JP2020095301A - 配信可能数決定装置、配信可能数決定方法、配信可能数決定プログラム - Google Patents

配信可能数決定装置、配信可能数決定方法、配信可能数決定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】配信元企業及び求職者の少なくとも一方にとって利便性のある求人に関する配信可能数決定装置、配信可能数決定方法及び配信可能数決定プログラムを提供すること。【解決手段】登録者に対する求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定装置であって、前記求人情報の配信を希望する企業と、前記企業に対する評価とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記評価に応じて、前記企業ごとに前記求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定部と、前記配信可能数決定部により決定された配信可能数を前記企業へ付与する付与部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、配信可能数決定装置、配信可能数決定方法及び配信可能数決定プログラムに関し、特に求人に関する配信可能数決定装置、配信可能数決定方法及び配信可能数決定プログラムに関する。
従来から企業等の事業者は、正社員、派遣社員、契約社員、パート・アルバイトなどの人材を確保するために、新聞、求人誌、WEB上の求人情報サイト等を利用して、求人を行っている。例えば、求職者が配信した個人スキルデータに従って求人スキルデータベースが検索され、スキル条件が適合する求人案件が選出され、それら求人案件が別途設定している予定待遇の情報が予定待遇データベースから選出され、その予定待遇に記述されている給与情報を求職者に一覧的に配信され、スキル条件が適合する求人案件のうち、求職者が配信した希望待遇と求人側の予定待遇とが適合する求人案件が絞り込まれ、その絞り込まれた求人案件についての詳細情報が求職者に検索結果として配信されるシステムがある。
また、求職者の履歴書情報に基づいて、求職者のスキル条件が適合する求人案件の中から、求職者の希望待遇と求人側の予定待遇が適合する求人案件を絞り込むだけであると、就職活動を行っている求職者のなかには、自身の職業適性などを把握できていない場合もあり、求職活動の長期化や、求人と求職のミスマッチングの要因となることから、求職者の求職者情報を解析し、求職者ごとの求人情報に関する条件を特定する第1特定部と、求職者の採用の経過情報を解析し、求職者ごとに現在の採用状況を特定する第2特定部と、前記第1特定部により特定された求職者ごとの求人情報に関する条件と、前記第2特定部により特定された求職者ごとの現在の採用状況に基づいて、複数の求人情報の中から、当該求職者にマッチングする求人情報を配信する配信部とを備える求人情報配信装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−169869号公報
従来の求人情報配信方法では、求人情報を配信する企業(以下、配信元企業ともいう)への支払金額に応じて求人情報の配信数が決定されており、基本的には、配信数に応じて求人情報を配信する企業への支払金額が増加する方式となっている。このように、従来の求人情報の配信は、支払金額に応じてより多くの求人情報の配信を行うことができるものとなっており、求人に掛ける費用をより負担できる企業にとってメリットのある配信方法となっている。
しかしながら、求人に掛ける費用をより負担できる企業がより働きやすい企業であるわけでは必ずしもなく、求人に掛ける費用をそれほど負担することはできないが評価の高い企業(例えば、中小企業やベンチャー企業)にも素晴らしい企業は存在する。従来の配信方法では、このような企業と求人情報の配信対象者(以下、求職者ともいう)との接点が少なくなる。
以上のように、従来の求人情報の配信方法は、求人情報を配信する配信元企業及び求人情報の配信対象者である求職者の双方にとって改善の余地がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、配信元企業及び求職者の少なくとも一方にとって利便性のある求人情報の配信可能数決定装置、配信可能数決定方法及び配信可能数決定プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明の配信可能数決定装置は、登録者に対する求人情報可能数を決定する配信可能数決定装置であって、前記求人情報の配信を希望する企業と、前記企業に対する評価とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記評価に応じて、前記企業ごとに前記求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定部と、前記配信可能数決定部により決定された配信可能数を前記企業へ付与する付与部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、評価の高い企業からの求人情報の配信数が増えるためメリットがある。このため、配信元企業及び求職者の少なくとも一方の利便性が向上する。
以上説明したように、本発明によれば、評価の高い企業からの求人情報の配信数が増える。このため、配信元企業及び求職者の少なくとも一方にとって利便性のある求人に関する配信可能数決定装置、配信可能数決定方法及び配信可能数決定プログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る配信可能数決定システムの概略構成図である。 第1実施形態に係る配信可能数決定サーバ(配信可能数決定装置)の構成図である。 第1実施形態に係る配信可能数決定サーバの記憶装置に格納されているデータベースの一例である。 第1実施形態に係る配信可能数決定サーバの機能ブロック図である。 第1実施形態に係る登録者端末の構成図である。 第1実施形態に係る登録者端末の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る配信可能数決定システムの処理の一例を示すフローチャート図である。 第1実施形態に係る配信可能数決定システムの処理の一例を示すフローチャート図である。 第2実施形態に係る配信可能数決定サーバの機能ブロック図である。 第2実施形態に係る配信可能数決定システムの処理の一例を示すフローチャート図である。 第3実施形態に係る配信可能数決定サーバの機能ブロック図である。 第3実施形態に係る配信可能数決定システムで決定されるスカウトメールの配信数の一例を示す図である。 第3実施形態に係る配信可能数決定システムの処理の一例を示すフローチャート図である。
以下、図面を参照して本発明の各実施形態を説明する。なお、以下の説明では、登録者に対する求人情報の配信可能数を決定する形態について説明するが、本発明は、求人情報以外にもプレスリリース等、企業活動に関する情報の配信可能数の決定に適用可能な発明である。なお、以下の説明において登録者には、ユーザ登録だけを行った登録者、ユーザ登録と企業評価の2つを行った登録者、ユーザ登録と履歴書登録の2つを行った登録者、ユーザ登録と企業評価と履歴書登録の3つを行った登録者が含まれる。
[第1実施形態]
初めに、図1を参照して配信可能数決定システム1の構成について説明する。配信可能数決定システム1は、配信可能数決定サーバ2と、登録者端末3とがネットワーク4を介して接続された構成を有する。なお、配信可能数決定システム1が具備する配信可能数決定サーバ2、登録者端末3の数は任意である。また、ネットワーク4は、配信可能数決定サーバ2、登録者端末3が相互に通信できればよくどのような通信網で構成されていてもかまわない。
(配信可能数決定サーバ2)
配信可能数決定サーバ2は、登録者端末3から送信される企業への評価を受け付け、受け付けた評価に応じて、企業ごとに求人情報(以下、スカウトメールともいう)の配信可能数を決定する。また、配信可能数決定サーバ2は、決定した配信可能数を企業に付与する。企業は、この付与された配信可能数内において、登録者Uに対してスカウトメールを配信することができる。
図2Aは、実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の構成図である。図2Aは、配信可能数決定サーバ2の主なハード構成を示しており、配信可能数決定サーバ2は、通信IF200A、記憶装置200B及びCPU200Cがバス200Dを介して接続された構成を備える。なお、配信可能数決定サーバ2は、その他、キーボード、マウス、タッチパネルなどの入力装置、及び液晶モニタや有機ELモニタなどの表示装置を備えていてもよい。
