JP4009558B2 - 学習履歴統合提供サーバ、学習履歴統合提供方法、および学習履歴統合提供プログラム - Google Patents

学習履歴統合提供サーバ、学習履歴統合提供方法、および学習履歴統合提供プログラム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークを介して複数のサーバ装置から提供される複数の学習コンテンツによるそれぞれの学習の履歴を統合して提供することができる学習履歴統合サーバ、学習履歴統合提供方法、および学習履歴統合提供プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置を用いて語学や資格試験などを学習することが行われるようになってきている(例えば、特許文献1参照)。また、そのような情報処理装置を用いて学習を行うための学習コンテンツ(具体的には、学習内容が記載された資料、学習の成果を試すためのテスト問題などを意味する)をインターネットなどの通信ネットワークを介して提供するサービスも行われるようになってきている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−55594号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、学習コンテンツを用いて学習した場合に、その学習の履歴を提供することが考えられる。しかし、複数の学習コンテンツ提供者のポータルをリンクした学習ポータルを使って学習する場合、各学習コンテンツ提供者のポータルにいって学習履歴を閲覧する必要があった。このため、会社の指示によってビジネススキルを高めるために複数の学習コンテンツの学習を行い、その学習履歴を会社に報告しなければならないような場合に各学習コンテンツ提供者のポータル毎にそれぞれ学習履歴を閲覧し、別個に閲覧したそれぞれの学習履歴にもとづいて報告書を作成するなどの煩わしい作業を強いられるという課題があった。
【0005】
本発明は、上述した問題を解消し、複数の学習コンテンツ提供者が提供する学習コンテンツを利用して学習している場合に、その複数の学習コンテンツによる学習履歴をまとめて閲覧することができ、煩わしい作業を行う必要を無くすことができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、本発明の学習履歴統合提供サーバは、複数の学習コンテンツ提供サーバ(例えば学習コンテンツ提供サーバ30a,30b,30c)がそれぞれ提供する学習コンテンツを利用した学習履歴を、複数の学習コンテンツを利用する学習ユーザ毎に統合して通信ネットワークを介して提供する学習履歴統合提供サーバ(例えば学習履歴統合サーバ20)であって、同一の学習ユーザに学習コンテンツを提供する複数の学習コンテンツ提供サーバから学習コンテンツを利用した学習履歴であって学習コンテンツ提供サーバが学習ユーザに提供した学習カテゴリにおける学習課目を示す情報を含む学習履歴を通信ネットワークを介して受信することによって、その学習履歴を取得する学習履歴取得手段(例えばステップS213で送信された学習履歴データを取得する手段)と、学習履歴取得手段によって取得した学習履歴を、学習ユーザ毎に識別してデータベースに保存する学習履歴保存手段(例えばステップS214を実行する手段)と、通信ネットワークを介して学習履歴の閲覧要求を受信したことにもとづいて、当該閲覧要求が示す学習ユーザの学習履歴が統合された学習統合履歴を、通信ネットワークを介して閲覧要求の送信元に向けて送信する学習統合履歴送信手段(例えば、ステップS405を実行する手段)とを備え、学習履歴保存手段は、各々の学習ユーザの学習課目毎に分類して学習履歴をデータベースに保存することを特徴とする。
【0007】
上記の構成としたことで、複数の学習コンテンツ提供サーバが提供する学習コンテンツを利用して学習している場合に、その複数の学習コンテンツによる学習履歴をまとめて提供することができ、学習者やその監督者が煩わしい作業を行う必要を無くすことができる。
【0008】
学習履歴保存手段によって保存された学習履歴を編集して学習統合履歴を生成する学習統合履歴生成手段(例えばステップS404を実行する手段)を備えていてもよい。
【0009】
学習統合履歴送信手段は、学習ユーザが管理するユーザ端末からの閲覧要求を受信したことにもとづいて、学習ユーザの学習統合履歴を当該ユーザ端末に向けて送信する構成とされていてもよい。
【0010】
学習統合履歴送信手段は、学習ユーザを監督する監督者が管理する監督者端末からの閲覧要求を受信したことにもとづいて、学習ユーザの学習統合履歴を当該監督者端末に向けて送信する構成とされていてもよい。
【0011】
学習履歴取得手段は、学習を終了する旨の通知を受信した学習コンテンツ提供サーバが送信した学習履歴を取得する構成とされていてもよい。
【0012】
学習履歴取得手段は、あらかじめ定められた時期が到来する毎に、学習コンテンツ提供サーバからの学習履歴をまとめて取得する構成とされていてもよい。
【0013】
学習統合履歴送信手段は、学習統合履歴として、学習ユーザの学習履歴の一覧が表示された学習履歴統合閲覧画面(例えば図5参照)を表示させるための学習履歴統合閲覧画面データを送信する構成とされていてもよい。
【0014】
