JP2004220177A - 情報共有システム、情報共有方法および情報共有方法のプログラム - Google Patents
情報共有システム、情報共有方法および情報共有方法のプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】知りたい情報に対して豊富な知識を備える人物を自動的に選別し、情報を知りたい人に紹介することで、情報共有を効率よく行うことができ、文書化されていない情報や検索が困難な情報についても容易にたどり着くことを可能とする情報共有システムを提供する。
【解決手段】利用者から投稿される文書情報を受け付けて閲覧を行わせる情報掲示手段と、文書情報を格納する文書保存手段と、文書情報に含まれるキーワードを検索するキーワード検索手段と、利用者の個人情報に関連付けてキーワード出現回数情報を格納するプロファイル保存手段と、第1の文書情報に含まれるキーワードとプロファイル保存手段に格納されているキーワード出現回数情報とに基づいて第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報を抽出する情報提供者判別手段と、第2の利用者に対して通知を行う情報提供要求手段とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】利用者から投稿される文書情報を受け付けて閲覧を行わせる情報掲示手段と、文書情報を格納する文書保存手段と、文書情報に含まれるキーワードを検索するキーワード検索手段と、利用者の個人情報に関連付けてキーワード出現回数情報を格納するプロファイル保存手段と、第1の文書情報に含まれるキーワードとプロファイル保存手段に格納されているキーワード出現回数情報とに基づいて第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報を抽出する情報提供者判別手段と、第2の利用者に対して通知を行う情報提供要求手段とを備える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータネットワークシステムを用いて情報を共有するとともに利用者間のコミュニケーションに関する
【0002】
【従来の技術】
コンピュータの発達に伴ってコンピュータネットワークを活用した複数の利用者による情報の共有の方法が種々の形式で行われている。このような情報の共有を行うシステムでは、一般的に、蓄積された文書情報をいかに整理し、検索効率を向上させるかという問題に着目したものであって、取り扱う情報は文書化され、規格化された情報に限られている。
文書化され、規格化された情報のみを扱う情報共有システムでは、情報の範囲に限界があるため、利用者のニーズに対する柔軟性に欠けるという欠点があり、本当に必要な情報にたどり着くことができるかどうかの確証がなく、欲しい情報にたどり着けたとしても非常な時間を要するおそれがある。
【0003】
このため、いわゆる掲示板と呼ばれるシステムを利用して、各分野の情報に精通した回答者を質問者に紹介するようにしたシステムが提案されている(たとえば、特許文献1、特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−230344号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2001−273432号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1や特許文献2において提案されているシステムでは、予め特定分野の知識を有する人がその分野における回答者として登録をしておき、該当する質問があった場合に回答者を紹介するように構成されている。
この場合、回答者が予め自分の専門分野の登録情報を入力する必要があり、煩わしい作業が必要であるという問題点を有する。したがって、ある分野の知識を豊富に備えている利用者があったとしても、回答者としての登録をしていなければ、その人からの回答が得ることができず、回答にたどり着くまでに時間を要するおそれがある。
【0007】
本発明では、知りたい情報に対して豊富な知識を備える人物を自動的に選別し、情報を知りたい人に紹介することで、情報共有を効率よく行うことができ、文書化されていない情報や検索が困難な情報についても容易にたどり着くことを可能とする情報共有システムを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報共有システムは、利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して文書情報の閲覧を行わせる情報共有システムであって、利用者から投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて文書情報の閲覧を行わせる情報掲示手段と、情報掲示手段に投稿された文書情報を格納する文書保存手段と、情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し属性情報および関係情報とを格納する関係保存手段と、情報掲示手段に投稿された文書情報の解析に用いるためのキーワードを格納するキーワード保存手段と、キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索するキーワード検索手段と、情報掲示手段に投稿された文書情報についてキーワード検索手段により検索されたキーワード出現回数情報を計数し、文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けてキーワード出現回数情報を格納するプロファイル保存手段と、第1の利用者により情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードとプロファイル保存手段に格納されているキーワード出現回数情報とに基づいて、第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報をプロファイル保存手段から抽出する情報提供者判別手段と、第2の利用者に対して情報掲示手段に第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う情報提供要求手段とを備える。
【0009】
ここで、情報掲示手段に対して第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合、第1の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う関連情報通知手段をさらに備える構成とすることができる。
また、キーワード保存手段に格納されているキーワードの追加、削除などの編集を行うキーワード編集手段をさらに備える構成とすることができる。
さらに、キーワード保存手段を、情報掲示手段に投稿された文書情報に対して形態素解析を行って得られた語彙をその出現回数に基づいてランキングされたキーワードとして格納するように構成できる。
【0010】
また、キーワード保存手段は各キーワードに設定される重み情報を格納するように構成できる。この場合、キーワード編集手段により各キーワードに設定される重み情報の更新が可能な構成とすることができる。
さらに、情報掲示手段はアンケート調査に対する利用者の意見投稿を受け付けるアンケート調査手段を含み、アンケート調査手段から得られる利用者の意見を蓄積するアンケート結果保存手段をさらに備える構成とすることができる。
また、第1の文書情報の関連情報を希望する旨の便乗希望要求を第3の利用者から受け付ける便乗希望受付手段と、情報掲示手段に対して第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合に、第3の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う便乗回答通知手段とをさらに備える構成とすることが可能である。
【0011】
さらに、システム側から各利用者に対して個別の通知情報を送信するための個人情報板制御手段をさらに備え、情報提供要求手段、関連情報通知手段および便乗回答通知手段が個人情報板制御手段を介して通知を行うように構成できる。
情報提供要求手段、関連情報通知手段および便乗回答通知手段は個人情報板制御手段を介して通知を行うとともに、該当する利用者に対してE−mailまたはインスタントメッセージなどの外部通知手段を用いて通知を行うように構成できる。また、プロファイル保存手段に格納される個人情報が仮の利用者である旨の情報を含むように構成できる。
【0012】
本発明に係る情報共有方法は、利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して文書情報の閲覧を行わせる情報共有方法であって、利用者から情報掲示手段に対して投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて情報掲示手段上にある文書情報の閲覧を行わせる段階と、情報掲示手段に投稿された文書情報を蓄積する段階と、情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し前記属性情報および関係情報を格納する段階と、キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索する段階と、情報掲示手段に投稿された文書情報についてキーワード検索結果に基づいてキーワード出現回数情報を計数し、文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けてプロファイル保存手段に保存する段階と、第1の利用者により情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードとプロファイル保存手段に保存されているキーワード出現回数情報とに基づいて、第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報をプロファイル保存手段から抽出する段階と、第2の利用者に対して情報掲示手段に前記第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階とを備える。
【0013】
ここで、情報掲示手段に対して第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合、第1の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階をさらに備える構成とすることができる。
また、第1の文書情報の関連情報を希望する旨の便乗希望要求を第3の利用者から受け付ける段階と、情報掲示手段に対して前記第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合に、第3の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階とをさらに含む構成とすることも可能である。
【0014】
本発明に係るプログラムは、利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して文書情報の閲覧を行わせる情報共有方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、利用者から情報掲示手段に対して投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて情報掲示手段上にある文書情報の閲覧を行わせる段階と、情報掲示手段に投稿された文書情報を蓄積する段階と、情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し属性情報および関係情報を格納する段階と、キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索する段階と、情報掲示手段に投稿された文書情報についてキーワード検索結果に基づいてキーワード出現回数情報を計数し、文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けてプロファイル保存手段に保存する段階と、第1の利用者により情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードと、プロファイル保存手段に保存されているキーワード出現回数情報とに基づいて、第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報をプロファイル保存手段から抽出する段階と、第2の利用者に対して情報掲示手段に第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階とを含む情報共有方法のプログラムである。
【0015】
【発明の実施の形態】
〔基本構成〕
本発明の概念を示す概略構成を図1に示す。
情報共有システムのサーバ装置100は、インターネットなどのネットワーク300を介して、複数の端末装置200からのアクセスを受け付けることが可能となっている。端末装置200は、利用者が所有するパーソナルコンピュータで構成され、それぞれインターネットなどのネットワークを介してデータの送受信が可能な通信機能部を有している。
【0016】
サーバ装置100は、CPU、ROM、RAM、外部記憶手段、各種インターフェイスなどを備えたコンピュータシステムで構成されており、ネットワーク300を介して端末装置200とのデータ送受信が可能な通信機能部(図示せず)を備えている。
サーバ装置100は、利用者から投稿される文書情報の掲示板として機能するためのアプリケーションを搭載しており、このアプリケーションにより情報掲示手段101、文書保存手段102、関係保存手段103、キーワード保存手段104、キーワード検索手段105、プロファイル保存手段107、情報提供者判別手段108、個人情報板制御手段109などの各機能部を構成する。
【0017】
情報掲示手段101は、ネットワーク300を介して端末装置200から送信されてくる文書情報を受け付けて、この文書情報を端末装置200からの要求に応じて閲覧させる情報掲示板の機能を備えている。各文書情報には、投稿を行った利用者が自ら設定するか、あるいは内容を判断した管理者が設定した属性情報が添付される。この属性情報は、たとえば、「質問」、「回答」、「参考」、「ノウハウ」などに分類され、通常は利用者が投稿を行う際にこの属性情報中のいずれかを選択するように構成される。なお、文書情報とは、テキストデータ、画像データ、音声データなどの各種データ形式に対応する情報を包括的に指すものとする。
【0018】
文書保存手段102は、情報掲示手段101で受け付けた文書情報を格納するものであり、たとえば、複数の会議室または掲示板で構成されるような場合には、各会議室または掲示板毎に投稿順にシリアル番号を付してこれを発言IDとし、この発言ID、投稿のあった日付および投稿を行った利用者の利用者IDなどとともにデータベース化して蓄積する。
関係保存手段103は、情報掲示手段101で受け付けて文書保存手段102に格納された文書情報に付属する属性情報と、他の文書情報との関係を示す関係情報とを格納するものである。情報掲示手段101に投稿される文書情報は、たとえば前述したように、その内容に応じて、「質問」、「回答」、「参考」、「ノウハウ」などの属性情報が付されている。また、その文書情報が投稿された会議室または掲示板、その他の投稿グループに属している場合や、質問の投稿に対する回答であるような場合には、他の文書情報との関連性を示す関係情報が付される。したがって、関係保存手段103にはこの文書情報の発言IDと、対応する属性情報および関連情報がデータベース化して蓄積される。
【0019】
キーワード検索手段105は、キーワード保存部104に予め格納されているキーワードを用いて、情報掲示手段101に投稿された文書情報に含まれているキーワードを検索するものである。
