JP3735307B2 - 学習支援方法及び学習支援プログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆる e-Learning における学習支援方法及び学習支援プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワークやウェブ(World Wide Web)技術を利用した学習支援システムが、開発されてきている。このシステムによると、学習者(受講者)は、ウェブ上に開講された講座を、ブラウザを利用して受講することができる。従って、受講者は、一定の時間帯に一定の場所に通学する等の制約なく、所望の時間帯に所望の場所で、学習を進めることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の学習支援システムによると、複数の受講者が教室に集まって受講するいわゆる集合教育の講座とは異なり、各受講者は、単独で学習を進めなければならない。
【0004】
通常、集合教育では、講師の側でも、受講者の表情やしぐさ、あるいは教室全体の雰囲気等から、受講者の理解度や集中の度合いを察知して、説明の仕方を変えることができる。これに対し、従来の学習支援システムでは、そのサービス提供者は、テストや質問から間接的に受講者の理解状況を把握することしかできなかった。但し、テストの実施回数には限度がある。また、質問は、受講者による自発的な行動であるため、それだけによって各受講者の理解度を知ることは難しい。
【0005】
なお、講座の内容を理解できていない受講者は、通常、どこがわからないかがわからないので、理解不十分な部分を分析して質問文を組み立てることができない。例えば、「TCP/IPのIPはOSI7層モデルのネットワーク層に対応し、TCPはトランスポート層に対応する。」という説明があった場合に、「セッション層には何が対応するのですか?」と質問するのは、内容を理解できている人である。これに対し、OSI7層モデルを知らない人は、この説明内容に関して質問することすらできない。
【0006】
そこで、学習者(受講者)が教材の内容を理解できずに学習を中断することのないように、学習者の学習を支援する学習支援方法を提供することを、本発明の課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来の課題を解決するために、複数の教材情報と、回答情報と、教材情報と回答情報との関連性を示す関連性情報を記憶する通信可能なコンピュータが、他の装置に対し、教材情報を送信する教材情報送信手順と、教材情報送信手順で送信した教材情報に対する学習者の理解状態を示す情報を他の装置より受信すると、関連性情報を基に回答情報を他の装置へ送信する回答情報送信手順とを実行することを特徴とするものであり、この構成により他の装置を利用して学習を行った学習者が理解度を示す情報を送信すると、その理解度に応じた回答情報を即座に得る事が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。図1は、本実施形態の学習サーバー装置10を含んだシステムの全体構成図である。この学習サーバー装置10は、e-learningセンタに設置されたサーバーコンピュータであり、インターネット等のネットワークを介して複数のクライアント装置20と夫々接続可能である。また、学習サーバー装置10は、CPU10P,並びにこのCPU10Pに接続されたハードディスク及びメモリからなる記憶部10Hを備えている。記憶部10Hには、CPU10Pに読み出されて実行される学習支援プログラム10Lがインストールされている。学習支援プログラム10Lは、ウェブサーバー・プログラムモジュール,サーバーサイド・プログラムモジュール,及び図14及び図17を参照して後述する処理を実行するためのプログラムモジュールを備えている。
【0009】
クライアント装置20は、例えば、ウェブブラウザプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ等から構成されている。そして、受講者は、クライアント装置20から学習サーバー装置10にアクセスすることにより、この学習サーバー装置10が提供している講座を受講することができる。なお、学習サーバー装置10が提供している教材は、複数の教材単位から構成されている。この教材単位は、例えば、教材が、章,節,及び項の階層構造に従って記述されている場合に、その項に対応する内容を含んでいる。そして、受講者は、ある講座を受講する場合に、この講座に対応する教材を、その教材単位毎に順に取得して、学習を進める。この教材は、学習サーバー装置10の記憶部10Hに格納された教材DB11により、管理されている。
【0010】
図2は、教材DB11のデータレイアウトを示す模式図である。この教材DB11は、各教材単位毎に作成されたレコードを複数備えており、各レコードは、“教材番号”,“教材名”,“章番号”,“章名”,“節番号”,“節名”,“項番号”,“項名”,“教材単位番号”及び“教材エンティティ”のフィールドを有している。
