモリセルプレーンM♯1〜M♯3において、それぞれ同時に選択された4ビットのメモリセルごとに所定の書込データを書込むモードにおいては、信号MIOTが“H”レベルとなるものとする。
【0087】
これに対して、通常の動作モードすなわち、データ入出力端子DQ0,DQ2,DQ4およびDQ6から入力されたデータがメモリセルプレーンM♯0に、データ入出力端子DQ1,DQ3,DQ5およびDQ7に入力されたデータがメモリセルプレーンM♯1に、データ入出力端子DQ8,DQ10,DQ12およびDQ14からのデータがメモリセルプレーンM♯2に、データ入出力端子DQ9,DQ11,DQ13およびDQ15からのデータがメモリセルプレーンM♯3にそれぞれ書込まれる動作モードにおいては、信号NMが“H”レベルとなっているものとする。
【0088】
データ入出力端子DQ0〜DQ15のそれぞれから入力されたデータは、対応する入力バッファ1102〜1122により、それぞれ対応する内部書込データINTDQ0〜INTDQ15に変換される。
【0089】
データ入出力端子DQ0から与えられたデータに対応する内部書込データINTDQ0は、対応する選択回路1200に入力する。選択回路1200は、動作モードに関わりなく、入力された信号INTDQ0に応じて、対応するライトデータバスWBUS0の電位レベルを駆動する。
【0090】
選択回路1202は、内部書込データINTDQ0およびINTDQ1を受けて、動作モードに応じて、対応するライトデータバスWBUS1を駆動する。すなわち、第1のマルチビットテストモードにおいて、信号MBTが“H”レベルである場合は、選択回路1202は、内部書込データINTDQ0に応じて、対応するライトデータバスWBUS1の電位レベルを駆動する。
【0091】
これに対して、通常の動作モードあるいは第2のマルチビットテストモードであって、信号NMあるいは信号MIOTが“H”レベルである場合は、内部書込データINTDQ1に応じて、ライトデータバスWBUS1の電位レベルを駆動する。
【0092】
ライトデータバスWBUS14およびWBUS15にそれぞれ対応する選択回路1218および1220も、このライトデータバスWBUS1に対応する選択回路1202と同様の構成を有する。異なる点は、ライトデータバスWBUS14に対応する選択回路1218は、入力信号としてINTDQ0およびINTDQ14を受け、ライトデータバスWBUS15に対応する選択回路1220は、入力信号として、信号INTDQ0およびINTDQ15を受ける構成となっていることである。
【0093】
選択回路1218および1220は、ともに、第1のマルチビットテストモード(信号MBTが“H”レベルであるモード)においては、いずれも信号INTDQ0に応じて、対応するライトデータバスの電位レベルを駆動する。これに対して、通常動作モードあるいは第2のマルチビットテストモードにおいては、選択回路1218は、信号INTDQ14に応じて、選択回路1220は、信号INTDQ15に応じて、それぞれ対応するライトデータバスWBUS14およびWBUS15を駆動する。
【0094】
選択回路1204は、信号INTDQ0および信号INTDQ2を受けて、動作モードに応じて、対応するライトデータバスWBUS2の電位レベルを駆動する。すなわち、通常動作モードにおいては、信号INTDQ2に応じて、ライトデータバスWBUS2の電位レベルを駆動し、第1および第2のマルチビットテストモードにおいては、信号INTDQ0に応じて、対応するライトデータバスWBUS2の電位レベルを駆動する。
【0095】
選択回路1206は、信号INTDQ0,INTDQ1,INTDQ3を受けて、動作モードに応じて、対応するライトデータバスWBUS3の電位レベルを駆動する。
【0096】
すなわち、通常動作モードにおいては、選択回路1206は、入力信号INTDQ3に応じて、第1のマルチビットテストモードにおいては、信号INTDQ0に応じて、第2のマルチビットテストモードにおいては、信号INTDQ1に応じて、ライトデータバスWBUS3の電位レベルを駆動する。
【0097】
ライトデータバスWBUS4およびWBUS6に対応する選択回路1208および1212も、ライトデータバスWBUS2に対応する選択回路1204と同様の構成を有する。異なる点は、選択回路1208は、信号INTDQ0およびINTDQ4を入力として受け、選択回路1212は、信号INTDQ0およびINTDQ6を受ける構成となっていることである。
【0098】
通常動作モードにおいては、選択回路1208は、入力信号INTDQ4に応じて、ライトデータバスWBUS4を駆動し、選択回路1212は、入力信号INTDQ6に応じて、ライトデータバスWBUS6の電位レベルを駆動する。一方、第1および第2のマルチビットテストモードにおいては、選択回路1208は、信号INTDQ4に応じて、選択回路1212は、信号INTDQ6に応じて、それぞれ対応するライトデータバスWBUS4およびWBUS6の電位レベルを駆動する。
【0099】
一方、ライトデータバスWBUS5,WBUS7,WBUS8,WBUS9,WBUS10,WBUS11,WBUS12およびWBUS13に対応する選択回路1210,1214〜1216は、ライトデータバスWBUS3に対応する選択回路1206と同様の構成を有する。
【0100】
通常動作モードにおいては、ライトデータバスWBUS5,WBUS7,〜,WBUS13に対応する選択回路1210,1214〜1216は、それぞれ入力信号INTDQ5,INTDQ7,〜,INTDQ13に応じて、それぞれ対応するライトデータバスの電位レベルを駆動する。
【0101】
これに対して、第1のマルチビットテストモードにおいては、選択回路1210,1214〜1216は、すべて信号INTDQ0に応じて、対応するライトデータバスの電位レベルを駆動する。
【0102】
一方、第2のマルチビットテストモードにおいては、ライトデータバスWBUS5,WBUS7に対応する選択回路1210および1214は、入力信号INTDQ1に応じて、ライトデータバスWBUS8,WBUS10,WBUS12にそれぞれ対応する選択回路は、信号INTDQ14に応じて、ライトデータバスWBUS9,WBUS11,WBUS13に対応する選択回路は、それぞれ信号INTDQ15に応じて対応するライトデータバスを駆動する。
【0103】
すなわち以上の動作をまとめると、通常動作モードにおいては、ライトデータバスWBUS0〜WBUS15は、それぞれ対応する内部書込データINTDQ0〜INTDQ15に応じてその電位レベルが駆動される。
【0104】
第1のマルチビットテストモードにおいては、ライトデータバスWBUS0〜WBUS15は、すべてデータ入出力端子DQ0に与えられる書込データに応じた内部書込データINTDQ0に応じてその電位レベルが駆動される。
【0105】
第2のマルチビットテストモード(信号MIOTが“H”レベルであるモード)においては、ライトデータバスWBUS0,WBUS2,WBUS4およびWBUS6は、データ入出力端子DQ0に与えられる書込データに応じた内部書込データINTDQ0に応じて駆動される。ライトデータバスWBUS1,WBUS3,WBUS5およびWBUS7は、データ入出力端子DQ1に与えられる書込データに応じた内部書込データINTDQ1に応じて駆動される。ライトデータバスWBUS8,WBUS10,WBUS12およびWBUS14は、データ入出力端子DQ14に与えられる書込データに対応する内部書込データINTDQ14に応じて駆動される。ライトデータバスWBUS9,WBUS11,WBUS13およびWBUS15は、データ入出力端子DQ15に与えられる書込データに対応する内部書込データINTDQ15に応じて駆動されることになる。
【0106】
つまり、第1のマルチビットテストモードにおいては、選択された4×4ビットのメモリセルに対して、すべてデータ入出力端子DQ0に与えられるデータが書込まれるのに対し、第2のマルチビットテストモードにおいては、各メモリセルプレーンごとに、メモリセルプレーンM♯0はデータ入出力端子DQ0から、メモリセルプレーンM♯1には、データ入出力端子DQ1から、メモリセルプレーンM♯2に対しては、データ入出力端子DQ14から、メモリセルプレーンM♯3に対しては、データ入出力端子DQ15からそれぞれ与えられるデータが同時に選択された4ビットのメモリセルに対してそれぞれ書込まれる。