また、本発明の学習履歴統合提供方法は、複数の学習コンテンツ提供サーバがそれぞれ提供する学習コンテンツを利用した学習履歴を、複数の学習コンテンツを利用する学習ユーザ毎に統合して通信ネットワークを介して提供する学習履歴統合提供方法であって、学習履歴取得手段が、同一の学習ユーザに学習コンテンツを提供する複数の学習コンテンツ提供サーバからそれぞれ送信された学習履歴であって学習コンテンツ提供サーバが学習ユーザに提供した学習カテゴリにおける学習課目を示す情報を含む学習履歴を通信ネットワークを介してそれぞれ受信し、学習履歴保存手段が、受信した学習履歴を、学習ユーザ毎に識別して、かつ、各々の学習ユーザの学習課目毎に分類してデータベースに保存し、学習統合履歴送信手段が、通信ネットワークを介して学習履歴の閲覧要求を受信したことにもとづいて、当該閲覧要求が示す学習ユーザの学習履歴が統合された学習統合履歴を、通信ネットワークを介して閲覧要求の送信元に向けて送信することを特徴とする。
【0015】
上記の構成としたことで、複数の学習コンテンツ提供サーバが提供する学習コンテンツを利用して学習している場合に、その複数の学習コンテンツによる学習履歴をまとめて提供することができ、学習者やその監督者が煩わしい作業を行う必要を無くすことができる。
【0016】
学習統合履歴生成手段が、保存している学習履歴を編集して学習統合履歴を生成するように構成されていてもよい。
【0017】
学習統合履歴送信手段が、学習統合履歴として、学習ユーザの学習履歴の一覧が表示された学習履歴統合閲覧画面を表示させるための学習履歴統合閲覧画面データを送信する構成とされていてもよい。
【0018】
また、本発明の学習履歴統合提供プログラムは、複数の学習コンテンツ提供サーバがそれぞれ提供する学習コンテンツを利用した学習履歴を、複数の学習コンテンツを利用する学習ユーザ毎に統合して通信ネットワークを介して提供させるための学習履歴統合提供プログラムであって、コンピュータ(例えば学習履歴統合サーバ20)に、同一の学習ユーザに学習コンテンツを提供する複数の学習コンテンツ提供サーバからそれぞれ送信された学習履歴であって学習コンテンツ提供サーバが学習ユーザに提供した学習カテゴリにおける学習課目を示す情報を含む学習履歴を通信ネットワークを介してそれぞれ受信する処理と、受信した学習履歴を、学習ユーザ毎に識別して、かつ、各々の学習ユーザの学習課目毎に分類してデータベースに保存する処理と、通信ネットワークを介して学習履歴の閲覧要求を受信したことにもとづいて、当該閲覧要求が示す学習ユーザの学習履歴が統合された学習統合履歴を、通信ネットワークを介して閲覧要求の送信元に向けて送信する処理とを実行させることを特徴とする。
【0019】
上記の構成としたことで、複数の学習コンテンツ提供サーバが提供する学習コンテンツを利用して学習している場合に、その複数の学習コンテンツによる学習履歴をまとめて提供させることができ、学習者やその監督者が煩わしい作業を行う必要を無くすことができる。
【0020】
コンピュータに、さらに、保存している学習履歴を編集して学習統合履歴を生成する処理を実行させる構成とされていてもよい。
【0021】
コンピュータに、学習統合履歴を送信する処理として、学習ユーザの学習履歴の一覧が表示された学習履歴統合閲覧画面を表示させるための学習履歴統合閲覧画面データを送信する処理を実行させる構成とされていてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における学習統合システム10の構成の例を示すブロック図である。学習統合システム10は、学習履歴統合サーバ20と、学習コンテンツ提供サーバ30a〜30cと、ユーザ端末40とを含む。なお、学習履歴統合サーバ20、学習コンテンツ提供サーバ30a〜30c、およびユーザ端末40は、それぞれインターネットなどの通信ネットワーク50に接続されている。また、学習コンテンツ提供サーバ30a〜30c、およびユーザ端末40は、いくつ設けられていてもよい。
【0023】
学習履歴統合サーバ20は、例えばWWW(World Wide Web)サーバなどの情報処理装置によって構成され、学習コンテンツ提供サーバ30a〜30cによって提供されている学習コンテンツの利用履歴を統合して管理する本システム10の管理者によって管理される。学習履歴統合サーバ20は、例えば、学習コンテンツの提供、本システムで提供されている学習コンテンツの利用履歴である学習履歴の収集、編集、管理、提供などの各種の処理を実行するサーバ装置である。
【0024】
学習コンテンツ提供サーバ30a〜30cは、それぞれ、例えばWWWサーバなどの情報処理装置によって構成され、各種の学習コンテンツを提供している学習コンテンツ提供者によって管理される。学習コンテンツ提供サーバ30a〜30cは、例えば、学習コンテンツの提供、自己が提供している学習コンテンツの利用者の利用履歴である学習履歴の保存、管理、学習履歴統合サーバ20への学習履歴の通知などの各種の処理を実行するサーバ装置である。
【0025】
「学習コンテンツ」は、知識の教授(具体的にはテキストなど)、習得状況の確認(具体的にはテキストの章単位で出題される章末テスト、テキスト全体を出題範囲としたテスト、資格試験の模擬試験など)などを行うために提供される学習用のコンテンツを意味する。学習コンテンツの利用によって学習される内容には、例えば、英語やドイツ語などの語学を習得するための学習、コンピュータやネットワークなどの技術的な知識を習得するための学習、司法書士などの資格試験の学習などがある。
【0026】
ユーザ端末40は、例えばパーソナルコンピュータなどの情報処理装置によって構成され、本システム10の利用者によって管理される。ユーザ端末40は、通信ネットワーク50に接続するための接続機能や、例えばHTML(HyperText Markup Language)などのマークアップ言語を表示するためのブラウザ機能などの各種の機能を備えている。
【0027】
次に、本発明の一実施の形態における学習統合システム10の動作について図面を参照して説明する。