【0011】
“教材番号”フィールドには、教材に対して一意的に付与された教材番号が、格納されている。“教材名”フィールドには、当該教材の名称が格納されている。“章番号”及び“章名”フィールドには、当該レコードに対応する教材単位が属している章の番号及びその名称が、夫々格納されている。“節番号”及び“節名”フィールドには、当該レコードに対応する教材単位が属している節の番号及びその名称が、夫々格納されている。“項番号”及び“項名”フィールドには、当該レコードに対応する教材単位に相当する項の番号及びその名称が、夫々格納されている。“教材単位番号”フィールドには、当該レコードに対応する教材単位に対して一意的に付与された教材単位番号が、格納されている。“教材エンティティ”フィールドには、当該レコードに対応する教材単位の内容(テキストデータやイメージデータ)が、格納されている。
【0012】
図3は、教材の構造を示す知識ツリーの模式図である。この教材は、章,節,項というような階層構造に従って記述されており、図3の例では、3章以降の構造が示されている。この知識ツリーは、教材構成情報に相当する。なお、記憶部10Hには、図4に示された知識ツリーDB12が格納されており、学習サーバー装置10は、この知識ツリーDB12に基づいて、図3の知識ツリーの構造を認識することができる。
【0013】
この知識ツリーDB12は、複数のレコードを備えており、各レコードは、“ノード番号”,“ノード名”,“次階層ノード番号”,“次階層ノード名”及び“解説番号”のフィールドを備えている。
【0014】
“ノード番号”フィールドには、知識ツリーの各ノードに対して一意的に付与されたノード番号が格納されている。このノード番号として、例えば、章,節,又は項等の番号が利用される。“ノード名”のフィールドには、ノード番号が示すノードの名称が格納されている。“次階層ノード番号”フィールドには、上記“ノード番号”のノードに連結された下位のノード(次階層ノード)の番号が、格納されている。“次階層ノード名”フィールドには、この次階層ノードの名称が格納されている。
【0015】
“解説番号”フィールドには、“次階層ノード番号”が示すノードに対する解説が用意されている場合にのみ、その解説に付された解説番号が格納されている。なお、図3及び図4に示された例では、その知識ツリーの最下層のノード(終端ノード)に対応させて、解説が用意されている。このため、“次階層ノード番号”が終端ノードを示したレコードにおける“解説番号”フィールドに、解説番号が格納されており、その他のレコードの“解説番号”フィールドは、NULLになっている。
【0016】
さらに、記憶部10Hには、図5に示された解説DB13が格納されている。この解説DB13は、上記“解説番号”毎に設けられた複数のレコードを備えており、各レコードは、“解説番号”フィールドの他に、“解説エンティティ”フィールドを有している。この“解説エンティティ”フィールドには、事項や術語等を解説したデータが、格納されている。
【0017】
さらに、記憶部10Hには、図6に示された受講者DB14が格納されている。この受講者DB14は、複数のレコードを備えており、各レコードは、“受講者番号”,“受講者名”,“教材番号”及び“受講識別番号”のフィールドを有している。“受講者番号”フィールドには、受講者に対して一意的に付与された受講者番号が、格納されている。“受講者名”フィールドには、受講者の氏名が格納されている。“教材番号”フィールドには、受講者が受講している教育コースの教材の教材番号が、格納されている。“受講識別番号”フィールドには、受講者番号,教材番号,及びサフィックスから構成された受講識別番号が、格納されている。この受講識別番号から、逆に、受講者番号及び教材番号が抽出される。即ち、受講識別番号に基づき、対応する受講者及び教材が特定可能である。なお、この受講者DB14の各レコードは、受講識別番号と一意的に対応している。
【0018】
さらに、記憶部10Hには、図7に示された受講管理DB15が格納されている。この受講管理DB15は、受講識別番号毎に設けられた複数のレコードを備えており、各レコードは、“受講識別番号”フィールドの他に、“開始日”,“終了期限”,“終了日”及び“最終試験成績”のフィールド,並びに“教材単位番号”及び“点数”のフィールドを有する。
【0019】
“開始日”フィールドには、受講識別番号により特定される受講者が対応する教材番号の教材(教育コース)の学習を開始した日付が、格納されている。“終了期限”フィールドには、当該教育コースに設定された終了期限の日付が、格納されている。“終了日”フィールドはデフォルトがNULLであり、当該受講者が教育コースの受講を終了した場合に、このフィールドにその終了の日付が格納される。“最終試験成績”フィールドはデフォルトがNULLであり、当該受講者が最終試験を受けた場合に、その結果を示すデータが格納される。
【0020】
