JP2017037410A - エキスパート紹介システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザーが、依頼業務をエキスパートが遂行できるか見極めたり、エキスパートの性格や傾向等の点も含めて自身にとって最適かどうかユーザーが判断したりできるようにする。【解決手段】 ユーザー端末3から送信された紹介依頼情報は、サーバ1により紹介依頼情報ファイル11に記録される。サーバ1から質問入力要請メールが送信された仲介者は、仲介者端末2上に質問入力ページを表示して要望対応質問を入力する。要望対応質問には、要望業務の遂行可能性を評価する質問及びエキスパートの性向を評価する質問が含まれる。各エキスパート端末4には回答要請メールが送信され、各エキスパートは回答ページで要望対応質問についての回答を入力してサーバ1に送信する。サーバ1から告知メールが送信されたユーザーは、要望対応質問に対する回答を参照ページで確認し、候補の中からエキスパートを選定する。【選択図】 図1

Description

この出願の発明は、エキスパートをユーザーに紹介するエキスパート紹介システムに関するものである。
社会の高度化、専門分化を背景として、各種エキスパートの活動が益々重要になってきている。中でも、弁護士や医師、公認会計士といった国家資格者は、知識や能力が国家によって保証されているエキスパートであり、社会的な信頼度は極めて高い。また、国家資格ではなくとも、様々な民間資格が存在しており、それぞれの資格に応じた知識や技能を保持したエキスパートが、専門サービスを日々提供している。
特開2005−2508441号公報 特開2013−97493号公報
このような各種エキスパートによるサービスは、企業活動のみならず一般家庭においてもしばしば必要とされる。その一方、企業や家庭にとって最適なエキスパートを見つけ出すことは、容易ではない。例えば、特定のエキスパートが必要になった場合、知人や友人に紹介を頼む(そのようなエキスパートの知り合いがいるかどうか尋ねる)ことがしばしば行われる。しかしながら、知人や友人にそのようなエキスパートの知り合いがいない場合も多く、いたとしてもこちらが望んだタイプではない場合も多い。結局は、自ら調べてエキスパートを探すことになる。
エキスパートを自分で探す場合、インターネット等の広告媒体に頼らざるを得ない。多くの場合、インターネット上の検索サイトで検索し、ヒットしたエキスパートのウェブサイトを閲覧して比較し、最適と思われるエキスパートにアクセス(電話、メール等)をすることになろう。
種々のエキスパートが自身のウェブサイトを開設してはいるものの、そこに掲載されている情報は、エキスパートの種類に応じた典型的な、決まり切った情報ばかりである場合が多く、サイトを見ただけでは、自分が頼もうとしている業務を遂行可能なのか、自分にとって適切なエキスパートなのかは、判断できない場合が多い。例えば、弁護士が開設している法律事務所のウェブサイトは、殆どの場合、弁護士紹介、専門分野、料金表等の決まり切った情報が掲載されているだけである。このため、どの程度の能力を有しているのか、人間的にはどのようなタイプの弁護士であるのかといった点は、サイトの情報からは判らないのが殆どである。この場合、結局は、漠然とした印象等、特に根拠もなく決めてしまうことになる。そして、実際に業務を依頼した後、期待していた知識や能力がなかったり、自分とは性格的に合わないタイプだったりして後悔することになるのである。
ある種のエキスパートについては、ユーザーとエキスパートとのマッチングをするサイトやユーザーにエキスパートを紹介するサイトがインターネット上に存在している。また、この種の技術を開示した特許出願もされている(特許文献1、特許文献2)。しかしながら、これらのサイトや技術も、エキスパートの種類に応じて予め情報を登録し、ユーザー側の要望に従って登録情報を検索してエキスパートの情報を抽出するという程度のものであり、登録情報自体は各エキスパートが自身のサイトにおいて掲載しているものと大差はない。したがって、登録情報に基づいてエキスパートをサイト上で抽出したとしても、自分で各エキスパートのサイトを見比べて選んだとの特に変わりはなく、多少手間が省ける程度である。
この出願の発明は、上記のようなエキスパート選定における昨今の状況に鑑みて為されたものであって、依頼しようとしている業務をエキスパートが遂行できるかどうかをユーザーが具体的に見極めたり、エキスパートの性格や傾向等の点も含めて自身にとって最適かどうかユーザーが判断したりした上で選ぶことができるエキスパート紹介システムを提供することをその目的とするものである。
上記課題を解決するため、本願の請求項1記載の発明は、業務を依頼すべくエキスパートを探しているユーザーに対してエキスパートの情報を提供してエキスパートを紹介するエキスパート紹介システムであって、
ユーザーによって操作されるユーザー端末と、各エキスパートによって操作される各エキスパート端末とに対してネットワークを介して接続されているサーバと、
サーバによって情報が記憶され、情報が読み出される記憶部と、
ユーザーが探しているエキスパートの種別において業務を行うのに適したエキスパートの条件に関する知識を有する仲介者によって操作される仲介者端末と
を備えており、
記憶部には、
各エキスパートの氏名、業務場所を含む定型情報を記録したエキスパート定型情報ファイルと、
ユーザーによる紹介依頼の情報を記録した紹介依頼情報ファイルと、
質問情報ファイルと、
回答情報ファイルと
が記憶されており、
サーバは、紹介依頼ページをユーザー端末に表示させることが可能であって、紹介依頼ページは、依頼したい業務の内容である要望業務情報を入力させてユーザー特定情報とともに紹介依頼情報としてサーバに送信させることが可能なページであり、
サーバには、紹介依頼情報登録プログラムと、質問入力要請プログラムと、質問記録プログラムと、回答記録プログラムと、参照ページ送信プログラムとが実装されており、
紹介依頼情報登録プログラムは、紹介依頼情報がユーザー端末から送信された際、当該紹介依頼情報を紹介依頼情報ファイルに記録するプログラムであり、
質問記録プログラムは、紹介依頼情報がユーザー端末から送信された後、当該紹介依頼情報に含まれる要望業務情報に応じて設定される質問である要望対応質問が仲介者端末で入力されて仲介者端末から送信された際、当該要望対応質問を質問情報ファイルに記録するプログラムであり、
要望対応質問は、当該要望業務の遂行可能性を評価するための質問である可能性評価質問及び又は当該要望業務を行うエキスパート種別におけるエキスパートの性向を評価するための質問である性向評価質問を含んでおり、
回答記録プログラムは、要望対応質問に対する回答がエキスパート端末において入力されてエキスパート端末から送信された際、当該回答を回答情報ファイルに記録するプログラムであり、
参照ページ送信プログラムは、紹介依頼情報に含まれる要望業務情報に対応して設定された要望対応質問を質問情報ファイルから読み出すとともに当該要望対応質問に対する回答を回答情報ファイルから読み出し、要望対応質問に回答を対応させた状態で参照ページに組み込み、当該紹介依頼情報を送信したユーザーのユーザー端末に送信して表示させるプログラムであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記要望対応質問は、当該要望業務を行うエキスパート種別におけるエキスパートの性向を評価するための質問である性向評価質問を含んでおり、
前記質問記録プログラムは、性向評価質問が前記ユーザー端末において入力されて前記ユーザー端末から送信された際、当該性向評価質問を前記質問情報ファイルに記録するプログラムであり、
前記参照ページ送信プログラムにより参照ページに組み込まれる回答には、前記ユーザー端末から送信された性向評価質問とそれに対するエキスパートの回答が含まれるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記請求項2の構成において、前記サーバには、前記性向評価質問を入力するページを前記ユーザー端末に送信して表示させるプログラムが実装されており、このページは、複数のひな形の性向評価質問を含んでおり、前記性向評価質問はひな形から選択されて前記サーバに送信されることが可能となっているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項4記載の発明は、前記請求項1乃至3いずれかの構成において、前記参照ページ送信プログラムは、一つの紹介依頼について入力されて要望対応情報ファイルに記録された要望対応質問について二人以上のエキスパートから回答があって回答情報ファイルに記録されている場合に限り、前記参照ページを送信するプログラムであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項5記載の発明は、前記請求項1乃至4いずれかの構成において、前記エキスパート定型情報ファイルは、異なる複数のエキスパート種別のエキスパートの定型情報を記録したファイルであるか又はエキスパート種別毎に設けられたファイルであり、
前記紹介依頼ページは、エキスパート種別を入力する種別入力欄を含んでおり、
前記依頼情報登録プログラムは、紹介依頼ページで入力されたエキスパート種別を紹介依頼情報ファイルに記録するプログラムであり、