【0028】
図2は、学習統合システム10における学習コンテンツ提供処理および処理タイミングの例を示すタイミングチャートである。ここでは、ユーザ端末40を用いて、学習コンテンツ提供サーバ30aによって提供されている学習コンテンツにもとづく学習が行われた場合を定に説明する。
【0029】
なお、ここでは、ユーザ端末40のユーザXは、本システム10のユーザ登録を澄ましており、ユーザIDとパスワードを取得しているものとする。また、この例では、ユーザXが受講する学習コースの申込手続を既に行っているものとする。ユーザ登録や受講する学習コースの申込手続は、ユーザ端末40を用いて行うようにしてもよく、郵送などの手段によって行うようにしてもよい。
【0030】
学習コンテンツ提供処理において、ユーザ端末40は、ユーザXの操作に応じて、通信ネットワーク50を介して学習履歴統合サーバ20にアクセスする(ステップS201)。次いで、ユーザXの操作に応じて、ユーザ端末40は、ユーザXに付与されているユーザIDおよびパスワードを、学習履歴統合サーバ20に送信する。
【0031】
学習履歴統合サーバ20は、ユーザIDおよびパスワードによりユーザXを認証すると、学習カテゴリ選択画面を表示させるための学習カテゴリ選択画面データを生成し、通信ネットワーク50を介してユーザ端末40に送信する(ステップS202)。
【0032】
学習カテゴリ選択画面データを受信すると、ユーザ端末40は、受信した学習カテゴリ選択画面データにもとづく学習カテゴリ選択画面を、自己が備える図示しない表示装置に表示する(ステップS203)。
【0033】
学習カテゴリ選択画面は、図示はしないが、ユーザXが受講可能な学習コース(受講の申込手続がなされており、修了していない学習コース)を含む学習カテゴリの表示領域を含む。すなわち、この例では、ステップS202にて学習カテゴリ選択画面データを生成する際に、学習履歴統合サーバ20が、自己が備える図示しない学習履歴統合データベースの格納情報にもとづいて、ユーザXが受講する学習コースとして申込されており、かつ受講が修了していない学習コースを抽出する処理を実行している。
【0034】
「学習カテゴリ」とは、例えば、英語やドイツ語などを包含する「語学」、コンピュータやネットワークなどの技術的な知識を習得するための学習を包含する「技術」、司法書士などの資格試験の学習を示す「資格」などの、学習の分類を意味するものである。
【0035】
「学習コース」とは、各学習カテゴリに属するそれぞれの学習科目を意味する、具体的には、「学習コース」として、英語、ドイツ語、コンピュータ、ネットワーク、司法書士などが挙げられる。
【0036】
ユーザ端末40は、ユーザXの操作によって学習カテゴリが選択されると(ステップS204)、選択された学習カテゴリについての各学習コンテンツを提供している学習コンテンツ提供サーバ30aにアクセスし、学習コース選択画面の提供を依頼する(ステップS205)。なお、ステップS205では、ユーザXに付与されているユーザIDおよびパスワードが学習コンテンツ提供サーバ30aに送信される。
【0037】
学習コンテンツ提供サーバ30aは、学習コース選択画面の依頼を受けると、学習コース選択画面を表示するための学習コース選択画面データを生成し、通信ネットワーク50を介してユーザ端末40に送信する(ステップS206)。ユーザXが受講可能な学習コースの表示領域を含む。
【0038】
学習コース選択画面データを受信すると、ユーザ端末40は、学習コース選択画面データにもとづく学習コース選択画面を自己が備える表示装置に表示する(ステップS207)。
【0039】
学習コース選択画面は、図示はしないが、ユーザXが受講可能な学習コースの表示領域を含む。
【0040】
学習コース選択画面にてユーザXによって学習コースが選択されると(ステップS208)、ユーザ端末40は、学習コンテンツ提供サーバ30aに選択結果を送信する(ステップS209)。
【0041】
選択された学習コースの通知を受けると、学習コンテンツ提供サーバ30aは、選択された学習コースの学習コンテンツの提供を開始する(ステップS210)。学習コンテンツの提供が開始されると、ユーザXは、ユーザ端末40を操作して、通信ネットワーク50を介して学習コンテンツ提供サーバ30aから提供される学習コンテンツを利用して学習を行う。
【0042】
学習の実行中は、学習コンテンツ提供サーバ30から適宜必要な学習コンテンツが提供される。また、学習コンテンツ提供サーバ30は、学習が行われているときに、ユーザXの学習に関する各種の履歴情報(例えば、テキストの何ページまで進んだかなどの学習の進度を示す情報、学習において実行されたテストの点数など)をユーザ端末40から通信ネットワーク50を介して取得して保持しておく。
【0043】
そして、ユーザ端末40は、ユーザXによる学習を終了する旨の操作に応じて、今回の学習を終了する旨の通知(学習終了通知)を、通信ネットワーク50を介して学習コンテンツ提供サーバ30aに送信する(ステップS211)。
【0044】
学習終了通知を受けると、学習コンテンツ提供サーバ30aは、学習の実行中に取得した学習履歴に学習時間などの情報を加えたユーザXの今回の学習における学習履歴を、ユーザXのユーザIDに関連付けして自己のデータベースに保存する(ステップS212)。
【0045】
また、学習コンテンツ提供サーバ30aは、ユーザXの今回の学習における学習履歴を、学習履歴統合サーバ20に向けて通信ネットワーク50を介して送信する(ステップS213)。
【0046】
ユーザXの今回の学習における学習履歴を受信すると、学習履歴統合サーバ20は、受信した履歴情報の内容を反映させて、自己が備える履歴統合データベースの記憶情報を更新する(ステップS214)。