キーワード保存手段104は、管理者などにより予め設定されたキーワードを保存するものであり、編集手段によりキーワードの追加・削除の機能を備える構成とすることが可能である。また、文書情報を形態素解析して得られた語彙の出現回数に基づいてランキング情報を付加してキーワード保存部105に格納するように構成することも可能である。キーワード保存手段104に格納されるキーワードは、相対的な重み付けを行うための重み情報を設定することも可能であり、たとえば、管理者が編集手段を用いて重み情報を更新するように構成することが可能であり、また、キーワード検索手段105で文書情報の形態素解析を行った結果に基づいて、キーワード保存手段104内に格納されているキーワードの重み情報を更新するように構成することも可能である。
【0020】
プロファイル保存手段107は、利用者のユーザID、氏名、メールアドレス、その他の個人情報を格納するものである。このシステムが会員制であるような場合には、会員登録時に利用者の個人情報を入力させ、このときにユーザIDを発行するとともに、各個人情報をユーザIDと関連付けてデータベース化することが可能である。また、利用者が情報掲示手段101に投稿を行う際に、利用者の個人情報を入力させ、投稿を行った利用者の個人情報をプロファイル保存手段107に格納するように構成することも可能である。さらに、利用者がユーザIDを持っておらず一時的な利用を行う場合にはゲストIDを発行し、情報掲示手段101に対する文書情報の投稿を行った場合に、このゲストIDをプロファイル保存手段107に蓄積するように構成できる。
【0021】
プロファイル保存手段107には、個人情報と関連付けられるキーワード出現回数情報が格納される。各利用者が情報掲示手段101に投稿を行った場合に、キーワード検索手段105での検索結果に基づいて、各キーワードの出現回数をカウントし、ユーザIDなどの個人情報と関連付けて格納されているキーワード出現回数情報を更新する。プロファイル保存手段107に格納されるキーワード出現回数情報は、投稿された文書情報の属性情報毎に分類することで、利用者の投稿傾向を容易に認識することが可能となる。
【0022】
情報提供者判別手段108は、情報掲示手段101に投稿された文書情報中に含まれるキーワードと、プロファイル保存手段107内に保存されているキーワード出現回数情報とに基づいて、投稿された文書情報に関連する情報の提供者となるべき利用者の個人情報を特定する。プロファイル保存手段107内に保存されているキーワード出現回数情報は、前述したように各利用者の投稿傾向を表すものであり、特に、「質問」の属性情報を除く他の属性情報を備える文書情報中に多く含まれるキーワードについては、その利用者がその分野の情報に精通しているものと推測できる。したがって、情報提供者判別手段108は、投稿された文書情報に含まれるキーワードについて、出現回数情報が多い利用者をプロファイル保存手段107中から選別し、これを情報提供者に設定する。
【0023】
個人情報制御手段109は、各利用者にそれぞれ設定される個人情報板に対し個別のメッセージを通知するためのものであり、システムが利用者個人宛に生成したメッセージや他の利用者からの連絡事項などの通知をシステムから送信するように構成できる。ここでは、情報提供者判別手段108で特定された利用者に対して、投稿された文書情報に含まれるキーワードを示し、このキーワードに関する文書情報の投稿があった旨の通知を行って情報提供を促す。
情報掲示手段101では、利用者から投稿される文書情報として、「質問」の属性情報を備える文書情報に対する「回答」の属性情報を備える文書情報の投稿も受け付ける。この場合、情報掲示手段101で受け付けられた文書情報は、その文書情報に付された発言ID、投稿のあった日付および投稿を行った利用者の利用者IDなどとともに文書保存手段102に格納される。また、その文書情報の「質問」元となった文書情報の発言IDと、その「回答」である旨の情報などが、その文書情報に付された発言IDとともに関係保存手段103に格納される。
【0024】
関係保存手段103では、個人情報板制御手段109に「質問」元となった第1の文書情報に対して「回答」である第2の文書情報が投稿された旨の通知を行う。この場合、関係保存手段103からは、第1の文書情報の発言ID、その文書情報を投稿した利用者ID、第2の文書情報の発言ID、その文書情報を投稿した利用者IDなどが送信される。
個人情報板制御手段109では、関係保存手段103からの通知に基づいて、第1の文書情報を投稿した利用者の個人情報板に対して、「回答」があった旨の通知を送信する。この場合、第1の文書情報の発言IDとそれに対する回答があったことだけを通知するように構成することが可能であり、また、第2の文書情報の発言IDおよびその文書情報を投稿した利用者IDなどを添付して送信閲覧することも可能である。
【0025】
情報掲示手段101に投稿される文書情報が他の文書情報に対する回答であるような場合にも、キーワード検索手段105によるキーワード検索を実行し、プロファイル保存手段107に格納されているその文書情報を投稿した利用者のキーワード出現回数情報を更新する。
情報掲示手段101で「質問」の属性情報を有する第1の文書情報を閲覧した利用者が、その第1の文書情報に関連する情報の提供を希望するような場合には、情報掲示手段101により便乗希望要求を受け付けることが可能となっている。このような便乗希望要求があった場合には、第1の文書情報の発言IDと、便乗希望要求を行った利用者の利用者IDなどを関係保存手段103に格納する。
【0026】
第1の文書情報に対する回答として第2の文書情報が情報掲示手段101に投稿された場合には、関係保存手段103から個人情報板制御手段109に「質問」元となった第1の文書情報に対して「回答」である第2の文書情報が投稿された旨の通知を行い、第1の文書情報の発言ID、その文書情報を投稿した利用者ID、第2の文書情報の発言ID、その文書情報を投稿した利用者ID、便乗希望要求を行った利用者の利用者IDなどを送信する。
個人情報板制御手段109では、関係保存手段103からの通知に基づいて、第1の文書情報を投稿した利用者の個人情報板に対して、「回答」があった旨の通知を送信するとともに、便乗希望要求を行った利用者の個人情報板に対しても同様にして「回答」があった旨の通知を行う。
【0027】
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係る情報共有システムの概略構成を図2に示す。
サーバ装置100は、前述した基本構成と同様の構成であり、利用者から投稿される文書情報の掲示板として機能する情報掲示手段101、文書保存手段102、関係保存手段103、キーワード保存手段104、キーワード検索手段105、プロファイル保存手段107、情報提供者判別手段108、個人情報板制御手段109などの各機能部を備えている。
【0028】
また、情報掲示手段101は、利用者からの投稿を受け付けるための投稿受付部111、利用者からの閲覧要求を受け付けて各文書情報を閲覧させるための閲覧受付部112、各文書情報に対する便乗希望要求を受け付けるための便乗希望受付手段113などを備えている。
さらにサーバ装置100は、その他の機能部として、情報提供者判別手段108によって抽出した情報提供者となる利用者の個人情報を受信して、該当する利用者に対して情報提供を促すための通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して情報提供要求通知を送信させる情報提供要求手段121、第1の文書情報に関連する第2文書情報の投稿があった旨の通知を関係保存手段103から受信して、第1文書情報を投稿した利用者に対する通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して関連情報通知を送信させる関連情報通知手段122、第1の文書情報に関連する第2文書情報の投稿があった旨の通知を関係保存手段103から受信して、便乗希望要求を通知した利用者に対する通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して便乗回答通知を送信させる便乗回答通知手段123などを備えている。
【0029】
各利用者(利用者A〜C)が使用している端末装置(200)では、サーバ装置100から送出されるWebページを一般的なブラウザ上で展開することにより、情報掲示手段101の投稿受付部111に対し文書情報を投稿するための文書作成機能部、サーバ装置100内に蓄積されている文書情報を閲覧受付部112を介して閲覧するための文書閲覧機能部、便乗希望要求を通知するための便乗要求送出機能部などを構成することができる。
また、サーバ装置100から各利用者に対して個別のメッセージを送信できるように個人情報板が設定されており、文書作成機能部、文書閲覧機能部、便乗要求送出機能部などと同様にして、ブラウザ上で閲覧可能な個人情報板表示機能部が構成される。
【0030】
図2において、属性情報が「質問」であるような第1の文書情報を投稿する第1の利用者を利用者Aとし、第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者を利用者Cとし、第1の利用者が投稿した文書情報に便乗希望要求を通知した第3の利用者を利用者Bとし、各利用者A〜Cに対してそれぞれ個人情報板201〜203が設定されるものとしている。
この実施形態における動作を図3以下のフローチャートに基づいて説明する。
ステップS11では、利用者からこの情報共有システムへのアクセスがあった場合に、図5に示すようなログイン画面500を表示してログインの受付処理を実行する。
【0031】
ログイン画面500は、図5に示すように、ニックネームや利用者IDなどのログイン名を入力するためのログイン名入力ボックス501、パスワード入力ボックス502、ログインボタン503、リセットボタン504などを備えている。利用者は、ログイン名入力ボックス501およびパスワード入力ボックス502に、ニックネームまたは利用者IDおよびパスワードを入力し、ログインボタン503をクリックすることでログインを行うことができる。
また、仮の利用者としてログインを認めているような場合には、図6に示すようなログイン画面510を用意することが考えられる。図5の場合と同様に、ログイン名入力ボックス511、パスワード入力ボックス512、ログインボタン513、リセットボタン514などを備えている。また、未登録で仮の利用者としてログインを行う場合にはゲストIDを用いることを指示する指示表示部515を備えている。ここでは、仮利用者は、ログイン名:guest;パスワード:guestでログインすることが可能である。
【0032】
ステップS12では、利用者がこの情報共有システムにアクセスするのが初めてであり登録を希望しているか否かを判別する。利用者がこの情報共有システムにアクセスするのが初めてであり登録を希望している場合にはステップS13に移行する。
ステップS13では、利用者に対して、利用者氏名、連絡先(メールアドレス、電話番号、住所、その他)、年齢、性別などの個人情報を入力させ、これに基づいて利用者IDを発行し、入力された個人情報と発行した利用者IDをプロファイル保存手段107に格納する。
【0033】
利用者がログインすると、図7に示すようなメインスクリーン520を表示する。メインスクリーン520は、掲示板521と個人情報板522、およびログアウトを指示するためのログアウトボタン530を備えている。個人情報板522は、システムからの個別の通知または他の利用者からの連絡事項などを表示するものであり、通知のあったメッセージをリスト表示するメッセージ表示部528、メッセージ表示部528で選択したメッセージの詳細表示を指示するための詳細ボタン529などを備えている。
【0034】
掲示板521は、情報掲示手段101の投稿受付部111、閲覧受付部112、便乗希望受付部113を利用者に利用させるためのインターフェイスとして機能する部分であり、利用者の操作に応じて操作メニューや文書情報の内容などを表示するものである。図7では、分類フォルダを表示するためのフォルダリスト表示部523、分類フォルダを選択するためのラジオボタン表示部524などを備えている。フォルダリスト表示部523の下方には、選択されたフォルダ内の発言リストを表示させるための発言リスト指示ボタン525、選択されたフォルダに文書情報を投稿することを指示するための投稿指示ボタン526、新規フォルダ作成を指示するためのフォルダ作成指示ボタン527などが設けられている。利用者は、ラジオボタン表示部524のいずれかをクリックすることで分類フォルダのいずれかを選択し、発言リスト指示ボタン525をクリックすることでフォルダ内の文書情報をリスト表示させることができる。また、利用者は投稿指示ボタン526をクリックすることで現在選択しているフォルダに文書情報を投稿することができる。
【0035】
図3ステップS14では、利用者からの閲覧要求があったか否かを判別し、閲覧要求があったと判断した場合にはステップS15に移行して、閲覧処理を実行する。
図7のように、掲示板521にフォルダリスト表示部523が表示されている状態で、発言リスト指示ボタン525がクリックされると、図8に示すように、掲示板521に発言リスト表示部531を表示する。発言リスト表示部531は、選択されたフォルダ内にある文書情報のタイトルをリスト表示するものであり、文書情報のタイトルを表示するためのタイトル表示部532、文書情報の属性情報を表示する属性情報表示部533、便乗希望要求を指示するための便乗ボタン534、文書情報を選択するためのラジオボタン表示部535などを備えている。なお、便乗ボタン534は、属性情報が「質問」である文書情報に対してのみ出現するように構成することができる。発言リスト表示部531の下方には、選択された文書情報の内容を表示するための詳細指示ボタン536、新たな文書情報の投稿を指示するための投稿指示ボタン537、フォルダリスト表示に戻ることを指示するためのフォルダリスト指示ボタン538などを備えている。
【0036】
利用者は、このような発言リスト表示部531において文書情報を選択し、詳細指示ボタン536をクリックすることにより、文書情報の閲覧要求を行うことができる。
ステップS15における閲覧処理は、このような操作メニュー中の操作を経て、図9の文書情報表示部541を表示することに実現される。図9の文書情報表示部541は、タイトル表示部542、投稿日付表示部543、属性情報表示部544、投稿者名表示部545、内容表示部546などを備えている。このような文書情報表示部541により、見たい文書情報の内容を確認することが可能となる。この文書情報表示部541の下方には、新たな文書情報の投稿を指示するための投稿指示ボタン537および発言リスト表示を指示するためのリスト表示指示ボタン539を備えている。
【0037】
ステップS16では、新たな文書情報の投稿指示があったか否かを判別する。図7における投稿指示ボタン526、図8および図9における投稿指示ボタン537がクリックされた場合には、利用者からの投稿指示があったと判断してステップS17に移行する。
ステップS17では、利用者からの文書情報の投稿を受け付ける投稿受付処理を実行する。この投稿受付処理では、図10に示す文書入力画面551を表示する。文書入力画面551は、タイトル入力部552、属性情報入力部553、投稿者名表示部554、内容入力部555などを備えている。タイトル入力部552および内容入力部555には、利用者による文字データおよび画像データの入力を受け付け、場合によっては画像データや音声データなどのデータ添付を受け付ける。属性情報入力部553は、ポップアップメニューやラジオボタンを備えるメニュー表示とすることが可能であり、選択されたものが属性情報としてこの文書情報に付されることとなる。投稿者名表示部554は利用者のログイン時におけるログイン名を自動的に表示するように構成することができ、また利用者により入力することが可能な入力ボックスとすることも可能である。文書入力画面551の下方には、文書入力画面551内で編集された内容を投稿することを承諾するための承諾ボタン556、投稿の取消を指示するためのボタン557、発言リスト表示に戻ることを指示するためのリスト表示指示ボタン539などを備えている。
【0038】