サーバには、紹介依頼情報に対応して前記要望対応質問にファイルに記録された要望対応質問を、当該紹介依頼を行った際に入力されたエキスパート種別のエキスパートが操作するエキスパート端末に送信して回答を要請する回答要請プログラムが実装されているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項6記載の発明は、前記請求項1乃至5いずれかの構成において、前記要望対応質問に対する回答を入力してサーバに送信させる回答ページを前記エキスパート端末に送信する回答ページ送信プログラムが前記サーバに実装されており、
前記回答記録プログラムは、回答ページがエキスパート端末に表示されてから制限時間内に回答がサーバに送信された場合に限り回答を前記回答情報ファイルに記録するプログラムであるという構成を有する。
以下に説明する通り、本願の請求項1記載の発明によれば、仲介者が要望対応質問を設定してその回答とともに候補の各エキスパートの情報がユーザーにおいて参照される。このため、より適切にエキスパートの選定を行うことができる。この際、要望対応質問に可能性評価質問が含まれる場合には、これに対する回答を参照することでユーザーにおいて業務遂行可能性を判断することができる。また、要望対応質問に性向評価質問が含まれる場合には、これに対する回答を参照することでユーザーにおいて各エキスパートの性向を判断することができる。これらにより、さらに適切にエキスパートの選定が行える。
また、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、ユーザーが性向評価質問を設定して各エキスパートに回答させることができるので、その回答を参照しながらエキスパートの選定が行える。このため、性格や傾向の点で自らにより適したエキスパートを選定することができるようになる。
また、請求項3記載の発明によれば、上記効果に加え、ユーザーが性向評価質問を設定する際にひな形から選ぶことができるので、性向評価質問の設定が容易で、この点で使い易いシステムとなる。
また、請求項4記載の発明によれば、要望対応質問に対して二人以上のエキスパートから回答がされている場合に限りユーザー端末において参照情報が表示されるので、最終的に選定されたエキスパートに対して課金がされる場合にも、ユーザーにおいて特に不公平な印象が生じることはない。
また、請求項5記載の発明によれば、上記効果に加え、異なる複数の種別のエキスパートの紹介が可能なシステムであり、ユーザーの要望する種別のエキスパートの参照情報が提供されるので、より汎用性の高いシステムとなる。
また、請求項6記載の発明によれば、上記効果に加え、制限時間内に送信された場合にのみ回答が記録されて参照情報に含められるので、要望対応業務の遂行可能性やエキスパートの性向についてより客観的に評価することができるようになる。
実施形態のエキスパート紹介システムを使用したエキスパート紹介サービスについて示した概略図である。 実施形態のエキスパート紹介システムの概略図である。 紹介サイトのトップページの一例を示した概略図である。 紹介依頼ページの一例を示した概略図である。 紹介依頼情報登録プログラム101の概略を示したフローチャートである。 紹介依頼情報ファイル11の構造の一例を示した図である。 質問情報ファイル13の構造の一例を示した図である。 エキスパート登録ページの一例を示した概略図である。 エキスパート定型情報ファイル12の構造の一例を示した概略図である。 質問入力要請プログラム105により送信される仲介者端末2に送信される電子メールの一例を示した概略図である。 質問入力ページの一例について示した概略図である。 回答ページ作成プログラム106により作成された回答ページの一例を示した概略図である。 回答情報ファイル14の構造の一例を示した概略図である。 回答要請メールの一例を示した概略図である。 告知プログラム109の概略を示したフローチャートである。 参照情報ページの一例について示した概略図である。
次に、この出願発明を実施するための形態(以下、実施形態)について説明する。
まず、実施形態のエキスパート紹介システムの概要を理解するため、実施形態のエキスパート紹介システムによって提供されるエキスパート紹介サービスについて図1を参照して説明する。図1は、実施形態のエキスパート紹介システムを使用したエキスパート紹介サービスについて示した概略図である。
実施形態のエキスパート紹介システムは、エキスパート紹介用のウェブサイト(以下、紹介サイトと略称)を提供するサーバ1と、仲介者によって操作される仲介者端末2とによって構成される。仲介者は、ユーザーが依頼しようとしている業務を行うのに適したエキスパートの条件に関する知識を有する者であり、紹介しようとするエキスパートと同種のエキスパートである場合が多い。
サーバ1は、インターネットのようなネットワークを介してユーザー端末3及びエキスパート端末4に接続されている。ユーザー端末3は、業務を依頼すべくエキスパートを探しているユーザーが操作する端末である。エキスパート端末4は、このシステム経由で紹介されることを望む各エキスパートが操作する端末である。
このシステムは、ユーザーにとって適切と思われる複数のエキスパートを紹介するものであり、最終的にはユーザー自身がその中から一人(又は複数でも良い)を選定するようになっている。その最終的な選定のために、ユーザーにとって有益な情報をシステムが提供するようになっている。
図1に示すように、このシステムでは、まずユーザーが紹介依頼情報をサーバ1に送信して紹介を依頼する。紹介依頼情報には、依頼したい業務の内容についての情報(以下、要望業務情報)が含まれる。
サーバ1は、送信された紹介依頼情報を紹介依頼情報ファイル11に記録する。サーバ1の記憶部10には、各エキスパートの定型情報(氏名、業務場所等)を記録したエキスパート定型情報ファイル12が記憶されている。一方、仲介者は、仲介者端末2を操作して紹介依頼情報ファイル11から紹介依頼情報を読み出し、要望業務を検討して要望対応質問を設定する。要望対応質問は、ユーザーによる最終的なエキスパートの選定の際の参照情報となる回答をエキスパート候補者から得るためのものであり、記憶部10上の質問情報ファイル13に記録される。要望対応質問には、要望業務の遂行可能性を評価するための質問やエキスパートの性向を評価するための質問が含まれる。
システムは、エキスパート候補者が操作するエキスパート端末4に要望対応質問を送信する。そして、所定の回答収集期間内に返信された回答を、回答情報ファイル14に記録する。
ユーザーは、システムからの告知に応じてサーバ1にアクセスし、自身が送信した紹介依頼情報についての参照情報を受信する。参照情報には、複数のエキスパートの定型情報と、仲介者によって設定された要望対応質問及びその回答とが含まれる。ユーザーは、参照情報を参考にしながら最終的に自分でエキスパートを選定する。
以下、このようなサービスを提供する実施形態のエキスパート紹介システムについて具体的に説明する。図2は、実施形態のエキスパート紹介システムの概略図である。
図2に示すように、エキスパート紹介システムは、サーバ1と、記憶部10と、仲介者端末2と、管理用端末5によって構成されている。サーバ1は、インターネット6を介してユーザー端末3と各エキスパート端末4とに接続されている。この例では、管理用端末5は、このシステムを運営してサービスを提供する事業主体(以下、サービス事業者)の担当者が操作する端末である。
管理用端末5はイントラネット100を介してサーバ1に接続されているが、サーバ1がサービス事業者とは別のホスティング業者によって運営されているような場合、管理用端末5がインターネット6を介してサーバ1に接続される場合もある。また、仲介者端末2は、この例ではインターネット6を介してサーバ1に接続されているが、仲介者がサービス事業者の内部の者である場合もあり、この場合は仲介者端末2がイントラネット100を介してサーバ1に接続されることもある。
サービス事業者は、インターネット6上で紹介サイトを運営している。サーバ1は、紹介サイトを提供するものであるため、ウェブサーバソフトウェアが実装されている。記憶部10には、以下に説明する各ページをユーザー端末3等に表示するためのHTMLファイルが記憶されており、サーバ1には各ファイルに対する情報の記録や各ファイルからの情報の読み取りを行う各プログラムが実装されている。
図3は、紹介サイトのトップページの一例を示した概略図である。紹介サイトは、会社用のサイトとなっており、会社の業務に必要な各種エキスパートを紹介するためのサイトとなっている(サイト名は「会社の執事」)。紹介サイトは、“エキスパート”、“専門家”、“探す”、“業務”、“依頼”、“紹介”といったキーワードでヒットするよう、検索エンジンへのURLの登録がされている。
図3に示すように、トップページには、このサイトが各種エキスパートを紹介するサイトであることを説明したテキストに加え、「エキスパートの紹介依頼をする」と表記されたコマンドボタン(以下、紹介依頼ボタン)71が設けられている。紹介依頼ボタン71には、紹介依頼ページがリンクしている。
図4は、紹介依頼ページの一例を示した概略図である。図4に示すように、紹介依頼ページには、エキスパート種別を入力する欄(以下、要望種別入力欄)72、要望業務情報を入力する欄(要望業務入力欄)73等が設けられている。
エキスパート種別というのは、端的には何のエキスパートかということである。弁護士や医師といった資格業者は、資格の名称が種別ということになる。ある程度認知されている民間資格の名称である場合、それが使用されることもある。例えば、結婚式場を探したり、結婚式をコーディネートしたり、さらに結婚に関する相談を受けるエキスパートとしてブライダルプランナー(又はウェディングプランナー)と呼ばれる資格が存在するが、このような名称もエキスパート種別として採用され得る。一般的に認知された資格名称といえるものがない場合、専門分野や専門業務の名称をエキスパート種別として使用することになる。