【0107】
図7は、図6に示したライトデータバスWBUS0,WBUS2,WBUS6およびWBUS8から、メモリセルプレーンM♯0に属するローカルIO線対LIOa〜LIOdまでのデータの伝達経路を機能的に示す図である。
【0108】
ローカルIO線対LIOa〜LIOdは、それぞれ列ブロックごとに存在している。
【0109】
ライトデータバスWBUS0〜WBUS6により伝達されたデータは、選択回路1240により、対応するライトデータバスWSa0〜WSd0あるいはWSa1〜WSd1のいずれかと、コラムアドレス信号ビットCA8の値に応じて接続される。
【0110】
内部ライトデータバスWSa0〜WSd0およびWSa1〜WSd1は、選択回路1260により、対応する列ブロックMCB0〜MCB3のいずれかに属するグローバルIO線対GIOa〜GIOdのいずれかとコラムアドレス信号ビットCA7に応じて接続される。グローバルIO線対GIOa〜GIOdは、行ブロック選択信号φwに応答して導通する行ブロック選択ゲートWSGを介して、対応するローカルIO線対LIOa〜LIOdと接続される。
【0111】
したがって、ライトデータバスWBUS0〜WBUS6により伝達されたデータは、コラムアドレス信号ビットCA8,CA7により、選択された列ブロックのローカルIO線対LIOa〜LIOdと接続される。
【0112】
他のメモリセルプレーンM♯1〜M♯3に対しても同様の構成が存在し、それぞれコラムアドレス信号ビットCA7,CA8に応じて、選択された列ブロックに属するローカルIO線対LIOa〜LIOdと、対応するライトデータバスとが接続される。
【0113】
[マルチビットテストモードにおける読出動作]
次に、図5に示したアドレスの割当に従って、選択されたメモリセルからの読出データが外部へ出力される選択経路およびこれら選択されたメモリセルから読出されたデータに対してマルチビットテストを行なうマルチビットテスト回路の構成について説明する。
【0114】
図8は、図1に示した半導体記憶装置1000における4つのメモリセルプレーンのうちメモリセルプレーンM♯0におけるローカルIO線からデータ入出力端子DQ0、DQ2、DQ4およびDQ6までのデータの伝達経路を機能的に示す図である。
【0115】
他のメモリセルプレーンM♯1〜M♯3についても、全く同様の構成がそれぞれ存在する。
【0116】
図8において、メモリセルプレーンM♯0の1つの行ブロックにおいて、4つの列ブロックMCB0〜MCB3のそれぞれに設けられた4組のローカルIO線対LIOa〜LIOdが、行ブロック選択信号φRに応答して導通する行ブロック選択ゲートRSGを介して、対応するグローバルIO線対GIOa〜GIOdに接続される。このような構成により、1つの行ブロックにおいて、列ブロックMCB0〜MCB3のそれぞれの4つのローカルIO線対LIOa〜LIOdが、それぞれ対応するグローバルIO線対GIOa〜GIOdに接続される。
【0117】
各列グループMCB0〜MCB3にそれぞれ対応する4組のグローバルIO線対GIOa〜GIOdに対し、共通に選択回路110が設けられる。
【0118】
この選択回路110は、コラムアドレス信号ビットCA7,/CA7に従って偶数列ブロックまたは奇数列ブロックのグローバルIO線対を選択する。これにより、2つの列グループのグローバルIO線対GIOa〜GIOdが選択されて、内部データバスDSa0〜DSd0およびDSa1〜DSd1に結合される。すなわち、この選択回路110により、1つのメモリセルプレーン中の8ビット分のメモリセルが選択される。
【0119】
この内部データバスDSa0〜DSd1に対し、さらに選択回路112が設けられている。この選択回路112は、コラムアドレス信号ビットCA8,/CA8に従って、内部データバスDSa0〜DSd0またはDSa1〜DSd1のいずれかのデータを選択して、データ入出力端子DQ0,DQ2,DQ4およびDQ6と結合する。これにより、1つのメモリセルプレーン当り4ビットのメモリセルが選択されることになる。
【0120】
同様にして、他のメモリセルプレーンM♯1〜3からも4ビットずつのメモリセルが選択され、合計16ビットのメモリセルが選択されることになる。
【0121】
このとき、たとえば、メモリセルプレーンM♯1から読出されたデータRD1、3、5、7は、それぞれデータ入出力端子DQ1、3、5、7に出力される。メモリセルプレーンM♯2から読出されたデータRD8、10、12、14は、それぞれデータ入出力端子DQ8、10、12、14に出力される。同様に、メモリセルプレーンM♯3から読出されたデータRD9、11、13、15は、それぞれデータ入出力端子DQ9、11、13、15に出力される。
【0122】
マルチビットテスト時においては、この選択回路112により選択された4ビットのメモリセルのデータが、マルチビットテスト回路114へ並列に与えられる。
【0123】
このマルチビットテスト回路114は、4つのメモリセルプレーンM♯0〜M♯3の各々から4ビットのメモリセルデータを受ける。したがって、マルチビットテスト回路115は、16ビットのメモリセルデータの論理の一致/不一致を判定し、その判定結果を示す信号RDT,/RDTを出力する。
【0124】
マルチビットテスト回路114は、同時に、メモリセルプレーンM♯0から与えられた4ビットデータの論理の一致/不一致を判定し、それに対応する判定データRDM0,/RDM0を出力する。同時に、マルチビットテスト回路114は、他のメモリセルプレーンM♯1〜3のそれぞれから与えられる4ビットデータの論理の一致/不一致に応じて、判定結果データRDM1,/RDM1,〜RDM3,/RDM3を出力する。
【0125】
この判定結果データは、専用のピン端子を介して装置外部へ出力されてもよく、また図示しない経路を介してデータ入出力回路を介して装置外部へ読出される構成としてもよい。
【0126】
図9は、図8に示したマルチビットテスト回路114の構成を示す概略ブロック図である。
【0127】
マルチビットテスト回路114は、メモリセルプレーンM♯0からの読出データRD0,/RD0,〜RD6,/RD6を受けて、判定結果データRDM0,/RDM0および内部信号RDTA0,/RDTA0を出力する初段判定回路1142を含む。後に説明するように、判定信号RDM0,/RDM0は、メモリセルプレーンM♯0から読出された4ビットデータの論理の一致/不一致に対応した判定信号であり、すなわちメモリセルプレーンM♯0において1つの列選択線により選択されるメモリセルからの読出データの論理の一致/不一致を表わすデータである。
【0128】
マルチビットテスト回路114は、さらに、メモリセルプレーンM♯1からの読出データRD1,/RD1,〜RD7,/RD7を受けて、メモリセルプレーンM♯1において、1つの列選択線により選択されたメモリセルからのデータの論理の一致/不一致に応じた判定結果データRDM1,/RDM1と、内部信号RDTA1,/RDTA1を出力する初段判定回路1144を含む。
【0129】
マルチビットテスト回路114は、さらに、初段判定回路1142,1144と同様の構成を有し、メモリセルプレーンM♯2からの読出データRD8,/RD8,〜RD14,/RD14を受けて、判定結果データ/RDM2,/RDM2と内部信号RDTA2,/RDTA2を出力する初段判定回路1146と、メモリセルプレーンM♯3からの読出データRD9,/RD9,〜RD15,/RD15を受けて、判定結果データRDM3,/RDM3および内部信号RDTA3,/RDTA3を出力する初段判定回路1148とを含む。
【0130】
判定結果データRDM2,/RDM2は、メモリセルプレーンM♯2において1つの列選択線により選択されるメモリセルからの読出データの、判定結果データRDM3,/RDM3は、メモリセルプレーンM♯2において1つの列選択線により同時に選択されるメモリセルからの読出データの論理の一致/不一致を表わす信号である。
【0131】
マルチビットテスト回路114は、さらに、内部信号RDTA0,/RDTA0,〜RDTA3,/RDTA3を受けて、16ビットの読出データRD0〜RD15の論理の一致/不一致に対応した判定結果データRDT,/RDTを出力する次段判定回路1150を含む。
【0132】
次に、初段判定回路1142〜1148および次段判定回路1150の構成についてより詳しく説明する。
