JP2007241450A - 相談仲介装置および相談仲介プログラム - Google Patents

相談仲介装置および相談仲介プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】回答者が満足のいく相談料とすることで、相談者も満足のいく相談仲介装置および相談仲介プログラムを提供する。
【解決手段】相談者からは、回答者からの回答内容に対する理解度を示す納得度評価データがPCに入力され相談仲介サーバ10へ送信される。回答者からは、回答内容に対する相談者の理解度の自己評価を示す自己評価データがPCに入力され相談仲介サーバ10へ送信される。相談仲介サーバ10では、納得度評価データと自己評価データとを通信部11を介して受信する。そして、この納得度評価データと自己評価データとに基づいて課金算出部143が課金データを算出する。課金データは、納得度評価データの納得度の高さに応じて課金データを増額して算出され、自己評価データの自己評価の高さに応じて課金データを増額するように算出される。
【選択図】図2

Description

本発明は、相談者が、回答者である専門家に相談したときに、適正な課金を行うことが可能な相談仲介装置および相談仲介プログラムに関する。
専門家に相談したいときに、専門家から離れた場所に相談者がいても、ネットワークを介して専門家に相談者が相談できる相談仲介装置が特許文献1および2に記載されている。
特許文献1に記載の遠隔相談システムは、相談代行センターに設置されたサーバが開設しているホームページに、日本語を理解できない外国人が相談端末からアクセスして、言語選択画面によって言語を選択することで、相談代行センター内に設けられ、選択された言語に対応する窓口端末と相談端末とを接続して相談者からの相談に答えるものである。
また特許文献2に記載の遠隔相談システムは、相談者が相談内容書込用フォーマットに従って相談内容を書込んだ後サーバに登録し、被相談者はこの相談内容を閲覧して回答を作成し、相談者に回答を送信する際には相談者に対して課金処理を実行するものである。
特開2005−25653号公報 特開2003−67476号公報
ところで、相談者が専門家に相談するときには、相談料を回答者である専門家に支払う必要がある。相談料は、一般的には相談に要した時間、つまり専門家を拘束した時間で決められることが多い。しかし、相談者にしてみれば、相談にかなりの時間を要してしまったにも関わらず、満足のいく回答内容が得られないときには、相談時間のみで相談料が決まってしまうと、相談したことに対して不満が残ることになる。このような場合に、相談料を、回答者からの回答内容に対する理解度に応じて決定すると、相談者にとって回答者からの回答内容に不満が残れば相談料も廉価となるので、支払いに際して不満となることがない。
しかし、悪意のある相談者が、回答者から十分に納得がいく回答内容が得られたにも関わらず、相談料を低廉に抑えるために、回答内容が理解できなかったと申告するおそれがある。そうなると回答者である専門家は、相談者の相談内容に誠心誠意対応したとしても、その労力に見合うだけの相談料を得ることができず、相談者の相談に回答者として当たることを辞退せざるを得ない。多くの種類の専門家が回答者として待機していれば、様々な相談者からの広い範囲の相談に対応することも可能であるが、専門家が回答者として辞退してしまえば、対応できる範囲も狭いものとなったり、分野が偏ったりしてしまう。回答者が少なくなったり、専門家の分野が偏ったりすると、結果として相談者へ満足のいく回答をすることができなくなってしまう。
そこで本発明は、回答者が満足のいく相談料とすることで、相談者も満足のいく相談仲介装置および相談仲介プログラムを提供することを目的としたものである。
本発明の相談談仲介装置は、相談者が入力する回答者からの回答内容に対する理解度を示す納得度評価データおよび前記回答者が入力する回答内容に対する相談者の理解度の自己評価を示す自己評価データを受信する受信手段と、前記納得度評価データの納得度の高さに応じて課金データを増額して算出すると共に、前記自己評価データの自己評価の高さに応じて前記課金データを増額する課金算出手段とを備えたことを特徴とする。