【0047】
図3(A)は、学習履歴統合サーバ20が備える履歴統合データベースにおける学習履歴情報の格納状態の例を示す説明図である。履歴統合データベースには、本システム10にユーザ登録している各ユーザ毎に識別された学習履歴情報が格納されている。従って、ステップS214にて履歴統合データベースの記憶情報を更新する際には、学習を行ったユーザのユーザIDに関連付けして取得した学習履歴を保存したり、学習を行ったユーザのユーザIDに関連付けされている履歴情報を取得した学習履歴にもとづいて更新したりする。
【0048】
図3(A)に示すように、学習履歴情報は、ユーザの氏名と、そのユーザに付与されているユーザIDと、そのユーザに付与されているパスワードと、そのユーザが受講する学習コースと、各学習コース毎の学習履歴を示す履歴情報とを含む。図3(A)に示すように、学習履歴情報は、それぞれユーザIDに対応付けされている。なお、本例では、図3(A)に示す履歴情報のみ、あるいは履歴情報と申込コースとを差して学習履歴情報と呼ぶこともある。
【0049】
図3(B)は、図3(A)に示す履歴情報の例を示す説明図である。履歴情報は、例えば図3(B)に示すように、各学習コースについて、学習を開始した日を示す「学習開始日」、学習を修了した日を示す「学習修了日」、学習の進度を示す「状態」、学習の合計時間を示す学習合計時間、および、学習におけるテストなどの成績を示す「成績」を含む。なお、学習開始日などの日を示す各情報は、日時などのさらに詳細な情報としてもよい。
【0050】
図3(B)に示す「状態」は、該当する学習コースの学習を開始しているか否か、修了しているか否かを示す情報である。なお、学習中である場合に、その具体的な進度(例えばテキストの100ページ、第2章など)を示すようにしてもよい。
【0051】
図3(B)に示す「成績」は、例えば、各種のテストの点数、順位、偏差値、テストの回答所要時間などの試験の成績や、学習した回数、再テストを受けた回数、修了した順位など試験に直接関係のない成績も含まれる。
【0052】
なお、図3に示す学習履歴情報は一例であり、学習コンテンツを利用した学習において発生する履歴情報であれば、どのような情報が含まれていてもよい。
【0053】
次に、本例の学習統合システム10における学習履歴統合提供処理について説明する。図4は、本例の学習統合システム10における学習履歴統合提供処理および処理タイミングの例を示すタイミングチャートである。
【0054】
なお、ここでは、ユーザ端末40のユーザXが、自己の学習履歴を閲覧するために、学習履歴統合サーバ20に閲覧要求を行う場合を例に説明する。
【0055】
学習履歴統合閲覧処理において、ユーザ端末40は、ユーザXの操作に応じて、通信ネットワーク50を介して学習履歴統合サーバ20にアクセスする(ステップS201)。次いで、ユーザXの操作に応じて、ユーザ端末40は、ユーザXに付与されているユーザIDおよびパスワードを、学習履歴統合サーバ20に送信する。
【0056】
学習履歴統合サーバ20は、ユーザIDおよびパスワードによりユーザXを認証すると、学習カテゴリ選択画面を表示させるための学習カテゴリ選択画面データを生成し、通信ネットワーク50を介してユーザ端末40に送信する(ステップS202)。
【0057】
学習カテゴリ選択画面データを受信すると、ユーザ端末40は、受信した学習カテゴリ選択画面データにもとづく学習カテゴリ選択画面を、自己が備える図示しない表示装置に表示する(ステップS203)。
【0058】
学習カテゴリ選択画面は、ここでは、図示はしないが、上述した学習カテゴリの表示領域の他、学習履歴の閲覧要求を行うための履歴閲覧ボタンが設けられている。なお、学習カテゴリ閲覧画面が表示される前に、学習を行うのか、学習履歴を閲覧するのかをユーザXに選択させるための画面(例えば履歴閲覧ボタンにと、学習を行うときに押下される学習実行ボタンとが設けられた画面)をユーザ端末40に表示させ、学習を行うことが選択された場合に学習カテゴリ閲覧画面(この画面には履歴閲覧ボタンは設けられない)が提供され、学習履歴の閲覧が選択された場合に後述するステップS402の処理を行うようにしてもよい。
【0059】
ユーザ端末40は、ユーザXの操作によって履歴閲覧ボタンが押下されると(ステップS401)、学習履歴統合サーバ20に対して、ユーザXの学習統合履歴の閲覧を依頼する(ステップS402)。
【0060】
学習履歴統合サーバ20は、学習統合履歴の閲覧依頼を受けると、履歴統合データベースに格納されているユーザXの学習履歴情報を読み出し(ステップS403)、学習履歴統合閲覧画面を表示させるための学習履歴統合閲覧画面データを生成するために読み出した学習履歴情報を編集する(ステップS404)。
【0061】
学習履歴情報の編集を終えると、学習履歴統合サーバ20は、生成した学習履歴統合閲覧画面データを、通信ネットワーク50を介して、ユーザ端末40に向けて送信する(ステップS405)。
【0062】
学習履歴統合閲覧画面データを受信すると、ユーザ端末40は、受信した学習履歴統合閲覧画面データにもとづく学習履歴統合閲覧画面を、自己が備える図示しない表示装置に表示する(ステップS406)。
【0063】
図5は、学習履歴統合閲覧画面の表示状態の例を示す説明図である。図5に示すように、学習履歴統合閲覧画面には、ユーザXが受講している複数の学習コースの履歴情報が1画面にまとめて表示される。なお、全ての学習コースが1画面に表示しきれない場合には、複数ページに分けたり、スクロール表示を行うようにしたりすればよい。
【0064】