図4の例では、要望種別入力欄72は、プルダウンリストとなっている。プルダウンすると、選択(入力)可能なエキスパート種別の名称がリスト表示され、そこから一つを選択するようになっている。
要望業務入力欄73は、テキストボックスとなっており、要望業務情報をテキストで入力する欄である。
また、紹介依頼ページには、予算入力欄74が設けられている。予算入力欄74は、上限と下限を数値(円)で入力する欄である。但し、上限のみとしたり、範囲ではなく一つの金額のみを入力する欄とされたりする場合もある。
さらに、紹介依頼ページには、ユーザー(紹介を依頼する者)を特定するためのユーザー特定情報を入力する欄(ユーザー情報入力欄)75が設けられている。ユーザー情報入力欄としては、この例では、会社名、担当者名、電話番号、電子メールアドレス等を入力するようになっている。
尚、紹介依頼ページにおいて、予算に関する情報は要望業務入力欄73において併せてテキストで入力される場合もある。従って、予算入力欄74は、必須の入力欄ではない。
図4に示すように、紹介依頼ページには、入力内容確認と表示されたボタンが設けられており、このボタンがクリック又はタップ(以下、クリックと総称する)されると、入力内容確認ページが表示されるようになっている。入力内容確認ページには、送信ボタンが設けられており、送信ボタンは、サーバ上に設けられた紹介依頼情報登録プログラム101の起動ボタンとなっている。
図5は、紹介依頼情報登録プログラム101の概略を示したフローチャートである。図5に示すように、紹介依頼情報登録プログラム101は、起動すると、紹介依頼IDを自動生成し、送信された紹介依頼情報を紹介依頼IDとともに紹介依頼情報ファイル11に記録するようプログラミングされている。図6は、紹介依頼情報ファイル11の構造の一例を示した図である。
図6に示すように、紹介依頼情報ファイル11は、「紹介依頼ID」、「依頼日時」、「依頼会社名」、「担当者名」、「電話番号」、「電子メールアドレス」、「種別ID」、「要望業務」、「予算1」、「予算2」、「回答要請日時」等のフィールドから成るレコードを多数記録したデータベースファイルである。
「依頼日時」のフィールドは、紹介依頼情報登録プログラム101の起動日時が記録される。「依頼会社名」等は、ユーザー情報入力欄75で入力された情報が記録される。この実施形態では、各エキスパート種別にはそれぞれID(以下、エキスパート種別ID)が与えられており、各エキスパート種別IDは、紹介依頼ページの種別入力欄72のプルダウンリストの各項目に対応している。「種別ID」のフィールドには、プルダウンリストで選択されたエキスパート種別に対応するエキスパート種別IDが記録される。
尚、「予算1」は、紹介依頼ページの予算入力欄74における予算の上限、「予算2」は予算の下限が記録されるフィールドである。予算が一つのみの金額で特定された場合、「予算1」に記録される。
図5に示すように、紹介依頼情報登録プログラム101は、紹介依頼情報ファイル11への新レコードの記録の後、質問情報ファイル13を新規に作成する。図7は、質問情報ファイル13の構造の一例を示した図である。
質問情報ファイル13は、一つの紹介依頼(紹介依頼情報ファイル11の一つのレコード)に対応して一つ作成されるデータベースファイルである。図7に示すように、質問情報ファイル13のファイル名は、紹介依頼IDを利用した所定のファイル名とされる。例えば、紹介依頼IDがIR20150001というIDであれば、質問情報ファイル13のファイル名は、IR2015001Q.dbf(末尾にQを付加し、識別子を.dbfとしたファイル名)とされる。
図7に示すように、質問情報ファイル13は、「質問ID」、「質問テキスト」、「質問種別」、「回答型」のフィールドから成るレコードの要望質問の数だけ記録したファイルである。から、「質問ID」は、各質問を特定する情報であり、例えば、IR201001Q1、IR201001Q2、IR201001Q3、・・・というように、識別子を省いたファイル名に数字を連番で付加した情報とされる。
「質問テキスト」は、質問内容を記録したテキスト形式のフィールドである。「回答型」は、質問に対する回答のデータ型を特定する情報が記録されるフィールドである。
一方、図3に示すように、トップページには、「エキスパートの方のページ」と表記されたコマンドボタン(以下、エキスパートページボタン)76が設けられている。エキスパートページボタン76には、エキスパート用のページにリンクしており、ここに設けられたエキスパート情報登録用のボタンにエキスパート登録ページがリンクしている。エキスパート登録ページは、エキスパートが自らの情報を登録して紹介され得るようにするためのページである。図8は、エキスパート登録ページの一例を示した概略図である。
図8に示すように、エキスパート登録ページは、種別入力欄、所属先入力欄、業務場所入力欄、受注可能業務入力欄、電話番号入力欄、電子メールアドレス入力欄等が設けられている。要望種別入力欄は、紹介依頼ページと同様にプルダウンリストとなっており、リストに含まれる任意のエキスパート種別を選択する欄となっている。所属先入力欄は、任意の入力欄であり、エキスパートが何らかの組織(会社、個人事務所等)に所属している場合、その名称をテキストで入力する欄である。業務場所入力欄は、エキスパートが通常業務を行っている場所である。士業の場合、所属する事務所の所在地ということになる。特に決まった場所で業務を行うというエキスパートではなく、顧客の所に出かけていって専門サービスを提供するような種別の場合、連絡先の住所(例えば自宅住所)が業務場所入力欄とされる。
エキスパート登録ページには、「入力内容確認」と表記されたボタンが設けられており、このボタンには、入力内容確認ページがリンクしている。入力内容確認ページには送信ボタンが設けられており、送信ボタンには、サーバに実装されているエキスパート登録プログラム102の起動コマンドが埋め込まれている。
図2に示すように、記憶部10にはエキスパート定型情報ファイル12が記憶されている。図9は、エキスパート定型情報ファイル12の構造の一例を示した概略図である。エキスパート定型情報ファイル12は、各エキスパートの定型的な情報を記録したファイルである。図9に示すように、この例のエキスパート定型情報ファイル12は、「エキスパートID」、「種別ID」、「氏名」、「所属先名称」、「業務場所」、「可能業務」等のエキスパート登録ページでの入力項目に対応した各フィールドから成るレコードを多数記録したデータベースファイルとなっている。エキスパート登録プログラム102は、エキスパート定型情報ファイル12に新レコードを追加し、送信された各項目の情報を各フィールドに記録してファイルを更新するようプログラミングされている。尚、「エキスパートID」は、登録される各エキスパートを識別するために付与されるIDであり、エキスパート登録プログラム102が自動生成してこのフィールドに記録する。
次に、仲介者端末2について説明する。
仲介者は、前述したように、ユーザーが探しているエキスパートの種別において業務を行うのに適したエキスパートの条件に関する知識を有する者である。このサイトは、要望に応じて種々のエキスパートを紹介できるようにしたサイトであるため、仲介者も異なる種別の者が複数存在している。このため、仲介者の情報を記録したファイル(以下、仲介者情報ファイル)15が設けられている。仲介者情報ファイル15については図示は省略するが、「仲介者ID」、「仲介者氏名」、「担当種別」、「電子メールアドレス」等のフィールドから成るレコードが多数記録されたデータベースファイルである。尚、この実施形態では、仲介者は一つのエキスパート種別に対して一人と決められており、従って、仲介者情報ファイル15のレコード数は、システムが扱っているエキスパート種別の数(紹介依頼ベージやエキスパート登録ページの種別入力欄のプルダウンリストで表示されるエキスパート種別の数)に一致している。
仲介者は、サービス事業者が予め仲介者に対し仲介を依頼し、了承を得た上で情報を登録する。管理用端末5には、記憶部10内の各ファイルに対する特別のアクセス権が与えられており、サービス事業者の担当者は、管理用端末5を操作して仲介者情報ファイル15を開き、仲介者から入手した情報を仲介者情報ファイル15に記録する。
このようなエキスパート登録システムの大きな特徴点は、紹介依頼をしてきたユーザーに対して、エキスパート選定の参照情報を提供するものとなっており、参照情報は、複数のエキスパートについての情報であって、ユーザーの要望に対応して設定された質問(以下、要望対応質問)とその要望対応質問に対する回答とを含んでいる点である。以下、これらの点について詳説する。
図2に示すサーバ1には、質問記録プログラム103と、回答記録プログラム104が実装されている。質問記録プログラム103は、仲介者端末2において入力された要望対応質問を質問情報ファイル13に記録するプログラムである。回答記録プログラム104は、要望対応質問に対する回答を当該要望対応質問に対応させて回答情報ファイル14に記録するプログラムである。
まず、要望対応質問について説明する。
この実施形態では、要望対応質問として、二種類の質問が設定される。一つは、要望業務の遂行可能性を評価するための質問である(以下、可能性評価質問)。もう一つは、エキスパートの性向を評価するための質問である(以下、性向評価質問)。