通信IF200Aは、他の装置(本実施形態では、登録者端末3)と通信するためのインターフェースである。記憶装置200Bは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive))である。なお、記憶装置200Bに記憶された情報の詳細については後述する。CPU200Cは、実施形態に係る配信可能数決定サーバ2を制御するものであり、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えている。
本実施形態では、図2Aに示すように、配信可能数決定サーバ2が記憶装置200Bを備える構成となっているが、配信可能数決定サーバ2とネットワーク4を介して接続された他のサーバが記憶装置200Bの全部又はその一部を備える構成であってもよい。この場合、配信可能数決定サーバ2は、他のサーバが備える記憶装置200Bを参照する。また、後述する配信可能数決定プログラムを配信可能数決定サーバ2とネットワーク4を介して接続された他のサーバからダウンロード可能に構成されていてもよい。
図2Bは、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の記憶装置200Bに格納されているデータベースの一例である。記憶装置200Bには、配信可能数決定プログラムや各種データベース(実施形態では、企業DB1、登録者DB2)などが記憶されている。
(企業DB1)
表1は、企業DB1に格納される情報の一例を示す図である。
Figure 2020095301
上記表1に示すように、企業DB1には、企業名、項目1から8の点数及び総評価の点数が、企業ごとに関連付けて格納されている。なお、本実施形態では、項目1から8の点数及び総評価の点数は5段階評価となっている。点数が5段階未満であると評価差がつけにくく、6段階以上になると選択肢が多くなり、評価を短時間に終えることが難しくなり、登録者Uの評価負担が増すためである。しかしながら、必ずしも、点数を5段階評価とする必要はない。
ここで、項目1から8は、企業を評価する項目であり、例えば、「待遇面の満足度」、「社員の士気」、「風通しの良さ」、「社員の相互尊重」、「成長環境」、「人材の長期育成」、「法令順守意識」、「人事評価の適正感」などである。登録者Uは、登録者端末3を利用して上記項目1から8を評価することで、配信可能数決定サーバ2により総評価が算出される。なお、表1に示す項目以外に、企業HPのURL、住所、社員数などを、企業名ごとに関連付けて、企業DB1に格納するようにしてもよい。
(登録者DB2)
表2は、登録者DB2に格納される情報の一例を示す図である。
Figure 2020095301
上記表2に示すように、登録者DB2には、本配信可能数決定システム1に登録している登録者Uの情報、例えば、氏名、連絡先(メールアドレスなど)、パスワード(PW)、生年月日、性別、現在の住まい(現住所)、キャリア(社会人、学生、その他(求職中)など)、職歴(現在及び過去の勤め先と部署、勤めた期間(何年何月から何年何月まで)など)、求人情報の希望の有無(スカウトメールの配信可能数決定希望の有無)、履歴書の情報などが登録者U毎に関連付けて格納されている。
本実施形態では、氏名、連絡先、生年月日、性別、現住所(都道府県)などのユーザ情報(以下、第1情報ともいう)の入力と、キャリア(社会人、学生、その他(求職中)など)、職歴(現在及び過去の勤め先と部署、勤めた期間(何年何月から何年何月まで)など)などの勤務経験情報(以下、第2情報ともいう)の入力と、履歴書の情報(以下、第3情報ともいう)の入力は、それぞれ分離している(詳細は、図4Aを参照して説明する)。表2では、「田中一郎」、「山田太郎」、「佐藤裕子」の3名とも第1情報から第3情報まで登録されているが、本実施形態の登録者Uには、第1情報だけが登録されている登録者U、第1情報及び第2情報が登録されている登録者U、第1情報及び第3情報が登録されている登録者U、第1情報から第3情報までが登録されている登録者Uの4パタンの登録者Uが存在する。
なお、表2に示す項目はあくまで一例であり、登録者U毎に関連付けて登録する項目は表2に示すものに限られない。例えば、第1情報として、社会人であれば、現在の年収(万円)、経験社数、経験職種、経験年数などを登録させるようにしてもよいし、学生であれば、学校種別(大学、短大、高校など)、学校名、学部・学科、文理区分、卒業年月、卒業区分(見込み)などを登録させるようにしてもよい。また、第2情報としては、会社名、会社URL、雇用形態(正社員、派遣、パートなど)、在籍期間、現在も在籍中か否か、職務内容、英語力レベル(英検の級数、TOEICの点数、TOEFLの点数など)、実務経験の有無、その他語学、経験業務・スキル、経験年数、保有資格などを登録させるようにしてもよい。なお、第2情報の一部を第3情報としても利用してもよいし、第3情報の一部を第2情報としても利用してもよい。
また、求人情報の希望の有無において、配信を希望する企業を選択可能(複数選択可能)に構成してもよいし、希望年収や希望勤務地等、希望の条件を入力できるように構成してもよい。
なお、配信可能数決定サーバ2は、企業に勤務した経験のある登録者Uのみから企業評価を受け付ける。例えば、配信可能数決定サーバ2は、企業Aの評価を受け付ける場合、企業Aに現在勤務している登録者U又は過去に勤務経験のある登録者Uから企業Aの評価を受け付ける。詳細は図4Aにて説明するが、登録者Uは、企業Aの評価を行う場合、企業Aの勤務経験の情報(第2情報)の登録を求められる。これにより、企業に勤務した経験のある登録者Uのみが企業評価を行うことができる。なお、配信可能数決定サーバ2は、企業Bの勤務経験があるとしても、該企業Bの勤務期間があまりに短い登録者U(例えば、勤務期間が3か月未満の登録者U)からの該企業Bへの評価を受け付けないようにしてもよい。
図2Cは、実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の機能ブロック図である。図2Cに示すように、配信可能数決定サーバ2は、記憶制御部201、受信部202、評価算出部203、配信可能数決定部204及び付与部205を備えている。なお、図2Cに示す機能は、配信可能数決定サーバ2のROM(不図示)に記憶された配信可能数決定プログラムをCPU200Cが実行することにより実現される。
記憶制御部201は、記憶装置200Bを制御する。具体的には、記憶制御部201は、記憶装置200Bへの情報の書き込みや読み出しを行い、企業DB1及び登録者DB2に格納されている情報を更新する。より具体的には、記憶制御部201は、後述の受信部202で受信される登録者端末3からの送信情報を企業DB1及び登録者DB2に格納する。
受信部202は、登録者端末3から送信される登録者Uの情報(第1情報から第3情報)や企業評価などの情報を受信する。
評価算出部203は、受信部202で受信され、企業DB1に格納された項目の評価(具体的には、表1の項目1から8の点数)に基づいて、各企業の総評価の点数を算出する。例えば、評価算出部203は、登録者Uが評価した各項目の点数の平均点を項目ごとに算出する。次いで、評価算出部203は、各項目の点数を加算した後、項目数(本実施形態では「8」)で除して各企業の総評価の点数を算出する。評価算出部203で算出された総評価の点数は、企業DB1に格納される。
なお、上記評価算出部203による各企業の総評価の点数の算出は、あくまで一例であり、企業を評価した登録者Uが現在も評価先企業に勤務しているか否か、勤務期間の長さ、過去に勤務している場合は、退職からの経過期間(退職日から現在までの経過期間)に応じて、各登録者Uが評価した各項目の点数に重み付けを行うようにしてもよい。
例えば、以下のように重み付けを行ってもよい。下記のように重み付けを行うことで、評価の点数を現在の企業の実態に近づけることができる。
1.現在も評価先の企業に勤務している登録者Uの評価は、過去に勤務している登録者Uの評価よりも重み付けを重くする。
2.勤務期間が長い登録者Uほど評価の重み付けを重くする。
3.過去に勤務している登録者Uの評価は、退職からの経過期間が短いほど重み付けを重くする。
なお、上記はあくまで登録者Uの評価に対する重み付けの一例であり、上記に示す例に限られず、登録者Uの評価に対して重み付けを行ってもよい。例えば、現在も評価先企業に勤務しているが勤務期間が4カ月の登録者Uと、現在も評価先企業に勤務していない(退職済み)ではあるものの退職からの経過期間が1か月以内で、長期間勤務(例えば、前記登録者の勤務期間(4カ月以上))した登録者Uとでは、後者の重みづけを重くしてもよい。
