JP3839335B2 - 学習支援方法,及び学習支援プログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆる e-Learning における学習支援方法,及び学習支援プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワークやウェブ(World Wide Web)技術を利用した学習支援システムが、開発されてきている。このシステムによると、学習者(受講者)は、ウェブ上に開講された講座を、ブラウザを利用して受講することができる。従って、受講者は、一定の時間帯に一定の場所に通学する等の制約なく、所望の時間帯に所望の場所で、学習を進めることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の学習支援システムによると、複数の受講者が教室に集まって受講するいわゆる集合教育の講座とは異なり、各受講者は、単独で学習を進めなければならない。
【0004】
通常、集合教育では、講師の側でも、受講者の表情やしぐさ、あるいは教室全体の雰囲気等から、受講者の理解度や集中の度合いを察知して、説明の仕方を変えることができる。これに対し、従来の学習支援システムでは、そのサービス提供者は、テストや質問から間接的に受講者の理解状況を把握することしかできなかった。但し、テストの実施回数には限度がある。また、質問は、受講者による自発的な行動であるため、それだけによって各受講者の理解度を知ることは難しい。
【0005】
なお、講座の内容を理解できていない受講者は、通常、どこがわからないかがわからないので、理解不十分な部分を分析して質問文を組み立てることができない。例えば、「TCP/IPのIPはOSI7層モデルのネットワーク層に対応し、TCPはトランスポート層に対応する。」という説明があった場合に、「セッション層には何が対応するのですか?」と質問するのは、内容を理解できている人である。これに対し、OSI7層モデルを知らない人は、この説明内容に関して質問することすらできない。
【0006】
そこで、学習者(受講者)が教材の内容を理解できずに学習を中断することのないように、学習者の学習を支援する学習支援方法及び学習支援プログラムを提供することを、本発明の課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、以下のような構成を採用した。
【0008】
即ち、本発明による学習支援方法は、教材を構成する複数の教材単位,及び該教材単位に関連づけられたキーワードを含むキーワード情報が格納された記憶装置を有するとともに学習者のクライアントコンピュータと接続可能なサーバーコンピュータが実行する学習支援方法であって、ある教材単位を学習中の学習者がその内容を理解できない旨が、前記クライアントコンピュータから通知された場合に、前記キーワード情報に基づき、当該学習者が学習中の教材単位に関連づけられた各キーワードを第1種のキーワード群として特定するとともに、当該学習者が既に学習済みの教材単位から選択された教材単位に関連づけられたキーワードを第2種のキーワード群として特定する特定手順と、前記特定手順で特定された第1種のキーワード群と第2種のキーワード群とに共通するキーワードを、選択用キーワード群として抽出する抽出手順と、前記抽出手順で抽出された選択用キーワード群を、前記クライアントコンピュータへ送信する選択肢送信手順と、前記選択用キーワード群のうちの学習者に選択されたキーワードが前記クライアントコンピュータから通知された場合には、前記キーワード情報に基づき、学習者に選択された当該キーワードに対応する教材単位を特定するとともに、特定した教材単位を、前記クライアントコンピュータへ送信する回答送信手順とを、前記サーバーコンピュータが実行することを特徴とする。
【0009】
このように構成されると、学習者が理解できなかった内容を説明している教材単位が、クライアントコンピュータに送信され、学習者は、当該教材単位により、理解できなかった内容を理解することができるので、以降の学習をスムーズに進めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。図1は、本実施形態の学習サーバー装置10を含んだシステムの全体構成図である。この学習サーバー装置10は、e-learningセンタに設置されたサーバーコンピュータであり、インターネット等のネットワークを介して複数のクライアント装置20と夫々接続可能である。また、学習サーバー装置10は、CPU10P,並びにこのCPU10Pに接続されたハードディスク及びメモリからなる記憶部10Hを備えている。記憶部10Hには、CPU10Pに読み出されて実行される学習支援プログラム10Lがインストールされている。学習支援プログラム10Lは、ウェブサーバー・プログラムモジュール,サーバーサイド・プログラムモジュール,及び図9乃至図12を参照して後述する処理を実行するためのプログラムモジュールを備えている。
【0011】
クライアント装置20は、例えば、ウェブブラウザプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ等から構成されている。そして、受講者は、クライアント装置20から学習サーバー装置10にアクセスすることにより、この学習サーバー装置10が提供している講座を受講することができる。なお、学習サーバー装置10が提供している教材は、複数の教材単位から構成されている。この教材単位は、例えば、教材が、章,節,及び項の階層構造に従って記述されている場合に、その項に対応する内容を含んでいる。そして、受講者は、ある講座を受講する場合に、この講座に対応する教材を、その教材単位毎に順に取得して、学習を進める。この教材は、学習サーバー装置10の記憶部10Hに格納された教材DB11により、管理されている。
【0012】