可能性質問は、ユーザーから送信された要望業務情報をチェックした仲介者が、要望業務を遂行するための条件として何か必要かを検討し、その条件を満足しているかどうかを尋ねる質問である。社会保険労務士を例にして説明すると、紹介依頼をしてきたユーザーがある程度の規模の会社であり、要望業務が労働保険の加入、申告手続きであるとすると、仲介者は、電子申請及び電子納付が可能な態勢を有しているが必須条件であると判断する。この場合、仲介者は、「電子申請及び電子納付が可能な態勢ですか?」という要望対応質問を設定する。また、仲介者は、「現在、労働保険業務を受任している依頼先の会社で最も従業員数の多い会社の従業員数は何名ですか?」というような質問を必要に応じて設定する。
このように、可能性評価質問は、要望業務を遂行可能性に関連した質問ではあるものの、「○○業務が可能ですか?」というように直接的に尋ねるのではなく、仲介者が、同じくエキスパートとしての立場から、要望業務を遂行するに際して必要な条件を検討し、その条件を満たしているかどうかについて客観的な事実を尋ねるものである。
また、性向評価質問は、要望業務の遂行可能性には直接的には関連しないものの、ユーザーが知りたいと思われるエキスパートの性格、傾向、タイプ等を評価するための質問である。例えば、「ユーザーは素人であるのであまり詳しい情報を知らせても仕方ないと考えますか、それとも、ユーザーが全てを理解できなくても出来る限り詳しい情報を提供すべきと考えますか?」といった質問が考えられる。また、各種士業のようにユーザーと行政機関の間に立って業務を行うエキスパートの場合、行政機関との向き合い方についての質問がされることもある。例えば、「ユーザーにとって有益でも行政機関にとって迷惑がかかるようなやり方は控えるべきと考えますか、それともユーザーにとって有益であれば行政機関にとって多少迷惑がかかっても仕方がないと考えて実行しますか?」といった質問である。
このような各要望対応質問は、仲介者端末2で入力され、質問記録プログラム103により質問情報ファイル13に記録される。サーバ1は、各質問の入力用及び質問記録プログラム起動用のページ(以下、質問入力ページ)を用意している。この実施形態では、サーバ1には、紹介依頼情報が登録された際に仲介者端末2に対して自動的に電子メールを送信して要望対応質問の入力を要請するプログラム(以下、質問入力要請プログラム)105が実装されている。図5に示すように、質問入力要請プログラム105は、紹介依頼情報登録プログラム101のサブルーチンとして実行される。最後に質問入力要請プログラム105を実行すると、紹介依頼情報登録プログラム101は終了である。
図10は、質問入力要請プログラム105により送信される仲介者端末2に送信される電子メール(以下、質問入力要請メール)の一例を示した概略図である。図10に示すように、質問入力要請メールには、当該仲介者が担当するエキスパート種別において新規の紹介依頼があり、要望対応質問の検討、入力をして欲しい旨のテキストが記載される。そして、「要質問入力ページへのリンク」と標記されたハイパーリンク77が組み込まれており、このハイパーリンク77は、質問入力ページにリンクしている(以下、質問入力ページリンク)。尚、質問入力ページリンク77には、紹介依頼IDが引数として組み込まれている。
図11は、質問入力ページの一例について示した概略図である。図11に示すように、質問入力ページは、あるユーザーから送信された紹介依頼情報が表示されるようになっている。そして、紹介依頼情報を表示した箇所の下側には、要望対応質問を入力する欄78,79が設けられている。この実施形態では、可能性評価質問の入力欄78と性向評価質問の入力欄79とが分かれている。各欄78,79には、質問内容を入力するテキストボックス(以下、質問入力ボックス)と、回答のデータ型を設定するラジオボタン(以下、型設定ボタン)とが設けられている。さらに、各欄には「質問を増やす」と表記されたボタン(以下、質問追加ボタン)80が設けられている。質問追加ボタン80がクリックされると、質問入力ボックスと型設定ボタンの組みが追加されて表示される。
また、質問入力ページには、入力内容確認ボタンが設けられており、これがクリックされると、入力内容確認ページが表示され、そこに設けられている送信ボタンがクリックされると、質問記録プログラム103が実行されるようになっている。尚、送信ボタンには、質問入力ページを開く際に渡された紹介依頼IDが組み込まれており、質問記録プログラム103に対してさらに引数として渡すようプログラミングされている。
質問記録プログラム103は、各質問を質問情報ファイル13の各レコードに記録する。即ち、渡された紹介依頼IDに従って、当該紹介依頼IDに対応するファイル名の質問情報ファイル13を開く。そして、質問情報ファイル13において新規レコードを追加し、可能性評価質問の欄の一番上の行の質問入力ボックスの内容を「質問内容」の欄に記録する。そして、「質問種別」には、可能性評価質問である旨の情報を記録する。また、「回答データ型」には、型設定ボタンでの設定に応じた情報を記録する。次の行に入力がある場合、質問記録プログラム103は、質問情報ファイル13に新規レコードを追加し、同様に各フィールドを記録する。性向評価質問の欄に入力された質問についても、「質問種別」のフィールドに性向評価質問である旨の情報が記録される点を除いて同様であり、新規レコードを追加して各フィールドに入力情報を記録する。
一方、サーバ1には、入力された各質問に対して各エキスパートに回答させるためのページ(以下回答ページ)を作成する回答ページ作成プログラム106が実装されている。回答ページ作成プログラム106は、質問記録プログラム103のサブルーチンとして実行されるようになっている。質問記録プログラム103は、上記のように各要望対応質問を質問情報ファイル13に記録した後、回答ページ作成プログラム106を呼び出して実行すると終了である。尚、回答ページ作成プログラム106を呼び出して実行する際も、紹介依頼IDを引数として渡すようプログラミングされている。
図12は、回答ページ作成プログラム106により作成された回答ページの一例を示した概略図である。図12に示すように、回答ページには、紹介依頼情報に加え、各要望対応質問が表示されるようになっている。そして、各要望対応質問には、回答欄81が設けられている。回答欄81は、回答データ型に応じたものとなっており、テキスト型ならテキストボックス、YesNo型なら「はい」、「いいえ」のいずれかを選択するラジオボタン、数値型なら数値を入力するボックスとされる。
また、サーバ1には、回答要請プログラム107が実装されている。回答要請プログラム107は、回答ページ作成プログラム106のサブルーチンとして実行されるようになっている。上記のように回答ページを作成した後、回答要請プログラム107を実行すると、回答ページ作成プログラム106は終了である。
回答要請プログラム107は、各要望対応質問への回答を記録する回答情報ファイル14を新規作成して記憶部10に記憶するとともに紹介依頼情報で特定される種別の各エキスパートに対して要望対応質問への回答を要請するメール(以下、回答要請メール)を送信するプログラムである。
図13は、回答情報ファイル14の構造の一例を示した概略図である。回答情報ファイル14も、紹介依頼IDを利用した所定のパターンのファイル名とされる。例えば同様に紹介依頼IDがIR20150001であれば、回答情報ファイル14は、IR2015001A.dbf(末尾にAを付加し、識別子を.dbfとしたファイル名)とされる。
図13に示すように、回答情報ファイル14は、「エキスパートID」、「回答1」、「回答2」、回答3」、・・・という各フィールドから成るレコードを回答エキスパート数の分だけ記録したデータベースファイルである。「回答1」は、対応する質問ファイルの一番目の質問(上記の例では、IR201001Q1の質問)に対する回答を記録したフィールドである。同様に、「回答2」は、対応する質問ファイルの二番目の質問(上記の例では、IR201001Q2の質問)に対する回答を記録したフィールドである。「回答1」は、対応する質問ファイルの一番目の質問(上記の例では、IR201001Q1の質問)に対する回答内容を記録したフィールドである。
回答要請プログラム107は、図13に示すような回答情報ファイル14を新規作成して記憶部10に記憶した後(この時点ではレコード数はゼロ)、回答要請メールを自動生成して送信する。この際、回答要請プログラム107は、回答要請メール中に回答ページへのハイパーリンクを埋め込み、回答ページにアクセスして質問に答えるよう要請するメール文とする。
図14は、回答要請メールの一例を示した概略図である。図14に示すように、回答要請メールには、回答ページへのハイパーリンク(以下、回答ページリンク)82が組み込まれている。サーバ1には、エキスパート端末4に回答ページを表示するプログラム(以下、回答ページ表示プログラム)108が実装されており、回答ページリンク82は、回答ページ表示プログラム108の起動ボタンとなっている。
回答要請プログラム107は、紹介依頼IDを検索キーにして紹介依頼情報ファイル11を検索し、該当するレコードの「種別ID」のフィールドの値を取得する。次に、取得された値を検索キーにしてエキスパート定型情報ファイル12を検索し、該当する全てのレコードの「エキスパートID」及び「電子メールアドレス」の値を取得する。そして、紹介依頼ID及びエキスパートIDを引数として組み込んだ状態で回答ページリンク82を生成し、定型のメールフォームに組み込みことで回答要請メールを作成する。そして、作成した回答要請メールを、取得した各エキスパートの電子メールアドレス宛に送信する。これで、回答要請プログラム107は終了である。