配信可能数決定部204は、企業DB1に格納された総評価の点数に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する。具体的には、配信可能数決定部204は、総評価の点数が所定の点数以下である場合(例えば、3点以下である場合)、スカウトメールの配信可能数を一定(例えば、50通)とし、総評価の点数が所定の点数を超える場合(例えば、3点を超える場合)、総評価の点数が増えるほどスカウトメールの配信可能数を多くする。なお、総評価の点数が増えるほどスカウトメールの配信可能数を多くする場合、総評価の点数の増加量に対してスカウトメールの配信可能数の増加量を1次関数的に増加させてもよいし、2次関数的に増加させてもよい(総評価の点数の増加量に対してスカウトメールの配信可能数の増加量が増加すればよい)。
付与部205は、配信可能数決定部204で決定されたスカウトメールの配信可能数を企業に付与する。企業は、この付与された配信可能数内において、登録者Uに対してスカウトメールを配信することができる。なお、付与部205により付与された配信可能数を、スカウトメールの配信を希望する企業の端末の表示装置に表示するように構成してもよい。
(登録者端末3)
図3Aは、登録者端末3の構成図である。登録者端末3は、例えば、スマートフォンやタブレット端末、デスクトップPC、ノートPCなどである。図3Aは、登録者端末3の主なハード構成を示しており、通信IF300A、記憶装置300B、入力装置300C、表示装置300D及びCPU300Eがバス300Fを介して接続された構成を備える。
通信IF300Aは、他の装置(本実施形態では、配信可能数決定サーバ2)と通信するためのインターフェースである。記憶装置300Bは、例えば、HDDや半導体記憶装置である。記憶装置300Bには、登録者端末3の配信可能数決定プログラムが記憶されている。
入力装置300Cは、例えば、キーボード、タッチパネル、マウスなどであり、登録者Uは、入力装置300Cを操作して、配信可能数決定システム1の運用に必要な情報(例えば、表1に示す企業評価、表2に示す登録者の情報(第1情報から第3情報))を入力することができる。表示装置300Dは、例えば、液晶モニタや有機ELモニタなどである。表示装置300Dは、本実施形態に係る配信可能数決定システム1の利用に必要な画面を表示する。
CPU300Eは、登録者端末3を制御するものであり、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えている。
図3Bは、実施形態に係る登録者端末3の機能ブロック図である。図3Bに示すように、登録者端末3は、入力受付部301、表示制御部302、送信部303、受信部304及び記憶制御部305を備える。なお、図3Bに示す機能は、登録者端末3のROM(不図示)に記憶された配信可能数決定プログラムをCPU300Eが実行することにより実現される。
入力受付部301は、入力装置300Cで入力された情報、例えば、表1に示す企業評価、表2に示す登録者Uの情報(第1情報から第3情報)の入力を受け付ける。
表示制御部302は、表示装置300Dを制御する。具体的には、表示制御部302は、企業評価、登録者Uの情報(第1情報から第3情報)の入力画面を表示装置300Dに表示させる。
送信部303は、入力受付部301で受け付けられた企業評価、登録者Uの情報(第1情報から第3情報)などを配信可能数決定サーバ2へ送信する。
受信部304は、配信可能数決定サーバ2から送信される情報、例えば、入力画面の情報などを受信する。
記憶制御部305は、記憶装置300Bを制御する。具体的には、記憶制御部305は、記憶装置300Bを制御して情報の書き込みや読み出しを行う。
(配信可能数決定システム1の動作)
図4A及び図4Bは、本実施形態に係る配信可能数決定システム1の処理の一例を示すフローチャート図である。以下、図4A及び図4Bを参照して本実施形態に係る配信可能数決定システム1の処理について説明する。
初めに、図4Aを参照して配信可能数決定システム1の情報登録処理について説明する。なお、本実施形態の情報登録処理には、ユーザ登録(第1情報の登録)だけを行うパタン、ユーザ登録と企業評価の2つを行うパタン、ユーザ登録と履歴書(第3情報の登録)の登録の2つを行うパタン、ユーザ登録と企業評価と履歴書登録の3つを行うパタンがある。なお上述したように企業評価を行い際に、登録者Uは、勤務経験の情報(第2情報)の登録を求められる。以下、それぞれのパタンによる登録処理について図4A(a)から図4A(d)を参照して説明する。なお、以下の説明では、同じ処理には同一のステップ番号を付して重複する説明を省略する。
始めに図4A(a)を参照してユーザ登録だけを行うパタンについて説明する。
(ステップS101)
初めに、登録者端末3の表示制御部302は、表示装置300Dに第1情報の入力画面を表示させる。登録者Uが登録者端末3の入力装置300Cを操作して、第1情報を入力すると、入力された情報は、登録者端末3の入力受付部301で受け付けられた後、送信部303により配信可能数決定サーバ2へと送信される。
配信可能数決定サーバ2の受信部202は、登録者端末3から送信される第1情報を受信する。配信可能数決定サーバ2の記憶制御部201は、受信部202で受信された第1情報を配信可能数決定サーバ2の記憶装置200Bの登録者DB2に格納する。
次に図4A(b)を参照してユーザ登録と企業評価の2つを行うパタンについて説明する。なお、ステップS101の処理については、図4A(a)で説明したため重複する説明を省略する。
(ステップS102)
登録者端末3の表示制御部302は、表示装置300Dに第2情報の入力画面を表示させる。登録者Uが登録者端末3の入力装置300Cを操作して、第2情報を入力すると、入力された情報は、登録者端末3の入力受付部301で受け付けられた後、送信部303により配信可能数決定サーバ2へと送信される。配信可能数決定サーバ2の受信部202は、登録者端末3から送信される第2情報を受信する。配信可能数決定サーバ2の記憶制御部201は、受信部202で受信された登録者情報を配信可能数決定サーバ2の記憶装置200Bの登録者DB2に格納する。
なお、第2情報については、勤務経験者以外の者が成りすまして情報を登録することを防ぐために、より多くの文字数を入力させる、目視で審査する、といった対応を行い、登録される第2情報の正当性を担保するようにしてもよい。
(ステップS103)
登録者端末3の表示制御部302は、表示装置300Dに表1に示す企業評価の入力画面を表示させる。なお、既に述べたように、企業に勤務した経験のある登録者U(第2情報を登録した登録者U)の登録者端末3の表示装置300Dに表1に示す企業評価の入力画面が表示される。登録者Uが登録者端末3の入力装置300Cを操作して、企業評価を入力すると、入力された情報は、登録者端末3の入力受付部301で受け付けられた後、登録者端末3の送信部303により配信可能数決定サーバ2へと送信される。
配信可能数決定サーバ2の受信部202は、登録者端末3から送信される企業評価を受信する。配信可能数決定サーバ2の記憶制御部201は、配信可能数決定サーバ2の受信部202で受信された企業評価を配信可能数決定サーバ2の記憶装置200Bの企業DB1に格納する。
なお、図4A(b)のステップS101からS103の処理を続けて行う必要はない。例えば、ユーザ登録後すぐに企業評価を行わない場合、とりあえずステップS101の処理だけを行い、数日後や数週間後にステップS102,S103の処理を行うようにしてもよい。
次に図4A(c)を参照してユーザ登録と履歴書の登録の2つを行うパタンについて説明する。なお、ステップS101の処理については、図4A(a)で説明したため重複する説明を省略する。
(ステップS104)
登録者端末3の表示制御部302は、表示装置300Dに履歴書の入力画面を表示させる。登録者Uが登録者端末3の入力装置300Cを操作して、履歴書の各項目を入力すると、入力された情報は、登録者端末3の入力受付部301で受け付けられた後、登録者端末3の送信部303により配信可能数決定サーバ2へと送信される。
配信可能数決定サーバ2の受信部202は、登録者端末3から送信される履歴書の情報を受信する。配信可能数決定サーバ2の記憶制御部201は、配信可能数決定サーバ2の受信部202で受信された履歴書の情報を配信可能数決定サーバ2の記憶装置200Bの登録者DB2に格納する。
なお、図4A(c)のステップS101及びS104の処理を続けて行う必要はない。例えば、ユーザ登録後すぐに履歴書の登録を行わない場合、とりあえずステップS101の処理だけを行い、数日後や数週間後にステップS104の処理を行うようにしてもよい。