文書入力画面551で編集されて投稿された文書情報は文書保存手段102に格納される。文書保存手段102に格納される文書情報のレコード例を図11に示す。
各データレコード600は、利用者ID欄601、属性情報欄602、タイトル欄603、分類フォルダ欄604、内容欄605を備えており、図10の文書入力画面551で編集された内容に基づいて文書情報のレコードが形成される。
また、投稿された文書情報の属性、どの分類フォルダに属しているか、他の文書情報との関係情報などが判定され、関係保存手段103に格納される。関係保存手段103に格納される関係情報の一例を図12に示す。
【0039】
関係情報テーブル700は、第1ターゲット情報欄701、第2ターゲット情報欄702、関係情報欄703で構成されている。第1ターゲット情報欄701は、データタイプ欄704、ID情報欄705を備えており、同様にして第2ターゲット情報欄702は、データタイプ欄706、ID情報欄707を備えている。この関係情報テーブル700は、第1ターゲット情報欄701で特定されるデータと、第2ターゲット情報欄702で特定されるデータとが、関係情報欄703で示される関係にあることを示すものであり、図12の例では、フォルダID1002内に発言ID2025の文書情報が含まれることを表している。
【0040】
ステップS18では、文書情報の関連情報を希望する便乗希望要求があったか否かを判別する。図8に示すように、発言リスト表示部531を表示している間に、タイトル表示部532および属性情報表示部533の右側に設けられた便乗ボタン534がクリックされた場合には、該当する文書情報に対する便乗希望要求があったと判断してステップS19に移行する。
ステップS19では、便乗希望要求の受付処理を実行する。ここでは、選択された文書情報に対して便乗希望要求通知があった旨の関係情報を生成し、関係保存手段103内に格納する。
【0041】
ステップS20では、利用者がログオフしたか否かを判断する。利用者からのログオフ指示があった場合や利用者による入力が所定時間ないために強制的に切断するような場合には、ステップS21に移行する。
ステップS21では、各パラメータを所定領域に格納して終了処理を実行する。
〈投稿受付処理〉
図3ステップS17における投稿受付処理について図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0042】
ステップS31では、投稿された文書情報に付されている属性情報を判定する。投稿された文書情報の属性情報が「参考」または「ノウハウ」である場合にはステップS32に移行し、「質問」である場合にはステップS36に移行し、「回答」である場合にはステップS42に移行する。
▲1▼参考・ノウハウ
ステップS32では、投稿された文書情報を、たとえば、図11に示すようなデータレコードの形式にして、文書保存手段102に格納する。
【0043】
ステップS33では、投稿された文書情報の属性情報や含まれる分類フォルダ、他の文書情報との関係情報などを、たとえば図12に示すようなテーブルにより関係保存手段103に格納する。
ステップS34では、キーワード保存手段104に格納されているキーワードに基づいて、投稿された文書情報中に含まれるキーワード検索を行う。キーワード保存手段104に格納されているキーワードは、たとえば図13に示すようなテーブルで構成されている。
【0044】
キーワードテーブル710は、キーワードID欄711、キーワード文字列欄712で構成されている。キーワード文字列欄712に格納されているキーワードは、それぞれキーワードID欄711に格納されているキーワードIDと対応しており、いわゆるシソーラス辞書を用いて同義語群をひとまとめにして同一キーワードIDに割り当てるように構成している。図13の例では、「パソコン」および「パーソナルコンピュータ」が同義語群としてキーワードID101に割り当てられている。
【0045】
投稿された文書情報のデータレコード600をこのようなキーワードテーブル710を用いて検索する場合を図14に示す。
文書情報のデータレコード600のうち、タイトル欄603、内容欄605中に含まれるテキストデータを品詞毎の単語に切り出す形態素解析処理を行う。形態素解析処理により切り出された単語と、キーワードテーブル710中に含まれる各キーワードとを比較して、その出現頻度を判定する。この結果、データレコード600中に含まれるキーワードの出現頻度を示す出現回数テーブル720を生成することができる。
【0046】
ステップS35では、キーワード検索結果に基づいてプロファイル保存手段107に格納されているプロファイル情報の更新を行う。キーワード検索手段105は、前述したような形態素解析を利用したキーワード検索を行った結果、出現回数テーブル720を生成し、これに基づいて、図15に示すようなプロファイル更新テーブル730をプロファイル保存手段107に通知する。
プロファイル更新テーブル730は、発言ID欄731、利用者ID欄732、属性情報欄733、キーワードID欄734、出現回数欄735などを備えている。このプロファイル更新テーブル730は、文書情報に対して投稿順に付されるシリアル番号を発言IDとして発言ID欄731に格納し、投稿を行った利用者の利用者IDを利用者ID欄732に格納し、文書情報の属性情報を属性情報欄733に格納し、出現回数テーブル720の内容をキーワードID欄734および出現回数欄735に格納するようにする。
【0047】
プロファイル保存手段107では、キーワード検索手段105から通知されるプロファイル更新テーブル730に基づいて、利用者の個人情報に対応するキーワード出現回数情報を更新する。プロファイル保存手段107に格納されているキーワード出現回数情報の一例を図16に示す。
出現回数情報テーブル740は、利用者ID欄741、キーワードID欄742、総出現回数欄743、ランキング欄744などを備えている。これまで利用者が投稿した各文書情報中に含まれるキーワードの出現回数は、キーワードID毎に累計されて総出現回数欄743に格納されている。また、総出現回数欄743に格納されている各キーワードIDの累積出現回数の降順で各キーワードIDをソーティングし、その結果をランキング欄744に格納している。
【0048】
キーワード検索手段105からプロファイル更新テーブル730が通知されると、プロファイル保存手段107ではプロファイル更新テーブル730に格納されている出現回数情報を、キーワードID毎に総出現回数欄743の累積出現回数に加算するとともに、累積出現回数に基づいてソーティングを行い、出現回数情報テーブル740を更新する。
出現回数情報テーブル740は、文書情報の属性情報ごとにレコードを形成することも可能であり、「質問」の属性情報を除く他の属性情報の文書情報だけについて集計するように構成することも可能である。
【0049】
▲2▼質問
ステップS36では、ステップS32と同様にして、投稿された文書情報を文書保存手段102に格納する。
ステップS37では、ステップS33と同様にして、投稿された文書情報の属性情報や含まれる分類フォルダ、他の文書情報との関係情報などを関係保存手段103に格納する。
ステップS38では、ステップS34と同様にして、キーワード保存手段104に格納されているキーワードに基づいて、投稿された文書情報中に含まれるキーワード検索を行う。
【0050】
ステップS39では、ステップS35と同様にして、キーワード検索結果に基づいてプロファイル保存手段107に格納されているプロファイル情報の更新を行う。
ステップS40では、キーワード検索手段105によるキーワード検索結果と、プロファイル保存手段107に格納されているキーワード出現回数情報とに基づいて、この文書情報について関連情報を提供可能であると推測される情報提供者をプロファイル保存手段107から抽出する。
【0051】
たとえば、キーワード検索手段105によるキーワード検索を行った結果、
図14に示すような出現回数テーブル720を生成する。また、プロファイル保存手段107の出現回数情報テーブル740を参照し、ランキング欄744の上位に位置するキーワードIDを出現回数テーブル720中のキーワードIDと照合して一致するか類似するような利用者IDのデータを検索する。この結果、ランキング欄744中のキーワードIDが出現回数テーブル720中のキーワードIDと一致または類似するような利用者IDがあれば、関連情報を提供可能であると推測される情報提供者として抽出し、その個人情報を情報提供要求手段121に送出する。
【0052】
ステップS41では、抽出された情報提供者に対して情報提供要求通知を送信する。たとえば、図2に示すように、抽出された情報提供者が利用者Cであるような場合、個人情報板制御手段109を通じて個人情報板203に情報提供要求通知を送信する。
情報提供要求通知を受けた利用者Cの端末装置では、図17に示すように、個人情報板522のメッセージ表示部528に、文書情報の投稿があったフォルダ名を表示し、「あなたが回答可能と思われる質問があった」旨の表示を行う。この場合、文書情報の発言IDを表示するように構成することも可能であり、文書情報の投稿を行った利用者の利用者IDを表示するように構成することも可能である。
【0053】
メッセージ表示部528でメッセージを選択し、詳細ボタン529をクリックすると該当する文書情報を表示する画面となり、この文書情報の内容を閲覧することが可能となる。
▲3▼回答
ステップS42では、ステップS32と同様にして、投稿された文書情報を文書保存手段102に格納する。
ステップS43では、ステップS33と同様にして、投稿された文書情報の属性情報や含まれる分類フォルダ、他の文書情報との関係情報などを関係保存手段103に格納する。
【0054】
ステップS44では、元となった質問の属性情報を有する文書情報(第1の文書情報)を投稿した利用者(第1の利用者)に対して関連する文書情報(第2の文書情報)が投稿された旨の関連情報通知を送信する。ここでは、関係保存手段103に保存されている関係情報に基づいて、第1の文書情報の発言ID、第1の利用者の利用者ID、第2の文書情報の発言IDなどを関連情報通知手段122に通知する。関連情報通知手段122では、第1の文書情報に対する回答があった旨の関連情報通知を生成し、個人情報制御手段109を介して、第1の利用者である利用者Aの個人情報板201に関連情報通知を行う。
【0055】
関連情報通知を受けた利用者Aの端末装置では、図18に示すように、個人情報板522のメッセージ表示部528に、「あなたの質問への回答があった」旨の表示を行う。この場合、元の文書情報の発言ID、回答の文書情報の発言IDを表示するように構成することも可能であり、文書情報の投稿を行った利用者の利用者IDを表示するように構成することも可能である。
メッセージ表示部528でメッセージを選択し、詳細ボタン529をクリックすると該当する文書情報を表示する画面となり、この文書情報の内容を閲覧することが可能となる。
【0056】
ステップS45では、第1の文書情報に対して便乗希望要求通知があったか否かを判別する。便乗希望要求の通知があった場合にはステップS46に移行する。
ステップS46では、便乗希望要求の通知を行った利用者(第3の利用者)に対して、回答の文書情報が投稿された旨の便乗回答通知を行う。ここでは、関係保存手段103に保存されている関係情報に基づいて、第1の文書情報の発言ID、第2の文書情報の発言IDなどを便乗回答通知手段123に通知する。便乗回答通知手段123では、第1の文書情報に対する回答があった旨の便乗回答通知を生成し、個人情報制御手段109を介して、第3の利用者である利用者Bの個人情報板202に便乗回答通知を行う。この場合も、個人情報板522のメッセージ表示部528(図18参照)に、「利用者Aさんの質問への回答があった」旨の表示を行うように構成できる。
【0057】
ステップS47では、ステップS34と同様にして、キーワード保存手段104に格納されているキーワードに基づいて、投稿された文書情報中に含まれるキーワード検索を行う。
ステップS48では、ステップS35と同様にして、キーワード検索結果に基づいてプロファイル保存手段107に格納されているプロファイル情報の更新を行う。
このようにした第1実施形態では、質問の文書情報に対して回答可能な利用者を自動的に抽出して通知することが可能であり、関連情報の取得を迅速に行うことを可能とする。また、同様の疑問を持つ利用者にとっても同時に情報を共有することができ、回答を行う利用者の煩わしさも減少させることができる。
【0058】
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態に係る情報共有システムの概略構成を図19に示す。
この第2実施形態で用いられるサーバ装置100は、第1実施形態とほぼ同様に構成されており、利用者から投稿される文書情報の掲示板として機能する情報掲示手段101、文書保存手段102、関係保存手段103、キーワード保存手段104、キーワード検索手段105、プロファイル保存手段107、情報提供者判別手段108、個人情報板制御手段109などの各機能部を備えている。
【0059】
また、情報掲示手段101は、利用者からの投稿を受け付けるための投稿受付部111、利用者からの閲覧要求を受け付けて各文書情報を閲覧させるための閲覧受付部112、各文書情報に対する便乗希望要求を受け付けるための便乗希望受付手段113などを備えている。
さらにサーバ装置100は、その他の機能部として、情報提供者判別手段108によって抽出した情報提供者となる利用者の個人情報を受信して、該当する利用者に対して情報提供を促すための通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して情報提供要求通知を送信させる情報提供要求手段121、第1の文書情報に関連する第2文書情報の投稿があった旨の通知を関係保存手段103から受信して、第1文書情報を投稿した利用者に対する通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して関連情報通知を送信させる関連情報通知手段122、第1の文書情報に関連する第2文書情報の投稿があった旨の通知を関係保存手段103から受信して、便乗希望要求を通知した利用者に対する通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して便乗回答通知を送信させる便乗回答通知手段123などを備えている。
【0060】
また、サーバ装置100は、キーワード保存手段104に保存されるキーワードを追加・削除するためのキーワード編集手段131を備えている。キーワード編集手段131は、システム管理者からのマニュアルでのキーワードの追加・削除を受け付けるように構成できる。また、投稿された文書情報に対して形態素解析処理を実行し、切り出された単語のうち出現回数の多いものについてシソーラス辞書による同義語群を形成して、キーワード保存手段103に追加していくように構成することも可能である。
【0061】
さらに、各キーワードに対して重み情報を設定しキーワード保存手段104に格納するように構成できる。この場合、キーワード編集手段131により各キーワードに設定された重み情報を編集するように構成でき、各キーワードの重要度をフォルダ毎に設定したり、トレンドに沿って変更することが可能となる。
〔第3実施形態〕
情報掲示手段101の投稿受付部111では、利用者に対するアンケート調査を行って利用者からの意見情報の投稿を受け付けるアンケート調査手段を備える構成とすることができる。
【0062】
この場合、アンケート調査手段から意見情報を抽出して文書保存手段102またはプロファイル保存手段107に格納するように構成することができる。
蓄積された利用者の意見情報を用いて、利用者の意見を分析し、これを各サービスに反映させることが可能となる。
〔第4実施形態〕
本発明の第4実施形態に係る情報共有システムの概略構成を図20に示す。
この第3実施形態で用いられるサーバ装置100は、第1実施形態とほぼ同様に構成されており、利用者から投稿される文書情報の掲示板として機能する情報掲示手段101、文書保存手段102、関係保存手段103、キーワード保存手段104、キーワード検索手段105、プロファイル保存手段107、情報提供者判別手段108、個人情報板制御手段109などの各機能部を備えている。