【0133】
初段判定回路1142は、読出データRD0,RD2を受けるNAND回路1200aと、読出データRD4,RD6を受けるNAND回路1200bと、読出データRD0およびRD2のそれぞれの反転データ/RD0および/RD2を受けるNOR回路1201aと、読出データRD4およびRD6のそれぞれの反転信号/RD4および/RD6を受けるNOR回路1201bと、NAND回路1200aおよび1200bの出力を受けて、内部信号RDTA0を出力するNOR回路1202と、NOR回路1201aおよび1201bの出力を受けて、内部信号RDTA0の反転信号/RDTA0を出力するNAND回路1204とを含む。
【0134】
初段判定回路1142は、さらに、NOR回路1202および1204の出力を受けるNOR回路1206と、NOR回路1202および1204の出力を受けるNAND回路1208と、NOR回路1206の出力を受けるインバータ1210と、NOR回路1206およびNAND回路1208の出力を受けて、判定データRDM0を出力するNAND回路1212と、NAND回路1208およびインバータ回路1210の出力を受けて、内部信号RDM0の反転信号/RDM0を出力するNAND回路1214とを含む。
【0135】
なお、初段判定回路1144、1146および1148の構成も、初段判定回路1142の構成と同様であり、その説明は省略する。
【0136】
次段判定回路1150は、その基本的な構成は初段判定回路1142と同様であり、同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0137】
初段判定回路1142と異なる点は、NAND回路1200aが入力として受けるデータは、初段判定回路1142からの内部信号RDTA0および初段判定回路1144からの内部信号RDTA1であり、NAND回路1200bが入力として受けるのは、初段判定回路1146および1148からの内部信号RDTA2およびRDTA3であり、NOR回路1201aが入力として受けるのは、初段判定回路1142および1144からの内部信号/RDTA0および/RDTA1であり、NOR回路1201bが入力として受けるのは、初段判定回路1146および1148からの内部信号/RDTA2および/RDTA3であることである。
【0138】
次に、マルチビットテスト回路114の動作について簡単に説明する。
初段判定回路1142から出力される内部信号RDTA0は、読出データRD0、RD2、RD4およびRD6がすべて“H”レベルであるときにのみ“H”レベルとなる。一方、内部信号/RDTA0は、読出データ/RD0、/RD2、/RD4および/RD6がすべて“L”レベルの場合に“L”レベルとなる。
【0139】
したがって、マルチビットテストにおいて、予めテストするメモリセルに対して、“H”レベルのデータの書込を行なっていた場合、メモリセルプレーンM♯0において、同一の列選択線により同時に選択される4ビットのメモリセルからの読出データがすべて一致している場合に内部信号RDTA0は“H”レベルに、内部信号/RDTA0は“L”レベルとなる。
【0140】
それ以外の場合は、内部信号RDTA0は、“L”レベルに、内部信号/RDTA0は“H”レベルとなる。
【0141】
この内部信号RDTA0の値に応じて、信号RDTA0が“H”レベルかつ/RDTA0が“L”レベルである場合は、判定データRDM0,/RDM0はそれぞれ“H”レベルと“L”レベルとになる。
【0142】
一方、内部信号RDTA0が“L”レベルかつ/RDTA0が“H”レベルの場合は、判定データRDM0,/RDM0は、それぞれ“L”レベルと“H”レベルとなる。
【0143】
後に説明するように、第2のマルチビットテストモードにおいては、この判定データRDM0に応じた信号がデータ入出力端子DQ0に出力される。
【0144】
したがって、この第2のマルチビットテストモードにおいては、メモリセルプレーンM♯0において、同一の列選択線により同時に選択されるメモリセルから読出されたデータの論理が一致しているか否かをデータ入出力端子DQ0に出力される判定データRDM0に応じて判断することが可能となる。
【0145】
他のメモリセルプレーンM♯1〜3において、同一の列選択線により同時に選択されるメモリセルからの読出データの論理の一致/不一致についても、それぞれのメモリセルプレーンM♯1〜3について、それぞれデータ入出力端子DQ1,DQ14,DQ15に出力される判定データをもとに判断することが可能となる。
【0146】
一方で、第1のマルチビットテストモードにおいては、各メモリセルプレーンM♯0〜3において同時に選択されたメモリセルからの読出データのすべての論理が一致しているか否かを、次段判定回路1150から出力される判定データRDT,/RDTに応じて判断することが可能となる。
【0147】
第1のマルチビットテストモードにおいては、この判定データRDTに応じた信号がデータ入出力端子DQ0に出力される。
【0148】
図10は、図1に示したデータ入出力端子DQ0〜DQ15にそれぞれ対応するデータ入出力バッファの構成を示す概略ブロック図である。
【0149】
図10に示したデータ入出力バッファの構成の例においては、第1のマルチビットテストモードにおいて、データ入出力端子DQ0から判定結果データRDTが出力され、第2のマルチビットテストモードにおいては、データ入出力端子DQ0,DQ1,DQ14,DQ15のそれぞれから判定結果データRDM0〜RDM3が出力されるものとする。
【0150】
データ入出力バッファ1400は、データ入出力端子DQ0に対応した選択回路1410と駆動回路1440とを含む。選択回路1410は、通常動作モードを指定する信号NMの活性期間中は、読出データRD0を駆動回路1440に対して出力し、第1のマルチビットテストモードを指定する信号MBTが活性期間中は、判定結果データRDT,/RDTを駆動回路1440に対して出力し、第2のマルチビットテストモードを指定する信号MIOTが活性である期間中は判定結果データRDM0,/RDM0を駆動回路1440に対して出力する。
【0151】
駆動回路1440は、選択回路1410からの出力を受けて、信号OEMの活性化に応じて、データ入出力端子DQ0の電位レベルを駆動する。
【0152】
データ入出力バッファ1400は、データ入出力端子DQ1に対応して、選択回路1412と駆動回路1442とを含む。
【0153】
選択回路1412は、信号NMが活性である期間中は、読出データRD1,/RD1を電位し、信号MIOTが活性である期間中は、判定結果データRDM1,/RDM1を出力する。駆動回路1442は、選択回路1412の出力を受けて、信号OEMの活性化に応じて、データ入出力端子DQ1の電位レベルを駆動する。
【0154】
データ入出力バッファ1400は、さらに、データ入出力端子DQ14に対応して、選択回路1414および駆動回路1444を、データ入出力端子DQ15に対応して、選択回路1416および駆動回路1446を含む。
【0155】
選択回路1414および1416の構成は、選択回路1412の構成と同様であり、駆動回路1444および1446の構成は、駆動回路1442の構成と同様である。
【0156】
データ入出力バッファ1400は、さらに、データ入出力端子DQ2〜DQ13のそれぞれに対応して、選択回路1418〜1422および駆動回路1448〜1452を含む。
【0157】
選択回路1418は、読出データRD2,/RD2を受けて、それぞれを反転したデータを出力する。選択回路1420〜1422の構成は、選択回路1418の構成と同様である。駆動回路1448〜1452の構成は、駆動回路1440の構成と同様である。
【0158】
次に、選択回路および駆動回路の構成についてさらに詳しく説明する。
データ入出力端子DQ0に対応して存在する選択回路1410は、読出データRD0を受けて、信号NMに応じて導通/非導通状態となるトランスミッションゲート1404aと、判定結果データRDM0を受けて、信号MIOTに応じて導通/非導通状態となるトランスミッションゲート1406aと、判定結果データRDTを受けて、信号MBTに応じて導通/非導通状態となるトランスミッションゲート1408aと、トランスミッションゲート1404a〜1408aの出力を受けて、反転したデータを出力するインバータ回路1430とを含む。