次に図4A(d)を参照してユーザ登録と企業評価と履歴書の登録の3つを行うパタンについて説明する。なお、ステップS101の処理については図4A(a)で、ステップS102,S103の処理については図4A(b)で、ステップS104の処理については図4A(c)でそれぞれ説明したため重複する説明を省略する。なお、図4A(d)においても、図4A(b)及び図4A(c)で説明したようにステップS101からS104の処理を続けて行う必要はない。
次に、図4Bを参照して配信可能数決定システム1の配信可能数決定処理について説明する。
(ステップS201)
配信可能数決定サーバ2の評価算出部203は、配信可能数決定サーバ2の受信部202で受信され、企業DB1に格納された項目の評価(具体的には、表1の項目1から8の点数)に基づいて、各企業の総評価の点数を算出する。なお、配信可能数決定サーバ2の評価算出部203による各企業の総評価の点数を算出方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
(ステップS202)
配信可能数決定サーバ2の配信可能数決定部204は、企業DB1に格納された総評価の点数に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する。なお、配信可能数決定部204による各企業のスカウトメールの配信可能数の決定方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
(ステップS203)
配信可能数決定サーバ2の付与部205は、配信可能数決定部204で決定されたスカウトメールの配信可能数を企業に付与する。企業は、この付与された配信可能数内において、登録者Uに対してスカウトメールを配信することができる。なお、付与部205により付与された配信可能数を、スカウトメールの配信を希望する企業の端末の表示装置に表示するように構成してもよい。
以上のように、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2は、求人情報(スカウトメール)の配信可能数を決定する。配信可能数決定サーバ2は、求人情報の配信を希望する企業と、企業に対する評価とが関連付けて格納されたデータベース(企業DB1)を参照し、評価(総評価の点数)に応じて、企業ごとに求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定部204と、配信可能数決定部204により決定された配信可能数を企業に付与する付与部205とを備えている。企業は、この付与された配信可能数内において、登録者Uに対してスカウトメールを配信することができる。このため、求人情報の配信を希望する企業に対する評価に応じて求人情報の配信可能数を増加させることで、求人に掛ける費用をそれほど負担することができないが評価の高い配信元企業(例えば、福利厚生が手厚い、高い技術力を有する、といった企業や中小・ベンチャー企業)と求職者とのマッチングが高まる。また、求職者にとっても、評価の高い企業からの求人情報が増えるためメリットがある。この結果、配信元企業及び求職者の少なくとも一方にとって利便性が高くなる。
また、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の配信可能数決定部204は、評価が所定の条件を満たしていない場合(例えば、総評価の点数が3点以下である場合)、求人情報(スカウトメール)の配信可能数を所定の値(例えば、50通)とする。中小企業や設立されたばかりの企業では、企業評価がされていない場合がある。このような場合、該企業の総評価の点数がつけられていないことが考えられる。求人情報の配信可能数を評価に応じた値とした場合、上記のような中小企業や設立されたばかりの企業では、求人情報を配信できないか、できたとしても非常に少ない配信数となってしまう。しかし、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の配信可能数決定部204は、評価が所定の条件を満たしていない場合、求人情報の配信可能数を所定の値とするので、上記のような中小企業や設立されたばかりの企業でも一定数の求人情報を配信することができる。
また、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の配信可能数決定部204は、評価が所定の条件を満たしている場合(例えば、総評価の点数が3点を超える場合)、評価に応じて求人情報の配信可能数を変化させる。例えば、総評価の点数が所定の点数を超える場合(例えば、3点を超える場合)、総評価の点数が増えるほど求人情報の配信可能数を多くすることで、より総評価の高い企業がより多くの求人情報を配信することができる。このため、企業には、求人情報の配信可能数を増加させて求職者との接点を増やすために、よりよい評価を得ようとして勤務条件や勤務環境、福利厚生などを充実させようとする動機づけが働く。また、求職者にとっても、評価の高い企業からの求人情報が増えるためメリットがある。
また、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の評価算出部203は、求人情報の配信を希望する企業での就労経験を有する登録者Uのみ、企業評価を受け付ける。つまり、企業DB1の評価は、求人情報の配信を希望する企業での就労経験を有する登録者Uによる評価となっている。このため、評価算出部203で算出される総評価の点数は、企業の実態を表した評価となる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、登録者Uによる企業評価に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する実施形態について説明した。本実施形態では、配信されたスカウトメールへの返信に関する情報(返信率や返信数)に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する実施形態について説明する。なお、以下では、登録者Uによる企業評価及び配信されたスカウトメールに対する返信率に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する場合について説明する。このため、返信に関する情報の単位が「%」となっているが、登録者Uによる企業評価及び配信されたスカウトメールに対する返信数に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する場合、返信に関する情報の単位が「通」や「回」などになる。また、以下の説明では、第1実施形態に係る配信可能数決定システム1と同じ構成については説明を重複する説明を省略する。
(企業DB1)
表3は、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の記憶装置200Bの企業DB1に記憶される情報の一例を示す図である。
Figure 2020095301
上記表3に示すように、本実施形態では、企業DB1には、企業名及び返信に関する情報が、企業ごとに関連付けて格納されている。なお、本実施形態では、返信に関する情報がスカウトメールに対する返信率である場合について説明する。このため、以下の説明では、返信に関する情報をスカウトメールに対する返信率という。
図5は、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の機能ブロック図である。図5に示すように、配信可能数決定サーバ2は、記憶制御部201、受信部202、配信可能数決定部204、付与部205、返信率算出部206及び判定部207を備えている。なお、配信可能数決定部204、返信率算出部206及び判定部207以外の構成については図2Cを参照して説明した第1実施形態に係る配信可能数決定サーバ2と同じであるため重複する説明を省略する
返信率算出部206は、配信元企業が配信したスカウトメールに対する返信率を算出する。具体的には、返信率算出部206は、配信元企業が配信したスカウトメールに対する返信数を配信したスカウトメールの数で除算した値(%)を算出する。返信率算出部206で算出されたスカウトメールに対する返信率は、企業DB1に返信に関する情報として格納される。なお、スカウトメールに対する返信数は、スカウトメールを配信した日から所定日数(例えば、30日)内に返信のあったものを返信数としてカウントしてもよい。