【0063】
また、情報掲示手段101は、利用者からの投稿を受け付けるための投稿受付部111、利用者からの閲覧要求を受け付けて各文書情報を閲覧させるための閲覧受付部112、各文書情報に対する便乗希望要求を受け付けるための便乗希望受付手段113などを備えている。
さらにサーバ装置100は、その他の機能部として、情報提供者判別手段108によって抽出した情報提供者となる利用者の個人情報を受信して、該当する利用者に対して情報提供を促すための通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して情報提供要求通知を送信させる情報提供要求手段121、第1の文書情報に関連する第2文書情報の投稿があった旨の通知を関係保存手段103から受信して、第1文書情報を投稿した利用者に対する通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して関連情報通知を送信させる関連情報通知手段122、第1の文書情報に関連する第2文書情報の投稿があった旨の通知を関係保存手段103から受信して、便乗希望要求を通知した利用者に対する通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して便乗回答通知を送信させる便乗回答通知手段123などを備えている。
【0064】
また、サーバ装置100は、各利用者に対して個人情報板以外の方法で通知を行うための外部通知手段132を備えている。外部通知手段132は、E−mailを送信するためのメール送信アプリケーションやメッセージの通知が可能なインスタントメッセージなどであり、利用者の端末装置200上で常時起動しているようなものが好ましい。
情報提供要求通知、関連情報通知、便乗回答通知などの利用者への通知が発生した場合、情報提供要求手段121、関連情報通知手段122、便乗回答通知手段123は個人情報板制御手段109を介して通知を行うとともに、該当する利用者に対して外部通知手段132を介して通知を行う。
【0065】
このことにより、この情報共有システムにアクセスを行っていない利用者に対してもリアルタイムで通知を行うことが可能となり、効率の良い情報共有を行うことが可能となる。
また、ゲストIDでログインした仮利用者に対してもメールアドレスやインスタントメッセージ上のニックネームなどをプロファイル保存手段107で管理することで、これらの通知を発信することが可能となり、質問に対する回答者の幅が大きく広がることとなる。
【0066】
<付記>
(付記1)
利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して前記文書情報の閲覧を行わせる情報共有システムであって、
利用者から投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて前記文書情報の閲覧を行わせる情報掲示手段と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報を格納する文書保存手段と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し前記属性情報および関係情報とを格納する関係保存手段と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報の解析に用いるためのキーワードを格納するキーワード保存手段と、
前記キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて前記情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索するキーワード検索手段と、前記情報掲示手段に投稿された文書情報について前記キーワード検索手段により検索されたキーワード出現回数情報を計数し、前記文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けて前記キーワード出現回数情報を格納するプロファイル保存手段と、
第1の利用者により前記情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードと、前記プロファイル保存手段に格納されているキーワード出現回数情報とに基づいて、前記第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報を前記プロファイル保存手段から抽出する情報提供者判別手段と、
前記第2の利用者に対して前記情報掲示手段に前記第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う情報提供要求手段と、
を備える情報共有システム。
【0067】
(付記2)
前記情報掲示手段に対して前記第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合、前記第1の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う関連情報通知手段をさらに備える付記1に記載の情報共有システム。
(付記3)
前記キーワード保存手段に格納されているキーワードの追加、削除などの編集を行うキーワード編集手段をさらに備える、付記1または2に記載の情報共有システム。
【0068】
(付記4)
前記キーワード保存手段は、前記情報掲示手段に投稿された文書情報に対して形態素解析を行って得られた語彙をその出現回数に基づいてランキングされたキーワードとして格納する、付記1〜3のいずれかに記載の情報共有システム。
(付記5)
前記キーワード保存手段は、各キーワードに設定される重み情報を格納する、付記1〜4のいずれかに記載の情報共有システム。
【0069】
(付記6)
前記キーワード編集手段は各キーワードに設定される重み情報の更新が可能である、付記5に記載の情報共有システム。
(付記7)
前記情報掲示手段はアンケート調査に対する利用者の意見投稿を受け付けるアンケート調査手段を含み、前記アンケート調査手段から得られる利用者の意見を蓄積するアンケート結果保存手段をさらに備える、付記1〜6のいずれかに記載の情報共有システム。
【0070】
(付記8)
前記第1の文書情報の関連情報を希望する旨の便乗希望要求を第3の利用者から受け付ける便乗希望受付手段と、
前記情報掲示手段に対して前記第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合に、前記第3の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う便乗回答通知手段と、
をさらに備える付記2に記載の情報共有システム。
【0071】
(付記9)
システム側から各利用者に対して個別の通知情報を送信するための個人情報板制御手段をさらに備え、前記情報提供要求手段、関連情報通知手段および便乗回答通知手段は前記個人情報板制御手段を介して通知を行う、付記8に記載の情報共有システム。
(付記10)
前記情報提供要求手段、関連情報通知手段および便乗回答通知手段は前記個人情報板制御手段を介して通知を行うとともに、該当する利用者に対してE−mailまたはインスタントメッセージなどの外部通知手段を用いて通知を行う、付記9に記載の情報共有システム。
【0072】
(付記11)
前記プロファイル保存手段に格納される個人情報が仮の利用者である旨の情報を含む、付記1〜10のいずれかに記載の情報共有システム。
(付記12)
利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して前記文書情報の閲覧を行わせる情報共有方法であって、
利用者から情報掲示手段に対して投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて前記情報掲示手段上にある文書情報の閲覧を行わせる段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報を蓄積する段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し前記属性情報および関係情報を格納する段階と、
キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて前記情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索する段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報についてキーワード検索結果に基づいてキーワード出現回数情報を計数し、前記文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けてプロファイル保存手段に保存する段階と、
第1の利用者により前記情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードと、前記プロファイル保存手段に保存されているキーワード出現回数情報とに基づいて、前記第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報を前記プロファイル保存手段から抽出する段階と、
前記第2の利用者に対して前記情報掲示手段に前記第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階と、
を備える情報共有方法。
【0073】
(付記13)
前記情報掲示手段に対して前記第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合、前記第1の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階をさらに備える付記12に記載の情報共有方法。
(付記14)
前記第1の文書情報の関連情報を希望する旨の便乗希望要求を第3の利用者から受け付ける段階と、
前記情報掲示手段に対して前記第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合に、前記第3の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階と、
をさらに含む付記13に記載の情報共有方法。
【0074】
(付記15)
利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して前記文書情報の閲覧を行わせる情報共有方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
利用者から情報掲示手段に対して投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて前記情報掲示手段上にある文書情報の閲覧を行わせる段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報を蓄積する段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し前記属性情報および関係情報を格納する段階と、
キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて前記情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索する段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報についてキーワード検索結果に基づいてキーワード出現回数情報を計数し、前記文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けてプロファイル保存手段に保存する段階と、
第1の利用者により前記情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードと、前記プロファイル保存手段に保存されているキーワード出現回数情報とに基づいて、前記第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報を前記プロファイル保存手段から抽出する段階と、
前記第2の利用者に対して前記情報掲示手段に前記第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階と、
を含む情報共有方法のプログラム。
【0075】
【発明の効果】
本発明では、知りたい情報に対して豊富な知識を備える人物を自動的に選別し、情報を知りたい人に紹介することで、情報共有を効率よく行うことができ、文書化されていない情報や検索が困難な情報についても容易にたどり着くことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本構成を示すブロック図。
【図2】第1実施形態の概略構成図。
【図3】その制御フローチャート。
【図4】その制御フローチャート。
【図5】ログイン画面の説明図。
【図6】ログイン画面の説明図。
【図7】画面構成例の説明図。
【図8】画面構成例の説明図。
【図9】画面構成例の説明図。
【図10】画面構成例の説明図。
【図11】データレコードの説明図。
【図12】関係情報テーブルの説明図。
【図13】キーワードテーブルの説明図。
【図14】キーワード検索の説明図。
【図15】キーワード回数テーブルの説明図。
【図16】キーワード回数情報テーブルの説明図。
【図17】画面構成例の説明図。
【図18】画面構成例の説明図。
【図19】第2実施形態の概略構成図。
【図20】第4実施形態の概略構成図。
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータネットワークシステムを用いて情報を共有するとともに利用者間のコミュニケーションに関する
【0002】
【従来の技術】
コンピュータの発達に伴ってコンピュータネットワークを活用した複数の利用者による情報の共有の方法が種々の形式で行われている。このような情報の共有を行うシステムでは、一般的に、蓄積された文書情報をいかに整理し、検索効率を向上させるかという問題に着目したものであって、取り扱う情報は文書化され、規格化された情報に限られている。
文書化され、規格化された情報のみを扱う情報共有システムでは、情報の範囲に限界があるため、利用者のニーズに対する柔軟性に欠けるという欠点があり、本当に必要な情報にたどり着くことができるかどうかの確証がなく、欲しい情報にたどり着けたとしても非常な時間を要するおそれがある。
【0003】
このため、いわゆる掲示板と呼ばれるシステムを利用して、各分野の情報に精通した回答者を質問者に紹介するようにしたシステムが提案されている(たとえば、特許文献1、特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−230344号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2001−273432号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1や特許文献2において提案されているシステムでは、予め特定分野の知識を有する人がその分野における回答者として登録をしておき、該当する質問があった場合に回答者を紹介するように構成されている。
この場合、回答者が予め自分の専門分野の登録情報を入力する必要があり、煩わしい作業が必要であるという問題点を有する。したがって、ある分野の知識を豊富に備えている利用者があったとしても、回答者としての登録をしていなければ、その人からの回答が得ることができず、回答にたどり着くまでに時間を要するおそれがある。
【0007】