図2は、教材DB11のデータレイアウトを示す模式図である。この教材DB11は、各教材単位毎に作成されたレコードを複数備えており、各レコードは、“教材番号”,“教材名”,“章番号”,“章名”,“節番号”,“節名”,“項番号”,“項名”,“教材単位番号”及び“教材エンティティ”のフィールドを有している。
【0013】
“教材番号”フィールドには、教材に対して一意的に付与された教材番号が、格納されている。“教材名”フィールドには、当該教材の名称が格納されている。“章番号”及び“章名”フィールドには、当該レコードに対応する教材単位が属している章の番号及びその名称が、夫々格納されている。“節番号”及び“節名”フィールドには、当該レコードに対応する教材単位が属している節の番号及びその名称が、夫々格納されている。“項番号”及び“項名”フィールドには、当該レコードに対応する教材単位に相当する項の番号及びその名称が、夫々格納されている。
【0014】
“教材単位番号”フィールドには、当該レコードに対応する教材単位に対して付与された教材単位番号が、格納されている。なお、教材単位番号は、1つの教材内において一意的に付与された番号である。従って、各教材単位は、教材番号及び教材単位番号の組により、一意的に識別される。“教材エンティティ”フィールドには、当該レコードに対応する教材単位の内容(テキストデータやイメージデータ)が、格納されている。
【0015】
さらに、記憶部10Hには、図3に示されたキーワードテーブル12が格納さている。このキーワードテーブル12は、複数のレコードを有しており、各レコードは、“教材番号”及び“教材単位番号”の組によって一意的に識別される。このキーワードテーブル12のレコードには、対応する教材単位において説明されている事項を示す“キーワード”が設定されている。この“キーワード”は、当該教材単位において初めて説明されるキーワードと、以前の教材単位において既に説明されているキーワードとに、分類されて管理されている。なお、キーワードは、教材エンティティに基づいて自動的に抽出されてもよく、担当者によって抽出されてもよい。
【0016】
さらに、記憶部10Hには、図4に示された用語集DB13が格納されている。この用語集DB13は、複数のレコードを有しており、各レコードには、“キーワード”及びその“解説”が格納されている。
【0017】
さらに、記憶部10Hには、図5に示された受講者DB14が格納されている。この受講者DB14は、複数のレコードを備えており、各レコードは、“受講者番号”,“受講者名”,“教材番号”及び“受講識別番号”のフィールドを有している。“受講者番号”フィールドには、受講者に対して一意的に付与された受講者番号が、格納されている。“受講者名”フィールドには、受講者の氏名が格納されている。“教材番号”フィールドには、受講者が受講している教育コースの教材の教材番号が、格納されている。“受講識別番号”フィールドには、受講者番号,教材番号,及びサフィックスから構成された受講識別番号が、格納されている。この受講識別番号から、逆に、受講者番号及び教材番号が抽出される。即ち、受講識別番号に基づき、対応する受講者及び教材が特定可能である。なお、この受講者DB14の各レコードは、受講識別番号と一意的に対応している。
【0018】
さらに、記憶部10Hには、図6に示された受講管理DB15が格納されている。この受講管理DB15は、受講識別番号毎に設けられた複数のレコードを備えており、各レコードは、“受講識別番号”フィールドの他に、“開始日”,“終了期限”,“終了日”及び“最終試験成績”のフィールド,並びに“教材単位番号”及び“既習”のフィールドを有する。
【0019】
“開始日”フィールドには、受講識別番号により特定される受講者が対応する教材番号の教材(教育コース)の学習を開始した日付が、格納されている。“終了期限”フィールドには、当該教育コースに設定された終了期限の日付が、格納されている。“終了日”フィールドはデフォルトがNULLであり、当該受講者が教育コースの受講を終了した場合に、このフィールドにその終了の日付が格納される。“最終試験成績”フィールドはデフォルトがNULLであり、当該受講者が最終試験を受けた場合に、その結果を示すデータが格納される。
【0020】
なお、受講識別番号が示す教材は、上記の如く複数の教材単位から構成されている。そして、受講管理DB15の1つのレコードには、複数の教材単位に夫々対応させて、“教材単位番号”及び“既習”フィールドの組が複数組設けられている。“教材単位番号”フィールドには、対応する教材単位の教材単位番号が格納されている。“既習”フィールドには、デフォルト値“0”が格納されており、対応する教材単位を受講者が学習した後に“1”が格納される。
【0021】
さらに、記憶部10Hには、図7に示された受講履歴DB16が格納されている。この受講履歴DB16は、学習中に検出された事象(イベント)の履歴を蓄積するためのデータベースである。この事象は、受講者がウェブページに表示されたボタンを押下(クリック)すること等により発生する。ある受講者がある教材を学習中に事象が発生すると、学習サーバー装置10は、発生した事象に対してその発生順に事象連番を付与して、新規のレコードを作成し、受講履歴DB16に蓄積する。このレコードは、当該受講者の受講番号と学習中の教材の教材番号とを示す受講識別番号,及び付与された事象連番により、一意的に識別される。
【0022】
なお、図8に示されるように、1つの教材単位に対応する学習用のウェブページには、受講者の理解度を調べるためのボタンが設定されている。即ち、“分かった”,“次へ”及び“分からない”ボタンが表示されている。この画面を見た受講者は、学習してきた教材単位の内容(教材エンティティ)を理解できた場合には、“分かった”ボタンを押下する。一方、受講者は、この内容を理解できなかった場合には、“分からない”ボタンを押下する。また、受講者は、内容を完全に理解したわけではないが、学習を進めれば理解できるかもしれない場合には、“次へ”ボタンを押下する。