配信可能数決定部204は、企業DB1に格納されたスカウトメールに対する返信率に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する。具体的には、配信可能数決定部204は、スカウトメールに対する返信率が所定の値以下(例えば、5%以下)である場合、スカウトメールの配信可能数を一定(例えば、50通)とし、スカウトメールに対する返信率が所定の値を超える場合(例えば、5%を超える場合)、スカウトメールに対する返信率が増えるほどスカウトメールの配信可能数を多くする。なお、スカウトメールに対する返信率が増えるほどスカウトメールの配信可能数を多くする場合、スカウトメールに対する返信率の増加量に対してスカウトメールの配信可能数の増加量を1次関数的に増加させてもよいし、2次関数的に増加させてもよい(スカウトメールに対する返信率の増加量に対してスカウトメールの配信可能数の増加量が増加すればよい)。
判定部207は、スカウトメールを配信しようとする企業が過去にスカウトメールを配信したことがあるか否かを判定する。例えば、スカウトメールの配信履歴を記憶装置200Bへ記憶し、判定部207は、このスカウトメールの配信履歴を参照することでスカウトメールを配信しようとする企業が過去にスカウトメールを配信したことがあるか否かを判定することできる。なお、スカウトメールの配信履歴を、配信可能数決定サーバ2とネットワーク4を介して接続された他のサーバに記憶し、判定部207が、この他のサーバに記憶されたスカウトメールの配信履歴を参照可能に構成されていてもよい。
なお、本実施形態では、配信可能数決定部204は、スカウトメールに対する返信率に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定しているが、スカウトメールに対する返信数に応じて配信可能数を決定してもよいし、スカウトメールに対する返信率及び返信数の両方に応じて配信可能数を決定してもよい。
また、スカウトメールに対する返信の内容がネガティブな場合(例えば、就職条件について不満が記載された返信など)とポジティブな場合(例えば、スカウトメールに応募する内容の返信など)に応じて、スカウトメールの配信可能数を変化させるようにしてもよい。例えば、スカウトメールに対する返信率が同じであっても、スカウトメールに対する返信の内容がネガティブなものが一定数を越えた場合、返信率から算出されるスカウトメールの配信可能数を減少させ、スカウトメールに対する返信の内容がポジティブなものが一定数を越えた場合、返信率から算出されるスカウトメールの配信可能数を増加させるようにしてもよい。
なお、スカウトメールに対する返信の内容がネガティブかポジティブかを判定する手法としては、種々の手法を利用することができる。例えば、スカウトメールに対する返信の内容に記載された文章から形態素解析により単語を抽出し、この抽出された単語を、予めネガティブであるかポジティブであるかの情報が単語ごとにタグ付けされた辞書と照合することによりスカウトメールに対する返信の内容がネガティブかポジティブかを判定することができる。この際、スカウトメールに対する返信の内容に含まれるネガティブな単語数(Nn)がポジティブ(Np)な単語数よりも多ければ(Nn>Np)スカウトメールに対する返信の内容がネガティブとし、スカウトメールに対する返信の内容に含まれるネガティブな単語数(Nn)がポジティブ(Np)な単語数よりも少なければ(Np>Nn)スカウトメールに対する返信の内容がポジティブと判定するようにしてもよい。
また、スカウトメールに対する返信時間(スカウトメールの配信からスカウトメールに対する返信を受信するまでの時間)に応じて、スカウトメールの配信可能数を変化させるようにしてもよい。例えば、スカウトメールに対する返信率が同じであっても、スカウトメールに対する返信時間が短いものは登録者Uがスカウトメールを好意的に考えている可能性が高い。そこで、スカウトメールに対する返信時間が所定時間(例えば、48時間)以上であるものが一定数を越えた場合、返信率から算出されるスカウトメールの配信可能数を減少させ、スカウトメールに対する返信時間が所定時間(例えば、48時間)未満であるものが一定数を越えた場合、返信率から算出されるスカウトメールの配信可能数を増加させるようにしてもよい。
(配信可能数決定システム1の動作)
図6は、本実施形態に係る配信可能数決定システム1の処理の一例を示すフローチャート図である。以下、図6を参照して本実施形態に係る配信可能数決定システム1の処理について説明する。なお、本実施形態に係る配信可能数決定システム1の第1情報の登録処理については、図4A(a)を参照して説明した第1実施形態に係る配信可能数決定システム1の登録処理(ステップS101)と同じであるため重複する説明を省略する。
(ステップS301)
判定部207は、スカウトメールを配信しようとする企業が過去にスカウトメールを配信したことがあるか否かを判定する。配信可能数決定サーバ2は、スカウトメールを配信しようとする企業が過去にスカウトメールを配信したことがない場合(NO)、ステップS302の処理へ移行し、スカウトメールを配信しようとする企業が過去にスカウトメールを配信したことがある場合(YES)、ステップS303の処理へ移行する。
(ステップS302)
過去にスカウトメールを配信したことがない場合、スカウトメールに対する返信率はゼロである。このため、配信可能数決定部204は、スカウトメールの配信可能数を一定(例えば、50通)と決定する。
(ステップS303)
過去にスカウトメールを配信したことがある場合、返信率算出部206は、配信元企業が配信したスカウトメールに対する返信率を算出する。なお、返信率算出部206によるスカウトメールに対する返信率の算出方法については既に述べたので重複する説明を省略する。返信率算出部206で算出されたスカウトメールに対する返信率は、記憶制御部201により返信に関する情報として企業DB1に格納される。
(ステップS304)
配信可能数決定部204は、企業DB1に格納されたスカウトメールに対する返信率に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する。なお、配信可能数決定部204による各企業のスカウトメールの配信可能数の決定方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
(ステップS305)
付与部205は、ステップS302又はステップS304において、配信可能数決定部204で決定されたスカウトメールの配信可能数を企業に付与する。企業は、この付与された配信可能数内において、登録者Uに対してスカウトメールを配信することができる。なお、付与部205により付与された配信可能数を、スカウトメールの配信を希望する企業の端末の表示装置に表示するように構成してもよい。
以上のように、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2は、求人情報(スカウトメール)の配信可能数を決定する。配信可能数決定サーバ2は、求人情報の配信を希望する企業と、求人情報へのスカウトメールに対する返信率とが関連付けて格納されたデータベース(企業DB1)を参照し、スカウトメールに対する返信率に応じて、企業ごとに求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定部204と、配信可能数決定部204により決定された配信可能数を企業に付与する付与部205とを備えている。企業は、この付与された配信可能数内において、登録者Uに対してスカウトメールを配信することができる。このため、求人情報の配信を希望する企業に対するスカウトメールに対する返信率に応じて求人情報の配信可能数を増加させることで、求人に掛ける費用をそれほど負担することができないがスカウトメールに対する返信率の高い配信元企業(例えば、福利厚生が手厚い、高い技術力を有する、といった企業や中小・ベンチャー企業)と求職者とのマッチングが高まる。また、求職者にとっても、スカウトメールに対する返信率の高い企業からの求人情報が増えるためメリットがある。この結果、配信元企業及び求職者の少なくとも一方にとって利便性が高くなる。
また、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の配信可能数決定部204は、スカウトメールに対する返信率が所定の条件を満たしていない場合(例えば、スカウトメールに対する返信率が5%以下である場合)、求人情報(スカウトメール)の配信可能数を所定の値(例えば、50通)とする。このため、スカウトメールの配信が初めての企業や設立されたばかりの企業でも一定数の求人情報を配信することができる。