本発明では、知りたい情報に対して豊富な知識を備える人物を自動的に選別し、情報を知りたい人に紹介することで、情報共有を効率よく行うことができ、文書化されていない情報や検索が困難な情報についても容易にたどり着くことを可能とする情報共有システムを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報共有システムは、利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して文書情報の閲覧を行わせる情報共有システムであって、利用者から投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて文書情報の閲覧を行わせる情報掲示手段と、情報掲示手段に投稿された文書情報を格納する文書保存手段と、情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し属性情報および関係情報とを格納する関係保存手段と、情報掲示手段に投稿された文書情報の解析に用いるためのキーワードを格納するキーワード保存手段と、キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索するキーワード検索手段と、情報掲示手段に投稿された文書情報についてキーワード検索手段により検索されたキーワード出現回数情報を計数し、文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けてキーワード出現回数情報を格納するプロファイル保存手段と、第1の利用者により情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードとプロファイル保存手段に格納されているキーワード出現回数情報とに基づいて、第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報をプロファイル保存手段から抽出する情報提供者判別手段と、第2の利用者に対して情報掲示手段に第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う情報提供要求手段とを備える。
【0009】
ここで、情報掲示手段に対して第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合、第1の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う関連情報通知手段をさらに備える構成とすることができる。
また、キーワード保存手段に格納されているキーワードの追加、削除などの編集を行うキーワード編集手段をさらに備える構成とすることができる。
さらに、キーワード保存手段を、情報掲示手段に投稿された文書情報に対して形態素解析を行って得られた語彙をその出現回数に基づいてランキングされたキーワードとして格納するように構成できる。
【0010】
また、キーワード保存手段は各キーワードに設定される重み情報を格納するように構成できる。この場合、キーワード編集手段により各キーワードに設定される重み情報の更新が可能な構成とすることができる。
さらに、情報掲示手段はアンケート調査に対する利用者の意見投稿を受け付けるアンケート調査手段を含み、アンケート調査手段から得られる利用者の意見を蓄積するアンケート結果保存手段をさらに備える構成とすることができる。
また、第1の文書情報の関連情報を希望する旨の便乗希望要求を第3の利用者から受け付ける便乗希望受付手段と、情報掲示手段に対して第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合に、第3の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う便乗回答通知手段とをさらに備える構成とすることが可能である。
【0011】
さらに、システム側から各利用者に対して個別の通知情報を送信するための個人情報板制御手段をさらに備え、情報提供要求手段、関連情報通知手段および便乗回答通知手段が個人情報板制御手段を介して通知を行うように構成できる。
情報提供要求手段、関連情報通知手段および便乗回答通知手段は個人情報板制御手段を介して通知を行うとともに、該当する利用者に対してE−mailまたはインスタントメッセージなどの外部通知手段を用いて通知を行うように構成できる。また、プロファイル保存手段に格納される個人情報が仮の利用者である旨の情報を含むように構成できる。
【0012】
本発明に係る情報共有方法は、利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して文書情報の閲覧を行わせる情報共有方法であって、利用者から情報掲示手段に対して投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて情報掲示手段上にある文書情報の閲覧を行わせる段階と、情報掲示手段に投稿された文書情報を蓄積する段階と、情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し前記属性情報および関係情報を格納する段階と、キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索する段階と、情報掲示手段に投稿された文書情報についてキーワード検索結果に基づいてキーワード出現回数情報を計数し、文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けてプロファイル保存手段に保存する段階と、第1の利用者により情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードとプロファイル保存手段に保存されているキーワード出現回数情報とに基づいて、第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報をプロファイル保存手段から抽出する段階と、第2の利用者に対して情報掲示手段に前記第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階とを備える。
【0013】
ここで、情報掲示手段に対して第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合、第1の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階をさらに備える構成とすることができる。
また、第1の文書情報の関連情報を希望する旨の便乗希望要求を第3の利用者から受け付ける段階と、情報掲示手段に対して前記第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合に、第3の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階とをさらに含む構成とすることも可能である。
【0014】
本発明に係るプログラムは、利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して文書情報の閲覧を行わせる情報共有方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、利用者から情報掲示手段に対して投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて情報掲示手段上にある文書情報の閲覧を行わせる段階と、情報掲示手段に投稿された文書情報を蓄積する段階と、情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し属性情報および関係情報を格納する段階と、キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索する段階と、情報掲示手段に投稿された文書情報についてキーワード検索結果に基づいてキーワード出現回数情報を計数し、文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けてプロファイル保存手段に保存する段階と、第1の利用者により情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードと、プロファイル保存手段に保存されているキーワード出現回数情報とに基づいて、第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報をプロファイル保存手段から抽出する段階と、第2の利用者に対して情報掲示手段に第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階とを含む情報共有方法のプログラムである。
【0015】
【発明の実施の形態】
〔基本構成〕
本発明の概念を示す概略構成を図1に示す。
情報共有システムのサーバ装置100は、インターネットなどのネットワーク300を介して、複数の端末装置200からのアクセスを受け付けることが可能となっている。端末装置200は、利用者が所有するパーソナルコンピュータで構成され、それぞれインターネットなどのネットワークを介してデータの送受信が可能な通信機能部を有している。
【0016】
サーバ装置100は、CPU、ROM、RAM、外部記憶手段、各種インターフェイスなどを備えたコンピュータシステムで構成されており、ネットワーク300を介して端末装置200とのデータ送受信が可能な通信機能部(図示せず)を備えている。
サーバ装置100は、利用者から投稿される文書情報の掲示板として機能するためのアプリケーションを搭載しており、このアプリケーションにより情報掲示手段101、文書保存手段102、関係保存手段103、キーワード保存手段104、キーワード検索手段105、プロファイル保存手段107、情報提供者判別手段108、個人情報板制御手段109などの各機能部を構成する。
【0017】
情報掲示手段101は、ネットワーク300を介して端末装置200から送信されてくる文書情報を受け付けて、この文書情報を端末装置200からの要求に応じて閲覧させる情報掲示板の機能を備えている。各文書情報には、投稿を行った利用者が自ら設定するか、あるいは内容を判断した管理者が設定した属性情報が添付される。この属性情報は、たとえば、「質問」、「回答」、「参考」、「ノウハウ」などに分類され、通常は利用者が投稿を行う際にこの属性情報中のいずれかを選択するように構成される。なお、文書情報とは、テキストデータ、画像データ、音声データなどの各種データ形式に対応する情報を包括的に指すものとする。
【0018】
文書保存手段102は、情報掲示手段101で受け付けた文書情報を格納するものであり、たとえば、複数の会議室または掲示板で構成されるような場合には、各会議室または掲示板毎に投稿順にシリアル番号を付してこれを発言IDとし、この発言ID、投稿のあった日付および投稿を行った利用者の利用者IDなどとともにデータベース化して蓄積する。
関係保存手段103は、情報掲示手段101で受け付けて文書保存手段102に格納された文書情報に付属する属性情報と、他の文書情報との関係を示す関係情報とを格納するものである。情報掲示手段101に投稿される文書情報は、たとえば前述したように、その内容に応じて、「質問」、「回答」、「参考」、「ノウハウ」などの属性情報が付されている。また、その文書情報が投稿された会議室または掲示板、その他の投稿グループに属している場合や、質問の投稿に対する回答であるような場合には、他の文書情報との関連性を示す関係情報が付される。したがって、関係保存手段103にはこの文書情報の発言IDと、対応する属性情報および関連情報がデータベース化して蓄積される。
【0019】
キーワード検索手段105は、キーワード保存部104に予め格納されているキーワードを用いて、情報掲示手段101に投稿された文書情報に含まれているキーワードを検索するものである。
キーワード保存手段104は、管理者などにより予め設定されたキーワードを保存するものであり、編集手段によりキーワードの追加・削除の機能を備える構成とすることが可能である。また、文書情報を形態素解析して得られた語彙の出現回数に基づいてランキング情報を付加してキーワード保存部105に格納するように構成することも可能である。キーワード保存手段104に格納されるキーワードは、相対的な重み付けを行うための重み情報を設定することも可能であり、たとえば、管理者が編集手段を用いて重み情報を更新するように構成することが可能であり、また、キーワード検索手段105で文書情報の形態素解析を行った結果に基づいて、キーワード保存手段104内に格納されているキーワードの重み情報を更新するように構成することも可能である。
【0020】
プロファイル保存手段107は、利用者のユーザID、氏名、メールアドレス、その他の個人情報を格納するものである。このシステムが会員制であるような場合には、会員登録時に利用者の個人情報を入力させ、このときにユーザIDを発行するとともに、各個人情報をユーザIDと関連付けてデータベース化することが可能である。また、利用者が情報掲示手段101に投稿を行う際に、利用者の個人情報を入力させ、投稿を行った利用者の個人情報をプロファイル保存手段107に格納するように構成することも可能である。さらに、利用者がユーザIDを持っておらず一時的な利用を行う場合にはゲストIDを発行し、情報掲示手段101に対する文書情報の投稿を行った場合に、このゲストIDをプロファイル保存手段107に蓄積するように構成できる。
【0021】
プロファイル保存手段107には、個人情報と関連付けられるキーワード出現回数情報が格納される。各利用者が情報掲示手段101に投稿を行った場合に、キーワード検索手段105での検索結果に基づいて、各キーワードの出現回数をカウントし、ユーザIDなどの個人情報と関連付けて格納されているキーワード出現回数情報を更新する。プロファイル保存手段107に格納されるキーワード出現回数情報は、投稿された文書情報の属性情報毎に分類することで、利用者の投稿傾向を容易に認識することが可能となる。
【0022】
情報提供者判別手段108は、情報掲示手段101に投稿された文書情報中に含まれるキーワードと、プロファイル保存手段107内に保存されているキーワード出現回数情報とに基づいて、投稿された文書情報に関連する情報の提供者となるべき利用者の個人情報を特定する。プロファイル保存手段107内に保存されているキーワード出現回数情報は、前述したように各利用者の投稿傾向を表すものであり、特に、「質問」の属性情報を除く他の属性情報を備える文書情報中に多く含まれるキーワードについては、その利用者がその分野の情報に精通しているものと推測できる。したがって、情報提供者判別手段108は、投稿された文書情報に含まれるキーワードについて、出現回数情報が多い利用者をプロファイル保存手段107中から選別し、これを情報提供者に設定する。
【0023】
個人情報制御手段109は、各利用者にそれぞれ設定される個人情報板に対し個別のメッセージを通知するためのものであり、システムが利用者個人宛に生成したメッセージや他の利用者からの連絡事項などの通知をシステムから送信するように構成できる。ここでは、情報提供者判別手段108で特定された利用者に対して、投稿された文書情報に含まれるキーワードを示し、このキーワードに関する文書情報の投稿があった旨の通知を行って情報提供を促す。
情報掲示手段101では、利用者から投稿される文書情報として、「質問」の属性情報を備える文書情報に対する「回答」の属性情報を備える文書情報の投稿も受け付ける。この場合、情報掲示手段101で受け付けられた文書情報は、その文書情報に付された発言ID、投稿のあった日付および投稿を行った利用者の利用者IDなどとともに文書保存手段102に格納される。また、その文書情報の「質問」元となった文書情報の発言IDと、その「回答」である旨の情報などが、その文書情報に付された発言IDとともに関係保存手段103に格納される。
【0024】
関係保存手段103では、個人情報板制御手段109に「質問」元となった第1の文書情報に対して「回答」である第2の文書情報が投稿された旨の通知を行う。この場合、関係保存手段103からは、第1の文書情報の発言ID、その文書情報を投稿した利用者ID、第2の文書情報の発言ID、その文書情報を投稿した利用者IDなどが送信される。
個人情報板制御手段109では、関係保存手段103からの通知に基づいて、第1の文書情報を投稿した利用者の個人情報板に対して、「回答」があった旨の通知を送信する。この場合、第1の文書情報の発言IDとそれに対する回答があったことだけを通知するように構成することが可能であり、また、第2の文書情報の発言IDおよびその文書情報を投稿した利用者IDなどを添付して送信閲覧することも可能である。