【0023】
これら各ボタンの押下履歴は、上記の如く、受講識別番号と事象連番との組に対応させたレコードとして、受講履歴DB16に蓄積される。図7に示されるように、受講履歴DB16の各レコードは、“受講識別番号”及び“事象連番”フィールドの他に、 “事象ID”,“事象”,“発生日時”,“教材単位番号”及び“ステータス”フィールドを有している。
【0024】
“事象ID”及び“事象”フィールドには、事象の種類に応じて付与された識別番号,及び発生した事象の内容を示す情報が、夫々格納される。“発生日時”フィールドには、当該事象が発生した日時が格納される。“教材単位番号”フィールドには、当該事象が発生した時に受講者が学習している教材単位の教材単位番号が、格納される。“ステータス”フィールドには、当該事象に関連して実行された処理の現状が、格納される。
【0025】
以下、図9のフローチャートに従い、受講者がある教材単位を受講する際の処理について説明する。まず、受講者が、クライアント装置20を操作して、ある教材の受講を開始する旨を、学習サーバー装置10に通知すると(S101)、学習サーバー装置10は、当該受講者の受講を受け付ける(S201)。より具体的には、学習サーバー装置10は、受講管理DB15(図6)を参照し、対応する“既習”フィールドが“0”の“教材単位番号”のうち最も若い番号を特定し、受講者が受講を希望している教材における当該教材単位番号が示す教材単位を、最初の教材単位として指定する。
【0026】
そして、学習サーバー装置10は、教材DB11を参照し、最初の教材単位に対応したレコードの“教材エンティティ”を取得して、この“教材エンティティ”を含んだウェブデータを作成し、クライアント装置20へ送信する(S202)。
【0027】
すると、このクライアント装置20は、S202で送信された教材単位に対応するウェブデータを取得し、ウェブページとして表示する(S102)。そして、クライアント装置20は、表示されたウェブページに基づいて、受講者に学習を進めさせる(S103)。学習が終了すると、受講者は、その内容の理解度に応じて、当該ウェブページに表示された“分かった”,“分からない”及び“次へ”ボタンのうちの1つを押下する。
【0028】
これらのボタンのいずれかが押下されると、クライアント装置20は、ボタン押下により発生した事象を検出し、この事象を示す情報を、学習サーバー装置10へ送信する(S104)。
【0029】
一方の学習サーバー装置10は、S104で送信された情報を受信して(S203)、この情報に基づいた事象(ボタン押下履歴)を含んだレコードを作成し、受講履歴DB16に追加する(S204)。
【0030】
そして、学習サーバー装置10は、S204で追加した情報が“分からない”ボタンの押下を示す事象であるかどうかにより処理を分岐させる(S205)。即ち、当該事象が“分からない”ボタンの押下であれば、それに対応した処理(S206)を実行した後に処理をS207へ進めるが、当該事象が“分かった”ボタンの押下であれば、直ちに、処理をS207へ進める。なお、“分からない”ボタン押下の際に実行されるS206の処理については、図10及び図11を参照して後述する。
【0031】
S207では、学習サーバー装置10は、受講管理DB15を参照し、受講者が学習中の教材に対応するレコードを特定し、特定したレコードにおける受講者が直前に学習していた教材単位の“教材単位番号”に対応する“既習”フィールドに、“1”を格納する。即ち、“既習”フィールドが“0”の教材単位のうちの“教材単位番号”が最も若いものに対して、対応する“既習”フィールドに“1”を格納する処理がなされる。
【0032】
そして、学習サーバー装置10は、受講管理DB15の受講者が学習中の教材に対応するレコードにおいて、“0”が格納された“既習”フィールドがなければ、次の教材単位が存在しないと判別して(S208;No)、受講終了を示すウェブデータをクライアント装置20へ送信する(S209)。さらに、学習サーバー装置10は、受講管理DBにおける対応するレコードの“終了日”のフィールドに当日の日付を格納することにより、受講終了のための処理を実行し(S210)、図9のフローチャートにおける学習サーバー装置10側の処理を終了する。
【0033】
一方、学習サーバー装置10は、受講管理DB15の受講者が学習中の教材に対応するレコードにおいて、“0”が格納された“既習”フィールドがあれば、次の教材単位が存在すると判別して(S208;Yes)、“0”が格納された“既習”フィールドに対応する“教材単位番号”のうちの最も若い番号を、次の教材単位の教材単位番号として指定し、教材DB11を参照して、次の教材単位の教材単位番号に対応したレコードの“教材エンティティ”を取得して、この“教材エンティティ”を含んだウェブデータを作成し、クライアント装置20へ送信する(S211)。
【0034】
そして、クライアント装置20は、S209又はS211で送信されたウェブデータを取得し、ウェブページとして表示する(S105)。ここで、受講者は、クライアント装置20を操作して、受講を中断するか継続するかを選択することができる。即ち、受講者は、直前に受講した教材単位よりも後の教材単位を、引き続き受講するのであれば、受講継続を選択し、後日受講する場合には受講中断を選択することができる。
【0035】
そして、クライアント装置20は、受講の“継続”若しくは“中断”又は“終了”に応じて処理を分岐する(S106)。より具体的には、クライアント装置20は、受講者が受講の“中断”を選択した場合には、受講の中断を示す情報を学習サーバー装置10へ送信して(S107)処理を終了し、受講者が受講の“継続”を選択した場合には、受講の継続を示す情報を学習サーバー装置10へ送信して(S108)処理をS103に戻す。なお、S105において表示されたウェブページが受講の“終了”を示すものである場合には、クライアント装置20は、図9におけるクライアント装置20側の処理を終了する。