図5に示すように、学習履歴統合閲覧画面には、ユーザXが受講している複数の学習コースの履歴情報のうち、各学習コースにおける学習の進捗状況や習得度などの、学習履歴の概要が認識できる情報が一覧表示される。
【0065】
そして、この例では、学習履歴の詳細を閲覧する場合には、例えば図5に示す学習コース名をマウスクリックすると、例えば図6に示すように、学習履歴の詳細が認識できる情報が一覧表示される。
【0066】
図6は、学習履歴の詳細を表示するための学習履歴詳細画面の表示状態の例を示す説明図である。図6に示すように、学習履歴詳細画面には、選択された学習コースについて、詳細な履歴情報が表示される。図6に示すように、詳細な履歴情報として、この例では、学習項目と、各学習項目についての進捗状況、学習開始日、学習修了日、学習合計時間、修了認定テストの点数、修了認定テストを受けた回数とが表示される。
【0067】
以上説明したように、複数の学習コンテンツ提供サーバ30a,30b,30cがそれぞれ提供する学習コンテンツの利用による学習の履歴を収集し、統合して提供する構成としたので、複数の学習コンテンツサーバ30a,30b,30cから提供される複数の学習コンテンツを用いて学習している場合であっても、学習の履歴情報をまとめて閲覧することができる。このため、一見して学習の進捗状況を把握することができる。また、自己の学習履歴をまとめて報告する必要がある場合(例えば会社の指示によって学習している場合であって、学習の履歴を会社に報告する必要がある場合)であっても、学習の履歴をユーザ自身がまとめる必要はなく、煩わしい作業を行う必要を無くすことができる。
【0068】
なお、上述した実施の形態では、学習が終了したとき(学習終了通知を受けたとき)に、学習履歴データを学習履歴統合サーバ20に送信する(ステップS213参照)ようにしていたが、学習履歴データの送信時期は、今回の学習終了時に限らず、例えば所定時期(例えば毎日深夜2時、毎週日曜日、毎月1日など)が到来する毎に学習履歴データをまとめて送信するようにしてもよい。この場合、所定時期が到来する毎に学習履歴統合サーバ20がデータ送信要求を行うようにしても、所定時期が到来する毎に各学習コンテンツサーバ30aがその間に蓄積した学習履歴データを送信するようにしてもよい。
【0069】
また、上述した実施の形態では、学習コンテンツによる学習を行うユーザが自己の学習履歴を閲覧する場合を例に説明したが、学習コンテンツによる学習を行うユーザの学習の進度などを監督する監督者が、被監督者であるユーザの学習履歴を閲覧する構成としてもよい。
【0070】
この場合、監督者は、例えば企業の社員であるユーザを監督する社員の管理部門の者、具体的には企業における取締役や人事部の担当者などが該当する。
【0071】
図7は、監督者が被監督者であるユーザの学習履歴を閲覧する場合における学習統合システム10aの構成の例を示すブロック図である。以下の説明において、上述した学習統合システム10と同一の構成および処理を行う部分については、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
【0072】
図7に示すように、学習統合システム10aは、学習履歴統合サーバ20と、学習コンテンツ提供サーバ30a〜30cと、ユーザ端末40と、監督者端末60とを含む。なお、学習履歴統合サーバ20、学習コンテンツ提供サーバ30a〜30c、ユーザ端末40、および監督者端末60は、それぞれインターネットなどの通信ネットワーク50に接続されている。
【0073】
監督者端末60は、例えばパーソナルコンピュータなどの情報処理装置によって構成され、本システム10aの利用者の一部または全部を監督する監督者によって管理される。監督者端末60は、通信ネットワーク50に接続するための接続機能や、例えばHTMLなどのマークアップ言語を表示するためのブラウザ機能などの各種の機能を備えている。
【0074】
この例では、例えば、監督者が、被監督者である各ユーザのユーザ登録や、学習コースの申込をまとめて行うようにしてもよい。この例では、ユーザIDの一部(例えば上位2桁)にユーザの所属先(例えば勤務先)を示す情報が含められる。なお、ユーザIDとは別にユーザの所属先を示す所属先IDを付与するようにしてもよい。
【0075】
また、監督者は、各ユーザとは別個に監督者用の監督者IDとパスワードを取得しておく。この監督者IDと、被監督者であるユーザのユーザIDとは、例えば両IDの一部(例えば所属先を示す上位2桁)が同一とされ、対応付けする構成となっている。
【0076】
ここで、本例の学習統合システム10aにおける学習履歴統合提供処理について説明する。図8は、本例の学習統合システム10aにおける学習履歴統合提供処理および処理タイミングの例を示すタイミングチャートである。
【0077】
なお、ここでは、監督者端末60を使用する監督者Yが、自己が監督しているユーザXの学習履歴を閲覧するために、学習履歴統合サーバ20に閲覧要求を行う場合を例に説明する。なお、ユーザ端末40を利用するユーザXが自己の学習履歴を閲覧する場合は、上述した図4に示した処理によって閲覧される。
【0078】
学習履歴統合閲覧処理において、監督者端末60は、監督者Yの操作に応じて、通信ネットワーク50を介して学習履歴統合サーバ20にアクセスする(ステップS801)。次いで、監督者Yの操作に応じて、監督者端末60は、監督者Yに付与されている監督者IDおよびパスワードを、学習履歴統合サーバ20に送信する。
【0079】
学習履歴統合サーバ20は、監督者IDおよびパスワードにより監督者Yを認証すると、被監督者一覧画面を表示させるための被監督者一覧画面データを生成し、通信ネットワーク50を介して監督者端末60に送信する(ステップS802)。