また、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の配信可能数決定部204は、スカウトメールに対する返信率が所定の条件を満たしている場合(例えば、スカウトメールに対する返信率が5%を超える場合)、スカウトメールに対する返信率に応じて求人情報の配信可能数を変化させる。例えば、スカウトメールに対する返信率が所定の値を超える場合(例えば、5%を超える場合)、スカウトメールに対する返信率が増えるほど求人情報の配信可能数を多くすることで、スカウトメールに対する返信率の高い企業がより多くの求人情報を配信することができる。このため、企業には、求人情報の配信可能数を増加させて求職者との接点を増やすために、よりよいスカウトメールに対する返信率を得ようとする動機づけが働く。また、求職者にとっても、他の求職者のスカウトメールに対する返信率が高い企業(例えば、採用条件がよい企業、注目度が高い企業など)からの求人情報が増えるためメリットがある。
[第3実施形態]
第1実施形態では、登録者Uによる企業評価に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する実施形態について説明した。第2実施形態では、配信されたスカウトメールに対する返信に関する情報(返信率や返信数)に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する実施形態について説明した。本実施形態では、登録者Uによる企業評価及び配信されたスカウトメールの返信に関する情報(返信率や返信数)に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する実施形態について説明する。なお、以下の説明では、第1,第2実施形態に係る配信可能数決定システム1と同じ構成については説明を重複する説明を省略する。また、以下では、登録者Uによる企業評価及び配信されたスカウトメールに対する「返信率」に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する場合について説明する。このため、返信に関する情報の単位が「%」となっているが、登録者Uによる企業評価及び配信されたスカウトメールに対する返信数に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する場合、返信に関する情報の単位が「通」や「回」などになる。
(企業DB1)
表4は、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の記憶装置200Bの企業DB1に記憶される情報の一例を示す図である。
Figure 2020095301
なお、上記表4に示す各項目については、第1,第2実施形態で説明しているので重複する説明を省略する。
図7は、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の機能ブロック図である。図7に示すように、配信可能数決定サーバ2は、記憶制御部201、受信部202、評価算出部203、配信可能数決定部204、付与部205、返信率算出部206及び判定部207を備えている。なお、配信可能数決定部204以外の構成については図2C及び図5を参照して説明した第1,第2実施形態に係る配信可能数決定サーバ2と同じであるため重複する説明を省略する
配信可能数決定部204は、企業DB1に格納された総評価の点数及び返信に関する情報(なお、上述したように本実施形態では、返信に関する情報がスカウトメールに対する返信率である場合について説明するため、以下の説明では、返信に関する情報をスカウトメールに対する返信率という)に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する。具体的には、配信可能数決定部204は、総評価の点数が所定の点数以下である場合(例えば、3点以下である場合)、スカウトメールの配信可能数を一定(例えば、50通)とし、総評価の点数が所定の点数を超える場合(例えば、3点を超える場合)である場合、総評価の点数の増加に比例してスカウトメールの配信可能数を多くする。また、配信可能数決定部204は、スカウトメールに対する返信率の増加に比例してスカウトメールの配信可能数を多くする。つまり、配信可能数決定部204は、総評価の点数により決定された配信可能数に、スカウトメールに対する返信率により決定される配信可能数を加算する。
図8は、本実施形態に係る配信可能数決定システム1の配信可能数決定部204で決定されるスカウトメールの配信数の一例を示す図である。なお、図8のうち、X軸は、総評価の点数(3から5)、Y軸は、スカウトメールに対する返信率(%)、Z軸は、スカウトメールの配信可能数を示している。
図8に示す例では、配信可能数決定部204は、総評価の点数が3点以下である場合、スカウトメールの配信可能数を一定としている。配信可能数決定部204は、総評価の点数が3点を超えると総評価の点数の増加に比例してスカウトメールの配信可能数を多くする(X軸参照)。また、配信可能数決定部204は、スカウトメールに対する返信率の増加に比例してスカウトメールの配信可能数を多くする(Y軸参照)。つまり、本実施形態では、総評価の点数が3点以下である場合、総評価によるスカウトメールの配信可能数を一定とし、スカウトメールに対する返信率の増加に比例してスカウトメールの配信可能数を多くしているが、総評価の点数が3点を超えると総評価の点数及びスカウトメールに対する返信率の増加に比例してスカウトメールの配信可能数が多くなる形態となっている。
なお、総評価の点数及びスカウトメールに対する返信率の増加に比例してスカウトメールの配信可能数を多くする場合、総評価の点数の増加量に対してスカウトメールの配信可能数の増加量を1次関数的に増加させてもよいし、2次関数的に増加させてもよい(総評価の増加量に対してスカウトメールの配信可能数の増加量が増加すればよい)。また、スカウトメールに対する返信率の増加量に対してスカウトメールの配信可能数の増加量を1次関数的に増加させてもよいし、2次関数的に増加させてもよい(スカウトメールに対する返信率の増加量に対してスカウトメールの配信可能数の増加量が増加すればよい)。また、総評価の点数の増加量又はスカウトメールに対する返信率の増加量のどちらか一方を1次関数的に増加させ、他方を2次関数的に増加させてもよい。
(配信可能数決定システム1の動作)
図9は、本実施形態に係る配信可能数決定システム1の処理の一例を示すフローチャート図である。以下、図9を参照して本実施形態に係る配信可能数決定システム1の処理について説明する。なお、本実施形態に係る配信可能数決定システム1の第1情報の登録処理及び企業評価の登録処理については、図4A(a)を参照して説明した第1実施形態に係る配信可能数決定システム1の登録処理(ステップS101)及び図4A(b)を参照して説明した企業評価(ステップS102)と同じであるため重複する説明を省略する。
(ステップS401)
配信可能数決定サーバ2の判定部207は、スカウトメールを配信しようとする企業が過去にスカウトメールを配信したことがあるか否かを判定する。配信可能数決定サーバ2は、スカウトメールを配信しようとする企業が過去にスカウトメールを配信したことがない場合(NO)、ステップS402の処理へ移行し、スカウトメールを配信しようとする企業が過去にスカウトメールを配信したことがある場合(YES)、ステップS404の処理へ移行する。
(ステップS402)
評価算出部203は、受信部202で受信され、企業DB1に格納された項目の評価(具体的には、表1の項目1から8の点数)に基づいて、各企業の総評価の点数を算出する。なお、評価算出部203による各企業の総評価の点数を算出方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
(ステップS403)
配信可能数決定部204は、企業DB1に格納された総評価の点数に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する。配信可能数決定部204は、過去にスカウトメールを配信したことがないため、スカウトメールに対する返信率はゼロであるとしてスカウトメールの配信可能数を決定する。
(ステップS404)
評価算出部203は、受信部202で受信され、企業DB1に格納された項目の評価(具体的には、表1の項目1から8の点数)に基づいて、各企業の総評価の点数を算出する。なお、評価算出部203による各企業の総評価の点数を算出方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
(ステップS405)