【0036】
一方、学習サーバー装置10は、S107又はS108において送信された情報を受信し(S212)、その情報が受講の“継続”を示すものである場合には(S213;No)、処理をS203へ戻し、その情報が受講の“中断”を示すものである場合には(S213;Yes)、図9における学習サーバー装置10側の処理を終了する。
【0037】
以下、図10及び図11を参照して、図9のS206の処理について詳述する。なお、この図10及び図11の処理において、記憶部10Hに確保された変数m,n,i,j,k及び“探索終了フラグ”が、使用される。まず、学習サーバー装置10は、“分からない”ボタンが押下された教材単位の教材単位番号を変数mに格納し(図10:S301)、この“分からない”ボタン押下に対応する受講履歴DB16上の事象連番を変数nに格納する(S302)。なお、この処理は、受講履歴DB16において、“分からない”ボタンを押下した受講者及び該受講者が学習中の教材に対応した受講識別番号を有するレコードに基づいて、なされる。そして、学習サーバー装置10は、変数mに格納された値を変数iに代入し、変数nに格納された値から1を引いた値を変数jに代入し、変数kに初期値である0を代入する(S303)。
【0038】
次に、学習サーバー装置10は、ループL1(S304〜S317)の処理を実行する。このループL1において、学習サーバー装置10は、受講履歴DB16における“事象連番”がn−1のレコードから1レコードずつ逆順に、“事象連番”が1のレコードまで処理してゆく。即ち、変数jの値に従って、その初期値n−1から処理が開始され、ループL1における1回の処理が終了すると変数jの値が1デクリメントされる。
【0039】
このループL1において、まず、学習サーバー装置10は、変数jが0であれば(図11:S304;No)、処理を当該ループL1から離脱させてS318へ進め、変数jがj>0であれば(S304;Yes)、受講履歴DB16における“事象連番”がjのレコードを参照する(S305)
次に、学習サーバー装置10は、受講履歴DB16におけるS305で参照したレコードの教材単位番号が変数iの値と一致している場合には(S306;Yes)、ループL1におけるその回の処理を終了する。一方、学習サーバー装置10は、受講履歴DB16におけるS305で参照したレコードの教材単位番号が変数iの値と一致していない場合には(S306;No)、さらに、当該レコードの事象の種類に応じて処理を分岐する(S307)。即ち、学習サーバー装置10は、事象が“分からない”ボタン押下でなければ(S307;No)、ループL1におけるその回の処理を終了し、事象が“分からない”ボタン押下であれば(S307;Yes)、受講履歴DB16に基づいて、事象連番がjの教材単位番号を、変数iに代入する(S308)。そして、学習サーバー装置10は、変数kを1インクリメントする(S309)。
【0040】
次に、学習サーバー装置10は、キーワードテーブル12を参照して、キーワードの集合CWKkを求める(S310)。なお、CWKkの“k”は、変数kを示す添字である。この集合CWKkは、キーワードテーブル12における“教材単位番号”がmのレコードの“キーワード”フィールドに格納されたキーワードの集合KWmと、“教材単位番号”がiのレコードの“キーワード”フィールドに格納されたキーワードの集合KWiとの共通集合である。
【0041】
次に、学習サーバー装置10は、S310で求めた集合CWKkが空集合であれば(S311;Yes)、ループL1におけるその回の処理を終了する。一方、学習サーバー装置10は、S310で求めた集合CWKkが空集合でなければ(S311;No)、変数kの値に応じて処理を分岐する(S312)。より具体的には、学習サーバー装置10は、変数kの値が1であれば(S312;Yes)、集合CWKkを、受講者に提示するためのキーワードの集合UCWKとし(S313)、処理を316へ進める。一方、学習サーバー装置10は、変数kの値が1でなければ(S312;No)、集合CWKkから、ループL1の今回よりも前の回におけるS310で求めた集合CWKk−1,CWKk−2,…CWK1を除いたものを、受講者に提示するためのキーワードの集合UCWKとし(S314)、この集合UCWKが空集合でない場合(S315;No)にのみ、処理を316へ進める。なお、UCWKが空集合である場合には(S315;Yes)、学習サーバー装置10は、ループL1におけるその回の処理を終了する。
【0042】
S316では、学習サーバー装置10は、S313又はS314で求めた集合UCWKの要素のキーワードを提示するためのウェブデータを作成して、クライアント装置20に送信し、受講者からのレスポンスを受け付ける。以下、このS316の処理に対応した学習サーバー装置10及びクライアント装置20におけるインタラクティブな処理について、図12を参照して詳述する。
【0043】
図12のS501では、学習サーバー装置10は、図11のS313又はS314において作成された集合UCWKの要素であるキーワードを含んだウェブデータを作成し、クライアント装置20へ送信する(S501)。すると、クライアント装置20は、S501で送信されたウェブデータを受信し、ウェブページとして表示する(S401)。
【0044】
図13(,図14〜図15)は、キーワードを含んだウェブページ例を示す図である。この図13に示されるように、ウェブページには、キーワードを示すボタン,“探索終了”ボタン,及び“この中にはない、探索継続”ボタンが、表示されている。受講者は、このウェブページを見て、自分がわからない事項に関するキーワードが表示されていれば、そのボタンを押下する。一方、このウェブページに、自分がわからない事項に関するキーワードが含まれていなければ、受講者は、さらに他のキーワードを表示させるために“この中にはない、探索継続”ボタンを押下するか、あるいは、キーワードの表示を終了させるために“探索終了”を押下する。すると、クライアント装置20は、受講者によるボタンの押下を検出し、その検出内容を学習サーバー装置10へ送信する(S402)。