相談者が、専門家である回答者に相談を行う。そして相談が終わったら入力される相談者による納得度評価データと、回答者による自己評価データとを、受信手段がそれぞれ受信する。この納得度評価データは、回答者からの回答内容に対する理解度を示すもので、相談者がどの程度回答内容に満足が得られたかを示すものである。また自己評価データは、回答内容に対する相談者の理解度の自己評価を示すもので、回答者が回答内容への相談者の反応を見て、どの程度相談者が理解をしているかを回答者が判断したものである。課金算出手段は、受信手段により受信された納得度評価データと自己評価データとで相談者へ請求される相談料を決める課金データを算出する。この課金算出手段による算出方法は、まず、納得度評価データの納得度の高さに応じて課金データを増額して算出する。つまり、納得度評価データとして相談者が回答内容に理解をしたという評価であれば課金データが増額される。そして、自己評価データの自己評価の高さに応じて課金データを増額する。つまり、自己評価データとして回答者がした回答内容に対して相談者が理解したであろうという評価であれば課金データが増額される。そうすることで、相談者が、相談料を低廉に抑えるために、意図的に回答者の回答内容に理解できない旨の申告とした低い納得度評価データを入力しても、回答者が自己評価データとして適正な値を入力することで、課金データが増額されるので、回答者が適正な相談料を得ることができる。
前記課金算出手段は、前記納得度評価データとして前記相談者が回答内容を理解できたとの評価であるときには、自己評価データに関わらず納得度評価データにより課金データを算出するのが望ましい。
納得度評価データとして、相談者が回答内容に理解したとの評価であるときには、相談者は回答内容に満足していると判断できる。従って、回答者が厳しく自己評価を行い、自己評価データを低く入力しても、課金算出手段が、自己評価データに関わらず納得度評価データにより課金データを算出することで、回答者に対して納得のいく相談料とすることができる。
更に、前記受信手段は、相談者が入力する回答者の回答スキルを示す回答者評価データと、前記回答者が入力する相談者の相談態度を示す相談者評価データとを受信する機能を備え、前記課金算出手段は、前記回答者評価データとして回答者の回答スキルを高く評価したときには前記課金データを増額し、前記相談者評価データとして相談者の相談態度を悪いと評価したときには前記課金データを増額する機能を備えるのが望ましい。
回答者評価データとして回答者の回答スキルを、相談者が高く評価した場合には、相談内容に十分応じられるだけのスキルが回答者にあることを意味している。従って、相談者は回答者の回答内容が理解でき、この回答者に相談したことについて、ある程度満足のいくものであったものと思われるので、課金データを増額する。また、相談者は、回答者である専門家に相談するときには、相談者が有する問題や疑問を解決するために、回答者に相談内容を理解して貰う必要がある。従って、相談者は必然的に回答者に対して紳士的に振る舞うものである。しかし、相談者評価データとして相談者の相談態度を、回答者が悪いと評価した場合には、一生懸命回答者が回答しても、相談料を低廉とするために、理解していないように意識的に振る舞ったり、回答者に対して嫌がらせをしたりしていることが想定される。そのような場合でも、課金算出手段が課金データを増額することで、回答者が相談者に対して満足のいく回答をするように、回答者を促すことができる。
前記課金算出手段は、前記納得度評価データとして前記相談者が回答内容に理解できないとの評価であり、前記自己評価データとして前記相談者の理解を得られたとの評価であるときには、前記納得度評価データと前記自己評価データとの乖離の度合いに応じたポイントを算出し、前記回答者を識別する回答者識別データに関連付けて累積する機能を備え、前記課金算出手段により累積されたポイントを、関連付けられた回答者識別データと共に、相談者に提供する出力手段を備えるのが望ましい。
納得度評価データとして相談者が回答内容に理解できないとの評価であるにも関わらず、自己評価データとして回答者が相談者の理解を得られたとの評価であるときには、相談者と回答者との間で意識のずれが生じている。従って、様々な相談者の相談に対応する必要がある回答者としては問題を含んでいる。課金算出手段は、納得度評価データと自己評価データとの乖離の度合いに応じたポイントを算出し、回答者を識別する回答者識別データに関連付けて当該ポイントを累積する。そして出力手段が、この累積されたポイントと、関連付けられた回答者識別データと共に、相談者に提供するので、新たな相談者はこのポイントを見て、回答者を選択すれば、相談者と意識のずれの少ない回答者を相談相手とすることができ、満足のいく回答内容が期待できる。