【0025】
情報掲示手段101に投稿される文書情報が他の文書情報に対する回答であるような場合にも、キーワード検索手段105によるキーワード検索を実行し、プロファイル保存手段107に格納されているその文書情報を投稿した利用者のキーワード出現回数情報を更新する。
情報掲示手段101で「質問」の属性情報を有する第1の文書情報を閲覧した利用者が、その第1の文書情報に関連する情報の提供を希望するような場合には、情報掲示手段101により便乗希望要求を受け付けることが可能となっている。このような便乗希望要求があった場合には、第1の文書情報の発言IDと、便乗希望要求を行った利用者の利用者IDなどを関係保存手段103に格納する。
【0026】
第1の文書情報に対する回答として第2の文書情報が情報掲示手段101に投稿された場合には、関係保存手段103から個人情報板制御手段109に「質問」元となった第1の文書情報に対して「回答」である第2の文書情報が投稿された旨の通知を行い、第1の文書情報の発言ID、その文書情報を投稿した利用者ID、第2の文書情報の発言ID、その文書情報を投稿した利用者ID、便乗希望要求を行った利用者の利用者IDなどを送信する。
個人情報板制御手段109では、関係保存手段103からの通知に基づいて、第1の文書情報を投稿した利用者の個人情報板に対して、「回答」があった旨の通知を送信するとともに、便乗希望要求を行った利用者の個人情報板に対しても同様にして「回答」があった旨の通知を行う。
【0027】
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係る情報共有システムの概略構成を図2に示す。
サーバ装置100は、前述した基本構成と同様の構成であり、利用者から投稿される文書情報の掲示板として機能する情報掲示手段101、文書保存手段102、関係保存手段103、キーワード保存手段104、キーワード検索手段105、プロファイル保存手段107、情報提供者判別手段108、個人情報板制御手段109などの各機能部を備えている。
【0028】
また、情報掲示手段101は、利用者からの投稿を受け付けるための投稿受付部111、利用者からの閲覧要求を受け付けて各文書情報を閲覧させるための閲覧受付部112、各文書情報に対する便乗希望要求を受け付けるための便乗希望受付手段113などを備えている。
さらにサーバ装置100は、その他の機能部として、情報提供者判別手段108によって抽出した情報提供者となる利用者の個人情報を受信して、該当する利用者に対して情報提供を促すための通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して情報提供要求通知を送信させる情報提供要求手段121、第1の文書情報に関連する第2文書情報の投稿があった旨の通知を関係保存手段103から受信して、第1文書情報を投稿した利用者に対する通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して関連情報通知を送信させる関連情報通知手段122、第1の文書情報に関連する第2文書情報の投稿があった旨の通知を関係保存手段103から受信して、便乗希望要求を通知した利用者に対する通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して便乗回答通知を送信させる便乗回答通知手段123などを備えている。
【0029】
各利用者(利用者A〜C)が使用している端末装置(200)では、サーバ装置100から送出されるWebページを一般的なブラウザ上で展開することにより、情報掲示手段101の投稿受付部111に対し文書情報を投稿するための文書作成機能部、サーバ装置100内に蓄積されている文書情報を閲覧受付部112を介して閲覧するための文書閲覧機能部、便乗希望要求を通知するための便乗要求送出機能部などを構成することができる。
また、サーバ装置100から各利用者に対して個別のメッセージを送信できるように個人情報板が設定されており、文書作成機能部、文書閲覧機能部、便乗要求送出機能部などと同様にして、ブラウザ上で閲覧可能な個人情報板表示機能部が構成される。
【0030】
図2において、属性情報が「質問」であるような第1の文書情報を投稿する第1の利用者を利用者Aとし、第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者を利用者Cとし、第1の利用者が投稿した文書情報に便乗希望要求を通知した第3の利用者を利用者Bとし、各利用者A〜Cに対してそれぞれ個人情報板201〜203が設定されるものとしている。
この実施形態における動作を図3以下のフローチャートに基づいて説明する。
ステップS11では、利用者からこの情報共有システムへのアクセスがあった場合に、図5に示すようなログイン画面500を表示してログインの受付処理を実行する。
【0031】
ログイン画面500は、図5に示すように、ニックネームや利用者IDなどのログイン名を入力するためのログイン名入力ボックス501、パスワード入力ボックス502、ログインボタン503、リセットボタン504などを備えている。利用者は、ログイン名入力ボックス501およびパスワード入力ボックス502に、ニックネームまたは利用者IDおよびパスワードを入力し、ログインボタン503をクリックすることでログインを行うことができる。
また、仮の利用者としてログインを認めているような場合には、図6に示すようなログイン画面510を用意することが考えられる。図5の場合と同様に、ログイン名入力ボックス511、パスワード入力ボックス512、ログインボタン513、リセットボタン514などを備えている。また、未登録で仮の利用者としてログインを行う場合にはゲストIDを用いることを指示する指示表示部515を備えている。ここでは、仮利用者は、ログイン名:guest;パスワード:guestでログインすることが可能である。
【0032】
ステップS12では、利用者がこの情報共有システムにアクセスするのが初めてであり登録を希望しているか否かを判別する。利用者がこの情報共有システムにアクセスするのが初めてであり登録を希望している場合にはステップS13に移行する。
ステップS13では、利用者に対して、利用者氏名、連絡先(メールアドレス、電話番号、住所、その他)、年齢、性別などの個人情報を入力させ、これに基づいて利用者IDを発行し、入力された個人情報と発行した利用者IDをプロファイル保存手段107に格納する。
【0033】
利用者がログインすると、図7に示すようなメインスクリーン520を表示する。メインスクリーン520は、掲示板521と個人情報板522、およびログアウトを指示するためのログアウトボタン530を備えている。個人情報板522は、システムからの個別の通知または他の利用者からの連絡事項などを表示するものであり、通知のあったメッセージをリスト表示するメッセージ表示部528、メッセージ表示部528で選択したメッセージの詳細表示を指示するための詳細ボタン529などを備えている。
【0034】
掲示板521は、情報掲示手段101の投稿受付部111、閲覧受付部112、便乗希望受付部113を利用者に利用させるためのインターフェイスとして機能する部分であり、利用者の操作に応じて操作メニューや文書情報の内容などを表示するものである。図7では、分類フォルダを表示するためのフォルダリスト表示部523、分類フォルダを選択するためのラジオボタン表示部524などを備えている。フォルダリスト表示部523の下方には、選択されたフォルダ内の発言リストを表示させるための発言リスト指示ボタン525、選択されたフォルダに文書情報を投稿することを指示するための投稿指示ボタン526、新規フォルダ作成を指示するためのフォルダ作成指示ボタン527などが設けられている。利用者は、ラジオボタン表示部524のいずれかをクリックすることで分類フォルダのいずれかを選択し、発言リスト指示ボタン525をクリックすることでフォルダ内の文書情報をリスト表示させることができる。また、利用者は投稿指示ボタン526をクリックすることで現在選択しているフォルダに文書情報を投稿することができる。
【0035】
図3ステップS14では、利用者からの閲覧要求があったか否かを判別し、閲覧要求があったと判断した場合にはステップS15に移行して、閲覧処理を実行する。
図7のように、掲示板521にフォルダリスト表示部523が表示されている状態で、発言リスト指示ボタン525がクリックされると、図8に示すように、掲示板521に発言リスト表示部531を表示する。発言リスト表示部531は、選択されたフォルダ内にある文書情報のタイトルをリスト表示するものであり、文書情報のタイトルを表示するためのタイトル表示部532、文書情報の属性情報を表示する属性情報表示部533、便乗希望要求を指示するための便乗ボタン534、文書情報を選択するためのラジオボタン表示部535などを備えている。なお、便乗ボタン534は、属性情報が「質問」である文書情報に対してのみ出現するように構成することができる。発言リスト表示部531の下方には、選択された文書情報の内容を表示するための詳細指示ボタン536、新たな文書情報の投稿を指示するための投稿指示ボタン537、フォルダリスト表示に戻ることを指示するためのフォルダリスト指示ボタン538などを備えている。
【0036】
利用者は、このような発言リスト表示部531において文書情報を選択し、詳細指示ボタン536をクリックすることにより、文書情報の閲覧要求を行うことができる。
ステップS15における閲覧処理は、このような操作メニュー中の操作を経て、図9の文書情報表示部541を表示することに実現される。図9の文書情報表示部541は、タイトル表示部542、投稿日付表示部543、属性情報表示部544、投稿者名表示部545、内容表示部546などを備えている。このような文書情報表示部541により、見たい文書情報の内容を確認することが可能となる。この文書情報表示部541の下方には、新たな文書情報の投稿を指示するための投稿指示ボタン537および発言リスト表示を指示するためのリスト表示指示ボタン539を備えている。
【0037】
ステップS16では、新たな文書情報の投稿指示があったか否かを判別する。図7における投稿指示ボタン526、図8および図9における投稿指示ボタン537がクリックされた場合には、利用者からの投稿指示があったと判断してステップS17に移行する。
ステップS17では、利用者からの文書情報の投稿を受け付ける投稿受付処理を実行する。この投稿受付処理では、図10に示す文書入力画面551を表示する。文書入力画面551は、タイトル入力部552、属性情報入力部553、投稿者名表示部554、内容入力部555などを備えている。タイトル入力部552および内容入力部555には、利用者による文字データおよび画像データの入力を受け付け、場合によっては画像データや音声データなどのデータ添付を受け付ける。属性情報入力部553は、ポップアップメニューやラジオボタンを備えるメニュー表示とすることが可能であり、選択されたものが属性情報としてこの文書情報に付されることとなる。投稿者名表示部554は利用者のログイン時におけるログイン名を自動的に表示するように構成することができ、また利用者により入力することが可能な入力ボックスとすることも可能である。文書入力画面551の下方には、文書入力画面551内で編集された内容を投稿することを承諾するための承諾ボタン556、投稿の取消を指示するためのボタン557、発言リスト表示に戻ることを指示するためのリスト表示指示ボタン539などを備えている。
【0038】
文書入力画面551で編集されて投稿された文書情報は文書保存手段102に格納される。文書保存手段102に格納される文書情報のレコード例を図11に示す。
各データレコード600は、利用者ID欄601、属性情報欄602、タイトル欄603、分類フォルダ欄604、内容欄605を備えており、図10の文書入力画面551で編集された内容に基づいて文書情報のレコードが形成される。
また、投稿された文書情報の属性、どの分類フォルダに属しているか、他の文書情報との関係情報などが判定され、関係保存手段103に格納される。関係保存手段103に格納される関係情報の一例を図12に示す。
【0039】
関係情報テーブル700は、第1ターゲット情報欄701、第2ターゲット情報欄702、関係情報欄703で構成されている。第1ターゲット情報欄701は、データタイプ欄704、ID情報欄705を備えており、同様にして第2ターゲット情報欄702は、データタイプ欄706、ID情報欄707を備えている。この関係情報テーブル700は、第1ターゲット情報欄701で特定されるデータと、第2ターゲット情報欄702で特定されるデータとが、関係情報欄703で示される関係にあることを示すものであり、図12の例では、フォルダID1002内に発言ID2025の文書情報が含まれることを表している。
【0040】
ステップS18では、文書情報の関連情報を希望する便乗希望要求があったか否かを判別する。図8に示すように、発言リスト表示部531を表示している間に、タイトル表示部532および属性情報表示部533の右側に設けられた便乗ボタン534がクリックされた場合には、該当する文書情報に対する便乗希望要求があったと判断してステップS19に移行する。
ステップS19では、便乗希望要求の受付処理を実行する。ここでは、選択された文書情報に対して便乗希望要求通知があった旨の関係情報を生成し、関係保存手段103内に格納する。
【0041】
ステップS20では、利用者がログオフしたか否かを判断する。利用者からのログオフ指示があった場合や利用者による入力が所定時間ないために強制的に切断するような場合には、ステップS21に移行する。
ステップS21では、各パラメータを所定領域に格納して終了処理を実行する。
〈投稿受付処理〉
図3ステップS17における投稿受付処理について図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0042】
ステップS31では、投稿された文書情報に付されている属性情報を判定する。投稿された文書情報の属性情報が「参考」または「ノウハウ」である場合にはステップS32に移行し、「質問」である場合にはステップS36に移行し、「回答」である場合にはステップS42に移行する。
▲1▼参考・ノウハウ
ステップS32では、投稿された文書情報を、たとえば、図11に示すようなデータレコードの形式にして、文書保存手段102に格納する。
【0043】
ステップS33では、投稿された文書情報の属性情報や含まれる分類フォルダ、他の文書情報との関係情報などを、たとえば図12に示すようなテーブルにより関係保存手段103に格納する。
ステップS34では、キーワード保存手段104に格納されているキーワードに基づいて、投稿された文書情報中に含まれるキーワード検索を行う。キーワード保存手段104に格納されているキーワードは、たとえば図13に示すようなテーブルで構成されている。
【0044】
キーワードテーブル710は、キーワードID欄711、キーワード文字列欄712で構成されている。キーワード文字列欄712に格納されているキーワードは、それぞれキーワードID欄711に格納されているキーワードIDと対応しており、いわゆるシソーラス辞書を用いて同義語群をひとまとめにして同一キーワードIDに割り当てるように構成している。図13の例では、「パソコン」および「パーソナルコンピュータ」が同義語群としてキーワードID101に割り当てられている。
【0045】
投稿された文書情報のデータレコード600をこのようなキーワードテーブル710を用いて検索する場合を図14に示す。
文書情報のデータレコード600のうち、タイトル欄603、内容欄605中に含まれるテキストデータを品詞毎の単語に切り出す形態素解析処理を行う。形態素解析処理により切り出された単語と、キーワードテーブル710中に含まれる各キーワードとを比較して、その出現頻度を判定する。この結果、データレコード600中に含まれるキーワードの出現頻度を示す出現回数テーブル720を生成することができる。
【0046】