【0045】
そして、学習サーバー装置10は、S402で送信された検出内容を受信し(S502)、この検出内容がキーワードを選択する内容でなければ(S503;No)、処理をS512へ進める。一方、学習サーバー装置10は、検出内容がキーワードを選択する内容あれば(S503;Yes)、選択されたキーワードに基づいてキーワードテーブル12(図3)を検索する(S504)。即ち、学習サーバー装置10は、キーワードテーブル12における“教材単位番号”がmの教材単位より前の教材単位に対応するレコードのうち、受講者により選択されたキーワードが“この教材単位で説明されるキーワード”に含まれているものを検索する。
【0046】
このS504における検索の結果、条件に合致する教材単位が存在する場合には(S505;Yes)、学習サーバー装置10は、当該教材単位を含んだウェブデータを作成して、クライアント装置20へ送信する(S506)。一方、この検索の結果、条件に合致する教材単位が存在しない場合には(S505;No)、学習サーバー装置10は、用語集DB13(図4)を検索する(S507)。即ち、学習サーバー装置10は、用語集DB13において、その“キーワード”フィールドに受講者により選択されたキーワードが格納されたレコードを、検索する。
【0047】
このS507における検索の結果、条件に合致するレコードが存在する場合には(S508;Yes)、学習サーバー装置10は、当該レコードの“解説”フィールドの内容を含んだウェブデータを作成し、クライアント装置20へ送信する(S509)。一方、このS507における検索の結果、条件に合致するレコードが存在しない場合には(S508;No)、学習サーバー装置10は、受講者が選択したキーワードに関する説明を提供できない旨のウェブデータを作成し、クライアント装置20へ送信する(S510)。
【0048】
すると、クライアント装置20は、S506,S509,又はS510で送信されたウェブデータを受信して、ウェブページとして表示する(S404)。このウェブページには、“探索終了”及び“探索継続”のボタンが含まれている。例えば、S404において、クライアント装置20が、サーバー装置20によるS506の処理に基づいて送信された教材単位を含むウェブデータを、受信したのであれば、クライアント装置20には、図16に示された形式のウェブページが表示される。そして、受講者は、さらなるキーワードの選択を希望しないのであれば、“探索終了”のボタンを押下し、さらなるキーワードの選択を希望するのであれば、“探索継続”のボタンを押下する。
【0049】
すると、クライアント装置20は、受講者の判断に基づくボタンの押下を検出し(S405)、その内容が、探索終了を示すものであれば(S406;Yes)、その旨を示す情報を学習サーバー装置10へ送信し(S407)、その内容が、探索継続を示すものであれば(S406;No)、その旨を示す情報を学習サーバー装置10へ送信し(S408)、図12におけるクライアント装置20側の処理を終了する。
【0050】
すると、学習サーバー装置10は、S506,S509,又はS510において送信した内容に対する回答として、S407又はS408において送信された情報を受信する(S511)。そして、学習サーバー装置10は、S511で受信した内容が探索終了を示すものであれば(S512;Yes)、探索終了フラグをOnに設定し(S513)、S511で受信した内容が探索継続を示すものであれば(S512;No)、探索終了フラグをOffに設定し(S514)、図12における学習サーバー装置10側の処理を終了する。
【0051】
この図12における処理が終了することは、図11におけるS316の処理が終了することに相当する。そして、図11のS317では、学習サーバー装置10は、図12のS513又はS514で設定された探索終了フラグに基づいて、処理を分岐させる。即ち、学習サーバー装置10は、探索終了フラグがOffであれば(S317;Off)、ループL1におけるその回の処理を終了し、探索終了フラグがOnであれば(S317;On)、キーワードの自動探索を終了する旨のウェブデータを作成してクライアント装置20に送信することにより、このクライアント装置20にその旨のウェブページを表示させた後、図11における処理を終了する。なお、上記のように、この図11における処理が終了することは、図9のS206の処理が終了することに相当する。
【0052】
上述の処理に従い、受講者は、自分がわからなかった事項に関するキーワードを選択して、その解説を表示させることができる。例えば、受講者が、教材単位番号が“18”の教材単位の内容が理解できなかった場合に“分からない”ボタンを押下すると、クライアント装置20には、図13のウェブページが表示される。この図13に表示された“TCP/IP”,“IP”及び“OSI参照モデル”は、キーワードテーブル12(図3)における教材単位番号が“18”のキーワードの集合と、直前の教材単位番号が“17”のキーワードの集合との共通集合(CWK1)である。
【0053】
そして、受講者が、図13のウェブページに表示されたキーワードを選択せずに、“この中にはない、探索継続”を選択すると、クライアント装置20には、図14のウェブページが表示される。この図14に表示された“データリンク層”,“ネットワーク層”及び“トランスポート層”は、キーワードテーブル12(図3)における教材単位番号が“18”のキーワードの集合と、教材単位番号が“16”のキーワードの集合との共通集合(CWK2)から、CWK1の要素を差し引いたものである(OSI参照モデルが除かれている)。