また、本発明の相談仲介プログラムは、コンピュータを、本発明の相談仲介装置として機能させることを特徴としている。
相談者が、相談料を低廉に抑えるために、意図的に回答者の回答内容に理解できない旨の申告をするために低い納得度評価データを入力しても、回答者が自己評価データとして適正な値を入力することで、課金データが増額されるので、回答者が適正な相談料を得ることができる。従って、回答者が満足のいく相談料とすることができるので、回答者が辞退したり、適当に回答したりすることが防止できるので、相談者も満足することができる。
本発明の実施の形態に係る相談仲介システムを図面に基づいて説明する。まずは、相談仲介システム全体の構成を図1に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る相談仲介システム全体の構成を示す図である。
図1に示すように、相談仲介システムは、相談者S1〜S3が使用するパーソナルコンピュータ(以下、PCと称す。)21〜23と、回答者K1〜K3が使用するパーソナルコンピュータ31〜33と、相談仲介業者に設置され、これらを仲介する相談仲介装置として機能する相談仲介サーバ10とが、ネットワークの一例であるインターネットNを介して接続されている。
相談者S1〜S3は、抱えている問題に対処可能な専門的な知識がない者である。回答者K1〜K3は、各種の専門的な知識を有する専門家であり、社会保険労務士、税理士、弁理士、弁護士、司法書士、中小企業診断士、一級建築士などの国家資格者や、資格認定団体によって認定された有資格者である。
相談者S1〜S3が使用するPC21〜23と、回答者K1〜K3が使用するPC31〜33とには、それぞれカメラCと図示しないヘッドセットとが設けられ、相談仲介サーバ10を介して映像と音声とで相談を行う。
次に、相談仲介サーバ10の構成について図2に基づいて詳細に説明する。図2は、本実施の形態に係る相談仲介サーバの構成を示す図である。
相談仲介サーバ10は、通信部11と、記録媒体から情報を読み取る媒体読取部12と、記憶部13と、制御部14とを備えている。また相談仲介サーバ10の制御部14には、表示装置40と、入力装置50とが接続されている。
通信部11は、制御部14からの指示により、インターネットNからデータを入力して制御部14へ出力する受信手段として機能したり、制御部14からのデータをインターネットNへ送信する送信手段として機能したりする通信手段である。通信部11は、例えばLAN(Local Area Network)や、USB(Universal Serial Bus)や、他のシリアルインターフェイスやパラレルインターフェイスとすることができるが、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)や光通信で高速にインターネットNと通信するために、LANとするのが望ましい。
媒体読取部12は、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ、CD(Compact Disc)ドライブ、フレキシブルディスクドライブとすることができる。相談仲介プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えばDVD、CDまたはフレキシブルディスクは、この媒体読取部12から読み取られ、記憶部13にプログラムがインストールされる。また、相談仲介プログラムは、通信部11を介してインストールすることも可能である。
記憶部13は、相談仲介サーバ10上で動作するOS(Operating System)や、相談仲介装置として機能させるための相談仲介プログラムや、他のアプリケーションプログラムなどもインストールされている。また記憶部13は、プログラムの作業領域としても使用される。例えば、記憶部13としてハードディスクドライブが使用できる。
制御部14は、CPU(Central Processing Unit)と、CPUを走行するプログラムが作業領域として使用するメモリと、CPUおよびメモリを制御する制御回路とを備えている。制御部14は、CPUが相談仲介プログラムを実行することで、ブラウザ制御部141と、時間計数部142と、課金算出部143と、メール送信部144として機能する。