ステップS35では、キーワード検索結果に基づいてプロファイル保存手段107に格納されているプロファイル情報の更新を行う。キーワード検索手段105は、前述したような形態素解析を利用したキーワード検索を行った結果、出現回数テーブル720を生成し、これに基づいて、図15に示すようなプロファイル更新テーブル730をプロファイル保存手段107に通知する。
プロファイル更新テーブル730は、発言ID欄731、利用者ID欄732、属性情報欄733、キーワードID欄734、出現回数欄735などを備えている。このプロファイル更新テーブル730は、文書情報に対して投稿順に付されるシリアル番号を発言IDとして発言ID欄731に格納し、投稿を行った利用者の利用者IDを利用者ID欄732に格納し、文書情報の属性情報を属性情報欄733に格納し、出現回数テーブル720の内容をキーワードID欄734および出現回数欄735に格納するようにする。
【0047】
プロファイル保存手段107では、キーワード検索手段105から通知されるプロファイル更新テーブル730に基づいて、利用者の個人情報に対応するキーワード出現回数情報を更新する。プロファイル保存手段107に格納されているキーワード出現回数情報の一例を図16に示す。
出現回数情報テーブル740は、利用者ID欄741、キーワードID欄742、総出現回数欄743、ランキング欄744などを備えている。これまで利用者が投稿した各文書情報中に含まれるキーワードの出現回数は、キーワードID毎に累計されて総出現回数欄743に格納されている。また、総出現回数欄743に格納されている各キーワードIDの累積出現回数の降順で各キーワードIDをソーティングし、その結果をランキング欄744に格納している。
【0048】
キーワード検索手段105からプロファイル更新テーブル730が通知されると、プロファイル保存手段107ではプロファイル更新テーブル730に格納されている出現回数情報を、キーワードID毎に総出現回数欄743の累積出現回数に加算するとともに、累積出現回数に基づいてソーティングを行い、出現回数情報テーブル740を更新する。
出現回数情報テーブル740は、文書情報の属性情報ごとにレコードを形成することも可能であり、「質問」の属性情報を除く他の属性情報の文書情報だけについて集計するように構成することも可能である。
【0049】
▲2▼質問
ステップS36では、ステップS32と同様にして、投稿された文書情報を文書保存手段102に格納する。
ステップS37では、ステップS33と同様にして、投稿された文書情報の属性情報や含まれる分類フォルダ、他の文書情報との関係情報などを関係保存手段103に格納する。
ステップS38では、ステップS34と同様にして、キーワード保存手段104に格納されているキーワードに基づいて、投稿された文書情報中に含まれるキーワード検索を行う。
【0050】
ステップS39では、ステップS35と同様にして、キーワード検索結果に基づいてプロファイル保存手段107に格納されているプロファイル情報の更新を行う。
ステップS40では、キーワード検索手段105によるキーワード検索結果と、プロファイル保存手段107に格納されているキーワード出現回数情報とに基づいて、この文書情報について関連情報を提供可能であると推測される情報提供者をプロファイル保存手段107から抽出する。
【0051】
たとえば、キーワード検索手段105によるキーワード検索を行った結果、
図14に示すような出現回数テーブル720を生成する。また、プロファイル保存手段107の出現回数情報テーブル740を参照し、ランキング欄744の上位に位置するキーワードIDを出現回数テーブル720中のキーワードIDと照合して一致するか類似するような利用者IDのデータを検索する。この結果、ランキング欄744中のキーワードIDが出現回数テーブル720中のキーワードIDと一致または類似するような利用者IDがあれば、関連情報を提供可能であると推測される情報提供者として抽出し、その個人情報を情報提供要求手段121に送出する。
【0052】
ステップS41では、抽出された情報提供者に対して情報提供要求通知を送信する。たとえば、図2に示すように、抽出された情報提供者が利用者Cであるような場合、個人情報板制御手段109を通じて個人情報板203に情報提供要求通知を送信する。
情報提供要求通知を受けた利用者Cの端末装置では、図17に示すように、個人情報板522のメッセージ表示部528に、文書情報の投稿があったフォルダ名を表示し、「あなたが回答可能と思われる質問があった」旨の表示を行う。この場合、文書情報の発言IDを表示するように構成することも可能であり、文書情報の投稿を行った利用者の利用者IDを表示するように構成することも可能である。
【0053】
メッセージ表示部528でメッセージを選択し、詳細ボタン529をクリックすると該当する文書情報を表示する画面となり、この文書情報の内容を閲覧することが可能となる。
▲3▼回答
ステップS42では、ステップS32と同様にして、投稿された文書情報を文書保存手段102に格納する。
ステップS43では、ステップS33と同様にして、投稿された文書情報の属性情報や含まれる分類フォルダ、他の文書情報との関係情報などを関係保存手段103に格納する。
【0054】
ステップS44では、元となった質問の属性情報を有する文書情報(第1の文書情報)を投稿した利用者(第1の利用者)に対して関連する文書情報(第2の文書情報)が投稿された旨の関連情報通知を送信する。ここでは、関係保存手段103に保存されている関係情報に基づいて、第1の文書情報の発言ID、第1の利用者の利用者ID、第2の文書情報の発言IDなどを関連情報通知手段122に通知する。関連情報通知手段122では、第1の文書情報に対する回答があった旨の関連情報通知を生成し、個人情報制御手段109を介して、第1の利用者である利用者Aの個人情報板201に関連情報通知を行う。
【0055】
関連情報通知を受けた利用者Aの端末装置では、図18に示すように、個人情報板522のメッセージ表示部528に、「あなたの質問への回答があった」旨の表示を行う。この場合、元の文書情報の発言ID、回答の文書情報の発言IDを表示するように構成することも可能であり、文書情報の投稿を行った利用者の利用者IDを表示するように構成することも可能である。
メッセージ表示部528でメッセージを選択し、詳細ボタン529をクリックすると該当する文書情報を表示する画面となり、この文書情報の内容を閲覧することが可能となる。
【0056】
ステップS45では、第1の文書情報に対して便乗希望要求通知があったか否かを判別する。便乗希望要求の通知があった場合にはステップS46に移行する。
ステップS46では、便乗希望要求の通知を行った利用者(第3の利用者)に対して、回答の文書情報が投稿された旨の便乗回答通知を行う。ここでは、関係保存手段103に保存されている関係情報に基づいて、第1の文書情報の発言ID、第2の文書情報の発言IDなどを便乗回答通知手段123に通知する。便乗回答通知手段123では、第1の文書情報に対する回答があった旨の便乗回答通知を生成し、個人情報制御手段109を介して、第3の利用者である利用者Bの個人情報板202に便乗回答通知を行う。この場合も、個人情報板522のメッセージ表示部528(図18参照)に、「利用者Aさんの質問への回答があった」旨の表示を行うように構成できる。
【0057】
ステップS47では、ステップS34と同様にして、キーワード保存手段104に格納されているキーワードに基づいて、投稿された文書情報中に含まれるキーワード検索を行う。
ステップS48では、ステップS35と同様にして、キーワード検索結果に基づいてプロファイル保存手段107に格納されているプロファイル情報の更新を行う。
このようにした第1実施形態では、質問の文書情報に対して回答可能な利用者を自動的に抽出して通知することが可能であり、関連情報の取得を迅速に行うことを可能とする。また、同様の疑問を持つ利用者にとっても同時に情報を共有することができ、回答を行う利用者の煩わしさも減少させることができる。
【0058】
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態に係る情報共有システムの概略構成を図19に示す。
この第2実施形態で用いられるサーバ装置100は、第1実施形態とほぼ同様に構成されており、利用者から投稿される文書情報の掲示板として機能する情報掲示手段101、文書保存手段102、関係保存手段103、キーワード保存手段104、キーワード検索手段105、プロファイル保存手段107、情報提供者判別手段108、個人情報板制御手段109などの各機能部を備えている。
【0059】
また、情報掲示手段101は、利用者からの投稿を受け付けるための投稿受付部111、利用者からの閲覧要求を受け付けて各文書情報を閲覧させるための閲覧受付部112、各文書情報に対する便乗希望要求を受け付けるための便乗希望受付手段113などを備えている。
さらにサーバ装置100は、その他の機能部として、情報提供者判別手段108によって抽出した情報提供者となる利用者の個人情報を受信して、該当する利用者に対して情報提供を促すための通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して情報提供要求通知を送信させる情報提供要求手段121、第1の文書情報に関連する第2文書情報の投稿があった旨の通知を関係保存手段103から受信して、第1文書情報を投稿した利用者に対する通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して関連情報通知を送信させる関連情報通知手段122、第1の文書情報に関連する第2文書情報の投稿があった旨の通知を関係保存手段103から受信して、便乗希望要求を通知した利用者に対する通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して便乗回答通知を送信させる便乗回答通知手段123などを備えている。
【0060】
また、サーバ装置100は、キーワード保存手段104に保存されるキーワードを追加・削除するためのキーワード編集手段131を備えている。キーワード編集手段131は、システム管理者からのマニュアルでのキーワードの追加・削除を受け付けるように構成できる。また、投稿された文書情報に対して形態素解析処理を実行し、切り出された単語のうち出現回数の多いものについてシソーラス辞書による同義語群を形成して、キーワード保存手段103に追加していくように構成することも可能である。
【0061】
さらに、各キーワードに対して重み情報を設定しキーワード保存手段104に格納するように構成できる。この場合、キーワード編集手段131により各キーワードに設定された重み情報を編集するように構成でき、各キーワードの重要度をフォルダ毎に設定したり、トレンドに沿って変更することが可能となる。
〔第3実施形態〕
情報掲示手段101の投稿受付部111では、利用者に対するアンケート調査を行って利用者からの意見情報の投稿を受け付けるアンケート調査手段を備える構成とすることができる。
【0062】
この場合、アンケート調査手段から意見情報を抽出して文書保存手段102またはプロファイル保存手段107に格納するように構成することができる。
蓄積された利用者の意見情報を用いて、利用者の意見を分析し、これを各サービスに反映させることが可能となる。
〔第4実施形態〕
本発明の第4実施形態に係る情報共有システムの概略構成を図20に示す。
この第3実施形態で用いられるサーバ装置100は、第1実施形態とほぼ同様に構成されており、利用者から投稿される文書情報の掲示板として機能する情報掲示手段101、文書保存手段102、関係保存手段103、キーワード保存手段104、キーワード検索手段105、プロファイル保存手段107、情報提供者判別手段108、個人情報板制御手段109などの各機能部を備えている。
【0063】
また、情報掲示手段101は、利用者からの投稿を受け付けるための投稿受付部111、利用者からの閲覧要求を受け付けて各文書情報を閲覧させるための閲覧受付部112、各文書情報に対する便乗希望要求を受け付けるための便乗希望受付手段113などを備えている。
さらにサーバ装置100は、その他の機能部として、情報提供者判別手段108によって抽出した情報提供者となる利用者の個人情報を受信して、該当する利用者に対して情報提供を促すための通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して情報提供要求通知を送信させる情報提供要求手段121、第1の文書情報に関連する第2文書情報の投稿があった旨の通知を関係保存手段103から受信して、第1文書情報を投稿した利用者に対する通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して関連情報通知を送信させる関連情報通知手段122、第1の文書情報に関連する第2文書情報の投稿があった旨の通知を関係保存手段103から受信して、便乗希望要求を通知した利用者に対する通知を生成し、個人情報板制御手段109を介して便乗回答通知を送信させる便乗回答通知手段123などを備えている。
【0064】
また、サーバ装置100は、各利用者に対して個人情報板以外の方法で通知を行うための外部通知手段132を備えている。外部通知手段132は、E−mailを送信するためのメール送信アプリケーションやメッセージの通知が可能なインスタントメッセージなどであり、利用者の端末装置200上で常時起動しているようなものが好ましい。
情報提供要求通知、関連情報通知、便乗回答通知などの利用者への通知が発生した場合、情報提供要求手段121、関連情報通知手段122、便乗回答通知手段123は個人情報板制御手段109を介して通知を行うとともに、該当する利用者に対して外部通知手段132を介して通知を行う。
【0065】
このことにより、この情報共有システムにアクセスを行っていない利用者に対してもリアルタイムで通知を行うことが可能となり、効率の良い情報共有を行うことが可能となる。
また、ゲストIDでログインした仮利用者に対してもメールアドレスやインスタントメッセージ上のニックネームなどをプロファイル保存手段107で管理することで、これらの通知を発信することが可能となり、質問に対する回答者の幅が大きく広がることとなる。
【0066】
<付記>
(付記1)
利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して前記文書情報の閲覧を行わせる情報共有システムであって、
利用者から投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて前記文書情報の閲覧を行わせる情報掲示手段と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報を格納する文書保存手段と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し前記属性情報および関係情報とを格納する関係保存手段と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報の解析に用いるためのキーワードを格納するキーワード保存手段と、
前記キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて前記情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索するキーワード検索手段と、前記情報掲示手段に投稿された文書情報について前記キーワード検索手段により検索されたキーワード出現回数情報を計数し、前記文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けて前記キーワード出現回数情報を格納するプロファイル保存手段と、
第1の利用者により前記情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードと、前記プロファイル保存手段に格納されているキーワード出現回数情報とに基づいて、前記第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報を前記プロファイル保存手段から抽出する情報提供者判別手段と、