【0159】
選択回路1410は、読出データ/RD0を受けて、信号NMに応じて、導通/非導通状態となるトランスミッションゲート回路1404bと、判定結果データ/RDM0を受けて、信号MIOTに応じて導通/非導通状態となるトランスミッションゲート回路1406bと、判定結果データ/RDTを受けて、信号MBTに応じて導通/非導通状態となるトランスミッションゲート回路1408bと、トランスミッションゲート回路1404b〜1408bの出力を受けて、判定した信号を出力するインバータ回路1432とを含む。
【0160】
駆動回路1440は、インバータ回路1430の出力および信号OEMを受けるAND回路1460と、インバータ回路1432の出力と信号OEMを受けるAND回路1462と、電源電位Vccと出力ノードOUTとの間に接続され、ゲートにAND回路1462の出力を受けるNチャネルMOSトランジスタ1464と、出力ノードOUTと接地電位との間に接続され、ゲートにAND回路1460の出力を受けるNチャネルMOSトランジスタ1466とを含む。出力ノードOUTとデータ入出力端子DQ0とが接続している。
【0161】
したがって、信号NMが活性状態の“H”レベルである期間は、トランスミッションゲート回路1404aおよび1404bが導通状態となって、信号OEMが活性状態(“H”レベル)となるのに応じて、読出データRD0に応じて、NチャネルMOSトランジスタ1464および1466が相補的に導通/非導通状態となって、出力ノードOUTの電位レベルが変化する。
【0162】
同様にして、信号MIOTが活性状態の“H”レベルである期間は判定結果データRDM0に応じて、信号MBTが“H”レベルである期間は判定結果データRDTに応じて、それぞれNチャネルMOSトランジスタ1464および1466が相補的に導通/非導通状態となることにより、出力ノードOUTの電位レベルが変化する。
【0163】
選択回路1412の構成は、選択回路1410の構成のうち、トランスミッションゲート回路1408aおよび1408bを除いた構成となっており、その他同一部分については同一符号を付してその説明は省略する。
【0164】
選択回路1418は、読出データRD2を受けて判定信号を出力するインバータ回路1430と、読出データ/RD2を受けて、判定信号を出力するインバータ回路1432とを含む。したがって、選択回路1418は、単に読出データRD2,/RD2に対するバッファ回路としてのみ動作する。
【0165】
駆動回路1442〜1452の構成は、駆動回路1440の構成と同様であり、同一部分には同一参照符号を付してその説明は省略する。
【0166】
図10に示したようなデータ入出力バッファの構成とすることで、信号NM、信号MBT、信号MIOTのそれぞれの活性化に応じて、データ入出力端子DQ0,DQ1,DQ14,DQ15から出力されるデータが切換えられる。
【0167】
次に、図10に示したデータ入出力バッファ1400の動作を制御する信号MBTおよびMIOTの発生方法について説明する。
【0168】
図11および図12は、外部制御信号/WE,/CASおよびアドレス信号A0,A1により、信号MBTあるいはMIOTのいずれかを活性状態とする内部制御回路の構成を示す回路図である。信号/WEは、データ書込を指定するライトイネーブル信号である。信号/CASは、コラムアドレスストローブ信号であり、メモリセルプレーンM♯0〜3における列を選択する回路を活性状態とする。
【0169】
アドレス信号A0,A1は、外部から与えられるアドレス信号ビットの最下位ビットおよび最下位から2桁目のビットを表わす。
【0170】
内部制御回路200は、信号/WEおよび信号/CASを受けるNOR回路210と、ゲートに信号/RASを受け、ソースおよびドレインのいずれか一方がNOR回路210の出力と接続するNチャネルMOSトランジスタ216と、NチャネルMOSトランジスタ216のソースおよびドレインのうちの他方のノードPの電位レベルを保持するラッチ回路218と、ゲートに信号RASを受け、ソースおよびドレインのいずれか一方がノードPと接続し、他方が内部制御信号φMSを出力するノードP′と接続するNチャネルMOSトランジスタ222と、ノードP′と接地電位との間に接続され、ゲートに信号/RASを受けるNチャネルMOSトランジスタ226とを含む。
【0171】
内部制御回路200は、さらに、信号/WEを受けるインバータ212と、信号/CASおよびインバータ212の出力を受けるNOR回路214と、ゲートに信号/RASを受け、ソースおよびドレインのいずれか一方がNOR回路214の出力と接続し、他方がノードQと接続するNチャネルMOSトランジスタ220と、ノードQの電位レベルを保持するラッチ回路224と、ゲートに信号RASを受け、ソースおよびドレインのいずれか一方がノードQと接続し、他方が信号φMRを出力するノードQ′と接続するNチャネルMOSトランジスタ228と、ゲートに信号/RASを受け、ノードQ′と接地電位との間に接続されるNチャネルMOSトランジスタ230とを含む。
【0172】
図12を参照して、内部制御回路200は、さらに、アドレス信号A0および信号φMSを受けるAND回路250と、アドレス信号A1と信号φMSとを受けるAND回路252と、AND回路250の出力をセット信号として、信号φMRをリセット信号として受け、信号MBTを出力するSRフリップフロップ回路254と、AND回路252の出力をセット信号として、信号φMRをリセット信号として受け、信号MIOTを出力するSRフリップフロップ回路256とを含む。
【0173】
次に、内部制御回路200の動作について簡単に説明する。図13は、内部制御回路200の動作を説明するタイミングチャートである。
【0174】
時刻t1において、信号/CASおよび/WEが“H”レベルから“L”レベルに立下がる。その後、時刻t3において、信号/RASも“L”レベルに立下がる。すなわち、いわゆるWCBR条件が設定され、この信号/RASが立下がる時点でのアドレス信号値に応じて、信号MBTあるいは信号MIOTのいずれかが活性状態とされる。時刻t3において、信号A1が“H”レベルであるものとする。
【0175】
時刻t1から時刻t2までの期間において、信号/WEおよび/CASがともに“L”レベルであることに応じて、NOR回路210の出力レベルが“H”レベルとなっている。時刻t1〜時刻t2の期間においては、信号/RASは“H”レベルであって、NチャネルMOSトランジスタ216は導通状態であるので、ノードPの電位レベルも“H”レベルとなる。この電位レベルがラッチ回路218により保持されることになる。
【0176】
一方で、NOR回路214の出力ノードと接続しているノードQの電位レベルは“L”レベルであり、この電位レベルをラッチ回路224が保持している。
【0177】
時刻t1〜時刻t2においては、ゲートに信号RAS(信号/RASの反転信号)を受けるNチャネルMOSトランジスタ222および228はともに非導通状態であり、信号/RASをゲートに受けるNチャネルMOSトランジスタ226および230はともに導通状態である。したがって、ノードP′およびQ′の電位レベルは、ともに“L”レベルであって、信号φMSおよびφMRは、ともに“L”レベルである。
【0178】
時刻t2において、信号/RASが“H”レベルから“L”レベルに立下がると、NチャネルMOSトランジスタ216、220、226および230は、すべて非導通状態となる。これに対して、ゲートに信号RAS(信号/RASの反転信号)を受けるNチャネルMOSトランジスタ222および228は、ともに導通状態となるので、時刻t3において、ノードP′の電位レベルは“H”レベルに立上がり、ノードQ′の電位レベルは“L”レベルを維持する。すなわち、図13に示したように、時刻t2において、信号φMSが“H”レベルに変化する。
【0179】
次に、図12を参照して、時刻t2においては、アドレス信号ビットA1が“H”レベルであるため、AND回路252の入力信号のφMSおよび信号A1がともに“H”レベルとなることになり、AND回路252の出力レベルが“H”レベルに変化する。したがって、SRフリップフロップ回路256の出力レベルが“H”レベルにセットされる。
【0180】