なお、受講識別番号が示す教材は、上記の如く複数の教材単位から構成されている。そして、受講管理DB15の1つのレコードには、複数の教材単位に夫々対応させて、“教材単位番号”及び“点数”フィールドの組が複数組設けられている。“教材単位番号”フィールドには、対応する教材単位の教材単位番号が格納されている。“点数”フィールドは、対応する教材単位に試験が設定されている場合に、その試験結果を格納するためのフィールドである。
【0021】
さらに、記憶部10Hには、図8に示された受講履歴DB16が格納されている。この受講履歴DB16は、学習中に検出された事象(イベント)の履歴を蓄積するためのデータベースである。この事象は、受講者がウェブページに表示されたボタンを押下(クリック)すること等により発生する。ある受講者がある教材を学習中に事象が発生すると、学習サーバー装置10は、発生した事象に対してその発生順に事象連番を付与して、新規のレコードを作成し、受講履歴DB16に蓄積する。このレコードは、当該受講者の受講番号と学習中の教材の教材番号とを示す受講識別番号,及び付与された事象連番により、一意的に識別される。
【0022】
なお、図9に示されるように、1つの教材単位に対応する学習用のウェブページには、受講者の理解度を調べるための一対のボタンが設定されている。即ち、“分かった”及び“分からない”ボタンが表示されている。この画面を見た受講者は、学習してきた教材単位の内容(教材エンティティ)が理解できた場合には、“分かった”ボタンを押下する。この“分かった”ボタンが押下されると、学習サーバー装置10は、当該教材単位に関する処理を終了し、次の教材単位を受講者のクライアント装置20へ送信する。一方、受講者は、この内容が理解できなかった場合には、“分からない”ボタンを押下する。
【0023】
これら各ボタンの押下履歴は、上記の如く、受講識別番号と事象連番との組に対応させたレコードとして、受講履歴DB16に蓄積される。図8に示されるように、受講履歴DB16の各レコードは、“受講識別番号”及び“事象連番”フィールドの他に、 “事象”,“発生日時”,“教材単位番号”及び“ステータス”フィールドを有している。
【0024】
“事象”フィールドには、発生した事象の内容を示す情報が格納される。“発生日時”フィールドには、当該事象が発生した日時が格納される。“教材単位番号”フィールドには、当該事象が発生した時に受講者が学習している教材単位の教材単位番号が、格納される。“ステータス”フィールドには、当該事象に関連して実行された処理の現状が、格納される。
【0025】
なお、学習サーバー装置10は、図9の“分からない”ボタンが押下された場合には、上記の受講履歴DB16に新規レコードを追加するだけでなく、クライアント装置20に対して、図10に示された知識ツリー画面(ウェブページ)を表示させる。この画面を見て、受講者は、終端ノードT1〜T9のうちの所望の1つを選択することにより、選択した終端ノードに対応した解説を、学習サーバー装置10に対して要求する。すると、学習サーバー装置10は、クライアント装置20に、図11に示された解説用ウェブページを表示させる。
【0026】
なお、学習サーバー装置10の記憶部10Hには、図12に示された履歴詳細DB17が格納されている。この履歴詳細DB17は、受講者により選択された終端ノード(選択ノード)を記録しておくためのレコードを、複数備えている。より具体的には、履歴詳細DB17の各レコードは、受講履歴DB16(図8)と同様に、“受講識別番号”と“事象連番”との組により識別される。そして、各レコードは、受講者により選択された終端ノードを格納する“選択ノード”フィールド,及び選択がなされた日時を格納する“選択日時”フィールドを、有している。
【0027】
さらに、記憶部10Hには、図13に示された選択確率DB18が格納されている。この選択確率DB18は、“教材単位番号”に一意的に関連づけられたレコードを、複数備えている。そして、学習サーバー装置10は、所定の期間(開講期間等)毎に、蓄積された情報を集計して、選択確率DB18を更新する。
【0028】
より具体的には、選択確率DB18の各レコードは、“教材単位番号”フィールドの他に、“受講者総数”及び“分からない押下者数”フィールドを有する。“受講者総数”フィールドには、所定の期間中に当該教材単位が属する教材を学習した受講者の人数が、格納されている。この“受講者総数”は、受講管理DB15に基づいてカウントされる。“分からない押下者数”フィールドには、所定の期間中に当該教材単位を学習した受講者のうち“分からない”ボタンを押下した受講者の人数が、格納されている。この“分からない押下者数”は、受講履歴DB16に基づいてカウントされる。
【0029】