【0054】
そして、受講者が、図14のウェブページに表示されたキーワードを選択せずに、“この中にはない、探索継続”を選択すると、クライアント装置20には、図15のウェブページが表示される。この図15に表示された“インターフェース”及び“プロトコル”は、キーワードテーブル12(図3)における教材単位番号が“18”のキーワードの集合と、教材単位番号が“15”のキーワードの集合との共通集合(CWK3)から、CWK1及びCWK2の要素を差し引いたものである(“OSI参照モデル”が除かれている)。
【0055】
この図15のウェブページに表示されたキーワードのうち、受講者が、“インターフェース”を選択すると、選択されたキーワードを、キーワードテーブル12(図3)における“この教材単位で説明されるキーワード”に含んだ教材単位が特定され、該教材単位に対応する“教材エンティティ”が教材DB11(図2)に基づいて取得されて、取得された内容を含んだウェブページ(図16)がクライアント装置20に表示される。受講者は、このウェブページにより、分からなかった事項に関する知識を補って、学習を進めてゆくことができる。
【0056】
(付記1) 教材を構成する複数の教材単位,及び該教材単位に関連づけられたキーワードを含むキーワード情報が格納された記憶装置を有するとともに学習者のクライアントコンピュータと接続可能なサーバーコンピュータが実行する学習支援方法であって、
ある教材単位を学習中の学習者がその内容を理解できない旨が、前記クライアントコンピュータから通知された場合に、前記キーワード情報に基づき、当該学習者が学習中の教材単位に関連づけられた各キーワードを第1種のキーワード群として特定するとともに、当該学習者が既に学習済みの教材単位から選択された教材単位に関連づけられたキーワードを第2種のキーワード群として特定する特定手順と、
前記特定手順で特定された第1種のキーワード群と第2種のキーワード群とに共通するキーワードを、選択用キーワード群として抽出する抽出手順と、
前記抽出手順で抽出された選択用キーワード群に関する情報を、前記クライアントコンピュータへ送信する送信手順とを、
前記サーバーコンピュータが実行することを特徴とする学習支援方法。
【0057】
(付記2) 前記選択用キーワード群のうちの学習者に選択されたキーワードが前記クライアントコンピュータから通知された場合には、前記キーワード情報に基づき、学習者に選択された当該キーワードに対応する教材単位を特定するとともに、特定した教材単位を、前記クライアントコンピュータへ送信する回答送信手順を、
前記サーバーコンピュータがさらに実行することを特徴とする付記1記載の学習支援方法。
【0058】
(付記3) 前記第2種のキーワード群は、学習者が既に学習済みであるとともにその内容を理解できなかった教材単位のうちの最も後に学習された教材単位に関連づけられたキーワードからなり、
前記選択用キーワード群に学習者所望のキーワードが含まれていない旨が前記クライアントコンピュータから通知された場合には、当該学習者が既に学習済みであるとともにその内容を理解できなかった教材単位のうちの最も後に学習された教材単位以外の教材単位に関連づけられたキーワードを第3種のキーワード群として特定するとともに、前記第1種のキーワード群及び前記第3種のキーワード群に共通するキーワードのうち、前記選択用キーワード群に含まれていないキーワードに関する情報を、新たな選択用キーワード群に関する情報として、前記クライアントコンピュータに送信する再送手順とを、
前記サーバーコンピュータがさらに実行することを特徴とする付記1又は2記載の学習支援方法。
【0059】
(付記4) 前記再送手順で送信された新たな選択用キーワードのうちの学習者に選択されたキーワードが前記クライアントコンピュータから通知された場合には、前記キーワード情報に基づき、学習者に選択された当該キーワードに対応する教材単位を特定するとともに、特定した教材単位を、前記クライアントコンピュータに回答する回答手順を、
前記サーバーコンピュータがさらに実行することを特徴とする付記3記載の学習支援方法。
【0060】
(付記5) 前記キーワードに関する解説を含んだ用語集情報が、前記記憶装置に格納されており、
前記学習者に選択されたキーワードに対応する教材単位が存在しない場合には、前記用語集情報に基づき、当該キーワードに対応する解説情報が前記クライアントコンピュータに送信される
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の学習支援方法。
【0061】
(付記6) 教材を構成する複数の教材単位,及び該教材単位に関連づけられたキーワードを含むキーワード情報が格納された記憶装置を有するとともに学習者のクライアントコンピュータと接続可能なサーバーコンピュータに実行させる学習支援プログラムであって、
ある教材単位を学習中の学習者がその内容を理解できない旨が、前記クライアントコンピュータから通知された場合に、前記キーワード情報に基づき、当該学習者が学習中の教材単位に関連づけられた各キーワードを第1種のキーワード群として特定するとともに、当該学習者が既に学習済みの教材単位から選択された教材単位に関連づけられたキーワードを第2種のキーワード群として特定する特定手順と、
前記特定手順で特定された第1種のキーワード群と第2種のキーワード群とに共通するキーワードを、選択用キーワード群として抽出する抽出手順と、
前記抽出手順で抽出された選択用キーワード群に関する情報を、前記クライアントコンピュータへ送信する送信手順とを、
前記サーバーコンピュータに実行させることを特徴とする学習支援プログラム。
【0062】
(付記7) 前記選択用キーワード群のうちの学習者に選択されたキーワードが前記クライアントコンピュータから通知された場合には、前記キーワード情報に基づき、学習者に選択された当該キーワードに対応する教材単位を特定するとともに、特定した教材単位を、前記クライアントコンピュータへ送信する回答送信手順を