返信率算出部206は、配信元企業が配信したスカウトメールに対する返信率を算出する。なお、返信率算出部206によるスカウトメールに対する返信率の算出方法については既に述べたので重複する説明を省略する。返信率算出部206で算出されたスカウトメールに対する返信率は、記憶制御部201により返信に関する情報として企業DB1に格納される。
(ステップS406)
配信可能数決定部204は、企業DB1に格納された総評価の点数及びスカウトメールに対する返信率に応じて、企業ごとにスカウトメールの配信可能数を決定する。なお、配信可能数決定部204による各企業のスカウトメールの配信可能数の決定方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
(ステップS407)
付与部205は、ステップS403又はステップS406において、配信可能数決定部204で決定されたスカウトメールの配信可能数をスカウトメールの企業に付与する。企業は、この付与された配信可能数内において、登録者Uに対してスカウトメールを配信することができる。なお、付与部205により付与された配信可能数を、スカウトメールの配信を希望する企業の端末の表示装置に表示するように構成してもよい。
以上のように、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2は、求人情報(スカウトメール)の配信可能数を決定する。配信可能数決定サーバ2は、求人情報の配信を希望する企業と、企業に対する評価(総評価の点数)と、企業が過去に配信したスカウトメールに対する返信率とが関連付けて格納されたデータベース(企業DB1)を参照し、評価及びスカウトメールに対する返信率に応じて、企業ごとに求人情報の可能数を決定する配信可能数決定部204と、配信可能数決定部204により決定された配信可能数をスカウトメールの企業に付与する付与部205とを備えている。
企業は、この付与された配信可能数内において、登録者Uに対してスカウトメールを配信することができる。このため、求人情報の配信を希望する企業に対する評価及びスカウトメールに対する返信率に応じて求人情報の配信可能数を多くすることができ、求人に掛ける費用をそれほど負担することができないが評価及びスカウトメールに対する返信率の高い配信元企業(例えば、福利厚生が手厚い、高い技術力を有する、といった企業や中小・ベンチャー企業)と求職者とのマッチングが高まる。また、求職者にとっても、評価の高い企業からの求人情報が増えるためメリットがある。この結果、配信元企業及び求職者の少なくとも一方にとって利便性が高くなる。
また、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の配信可能数決定部204は、評価が所定の条件を満たしていない場合(例えば、総評価の点数が3点以下である場合)、求人情報(スカウトメール)の配信可能数を所定の値(例えば、50通)とする。中小企業や設立されたばかりの企業では、企業評価がされていない場合がある。このような場合、該企業の総評価の点数はつけられていないことが考えられる。求人情報の配信可能数を評価に応じた値とした場合、上記のような中小企業や設立されたばかりの企業では、求人情報を配信できないか、できたとしても非常に少ない配信数となってしまうため実質的に求人情報を配信する意味がなくなってしまう。上述のように、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の配信可能数決定部204は、評価が所定の条件を満たしていない場合、求人情報の配信可能数を所定の値とするので、上記のような中小企業や設立されたばかりの企業でも一定数の求人情報を配信することができる。
また、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の配信可能数決定部204は、評価が所定の条件を満たしている場合(例えば、総評価の点数が3点を超える場合)、評価に応じて求人情報の配信可能数を変化させる。例えば、総評価の点数が所定の点数を超える場合(例えば、3点を超える場合)、総評価の点数が増えるほど求人情報の配信可能数を多くすることで、より総評価の高い企業がより多くの求人情報を配信することができる。このため、企業には、求人情報の配信可能数を増加させて求職者との接点を増やすために、よりよい評価を得ようとして勤務条件や勤務環境、福利厚生などを充実させようとする動機づけが働く。また、求職者にとっても、評価の高い企業からの求人情報が増えるためメリットがある。
また、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の配信可能数決定部204は、スカウトメールに対する返信率に応じて求人情報の配信可能数を変化させる。具体的には、配信可能数決定部204は、総評価の点数により決定される求人情報の配信可能数に、スカウトメールに対する返信率に応じた求人情報の配信可能数を増加する。つまり、スカウトメールに対する返信率が増えるほど求人情報の配信可能数が増加されることで、よりスカウトメールに対する返信率の高い企業がより多くの求人情報を配信することができる。このため、企業には、求人情報の配信可能数を増加させて求職者との接点を増やすために、よりよいスカウトメールに対する返信率を得ようとする動機づけが働く。また、求職者にとっても、他の求職者のスカウトメールに対する返信率が高い企業(例えば、採用条件がよい企業、注目度が高い企業など)からの求人情報が増えるためメリットがある。
また、本実施形態に係る配信可能数決定サーバ2の評価算出部203は、求人情報の配信を希望する企業での就労経験を有する登録者Uのみ、該企業への評価を受け付ける。つまり、企業DB1の評価は、求人情報の配信を希望する企業での就労経験を有する登録者Uによる評価となっている。このため、評価算出部203で算出される総評価の点数は、より実態を表した評価となる。
また、上記実施形態では、配信可能数決定部204は、企業DB1に格納された総評価の点数に応じてスカウトメールの配信可能数を決定しているが、総評価ではなく、各項目の評価の点数に応じてスカウトメールの配信可能数を決定するように構成してもよい。このように構成すれば、例えば、「待遇面の満足度」の高い企業への就職を希望している登録者に対して、「待遇面の満足度」の項目の評価の点数だけが高くても、より多くスカウトメールを配信することができる。また、「社員の士気」、「風通しの良さ」、「社員の相互尊重」、「成長環境」、「人材の長期育成」、「法令順守意識」、「人事評価の適正感」の項目についても同様に、その項目の評価の高い企業への就職を希望している登録者に対して、その項目の評価の点数だけが高くても、より多くスカウトメールを配信することができる。
以上説明したように、本発明は、配信元企業及び求職者の少なくとも一方にとって利便性のある求人に関する配信可能数決定装置、配信可能数決定方法及び配信可能数決定プログラムを提供すること。
1 配信可能数決定システム
2 配信可能数決定サーバ
3 登録者端末
4 ネットワーク
200A 通信IF
200B 記憶装置(企業DB1及び登録者DB2)
200C CPU
200D バス(BUS)
201 記憶制御部
202 受信部
203 評価算出部
204 配信可能数決定部
205 付与部
206 返信率算出部
207 判定部
300A 通信IF
300B 記憶装置
300C 入力装置
300D 表示装置
300E CPU
300F バス(BUS)
301 入力受付部
302 表示制御部
303 送信部
304 受信部
305 記憶制御部
U 登録者

Claims (21)

  1. 登録者に対する求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定装置であって、
    前記求人情報の配信を希望する企業と、前記企業に対する評価とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記評価に応じて、前記企業ごとに前記求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定部と、
    前記配信可能数決定部により決定された配信可能数を前記企業へ付与する付与部と、
    を備えることを特徴とする配信可能数決定装置。
  2. 前記配信可能数決定部は、
    前記評価が所定の条件を満たしていない場合、前記求人情報の配信可能数を所定の値とすることを特徴とする請求項1に記載の配信可能数決定装置。
  3. 前記配信可能数決定部は、
    前記評価が所定の条件を満たしている場合、前記評価に応じて前記求人情報の配信可能数を変化させることを特徴とする請求項2に記載の配信可能数決定装置。