ブラウザ制御部141は、HTML(HyperText Markup Language)で記述されたウェブページを、相談者S1〜S3が使用するPC21〜23や、回答者K1〜K3が使用するPC31〜33に、通信部11を介して送信する。また、ブラウザ制御部141は、相談者S1〜S3がブラウザを操作することで入力されたデータや、回答者がブラウザを操作することで入力されたデータに応じて、ウェブページを更新したり、相談料を算出するために課金算出部143へ各種データを通知したりする。
時間計数部142は、相談者S1〜S3が回答者K1〜K3に相談した相談時間を計数する機能を備えている。課金算出部143は、相談者S1〜S3が回答者K1〜K3に相談した相談料を算出する機能を備えている。
メール送信部144は、相談が終了したときに、相談者S1〜S3と、相談料の内訳を記載した電子メールを送信する機能を備えている。このメール送信部144は、相談仲介プログラムの一部とすることもできるが、例えばOUTLOOK(登録商標)などのメーラの機能を相談仲介プログラムが利用することで実現してもよい。
表示装置40は、CRT(Cathode Ray Tube)や、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタが使用できる。表示装置40は、精細な画像表示を行う必要がないので解像度が低くてもよい。入力装置50は、直接、キー入力可能なキーボードが使用できる。また操作性を向上するために、キーボートともに、マウス、ジョイスティック、トラックパッド、トラックボール、タッチパネルなどのポインティングデバイスを併用するのが望ましい。
以上のように構成される本発明の実施の形態に係る相談仲介システムの動作を、更に図3から図12を参照しながら説明する。図3は、相談者の操作を示すフローチャートである。図4は、ログイン表示ウィンドウを示す図である。図5は、カテゴリ選択画面を示す図である。図6は、回答者選択画面を示す図である。図7は、相談者用評価入力画面を示す図である。図8は、回答者用評価入力画面を示す図である。図9は、相談仲介サーバでの課金データの算出を示すフローチャートである。図10は、評価テーブルを示す図である。図11(A)は、回答者評価係数を示す図であり、同図(B)は、相談者評価係数を示す図である。図12は、通知メールの一例を示す図である。
本実施の形態では、図1に示される相談者S1が回答者K1に相談するものとする。また、相談者S1は、事前に、氏名、住所、年齢、性別、電話番号、決済方法などを相談仲介業者に登録しており、この登録により相談仲介業者は、認証用のユーザ名とパスワードを相談者S1に発行すると共に、相談仲介サーバ10の記憶部13に登録しているものとする。
図3に示すように、専門家に相談したい相談者S1は、PC21上で動作するブラウザから、相談仲介サーバ10が提供するウェブページのURL(Uniform Resource Locator)をアクセスして、相談仲介サーバ10の認証を得る(S100)。この認証は、未登録の相談者からのアクセスを防止すると共に、アクセスした相談者S1を特定するために行うものである。PC21からアクセスされた相談仲介サーバ10のブラウザ制御部141は、図4に示すように、ユーザ名と、このユーザ名に対応するパスワードを要求するログイン表示ウィンドウをPC21上で動作するブラウザからポップアップさせて表示させる。相談者S1は、このログイン表示ウィンドウに予め割り振られたユーザ名とパスワードを入力して「OK」ボタンを押下することで、PC21から入力したユーザ名とパスワードが相談仲介サーバ10へ送信される。相談仲介サーバ10のブラウザ制御部141は、記憶部13に格納されたユーザ名およびパスワードと一致して承認が取れればログインを許可する。
相談者S1は、認証が得られれば次に相談したいカテゴリの選択を行う(S110)。このカテゴリの選択は、ブラウザ制御部141からPC21へ送信される相談カテゴリ選択画面で行う。
図5に示すように、相談カテゴリ選択画面では、大分類として「個人の相談」と、「法人または個人事業主の相談」とがあり、この各項目に中分類として「個人の相談」であれば、「職場の問題」、「労働災害」などがあり、そして小分類として「職場の問題」であれば、「解雇・退職」、「賃金・退職金」などがある。相談者S1は、マウスなどのポインティングデバイスで、例えば「解雇・退職」の項目をクリックすることで、「解雇・退職」を選択されたことがPC21から相談仲介サーバ10へ送信される。