図12に示すように、回答ページには、入力内容確認ボタンが設けられており、入力内容確認ボタンにリンクしている入力内容確認ページには、回答送信ボタンが設けられている。回答送信ボタンは、回答記録プログラム104の起動ボタンとなっている。回答ページ表示プログラム106は、回答送信ボタンに紹介依頼ID及びエキスパートIDを埋め込んだ状態で回答ページを生成してエキスパート端末4に表示するようプログラミングされている。即ち、紹介依頼ID及びエキスパートIDを引数として回答記録プログラム104が起動されるようになっている。
回答記録プログラム104は、引数として渡された紹介依頼IDに従って対応する回答情報ファイル14(上記例では“IR2015001A.dbf”)を開く。そして、新規レコードを追加し、「エキスパートID」のフィールドに、渡されたエキスパートIDを記録し、回答ページで入力された各回答内容を、「回答1」、「回答2」、・・・の各フィールドに記録する。
尚、回答ページ及び回答記録プログラム104で重要な点は、回答ページがエキスパート端末4に送信されてから回答するまで(回答送信ボタンがクリックされるまで)の制限時間が設定されている点である。回答ページ表示プログラム108は、回答ページのHTMLファイルをエキスパート端末4に送信してエキスパート端末4に表示させた際、タイマーのカウントをスタートさせる。そして、回答送信ボタンがクリックされた(回答記録プログラム104が起動したか)をモニタする状態になる。回答ページ表示プログラム108は、制限時間内に回答送信ボタンがクリックされない場合、回答送信ボタンを無効化し(即ち、回答送信ボタンをクリックしても回答記録プログラムが起動しないようにし)、「制限時間内に回答送信がされなかったため、回答はできなくなります。ご了承下さい。」というようなエラーメッセージを回答ページに組み込んでエキスパート端末4に表示させるようプログラミングされている。制限時間については、例えば質問数×5秒というように設定される。
このようにして各エキスパート端末4から送信されて回答情報ファイル14に記録された回答内容は、依頼をしたユーザーにおいて適宜参照され、エキスパート選定に利用される。以下、この点について説明する。
図2に示すように、サーバ1には、告知プログラム109が実装されている。告知プログラム109は、エキスパート選定用の参照情報の送信準備が完了した旨をユーザーに告知するメール(以下、告知メール)を送信するプログラムである。
図15は、告知プログラム109の概略を示したフローチャートである。告知プログラム109は、例えば1日1回というように定期的に自動実行される。図15に示すように、参照情報送信準備プログラムは、紹介依頼情報ファイル11を開き、各レコードについて、「告知メール送信有無」のフィールドの値をチェックする。「告知メール送信有無」のフィールドのデフォルト値は偽値(送信無し)である。
告知プログラム109は、「告知メール送信有無」のフィールドの値が偽値であり、且つ、「回答要請日時」のフィールドの値(回答要請メールを送信した日時)から所定の回答収集期間(例えば一週間)が経過しているレコードについて、紹介依頼IDを取得し、紹介依頼IDに対応する回答情報ファイル14のレコード件数を取得する。そして、レコード件数が二つ以上である場合、告知メールを自動作成し、告知メールを送信する。そして、紹介依頼情報ファイル11の「告知メール送信有無」のフィールドに「有り」の旨の情報を記録する。レコード件数が一つ以下であった場合、告知プログラム109は、紹介できるエキスパートが登録されていなかった旨の謝罪メールを送信する。いずれのメールについても、紹介依頼IDを検索キーにして紹介依頼情報ファイル11を検索し、該当するレコードの「電子メールアドレス」の値を取得して送信する。このような処理を紹介依頼情報ファイル11の全てのレコードについて行うと、告知プログラム109は終了である。
告知メールについては図示を省略するが、エキスパート選定用の参照情報の準備が終了したのでサイトにアクセスして欲しい旨のテキストが記載されており、参照情報ページをユーザー端末3に表示するためのハイパーリンク(以下、参照情報ページリンク)が組み込まれている。サーバ1には、参照情報を表示するページを生成してユーザー端末に送信するプログラム(参照情報ページ送信プログラム)110が実装されている。参照情報ページリンクは、紹介依頼IDを引数にして参照情報ページ送信プログラム110を実行するものとなっている。
図16は、参照情報ページの一例について示した概略図である。図16に示すように、参照情報ページは、当該ユーザーが送信した紹介依頼情報を表示した欄に加え、当該紹介依頼情報について仲介者が設定した各要望対応質問の内容、及び各要望対応質問に対する各エキスパートの回答が表示されるようになっている。回答は、エキスパート毎に表示される。尚、各エキスパートの名前を表示した箇所の横には、それぞれ「詳細」と表示されたボタン(以下、詳細表示ボタン)83が設けられている。詳細表示ボタン83をクリックすると、当該エキスパートの定型情報(エキスパート定型情報ファイル12の内容)が表示されるようになっている。
参照情報ページ送信プログラム110は、参照情報ページリンクに含まれる紹介依頼IDを検索キーにして紹介依頼情報ファイル11を検索し、該当するレコードの情報を取得して参照情報ページに確認のため組み込む。また、紹介依頼IDに対応する質問情報ファイル13を開いて各要望対応質問を取得する。そして、対応する回答情報ファイル14を開き、各レコードの情報を各要望対応質問とともに図16に示すように組み込み、参照情報ページを作成する。そして、作成した参照情報ページをユーザー端末に送信し、ユーザー端末のブラウザの機能によりユーザー端末に表示させる。これで、参照情報ページ送信プログラム110は終了である。尚、図16では、各質問及び各回答がページの縦方向に並んでおり、各エキスパートの情報が横方向に並んでいるが、これが逆になって表示される場合もある。
以上の構成に係る実施形態のエキスパート紹介システムの全体の動作について、以下にまとめて説明する。
紹介されることを欲する各エキスパートは、トップページのエキスパートページボタン76をクリックし、エキスパート登録ページをエキスパート端末4に表示し、各情報を入力してサーバ1に送信する。サーバ1は、送信された各情報をエキスパート定型情報ファイル12に記録する。
サービス事業者の担当者は、このサイトで紹介するとしている各エキスパート種別について、仲介者を決め、予め仲介者に業務を依頼しておく。この実施形態では、仲介者は、担当するエキスパート種別と同種のエキスパートであり、平均以上の知識と経験を有する者である。担当者は、各仲介者の情報を管理用端末5を使用して仲介者情報ファイル15に記録しておく。
ある特定の業務についてエキスパートを必要するユーザーは、ユーザー端末3上で紹介サイトを閲覧する。そして、紹介依頼ボタン71をクリックし、紹介依頼ページにおいて各情報を入力する。そして、入力内容確認ページで送信ボタンをクリックし、各情報をサーバ1に送信する。サーバ1上では、紹介依頼情報登録プログラム101が動作し、紹介依頼情報ファイル11に情報が記録される。
その後、紹介依頼情報登録プログラム101は、質問情報ファイル13を新たに作成するとともに、サブルーチンとして質問入力要請プログラム105を実行する。この結果、当該エキスパート種別を担当する仲介者の仲介者端末2に質問入力要請メールが送信される。仲介者は、質問入力要請メールを仲介者端末2上で表示し、メールに含まれる質問入力ページリンク77をクリックする。この結果、仲介者端末2上に質問入力ページが表示される。
仲介者は、質問入力ページ内に表示される紹介依頼情報をチェックし、可能性評価質問や性向評価質問を検討する。そして、適切と思われる各要望対応質問を質問入力ページで入力し、入力内容確認ページで送信ボタンをクリックしてサーバ1に送信する。サーバ1では、質問記録プログラム103が動作し、送信された質問を質問情報ファイル13に記録する。その後、質問記録プログラム103は、サブルーチンとして回答ページ作成プログラム106を実行する。
回答ページ作成プログラム106は、質問情報ファイル13に記録された各要望対応質問を組み込んだ状態で回答ページを作成する。そして、そのサブルーチンとして回答要請プログラム107を実行する。回答要請プログラム107は、紹介依頼されたエキスパート種別のエキスパートが操作する各エキスパート端末4に回答要請メールを送信する。
各エキスパート端末4は回答要請メールを受信し、各エキスパートは回答要請メールを見る。そして、回答要請メールに含まれる回答ページリンク82をクリックし、回答ページをエキスパート端末4に表示する。
各エキスパートは、回答ページを見ながら各要望対応質問に対して回答を入力する。そして、入力内容確認ページで送信ボタンをクリックし、各回答をサーバ1に送信する。サーバ1上では、回答記録プログラム104が動作し、回答を回答情報ファイル14に記録する。
一方、サーバ1上の告知プログラム109は、1日一回というように定期的に動作し、紹介依頼情報ファイル11を開く。そして、告知メール送信がされておらず、且つ回答要請メール送信から回答収集期間(例えば一週間)を過ぎているレコード(紹介依頼)があるかどうか判断する。あれば、当該紹介依頼に対応する回答情報ファイル14を開き、レコードが2件以上あるかどうか判断する。2件あれば、当該紹介依頼をしてきたユーザー端末3に告知メールを送信する。レコードが1件以下であれば、謝罪メールを送信する。