さらに、選択確率DB18の1つのレコードには、複数の終端ノード(選択ノード)に夫々対応させて、“選択ノード番号”,“選択者数”及び“確率”フィールドの組が複数組設けられている。“選択ノード番号”フィールドには、図3の知識ツリーにおける終端ノードに対応したノード番号が、格納されている。“選択者数”フィールドには、“分からない”ボタンを押下した受講者のうちの当該選択ノードを選択した受講者の人数が、格納されている。この“選択者数”は、受講履歴DB16及び履歴詳細DB17に基づいてカウントされる。“確率”フィールドには、“選択者数”と“分からない押下者数”との比を百分率で示す値が、格納されている。
【0030】
以下、図14のフローチャートに従い、受講者がある教材単位を受講する際の処理について説明する。まず、受講者が、クライアント装置20を操作して、ある教材単位の受講を開始する旨を、学習サーバー装置10に通知すると(Sa1)、学習サーバー装置10は、当該受講者の当該教材単位の受講を受け付ける(Sb1)。そして、学習サーバー装置10は、教材DB11を参照し、当該教材単位の“教材単位番号”を含んだレコードの“教材エンティティ”を取得して、この“教材エンティティ”を含んだウェブデータを作成し、クライアント装置20へ送信する(Sb2)。
【0031】
すると、このクライアント装置20は、Sb2で送信された当該教材単位に対応するウェブデータを取得し、図9に示されたウェブページとして表示する(Sa2)。
【0032】
そして、受講者は、Sa2で表示されたウェブページにおける“教材エンティティ”を用いて学習を進め、その内容の理解度に応じて、当該ウェブページに表示された“分かった”及び“分からない”ボタンのどちらかを押下する。より具体的には、受講者は、内容が理解できた場合には図9における“分かった”ボタンを押下し、内容が理解できない場合には、“分からない”ボタンを押下する。
【0033】
これらのボタンのいずれかが押下されると、クライアント装置20は、ボタン押下により発生した事象を検出し、この事象を示す情報(レスポンス情報)を、学習サーバー装置10へ送信する(Sa3)。その後、クライアント装置20は、Sa3で検出した事象が“分からない”ボタン押下であるかどうかにより処理を分岐させる(Sa4)。即ち、その事象が“分からない”ボタン押下であれば、受講者が理解できなかった内容に関する解説を表示させるために、Sa5乃至Sa7の処理を実行するが、その事象が“分かった”ボタン押下であれば、当該クライアント装置20における処理を終了する。
【0034】
一方の学習サーバー装置10は、Sa3で送信された情報を受信して、この情報に基づいた事象(ボタン押下履歴)を含んだレコードを作成し、受講履歴DB16に追加する(Sb3)。なお、“分かった”ボタンの押下を示す事象,及び“分からない”ボタンの押下を示す事象は、夫々、第1種及び第2種の反応に相当する。
【0035】
そして、学習サーバー装置10は、Sb3で受信した情報が“分からない”ボタンの押下を示す事象であるかどうかにより処理を分岐させる(Sb4)。即ち、その事象が“分からない”ボタンの押下であれば、受講者が理解できなかった内容に関する解説を表示させるために、Sb5乃至Sb7の処理を実行するが、その事象が“分かった”ボタンの押下であれば、当該学習サーバー装置10における処理を終了する。
【0036】
上記の“分からない”ボタンが押下された場合の処理(Sa5〜Sa7;Sb5〜Sb7)は、以下の通りである。まず、学習サーバー装置10は、知識ツリーDB12(図4)を参照して、この知識ツリーの構造を示すウェブデータを作成するとともに、選択確率DB18を参照して、知識ツリーの各終端ノードに対応した“確率”フィールドの値を知識ツリーのウェブデータに含め、クライアント装置20へ送信する(Sb5)。但し、学習サーバ装置10は、選択確率DB18の“分からない押下者数”のフィールドに格納された値が、所定の値未満であれば、情報の蓄積が不十分であると判断して、知識ツリーに確率を含めなくともよい。
【0037】
そして、クライアント装置20は、上記Sb5で送信された知識ツリーのウェブデータを受信して、このウェブデータに対応したウェブページ(図10)を表示する(Sa5)。この図10のウェブページには、各終端ノードT1〜T9の近傍に、対応する確率が表示されている。
【0038】
この表示を見て、受講者は、他の受講者が、どの終端ノードに対応する解説をどのくらい利用したのかを、知ることができる。例えば、受講者は、図10に示されるように、トランスポート層を示す終端ノードT7の確率が37%で最も高く、次に確率の高いものがデータリンク層を示す終端ノードT5(11%)であり、その次がIPアドレスを示す終端ノードT8(10%)であることを、知ることができる。なお、実際には、このウェブページにおいて、最も確率の高い終端ノードT7は、赤く表示されており、次に確率の高い終端ノードT5は黄色で表示されている。このため、受講者は、直感的かつ迅速に、確率の高い終端ノードを見つけることができる。なお、確率の高い終端ノードは、上記の如く他のものと異なる色や輝度で表示されてもよく、ブリンク表示や反転表示されてもよい。
【0039】