これに対して、アドレス信号ビットA0は“L”レベルであるため、AND回路250の出力レベルは、“L”レベルを維持し、SRフリップフロップ回路254の出力信号であるMBTは“L”レベルを維持する。
【0181】
以上の動作により、入出力バッファ回路1400を制御する信号MIOTが“H”レベルに、信号MBTは“L”レベルにセットされることになる。
【0182】
時刻t4において、信号/RASが“H”レベルとなることに応じて、NチャネルMOSトランジスタ226および230がともに導通状態となって、ノードP′およびQ′の電位レベル、すなわち信号φMSおよび信号φMRのレベルがともに“L”レベルとなる。
【0183】
以上で、第2のマルチビットテストモードのセットサイクルが完了する。
続いて、テストモード動作においては、たとえば、通常どおり信号/RASの“L”レベルへの立下がりのエッジに応じて、行アドレス信号が取込まれ、信号/CASの立下がりのエッジに応じて、列アドレス信号が取込まれることで、テスト動作が行なわれる。
【0184】
テスト動作が完了すると、続いて、リセットサイクルが開始される。リセットサイクルにおいては、時刻t5において、信号/CASが“L”レベルに立下がり、それに続いて時刻t6において、信号/RASが“L”レベルに立下がる。すなわち、いわゆるCBR条件が設定される。
【0185】
時刻t5〜時刻t6においては、NOR回路214の出力ノードの電位レベルが“H”レベルとなり、NOR回路210の出力ノードは、“L”レベルを維持する。セットサイクルにおけるのと同様に、この期間(時刻t5〜t6)におけるNOR回路210および214のそれぞれの出力ノードの電位レベルに応じて、時刻t6における信号/RASの立下がりのエッジにおいて、信号φMSおよびφMRが出力される。すなわち、時刻t6において、信号φMSは“L”レベルを維持し、信号φMRは、“H”レベルに立上がる。これに応じて、SRフリップフロップ回路254および256の出力レベルはリセットされ、時刻t7において、信号MIOTは“L”レベルとなる。
【0186】
時刻t8において、信号/RASおよび/CASがともに“H”レベルに復帰するのに応じて、信号φMRも“L”レベルに復帰する。
【0187】
以上の説明においては、第2のマルチビットテストモード、すなわち、信号MIOTが“H”レベルとなる場合の内部制御回路200の動作について述べた。時刻t2において、アドレス信号ビットA0を“H”レベルに、信号A1を“L”レベルとすれば、全く同様にして、内部制御回路200は、第1のマルチビットテストモードにおける動作、すなわち、信号MBTを“H”レベルとする動作を行なうことになる。
【0188】
図14は、次に、第2のマルチビットテストモード、すなわち各メモリセルプレーンにおいて、同一の列選択線により同時に選択されるメモリセルからの読出データの一致/不一致をそれぞれ判定し、各メモリセルプレーンに対する判定結果データが、データ入出力端子DQ0〜DQ3に出力されるテストモードについてより詳しく説明する。
【0189】
図14は、第2のマルチビットテストモードにおける主要な信号の時間変化を示すタイミングチャートである。
【0190】
図14においては、メモリセルプレーンM♯0からの読出データに対する判定結果データ、すなわちデータ入出力端子DQ0に出力される判定結果データを代表的に示す。
【0191】
図13において説明したとおり、時刻t1〜t2の期間のWCBR条件により、第2のマルチビットテストモードがセットされ、信号MIOTが“H”レベルに変化する。
【0192】
セットサイクル完了後、第2のマルチビットテストモードにおける読出動作においては、時刻t4において、信号/RASが“L”レベルに立下がるのに応じて、ロウアドレス信号Axが取込まれ、これに応じて、時刻t5において、アドレス信号Axに対応するワード線の電位レベルが“H”レベルへと変化する。
【0193】
時刻t6において、データ出力を指定する出力イネーブル信号/OEが活性状態(“L”レベル)とされる。
【0194】
時刻t7において、信号/CASが“L”レベルに立下がるエッジに応じて、列アドレスAyが取込まれる。この列アドレスAyに応じて、各メモリセルプレーンM♯0〜3において、対応する列選択線が活性状態とされ、1つの列選択線当り4ビットのメモリセルが選択される。
【0195】
時刻t8において、信号OEMが活性状態(“H”レベル)となり、図10に示した入出力バッファ回路1400において、各駆動回路1440〜1452が活性状態とされる。
【0196】
列選択線が活性状態となることにより、選択されたメモリセルから読出されたデータは、ローカルIO線対LIOa〜LIOdおよびグローバルIO線対GIOa〜GIOdを経て、図6に示した選択回路110により対応するデータバスDSa0〜DSd0またはDSa1〜DSd1に出力される。さらに、各メモリセルプレーン当り、選択回路112が選択した4ビットのデータが、マルチビットテスト回路114に入力される。一方、読出データRD0,/RD0,〜RD6,/RD6は、それぞれ入出力バッファ中の選択回路1410〜1422のうち、対応する選択回路に入力する。一方、マルチビットテスト回路114は、各メモリセルプレーンM♯0〜3のそれぞれに対応して、読出されたデータの論理の一致/不一致に応じて、判定結果データRDM0,/RDM0,〜RDM3,/RDM3を出力し、これらの判定結果データも、それぞれ入出力バッファ回路1400中の対応する選択回路に入力する。
【0197】
第2のマルチビットテストモードにおいては、データ入出力バッファ1400中の選択回路のうち、データ入出力端子DQ0〜DQ3にそれぞれ対応する選択回路1410〜1416は、それぞれ信号MIOTに制御されて、マルチビットテスト回路114からの信号RDM0,/RDM0,〜RDM3,/RDM3を選択する状態となっている。
【0198】
したがって、時刻t9において、たとえば、データ入出力端子DQ0からは、メモリセルプレーンM♯0において読出されたデータに対する判定結果データRDM0に対応する信号が出力される。
【0199】
他のデータ入出力端子DQ1〜DQ3についても、それぞれ対応するメモリセルプレーンM♯1〜3のそれぞれに対する判定結果データRDM1〜RDM3が出力される。
【0200】
つまり、第2のマルチビットテストモードにおいては、外部から与えたアドレス信号Ax,Ayに応じて、各メモリセルプレーンにおいて、活性状態とされた列選択線により同時に選択されたメモリセルについて、その読出データの論理の一致/不一致をそれぞれ判定することが可能である。
【0201】
したがって、この判定結果データに応じて、1つの列選択線で同時に選択されるメモリセルのうちに欠陥メモリセルが存在すると判断された場合は、この1つの列選択線で選択されるメモリセル列をユニットとして、予備のメモリセル列と置換することで、マルチビットテストモードにおいて、不良メモリセル列の救済を行なうことが可能となる。
【0202】
一方、第1のマルチビットテストモード、すなわち信号MBTが活性状態(“H”レベル)とされる場合には、データ入出力バッファ1400において、データ入出力端子DQ0に対応する選択回路1410は、マルチビットテスト回路からの信号RDT,/RDTを選択する。したがって、第1のマルチビットテストモードにおいては、データ入出力端子DQ0に出力されるデータの値に応じて、各メモリセルプレーンにおいて選択された4×4ビットのメモリセルからの読出データの論理の一致/不一致を一度に判断することが可能となる。
【0203】
以上のような構成とすることで、テスト時間の短縮と、欠陥不良メモリセル列の救済を両立して行なうことが可能となる。
【0204】
なお、以上の説明においては各メモリセルプレーンにおいて1つの列選択線により同時に選択されるのは4ビットのメモリセルとしたが、この発明はこの場合に限定されることなく適用することが可能である。
【0205】
[実施の形態2]
実施の形態1においては、たとえば、メモリセルプレーンM♯0において、データの読出が行なわれた列ブロックMCB0〜MCB3からの読出データを、選択回路110および112により選択した後、マルチビットテスト回路においてその論理の一致/不一致を判定した。
【0206】