告知メールが送信されたユーザーは、告知メールに含まれる参照ページリンクをクリックし、参照ページをユーザー端末3上に表示する。そして、各エキスパートの定型情報や、要望対応質問に対する回答を参照し、自らの判断にてエキスパートを決定する。その後、ユーザーは、エキスパート定型情報に含まれる連絡先に従ってエキスパートと連絡を取り、より詳細な要望業務の伝達、見積書の作成依頼、作成された見積書における見積金額の確認等を経て、正式にエキスパートに業務を依頼する。
上記構成及び動作に係る実施形態のエキスパート紹介システムによれば、ユーザーがエキスパートを探す際、要望業務等を入力して紹介依頼情報を送信すると、探しているエキスパートの種別において平均以上の専門家である仲介者が要望対応質問を設定してその回答とともに候補の各エキスパートの情報を参照できる。このため、より適切にエキスパートの選定を行うことができる。
この際、要望対応質問には、同じ専門家の立場で設定された可能性評価質問が含まれるので、ユーザーは可能性評価質問への回答状況を見ながら各エキスパートの業務遂行可能性を自ら評価し、それを踏まえて最適なエキスパートを選定することができる。ユーザーが自ら可能性評価質問を設定することも不可能ではないが、要望業務の遂行可能性に関してどのような点がポイントになるか不明なため、何をどのように質問して良いかわからない場合が多い。このため、適切な可能性評価質問の設定ができないことが多い。実施形態のシステムではこのような問題はなく、同様の専門家の立場から適切に設定された質問への回答を見ながら最適なエキスパートを選定できる。
また、実施形態のシステムでは、要望対応質問に性向評価質問が含まれるので、ユーザーは、自分又は自社に合うタイプのエキスパートであるかを評価することができ、その評価結果を踏まえてエキスパートを選定することができる。このため、さらに適切なエキスパートの選定が行える。尚、性向評価質問は、性格テストや心理テストのような質問とされる場合もあり得る。
尚、この実施形態のシステムは、上記の通り複数のエキスパートの情報を参照情報としてユーザーに提供するのみで、最終的に一人のエキスパートをシステムが決定してユーザーに紹介するものではない。この点は、システムの利用料の課金との関係において意義を有する。即ち、システムの利用料の課金については、ユーザー側に課金する場合とエキスパート側に課金する場合の二通りがあり得る。ユーザー側に課金する場合、ユーザーは、選定したエキスパートに対しても業務の報酬を支払うから、さらにシステムの利用料金も負担するということになる。この結果、ユーザーは、負担が大きいと感じてシステムの利用をためらってしまうことになり易い。このため、エキスパート側に課金する方がベターである。選定されたエキスパートは、業務の報酬を受け取るから、選定されたエキスパートに対してコミッション的に課金をすることが想定される。この場合、システムが最終的に一人のエキスパートをユーザーに紹介するものであると、ユーザー側から見ると、紹介するエキスパートからコミッションを受け取っていることになるので、紹介が公平な観点から行われているか疑念が生じてしまう。場合によっては、より高いコミッションが支払われるエキスパートを紹介しているのではないか、とも思ってしまう。
実施形態のシステムは、上記の点を考慮し、最終的に一人のエキスパートを紹介するのではなく、複数のエキスパートを紹介して要望対応質問に対する各回答を参照情報を示しつつ各エキスパートの定型情報(連絡先等)を提供している。そして、これらの情報からユーザーが最終的に一人のエキスパートを選定するものとなっている。サービス事業者は、選定された一人のエキスパートから料金を徴収するものの、そのエキスパートに決めたのはユーザーであるため、特に不公平な印象が生じることはない。
但し、上記実施形態において、一人のみのエキスパートから要望対応質問に対する回答が生じされた場合であっても、告知プログラム109がユーザー端末3に告知メールを送信するよう構成されることがあり得る。この場合、要望対応質問についての回答は一人のエキスパートのみとし、他のエキスパートについては定型情報のみがユーザーに提供される形とされる。
また、上記実施形態において、回答ページ表示プログラムは、回答ページのHTMLファイルがエキスパート端末4に送信されて表示されてからタイマーをカウントし、制限時間以内に回答が送信されない限り回答を回答情報ファイル14に記録しない(回答記録プログラム104を実行しない)構成となっている。この構成は、各エキスパートによる回答の信頼性、客観性を確保するための構成となっている。要望対応質問のうち、可能性評価質問は、その時点でのエキスパートの知識、能力を客観的に評価する質問であるから、質問に対しては、特に調べたり人に訊いたりすることなくその場で答えられなければならない。弁護士を例にして説明すると、ある要望業務を遂行するのに当然にある法律事項を知得している必要があるとする。この場合、要望対応質問には当該法律事項についての質問をすることになるが、その質問に対してすぐに答えることができず、調べてから答えるようであったり、人に訊いてから答えたりするようでは、エキスパートとしては相応しくないことは明らかである。このため、質問に対してすぐに答えられるかどうかを見極めるため、制限時間を設定し、制限時間を超えた場合には回答があったとは扱わないようにしている。
この点は、性向評価質問についても同様の面がある。ある性向評価質問についてある程度長い回答時間が与えられていると、意図的に自分の性向とは異なる回答もできることになり、エキスパートの性向を反映しない回答が送信されることになり易い。このため、回答時間を短く制限することが望ましい。上記回答ページ表示プログラム106の構成は、このような要請を満足する意義がある。
また、図12に示すように、各エキスパート端末4上に表示される回答ページでは、紹介依頼情報を送信したユーザーの情報(会社名、担当者名、電話番号等)は表示されないようになっている。これは、エキスパートがユーザーに直接連絡を取ってしまうことを避けるためである。ユーザーの連絡先等の情報がわかってしまうと、エキスパートが直接ユーザーに連絡を取って営業活動(売り込み)を行ってしまう可能性があり、ユーザーが迷惑をすることもあり得るからである。
上記実施形態のシステムにおいて、ユーザーに提供される参照ページの内容としては、仲介者によるコメントや各エキスパートのランキング等が含まれていても良い。具体的には、告知プログラム109は、回答収期間が経過しており且つ回答情報ファイル14のレコード件数が2以上である紹介依頼IDについて参照情報ページを作成した場合、まず、仲介者に対して告知メールを送信するとともに、仲介者用参照情報ページを別途作成しておく。仲介者宛の告知メールには、各エキスパートから回答がされたので内容を参照してコメントを記載して欲しい旨のテキストが記載されており、仲介者用参照情報ページのリンクが組み込まれる。仲介者用参照情報ページにはコメントの記載欄(テキストボックス)が設けられており、仲介者は、各エキスパートの回答結果を見ながらコメントを入力し、送信ボタンをクリックする。紹介依頼情報ファイル11には、「仲介者コメント」のフィールドが設けられており、送信ボタンには、入力されたコメントをこのフィールドに記録するプログラムが埋め込まれる。そして、参照情報ページ送信プログラム110は、このコメントを紹介依頼情報ファイル11から読み込んで参照情報ページに組み込んでユーザー端末に送信するようプログラミングされる。
また、仲介者は、各エキスパートによる要望対応質問への回答状況を見ながら各エキスパートのランキングを決定することもでき、このランキング情報を参照情報ページに含めることもできる。具体的には、回答情報ファイル14には、「ランキング」のフィールドが設けられる。そして、仲介者用参照情報ページにはランキングの入力欄が設けられ、ここで入力されたランキングが回答情報ファイル14の「ランキング」のフィールドに記録される。そして、参照情報ページ送信プログラム110は、参照情報ページを生成してユーザー端末に送信する際、各エキスパートの回答内容の表示欄に併せて当該エキスパートのランキング情報も表示するようにする。尚、同様のやり方にて、各エキスパートに対する仲介者による評価(コメント)をテキストにて表示することも可能である。
このように仲介者による各エキスパートのランキング情報や評価情報が併せて参照情報ページに表示されると、ユーザーにとってはさらに適切にエキスパートの選定が行えることになるので、好適である。
また、参照ページにおいて、他のユーザーによる評価情報が表示されるようにすることも可能である。具体的に説明すると、上記のように本システムによりエキスパートが紹介された場合、紹介後、システムからユーザーによる評価情報の入力要請のメールがユーザー端末3に送信される。サーバ1上には、ユーザーによる評価情報の入力ページが用意されており、ユーザーはユーザー端末3にこのページを表示して評価情報を入力する。記憶部10には、エキスパート毎にユーザーの評価情報を記録するエキスパート評価情報ファイルが記憶され、入力された評価情報はこのファイルに記録される。図16に示す参照ページにおいて、各エキスパートの表示欄(例えば氏名を表示した欄の横)には、「他のユーザーによる評価情報を見る」と表記されたコマンドボタンが設けられ、このボタンに、エキスパート評価情報ファイルの内容を表示するプログラムの起動コマンドが埋め込まれる。ユーザーによる評価情報としては、当該エキスパートに業務を依頼して良かったとか悪かったとか、エキスパートの印象とかの情報が含まれる。顧問のような継続的に業務を依頼するようなエキスパートの場合、依頼が継続しているか取りやめたたかの情報が含まれる場合もある。いずれにしても、このように他のユーザーによる評価情報が参照ページに表示されると、その情報も参考にしてエキスパートの選定が行えるので、さらに適切な選定が行える。