そして、受講者は、クライアント装置10を操作して、これら終端ノードT1〜T9から、自分が理解できなかった事項に最も関連がありそうなものを、選択する。なお、確率の高い終端ノードは、過去に多くの受講者が理解できなかった事項に対応している。このため、今後も多くの受講者が、当該事項について理解できないという反応を示すことが予想される。従って、仮に、受講者が、自分の理解できなかった内容が、これら終端ノードT1〜T9のどれに対応するか分からなかったとしても、確率の高い終端ノードを選択することにより理解の手がかりを得られる可能性が高い。
【0040】
この終端ノードの選択がなされると、クライアント装置20は、当該選択により生じた事象(イベント)を検出し、検出した事象を示す情報(選択情報)を、学習サーバー装置10へ送信する(Sa6)。すると、学習サーバー装置10は、Sa6で送信された情報を受信して、この情報に基づいて、受講者が選択した終端ノードを認識し、その終端ノードに対応する解説を特定する(Sb6)。
【0041】
より具体的には、学習サーバー装置10は、知識ツリーDB12を参照して、その“次階層ノード番号”フィールドに、受講者が選択した終端ノードに対応するデータが格納されているレコードを特定し、特定したレコードの“解説番号”フィールドに格納された解説番号を取得する。さらに、学習サーバー装置10は、取得した解説番号を“解説番号”フィールドに含むレコードを、解説DB13から選択し、選択したレコードの“解説エンティティ”フィールド内の情報を、受講者が選択した終端ノードに対応する解説として特定する。なお、学習サーバー装置10は、履歴詳細DB17に新規のレコードを追加する。即ち、学習サーバー装置10は、特定した終端ノードを、“選択ノード”に格納したレコードを、履歴詳細DB17に追加する。
【0042】
そして、学習サーバー装置10は、特定した“解説エンティティ”フィールド内の情報含んだウェブデータを作成し、クライアント装置20へ送信して(Sb7)、当該学習サーバー装置10における処理を終了する。すると、クライアント装置20は、Sb7で送信されたウェブデータを受信し、そのモニタ(表示装置)に解説用のウェブページとして表示して(Sa7)、当該クライアント装置20における処理を終了する。このクライアント装置20には、例えば、図11に示された解説用のウェブページが表示される。受講者は、このウェブページに示された解説を読んで、理解できなかった事項に関する知識を補い、次の教材単位へ進むことができる。
【0043】
なお、上記説明では、終端ノードの選択のために、知識ツリーを示すウェブページ(図10)が表示されていたが、この知識ツリーのウェブページではなく、図15に示されたウェブページが表示されてもよい。この図15のウェブページには、選択された確率の高い事項(終端ノード)が、確率の高いものから順に表示されている。受講者は、表示された事項から所望の1つを選択することにより、当該事項に対応した解説を表示させることができる。
【0044】
さらに、学習サーバー装置10は、所定の(開講期間等)毎に、蓄積された情報を集計して、教材の評価に有用な教材判定値を算出することができる。この集計結果は、図16に示された教材判定DB19に格納される。この教材判定DB19は、教材番号毎に作成されたレコードを複数備えている。この教材判定DB19の各レコードは、“教材番号”,“教材判定値”及び“受講者総数”フィールドを、有する。
【0045】
さらに、教材判定DB19の1つのレコードには、複数の教材単位に夫々対応させて“教材単位番号”,“教材単位の重み値”,“分からない押下者数”,“分かった押下者数”及び“教材単位判定値”フィールドの組が、複数組設けられている。“教材単位番号”フィールドには、対応する教材単位の教材単位番号が格納されている。“教材単位の重み値”フィールドには、当該教材単位に対してその重要度に応じて予め付与された値である。この教材単位の重み値は、相対的に重要な教材単位に対して高く設定される。なお、この教材単位の重み値は、正規化された値である。即ち、1つの教材に含まれる各教材単位の重み値の合計は“1”になっている。
【0046】
この教材判定DB19における“教材判定値”,“受講者総数”,“分からない押下者数”“分かった押下者数”及び“教材単位判定値”のフィールドには、教材判定用の集計処理により対応する値が格納される。以下、図17のフローチャートを参照して、この教材判定用の集計処理について説明する。なお、この図17のフローチャートは、開講期間の終了時等の予め設定された時点に、教育コースにおける1つの教材毎に実行される。
【0047】
この教材判定用の集計処理が起動されると、まず、学習サーバー装置10は、受講管理DB15(図7)を参照し、その“受講識別番号”が処理対象の教材の教材番号に対応しているレコードの数をカウントし、教材判定DB19(図16)の“受講者総数”フィールドに格納する(S101)。そして、学習サーバー装置10は、処理対象の教材に含まれた各教材単位毎に、ループL1内の処理(S102〜S105)を実行する。
【0048】