  4. 前記評価は、前記登録者により付与される点数で表され、
    前記所定の条件は、
    前記点数が閾値を超えるか否かであることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の配信可能数決定装置。
  5. 登録者に対する求人情報の配信可能数を決定配信可能数決定方法であって、
    配信可能数決定部が、前記求人情報の配信を希望する企業と、前記企業に対する評価とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記評価に応じて、前記企業ごとに前記求人情報の配信可能数を決定する工程と、
    付与部が、前記配信可能数決定部により決定された配信可能数を前記企業へ付与する工程と、
    を有することを特徴とする配信可能数決定方法。
  6. 登録者に対する求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定プログラムであって、
    コンピューターを、
    前記求人情報の配信を希望する企業と、前記企業に対する評価とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記評価に応じて、前記企業ごとに前記求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定部、
    前記配信可能数決定部により決定された配信可能数を前記企業へ付与する付与部、
    として機能させることを特徴とする配信可能数決定プログラム。
  7. 登録者に対する求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定装置であって、
    前記求人情報の配信を希望する企業と、前記企業が過去に配信した前記求人情報への返信に関する情報とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記返信に関する情報に応じて、前記企業ごとに前記求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定部と、
    前記配信可能数決定部により決定された配信可能数を前記企業へ付与する付与部と、
    を備えることを特徴とする配信可能数決定装置。
  8. 前記配信可能数決定部は、
    前記返信に関する情報が所定の条件を満たしていない場合、前記求人情報の配信可能数を所定の値とすることを特徴とする請求項7に記載の配信可能数決定装置。
  9. 前記配信可能数決定部は、
    前記返信に関する情報が所定の条件を満たしている場合、前記返信に関する情報に応じて前記求人情報の配信可能数を変化させることを特徴とする請求項8に記載の配信可能数決定装置。
  10. 前記返信に関する情報は、前記企業が過去に配信した前記求人情報への返信率又は返信数であり、
    前記所定の条件は、
    前記返信率又は返信数が閾値を超えるか否かであることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の配信可能数決定装置。
  11. 登録者に対する求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定方法であって、
    配信可能数決定部が、前記求人情報の配信を希望する企業と、前記企業が過去に配信した前記求人情報への返信に関する情報とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記返信に関する情報に応じて、前記企業ごとに前記求人情報の配信可能数を決定する工程と、
    付与部が、前記配信可能数決定部により決定された配信可能数を前記企業へ付与する工程と、
    を有することを特徴とする配信可能数決定方法。
  12. 登録者に対する求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定プログラムであって、
    コンピューターを、
    前記求人情報の配信を希望する企業と、前記企業が過去に配信した前記求人情報への返信に関する情報とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記返信に関する情報に応じて、前記企業ごとに前記求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定部、
    前記配信可能数決定部により決定された配信可能数を前記企業へ付与する付与部、
    として機能させることを特徴とする配信可能数決定プログラム。
  13. 登録者に対する求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定装置であって、
    前記求人情報の配信を希望する企業と、前記企業に対する評価と、前記企業が過去に配信した前記求人情報への返信に関する情報とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記評価及び前記返信に関する情報に応じて、前記企業ごとに前記求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定部と、
    前記配信可能数決定部により決定された配信可能数を前記企業へ付与する付与部と、
    を備えることを特徴とする配信可能数決定装置。
  14. 前記配信可能数決定部は、
    前記評価が所定の条件を満たしていない場合、前記求人情報の配信可能数を所定の値とすることを特徴とする請求項13に記載の配信可能数決定装置。
  15. 前記配信可能数決定部は、
    前記評価が所定の条件を満たしている場合、前記評価に応じて前記求人情報の配信可能数を変化させることを特徴とする請求項14に記載の配信可能数決定装置。
  16. 前記評価は、前記登録者により付与される点数で表され、
    前記所定の条件は、
    前記点数が閾値を超えるか否かであることを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の配信可能数決定装置。
  17. 前記配信可能数決定部は、
    前記返信に関する情報に応じて前記求人情報の配信可能数を変化させることを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の配信可能数決定装置。
  18. 前記返信に関する情報は、前記企業が過去に配信した前記求人情報への返信率又は返信数であり、
    前記配信可能数決定部は、
    前記返信率又は返信数に応じて前記求人情報の配信可能数を変化させることを特徴とする請求項17に記載の配信可能数決定装置。
  19. 前記評価は、
    前記求人情報の配信を希望する企業での就労経験を有する登録者による評価であることを特徴とする請求項1〜4、13〜18のいずれかに記載の配信可能数決定装置。
  20. 登録者に対する求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定方法であって、
    配信可能数決定部が、前記求人情報の配信を希望する企業と、前記企業に対する評価と、前記企業が過去に配信した前記求人情報への返信に関する情報とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記評価及び前記返信に関する情報に応じて、前記企業ごとに前記求人情報の配信可能数を決定する工程と、
    付与部が、前記配信可能数決定部により決定された配信可能数を前記企業へ付与する工程と、
    を有することを特徴とする配信可能数決定方法。
  21. 登録者に対する求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定プログラムであって、
    コンピューターを、
    前記求人情報の配信を希望する企業と、前記企業に対する評価と、前記企業が過去に配信した前記求人情報への返信に関する情報とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記評価及び前記返信に関する情報に応じて、前記企業ごとに前記求人情報の配信可能数を決定する配信可能数決定部、
    前記配信可能数決定部により決定された配信可能数を前記企業へ付与する付与部、
    として機能させることを特徴とする配信可能数決定プログラム。

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