尚、性向評価質問については、ユーザー自らが設定することもできる。具体的には、紹介依頼ページにおいて、ユーザー自身が設定する性向評価質問の入力欄を設ける。紹介依頼情報登録プログラム101が質問情報ファイル13を新規に作成した際、入力された性向評価質問が最初のレコードに記録される。尚、質問情報ファイル13には、「質問者種別」のフィールドが設けられ、ここには、ユーザーが設定した質問か仲介者が設定した質問かを判別する情報が記録される。このように記録されたユーザー設定の性向評価質問は、仲介者設定の他の質問とともに各エキスパート端末4に送信され、その回答内容が同様に参照情報ページに組み込まれてユーザー端末3に表示される。
上記構成の場合、ユーザーが任意の性向評価質問を設定できるので、自分又は自社に合うタイプのエキスパートか否かをよりキメ細かく評価することができ、この点でさらに適切にエキスパートの選定が行えるシステムとなる。尚、性向評価質問としてどのような質問をして良いかをユーザーにおいて判然としない場合もあるので、幾つかの典型的又は代表的な質問をひな形としてリストアップしておき、プルダウンリスト等で選んで入力するようにしても良い。
また、上記実施形態では、紹介依頼情報に含まれるエキスパート種別と一致する種別のエキスパートすべてに回答要請メールが送信され、回答を送信したすべてのエキスパートの情報が参照情報ページに表示されたが、ある程度絞り込みを行って回答要請メールを送信するようにしても良い。具体的には、回答要請プログラムにおいて、エキスパート種別に加えて別の検索キーでエキスパート定型情報ファイル12を検索するようにする。例えば、紹介依頼ページにおいて、要望場所情報入力欄を設ける。要望場所情報入力欄は、業務提供をして欲しい場所の情報を入力する欄である。そして、回答要請プログラムは、要望場所情報で入力された情報を検索キーに追加してエキスパート定型情報ファイル12を検索し、ヒットしたレコードの「電子メールアドレス」を取得して同様に回答要請メールを取得する。登録されているエキスパートの数が多く、回答を送信するエキスパートの数が非常に多くなってしまう場合、参照情報ページに大量の情報が掲載されてしまうことになるので、このように予め絞り込みをして回答させる構成が好適である。絞り込みについては、場所情報の他、エキスパートとしての経験年数であったり、性別であったり、年齢であったりする場合がある。これら経験年数、性別、年齢等の情報は、エキスパート登録の際に予め各エキスパートに入力してもらい、エキスパート定型情報ファイル12に記録しておく。
上記実施形態において、紹介サイトは異なる複数のエキスパート種別から任意の種別のエキスパートを紹介するものであったが、本願発明の実施に際しては、一つの種別のみのエキスパートを紹介するものであっても良い。例えば、社会保険労務士のみを紹介するものであっても良い。単一の種別のエキスパートを紹介する種別である場合、紹介依頼ページには種別入力欄は設けられず、エキスパート定型情報ファイル12には、「エキスパート種別ID」のフィールドは設けられない。
尚、複数のエキスパート種別を扱うシステムとする場合、上記のようにエキスパート定型情報ファイル12において種別を識別するフィールドを設けて複数の種別のエキスパートを一括して登録する場合の他、エキスパート種別毎にエキスパート定型情報ファイルを設ける場合もあり得る。
また、上記実施形態において、サーバ1は単一のサーバコンピュータであるように説明したが、複数のサーバである場合もある。例えば、各ページ提供用のサーバ(ウェブサーバ)と、データ処理用のサーバ(データベースサーバ)とを別々に設けても良く、情報の記録や読み出しを行うストレージサーバを別に設けても良い。クラウドコンピューティングのように、複数のサーバが仮想的に一つのサーバを構成している場合もある。
また、サーバ1はメールサーバに兼用される場合もあり、この場合には、前述した質問入力要請メール等のメールはサーバ1から受信側のメールサーバ経由で各端末2,3,4に送信される。サーバ1がメールサーバに兼用されない場合、システムは、別のメールサーバに対してアカウントを保有し、このメールサーバを介して受信側のメールサーバ経由で送信される。
尚、上記実施形態では、紹介サイトは会社用のサイトであるとしたが、本願発明のシステムは家庭用として構成されることも可能であり、サーバ1が家庭用のエキスパートを紹介するサイトを提供するものとして構成されることもあり得る。この場合、エキスパートとしては、医療サービスや介護サービスといった健康、福祉関係のサービスを提供するエキスパートであったり、車やマイホームといった高額商品の購入の際のアドバイスをするエキスパートであったりし得る。この他、進学、就職、結婚といった生活上の重要事項についてアドバイスをするエキスパートを紹介するものとしてシステムが構成されることもあり得る。
1 サーバ
100 イントラネット
101 紹介依頼情報登録プログラム
102 エキスパート登録プログラム
103 質問記録プログラム
104 回答記録プログラム
11 紹介依頼情報ファイル
12 エキスパート定型情報ファイル
13 質問情報ファイル
14 回答情報ファイル
2 仲介者端末
3 ユーザー端末
4 エキスパート端末
5 管理用端末
6 インターネット
上記課題を解決するため、本願の請求項1記載の発明は、業務を依頼すべくエキスパートを探しているユーザーに対してエキスパートの情報を提供してエキスパートを紹介するエキスパート紹介システムであって、
ユーザーによって操作されるユーザー端末と、各エキスパートによって操作されるエキスパート端末とに対してネットワークを介して接続されているサーバと、
サーバによって情報が記憶され、情報が読み出される記憶部と、
ユーザーが探しているエキスパートの種別において業務を行うのに適したエキスパートの条件に関する知識を有する仲介者によって操作され、記憶部に記憶された各ファイルについて読み出し及び記録が可能な仲介者端末と
を備えており、
記憶部には、
各エキスパートの氏名、業務場所を含む定型情報を記録したエキスパート定型情報ファイルと、
ユーザーによる紹介依頼の情報を記録した紹介依頼情報ファイルと、
質問情報ファイルと、
回答情報ファイルと
が記憶されており、
サーバは、紹介依頼ページをユーザー端末に表示させることが可能であって、紹介依頼ページは、依頼したい業務の内容である要望業務情報を入力させてユーザー特定情報とともに紹介依頼情報としてサーバに送信させることが可能な画面であり、
サーバには、紹介依頼情報登録プログラムと、質問入力要請プログラムと、質問記録プログラムと、回答記録プログラムと、参照ページ送信プログラムとが実装されており、
紹介依頼情報登録プログラムは、紹介依頼情報がユーザー端末から送信された際、当該紹介依頼情報を紹介依頼情報ファイルに記録するプログラムであり、
質問記録プログラムは、紹介依頼情報がユーザー端末から送信された後、当該紹介依頼情報に含まれる要望業務情報に応じて設定される質問である要望対応質問が仲介者端末で入力されて仲介者端末から送信された際、当該要望対応質問を質問情報ファイルに記録するプログラムであり、
要望対応質問は、当該要望業務の遂行可能性を評価するための質問である可能性評価質問を含んでおり
回答記録プログラムは、要望対応質問に対する回答がエキスパート端末において入力されてエキスパート端末から送信された際、当該回答を回答情報ファイルに記録するプログラムであり、
参照ページ送信プログラムは、紹介依頼情報に含まれる要望業務情報に対応して設定された要望対応質問を質問情報ファイルから読み出すとともに当該要望対応質問に対する回答を回答情報ファイルから読み出し、要望対応質問に回答を対応させた状態で参照ページに組み込み、当該紹介依頼情報を送信したユーザーのユーザー端末に送信して表示させるプログラムであり、
要望対応質問をエキスパート端末に表示させるとともに要望対応質問に対する回答をエキスパート端末において入力させてサーバに送信させる回答ページをエキスパート端末に送信する回答ページ送信プログラムがサーバに実装されており、
回答記録プログラムは、要望対応質問を含む回答ページがエキスパート端末に表示された際にタイマーをスタートさせ、タイマーのカウントが設定された制限時間内である時に回答がサーバに送信された場合に限り回答を回答情報ファイルに記録するプログラムであり、
制限時間は、エキスパートの知識及び能力を客観的に評価すべく設定された時間であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記要望対応質問は、前記要望業務を行うエキスパート種別におけるエキスパートの性向を評価するための質問として仲介者が設定した性向評価質問を含んでいるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項記載の発明は、前記請求項の構成において、
前記質問記録プログラムは、前記性向評価質問が前記ユーザー端末において入力されて前記ユーザー端末から送信された際、当該性向評価質問を前記質問情報ファイルに記録するプログラムであり、