このループL1内において、まず、学習サーバー装置10は、受講履歴DB16(図8)から、その“教材単位番号”が現在処理対象となっている教材単位を示しているレコードを抽出する(S102)。そして、学習サーバー装置10は、S102で抽出したレコードのうちの“事象”フィールドに、「分からない」ボタン押下を示すコードが格納されているレコードをカウントし、教材判定DB19の処理対象の教材単位に対応した“分からない押下者数”フィールドに、格納する(S103)。さらに、学習サーバー装置10は、S102で抽出したレコードのうちの“事象”フィールドに、「分かった」ボタン押下を示すコードが格納されているレコードをカウントし、教材判定DB19の処理対象の教材単位に対応した“分かった押下者数”フィールドに、格納する(S104)。
【0049】
そのうえで、学習サーバー装置10は、S101で取得した“受講者総数”(M),S103で取得した“分からない押下者数”(P1),及びS104で取得した“分かった押下者数”(P2),並びに予め設定された“分からない”ボタンの重み値α(α=4),及び“分かった”ボタンの重み値β(β=1)を参照し、以下の(1)式
U = (P1・α−P2・β)/M …(1)
に従って、教材単位判定値Uを算出し、教材判定DB19の処理対象の教材単位に対応した“教材単位判定値”フィールドに、格納する(S105)。そして、学習サーバー装置10は、上記のループL1内の処理を、全ての教材単位に関して実行した後、このループから離脱する。
【0050】
そのうえで、学習サーバー装置10は、各教材単位の“教材単位判定値”(U)に、対応する“教材単位の重み値”を乗じて加重値を算出し、各教材単位の加重値を合算することにより、教材判定値を算出して、教材判定DB19の“教材判定値”フィールドに格納し(S106)、図17のフローチャートの処理を終了する。
【0051】
上記の如く算出された教材判定値及び教材単位判定値は、その値が小さいほど、対応する教材及び教材単位が、受講者に分かりやすく良質であることを示す。従って、これら教材判定値及び教材単位判定値が、比較的大きな値であれば、教材の作成者は、当該教材が受講者に分かりにくいものと判断し、その内容を修正する。このように、受講者の教材に対する反応が、教材の作成者にフィードバックされ、教材の質が向上してゆく。
【0052】
なお、図10の知識ツリーのウェブページ内に、それでも分からない旨を示すアイコンが設けられていてもよい。そして、学習サーバー装置10は、このアイコンが押下される割合が所定値以上になった場合に、担当者に対して警告を発してもよい。
【0053】
(付記1) 複数の教材情報と、回答情報と、教材情報と回答情報との関連性を示す関連性情報を記憶する通信可能なコンピュータが、
他の装置に対し、前記教材情報を送信する教材情報送信手順と、
前記教材情報送信手順で送信した教材情報に対する学習者の理解状態を示す情報を他の装置より受信すると、前記関連性情報を基に前記回答情報を他の装置へ送信する回答情報送信手順と、
を実行することを特徴とする学習支援方法。
【0054】
(付記2) 前記コンピュータが記憶している回答情報は、ツリー状に構成した回答情報であり、
前記回答情報送信手順は、他の装置より送られてくる前記教材情報に対する学習者の理解状態を示す情報を受信すると、前記関連性情報を基に前記教材情報に関連する情報部分を識別する識別情報を付した前記回答情報を他の装置へ送信する事を特徴とする付記1に記載の学習支援方法。
【0055】
(付記3) 前記回答情報送信手順にて前記回答情報に付される識別情報は、色情報である事を特徴とする付記2に記載の学習支援方法。
【0056】
(付記4) 前記コンピュータは複数の他の装置との通信が可能であり、
更に前記コンピュータは、
通信可能な他の装置から送られてくる教材情報に対する学習者の理解状態を示す情報に関する情報を教材情報を識別できる状態で記憶する記憶手順と、
該記憶手順によって記憶された情報を基に、ある教材情報に対して出力される回答情報の確立を示す情報を導く導出手段を実行し、
また、回答情報送信手順は、前記導出手順によって導出された情報に関する情報を前記回答情報に付した回答情報を他の装置へ送信する
事を特徴とする付記1に記載の学習支援方法。
【0057】
(付記5) 複数の教材情報と、回答情報と、教材情報と回答情報との関連性を示す関連性情報を記憶する通信可能なコンピュータに、
他の装置に対し、前記予め記憶している教材情報を送信する教材情報送信手順と、
前記教材情報送信手順で送信した教材情報に対する学習者の理解状態を示す情報を他の装置より受信すると、記憶している関連性情報を基に記憶している回答情報を他の装置へ送信する回答情報送信手順と、
を実行させるための学習支援プログラム。
【0058】
(付記6) 複数の教材情報を記憶する教材情報記憶手段と、
回答情報を記憶する回答情報記憶手段と、
教材情報と回答情報との関連性を示す関連性情報を記憶する関連性情報記憶手段と、
他の装置に対し、前記教材情報を送信する教材情報送信手段と、
他の装置からの情報を受信する受信手段と、