前記第2の利用者に対して前記情報掲示手段に前記第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う情報提供要求手段と、
を備える情報共有システム。
【0067】
(付記2)
前記情報掲示手段に対して前記第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合、前記第1の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う関連情報通知手段をさらに備える付記1に記載の情報共有システム。
(付記3)
前記キーワード保存手段に格納されているキーワードの追加、削除などの編集を行うキーワード編集手段をさらに備える、付記1または2に記載の情報共有システム。
【0068】
(付記4)
前記キーワード保存手段は、前記情報掲示手段に投稿された文書情報に対して形態素解析を行って得られた語彙をその出現回数に基づいてランキングされたキーワードとして格納する、付記1〜3のいずれかに記載の情報共有システム。
(付記5)
前記キーワード保存手段は、各キーワードに設定される重み情報を格納する、付記1〜4のいずれかに記載の情報共有システム。
【0069】
(付記6)
前記キーワード編集手段は各キーワードに設定される重み情報の更新が可能である、付記5に記載の情報共有システム。
(付記7)
前記情報掲示手段はアンケート調査に対する利用者の意見投稿を受け付けるアンケート調査手段を含み、前記アンケート調査手段から得られる利用者の意見を蓄積するアンケート結果保存手段をさらに備える、付記1〜6のいずれかに記載の情報共有システム。
【0070】
(付記8)
前記第1の文書情報の関連情報を希望する旨の便乗希望要求を第3の利用者から受け付ける便乗希望受付手段と、
前記情報掲示手段に対して前記第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合に、前記第3の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う便乗回答通知手段と、
をさらに備える付記2に記載の情報共有システム。
【0071】
(付記9)
システム側から各利用者に対して個別の通知情報を送信するための個人情報板制御手段をさらに備え、前記情報提供要求手段、関連情報通知手段および便乗回答通知手段は前記個人情報板制御手段を介して通知を行う、付記8に記載の情報共有システム。
(付記10)
前記情報提供要求手段、関連情報通知手段および便乗回答通知手段は前記個人情報板制御手段を介して通知を行うとともに、該当する利用者に対してE−mailまたはインスタントメッセージなどの外部通知手段を用いて通知を行う、付記9に記載の情報共有システム。
【0072】
(付記11)
前記プロファイル保存手段に格納される個人情報が仮の利用者である旨の情報を含む、付記1〜10のいずれかに記載の情報共有システム。
(付記12)
利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して前記文書情報の閲覧を行わせる情報共有方法であって、
利用者から情報掲示手段に対して投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて前記情報掲示手段上にある文書情報の閲覧を行わせる段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報を蓄積する段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し前記属性情報および関係情報を格納する段階と、
キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて前記情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索する段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報についてキーワード検索結果に基づいてキーワード出現回数情報を計数し、前記文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けてプロファイル保存手段に保存する段階と、
第1の利用者により前記情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードと、前記プロファイル保存手段に保存されているキーワード出現回数情報とに基づいて、前記第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報を前記プロファイル保存手段から抽出する段階と、
前記第2の利用者に対して前記情報掲示手段に前記第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階と、
を備える情報共有方法。
【0073】
(付記13)
前記情報掲示手段に対して前記第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合、前記第1の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階をさらに備える付記12に記載の情報共有方法。
(付記14)
前記第1の文書情報の関連情報を希望する旨の便乗希望要求を第3の利用者から受け付ける段階と、
前記情報掲示手段に対して前記第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合に、前記第3の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階と、
をさらに含む付記13に記載の情報共有方法。
【0074】
(付記15)
利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して前記文書情報の閲覧を行わせる情報共有方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
利用者から情報掲示手段に対して投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて前記情報掲示手段上にある文書情報の閲覧を行わせる段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報を蓄積する段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し前記属性情報および関係情報を格納する段階と、
キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて前記情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索する段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報についてキーワード検索結果に基づいてキーワード出現回数情報を計数し、前記文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けてプロファイル保存手段に保存する段階と、
第1の利用者により前記情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードと、前記プロファイル保存手段に保存されているキーワード出現回数情報とに基づいて、前記第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報を前記プロファイル保存手段から抽出する段階と、
前記第2の利用者に対して前記情報掲示手段に前記第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階と、
を含む情報共有方法のプログラム。
【0075】
【発明の効果】
本発明では、知りたい情報に対して豊富な知識を備える人物を自動的に選別し、情報を知りたい人に紹介することで、情報共有を効率よく行うことができ、文書化されていない情報や検索が困難な情報についても容易にたどり着くことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本構成を示すブロック図。
【図2】第1実施形態の概略構成図。
【図3】その制御フローチャート。
【図4】その制御フローチャート。
【図5】ログイン画面の説明図。
【図6】ログイン画面の説明図。
【図7】画面構成例の説明図。
【図8】画面構成例の説明図。
【図9】画面構成例の説明図。
【図10】画面構成例の説明図。
【図11】データレコードの説明図。
【図12】関係情報テーブルの説明図。
【図13】キーワードテーブルの説明図。
【図14】キーワード検索の説明図。
【図15】キーワード回数テーブルの説明図。
【図16】キーワード回数情報テーブルの説明図。
【図17】画面構成例の説明図。
【図18】画面構成例の説明図。
【図19】第2実施形態の概略構成図。
【図20】第4実施形態の概略構成図。
Claims (5)
- 利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して前記文書情報の閲覧を行わせる情報共有システムであって、
利用者から投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて前記文書情報の閲覧を行わせる情報掲示手段と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報を格納する文書保存手段と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し前記属性情報および関係情報とを格納する関係保存手段と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報の解析に用いるためのキーワードを格納するキーワード保存手段と、
前記キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて前記情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索するキーワード検索手段と、前記情報掲示手段に投稿された文書情報について前記キーワード検索手段により検索されたキーワード出現回数情報を計数し、前記文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けて前記キーワード出現回数情報を格納するプロファイル保存手段と、
第1の利用者により前記情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードと、前記プロファイル保存手段に格納されているキーワード出現回数情報とに基づいて、前記第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報を前記プロファイル保存手段から抽出する情報提供者判別手段と、
前記第2の利用者に対して前記情報掲示手段に前記第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う情報提供要求手段と、
を備える情報共有システム。 - 前記情報掲示手段に対して前記第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合、前記第1の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う関連情報通知手段をさらに備える請求項1に記載の情報共有システム。
- 前記第1の文書情報の関連情報を希望する旨の便乗希望要求を第3の利用者から受け付ける便乗希望受付手段と、
前記情報掲示手段に対して前記第1の文書情報に関連する第2の文書情報の投稿があった場合に、前記第3の利用者に対して第2の文書情報の投稿があった旨の通知を行う便乗回答通知手段と、
をさらに備える請求項2に記載の情報共有システム。 - 利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して前記文書情報の閲覧を行わせる情報共有方法であって、
利用者から情報掲示手段に対して投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて前記情報掲示手段上にある文書情報の閲覧を行わせる段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報を蓄積する段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し前記属性情報および関係情報を格納する段階と、
キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて前記情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索する段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報についてキーワード検索結果に基づいてキーワード出現回数情報を計数し、前記文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けてプロファイル保存手段に保存する段階と、
第1の利用者により前記情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードと、前記プロファイル保存手段に保存されているキーワード出現回数情報とに基づいて、前記第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報を前記プロファイル保存手段から抽出する段階と、
前記第2の利用者に対して前記情報掲示手段に前記第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階と、
を備える情報共有方法。 - 利用者が使用する端末とネットワークを介して接続され、端末を介して利用者が投稿する文書情報を受け付けるとともに、端末からの閲覧要求に応じて利用者に対して前記文書情報の閲覧を行わせる情報共有方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
利用者から情報掲示手段に対して投稿される文書情報を受け付け、利用者からの要求に応じて前記情報掲示手段上にある文書情報の閲覧を行わせる段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報を蓄積する段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報の属性情報から他の文書情報との関係を示す関係情報を判定し前記属性情報および関係情報を格納する段階と、
キーワード保存手段に格納されたキーワードに基づいて前記情報掲示手段に投稿された文書情報に含まれるキーワードを検索する段階と、
前記情報掲示手段に投稿された文書情報についてキーワード検索結果に基づいてキーワード出現回数情報を計数し、前記文書情報を投稿した利用者の個人情報に関連付けてプロファイル保存手段に保存する段階と、
第1の利用者により前記情報掲示手段に投稿された第1の文書情報に含まれるキーワードと、前記プロファイル保存手段に保存されているキーワード出現回数情報とに基づいて、前記第1の文書情報の関連情報を提供可能であると推測される第2の利用者の個人情報を前記プロファイル保存手段から抽出する段階と、
前記第2の利用者に対して前記情報掲示手段に前記第1の文書情報の投稿があった旨の通知を行う段階と、
を含む情報共有方法のプログラム。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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ID=32895511
Family Applications (1)
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