さらに前記サーバーコンピュータに実行させることを特徴とする付記6記載の学習支援プログラム。
【0063】
(付記8) 前記第2種のキーワード群は、学習者が既に学習済みであるとともにその内容を理解できなかった教材単位のうちの最も後に学習された教材単位に関連づけられたキーワードからなり、
前記選択用キーワード群に学習者所望のキーワードが含まれていない旨が前記クライアントコンピュータから通知された場合には、当該学習者が既に学習済みであるとともにその内容が理解できなかった教材単位のうちの最も後に学習された教材単位以外の教材単位に関連づけられたキーワードを第3種のキーワード群として特定するとともに、前記第1種のキーワード群及び前記第3種のキーワード群に共通するキーワードのうち、前記選択用キーワード群に含まれていないキーワードに関する情報を、新たな選択用キーワード群に関する情報として、前記クライアントコンピュータに送信する再送手順とを、
前記サーバーコンピュータにさらに実行させることを特徴とする付記6又は7記載の学習支援プログラム。
【0064】
(付記9) 前記再送手順で送信された新たな選択用キーワードのうちの学習者に選択されたキーワードが前記クライアントコンピュータから通知された場合には、前記キーワード情報に基づき、学習者に選択された当該キーワードに対応する教材単位を特定するとともに、特定した教材単位を、前記クライアントコンピュータに回答する回答手順を、
前記サーバーコンピュータにさらに実行させることを特徴とする付記8記載の学習支援プログラム。
【0065】
(付記10) 前記キーワードに関する解説を含んだ用語集情報が、前記記憶装置に格納されており、
前記学習者に選択されたキーワードに対応する教材単位が存在しない場合には、前記用語集情報に基づき、当該キーワードに対応する解説が前記クライアントコンピュータに送信される
ことを特徴とする付記6乃至9のいずれかに記載の学習支援プログラム。
【0066】
(付記11) 教材を構成する複数の教材単位,及び該教材単位に関連づけられたキーワードを含むキーワード情報を記憶しているとともに、学習者のクライアントコンピュータと接続可能なサーバーコンピュータと、
ある教材単位を学習中の学習者がその内容を理解できない旨が、前記クライアントコンピュータから通知された場合に、前記キーワード情報に基づき、当該学習者が学習中の教材単位に関連づけられた各キーワードを第1種のキーワード群として特定するとともに、当該学習者が既に学習済みの教材単位から選択された教材単位に関連づけられたキーワードを第2種のキーワード群として特定する特定手順と、前記特定手順で特定された第1種のキーワード群と第2種のキーワード群とに共通するキーワードを、選択用キーワード群として抽出する抽出手順と、前記抽出手順で抽出された選択用キーワード群に関する情報を、前記クライアントコンピュータへ送信する送信手順とを、前記サーバーコンピュータに実行させる学習支援プログラムを格納した記憶装置とを
備えたことを特徴とする学習支援装置。
【0067】
(付記12) 前記学習支援プログラムは、前記選択用キーワード群のうちの学習者に選択されたキーワードが前記クライアントコンピュータから通知された場合には、前記キーワード情報に基づき、学習者に選択された当該キーワードに対応する教材単位を特定するとともに、特定した教材単位を、前記クライアントコンピュータへ送信する回答送信手順を、さらに前記サーバーコンピュータに実行させる
ことを特徴とする付記11記載の学習支援装置。
【0068】
(付記13) 前記第2種のキーワード群は、学習者が既に学習済みであるとともにその内容が理解できなかった教材単位のうちの最も後に学習された教材単位に関連づけられたキーワードからなり、
前記学習支援プログラムは、前記選択用キーワード群に学習者所望のキーワードが含まれていない旨が前記クライアントコンピュータから通知された場合には、当該学習者が既に学習済みであるとともにその内容が理解できなかった教材単位のうちの最も後に学習された教材単位以外の教材単位に関連づけられたキーワードを第3種のキーワード群として特定するとともに、前記第1種のキーワード群及び前記第3種のキーワード群に共通するキーワードのうち、前記選択用キーワード群に含まれていないキーワードを、新たな選択用キーワード群として、前記クライアントコンピュータに送信する再送手順とを、前記サーバーコンピュータにさらに実行させる
ことを特徴とする付記11又は12記載の学習支援装置。
【0069】
(付記14) 前記学習支援プログラムは、前記再送手順で送信された新たな選択用キーワードのうちの学習者に選択されたキーワードが前記クライアントコンピュータから通知された場合には、前記キーワード情報に基づき、学習者に選択された当該キーワードに対応する教材単位を特定するとともに、特定した教材単位を、前記クライアントコンピュータに回答する回答手順を、前記サーバーコンピュータにさらに実行させる
ことを特徴とする付記13記載の学習支援装置。
【0070】
(付記15) 前記記憶装置には、前記キーワードに関する解説を含んだ用語集情報が、さらに格納されており、
前記学習支援プログラムは、前記サーバーコンピュータに対し、前記学習者に選択されたキーワードに対応する教材単位が存在しない場合には、前記用語集情報に基づき、当該キーワードに対応する解説を前記クライアントコンピュータに送信させる
ことを特徴とする付記11乃至14のいずれかに記載の学習支援装置。
【0071】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明によると、学習者が教材単位の内容を理解できなかったとしても、当該内容についての説明がなされるので、この学習者は、内容を正しく理解しつつ学習を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成図