前記受信手順が前記教材情報送信手段で送信した教材情報に対する学習者の理解状態を示す情報を受信すると、前記関連性情報を基に前記回答情報を他の装置へ送信する回答情報送信手段と、
を実行する事を特徴とする学習支援装置。
【0059】
(付記7) 前記回答情報記憶手段が記憶している回答情報は、ツリー状に構成した回答情報であり、
前記回答情報送信手段は、前記受信手段が他の装置より送られてくる前記教材情報に対する学習者の理解状態を示す情報を受信すると、前記関連性情報を基に前記教材情報に関連する情報部分を識別する識別情報を付した前記回答情報を他の装置へ送信する事を特徴とする付記6に記載の学習支援装置。
【0060】
(付記8) 前記回答情報送信手段にて前記回答情報に付される識別情報は、色情報である事を特徴とする付記7に記載の学習支援装置。
【0061】
(付記9) 前記受信手段によって受信された通信可能な他の装置から送られてくる教材情報に対する学習者の理解状態を示す情報に関する情報を教材情報を識別できる状態で記憶する記憶手段と、
該記憶手段によって記憶された情報を基に、ある教材情報に対して出力される回答情報の確立を示す情報を導く導出手段を有し、
更に、回答情報送信手段は、前記導出手段によって導出された情報に関する情報を前記回答情報に付した回答情報を他の装置へ送信する
事を特徴とする付記6に記載の学習支援装置。
【0062】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明の学習支援方法及び学習支援プログラムによると、学習者は、教材の内容を理解しやすくなるため、学習を中断することなく快適かつ効率よく継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成図
【図2】 教材DBのデータレイアウトを示す模式図
【図3】 知識ツリーを示す模式図
【図4】 知識ツリーDBのデータレイアウトを示す模式図
【図5】 解説DBのデータレイアウトを示す模式図
【図6】 受講者DBのデータレイアウトを示す模式図
【図7】 受講管理DBのデータレイアウトを示す模式図
【図8】 受講履歴DBのデータレイアウトを示す模式図
【図9】 学習用のウェブページを示す模式図
【図10】 知識ツリーのウェブページを示す模式図
【図11】 解説用ウェブページを示す模式図
【図12】 履歴詳細DBのデータレイアウトを示す模式図
【図13】 選択確率DBのデータレイアウトを示す模式図
【図14】 教材単位の受講処理を示すフローチャート
【図15】 確率の高い終端ノードを提示するウェブページを示す模式図
【図16】 教材判定DBのデータレイアウトを示す模式図
【図17】 教材判定用の集計処理を示すフローチャート
【符号の説明】
10 学習サーバー装置
10P CPU
10H 記憶部
10L 学習支援プログラム
11 教材DB
12 知識ツリーDB
13 解説DB
14 受講者DB
15 受講管理DB
16 受講履歴DB
17 履歴詳細DB
18 選択確率DB
19 教材判定DB
20 クライアント装置

Claims (5)

  1. 学習者のクライアントコンピュータと通信可能なサーバーコンピュータが実行する学習支援方法であって、
    前記サーバーコンピュータが、
    互いの内容についてツリー型階層状の関連性をもって教材を構成する複数の教材単位,最下層の教材単位に含まれた一つ以上の事項の解説,それら事項のそれぞれについてのその解説の利用状況を示す利用状況情報,及び、前記各教材単位同士の関係を示す情報とともに最下層の教材単位の事項を含む教材構成情報を、記憶装置に記憶する記憶手順,
    何れかの学習者のクライアントコンピュータからの要求に応じて、その学習者に指定された教材単位をそのクライアントコンピュータへ送信する教材単位送信手順,
    前記教材単位送信手順においてクライアントコンピュータへ送信した教材単位についてその学習者が理解できなかったことを示すレスポンス情報を、そのクライアントコンピュータから受信するレスポンス情報受信手順,
    前記レスポンス情報受信手順においてレスポンス情報を受信すると、前記記憶装置内の前記教材構成情報と前記利用状況情報とに基づいて、前記各事項を選択自在に列挙するとともに列挙された各事項にそれらの利用状況情報をそれぞれ対応付けて示す選択画面の少なくとも一部が表示領域に含まれるように表示するための画面情報を生成し、レスポンス情報を送信してきたクライアントコンピュータへその画面情報を送信する画面情報送信手順,
    前記選択画面内から学習者によって選択された何れかの事項を含む選択情報を受信すると、その選択情報に含まれた事項の解説を、前記記憶装置から読み出して、その選択情報を送信してきたクライアントコンピュータに送信する解説送信手順,及び、
    前記各クライアントコンピュータから受信した選択情報に基づいて、前記事項のそれぞれについて前記記憶装置内に記憶する利用状況情報を更新する利用状況情報更新手順
    を実行する