しかしながら、選択回路110には、図8に示したマルチビットテスト回路114に入力されるデータよりも、より多くの読出データが入力している。したがって、これらの入力データのすべてについて、論理の一致/不一致を判定することとすれば、より縮退度を向上させたマルチビットテストが可能となる。
【0207】
実施の形態2の半導体記憶装置においては、実施の形態1の半導体記憶装置に比べて、より縮退度の高いマルチビットテストモードを可能とする半導体記憶装置を提供する。
【0208】
実施の形態2の半導体記憶装置の構成も、基本的には、図1に示した半導体記憶装置1000の構成と同様であり、異なる点は、図8に示したグローバルIO線対GIOa〜GIOdからマルチビットテスト回路114に至るまでのデータの伝達経路である。
【0209】
図15は、本発明の実施の形態2の半導体記憶装置におけるグローバルIO線対GIOa,/GIOa,〜GIOd,/GIOdからマルチビットテスト回路114に至るまでのデータの伝達経路を示す要部回路図である。
【0210】
図15に示したデータ伝達回路1500は、メモリセルプレーンM♯0〜M♯3からの読出データをそれぞれ受ける読出増幅回路1502〜1562と、読出増幅回路1502〜1562からの出力データを受けて、対応するデータをマルチビットテスト回路114に与えるデータバス1580とを含む。
【0211】
読出増幅回路1502は、列ブロックMCB0からの読出データを伝達するグローバルIO線対GIOa,/GIOaと入力ノードが接続する差動増幅回路1504と、列ブロックMCB0からの読出データを伝達するグローバルIO線対GIObが入力ノードと接続する差動増幅回路1506と、グローバルIO線対GIOc,/GIOcと入力ノードが接続する差動増幅回路1508と、グローバルIO線対GIOd,/GIOdと入力ノードが接続する差動増幅回路1510とを含む。差動増幅回路1504は、その相補出力により、インバータ回路1512aおよび1512bをそれぞれ駆動し、同様にして、差動増幅回路1506、1508および1510は、それぞれその相補出力により、インバータ回路1514aおよび1514b、1516aおよび1516b、1518aおよび1518bを駆動する。
【0212】
インバータ回路1512aは、ソースが接地ノードと接続するNチャネルMOSトランジスタ1520aのゲートを駆動し、インバータ回路1512bは、ソースが接地ノードと接続するNチャネルMOSトランジスタ1520bのゲート電位を駆動する。
【0213】
同様にして、インバータ回路の対1514aおよび1514b、1516aおよび1516b、1518aおよび1518bは、それぞれソースが接地電位と接続するNチャネルMOSトランジスタの対1522aおよび1522b、1524aおよび1524b、1526aおよび1526bのゲート電位を駆動する。
【0214】
差動増幅回路1504〜1510は、それぞれデータアドレス信号ビットCA7,CA8および後に説明するテストモード信号MBT0,MBT1に応じて活性化される。
【0215】
すなわち、たとえば読出増幅回路1502は、テストモード信号MBT0,MBT1がともに不活性状態(“L”レベル)の場合は、アドレス信号ビットCA7,CA8がともに“L”レベルであって、信号/CA7,/CA8がともに“H”レベルのときに活性化される。
【0216】
読出増幅回路1532〜1552もその構成は読出増幅回路1502の構成と同様であり、それらに含まれる差動増幅回路は、テストモード信号MBT0,MBT1およびアドレス信号ビットCA7,CA8に応じて活性化される。
【0217】
データバス1580は、各読出増幅回路において、グローバルIO線対GIOa,/GIOaにより伝達された信号に応じて駆動されるNチャネルMOSトランジスタ1520a,1520bのドレインとそれぞれ接続するデータバスDSa,/DSaを含む。
【0218】
データバス1580は、さらに、各読出増幅回路において、グローバルIO線対GIObにより伝達された信号に応じて駆動されるNチャネルMOSトランジスタ1522a,1522bのドレインとそれぞれが接続するデータバスDSb,/DSbと、同様にして、各読出増幅回路において、グローバルIO線対GIOcにより伝達された信号に応じて駆動されるNチャネルMOSトランジスタ1524a,1524bのドレインとそれぞれ接続するデータバスDSc,/DScと、各読出増幅回路において、グローバルIO線対GIOdにより伝達された信号に応じて駆動されるNチャネルMOSトランジスタ1526a,1526bのドレインとそれぞれが接続するデータバスDSd,/DSdとを含む。
【0219】
したがって、たとえばデータバスDSa,/DSaについてみると、各読出増幅回路1502〜1552からの出力に応じて、その電位が駆動されるいわゆるワイヤードOR構成となっている。その他のDSb,/DSb,〜DSd,/DSdについても同様である。
【0220】
データバス1580において、各データバスDSa,/DSa,〜DSd,/DSdは、それぞれプリチャージ信号/PREに応じて導通状態となり、各データバスを電源電位Vccに充電するプリチャージトランジスタ1582a,1582b,〜1588a,1588bを含む。
【0221】
したがって、各読出増幅回路からのデータ出力前のタイミングにおいて、これらのデータバスはプリチャージ信号/PREの活性化(“L”レベルへの変化)に応じて、電源電位に充電される。
【0222】
これらデータバスDSa,/DSa,〜DSd,/DSdは、それぞれマルチビットテスト回路114にデータを伝達する。
【0223】
マルチビットテスト回路114は、メモリセルプレーンM♯0からの4ビットのデータ以外に、各メモリセルプレーンM♯1〜3からの4ビットのデータを受け、合計4×4ビットのデータを受けて、それらのデータの論理の一致/不一致に応じて、判定結果データを出力する。
【0224】
すなわち、実施の形態1におけるマルチビットテスト回路114と全く同様にして、第1のマルチビットテストモードにおいては、各メモリセルプレーンM♯0〜M♯3からの4×4ビットの読出データの論理の一致/不一致に応じて、判定結果データRDT,/RDTを出力し、第2のマルチビットテストモードにおいては、メモリセルプレーンM♯0〜M♯3のそれぞれからの4ビットのデータの論理の一致/不一致に応じて、判定結果データRDM0,/RDM0,〜RDM3,/RDM3を出力する。
【0225】
また、読出増幅回路1502における差動増幅回路1504〜1510を活性化する増幅器活性化信号発生回路1592は、信号/CA7および信号MBT0のOR演算結果と、信号/CA8と信号MBT1のOR演算結果との論理積を出力する。
【0226】
他の読出増幅回路1532〜1552に対する増幅器活性化信号発生回路1594〜1598についても、コラムアドレス信号ビットCA7,CA8の論理の組合せが異なるだけで、その構成は同様である。
【0227】
次に、データ伝達回路1500の動作について説明する。
i) 信号MBT0,MBT1がともに“L”レベルの場合。
【0228】
この場合、たとえば(CA7,CA8)=(0,0)のとき、すなわち(/CA7,/CA8)=(1,1)のときは、増幅器活性化信号発生回路1592の出力信号が活性状態(“H”レベル)となる。したがって、読出増幅回路1502が活性状態とされ、列ブロックMCB0から読出されたデータが、データバスDSa,/DSa,〜DSd,/DSdに伝達される。たとえば、グローバルIO線対GIOa,/GIOaの電位レベルが読出データに応じて、それぞれ“L”レベルと“H”レベルとなっているものとする。このときは、差動増幅回路1504の出力に応じて、NチャネルMOSトランジスタ1520aが導通状態に、1520bが非導通状態となる。したがって、予め電源電位VccにプリチャージされてきたデータバスDSa,/DSaは、それぞれ“L”レベルおよび“H”レベルの電位となる。この電位レベル変化がマルチビットテスト回路114に伝達される。
【0229】
他のグローバルIO線対GIOb,/GIOb,〜GIOd,/GIOdについても同様である。
【0230】
コラムアドレス信号ビットCA7,CA8の論理レベルの組合せに応じて、読出増幅回路1532〜1552のいずれかが活性化される。
【0231】
ii) 信号MBT0が“L”レベルであり、信号MBT1が“H”レベルである場合。
【0232】