前記参照ページ送信プログラムにより参照ページに組み込まれる回答には、前記ユーザー端末から送信された性向評価質問とそれに対するエキスパートの回答が含まれるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項記載の発明は、前記請求項の構成において、前記サーバには、前記性向評価質問を入力するページを前記ユーザー端末に送信して表示させるプログラムが実装されており、このページは、複数のひな形の性向評価質問を含んでおり、前記性向評価質問はひな形から選択されて前記サーバに送信されることが可能となっているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項記載の発明は、前記請求項1乃至いずれかの構成において、前記参照ページ送信プログラムは、一つの紹介依頼について入力されて要望対応情報ファイルに記録された要望対応質問について二人以上のエキスパートから回答があって回答情報ファイルに記録されている場合に限り、前記参照ページを送信するプログラムであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項記載の発明は、前記請求項1乃至いずれかの構成において、前記エキスパート定型情報ファイルは、異なる複数のエキスパート種別のエキスパートの定型情報を記録したファイルであるか又はエキスパート種別毎に設けられたファイルであり、
前記紹介依頼ページは、エキスパート種別を入力する種別入力欄を含んでおり、
前記依頼情報登録プログラムは、紹介依頼ページで入力されたエキスパート種別を紹介依頼情報ファイルに記録するプログラムであり、
サーバには、紹介依頼情報に対応して前記要望対応質問にファイルに記録された要望対応質問を、当該紹介依頼を行った際に入力されたエキスパート種別のエキスパートが操作するエキスパート端末に送信して回答を要請する回答要請プログラムが実装されているという構成を有する。
以下に説明する通り、本願の請求項1記載の発明によれば、仲介者が要望対応質問を設定してその回答とともに候補の各エキスパートの情報がユーザーにおいて参照される。このため、より適切にエキスパートの選定を行うことができる。この際、要望対応質問に可能性評価質問が含まれるので、これに対する回答を参照することでユーザーにおいて業務遂行可能性を判断することができる。また、制限時間内に送信された場合にのみ回答が記録されて参照情報に含められるので、要望対応業務の遂行可能性についてより客観的に評価することができるようになる。
また、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、要望対応質問に性向評価質問が含まれるので、これに対する回答を参照することでユーザーにおいて各エキスパートの性向を判断することができる。これらにより、さらに適切にエキスパートの選定が行える。
また、請求項記載の発明によれば、上記効果に加え、ユーザーが性向評価質問を設定して各エキスパートに回答させることができるので、その回答を参照しながらエキスパートの選定が行える。このため、性格や傾向の点で自らにより適したエキスパートを選定することができるようになる。
また、請求項記載の発明によれば、上記効果に加え、ユーザーが性向評価質問を設定する際にひな形から選ぶことができるので、性向評価質問の設定が容易で、この点で使い易いシステムとなる。
また、請求項記載の発明によれば、要望対応質問に対して二人以上のエキスパートから回答がされている場合に限りユーザー端末において参照情報が表示されるので、最終的に選定されたエキスパートに対して課金がされる場合にも、ユーザーにおいて特に不公平な印象が生じることはない。
また、請求項記載の発明によれば、上記効果に加え、異なる複数の種別のエキスパートの紹介が可能なシステムであり、ユーザーの要望する種別のエキスパートの参照情報が提供されるので、より汎用性の高いシステムとなる。

Claims (6)

  1. 業務を依頼すべくエキスパートを探しているユーザーに対してエキスパートの情報を提供してエキスパートを紹介するエキスパート紹介システムであって、
    ユーザーによって操作されるユーザー端末と、各エキスパートによって操作されるエキスパート端末とに対してネットワークを介して接続されているサーバと、
    サーバによって情報が記憶され、情報が読み出される記憶部と、
    ユーザーが探しているエキスパートの種別において業務を行うのに適したエキスパートの条件に関する知識を有する仲介者によって操作され、記憶部に記憶された各ファイルについて読み出し及び記録が可能な仲介者端末と
    を備えており、
    記憶部には、
    各エキスパートの氏名、業務場所を含む定型情報を記録したエキスパート定型情報ファイルと、
    ユーザーによる紹介依頼の情報を記録した紹介依頼情報ファイルと、
    質問情報ファイルと、
    回答情報ファイルと
    が記憶されており、
    サーバは、紹介依頼ページをユーザー端末に表示させることが可能であって、紹介依頼ページは、依頼したい業務の内容である要望業務情報を入力させてユーザー特定情報とともに紹介依頼情報としてサーバに送信させることが可能な画面であり、
    サーバには、紹介依頼情報登録プログラムと、質問入力要請プログラムと、質問記録プログラムと、回答記録プログラムと、参照ページ送信プログラムとが実装されており、
    紹介依頼情報登録プログラムは、紹介依頼情報がユーザー端末から送信された際、当該紹介依頼情報を紹介依頼情報ファイルに記録するプログラムであり、
    質問記録プログラムは、紹介依頼情報がユーザー端末から送信された後、当該紹介依頼情報に含まれる要望業務情報に応じて設定される質問である要望対応質問が仲介者端末で入力されて仲介者端末から送信された際、当該要望対応質問を質問情報ファイルに記録するプログラムであり、
    要望対応質問は、当該要望業務の遂行可能性を評価するための質問である可能性評価質問及び又は当該要望業務を行うエキスパート種別におけるエキスパートの性向を評価するための質問である性向評価質問を含んでおり、
    回答記録プログラムは、要望対応質問に対する回答がエキスパート端末において入力されてエキスパート端末から送信された際、当該回答を回答情報ファイルに記録するプログラムであり、
    参照ページ送信プログラムは、紹介依頼情報に含まれる要望業務情報に対応して設定された要望対応質問を質問情報ファイルから読み出すとともに当該要望対応質問に対する回答を回答情報ファイルから読み出し、要望対応質問に回答を対応させた状態で参照ページに組み込み、当該紹介依頼情報を送信したユーザーのユーザー端末に送信して表示させるプログラムであることを特徴とするエキスパート紹介システム。
  2. 前記要望対応質問は、当該要望業務を行うエキスパート種別におけるエキスパートの性向を評価するための質問である性向評価質問を含んでおり、
    前記質問記録プログラムは、性向評価質問が前記ユーザー端末において入力されて前記ユーザー端末から送信された際、当該性向評価質問を前記質問情報ファイルに記録するプログラムであり、
    前記参照ページ送信プログラムにより参照ページに組み込まれる回答には、前記ユーザー端末から送信された性向評価質問とそれに対するエキスパートの回答が含まれることを特徴とする請求項1記載のエキスパート紹介システム。
  3. 前記サーバには、前記性向評価質問を入力するページを前記ユーザー端末に送信して表示させるプログラムが実装されており、このページは、複数のひな形の性向評価質問を含んでおり、前記性向評価質問はひな形から選択されて前記サーバに送信されることが可能となっていることを特徴とする請求項2記載のエキスパート紹介システム。
  4. 前記参照ページ送信プログラムは、一つの紹介依頼について入力されて要望対応情報ファイルに記録された要望対応質問について二人以上のエキスパートから回答があって回答情報ファイルに記録されている場合に限り、前記参照ページを送信するプログラムであることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のエキスパート紹介システム。
  5. 前記エキスパート定型情報ファイルは、異なる複数のエキスパート種別のエキスパートの定型情報を記録したファイルであるか又はエキスパート種別毎に設けられたファイルであり、
    前記紹介依頼ページは、エキスパート種別を入力する種別入力欄を含んでおり、
    前記依頼情報登録プログラムは、紹介依頼ページで入力されたエキスパート種別を紹介依頼情報ファイルに記録するプログラムであり、
    サーバには、紹介依頼情報に対応して前記要望対応質問にファイルに記録された要望対応質問を、当該紹介依頼を行った際に入力されたエキスパート種別のエキスパートが操作するエキスパート端末に送信して回答を要請する回答要請プログラムが実装されていることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のエキスパート紹介システム。
  6. 前記要望対応質問に対する回答を入力してサーバに送信させる回答ページを前記エキスパート端末に送信する回答ページ送信プログラムが前記サーバに実装されており、
    前記回答記録プログラムは、回答ページがエキスパート端末に表示されてから制限時間内に回答がサーバに送信された場合に限り回答を前記回答情報ファイルに記録するプログラムであることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のエキスパート紹介システム。
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