相談仲介サーバ10のブラウザ制御部141は、例えば「解雇・退職」を選択した旨の通知を受信すると、図6に示すような回答者選択画面をPC21へ送信する。相談者S1は、この回答者選択画面で回答者の選択を行う(S120)。回答者選択画面では、「解雇・退職」に関する専門的な知識を有する専門家の写真と、専門家に関する情報とが回答者として表示される。例えば、専門家登録番号「S3029」で相談仲介サーバ10に登録されている回答者K1は、現在オンラインで相談可能な状態である。回答者K1は、資格として社会保険労務士を有しており、相談料単価が1.0円である。この相談料単価とは課金データとして算出される評点当たりの金額で、この相談料単価を評点に乗じることで相談料が算出される。また詳細には後述する累積獲得ポイントが表示されている。回答者S1は、累積獲得ポイントとしては121点である。
相談者S1が回答者K1を選択する場合には、写真の下に位置する「相談する」ボタンをマウスでクリックして押下する。この「相談する」ボタンの押下により相談仲介サーバ10のブラウザ制御部141は、相談者S1と回答者K1とをそれぞれカメラC(図1参照)で撮像した映像を表示した相談画面を、相談者S1が使用するPC21と回答者K1が使用するPC31とにそれぞれ送信する。相談者S1は、この相談画面を見ながらヘッドセットなどで回答者K1に相談する(S130)。
相談者S1により回答者K1への相談が終了すると、ブラウザ制御部141により、相談者S1には、図7で示される相談者用評価入力画面をPC21へ送信し、回答者K1には、図8で示される回答者用評価入力画面がPC31へ送信される。
PC21上に表示された相談者用評価入力画面を見て、相談者S1は相談の評価を入力する(S140)。例えば、「回答内容は、理解できましたか」との質問に対して、回答内容に「十分理解し納得した。」のであればSに対応するラジオボタンを、「一応理解した。まぁまぁ」であればBに対応するラジオボタンをオンとすることで、回答内容に対する理解度を入力する。また、「回答者の回答スキルは、いかがでしたか」との質問に対して、回答者K1が満足のいく回答スキルを有していれば「よい」に対応するラジオボタンを、特に問題がなければ「普通」に対応するラジオボタンをオンとすることで、回答者K1の回答スキルを入力する。相談者S1により入力された相談の評価は、回答内容に対する理解度を示す納得度評価データと、回答者の回答スキルを示す回答者評価データとなってPC21から相談仲介サーバ10へ送信される。
PC31上に表示された回答者用評価入力画面を見て、回答者K1は相談の評価を入力する。例えば、「自己評価をご記入ください」との質問に対して、「十分納得のいく説明をし、相手の理解を十分得た。」のであればSに対応するラジオボタンを、「一応の理解が得られた。」であればBに対応するラジオボタンをオンとすることで、回答内容に対する理解度を入力する。また、「相談者の相談態度は、いかがでしたか」との質問に対して、相談者S1の態度がよければ「よい」に対応するラジオボタンを、特に問題がなければ「普通」に対応するラジオボタンをオンとすることで、相談者S1の相談態度の評価を入力する。回答者K1により入力された相談の評価は、回答内容に対する相談者の理解度の自己評価を示す自己評価データと、相談者の相談態度を示す相談者評価データとなってPC21から相談仲介サーバ10へ送信される。相談仲介サーバ10では、これらのデータに基づいて課金データが算出され、相談料が算出される。
ここで、相談仲介サーバ10で課金データを算出して相談料を決定する方法について、図9に示すフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
図9に示すように、相談者S1と回答者K1との相談が終了すると、課金算出部143は、時間計数部142から計数された相談時間を読み取り、相談時間に対応する時間係数を取得する(S200)。この相談時間に対応する時間係数は、例えば相談時間が10分以内であれば0.3、10分より長く20分以内であれば0.6、20分より長く30分以内であれば1.0とする。