【0080】
被監督者一覧画面データを受信すると、監督者端末60は、受信した被監督者一覧画面データにもとづく被監督者一覧画面を、自己が備える図示しない表示装置に表示する(ステップS803)。
【0081】
図9は、被監督者一覧画面の表示状態の一例を示す説明図である。図9に示すように、被監督者一覧画面は、監督者の名称(会社名であっても個人名であってもよい)を表示する表示領域と、監督者IDを表示する表示領域と、監督者Yが監督している被監督者の一覧を表示する表示領域とが設けられている。なお、一覧表示する被監督者としては、例えばユーザIDの上位2桁が監督者Yの監督者IDの上位2桁と同一の各ユーザが抽出される。
【0082】
監督者端末60は、監督者Yの操作(例えば氏名が表示されている表示領域をマウスでクリックする操作)によって被監督者であるユーザXが選択されると(ステップS804)、学習履歴統合サーバ20に対して、ユーザXの学習統合履歴の閲覧を依頼する(ステップS805)。
【0083】
学習履歴統合サーバ20は、学習統合履歴の閲覧依頼を受けると、履歴統合データベースに格納されているユーザXの学習履歴情報を読み出し(ステップS806)、学習履歴統合閲覧画面を表示させるための学習履歴統合閲覧画面データを生成するために読み出した学習履歴情報を編集する(ステップS807)。
【0084】
学習履歴情報の編集を終えると、学習履歴統合サーバ20は、生成した学習履歴統合閲覧画面データを、通信ネットワーク50を介して、監督者端末60に向けて送信する(ステップS808)。
【0085】
学習履歴統合閲覧画面データを受信すると、ユーザ端末40は、受信した学習履歴統合閲覧画面データにもとづく学習履歴統合閲覧画面を、自己が備える図示しない表示装置に表示する(ステップS808)。ステップS808では、上述した図5に示す学習履歴統合閲覧画面が表示される。
【0086】
上記のように、複数の学習コンテンツ提供サーバ30a,30b,30cがそれぞれ提供する学習コンテンツの利用による学習の履歴を収集して統合し、監督者端末60に対して提供する構成としたので、複数の学習コンテンツサーバ30a,30b,30cから提供される複数の学習コンテンツを用いて学習している被監督者(例えば自社の社員)の学習履歴を、各人毎にまとめて閲覧することができる。このため、監督者は、一見して学習の進捗状況を把握することができる。また、各被監督者に学習の履歴をまとめさせる必要がなくなるため、迅速に学習の進捗状況を確認することができる。
【0087】
なお、上記の他の実施の形態では、被監督者一覧画面から被監督者を選択し、被監督者である学習者毎の学習統合履歴を閲覧する構成としていたが、監督者が学習コースを選択するようにし、選択された学習コースを学習している各被監督者の学習履歴を統括して閲覧するようにしてもよい。この場合、学習履歴統合サーバ20は、監督者の監督下にある学習者が申し込んでいる学習コースを選択するための選択画面を提供し、その画面を用いて監督者が学習コースを選択したことに応じて、例えば図10に示すような被監督者コース別一覧画面を監督者端末60に向けて送信し、監督者端末60が備える表示装置に表示させる構成とすればよい。
【0088】
図10は、被監督者コース別一覧画面の表示状態の例を示す説明図である。図10に示すように、被監督者コース別一覧画面は、監督者Yの名称が表示される表示領域と、監督者Yによって選択された学習コースの名称を表示する表示領域と、監督者Yの監督下にある各ユーザの中で、監督者Yによって選択された学習コースの学習の申込が行われているユーザの氏名を表示する表示領域と、表示されている各ユーザについての該当する学習コースの進捗状況、開始日、修了日、学習合計時間などの学習履歴を表示する表示領域とが設けられている。なお、図10に示されている学習履歴は一例であり、どのような内容が含まれていてもよい。
【0089】
上記のように、学習コース別の一覧画面を監督者端末60に表示させるようにしたので、監督者が学習コース毎の被監督者(具体的には例えば自社の社員)の学習の進捗状態をまとめて確認することができる。また、通信ネットワーク50を介して被監督者の学習履歴を取得することができるようになるため、監督下の学習者に学習履歴の報告義務を課す必要がなくなるとともに、正確な学習履歴を入手することができるようになる。
【0090】
なお、上記の他の実施の形態において、監督者のコメントを入力することができるようにしてもよい。例えば、図10の被監督者コース別一覧画面において、特定の被監督者である学習者を指定し、その学習者に対する激励などのコメントを入力するようにすればよい。そして、監督者によって入力されたコメントは、対象となる学習者が自己の学習履歴を閲覧する際に、その閲覧画面に表示されるようにすればよい。また、監督者によって入力されたコメントが電子メールで対象となる学習者宛てに送られるようにしてもよい。
【0091】
なお、上述した各実施の形態では、ユーザ端末40や監督者端末60をパーソナルコンピュータとして説明したが、通信ネットワーク50に接続する機能やブラウザ機能を有していれば、携帯電話端末などの他の端末装置であってもよい。
【0092】