    ことを特徴とする学習支援方法。
  2. 前記記憶手順で前記記憶装置に記憶する教材構成情報は、前記各教材単位同士の関係を示す情報とともにこれら教材単位のノード名と最下層の教材単位の事項とを含み、
    前記画面情報送信手順は、その教材構成情報と前記利用状況情報とに基づいて、前記利用状況情報を対応付けて選択自在に列挙した前記各事項とそれら事項が最下層としてぶら下がるように前記各ノード名をツリー型階層状に配列して示す選択画面の少なくとも一部が表示領域に含まれるように表示するための画面情報を、生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の学習支援方法。
  3. コンピュータを、
    互いの内容についてツリー型階層状の関連性をもって教材を構成する複数の教材単位,最下層の教材単位に含まれた一つ以上の事項の解説,それら事項のそれぞれについてのその解説の利用状況を示す利用状況情報,及び、前記各教材単位同士の関係を示す情報とともに最下層の教材単位の事項を含む教材構成情報を、記憶装置に記憶する記憶手段,
    ネットワークを介して通信可能な何れかの学習者のクライアントコンピュータからの要求に応じて、その学習者に指定された教材単位をそのクライアントコンピュータへ送信する教材単位送信手段,
    前記教材単位送信手段がクライアントコンピュータへ送信した教材単位についてその学習者が理解できなかったことを示すレスポンス情報を、そのクライアントコンピュータから受信するレスポンス情報受信手段,
    前記レスポンス情報受信手段がレスポンス情報を受信すると、前記記憶装置内の前記教材構成情報と前記利用状況情報とに基づいて、前記各事項を選択自在に列挙するとともに列挙された各事項にそれらの利用状況情報をそれぞれ対応付けて示す選択画面の少なくとも一部が表示領域に含まれるように表示するための画面情報を生成し、レスポンス情報を送信してきたクライアントコンピュータへその画面情報を送信する画面情報送信手段,
    前記選択画面内から学習者によって選択された何れかの事項を含む選択情報を受信すると、その選択情報に含まれた事項の解説を、前記記憶装置から読み出して、その選択情報を送信してきたクライアントコンピュータに送信する解説送信手段,及び、
    前記各クライアントコンピュータから受信した選択情報に基づいて、前記事項のそれぞれについて前記記憶装置内に記憶する利用状況情報を更新する利用状況情報更新手段
    として機能させる
    ことを特徴とする学習支援プログラム。
  4. 前記記憶手段が前記記憶装置に記憶する教材構成情報は、前記各教材単位同士の関係を示す情報とともにこれら教材単位のノード名と最下層の教材単位の事項とを含み、
    前記画面情報送信手段は、その教材構成情報と前記利用状況情報とに基づいて、前記利用状況情報を対応付けて選択自在に列挙した前記各事項とそれら事項が最下層としてぶら下がるように前記各ノード名をツリー型階層状に配列して示す選択画面の少なくとも一部が表示領域に含まれるように表示するための画面情報を、生成する
    ことを特徴とする請求項3記載の学習支援プログラム。
  5. 互いの内容についてツリー型階層状の関連性をもって教材を構成する複数の教材単位,最下層の教材単位に含まれた一つ以上の事項の解説,それら事項のそれぞれについてのその解説の利用状況を示す利用状況情報,及び、前記各教材単位同士の関係を示す情報とともに最下層の教材単位の事項を含む教材構成情報を、記憶する記憶部,
    ネットワークを介して通信可能な何れかの学習者のクライアントコンピュータからの要求に応じて、その学習者に指定された教材単位をそのクライアントコンピュータへ送信する教材単位送信部,
    前記教材単位送信部がクライアントコンピュータへ送信した教材単位についてその学習者が理解できなかったことを示すレスポンス情報を、そのクライアントコンピュータから受信するレスポンス情報受信部,
    前記レスポンス情報受信部がレスポンス情報を受信すると、前記記憶部内の前記教材構成情報と前記利用状況情報とに基づいて、前記各事項を選択自在に列挙するとともに列挙された各事項にそれらの利用状況情報をそれぞれ対応付けて示す選択画面の少なくとも一部が表示領域に含まれるように表示するための画面情報を生成し、レスポンス情報を送信してきたクライアントコンピュータへその画面情報を送信する画面情報送信部,
    前記選択画面内から学習者によって選択された何れかの事項を含む選択情報を受信すると、その選択情報に含まれた事項の解説を、前記記憶部から読み出して、その選択情報を送信してきたクライアントコンピュータに送信する解説送信部,及び、
    前記各クライアントコンピュータから受信した選択情報に基づいて、前記事項のそれぞれについて前記記憶部が記憶する利用状況情報を更新する利用状況情報更新部
    を備えることを特徴とする学習支援装置。
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