この場合、コラムアドレス信号ビットCA8の論理レベルにかかわらず、増幅器活性化信号の電位レベルが変化する。すなわち、たとえば増幅器活性化信号発生回路1592においては、コラムアドレス信号ビットCA8が“H”レベルの場合も、“L”レベルの場合もコラムアドレス信号ビットCA7が“L”レベルの場合は活性な増幅器活性化信号を、コラムアドレス信号ビットCA7が“H”レベルの場合は不活性な増幅器活性化信号を出力する。
【0233】
たとえば、コラムアドレス信号ビットCA7が“L”レベルの場合は、読出増幅回路1502および1532が同時に活性状態となる。
【0234】
このときは、データバスDSa,/DSaの電位レベルは、読出増幅回路1502および1532において、グローバルIO線対GIOa,/GIOaにより伝達されたデータがともに“H”レベルの場合においてのみ、“H”レベルの信号を伝達することになる。
【0235】
つまり、この場合マルチビットテスト回路114に入力する信号は、列ブロックMCB0およびMCB1におけるグローバルIO線対GIOa,/GIOa,〜GIOd,/GIOdの伝達データが、それぞれ“H”レベルである場合にのみすべての入力信号レベルが“H”レベルとなる。すなわち、マルチビットテスト回路114には、各列ブロックから読出されたデータの論理積演算結果が入力されることになる。
【0236】
なお、信号MBT0,信号MBT1がそれぞれ“H”レベルおよび“L”レベルの場合についても、無視されるコラムアドレス信号ビットがCA8からCA7に変わるだけで、その動作については同様である。
【0237】
iii) 信号MBT0,信号MBT1がともに“H”レベルである場合。
この場合、コラムアドレス信号ビットCA7,CA8の値に関わりなく、読出増幅回路1502〜1552がすべて活性化される。
【0238】
したがって、データバスDSa,/DSaは、すべての列ブロックMCB0〜MCB3においてグローバルIO線対GIOa,/GIOaが伝達するデータがすべて“H”レベルの場合においてのみ、“H”レベルの信号を伝達する。
【0239】
その他のデータバスDSb,/DSb,〜DSd,/DSdについても同様である。
【0240】
したがって、この動作モードでは、マルチビットテスト回路114は、各メモリセルプレーンにおいて、4×4ビットのメモリセルから読出されたデータについて同時にその論理値の一致/不一致を検出することができ、全体としては、16×4=64ビットのメモリセルからの読出データについて、マルチビットテストを行なうことが可能となる。
【0241】
以上説明したとおり、実施の形態2における半導体記憶装置においては、信号MBT0,信号MBT1の値に応じて、実施の形態1におけるのと同様に4×4ビットのメモリセルからの読出データに対するマルチビットテストを行なうモードから64ビットのメモリセルからの読出データに対するマルチビットテストを行なうモードまで一度にテストを行なうビット数を変化させることが可能である。
【0242】
この場合において、各メモリセルプレーンから4ビットの読出データを読出している状態、すなわち各メモリセルプレーンに対して1つの列選択線により同時に選択されるメモリセルからの読出データに対して、各々論理の一致/不一致に応じた判定結果データRDM0,/RDM0,〜RDM3,/RDM3が出力されるので、その判定結果データに応じて、欠陥メモリセルを有するメモリセル列が存在する場合、1つの列選択線で同時に選択されるメモリセル列ごとに予備のメモリセル列と置換することが可能である。
【0243】
さらに、実施の形態2の半導体記憶装置においては、マルチビットテストを行なう場合に、各メモリセルプレーンについて、同時に読出データの論理の一致/不一致をテストできるビット数を可変とできるので、たとえば、同時に各メモリセルプレーンについて2本の列選択線が活性状態となるようなモードでマルチビットテストを行なった場合に、欠陥メモリセルが検出されたときに、この2本の列選択線により選択されるメモリセル列ごとに、予備のメモリセル列と置換する構成とすることも可能である。
【0244】
この場合は、より高速にテストを行なうことが可能となる。
同様にして、各メモリセルプレーンについて、同時に4本の列選択線が活性化されるテストモードにおいては、この4本の列選択線で選択されるメモリセル列ごとに予備のメモリセル列と置換する構成とすることも可能である。
【0245】
図16は、信号MBT0,MBT1を発生するための内部制御回路の構成を示す回路図である。
【0246】
実施の形態1における半導体記憶装置1000が、内部制御回路200に加えて、図16に示した内部制御回路260をさらに含む構成とすることが可能である。
【0247】
内部制御回路260は、図11に示した内部制御回路から出力される信号φMSとアドレス信号ビットA2とを受けるAND回路262と、信号φMSとアドレス信号ビットA3とを受けるAND回路264と、AND回路262の出力をセット信号として、信号φMRをリセット信号として受けるSRフリップフロップ回路268と、AND回路264の出力をセット信号として、信号φMRをリセット信号として受けるAND回路270とを含む。
【0248】
すなわち、内部制御回路260の構成は、図12に示した内部制御回路の構成において、アドレス信号ビットA0,A1も、それぞれA2,A3に置換えたものとなっている。
【0249】
つまり、アドレス信号ビットA2,A3の組合せにより、信号MBT0あるいは信号MBT1のいずれかあるいは両方をマルチビットテストモード期間中活性状態(“H”レベル)とし、リセットサイクルにおいて、信号MBT0,MBT1をともに“L”レベルとすることが可能である。
【0250】
その他の動作については、図12において説明した内部制御回路200の動作と同様であり、その説明は省略する。
【0251】
以上のような構成とすることで、信号MBT,信号MIOTの組合せにより、各メモリセルプレーンごとに読出データの論理の一致/不一致を検出するか、すべてのメモリセルプレーンからの読出データに対して論理の一致/不一致を検出するものとするかが選択される。
【0252】
一方、信号MBT0,MBT1の組合せにより、各メモリセルプレーンにおいて、同時に読出され、マルチビットテストを行なうデータビット数を可変とすることが可能である。
【0253】
【発明の効果】
請求項1記載の半導体記憶装置は、各メモリセルアレイブロックごとに、同時にn×m個の記憶データの読出が行なわれた場合に、各メモリセルアレイブロックごとに、その論理の一致/不一致に応じた第2の判定信号が出力され、同時にテストを行なうメモリセルの数が増加した場合も、欠陥メモリセルを含むメモリセル列を特定することが可能である。
【0257】
請求項2記載の半導体記憶装置は、各メモリセルブロックにおいて、マルチビットテスト時に同時に選択されるメモリセル列のグループごとに予備のメモリセル列と置換することが可能で、マルチビットテスト時においても、欠陥メモリセル列を有するメモリセル列の救済を行なうことが可能である。
【0258】
請求項3記載の半導体記憶装置は、各メモリセルブロックにおいて、同時に選択されるm個のメモリセル列の単位から読出されるデータを、ワイヤードOR回路によって論理の一致/不一致を検出するので、簡単な回路構成でより多くのビット数のメモリセルを同時にテストすることが可能である。
【0259】
請求項4記載の半導体記憶装置は、各メモリセルアレイブロックごとに同時に選択されるメモリセル列からの読出データの論理の一致/不一致をそれぞれ表わす第2の判定信号を出力する第1の論理回路と、すべてのメモリセルアレイブロックにおいて、同時に選択されるメモリセルからの読出データの論理の一致/不一致を検出して第1の判定信号を出力する論理回路とが構成を共有するので、回路の簡単化を図ることが可能となる。
請求項5〜10記載の半導体記憶装置は、各メモリセルブロックにおいて同時に選択されるメモリセル列からの読出データごとに、その論理の一致/不一致を検出することが可能で、マルチビットテストにおいても、欠陥メモリセルを有するメモリセル列を特定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の半導体記憶装置1000の全体のレイアウトを示す図である。
【図2】 図1に示す1つのメモリセルプレーンの構成を具体的に示す図である。