また、上述した各実施の形態では、学習コンテンツ提供サーバ30a,30b,30cが、学習終了時、あるいは定期的に学習履歴を学習履歴統合サーバ20に送信する構成としていたが、随時(例えば学習コンテンツ提供可能時間が定められている場合にその時間が終了したとき)に送信するようにしてもよい。また、学習履歴統合サーバ20が、ユーザ端末40あるいは監督者端末60から学習統合履歴の閲覧要求があったときに、各学習コンテンツ提供サーバ30a,30b,30cに対して該当する学習者の学習履歴の送信要求を行い、各学習コンテンツ提供サーバ30a,30b,30cが、それぞれ該当する学習者の学習履歴を保存しているときは、その学習履歴を学習履歴統合サーバ20に送信するようにしてもよい。この場合、学習履歴統合サーバ20は、学習統合履歴の閲覧要求があったことに応じて該当する学習者の学習履歴の送信要求を行い、送信要求に応じて送られてきた学習履歴を編集して、学習統合履歴を提供(例えば図5に示す画面を提供する)する処理を実行する。なお、各学習コンテンツ提供サーバ30a,30b,30cは、学習履歴の送信要求があったときに、該当する学習者の新規な学習履歴(未だ統合サーバ20に送信していない学習履歴)を保持している場合にのみ、その新規な学習履歴を送信するようにしてもよい。また、学習履歴統合サーバ20は、各学習者に学習コンテンツを提供している学習コンテンツ提供サーバを特定するための情報をあらかじめ保持していてもよいが、学習統合履歴の閲覧要求があったときに、学習者のID等を検索キーにして、システム内の全ての学習コンテンツ提供サーバ30a,30b,30cに問い合わせを行うようにしてもよい。各学習コンテンツ提供サーバ30a,30b,30cは、問い合わせに応じて、検索キーにもとづいて該当する学習者の学習履歴を抽出し、抽出した学習履歴を学習履歴統合サーバ20に送信する。上記のように構成すれば、統合サーバ20側で全ての学習履歴を保持しておく必要がなくなる。また、必要な学習履歴のみを送信するだけでよくなるため、通信に関する負荷も軽減することができる。
【0093】
また、上述した各実施の形態における学習履歴統合サーバ20には、複数の学習コンテンツ提供サーバがそれぞれ提供する学習コンテンツを利用した学習履歴を、複数の学習コンテンツを利用する学習ユーザ毎に統合して通信ネットワークを介して提供させるための学習履歴統合提供プログラムが搭載されている。この学習履歴統合提供プログラムは、コンピュータ(学習履歴統合サーバ20)に、同一の学習ユーザに学習コンテンツを提供する複数の学習コンテンツ提供サーバからそれぞれ送信された学習履歴を通信ネットワークを介してそれぞれ受信する処理と、受信した学習履歴を、前記学習ユーザ毎に識別してそれぞれ保存する処理と、通信ネットワークを介して学習履歴の閲覧要求を受信したことにもとづいて、当該閲覧要求が示す学習ユーザの学習履歴が統合された学習統合履歴を、通信ネットワークを介して前記閲覧要求の送信元に向けて送信する処理とを実行させる制御プログラムである。
【0094】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、複数の学習コンテンツ提供サーバがそれぞれ提供する学習コンテンツの利用による学習の履歴を収集し、統合して提供する構成としたので、複数の学習コンテンツサーバから提供される複数の学習コンテンツを用いて学習している場合であっても、学習の履歴情報をまとめて閲覧することができる。このため、一見して学習の進捗状況を把握することができる。また、自己の学習履歴をまとめて報告する必要がある場合であっても、学習の履歴をユーザ自身がまとめる必要はなく、煩わしい作業を行う必要を無くすことができる。
【0095】
また、複数の学習コンテンツ提供サーバがそれぞれ提供する学習コンテンツの利用による学習の履歴を収集して統合し、監督者端末60に対して提供する構成としたので、複数の学習コンテンツサーバから提供される複数の学習コンテンツを用いて学習している被監督者の学習履歴を、各人毎にまとめて閲覧することができる。このため、監督者は、一見して学習の進捗状況を把握することができる。また、各被監督者に学習の履歴をまとめさせる必要がなくなるため、迅速に学習の進捗状況を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における学習統合システムの構成の例を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施の形態における学習コンテンツ提供処理および処理タイミングの例を示すタイミングチャートである。
【図3】 履歴統合データベースにおける学習履歴情報の格納状態の例を示す説明図である。
【図4】 本発明の一実施の形態における学習履歴統合提供処理および処理タイミングの例を示すタイミングチャートである。
【図5】 学習履歴統合閲覧画面の表示状態の例を示す説明図である。
【図6】 学習履歴詳細画面の表示状態の例を示す説明図である。
【図7】 本発明の他の実施の形態における学習統合システムの構成の例を示すブロック図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態における学習履歴統合提供処理および処理タイミングの例を示すタイミングチャートである。
【図9】 被監督者一覧画面の表示状態の例を示す説明図である。
【図10】 学習コース別被監督者一覧画面の表示状態の例を示す説明図である。
【符号の説明】
10,10a 学習統合システム
20 学習履歴統合サーバ
30a,30b,30c 学習コンテンツ提供サーバ
40 ユーザ端末
50 通信ネットワーク
60 監督者端末

Claims (13)

  1. 複数の学習コンテンツ提供サーバがそれぞれ提供する学習コンテンツを利用した学習履歴を、複数の学習コンテンツを利用する学習ユーザ毎に統合して通信ネットワークを介して提供する学習履歴統合提供サーバであって、