【図2】 教材DBのデータレイアウトを示す模式図
【図3】 キーワードテーブルのデータレイアウトを示す模式図
【図4】 用語集DBのデータレイアウトを示す模式図
【図5】 受講者DBのデータレイアウトを示す模式図
【図6】 受講管理DBデータレイアウトを示す模式図
【図7】 受講履歴DBデータレイアウトを示す模式図
【図8】 学習用のウェブページを示す模式図
【図9】 本発明の一実施形態における処理を示すフローチャート
【図10】 図9におけるS206の処理を示すフローチャート
【図11】 図9におけるS206の処理を示すフローチャート
【図12】 図11におけるS316の処理を示すフローチャート
【図13】 キーワード選択用のウェブページを示す模式図
【図14】 キーワード選択用のウェブページを示す模式図
【図15】 キーワード選択用のウェブページを示す模式図
【図16】 キーワードの解説用に表示されるウェブページを示す模式図
【符号の説明】
10 学習サーバー装置
10P CPU
10H 記憶部
10L 学習支援プログラム
11 教材DB
12 キーワードテーブル
13 用語集DB
14 受講者DB
15 受講管理DB
16 受講履歴DB
20 クライアント装置

Claims (4)

  1. 教材を構成する複数の教材単位,及び該教材単位に関連づけられたキーワードを含むキーワード情報が格納された記憶装置を有するとともに学習者のクライアントコンピュータと接続可能なサーバーコンピュータが実行する学習支援方法であって、
    前記サーバーコンピュータが、
    ある教材単位を学習中の学習者がその内容を理解できない旨が、前記クライアントコンピュータから通知された場合に、前記キーワード情報に基づき、当該学習者が学習中の教材単位に関連づけられた各キーワードを第1種のキーワード群として特定するとともに、当該学習者が既に学習済みであるとともにその内容を理解できなかった教材単位のうちの最も後に学習された教材単位に関連づけられたキーワードを第2種のキーワード群として特定する特定手順,
    前記特定手順で特定された第1種のキーワード群と第2種のキーワード群とに共通するキーワードを、選択用キーワード群として抽出する抽出手順,
    前記抽出手順で抽出された選択用キーワード群に関する情報を、前記クライアントコンピュータへ送信する送信手順,及び、
    前記抽出手順で抽出された選択用キーワード群に学習者所望のキーワードが含まれていない旨が前記クライアントコンピュータから通知された場合には、当該学習者が既に学習済みであるとともにその内容を理解できなかった教材単位のうち、最も後に学習された教材単位以外の残りの教材単位に関連づけられたキーワードを、第3種のキーワード群として特定するとともに、前記第1種のキーワード群及び前記第3種のキーワード群に共通するキーワードのうち、前記選択用キーワード群に含まれていないキーワードに関する情報を、新たな選択用キーワード群に関する情報として、前記クライアントコンピュータに送信する再送手順
    を実行することを特徴とする学習支援方法。
  2. 前記キーワードに関する解説を含んだ用語集情報が、前記記憶装置に格納されており、
    前記学習者に選択されたキーワードに対応する教材単位が存在しない場合には、前記用語集情報に基づき、当該キーワードに対応する解説情報が前記クライアントコンピュータに送信される
    ことを特徴とする請求項1記載の学習支援方法。
  3. 教材を構成する複数の教材単位,及び該教材単位に関連づけられたキーワードを含むキーワード情報が格納された記憶装置を有するとともに学習者のクライアントコンピュータと接続可能なサーバーコンピュータに実行させる学習支援プログラムであって、
    前記サーバーコンピュータに、
    ある教材単位を学習中の学習者がその内容を理解できない旨が、前記クライアントコンピュータから通知された場合に、前記キーワード情報に基づき、当該学習者が学習中の教材単位に関連づけられた各キーワードを第1種のキーワード群として特定するとともに、当該学習者が既に学習済みであるとともにその内容を理解できなかった教材単位のうちの最も後に学習された教材単位に関連づけられたキーワードを第2種のキーワード群として特定する特定手順,
    前記特定手順で特定された第1種のキーワード群と第2種のキーワード群とに共通するキーワードを、選択用キーワード群として抽出する抽出手順,
    前記抽出手順で抽出された選択用キーワード群に関する情報を、前記クライアントコンピュータへ送信する送信手順,及び、
    前記抽出手順で抽出された選択用キーワード群に学習者所望のキーワードが含まれていない旨が前記クライアントコンピュータから通知された場合には、当該学習者が既に学習済みであるとともにその内容が理解できなかった教材単位のうち、最も後に学習された教 材単位以外の残りの教材単位に関連づけられたキーワードを、第3種のキーワード群として特定するとともに、前記第1種のキーワード群及び前記第3種のキーワード群に共通するキーワードのうち、前記選択用キーワード群に含まれていないキーワードに関する情報を、新たな選択用キーワード群に関する情報として、前記クライアントコンピュータに送信する再送手順
    を実行させることを特徴とする学習支援プログラム。
  4. 前記キーワードに関する解説を含んだ用語集情報が、前記記憶装置に格納されており、
    前記学習者に選択されたキーワードに対応する教材単位が存在しない場合には、前記用語集情報に基づき、当該キーワードに対応する解説情報が前記クライアントコンピュータに送信される
    ことを特徴とする請求項3記載の学習支援プログラム。
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