そして課金算出部143は、相談者S1のPC21から送信された納得度評価データと、回答者K1のPC31から送信された自己評価データとを通信部11を介して受信して、評点を算出する(S210)。この評点は、図10で示されるような評価テーブルに従って算出される。例えば、納得度評価データがSであれば、自己評価データがS〜Dのいずれかであっても評点は3000点となる。また、このときの相談者獲得ポイントは3点であり、回答者獲得ポイントは+3点となる。納得度評価データがDであり、自己評価データがSであれば評点は1000点となり、このときの相談者獲得ポイントは1点であり、回答者獲得ポイントは−4点となる。この相談獲得ポイントと回答者獲得ポイントとは、それぞれ相談者S1と回答者K1とが獲得したポイントして累積される。
この図10に示される評価テーブルは、納得度評価データの納得度の高さに応じて課金データを増額して算出すると共に、自己評価データの自己評価の高さに応じて課金データを増額するように評点が決定されている。これは、相談者S1が、相談料を低廉に抑えるために、意図的に回答者の回答内容に理解できないとしたDやCなどの低い納得度評価データを入力しても、回答者が自己評価データとしてSやAなどの適正な値を入力することで、課金データとして1000点や500点の評点が得られ、回答者K1に適正な相談料が得られるようにするためである。
また、評価テーブルは、納得度評価データとして相談者S1が回答内容を理解できたとのS〜Bの評価であるときには、自己評価データに関わらず納得度評価データにより評点が決定される。これは、相談者S1が回答内容に理解したとのS〜B評価であるときには、相談者S1は回答内容に満足していると判断できるためである。
そして、自己評価データが相談者の理解を得られたS〜Bとの評価であるときには、納得度評価データと自己評価データとの乖離の度合いに応じた回答者獲得ポイントとする。納得度評価データとして相談者S1が回答内容に理解できないとのCまたはDであるにも関わらず、納得度評価データとして回答者K1が相談者S1の理解を得られたとS〜Bであるときには、相談者S1と回答者K1との間で意識のずれが生じている。つまり、回答する専門家としては問題があるものと思われるため、回答者獲得ポイントとしてマイナスポイントを割り振ることで、回答者としてのスキルの評価を相談者S1〜S3が行うことができる。
また、相談者S1のPC21から送信された回答者評価データから回答者評価係数を取得し(S220)、回答者K1のPC31から送信された相談者評価データから相談者評価係数を取得する(S230)。この回答者評価係数と相談者評価係数とは、図11(A)および同図(B)に示されるテーブルに従って決定される。
そして課金算出部143は、相談者S1の課金データを算出する(S240)。例えば、相談時間が18分、相談者S1の回答内容に対する理解度を示す納得度評価データがBであり、回答者K1の回答内容に対する相談者の理解度の自己評価を示す自己評価データがBである場合には、評点2000点×時間係数0.6=1200点となる。そして、相談者S1による回答者評価データが「良い」であり、回答者K1による相談者評価データが「良い」である場合には、回答者評価係数は1.5、相談者評価係数は0.5となるので、相談料となる課金データは、基本3000点+付加相談料(1200点×1.5×0.5)=3900点となる。そして、回答者K1の相談料単価は1.0円(図6参照)なので、3900点×1.0円=3900円が相談者S1に請求される。つまり、納得度評価データと自己評価データとから算出した評点に、回答者評価係数と相談者評価係数とを乗じて付加相談料とし、基本料金に加算することで相談料が算出される。
課金算出部143による課金データの算出が終了して相談料が決定すると、メール送信部144から相談者S1に相談料について、図12に示されるような通知メールが送信される(S250)。図3に示すように、相談者S1は、通知メールを受信することで、今行った相談に要した相談料を即座に知ることができる(S150)。図12に示される通知メールでは、相談料3900円に、回答者K1から20%の値引きが設定されているため、請求金額は3120円となっている。今後の商談に結びつきそうな相談内容であった場合には、回答者K1からの値引きを請求金額に適用するようにしてもよい。そして相談者S1は、相談仲介業者に登録する際に届け出た決済方法によって、この請求金額に対しての支払いを行う。