    同一の学習ユーザに学習コンテンツを提供する前記複数の学習コンテンツ提供サーバから、学習コンテンツを利用した学習履歴であって学習コンテンツ提供サーバが学習ユーザに提供した学習カテゴリにおける学習課目を示す情報を含む学習履歴を通信ネットワークを介して受信することによって、前記学習履歴を取得する学習履歴取得手段と、
    前記学習履歴取得手段によって取得した学習履歴を、学習ユーザ毎に識別してデータベースに保存する学習履歴保存手段と、
    通信ネットワークを介して学習履歴の閲覧要求を受信したことにもとづいて、当該閲覧要求が示す学習ユーザの学習履歴が統合された学習統合履歴を、通信ネットワークを介して前記閲覧要求の送信元に向けて送信する学習統合履歴送信手段とを備え
    前記学習履歴保存手段は、各々の学習ユーザの学習課目毎に分類して学習履歴を前記データベースに保存する
    ことを特徴とする学習履歴統合提供サーバ。
  2. 学習履歴保存手段によって保存された学習履歴を編集して学習統合履歴を生成する学習統合履歴生成手段を備えた
    請求項1記載の学習履歴統合提供サーバ。
  3. 学習統合履歴送信手段は、学習ユーザが管理するユーザ端末からの閲覧要求を受信したことにもとづいて、前記学習ユーザの学習統合履歴を当該ユーザ端末に向けて送信する
    請求項1または請求項2記載の学習履歴統合提供サーバ。
  4. 学習統合履歴送信手段は、学習ユーザを監督する監督者が管理する監督者端末からの閲覧要求を受信したことにもとづいて、前記学習ユーザの学習統合履歴を当該監督者端末に向けて送信する
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の学習履歴統合提供サーバ。
  5. 学習履歴取得手段は、学習を終了する旨の通知を受信した学習コンテンツ提供サーバが送信した学習履歴を取得する
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の学習履歴統合提供サーバ。
  6. 学習履歴取得手段は、あらかじめ定められた時期が到来する毎に、学習コンテンツ提供サーバからの学習履歴をまとめて取得する
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の学習履歴統合提供サーバ。
  7. 学習統合履歴送信手段は、学習統合履歴として、学習ユーザの学習履歴の一覧が表示された学習履歴統合閲覧画面を表示させるための学習履歴統合閲覧画面データを送信する
    請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載の学習履歴統合提供サーバ。
  8. 複数の学習コンテンツ提供サーバがそれぞれ提供する学習コンテンツを利用した学習履歴を、複数の学習コンテンツを利用する学習ユーザ毎に統合して通信ネットワークを介して提供する学習履歴統合提供方法であって、
    学習履歴取得手段が、同一の学習ユーザに学習コンテンツを提供する前記複数の学習コンテンツ提供サーバからそれぞれ送信された学習履歴であって学習コンテンツ提供サーバが学習ユーザに提供した学習カテゴリにおける学習課目を示す情報を含む学習履歴を通信ネットワークを介してそれぞれ受信し、
    学習履歴保存手段が、受信した学習履歴を、前記学習ユーザ毎に識別して、かつ、各々の学習ユーザの学習課目毎に分類してデータベースに保存し、
    学習統合履歴送信手段が、通信ネットワークを介して学習履歴の閲覧要求を受信したことにもとづいて、当該閲覧要求が示す学習ユーザの学習履歴が統合された学習統合履歴を、通信ネットワークを介して前記閲覧要求の送信元に向けて送信する
    ことを特徴とする学習履歴統合提供方法。
  9. 学習統合履歴生成手段が、保存している学習履歴を編集して学習統合履歴を生成する
    請求項8記載の学習履歴統合提供方法。
  10. 学習統合履歴送信手段が、学習統合履歴として、学習ユーザの学習履歴の一覧が表示された学習履歴統合閲覧画面を表示させるための学習履歴統合閲覧画面データを送信する
    請求項8または請求項9記載の学習履歴統合提供方法。
  11. 複数の学習コンテンツ提供サーバがそれぞれ提供する学習コンテンツを利用した学習履歴を、複数の学習コンテンツを利用する学習ユーザ毎に統合して通信ネットワークを介して提供させるための学習履歴統合提供プログラムであって、
    コンピュータに、
    同一の学習ユーザに学習コンテンツを提供する前記複数の学習コンテンツ提供サーバからそれぞれ送信された学習履歴であって学習コンテンツ提供サーバが学習ユーザに提供した学習カテゴリにおける学習課目を示す情報を含む学習履歴を通信ネットワークを介してそれぞれ受信する処理と、
    受信した学習履歴を、前記学習ユーザ毎に識別して、かつ、各々の学習ユーザの学習課目毎に分類してデータベースに保存する処理と、
    通信ネットワークを介して学習履歴の閲覧要求を受信したことにもとづいて、当該閲覧要求が示す学習ユーザの学習履歴が統合された学習統合履歴を、通信ネットワークを介して前記閲覧要求の送信元に向けて送信する処理とを
    実行させることを特徴とする学習履歴統合提供プログラム。
  12. コンピュータに、
    さらに、保存している学習履歴を編集して学習統合履歴を生成する処理を実行させる
    請求項11記載の学習履歴統合提供プログラム。
  13. コンピュータに、学習統合履歴を送信する処理として、学習ユーザの学習履歴の一覧が表示された学習履歴統合閲覧画面を表示させるための学習履歴統合閲覧画面データを送信する処理を実行させる
    請求項11または請求項12記載の学習履歴統合提供プログラム。
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