【図3】 1つのメモリセルプレーンにおけるグローバルIO線対およびローカルIO線対の配置を概略的に示す図である。
【図4】 図3に示すセンスアンプ帯の配置を具体的に示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1における半導体記憶装置のメモリセルプレーンに対するアドレス信号の割当を示す図である。
【図6】 データ入力バッファ1100の構成を示す概略ブロック図である。
【図7】 半導体記憶装置1000のデータ書込経路を機能的に示す図である。
【図8】 半導体記憶装置1000のデータの読出経路を機能的に示す図である。
【図9】 図8に示したマルチビットテスト回路114の構成を示す概略ブロック図である。
【図10】 データ出力バッファ1400の構成を示す概略ブロック図である。
【図11】 内部制御回路200の構成を示す第1の回路図である。
【図12】 内部制御回路200の構成を示す第2の回路図である。
【図13】 内部制御回路200の動作を説明するタイミングチャートである。
【図14】 半導体記憶装置1000のマルチビットテスト動作を説明するタイミングチャートである。
【図15】 実施の形態2の半導体記憶装置のデータ伝達経路を示す概略ブロック図である。
【図16】 実施の形態2の制御回路260の構成を示す概略ブロック図である。
【図17】 従来の半導体記憶装置1の構成を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
GIOa、GIOb、GIOc、GIOd グローバルIO線対、LIOa、LIOb、LIOc、LIOd ローカルIO線対、SABN、SABN+1センスアンプ帯、MRBN 行ブロック、CSL 列選択線、110、112選択回路、M♯0、M♯1、M♯2、M♯3 メモリセルプレーン、114 マルチビットテスト回路、200、260 内部制御回路、1000 半導体記憶装置、1142、1144、1446、1448 初段判定回路、1150 次段判定回路。
Claims (10)
- 半導体記憶装置であって、
外部からの制御信号に応じて、前記半導体記憶装置のテストモード動作を制御する制御手段と、
第1複数個のメモリセルブロックとを備え、
前記メモリセルブロックの各々は、
行列状に配置される複数のメモリセルと、
外部からのアドレス信号に応じて、n個(n:自然数)のメモリセル列を単位として、前記制御手段からのテストモード信号に応じたm個(m:自然数)の前記メモリセル列の単位を同時に選択する列選択手段と、
前記選択されたメモリセル列に属する前記メモリセルからn×m個の記憶データを読出す読出手段と、
n個のデータ一致検出手段とを含み、
i番目(1≦i≦n)の前記データ一致検出手段は、
前記各メモリセル列の単位のうち、i番目のメモリセル列からのm個の前記記憶データを受け、前記記憶データの一致/不一致に応じた一致検出信号を出力し、
前記メモリセルアレイブロックの各々から、n個の前記一致検出信号を受けて、前記制御手段に制御され、すべての前記メモリセルブロックからの前記一致検出信号の比較結果に応じた前記第1の判定信号、およびn個の前記一致検出信号ごとの比較結果にそれぞれ対応する前記第1複数個の第2の判定信号のいずれかを出力するテスト手段をさらに備える、半導体記憶装置。 - 前記メモリセルブロックの各々は、さらに、
前記メモリセル列の単位のn個を1グループとするとき、複数の前記メモリセル列のグループを含む予備のメモリセル列と、
外部から設定されたアドレス値を記憶し、前記外部からのアドレス信号が前記設定されたアドレス値に対応する場合、対応する前記予備のメモリセル列のグループを選択する予備列選択手段とを含む、請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記各データ一致検出手段は、
前記一致検出信号を伝達する信号配線と、
前記記憶データの読出動作前に前記信号配線を所定の電位とするプリチャージ手段と、
前記m個の記憶データにそれぞれ応じて、前記信号配線を放電するm個の放電手段とを含む、請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記テスト手段は、
各々がn個の前記一致検出信号を受けて、比較結果に応じた論理レベルを有する前記第2の判定信号を出力する第1複数個の第1の論理回路と、
前記第1複数個の第2の判定信号を受けて、比較結果に応じた論理レベルを有する前記第1の判定信号を出力する第2の論理回路とを含む、請求項3記載の半導体記憶装置。 - 複数のメモリセルが配列された複数のメモリセル列を有する複数の列ブロックと、
前記複数の列ブロック間に共通に設けられ、前記メモリセルからのデータが伝達される複数のデータバス線対と、
前記複数のデータバス線対を所定の電位に充電するプリチャージ手段と、
前記各メモリセル列に対応して設けられ、メモリセルからのデータを読出す複数の読出増幅回路と、
前記各列ブロックの各読出増幅回路ごとに設けられ、前記読出増幅回路の出力に応じて前記データバス線対の電荷を放電し、テストモード時において、少なくとも2つの前記列ブロックにおいて活性化された前記読出増幅回路の出力を前記列ブロック間の前記メモリセル列ごとにそれぞれ同じ前記データバス線対で受けるよう対応する前記データバス線対に接続された複数の放電手段と、
前記複数のデータバス線対に接続され、前記複数のデータバス線対間のデータの一致も しくは不一致を判定するテスト回路とを備える、半導体記憶装置。 - 前記テストモード時、少なくも2つの前記列ブロック間の2つの前記読出増幅回路の出力を受ける前記データバス線対において、
前記2つの前記読出増幅回路の出力データが一致する場合と、不一致の場合とで、前記データバス線対の電位が異なるものである、請求項5に記載の半導体記憶装置。 - 前記各データバス線対からのデータをデータ入出力端子に出力する複数の入出力バッファを備え、
前記テストモードにおいて、前記テスト回路の出力は、前記入出力バッファを介して前記データ入出力端子に出力される、請求項5または6に記載の半導体記憶装置。 - 半導体記憶装置であって、
メモリセルアレイと、
複数のデータバス線対と、
複数の放電回路とを備え、
前記複数の放電回路のうちの少なくとも2つは、前記複数のデータバス線対の各々に対応しており、前記複数の放電回路の各々は、前記複数の放電回路の各々に加えられるデータに応答して、前記複数のデータバス線対のうちの対応する1つの線のうちのいずれか一方を放電し、
前記複数の放電回路にそれぞれ対応する複数の増幅器をさらに備え、
前記複数の増幅器は、前記複数の増幅器の各々が活性化されたときに、前記メモリセルアレイから、前記複数の放電回路の対応する1つにデータを与え、通常モードにおいては、前記増幅器の一方は活性化されており他方の増幅器は不活性化されており、前記一方および他方の増幅器は、前記複数のデータバス線対のうちの1つと関連しており、テストモードにおいては、前記複数のデータバス線対の各々に関連する前記増幅器のうちの少なくとも2つが活性化されており、
前記複数のデータバス線対のそれぞれに対応して設けられる複数のプリチャージ回路をさらに備え、
前記複数のプリチャージ回路の各々は、前記対応する複数のデータバス線対のうちの対応する1つをプリチャージし、前記複数のプリチャージ回路の各々は、前記複数のデータバス線対のうちの対応する1つに対応した前記放電回路に共通に設けられており、
前記テストモードにおいて、前記複数のデータバス線対により伝達されたデータが一致するか否かを示すテスト結果を生成するためのマルチビットテスト回路をさらに備える、半導体記憶装置。 - 前記複数の増幅器の各々は、相互に相補な第1および第2の出力を有し、
前記複数の放電回路の各々は、
対応するデータバス線対のうちの一方の線と接地との間に結合する第1のトランジスタと、
前記対応するデータバス線対の他方の線と接地との間に結合する第2のトランジスタとを含み、
前記第1および第2のトランジスタは、それぞれ前記第1および第2の出力に応答する、請求項8に記載の半導体記憶装置。 - 前記マルチビットテスト回路は、
テスト結果を生成するための第1段の判定回路と、
判定結果データを生成するための第2段の判定回路とを含む、請求項9記載の半導体記憶装置。
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