そして、課金算出部143は、相談者ポイントと、回答者獲得ポイントとを、それぞれ相談者S1と回答者K1との識別情報に関連付けて記憶部13に蓄積する。相談者獲得ポイントは、獲得したポイントに応じて商品プレゼントや無料相談の特典などを相談仲介業者から付与するために用いられる。回答者獲得ポイントは、図6に示される回答者選択画面に累積獲得ポイントして、出力手段として機能するブラウザ制御部141によりPC21に表示されることで、回答者のスキルの高さを示す指標となる。相談者S1〜S3は、この累積獲得ポイントも回答者を選択する基準とすることができる。
以上のように、本実施の形態に係る相談仲介装置によれば、回答者K1が適正な相談料を得ることができ、回答者K1にとって満足のいく相談料とすることができるので、回答者K1が辞退したり、適当に回答したりすることが防止できる。よって、多くの専門家を回答者として準備でき、幅広い分野、深い専門的な知識で相談者の相談に対応することができるので、相談者も満足のいく相談が可能となる。
本発明は、相談者が、回答者である専門家に相談したときに、適正な課金を行うことが可能なので、相談仲介装置および相談仲介プログラムに好適である。
本発明の実施の形態に係る相談仲介システム全体の構成を示す図である。 本実施の形態に係る相談仲介サーバの構成を示す図である。 相談者の操作を示すフローチャートである。 ログイン表示ウィンドウを示す図である。 カテゴリ選択画面を示す図である。 回答者選択画面を示す図である。 相談者用評価入力画面を示す図である。 回答者用評価入力画面を示す図である。 相談仲介サーバでの課金データの算出を示すフローチャートである。 評価テーブルを示す図である。 (A)は、回答者評価係数を示す図であり、(B)は、相談者評価係数を示す図である。 通知メールの一例を示す図である。
符号の説明
10 相談仲介サーバ
11 通信部
12 媒体読取部
13 記憶部
14 制御部
141 ブラウザ制御部
142 時間計数部
143 課金算出部
144 メール送信部
21〜23,31〜33 パーソナルコンピュータ(PC)
40 表示装置
50 入力装置
C カメラ
K1〜K3 回答者
N インターネット
S1〜S3 相談者

Claims (5)

  1. 相談者が入力する回答者からの回答内容に対する理解度を示す納得度評価データおよび前記回答者が入力する回答内容に対する相談者の理解度の自己評価を示す自己評価データを受信する受信手段と、
    前記納得度評価データの納得度の高さに応じて課金データを増額して算出すると共に、前記自己評価データの自己評価の高さに応じて前記課金データを増額する課金算出手段とを備えたことを特徴とする相談仲介装置。
  2. 前記課金算出手段は、前記納得度評価データとして前記相談者が回答内容を理解できたとの評価であるときには、自己評価データに関わらず納得度評価データにより課金データを算出することを特徴とする請求項1記載の相談仲介装置。
  3. 前記受信手段は、相談者が入力する回答者の回答スキルを示す回答者評価データと、前記回答者が入力する相談者の相談態度を示す相談者評価データとを受信する機能を備え、
    前記課金算出手段は、前記回答者評価データとして回答者の回答スキルを高く評価したときには前記課金データを増額し、前記相談者評価データとして相談者の相談態度を悪いと評価したときには前記課金データを増額する機能を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の相談仲介装置。
  4. 前記課金算出手段は、前記納得度評価データとして前記相談者が回答内容に理解できないとの評価であり、前記自己評価データとして前記相談者の理解を得られたとの評価であるときには、前記納得度評価データと前記自己評価データとの乖離の度合いに応じたポイントを算出し、前記回答者を識別する回答者識別データに関連付けて累積する機能を備え、
    前記課金算出手段により累積されたポイントを、関連付けられた回答者識別データと共に、相談者に提供する出力手段を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかの項に記載の相談仲介装置。
  5. コンピュータを、前記請求項1から4のいずれかの項に記載の相談仲介装置として機能させるための相談仲介プログラム。
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